2015年01月08日



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やっぱりこれは地球寒冷化ではないかと思ってしまうのです(オーストラリアの人には申し訳ないですが)



ハワイ・ホノルルでは最低気温の新記録

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▲ 2015年1月7日の sott.net より。今年 1月7日、ホノルル空港の朝の最低気温が、122年前に記録された 15.6度を下回る 13.9度を記録したそうです。




私が馬小屋で生まれた(後に否定)生誕地にて

テレビに関して、最近は、NHK の夜の天気予報だけは毎日見ます。

その時間(午後6時50分頃)にテレビのある部屋に行き、つけるのですが、時間が少し早いと、

「ストップ詐欺被害! 私はだまされない」

という暗いコーナーを見るはめになったりします。

これは、NHK 首都圏ニュースで、平日の毎日、天気予報の前に出てくるコーナーなんですが、アナウンサーの方の、「〇〇だと語る場合はすべて詐欺だと思って下さい」という言葉に暗い気持ちになったりするので、テレビをつけるタイミングも重要です。

よほど被害が多いのだろうとは思いますが、そういえば、先日、うちの奥さんのお知り合いのご老人(男性)と会った時に、何だか不機嫌だったそうです。

奥さん「何かあったんですか?」

と訊きますと、

ご老人「親戚にお金を渡すために銀行の窓口で 300万下ろしたらさ、銀行員が、何に使うのか、だとか、どういう理由で下ろしたのか、誰に渡すのか、とかを延々と聞いてくるんだよ。そんなもん、自分のお金の使い道なんてこっちの勝手だろうと行こうとしたらさ、いつの間にか警察まで来てるんだよ。そして…」

というような展開となり、理由を話しても「その親戚には確認しましたか?」などの質問攻めとなり、いろいろと大変だったそうです。最近は、普通の理由でお金を下ろしただけでも、銀行員は、特に老人の大金の引き下ろしには目を光らせているようです。


さて、それはともかく、昨日(1月8日)、天気予報を見た後にそのままにしていましたら、午後7時の NHK ニュースが始まったんですね。

そうしましたら、トップニュースの映像が、

「北海道 岩見沢市からの中継です」

というナレーションと共に吹雪く北海道 岩見沢市の駅前の映像が流れました。

私の実家のある場所です。
今も両親と妹夫婦が住んでいます。

  「お、岩見沢がトップニュースだぞ」
奥さん「なんかあったの?」
  「雪だよ、雪。岩見沢が全国ニュースのトップに出るのは大雪の時だけだから」


とはいったものの、何だかすごそうでしたので、実家に電話してみましたら、確かに、ここ数日はものすごかったそうです。少し前の新年過ぎくらいまでは暖かかったそうで、

「今年の冬は雪も少なくて暖かいねえ」

とか言っていた直後、一転して、正月過ぎから「雪のカオス」状態に突入して、それがまた、これまで、あまり経験したことのないような壮絶な吹雪だったそうです。

読売新聞の記事に下の部分がありました。

石狩・空知で大雪…岩見沢の積雪、平年の倍
読売新聞 2015.01.04

3日の道内は強い冬型の気圧配置の影響で、石狩北部や空知地方を中心に大雪となった。

積雪の深さは新篠津村で平年の約2・7倍の137センチ、岩見沢市で平年の約2倍の110センチだった。

どうして、ここを抜粋したのかといいますと、ここにある「新篠津(しんしのつ)村」というのは私が生まれた場所なんですよ。生誕地というのか。確か私は馬小屋で生まれたはずです(ウソつけ)。

まあ、生まれたのは病院ですが、このあたりは、私が生まれた 50年ほど前には、冬の移動手段が基本的に徒歩か「馬」しかなく、病弱な私はよく馬車で病院に連れていかれたそうです。




岩見沢に勝っているインドの積雪

そんなわけで、北海道や、日本海側の東北は大変な感じとなっているのですが、ざっと世界を見回してみまして、「現時点で、岩見沢に勝てる豪雪の場所はどこか」ということで、いろいろ見てみたんですけど、こちらですね。

