2015年02月01日



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胎内で200種類以上の汚染物質に包まれながら成長して生まれてくる赤ちゃんたちのサバイバル。そして、生まれてからはフッ素で松果体を破壊される子どもたちのサバイバル



へその緒から287種類の汚染物質が検出された2005年のアメリカの調査

つい先日の、

日本の未来 : 子どもに関しての、そして、高齢者に関しての統計データから受けた衝撃
 2015年01月28日

という記事で、日本の子どもたち(大人たちもですが)の健康異常に関して、この 30年間ほどの間に、グラフが急激な上昇曲線を描いていることなどを書きました。

それはたとえば、日本の下のようなデータです。

文部科学省の資料の特別支援学校の在籍児童生徒数をグラフ化したもの
kids-1989-2013.gif
大久保賢一准教授 twtrland


日本における先天異常発生頻度の推移
dna-baby-03.gif
エコチル調査


こういうさまざまなことについての原因はわからないにしても、翌々日に書きました、

「そのうち日本から子どもが消えちゃうんじゃないかと」と思わせる日本をめぐる様々な統計グラフや、それと同じ曲線を描くいくつかの統計
 2015年01月30日

という記事では「食品」との関係も少しはありそうな感じについて書いたのですが、その後、やや古いデータですが、カナダのエンバイロンメンタル・ワーキング・グループ( Environmental Working Group )という研究団体が、2005年におこなった調査で、「赤ちゃんたちはお腹にいる時点で、すでに病んでいる状態かもしれない。」ことを示すデータが得られました。

それは、

アメリカの赤ちゃんの「へその緒」から 287種類の化学物質が検出された

というものでした。

訳された文章が「体内汚染:新生児の汚染物質 臍帯血中の化学物質、汚染物質、及び農薬のベンチマーク調査」にあり、そこには検出された科学物質の一部も掲載されています。

そこから、少し文章を抜粋しますと、


エンバイロンメンタル・ワーキング(EWG)が実施した調査で、二つの主要な研究所の研究者らは、アメリカの病院で2004年8月と9月に生まれた10人の赤ちゃんの臍帯中に平均200種類の産業化学物質と汚染物質を検出した。テストの結果この赤ちゃんのグループから合計287種類の化学物質が見出された。

臍帯を切った後に赤十字が収集したこれら10人の赤ちゃんの臍帯血には農薬、消費者製品成分、及び燃焼石炭やガソリン、ゴミからの排出物が含まれていた。

臍帯血から検出した287種類の化学物質のうち、180種類がヒト又は動物に発がん性があり、217種類が脳や神経系に有毒で、208種が動物テストで先天異常又は発達異常を引き起こすことが知られている。



とあり、母胎と赤ちゃんを結ぶへその緒から、

> 217種類が脳や神経系に有毒で、208種が動物テストで先天異常又は発達異常を引き起こすことが知られている

というような汚染物質が検出されたということでは、確かに、生まれてからの子どもたちの環境以前の問題として、「多くの赤ちゃんが、すでにお腹の中で汚染物質にさらされて成長している」ということも言えなくもなさそうです。

上の論文からもう少し抜粋します。


胎児期又は幼児期での化学物質曝露は、成長してから後の曝露に比べて劇的に有害となることがある。多くの科学的証拠が、子ども達は体内汚染物質により増幅されたリスクに直面するということを示している。

子ども達の脆弱性は、急速な成長と不完全な防御系に起因する。

・発達中の子どもの化学物質曝露は大人に比べて体重当り大きい。
・未成熟な”血液脳関門”は化学物質を通過させて発達中の脳に大きな化学物質曝露を与える。
・赤ちゃんの器官とシステムは急速に発達しており、したがって、しばしば化学物質曝露による損傷に対しより脆弱である。

この調査では、赤十字の国家臍帯血自主的収集プログラムに参加している母親から2004年夏季に生まれた10人の赤ちゃんが任意に選ばれた。

両親が化学産業で働いていたり、胎内での化学物質曝露により障害を持ったことが分かっている赤ちゃんは選ばれなかった。それにもかかわらず、それぞれの赤ちゃんは広範囲の汚染物質をもって生まれていた。



