2014年11月10日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




フランスの原子力発電所に「正体不明の謎の無人機」が飛来し続ける中、メキシコの原発上空にも謎の無人飛行体が出現



fr-drone-top.gif

▲ 2014年11月6日の WPSU より。



フランス原発上空を1ヶ月にわたり旋回する飛行体の正体

この、「フランスの原子力発電所の上空に正体不明の無人機が飛来し続けている」というニュースは、日本でもいくつか報道されているので、ご存じの方も多いかもしれません。

下はその内容を報道した AFP の記事です。

仏原発にまた謎の無人機、東部のビュジェ原発
AFP 2014.11.09

フランス東部ビュジェの原子力発電所は11月8日、正体不明の無人機が6日に同原発上空を飛行したと明らかにした。

同原発のホームページに掲載された発表によると、「原発の監視担当チームが、無人機に類似した機体が原発敷地の境界付近の飛行禁止空域に侵入しているのを確認した」という。

同原発の周辺ではこれ以前にも4機の飛来が確認されているが、これまでのところ原発の稼働への影響は出ていない。

今年10月19日以降にフランス国内の原発周辺で飛行しているのが見つかった正体不明の無人機は、これで19機となった。同国は原発依存度が高く、19か所の原子力発電所で、58基の原子炉が稼働している。

と、10月以来、19機の謎の無人機がフランスの原発の上空に飛来してきているのですが、実はこれはもう少し前からあったことかもしれず、例えば、冒頭に載せました記事の写真は 9月 9日にフランス南西部のペサックという場所で撮影されたものなのですので、比較的以前から飛び回っていたものかもしれません。

私はこのニュースを知った時、

同型機か、あるいは同じような無人機が、複数回飛来しているのだろう

ということと、

原発当局は無人機の形式やタイプをすでに把握しているのだろう

と自然に思いこんでいたのですが、フランスのメディアに掲載されている写真を見て、何が何やらわからない感じとなってきました。

というのも、今回の報道で使われている多くは、実際に現場で撮影されたものではなく、「イメージ的なもの」だと思うのですが、記事で使われる無人機の形状が「パラパラ」なのです。

ということは、目撃情報が曖昧なのか、あるいは、当局は飛行している無人機のタイプを把握していないのか、それとも、いろいろなタイプの無人機が来ているのか、それさえよくわかりません。試しにフランスのメディアの記事をいくつかご覧になっていただきたいと思います。

報道の内容そのものは上のAFPと同じようなもので、無人機の所属や目的は不明のままのようです。

ビュジェ原子力発電所の上空に飛来するフランスの報道の数々

fr-drone-red1.gif
BMF TV


fr-drone-white1.gif
L'union-L'Ardennais


fr-drone-black3.gif
Jeanmarcmorandini


などいろいろな色や形状のものが記事として使われています。

なお、ここでは「無人機」という言葉を使っていますが、英語やフランス語の記事では「ドローン( drone )」という単語が使われています。

そして、上の報道の写真がイメージ的なものであったとしても、ある程度、目撃情報などから、それらの写真を使っているのだとすれば、どうやら、フランスの原発の上空を飛行しているのは、円形の無人機のようです。

日本でいうと、マルチコプターというのが、それと同じようなものとなるでしょうか。

このマルチコプターを含めた「無人機」は、娯楽用としても使われますが、実際には、社会的にも、非常に多くの用途で使われていて、たとえば、今年8月には、 Google が物流や災害地での物資運搬などのための無人機プロジェクトを起ち上げたことが記事になっていました。

Google、小型無人機(ドローン)プロジェクトを発表 オーストラリアで配達テストを公開
THP 2014.08.29

google-wing-project.jpg

Google が物流用の小型無人機開発計画 Project Wing を発表しました。オーストラリアで実施された公開試験に登場した試作機は、重さ10kg程度の小型ドローン。

Project Wing は、Googleの先端技術研究所 Google X で2年前から秘密裏に開発が進められていた計画。Google X といえば自動運転ロボットカーや、メガネ型端末 Google Glass を開発した組織です。

Project Wing の目的は、災害で孤立した地域など通常の手段では物流が難しい場所に、医薬品やバッテリー、修理部品、道具などを迅速に届けること。

また、アマゾンも物流用にマルチコプター型の無人機での配送システムの開発をおこなっています。

2014-08-29-primeair-thumb.jpg

▲ アマゾンのデモ無人機。


そして、今回調べていてわかったのは、少なくともフランスでは、発電所のメンテナンスなどにこの無人機が大活躍しているもののようです。

下は、フランスの電力会社が原子力発電所のメンテナンス用に、無人機を活用していることが記載されているページです。写真では風力発電か何かに見えますが、発電所全体として無人機は多く使われているようです。

fr-drone-tool.gif
L'union-L'Ardennais


そんなわけで、無人機で原発のメンテナンスができる・・・という事実は、

逆メンテもできる

ということになる可能性もあります。

「逆メンテ」という日本語は存在しなさそうですが、つまりは、メンテナンスの反対のことをおこなうことで、「部分的に機能を破壊したり、部分的に誤作動を起こさせる」ことくらいは無人機だけでもできそうです。

