2015年04月24日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




50年ぶりに噴火した南米チリの火山の終末的な光景や、ロシアで発生した「大地の津波」ともいえる水平地崩れを見て思ういろいろ



昨日は、こちらの記事で気弱なことを書きましたが、一晩眠りましたら、まあ何とか。文字さえ読み書きできれば何とかなりそうです。めまいがしようが、心臓が止まろうが(それは何とかならない)。


チリのカルブコ山の壮絶な噴火の様子

南米チリのカルブコ山という火山が 4月23日、 54年ぶりに噴火したのですけれど、その光景が、かなりのものでして、夜と昼の様子の写真をそれぞれ貼っておきます。

噴火するカルブコ山

calbuco-01.jpg
THP



calbuco-02.jpg
Mashable


さらに、周囲に火山灰が立ちこめてくると、「炎の部分」だけが空中に浮かび上がり、まるで、「空が燃え上がっている」ような、幻想的というのか、あるいは地獄的というのか、そういう光景を見せています。

volcanic-lightning.jpg
Spaceweather


ここのところ、健康や医学の関係の記事が多かったりしたのですが、この何だかものすごい噴火の様相を見まして、最近見ました「やはり、何だかものすごい光景」をご紹介しておこうかと思います。




ロシアの謎の「大地の津波」のような水平地滑り

これは実は、どうしてこういうことが起きているのか、よくわからない現象なのですが、ロシアで撮影されたアースフロー( earthflow )という現象です。

何はともあれ、ビデオで見ていただくのが一番かと思います。


ロシアで撮影された現象



さらに長いオリジナルの動画は、こちらにあります。

とにかく、水平な大地が「地滑りを起こしている」というようにしか見えないものなのですが、この現象に関して、世界最大の地球物理学会のアメリカ地球物理学連合( AGU )のブログに、「驚くべきビデオ」ということが記されていて、なかなか珍しい現象であるようです。

agu-earthflow.gif

▲ 2015年04月17日のアメリカ地球物理学連合ブログ New landslide video: a fascinating and huge Russian earthflow より。


記事の概要は下のようなものです。


新しい地滑りのビデオ:魅惑的に美しくも巨大なロシアのアースフロー

まったく驚きを隠すことのできないほど、非常に規模が大きく壮大なロシアのアースフローの動画が YouTube 上にある。この地滑りについては、2015年4月1日に、ペンザ州ツァレッチニ( Zarechnyi )で起きたこと以外に何も情報がない。

この情報が正しければ、ロシア西部にある場所で起きたことになる。雪解けシーズンであることを考えると、このタイプの地滑りが起きうることは考えられる。

どなたか、この地滑りについて、さらなる情報をお持ちではないだろうか?



そもそも、アースフローとは何か?

earthflow - コトバンク

[急速な流動、の意味] 火山灰や砂,粘土など細粒の堆積物やそれらを多く含んだ岩屑層に、降雨、融雪、地下水の湧出、火山活動などで急に多量の水が加わると、速度の大きな斜面物質の流動が起こる。

とあり、要するに、

> 斜面での速度の大きな物質の流動

ということのようですが、ロシアのビデオは、どう見ても「斜面ではない」という特長があります。

ロシアでの地質的異変といえば、

シベリアでさらに次々と見つかるクレーターと「現在北極がシベリアに向かって猛スピードで移動している」という状態から浮かびあがる「ポールシフト」の概念
 2014年07月29日

などで、何度かご紹介しました、シベリアに次々と開いたシンクホール、あるいはクレーターを思い出します。

これは、少なくとも最初に見つかったクレーターに関しては、「陥没」で開いたものではなく、「噴出」で開いたものであるらしいことは、多くの科学者の間で一致した意見を見せています。

そして、最初に見つかったクレーターの不思議な点として、

「地下から何かが噴出して作られたことは間違いがないのに、噴出している土砂の量が少ない」

ということがあります。

最初に見つかったクレーター。穴の直径は80メートル
hole-001b.jpg

穴の周囲に、「下から噴き上げられたかのように」土が溜まっていることがおわかりかと思いますが、穴の空洞の体積を考えると、地表にある土がどうも少ない。「消えた」、あるいは「霧散した」というようにしか思えないように、地表の土砂の堆積量が少ないことがわかります。

また、このクレーターの「穴の中の質感」も不思議なもので、まったく滑らかな感じがしまして、どうしたら、こんな状態が自然現象の中で作られるのだろうというほどのものです。

クレーターの内部
hole1-top2.jpg


その後、真偽は不明ながらも、

ロシア国防省が報告したという「シベリアの穴と地球の磁場反転の関係」…
 2014年08月11日

という記事で、ロシア国防省の専門家たちが、「確定できない/あるいは未知の《大気性物質》」によるものである可能性を指摘したことにふれています。




ロシアの大地で起きているのは未知の大気活動? 磁場のゆらぎ?