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▲ 2015年1月4日の News 24 Online より。


これは、車の高さから考えても、積雪が岩見沢の1メートルとかの比ではないことがわかります。

ここはどこかと申しますと、見出しにも書きましたが、インドなのですね。インドのヒマーチャル・プラデーシュ州にある、ロータン道路(あるいは、ロタン・ラ)の写真なのです。

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もちろん、平地ではなく、標高の高い場所ですが、インド国内ではあります。

上の記事によりますと、この道路は、中国とパキスタンの国境沿いを通っていて、インド軍の物資の輸送に大変に重要な道路だとのことで、インド軍の軍事上の重要道路であるようです。

そのようなこともあり、懸命な除雪作業をし続けたけれども、あまりの大雪で道路の閉鎖を余儀なくされたようです。


ところで、大雪とは全然関係ないことですけれど、このあたりの場所は、ずいぶんと以前の記事ですが、インド中国の国境沿いでインド国軍による UFO 目撃が相次ぎ、その場所が「北緯 33度線」だったということを書きました記事、

インド軍が対峙するものは何か?: 印中国境の UFO 目撃地帯は「北緯 33度線上」だった
 2012年12月01日

で取り上げた場所と近いですね。

この付近は全体的に、インド軍と中国軍が非常に接近している緊張感のある場所でもあります。

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▲ インド中国の国境地点。左の制服の男性は中国の国境警備兵で、右の華やかな衣装の人は、インド・チベット国境警察隊( Indo-Tibetan Border Police )の兵士です。


この 33度線のあたりにも大雪が降っているのかもしれません。

何しろ、今年のインド北部の寒波はわりと異常なんですよ。

インド北部で続く異常な寒波で50名以上が死亡
 来たるべき地球のかたち 2014年12月26日

という記事などでご紹介したことがありますが、インド北部のいくつかの州では 11月下旬くらいから、ずっと寒波に見舞われ続けています。

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▲ 2014年12月24日のインドの英字メディア THE HINDU より。


上の記事では、「多数死亡」とありますが、気温そのものは、たとえば、日本などよりはるかに暖かいのです。

しかし、暖房器具を持たない人が多いそうで、路上で薪などを焚いて暖をとる人が多く、そのために、理由はいろいろでしょうが、多くの凍死者が出てしまっているようです。


いつの間にか、また寒波の話になっていますが、先日の、

NASA の科学者が発表が示唆する「2015年はミニ氷河期への入口」 : しかし、どのみち、私たちは氷河期の中で生まれて、氷河期の中で死んでいく
 2015年01月03日

という記事でも、雪の話を書いたばかりですけど、本当に雪のニュースは多いですし、まあ、私の実家が「雪のカオス」に襲われているということもあり、雪ネタを少し続けさせていただきます。




ヘルモン山の雪

アメリカやカナダのムチャクチャな寒波は、ある程度、報道されているようにも思いますが、1月7日の BBC によりますと、

・ミネソタ州で氷点下 45度
・サウスダコタ州のファーゴで氷点下 42度
・シカゴで氷点下 33度


などまで下がると見られています。

アメリカの寒波は常態化していく感じもありまして、特筆するようなことがあれば、またご紹介したいですが、その他で印象深い地域としましては、最近のイスラエルの雪があります。

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▲ 2015年1月7日のイスラエル ynet より。


イスラエルは、中心都市のエルサレムでも、上の写真で見る限りでは結構な雪が降っているようなんですが、エルサレムでまとまった雪が降るのが珍しいことかどうかわからないですので、今、結構降っていると。

そして、さらにイスラエル関係で興味を引いたのは、下の報道です。

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▲ 2015年1月3日の ynet より。


どうでもいいですが、上のニュースは動画報道だったのですが、バックに流れていた BGM が、12月に書きました、

スノーマゲドン2014年 : 異常な量と早い時期の大雪に世界が見舞われている理由スノーマゲドン2014年 : 異常な量と早い時期の大雪に世界が見舞われている理由
 2014年12月16日

で書きました、1988年のアメリカ映画『ダイハード』のエンディングロールの曲として名高い、ヴォーン・モンローさんというアメリカの歌手による 1946年の「レット・イット・スノー」でした。

Vaughn-Monroe2.jpg
・「雪のA級戦犯」ヴォーン・モンロー氏(1911-1973年)


それはともかく、ヘルモン山とは?