ということで、調査対象は「普通の生活」をしていたと考えられるお母さんたちの赤ちゃんたちで、また、

> 赤十字の国家臍帯血自主的収集プログラムに参加している母親

ということから考えても、日常の生活で「ある程度、環境などに気をつけて生活しているお母さんたち」だったような気もします。

それでこの結果ということは、へその緒の汚染、すなわち、胎内の汚染というのは、普通に生活しているだけでも相当進んでいるという可能性も感じます。

これは、アメリカだけでの問題ではなく、日本などを含めた「先進的な生活」をしているすべての国の問題だとも思います。

それにしても、むしろ思うのは、赤ちゃん(あるいは人間)の強靱さです。

287種類という途方もない種類の汚染物質の存在する環境の中で育って、それでも健康に生まれる赤ちゃんたちがたくさんいることは、赤ちゃんたちが「胎内でのサバイバル」を繰り広げているのだということも、また感じます。

検出された汚染物質の中には、「脳」と関係するものも多いです。

また、それらは、「日常生活」と密接なところから発生するもののようです。

論文から抜粋しますと、

パーフルオロケミカルズ((PFCs)
テフロン、スコッチガード、繊維及びカーペット保護、食品包装容器などの製造における活性剤又は分解物質。がん、先天性異常、その他多くに関連。

ポリ臭化ジフェニルエーテル類(PBDEs)
家具、コンピュータ、テレビなどの難燃剤。食物連鎖中及びヒトの組織中に蓄積。脳の発達と甲状腺に有害影響。

など、「脳」と関係があるとされている汚染物質は、

・テフロン(テフロン加工のフライパンなど)
・スコッチガード(防水剤)
・繊維、カーペット保護
・食品包装容器
・家具、コンピュータ、テレビなどの難燃剤


などにあるような「現代の生活ではあまりにも日常的なもの」に含まれているわけで、普通に暮らしていて、これらから逃げられる方法というのはないほど日常的なものです。

特に「食品包装容器」なんてのは、現代生活では、ほぼ毎日接しているものだと思われます。

そういえば、「口に入れるもの」ということで、最近、さらに少し気になることをお知り合いから聞きました。

それは歯磨き粉などに多く添加されている「フッ素」のことです。

なお、ここでは、フッ素を最初から悪いものと断じるつもりはないです。
現状を書くだけですので、ご判断は各自にお任せします。




フッ素のこと

上にもリンクいたしました先日の記事では、子どもたちに「何かが起きている」ことは、日本だけの問題ではなく、アメリカでも、過去 30年で、自閉症の子どもの数が約 50倍の増加を示していることなども書きました。

aut-us-2009b.gif


この上のグラフの急激な上昇ぶりはすさまじいものがありますが、これと比較的、似たような曲線を描くグラフがあります。

それは「アメリカのフッ素化合物の水道水や歯磨き粉への添加の推移」のグラフです。

fluorine-data-2005.png
fluoridation.com


アメリカでは、1950年代から水道水へのフッ素添加を始めて、1960年代に一気に広がります。

アメリカの水道水へのフッ素の添加状況(2000年)
us-fluorine.gif
oregondental.org

東部のほうは緑色で、80-100%の地域でフッ素が添加されているようです。

そして、1970年代からは、歯磨き粉にフッ素の添加が始まり、それは現在も続いています。

これらは、歯科衛生の観点からの水道水への添加だと思われますが、先ほどのグラフで注目するのは、「虫歯の減少」が、「フッ素の登場」とそれほどリンクしていないことです。

