▲ 1976年のアメリカの連邦議会の議事録より。アメリカ国立がん研究所の所長を務めた後、生涯を通して水道水フッ素化への反対を主張し続けたアメリカのディーン・バーク博士( Dr. Dean Burk )の証言より。議事録の引用は、アメリカがん協会( American Cancer Society )記事へのコメントより。
クレムナの予言 ミタール・タラビッチより
悪人は悪行を平気で行う。たとえば、空気や水、そして河川や土地を汚染し、このため人々はさまざまな病気で死ぬようになる。
時はすでに遅い。悪意をもつものたちが全世界を荒らし回っており、膨大な数の人々が死に始めるからである。
世界に広がるフッ素化水道水
先日の、
・胎内で200種類以上の汚染物質に包まれながら成長して生まれてくる赤ちゃんたちのサバイバル。そして、生まれてからはフッ素で松果体を破壊される子どもたちのサバイバル
2015年02月01日
という記事では、後半、「フッ素」について書かせていただきました。
その記事にも書いたのですが、私は、人から教えられるまで、フッ素なんてものについて考えたことはありませんでした。
しかし、上の記事を書いている中で、フッ素の単離の研究の中で次々と研究者たちが毒死をしているというような猛毒が、なぜ、水道水に加えられたり(日本では水道水には添加されていません)、あるいは、今ではほぼすべての歯磨き粉に入れられている、ということには興味をおぼえました。
何しろ、「水道水」とか「歯磨き粉」というものは、口に入れるものとしては、日常的に避けられないものだからです。
そして、上の記事にも書きましたが、英国での研究で、フッ素は松果体に高濃度で蓄積され続けるということも知り、ますます懸念というのか、疑念というのか、そのようなものが消えないのです。
どのくらいの国で、水道水にフッ素添加をしているかというのは、下の地図にあります。これは英語版 Wikipedia の Water fluoridation (水道水フッ化物添加)というページにあるものです。
世界の水道水へのフッ素の添加の現況
・Water fluoridation - Wikipedia
上の地図で、特に多くの地域で水道水にフッ素添加されている赤で示される国は、アメリカ、ブラジル、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、アイルランド、そして、イスラエルとなっていて、これらの国では 60〜80%の地域で水道水がフッ素化されているようです。
調べますと、アイルランドでは、フッ素化に対して激しい反対運動が起きた記録が残っています。
アイルランドのダブリンで行われた反フッ素デモ(年月不明)
・Irish Health
このような大規模な反対運動があったアイルランドですが、Fluoridation by country(国別のフッ素化状況)を読みますと、皮肉なことに、2014年時点で、アイルランドは、「ほぼ全域がフッ素化水道水」となった唯一の国ということになっています。
上のような国が積極的に水道水をフッ素化している一方で、「ほぼ完全にフッ素化していない国」も、少数ですが、あります。
地図では「白」で示される「水道水にフッ素を添加していない国」は、日本、ドイツ、ナイジェリア、ベネズエラ、ウルグアイとなっています。
この推移のグラフを見ていますと、例えば下はアメリカの例ですが、2つのグラフを並べたくなったりします。
アメリカでフッ素添加された水道水を供給されている人口の1992年から2008年までの推移
・tuberose
アルツハイマー病などでの神経性疾患での死亡者数の国際比較(1960年-2009年)
・アルツハイマー病
ところで、上のグラフは「実数」ですので、必然的に人口の多い国が多く示されるわけで、上の国のなかで最も人口の多いアメリカが上位になるのは当然といえば当然ですので、これを数ではなく「率」で示しますと、実態と近いものがわかるかと思います。
率は下のようになります。
アルツハイマー病などの神経系疾患の死亡率の推移と国際比較(男性)
・アルツハイマー病
「率」でも、アメリカは2009年時点で1位ですね。
以下、
・フランス
・カナダ
・スイス
・スペイン
・英国
・オーストラリア
・スウェーデン
・ドイツ
・日本
となっていて、アルツハイマーなどの神経疾患の死亡率は、日本はこれらの国の中ではダントツに低いことがわかります。日本もアルツハイマー病などは増える一方だと思っていましたが、実際には国際比較では、率としてかなり低いようです。
上のグラフは男性の比較ですが、女性でも、ほとんど同じ順位となっていて、日本は、アメリカやフランスの4分の1程度です。
日本のアルツハイマーの率がこれだけ低い理由はちょっとわからないですけれど、他の主要国のほうが、アルツハイマー等については、ずっと深刻な状況が伺えます。
気づくと、フッ素の話から唐突にアルツハイマーの話になりましたが、もちろん、これらとフッ素の関係云々を書いているわけではないです。
子どもの松果体が仮に破壊されているとしたら、それは悲しい
今回は、調べている時に偶然知った、冒頭のアメリカ国立がん研究所の所長だったディーン・バーク博士が、アメリカ連邦議会で発言したとされる、
「事実として、フッ素の添加は、他のいかなる化学物質より早く、より多くのガンによる死者を生み出す原因となる」
"In point of fact, fluoride causes more human cancer death, and causes it faster than any other chemical."