そして、何より、フランスは「世界で最も原発依存度が高い国」です。

ダントツといってもいいかと思います。

plant-nuke.gif
主要国の電源別発電所電力量の構成比

上の表は 2007年のものですが、現在もあまり変わらず、フランスの発電のうち約 75%が原子力だそうです。

そんなフランスの原子力発電所に飛来し続けるドローンの目的は……。

ところで、これらのマルチコプター的な形状の無人機で思い出すのが、今年2月の、

4月5日に実行される「全世界での偽UFO出現」計画
 2014年02月24日

という記事です。



無人機とUFOの関係の歴史

この記事は、イギリスにあるミスター・ジャイロという名称のマルチコプターでの撮影を趣味としているグループが、

「マルチコプターに LED を搭載して UFO のようなものを作れないだろうか」

ということを実験するために、下の自作機を作り、2013年 10月4日の午後7時、英国グロスターシャーの上空に飛ばしたのでした。

mrgyro-ufo-007.jpg


そうしましたら、これが「UFO事件」として、下のように地元紙に掲載されたのをキッカケに、英国で 20近くの新聞雑誌に、この「グロスターシャーの UFO 事件」が大々的に報じられたのでした。

uk-ufo-7.gif


これに味をしめた(?)グループは、次に「世界」をターゲットにします。
すなわち、

「全世界で同時にこれを飛ばそう」

という計画です。

ミスター・ジャイロは、この計画を「ビッグ UFO プロジェクト」と命名、インターネット上で参加者を募り、2月の終わりの時点では、20カ国ほどの人びとが参加を表明していました。

この計画の実行日は「2014年4月5日 世界時午後8時」と決まりました。

ところが……ある時を境に、このサイト自体が消えてしまっていたのでした。

参加表明をするためのページが表示されていた URL も消えていました。

自主的にやめたのか、何らかの圧力があったのかはわからないですが、4月5日には何も起きませんでした。

しかし、この世で目撃される未確認飛行物体として世に出る写真や映像の中には、無人機「的」なものは大変に多く、UFO サイトなどを見てみますと、最近 10日間くらいの間の写真だけでも、以下のような無人機やマルチコプター的なものが撮影されています。

すべて、UFOs Sightings というサイトからのものですが、ここは日付け以外の説明がないので、場所はわからないですし、本当にその日に撮影されたものかどうかはわかりません。

あくまで参考としての写真です。

2014年11月6日

ufo-drone-1.jpg


2014年10月31日

ufo-drone-2.jpg


2014年10月28日

ufo-drone-3.jpg


3枚目のはドローンというよりギャオスっぽいですが、これらには何となく「ドローン性」が見てとれないこともないです。

そういえば、今から4年前の 2010年 10月13日、ニューヨークのマンハッタン上空に多数の飛行物体が現れ、テレビなどのメディアを含めて大きく報道されたことがありました。

その時のことは、過去記事、

10.13 ニューヨーク UFO 騒動:予告通り? マンハッタン上空に続々と UFO が登場
 2010年10月14日

という記事に書いたことがありますが、下のような光る物体がマンハッタン上空に多数出現しました。

ny-ufo.jpg


この出来事は、マンハッタンの午後6時頃に起きた、つまり、会社帰りの人が多い時間帯であったために目撃者が多かったことも特徴でした。

下のように、各局のテレビレポーターが現地に駆けつけても、まだ間に合うほど長時間、ニューヨークの上空に光る飛行物体は飛び続けていたようです。

ny-2-10-13.jpg
・アメリカ abc テレビ


これらの一連のものが何かは、わからないとしか言いようがないのですが、先に書いた「ビッグ UFO プロジェクト」のように、ごく一般人でもフェイク UFO を作り、それをメディアで取り上げさせることは比較的簡単なことですので、もう少し大きな団体なり組織なら、いろいろできるのではないかとも想像します。

このあたりの話は過去記事の、

ミスター・スノーデンが示唆する米英政府機関の「 UFO での大衆マインドコントロール作戦」
 2014年03月19日

で書きました、このタイトル通りのことを連想させますし、あるいは、

「アメリカ国家はエイリアンの支配層にコントロールされている」と全世界で報道された 2014年 1月 14日に
 2014年01月15日

という記事でご紹介したものですが、

イランの国営メディアが「アメリカ政府はエイリアンに支配されている」と報じた

ことがありました。

iran-003.gif

そのことに対して、米国の経済紙フォーブスの記者は、そのイランの国営通信の報道に対して、

> これは狂気的な陰謀論であると思われる。そして、自然に考えれば、その背後にはロシアが関与している。

と断じました。

上の記事で、フォーブスの記事を全文翻訳していますので、ご興味のある方はお読みいただければ幸いですが、フォーブスの記事の中には、

「良く出来た陰謀論には納得性のある色つやのついた真実が必要だ。狂気の部分をカムフラージュするために知的な覆いが必要なのだ」

という記述があります。

この

> 色つやのついた真実

という部分に「現実に起きているいろいろなこと」が含まれているのだとは思うのですが、それと「狂気的な陰謀論」との関係性の「実態」は、私たち一般人にはわかりようのない部分であるとも思っています。




メキシコの原発にも現れた無人機

そして、フランスの原発に続き、11月5日には、メキシコのベラクルスにあるラグナ・ベルデ原子力発電所( Laguna Verde Nuclear Power Station )の周辺を「謎の飛行体が周回する」という出来事が、こちらは正式な報道ではないですが、いくつかのミステリアス系サイトなどで報じられています。

Laguna-Verde.jpg

▲ ラグナ・ベルデ原子力発電所。Wikipedia より。


その様子は、YouTube に動画もアップされています。

それを短くしたのが下の動画です。




まあ、いろいろとわからないものが世界の空を飛んでいるわけですが、これまでのように、ただ単に現れるのではなく、「原子力発電所の周辺に出現する」ということがどんなことを意味しているのか……ということがわかれば苦労しないわけですが、仮に単に攻撃などをしたいだけなら、目立つ昼間に出現せずに、夜中に飛来すればいいことで、理由はともかく、フランスの場合などにしても、

「見せている」

ことは感じます。

これからこの世の中にさらにどんなものが出現するのか予測できないですが、何が現れても、それまでの各々のご自身の価値判断で考えられることが最も大切なはずです。

そして、それが真実に結びつくのだと思いたいです。