2015年05月27日



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シュタイナーが110年前に述べた「頂点は日本です」の意味



japon-map3.gif
kanpai.fr



神秘学での「日本の地理的な位置」

先日の記事、

「恐怖からの解放」についてのメモ(2):現在の地球の人間は何によってコントロールされているのか
 2015年05月25日

では、宇宙の人の主張としてですが、「地球は恐怖によってのコントロール下にある」というようなことを書きまして、その人たちの言うところには、宇宙には

> 人間の恐怖心を食べ物にしている

という、何だか形而上的な存在がいるようなんですが、それについて以下のように記されています。

プレアデス+かく語りき』より

地球において、恐怖の周波数が減少しはじめると、さまざまな宣伝が行われて恐怖心が増大されることになります。

彼らは、地球上で感情的な混乱を宣伝し、拡大するためのさまざまな装置を地球に埋め込んであります。感情的な混乱は彼らのところに送られ、それによって彼らは滋養を与えられます。

というような仕組みになっていることを宇宙の人は語ります。

「恐怖を拡散するためのネタ」は、いくらでもあるでしょうが、地震や火山噴火などの自然災害に関しての喧伝も、ある意味、「恐怖の喧伝」となり得るものなのかとも思います。

最近は、ちょうど、ルドルフ・シュタイナーの『天地の未来 ― 地震・火山・戦争』という、災害や戦争と、人間や悪魔などの関係などについて書かれてある本を、途中まで読んでいるところでした。

それで、読んでいる途中に、シュタイナーの主張では、

「日本は、地球の頂点に位置する」

という記述があり、そういう発想があったことを知りませんでしたので、ご紹介したいと思います。

まあ、そういう記述があったからどうしたと言われればそれまでなのですが、シュタイナーの本を読んでいて、これまで「日本」という単語さえ出てきたのを見たことがなかったのに、いきなり「頂点」とか言われて、少しビックリしたのでした。

これは、シュタイナーが「地球の本当の形」について述べている時に出てきた言葉ですが、シュタイナーは、

「地球は、球体ではなく、四面体だ」

と言っていて、このあたり、ややこしい面もありますので、図で少し解説しておきたいと思います。

四面体というのは、一般的には下のような形をいいます。

4mentai.gif
正四面体


シュタイナーによると、「これらの三角形の平面をいくらか湾曲させ」たものが、地球の形であるようです。

以下は講演の際にシュタイナーが書いたとされる黒板での説明の実物か、あるいは、図を再現したものだと思われます。

中央に描かれているのが、シュタイナーの言う地球となります。

chesta-drawing.jpg
Anthro Med Library


上で書かれている文字を日本語にしますと、以下のようになります。

japan-top.gif
Wellspring


地球で日本が頂点に位置する、ということについては、その部分だけを抜粋しても、よくわからないと思いますので、ちょっと長くなりますが、少し前から抜粋します。

また、実際には書籍に図はないですが、適度に図を添えました。



シュタイナーの 1906年の講演『地震の深層』より


地球は球体であり、球体として形成された、と言われています。しかし、地球が球体であるというのは正しくありません。地球は実際には、本来どのようなものか、説明しようと思います。

地球が球体だというのは空想にすぎません。
地球の形態を正しく思い描きましょう。四面体と呼ばれている形態です。

三角形が四つあります。底辺に三角形があり、さらに三つ三角形があって、ピラミッド形になっています。三角形が四つ境を接しているのが四面体です。

さて、これらの三角形の平面をいくらか湾曲させる、と考えてみてください。そうすると、やや異なってきます。丸くなりますが、まだ固定していません。直線だった三角形の辺は丸くなります。こうして、丸くなった四面体ができます。

このように丸くなった四面体が、私たちの地球なのです。これは、ある程度まで確認できることです。地球四面体の縁を見出すこともできます。地球を平面図で描いてみましょう。

北米・南米があり、その中間に中米があります。そしてアフリカがあり、ヨーロッパがあります。小アジア、ギリシア、イタリア、スペイン、フランス、つまりヨーロッパです。上にはスカンディナヴィア、イギリスがあります。それからアジアです。

下に南極があります。南極のまわりには、たくさんの火山があります。上に北極があります。私たちは線を引くことができます。メキシコ南西部のコリマ山のあるアメリカ中央部から発して、アンデス山脈を通って、南極にいたる線です。地球の縁は丸くなっています。

d-3.gif
Wellspring


つぎに、南極からアフリカを通って、コーカサスの火山にいたる線があります。それからスイスを通り、ライン川を越えていく線です。これらの線は三角形に見えます。この三角形が、四角形の底面に相当します。