という言葉を見かけまして、そのあたりはどうなんだろうな、と調べていた時に見かけました、いくつかの海外の資料をご紹介します。
ここからの資料の内容などの成否のご判断は読まれている方々にお任せしますが、先日の記事でも書きました、「フッ素が松果体の機能を萎縮させる可能性がある」ということについては、特に、
日本を含めた各国で、虫歯予防として、児童生徒への積極的なフッ素塗布や投与が奨められている
ことは気になるわけです。
あと、赤ちゃんを粉ミルクなどで育てている人の場合も、フッ素入りの水道水はどのように作用するのか(小さな子ほど物質の曝露の影響を受けやすい)……とか、また、アメリカでは下のように、「フッ素配合の赤ちゃん用飲料水」というような商品もあるようなのがどうも気になるのです。
・Scientists Discover New Method To Remove Fluoride From Drinking Water
あくまで個人的な考えですが、赤ちゃんから幼児期の時代というのは、人の一生のうちで最も松果体の影響を強く受けている時期かもしれない、と私は思っています。
左脳的な感覚で行動を始める以前の子どもたちは、まだ、
「何がこれ」
「何があれ」
というような記号的な認識で世界と接していない時代(感覚的な世界)の中に生きているわけで、「世界の形を自由に受け入れている」時であると思います。
その場合、目から入る光景よりも、(メキシコの眼のない魚のように)松果体でこの世界を見ているような気もして、それだけに、
小さな子になればなるほど、「世界を仮象ではなく、実相として見ている」
というような感じは持っています。
先月の、
・動物の大量死のリンクから思う現在の「異常の真実」から改めて松果体の意味を考えている時に、55億光年の宇宙の彼方から謎の電波信号が地球に届く
2015年01月21日
に、ルドルフ・シュタイナーの主張として、
アトランティス時代に、エーテル体頭部にあった知覚の中心点が、今では松果腺であり、これが発展すると人類は霊視力を取り戻す(幼児の頭の柔らかい部分が、その名残である)。
松果腺は、心臓から流れてくる精妙なエーテルの流れに取り巻かれており、脳に認識の可能性を与えている。
というような部分を取り上げたことがありますが、簡単にいえば、「赤ちゃんには霊視力がある」ともとれそうなものですが、仮にそういうようなことがあったとしても、それは「松果体が機能していればこそ」ということも言えるような気がするのです。
私たちのような老人はまだしも、幼児期の子どもの松果体に影響を与えるものがあるとするなら、「少しでも悪影響の可能性のあるもの」は、極力排除したいと思うのは自然な気がします。
私たち大人に関しては、いろいろな物質からの汚染の歴史が長すぎて、もう何だかどうにもならない気もしますが、子どもには努力してもいいと思います。私のような 1960年代生まれの人々などというのは、「チクロ」だとか、「六価クロム」だとか、「赤色3号」だとか、そういうものたちに幼少時代を華麗に綾取られた昭和を経ていますので、ずいぶんと以前から「手遅れ感」が強いです。
松果体の石灰化
日本語版の松果体 - Wikipedia もありますが、英語版の Wikipedia は、松果体についての記述がとても長く、また、日本語版にはない記述として、「石灰化 ( Calcification )」という項目があります。
まずは、その部分をご紹介します。
Pineal gland - Calcification
石灰化
松果体の石灰化は(特に高齢者で)多くの場合、頭蓋のX線で見られる。
この松果体の石灰化は成人では典型的なものだが、2歳児などの年齢の低い児童たちで観察されることがある。
石灰化の比率は、国により大きく異なるが、加齢と共に増加していく。アメリカでは、過去 17年間で約 40%の人々に石灰化が発生したと推測される。
松果体の石灰化は、主に脳砂と関連している。
石灰化により、松果体の内部分泌物が生殖腺の発達を阻害すると思われる。なぜなら、小児で松果体に深刻なダメージを受けた場合、その結果として、性器官や骨格の発育が加速する。
動物では、松果体は、性的発達、冬眠、新陳代謝、季節繁殖に大きな役割を果たしていると思われる。
最近のいくつかの研究では、アルツハイマー病や他の認知症において、松果体の石灰化の程度が非常に高いことを示した。松果体の石灰化はまた、アルツハイマー病の病因に寄与し得る、結晶化阻害剤の非存在とも関連していることを示す。
松果体中のカルシウム、リン、フッ化物の堆積物は、脳の年齢と比して、より多くの堆積物を集めることを示し、加齢と相関している。