虫歯の数はもっと以前から、穏やかに減少し続けています。


それはともかく、この「フッ素」が、人体に有害「かもしれない」ことは、ずいぶんと議論されていたようですが、私はあまり知りませんでした。

そもそも、かつては、フッ素なんてもの自体に興味がなかったですが、スタンリー・キューブリック監督の 1964年の映画『博士の異常な愛情』の中の登場人物に、精神に異常をきたし、ソ連への核攻撃を命じたアメリカ空軍の将軍が、部下に延々と「フッ素の陰謀説」を説くシーンがあり、それで興味を持ったことがあったくらいです。

ripper-001.jpg

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▲ 映画『博士の異常な愛情』より。


このフッ素については、「それ自体が毒である」ことは知られていて、例えば、 フッ素 - Wikipedia で、フッ素研究の歴史を読みますと、歴代のフッ素研究者たちが、自らの研究でフッ素の毒素で死亡している(因果関係のわからない死もあります)記述が多く出てきます。


アイルランドのクノックス兄弟は実験中に中毒になり、1人は3年間寝たきりになってしまう。ベルギーのPaulin Louyetとフランスのジェローム・ニクレも相次いで死亡する。(略)

フッ素単離の功績から、1906年のノーベル化学賞はモアッサンが獲得した。翌年、モアッサンは急死しているが、フッ素単離と急死との関係は不明である。


という「死の研究の歴史」を持つフッ素のわけですが、こういうものが、なぜ、アメリカでは水道水に添加され、日本を含む多くの国で、歯磨き粉などの歯科系のケア商品に添加されることとなったのか。

アメリカの水道水にフッ素が添加されるようになった理由は、よくわからないですが、歯磨き粉と同様に、「歯科衛生の観点」なのかもしれません。

日本では、水道水にフッ素は加えられていないですが、歯科の分野では多く使われています。

今の歯磨き粉のほとんどが「虫歯予防」という観点からフッ素が添加されていると思われます。

その理由とされていることを具体的に書きますと、

フッ素が歯の結晶構造に取り込まれることにより「フロールアパタイト」という固い物質になり、虫歯を予防する。

となっています。

しかし、「フッ素に歯を虫歯から守る機能はない」という研究論文も多く出されていて、たとえば、明海大学の筧光夫教授の「生体アパタイト結晶形成機構とフッ素イオンの影響」では、難しい内容ですが、実験によれば、フッ素が固い物質となることはなく、また、歯の結晶構造に欠損ができやすくなることなどで、

フッ素の使用による歯質強化はない

としています。

kakei.jpg


また、フッ素治療をおこなわないとしているフレンズ歯科クリニックの、「当院でフッ素を使わない理由とは?」というページにも、かなり詳しくフッ素について書かれています。

このようなフッ素がなぜこれほど世界中に広まったのかはわからないですが、THINKER の記事には、


1950年代、アメリカで水道水へのフッ素化合物添加の是非をめぐる一大論争が科学者の間で起きました。そのとき低濃度のフッ素の安全性を訴えたフッ素支持派の筆頭者はハロルド・ホッジ博士でした。ホッジ博士とは、広島に投下した原子爆弾を開発した 「マンハッタン・プロジェクト」の中心的人物であり


