2014年11月24日



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ブルガリア政府が国家機密を解除し公開された「ババ・バンガの2015年の予言」の内容と公開の背景



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▲ 2014年11月22日のロシアのメディア Zagopod より。



これまでブルガリア国家最高機密として公開されていなかったババ・バンガの予言の一部が公開へ

このババ・バンガ( Baba Vanga / 1911年-1996年)という方は、ブルガリアで、というより、現代で最も有名な予言者のひとりだといえる人で、バンガに関しては様々な予言の言葉とされるものが残されています。

そして、その言葉の多くは公開されて残っているものだと私は思っていたのです。
ところが、先日、上のニュースを見たのでした。

この記事の中には、

晩年のバンガの予言はブルガリア安全保障当局が記録し、それらの予言は「国家最高機密」扱いとされた。

とあり、バンガの多くの予言は「非公開」だったということになります。

つまり、これまで世で流布していたバンガの予言の言葉は、口頭を記録したものなどを中心として、予言の一部でしかなかったわけで、かつ、正確な記録ではなかった可能性があります。正確な予言の言葉は、ブルガリアの国家保安当局が詳細に記録して保存していたということになるようなのです。

とりあえず、上の記事の内容をご紹介します。

ブルガリア政府が、2015年のバンガ予測を機密解除し公開へ
Zagopod 2014.11.22

ブルガリアのメディアは予期せぬセンセーションに見舞われた。ブルガリア政府が、同国の著名な予言者であるババ・バンガの予言の機密指定を解除し、公表すると発表したのだ。

バンガは生前、数千にのぼる予言をなした。

晩年のバンガはブルガリア国家安全保障委員会に積極的に協力し、その後のバンガの予言は、安全保障当局が記録し、それらの予言はすべて「国家最高機密」として分類された。

先日おこなわれたブルガリアの選挙で勝利した GERB 党のボイコ・ボリソフ党首は、新政権が、バンガの予言を一部公開すると発表した。

まずは、国家安全保障委員会の保管庫に保存されている中の 2015年の予言が公開された。

それによると、2015年、アメリカの大統領が退任する(これについては、バンガは非常に混乱して、また比喩的に語ったという)。彼はその後は政治と一切関わらないが、すべての特権と保護を奪われ、裁判にかけられる可能性がある。

皮肉なことに、ロシアでも大統領が退任するという。
「ロシアは斬首される」とバンガは述べる。

しかし、それは悲劇的なものではなく、ロシア社会が混乱に陥ることもない。むしろ、ロシアはより発展し、それは現在の大統領が築き上げたものであり、その統治は継続する。

ロシアのループルは、2014年からその影響力が強まり、次第にドルより信頼のある通貨となる。ブルガリアもロシアとの関係を強化するだろう。

ウイルスの蔓延が収まらない。ワクチンが作り出され、「最悪期は脱した」とする騒がしい声明が出されるだろうが、逆にウイルスはそこから突然変異による新しいウイルスの形態を獲得し、ウイルスが勝利する。

シベリアとオーストラリア以外の全世界がウイルスで汚染される。

というのが、ブルガリア政府が公開したバンガの「 2015年の世界の予測」です。

ブルガリア政府は「一部を公開する」と表現しているので、すべてではないかもしれません。

内容をまとめると、2015年は、

・アメリカ大統領が退任して、その大統領は厳しい立場となる可能性がある。

・ロシアの大統領も退任するが、ロシア社会は、むしろ発展する。また、ロシア・ルーブルがドルの影響力を上回る通貨となっていく。

・ウイルスによる病気が世界規模で蔓延する。


というようなことで、まあ、大体、現時点でそんな感じになってきているとは思いますので、これがブルガリア政府の捏造したようなものでなければ、何となく、世界がこのようになっていくということに違和感はあまりありません。

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なお、「ウイルスの蔓延」に関しては、現在エボラが西アフリカで蔓延していますので、それを想定してしまいがちですが、強毒性の鳥インフルエンザが日本をはじめとする世界各地で見つかっていることや、あるいは、マダガスカルで、腺ペストにより 40名以上が死亡しているとか、エボラ以外にもいろいろと「芽のようなもの」はあります。