とあります。
これを読みますと、松果体の石灰化とアルツハイマーに関係性が見られるようで、先ほど書きましたような、「フッ素とアルツハイマー」の関係も存在している可能性があるかもしれないですね。
この「石灰化」という現象は、文字通り「石のように硬くなること」で、体の他の部位でいえば、たとえば、動脈硬化が極限まで進むと「血管の石灰化」となり、これはかなり悪い状態ですが、どの器官であっても、一般的には、
石灰化した組織は元の状態には戻らない
と考えていいと思いますので、松果体に関しても、「石灰化した松果体は元には戻らない」と考えられると思います。
そして、上の英語版 Wikipedia の文章。
> 2歳児などの年齢の低い児童たちにも観察されることがある
こんな、まだ赤ちゃんにも近い年齢で松果体が石灰化してしまったら、(今の世の中では)子どもの時だけ体験することのできる「松果体で見る世界」が「見えない」まま時間が過ぎていき、そして、石灰化した組織は戻らないとすれば、
その子どもたちの松果体は事実上、人体から消滅した
といえるのかもしれません。
多分、松果体でもどこでも、一度石灰化した器官を元に戻すことは、ほとんど不可能だと思われます。つまり、どの年齢であっても、松果体が石灰化してしまった場合、その人は「一生松果体を持たない人間として生きていく」ということになるのかもしれません。
今回のタイトルに「松果体の永遠の機能停止」と入れたのは、このためです。
水道水にはフッ素が入れられていない日本ですが、頻繁に歯への塗布などをおこなっている場合や、子どもなどの場合では塗布剤や歯磨き粉を飲んでしまう場合も多く、人によっては日本人でも相当量のフッ素が、松果体や、あるいは骨に蓄積されている可能性があります。
フッ素が組織の石灰化を促す学理作用については、2001年に、群馬県歯科医学会雑誌に掲載された村上徹医師による「フッ化物による脳機能障害について」の「紹介論文10」に、1995年の実験についての論文が要約されていますので、ご参考いただければと思います。
「虫歯治療の革命」はどうなったのか?
ちなみに、フッ素は、現状で虫歯予防などの目的で使われているわけですが、まあしかし。
この「虫歯治療」というと、過去記事を思い出すのですよ。
2011年の記事ですので、もうずいぶんと昔のものになりますけれど、
・虫歯治療の革命: 歯の自発的な再生を手助けする虫歯治療法が英国で開発される
2011年08月24日
という記事で、虫歯の新しい治療法として、歯に穴も開けず、化学的薬品も使わない方法が、イギリスのリーズ大学の研究者たちが発見したことを書きました。
その方法は、いわゆる「ペプチド技術」というものと関係していますが、化学物質ではなく、タンパク質の一種を歯に塗るだけで、歯が自主的に再生していくというものでした。
まさに歯科医学の一大革命ではあるのですが……いまだに実用化の話を聞きません。
この研究チームのポール・ブラントン博士という人は、
「今後2〜3年のうちに、この技術が歯科医の日常となっていく可能性があると思います」
と語っていましたが……。
「全然、歯科医の日常になってないじゃん!」
と言いたい面はあります。
なぜ、この技術はそのままあまり陽の目を見ないままなのかと。
このあたりはいろいろと複雑な事情もありそうですが(この治療法が広がると困るのは……)、虫歯の根本的治療がこの世に存在するのに、いまだに虫歯予防の話が出ること自体がおかしいと思ったりもいたします。
ちなみに、私は子どもの頃から二十代くらいまで虫歯が多い人でした。
虫歯が多いということは、歯磨きが嫌いだったということですが、なので、あまり歯磨き粉とか使わない習慣が普通だったので、大人になってさすがに毎日歯を磨いてはいても、歯磨き粉は使わないです。旅行に行った時など、ホテルに歯磨き粉が備品としてあると「なんか勿体ない」と思い使う程度ですので、歯磨き粉を使うのは、数年に一度とかでしょうか。
今思えば、これはちょっと幸いだったかもと。
何だか内容が混沌としてきましたが、冒頭のディーン・バーク博士の連邦議会での証言が記されているページの内容をご紹介して、今回の記事は締めさせていただきます。しかし、このことについては、また後日書くことがあると思います。
何しろ、問題の根本が「松果体を持つ人類の存続」という、わりと大きな概念につながっていくことでもありますし。
では、ここからです。
バーク博士が、水道水のフッ素添加になぜ多大な懸念を持ち、反対していたかが少しわかります。
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「フッ素化は大量殺人のひとつの形態である」- ディーン・バーク(1977年)