これは調べてみますと、「世界宗教用語辞書」なんてところに出てきます。

ヘルモン山

レバノンとシリアの国境にある山。標高二八一四メートルで頂には年中雪があり、その壮麗さから聖なる山とされた。イエス伝説に、彼が高い山で弟子ペテロ・ヨハネ・ヤコブの三人をつれて祈っていた時、その体が変貌して太陽のように輝き、モーセやエリヤが現れてイエスと語らったとの話があり、その山を「変貌の山」とするが、ヘルモン山だとの説がある。

とのことで、よくはわからないですが、雪に関しては、

> 年中雪があり、

というようなことが書かれていて、それなら何もメディアで報道するようことではないわなあと思ったと共に、

>レバノンとシリアの国境にある山

がどうして、イスラエルのメディア報道からヘブライ語で報道されている?・・・と思い、ヘルモン山 - Wikipedia を読むと、また違った側面が見えてきたりします。

歴史
最高点はシリアが支配しているが、南部の稜線にあたるゴラン高原は1967年の第3次中東戦争以降イスラエルの支配下にある。

地理
冬から春にかけては降雪があり、3つのピークは一年の大部分は雪で覆われている。(略)この豊富な湧き水と山は、水を求める国家間の争いの対象となってきた。

ヘルモン山は、「白髪の山」「雪の山」と呼ばれる。イスラエルでは、その山頂にレーダー基地があることから、「国家の眼」とも呼ばれる。

聖書地名としてのヘルモン山
新約聖書では、イエス・キリストが弟子を伴いガリラヤ湖畔のベトサイダからヘルモン山南麓のフィリポ・カイサリアの町へ旅したことを伝える。この地でイエスは自分の教会を建てることと、エルサレムに行き、死んで復活することを弟子たちに予告した

エノク書では、ヘルモン山はグリゴリ(見張り)と呼ばれる堕天使の一団が地上に降り立った場所である。

なるほど。

このヘルモン山というのは、宗教的、政治的にいろいろと重要な場所であり、特にこの山の雪から作られる「水」が、周辺の国の争いの元ともなっている。

ということは、ここに雪が降る時には、イスラエルでは毎年のように報道されるものなのかもしれないですね。

先日の雪の記事でも書きましたけれど、イスラエルの周辺の中東地域は、お正月以来、かなりの範囲で雪の直撃を受けてます。

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▲ 2015年1月3日の el-balad より。


もちろん、寒くないところもあります。




南半球のオーストラリアは異常な猛暑だけれど、南極の海氷面積は日々、観測史上最大面積を更新中

たとえば、南半球のオーストラリアでは、地域的に「とんでもない高温」で大変なことになっていたりする地域もあります。パースでは、最高気温が「 44.4度」まで上がり、データセンターの記録用サーバが高温で故障したそう。

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▲ 2015年1月6日のオーストラリア Datacenter Dynamics より。


南半球が暑いというなら、その南半球の頂点である「南極」の海氷量はどうなっているのかといいますと、これが相変わらず「観測史上最大面積で拡大中」となっています。

2014年1月6日の南極の海氷面積の年毎の比較
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Sea Ice Extent – Day 6 – Antarctic/Global Sea Ice Extent Set Another Daily Record


何ともいろいろカオスな状況ですが、ただ、寒波にしても、あるいは猛暑にしても、度が過ぎますと、農作から「食糧」という実際の問題に直直結しないとも限らないわけで、その中で原油価格だとか穀物価格の市場価格の乱高下(主に下がっていますが)も見られていて、2015年から 2016年はどんなことが起きるのか、そして、実際の生活にどのような影響が出るのか。それは今はよくわかりません。

曖昧な部分では何となく予想もできないではないですが・・・。

またも気候の話となりましたが、この冬はこちらの方にも注意したいです。

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