四面体の底面をことを考えてみてください。私たちは、どのようにして頂点にいたるでしょうか。地球の反対側に行かなければなりません。そうすると、頂点は日本です。

japan2.gif


四面体の底面の角に中央アメリカ、南極、コーカサスがあります。そして、頂点に日本があります。
このように地球を思い描くと、宇宙のなかの湾曲したピラミッドのようです。

頂点は日本です。

底面には、アフリカ、南米、太平洋の南部全体があります。このような湾曲した四面体、一種のピラミッドとして、地球は宇宙のなかに存在しています。これが地球のもともとの形です。




とあり、さらに続けて、シュタイナーは、


四面体を形成するこれらの線をたどって追っていくと、これらの線に沿って火山があるのが分かります。

チリなどにある南米の火山、南極の周囲にある火山について、みんさんは良く聞くことがあるでしょう。コーカサスには巨大な火山があります。

『ヨーロッパには火山は多くない。しかし、かつて火山があり、それが死火山になったことを、いたるところで証明できる』と、いうことができます。シュレジエンの北からブレスアウへ向かうと、奇妙な弧峰があります。

今日の人々は、この山を恐れています。この山の岩石を調べると、死火山があります。さきほどは底面のみを描きました。いたるところに、日本に向かう線があります。これらの線に沿って、地表に火山があります。

重要な火山を描いていくと、地球の形態ができあがる、ということができます。火山が線をなしており、それらの線が地球が四面体であることを示しています。



と述べていて、特に、

> いたるところに、日本に向かう線があります。これらの線に沿って、地表に火山があります。

という表現は、何だか、「日本は火山の王様」みたいな感じもしないでもない雰囲気もあります。




将来的に地球が分断する場所に引かれた地球の縁のライン

シュタイナーが「地球の縁」と呼んで、線を引いている場所で面白いのは、「重要な火山を描いていくと、地球の形態ができあがる」と言っていることで、確かに、世界の火山の分布を見ますと、シュタイナーの言う地球四面体の縁の部分と合致している場所も多いです。

volcao-map.gif
内閣府 防災情報のページ

上のページには、


世界には約1500の活火山があるといわれており、そのほとんどが環太平洋地帯に分布しています。日本には世界の活火山の約1割があり、世界有数の火山国といえます。


とあり、確かにほとんどの活火山はニュージーランドから始まり、インドネシア、日本、カムチャッカ、千島列島(クリル)、アラスカ、アメリカ西部、南米の西側に連なる環太平洋地帯に集中していますが、ヨーロッパにもわりと火山があることがわかります。

あと、アフリカが意外に多いのですが、アフリカの右側に火山が集中している場所があります。

africa-volcano.gif

シュタイナーの描く「地球の縁」は、このアフリカの火山集中地域を通っているのですが、このことがちょっと驚いたところでもあります。

ここは、大地溝帯という、

将来的に分断されると地質学的に考えられている場所

なのです。

大地溝帯 - Wikipedia

大地溝帯は、主にアフリカ大陸を南北に縦断する巨大な谷で、プレート境界の一つである。大地溝帯の谷は、幅35 - 100km、総延長は7,000kmにのぼる。

今のままで行けば、数十万 - 数百万年後には大地溝帯でアフリカ大陸が分裂すると予想されている。

過去記事の、

イスラエル・ガリラヤ湖が震源となる連続した地震の発生で気づいた「地球上の大陸の分断」の始まる地点
 2013年10月23日

などに書いたことがありますが、この大地溝帯は、アフリカ南部から、中東のイスラエルまで続く巨大な断層で、仮に地球が大きく変化する時には、「ここで地球が分かれる」というニュアンスを持っていると理解しています。

ここに、シュタイナーの「地球の縁」としての線が引かれていることは面白いと思います。

great-lift.gif


大地溝帯でアフリカ大陸が分断される、という学説は、知る限りでは、2005年から 2010年までの研究の間に判明したことではないかと記憶しているのですが、1906年の時点で、シュタイナーがこの大地溝帯が「文字通り地球の縁になるかもしれない」ことを知っていたのかどうか。

非常に見にくい図ですが、地震の分布図(赤で塗られた場所)と、気温の平年差(赤いほど平年より高い)の図の上に、シュタイナーの描く四面体の地球の「縁」を線として書き込んだものがあります。