"60 Minutes" And The Cancer Cure
American Cancer Society - Dr. Len's Cancer Blog 2008.11.04
「60分、そしてガン治療」のコメントより(抜粋)
まず、私たちは、すべてのガンは、ひとつの細胞内の DNA から始まるということを知らなければならない。DNA の研究から、フッ素は明らかに発ガン物質であるメカニズムを持つことが判明している。
オーストリアと日本の研究者たちは、共に、濃度 1ppm のフッ素が DNA 自身の修復能力を上回るレベルの身体能力の破壊を引き起こすことを突き止めた。これはアメリカの標準的な都市の水道水のフッ素レベルだ。
細胞が持つ基本的な修復機能がない状態では、ガンの発生が促進され、腫瘍の成長が促進される。
イァモウイァニス博士( Dr. Yiamouyiannis )の著作では、世界 19のメジャー研究施設での研究の驚くべきチャートが示され、それらはフッ化物が遺伝子損傷を引き起こすことに疑いの余地がないことを証明している。
また、植物や昆虫の遺伝子変化のリストも載せられている。
アメリカ国立がん研究所( National Cancer Institute )の所長だったディーン・バーク博士は、連邦議会の前で以下の声明を出した。
「事実として、フッ素の添加は、他のいかなる化学物質より早く、より多くのガンによる死者を生み出す原因となる」 - 連邦議会議事録 1976年7月21日
博士の解釈が間違っている可能性があると思われるだろうか。
バーク博士とイァモウイァニス博士は、1940年から 1970年まで「水道水がフッ素化された10都市」と、「フッ素化されていない 10都市」のガンでの死亡者数を比較するという、記念碑的な研究プロジェクトを行い、1977年にプロジェクトは完了した。
最初の 10年間( 1940 - 1950 年)は、どちらの 10都市もフッ素化されていなかった。そして、紛れもない事実は、どちらもフッ素化されていなかったその期間はどちらの 10都市もガンでの死亡率は同じだったということだ。
しかし、1950年代以降、水道水フッ素化が始まった年より、フッ素化された都市では、ガンによる死者数が大きな上昇を見せた。一方、フッ素化されていない都市では、非常に低いガン死亡者レベルのままだった。
「毎年、3万人から5万人が、フッ素化を要因としての死とつながっていると考えられる。この中には1万人から2万人の、フッ素化に起因するガン患者を含む」
これらの知見は、驚くべくことに、これらのデータが最初に確認されたアメリカ国立がん研究所自身によって拒否された。
その後、この研究は、ペンシルベニア州とイリノイ州での州裁判所での法廷で有効性が認められた。科学的な研究であるのに、なぜ、その有効性が法廷が争われているのか? 有効な研究がビッグマネーを脅かす時の常套手段だ。
ニュージャージー州の保健局による研究では、フッ素化により、若い年代での骨のガンが 50%増加したことを発見した。これについて、アメリカ合衆国環境保護庁( EPA )の、ウィリアム・ハーズィ博士( Dr. William Hirzy )は、「フッ素化合物は広域スペクトルの変異原であるといえる。これは、植物と動物の両方の細胞内で遺伝子損傷を引き起こす可能性がある」と述べている。
このディーン・バーク博士は、英語版 Wikipedia によりますと、アメリカ農務省所属の科学者を経て、1939年からアメリカ国立がん研究所に所属し、後に所長となった人物です。
しかし、上のような「フッ素とガンの関係」について、国立がん研究所と意見の相違などもあった中、1974年に国立がん研究所から離れ、その後の生涯は「水道水へのフッ素添加の反対運動」に携わっていたという方のようです。
バーク博士は、
「水道水のフッ素化は大量殺人の一形態である」
という発言までしていたのだそう。
そこまで大げさなものかどうかはまだ分からないですけど、今回書かせていただきました内容のうちの、いくつかでも、つまり、フッ素が松果体を石灰化させることや、非常に微量のフッ素が DNA の修復機能を破壊する、ことなどが真実ならば、バーク博士の主張も、あながち間違いではないかもしれません。
なぜなら、松果体を破壊され、 DNA の修復機能を失ったモノは、それは「本来的な意味での人間」とは呼べないとも考えられるからです。そして、もしかすると、現在はそのような、人間ではない人間が増えているということなのかもしれません。