という記述もあり、これらが真実だとすれば、なかなか厄介な歴史を含んでいるということもありそうです。

なお、上の記事には


これまで長年にわたり世界中で、虫歯予防のためにフッ素を水道水に添加しようという運動が推進されてきたのをご存じですか。

そのため、現在、世界で約60カ国、4億5千万人ほどの人々がこのフッ素を添加した水道水を常飲しています。



とあり、これも本当なら、かなりのものですが、少なくとも日本では水道水には、フッ素は添加されていません。

ただまあ……。

日本にも下のようなデータはあります。

学校等における公衆衛生的フッ素化物洗口の推移
fluorine-japan.gif
・日本むし歯予防フッ素推進会議


日本でのフッ素添加の歯磨き製品の推移
teeth-paste.jpg
White Family dental-site


うーむ、上のふたつのグラフの曲線も何かと似ている気が・・・。

いずれにしても、フッ素が有害か無害かの結論は出ていないとはいえ、実質的には、フッ素を口内に入れる機会は、子ども、あるいは大人にも増えています。

そういえば、うちの子どもは小さい頃から歯磨き粉を嫌い、小学生になる今でも使っていませんが、甘いものを食べるわりには、虫歯が多いということはないです。




フッ素が松果体を破壊するという1997年の実験

これまで、「松果体の重要性」については、たまに書くことがありました。

最近も、

日月神示の「額で見る」の意味 : 生物学的に「目と松果体」は細胞レベルで元は同じものであり、語義通りの「第3の目」であることを知った日
 2015年01月22日

で、松果体は「細胞レベルでも、眼と同じ構造」であることなどについて、ふれたことがあります。

何より、人類が「進化していくため」には、松果体の役割はとても重要なものだと思われます。

その松果体ですが、「フッ素が松果体を破壊する」というようなことが言われています。

破壊というか、これは、1997年に、英国のジェニファー・ルーク博士という人の実験によって、

フッ素は脳の松果体に高濃度に蓄積される

ということが明らかになったものです。

さきほども書きましたように、フッ素自体は毒素ですので、人体のどの部分であっても、それが高濃度に蓄積するということは、良いことではないはずです。

これについては、島根県出雲市にある倉橋歯科医院の「フッ素は松果体に蓄積され、さまざまな悪影響を及ぼします」というページに、歯科医のお医者様自身の記述があります。


1997年に発表された英国のジェニファー・ルーク博士の研究で、フッ素は脳の松果体に高濃度に蓄積されるということが明らかになりました。松果体は脳の中心にありますが、血液脳関門に守られていない血流の非常に多い器官です。

松果体の中には歯や骨と同じように石灰化した粒子があるのですが、博士はこの粒子の中にフッ素が高濃度(約9000ppm)に蓄積することを発見したのです。

そして、フッ素に曝露された実験動物のメラトニン産生が低下する結果として、動物が早熟化することも見出しました。



また、このページでは、

・2012年にアメリカの政府機関の学術誌に掲載された、ハーバード大学の研究者による「フッ素が子どもの神経の発達に悪影響を及ぼす可能性」

・ベルギー政府は、2002年に、フッ素の過剰使用が骨粗しょう症のリスクを増加するとして、フッ素サプリメントを販売禁止

・フッ素がアレルギーを悪化させること


など、他にいろいろと書かれてありますので、興味のある方は上のリンクからお読みください。

そういうような意見がある中での現状の歯科的な観点からのフッ素の使用については、岩見沢歯科委員会のサイトには以下のようにあります。

わが国では、1949年、厚生・文部両省から「弗化ソーダ局所塗布実施要領」、1966年には厚生省医務局歯科衛生課から、「弗化物歯面塗布実施塗布」が出され、その普及が図られてきました。

歯科疾患実態調査によれば1〜15歳未満のフッ化物歯面塗布を受けたことのある者の割合は平成17年の調査では総数で59.2%に達しています。

また、アメリカでは、

最近、米国歯科医師会は、飲料水中のフッ素濃度が0.3 ppm以下の通常の地域に住んでいる3〜6歳児に対して、自然の飲料水や食物からのフッ素量に加えて、1日0.5 mgのフッ素をフッ化物錠剤などによって投与することを奨めています。

とあり、アメリカでは、飲料水に加えて、さらに追加で子どもたちにフッ素錠剤を飲用させるというようなことになっているようです。

うーん。

この「人類から松果体が破壊された時」ということについては、また別の機会にきちんと考えてみたいと思いますが、松果体まで絡んできますと、単なる環境汚染的な問題というより、どことなく、終末的な意味合いを感じてしまいます。

いずれにしても、現代の社会では、赤ちゃんたちはお腹の中ですでに汚染物質と戦いながら育ち、そして、生まれてからも、様々な「有害か無害かの判断はできないにしても、有害っぽい」多くの物質の中で成長していくようです。

確かに、これでは「健全な心身で一生を過ごす」ということが、いかに難しいかがわかる気もします。

ただ、287種類の汚染物質も、フッ素添加の歴史などもそうですが、あまりに問題の根本が深すぎて、しかも、複雑に結び合っていて、簡単に解決する問題ではなさそうです。

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