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▲ 2014年11月21日の英国 BBC Madagascar plague outbreak kills 40, says WHO より。


それにしても、ブルガリア政府はなぜ今になってこのようなものを発表したのかな、とは思います。

予言の内容は、ウイルスを別にして、あからさまに「ロシアの栄光」的なものであるわけで、そのあたりにブルガリア政府の意図が含まれているのかもしれません。

ちなみに、今回の出来事はブルガリアでのニュースであるにも関わらず、ブルガリアよりもロシアで大きく報道されています。個人サイトや娯楽メディアではなく、メジャーな一般報道メディアでも多く報じられています。

これは多分、先日の、

ウクライナのドネツクで高高度核爆発攻撃(EMP)がおこなわれたのでは? と噂された報道を見て思う「ロシア」という肖像
 2014年11月22日

という記事の中に書いた、

現代ロシア人は「世界1のオカルト大好き人種」

という部分とも関係しているかもしれません。

もともと、ロシアのメディアにはオカルト関係の記事がわりと多いですが、「オカルト好きなロシア人」の性質を考えると、購読者を増やすためにはオカルト関連記事を多くしていくのが得策だということもありそうです。

何しろ、今回のニュースが出る前でさえ、「ババ・バンガ」をロシア語で検索すると、いくつもの報道やコラムがヒットします。

その中で「 2015年のババ・バンガの予測」を取り上げていたものがありました。
ブルガリア政府の発表より以前のものです。

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▲ 2014年11月9日のロシア Alta Press より。


これはブルガリア政府がバンガの機密文書を公開する前の記事ですので、一般的に世の中で伝えられているものだと思われますが、以下のようなことが書かれていました。

ババ・バンガの2015年の予言

ババ・バンガの予言は、起きる年月に関して正確ではないが、しかし、その後に実際に起きた事件や出来事と、バンガの予言は驚くべき類似を示している。

バンガによれば、2015年は、世界的なカタストロフを巻き起こす出来事がある。しかし、それは地球のすべての人類文明を脅かすものではないという。

現在、バンガの予言に対して懐疑的な立場を持つ人は多いが、その一方で、バンガの予言の正確性の証拠をさらに多く見つけ出している人々もいる。

バンガは現在の世界の2つの終焉について語る。

ひとつは、最後の氷河期以前の区切りだ。

もうひとつの時代の終焉は、2015年の中盤にやってくるという。
それがどのような悲劇なのかは謎のままだが、多くの犠牲者が出る。

また、バンガは、2015年に世界は深刻な経済危機に陥るだろうとしている。これは2つの大国間の緊張の原因となる。世界的な利害関係での紛争と、人が作り出した戦争に起因される大きな地球の変化がある。

このことが地球規模での破壊につながり、世界地図は書き換えられるだろう。

バンガが晩年語ったところによると、世界は巨大な変容に包み込まれるという。ヨーロッパの半分、南米、そして、東南アジアの多くが海水に覆われる。

2015年の後半には、北米大陸の南部、カナダ、そして、ロシアから膨大な数の人々による他の地への移住が始まるだろうという。

結果として、地球の人口は、アメリカ合衆国とロシア中央部に集中する。

という内容のものでした。

この記事はタイトルの「バベル・グロバとノストラダムス、そして、バンガの 2015年の予言」でもわかる通り、ババ・バンガの他に、ノストラダムスの 2015年の予言と、バベル・グロバという人による 2015年の予言が書かれています。

しかし、ノストラダムスに関しては、

「ノストラダムスの 2015年に関しての予言?」

と、そんな概念が存在するのかどうか疑問がありますので、ノストラダムスに関しては今回はスルーしまして、もうひとり名前が挙げられている、パベル・グロバ( Pavel Globa )という人の 2015年の予言も、ついでといっては失礼ですが、記しておたきいと思います。

このパベル・グロバという人は、ノストラダムスとババ・バンガと並べて書かれてあることからもわかるように、ロシアでは有名な占星術師のようです。

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・パベル・グロバ。 Foxcrawl より。

有名な人だから当たるというものでもないでしょうが、このパベル・グロバというロシア人占星術師の予言をご紹介しておきます。

パベル・グロバの2015年の予言

世界のさまざまな国が、世界的な経済危機による失業者の増大、あるいは、ドルの切り下げなどに面している中で、ロシアは良い位置に立つことができる。ロシアの経済政策では、貿易とエネルギーがさらに構築される。