今年になっても、

気温の均衡を失った2015年の初春にシベリアに新たに数多くのシンクホールが開きまくり…
 2015年02月26日

という記事に、シベリアでは現在もシンクホールが出現していることをご紹介したことがあります。

さらに、つい数日前、シベリアに新たな巨大シンクホールが出現したことが、シベリアン・タイムズで報道されていました。

new-crater-siberia.gif

▲ 2015年04月20日のシベリアン・タイムズより。


こちらの記事には、昨年のクレーターのことにもふれられていて、

これらのクレーターができた原因は、永久凍土の融解で地下のメタンガスが放出されたことによると見られているが、まだ科学者によって確認されてはいない。

とあり、現時点では、シベリアのクレーターは、永久凍土が溶けて、閉じ込められていた地下のメタンが表面に噴出したことによる、という意見が主流だそうです。

ただ、先ほど示しました過去記事でご紹介した報道には、以下のようにあります。


謎のシベリアの穴は今、「潜在的な国家の脅威」として分類された より
Mysterious Siberian Holes Now Classified As “Potential National Threat”

すべての穴で、最初に調査をおこなった地球雪氷圏研究所の科学者マリーナ・レイブマン博士によると、これらの穴は「すべて最近できた」もので、また、博士は、これらの穴は、地下のメタンの噴出によって起きたものだと確信している。

しかし、その後、北極南極調査研究所と地球雪氷圏研究所が、ロシア国防省の専門家たちと共に作成した報告書では、これらの穴に「未知の大気が存在する」可能性があることが明らかにされている。(略)

これらの「確定できない/あるいは未知の《大気性物質》」を活性化させたトリガーについて、報告書では、欧州宇宙機関が 2014年6月にコペンハーゲンの会議で、前例のない磁気の揺らぎがシベリア領域に渡って発生していることを観測したことについてふれるとしている。



とあり、原因として、メタンの他に、

・未知の大気物質
・磁場のゆらぎ


なども候補になっていることがわかります。

何だかこう、シベリアを含むロシアの大地は、その原因が、メタンなのか、未知の大気なのか、磁場のゆらぎなのかはわからないにしても、現在、妙に不安定な感じがしないでもない感じがあります。

まあ、メタンや未知の大気の噴出と「磁場の異変」は関連していることでもあるかもしれないです。

磁極の移動や磁場の異変が、地質に何らかの物理的な変化を与えることがあるのだとすれば、それによって変化した地下の地質構造から、メタンや未知の大気が「噴出してくる」というような「連動」もあり得るのかもしれません。

ポールシフト(磁極の移動)は相変わらず進行していると思われ、2014年の時点では、欧州宇宙機関( ESA )が、北極の磁極は、シベリア方面にけて移動していることを確認しています。

現在の北極の移動方向
poleshift-after3.gif
過去記事

上の記事から、ずいぶんと経っていますが、少しずつシベリアは「磁極としての北極となっていく」ということになりそうです。




米中ソ3大国のささやかな憂鬱

今回はロシアの話がメインでしたが、この地球には「大国」というものが存在しています。

特に米中ソに関していえば、最近はそれぞれ、

アメリカ → 海洋生物の大量死
中国   → 薬害と大気汚染
ロシア  → 地質の異変


というような「役割分担」としての報道を見ることが多いです。

アメリカの海洋生物の大量死は、最近あまりにも多いですが、ごくごく最近では、

・アシカ(参考記事:カリフォルニアに打ち上げられたアシカの子どもの数が1800頭に達する
・貝類(参考記事:アメリカ東海岸の貝類に「致命的な伝染性のガン」が拡大している


などの大量死が起きていて、あるいは、最近、アメリカ西海岸に、10億匹のクラゲが海岸に打ち上げられた、という出来事などもありました。

kurage-10oku.gif

▲ 2015年04月23日のナショナルジオグラフィック・ニュースより。


アメリカ西海岸で、昨年から起きているヒトデやウミガメなど、様々な海洋生物の大量死、あるいは太平洋全体での海の生態系の異常については、これが理由のことつかもしれない、という心当りのあるものがあるのですが、これは今度きちんと書きたいと思っています。

最近、薬の記事を書くことが多かったですが、中国関係の報道では「日本以上の薬の乱用」の様子が明らかになっていて、お隣の大国も、これに関しては、日本同様、「憂鬱な未来」に進んでいる部分がありそうです。

下は、newsclip の最近のニュースです。


中国:尿に1種類以上の抗生物質、児童の6割弱から成分検出
newsclip 2015.04.19

抗生物質の乱用が問題視される中国で、6割弱の児童の尿から、1種類以上の抗生物質が検出されていることが分かった。

復旦大学の研究グループが、上海市、江蘇省、浙江省に住む8〜11歳の児童1000人超を対象に行った結果により明らかになっている。これによると、1000を超える児童の尿サンプルから、計5系統18種類の抗生物質が検出されたという。

抗生物質のうち1種類以上が検出された児童の割合は、58.3%に上っている。2種類以上が検出された児童の割合は26.7%。最も多いケースでは、児童1人から4系統6種類の抗生物質が検出された。



という「子どもの薬漬け状態」が中国では起きているようです。

先日の記事の後半に、私の幼少期の「薬で免疫低下したままの十数年」のことを書きましたけれど、中国でも同じように苦しむ子どもたちが出るのは、やはりかわいそうなことだと思います。

特に、抗生物質は腸内の良い菌も悪い菌も全部殺しますので、腸内環境が悪化し、免疫が弱まります。まして、上のニュースの子どもたちのように過度に体内に蓄積されている状態が続けば、私の幼少の頃と同じように免疫が極限まで低下した子どもたちが続出すると考えられます。

私自身、抗生物質の長期連用によるひどい副作用を 30代の時に経験しています。

抗生物質の副作用ではなかったかもしれないですので、詳しくは書かないですが、数ヶ月に渡り大変な思いをしました。

というわけで、また最後のほうには薬の話になってしまいましたが、いろいろ地球が変化している気配を見せ続けている中で、最後に頼りとなるのは自分の精神と身体のはずですので、身体の健康、あるいは「精神の健全」は大事なことです。

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