シュタイナーは「日本が地球の頂点」と述べていますが、他の三角形の頂点の場所を示してみました。

hotcold-world-1.gif
anthromed.org

シュタイナーの地球モデルだと、

・日本
・ギリシャ
・米国


などが、それぞれ「角」ということになりそうです。

この『天地の未来』で示される日本の位置の意味というのは、次のどちらかなのかもしれません。

1. 日本での地震や噴火などの自然災害が世界に影響を与える
2. 世界中の地震や火山噴火が日本に影響を与える


どちらにしても、どうやら日本は「地球の変化を示す頂点」という象徴性を持つのかもしれません。




地震予知は地球のカルマに介入する悪しき事

ところで、シュタイナーは「予知」について、どう考えているのか。

つまり、地震予知とか、そういうものです。

これについては、シュタイナーは完全に「否定」しています。
予測できないということではなく、

「予測していはいけない」

として、たとえば、下のようなことも述べています。


『天地の未来』より

人間がこのような出来事を処理しようとすると、いかに恐ろしい方法で地球全体のカルマに介入することになるか、よく考えてください。

恐ろしい形で反応が生じるでしょう。例外的に、秘儀に参入した者が地震を予知したとき、自分のため、もしくは自分に近い者たちのために、その知識を用いることはできるでしょう。

しかし、その秘儀参入者たちは事態を知りつつ没するにちがいありません。

何千年・何百万年をとおして人類のカルマのなかに存在してきたことがらは、短期間で廃しされたり、無力にされたりしないからです。



地震予知というのは、特殊な能力でそれができる人も「してはいけない」し、それをした人は、「予測できても、地震にやられる」ということになるようです。

そんな感じで、シュタイナーの本に唐突に出てきた「日本」は、神秘学での地質学での、地球の頂点に位置していることを知ったのでした。




33の意味

ところで、この『天地の未来』の最初に、訳者の西川隆範さんの序文があるのですが、その内容には以下のようなことが書かれてありました。

「 33 」という数と関係することです。
過去記事の 33 度については、こちらのリンクからどうぞ。


『未来の地球』諸言より

中世ドイツの神秘哲学者アグリッパ・フォン・ネッテスハイムが作成した「大天使カレンダー」によると、1879年にミカエルの時代が始まる。

人智学の創始者ルドルフ・シュタイナーは、

「天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが、竜に戦いを挑んだのである。竜とその使いたちも応戦したが、勝てなかった。そして、もはや天には彼らの居場所がなくなった。この巨大な竜、年を経た蛇、悪魔とかサタンとか呼ばれるもの、全人類を惑わす者は、地上に投げ落とされたのである。その使いたちも、もろともに投げ落とされた」(『ヨハネ黙示録十二章』)

という事件が起こったのはこの年だ、と述べている。

人間の一生は月のリズム(約18年半)に従って変化を遂げていき、社会は太陽のリズム(33年)に従って展開していく。

1879年から 33年が二度めぐったとき、広島、長崎に原爆が落とされ、それからまた 33年が二度めぐったとき、福島の原発事故が発生した。



その後、いろいろとな記述がありますが、序文のラストは以下のように締めくくられています。


1998年( 666 × 3 )に悪魔的存在が地上に誕生し、21世紀前半中にも活動を開始する、とシュタイナー学派は見ている。他方、本書でシュタイナーも語っているが、紀元前 3101年に始まった暗黒時代(カリユガ)の第一期が 1899年に終了し、精神世界への見通しが明るくなってきている。

幾多の困難が今後もやってくるだろうが、全体的には世界は精神化へ向かっている。物欲の時代は終わり、心魂浄化の時代が始まっている。時代の流れを促進するか、物質に固執して混迷を深めるか、個人個人の生活が岐路に立っている。

私たちはいま、比類なき美しい自然に鎮座なさっている神々にふさわしい国土をあらためて築いていく時期を迎えたのではないだろうか。



カリユガというのは、ヒンドゥー教の概念のようで、要するに「悪と破壊の時代」のことを指すようで、カリ・ユガ - Wikipedia によれば、紀元前3102年1月23日より始まった「悪徳の時代」とされ、現在はこの時代の中にいるとされているようです。

それにしても、色々な立場から、たとえば地球とか自然災害などを見ますと、まったく違う側面がいろいろとあって、どちらが正しい正しくないということではなく、様々な価値観が膨らんでいくようで、なかかな楽しいものです。

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