アメリカの世界への影響力が落ちていく中、ロシアは中国と共に世界への影響力を増すだろう。

しかし、ロシアの政治情勢は、当局とロシア国民の間に摩擦を生じさせる可能性があり、国民たちは革命的な感情を持ち、平穏ではない。テロの危険性も増す。

世界中で地震、火山噴火、洪水、津波が頻発する。
シベリアで深刻な火災が発生する可能性がある。
事故も増える。

しかし、良いニュースもある。
科学者が最終的な癌の治療法を発明する可能性がある。

最終的にはロシアが世界的な危機から世界を牽引し、新たな世界のリーダーになるだろう。

こちらも結局は、「ロシアの栄光」を語っていることになり、結局は現在はこういう「ロシア万歳」を唱える方向性というのがスピリチュアルの世界にまで行き渡っているということも言えるのかもしれません。





ウラジーミルの栄光

ババ・バンガの言葉とロシアの関係といえぱ、今年3月の、

「ウラジミールの栄光」や「ロシアのアラスカ編入」のキーワードから連想するババ・バンガの言葉や、お釈迦様の予言、そして、マザーシプトンの隠された予言
 2014年03月23日

など何度か載せたことがあります以下の言葉を思い出します。

「すべてのものが、氷が溶けるように消え去るが、ウラジーミルの栄光、ロシアの栄光は残る唯一のものである。ロシアは生き残るだけではなく、世界を支配する」(1979年)

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Google

いずれにしても、バンガさんをはじめとして、「 2015年は大きな節目となる」と述べる予言者は多いようです。

そして、揃って言うのが「ロシアの時代になる」と。

そのあたりはどうなのだか政治的な予測はできないですが、今年に関しては、政治や経済はともかく、「自然現象の話題では、ロシアの時代だった」ということは言えます。

ロシアでも、特にシベリア地方では、いろいろなことがありました。

ウラル地方チェリャビンスクで夏に降った極めて大きなひょう

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・過去記事「気温40度の中に降った雹…」より。


この「チェリャビンスク」という場所は、2013年に隕石による被害で有名になった場所です。

また、このチェリャビンスクのあるウラル地方では、先日、「夜空に巨大なオレンジ色の光が目撃される」という出来事が起きたことも、先日の、

2014年の終わりまでに開くはずだったマヤ神官の言う「時間の窓」は開かず、ロシア・ウラルの空では人びとが「天空の門」と呼ぶオレンジの光が炸裂する
 2014年11月19日

という記事でご紹介しました。

あとは、今年の夏にシベリア各地に開いたクレーター(シンクホール)ですね。

シベリアに開いた3つのクレーター

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・過去記事「ロシア国防省が報告したというシベリアの穴と地球の磁場反転の関係…」より。



またもロシアに開いた新しい巨大なシンクホール

これはまた別でご紹介できると思いますが、ロシアのソリカムスクという町に巨大なシンクホールが開いたことがつい数日前に報じられていました。

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▲ 2014年11月20日のロシア Meduza より。

住宅と比較すると、この穴の巨大さがよくわかるかと思います。
そして、これもシベリアのクレーター同様に「まん丸に近い形状」となっています。

さわがしくなる時は、その国や場所の政治も経済も、そして自然現象も連動しながら、いろいろとその規模も大きくなっていくというものなのかもしれません。

深刻な経済危機が近いかもしれない、とか、地政学的リスクがわりとリアルに身近でありそうなことは今では誰でも何となく感じているような気もします。そして、自然災害も、増えることはあっても、減っていくような気があまりしない、というのも多くの人びとがわりと共有している感情ではないでしょうか。

そういう意味では、何が予言されようとされまいと、そこにはもはや意外感も恐怖感もなく、そして、私たちの無意識の総意が次の時代を形作るというような意味では、何が起きても案外素直に受け入れられることもできる可能性もあるのかもしれないです。

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