2015年06月01日



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意識の覚醒云々の前に『美しき緑の星』からの影響で歩いたり走ったりの毎日。そして、パニック障害は「揉んで」治る?



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▲ 『美しき緑の星』より。食事をして洗濯した後は、「運動ばっかり」する宇宙人の日常。



宇宙人たちのフィジカルな生活から学ぶ

友人のジローさんから電話がありました。

ジロー 「この間のオカのブログにあった『美しき緑の星』って面白い?」
わたし 「ジローさんみたいに心が歪んでいて、醜さと卑しさの中に満足を求める人にはつまらないと思う」
ジロー 「オカも人間性は大差ないだろ」
わたし 「まあ、そうだけど」
ジロー 「きれいな映画ってこと?」
わたし 「うーん・・・きれい、とは違うなあ」
ジロー 「ひとことで言うと、どんな映画よ」
わたし 「ひとことでは難しいけれど・・・宇宙人たちが・・・」
ジロー 「宇宙人たちが」
わたし 「運動、運動、また運動ってくらい運動ばっかりする毎日を送っていて、ついには中国雑伎団みたいな技を展開できるようになっちゃう映画なんだよ」
ジロー 「どんな映画だよ」
わたし 「みんな手を使わないで足だけでバク転とかできてる」
ジロー 「他には?」
わたし 「エンドロールもずっと運動」
ジロー 「運動だけの映画かよ」
わたし 「まあ、他にもストーリーはあるけど、そこは説明が難しいや」


というような会話をしていて、いかに人にものの内容を伝えるのが難しいか、あるいは、伝えられたものを受け取ることが難しいのかを学びました。

しかしですね。

ここで言ったことは、ある程度は事実なのですね。

下は『美しき緑の星』の中で、宇宙人の主人公の息子たちが、地球の女の子たちに「その星での生活」を語るシーンです。

『美しき緑の星』より「運動、運動、また運動の日々」



実は、この映画を見る以前から、いろいろな人の本などを読み、少しずつ、「現代の人間の不調(めまいや神経内科的病気も含む)のほとんどは、血流や神経が停滞しまくっていることが原因のような気がする」と考えるようになりまして、つまり、

多くの人びとは日常の運動が圧倒的に不足している。

ということを、まあ感じていまして、それは何より私自身なのですね。

私は根っからの運動嫌いで、そんな生活が 20年も 30年も続いているわけです。

そして、春ころから、いちおう名目は「めまい改善」ということで、ほんの少しずつ運動をするようにしてはいました。

運動といっても、朝のラジオ体操と、1週間に何度かの軽い散歩程度だったのですが、ある時、「ちょっとハードに体を動かすと、その翌日、めまいがないことがある」ということに気づきました。

そして、その後、映画『美しき緑の星』に出てくる宇宙人たちの気の違ったかのような「運動三昧」の生活を見て、

「これだ」

と思ったのです。

彼ら宇宙人の運動の素晴らしいところは、「目的が特にない」ところです。

つまり、「タイムを良くしよう」とか「試合に勝とう」とか、あるいは「健康維持のため」とか、そういうものがどうもない。意味なく運動している。

私の場合は、目的意識がアリアリですけれど、とにかく、『美しき緑の星』を見たすぐ後に、近くの市民体育館のジムに入会しました。ここは「月いくら」とかではなく、市民なら、2時間 400円ですべてのマシンを使うことができます(だから、毎日、ご老人たちで溢れかえっています)。

しかし、ジムは、あくまで雨の日や暑い日の補助で、基本は外を歩く。

最低1時間か、できればそれ以上歩く。

そして、ラジオ体操1と2を朝晩2セット。

スクワットをはじめ、足の筋肉の血流を良くする「動き」を、1日 50回から 100回の間で任意に。

あと、ついでに、これは昔からアメリカなどの医学論文にあるものですが、

「握力を鍛えると血圧が下がり、心臓病のリスクが減る」

という医学誌ランセットの医学論文を思い出し、ハンドグリップで暇な時には握力強化。

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▲ 2013年05月13日の Eurek Alert サイエンスニュースより。


昨日の記事にも少し書きましたけれど、口惜しいながら、ガンだけではなく、アメリカの医学は進んでいます。

抗ガン剤や降圧剤を出して終わりという医療ではない「完治医療」がどんどんと提出されています。
上の「握力を鍛えて、血圧と心疾患リスクを下げる」というのもそうです。

実は血圧に関しては、少し昔、私は血圧が高かった( 150〜160くらい)のですが、全身の痛い血流ポイントを揉み続けていましたら、あっというまに 30くらい下がったままです。

ですので、別に高血圧ではない上に、最近書いていますが、今はもう血圧の高低に興味がないので、測ることもないのですが、『美しき緑の星』の主人公の人たちの一家はみんな空中ブランコの達人ですから、空中ブランコには握力も必要だろうと(空中ブランコやるつもりかよ!)、

「これも美しき緑の星の教えということで」

ということで、追加しています(いったい、あの映画から何を学んだのだ)。

まあ、空中ブランコはともかくとして、「揉む」のは本当に良いです。

2ヶ月くらいやっていますが、肩こりも頭痛も消え、体で痛み系の不調があるところはどこもなくなりました。

揉むのは、特に、足首のくるぶしの周りから、ふくらはぎ、膝の裏あたりにかけてですが、強く揉むと「ものすごく痛い」ところが必ずあると思います。

人によっては悲鳴を上げるほど痛いと思いますが、そこがポイントだと思って、執念深く揉み続けていれば、いつかは痛みはなくなります。

他にも全身の「関節の周辺」で痛いところも同様です。
ヒジの周辺、腰の周辺、股関節の周辺など、痛いところを揉む。




パニック障害を「1年間揉み続けて」治した現役医師

ちなみに、昭和大学医学部の客員教授の堀泰典さんというお医者さんの『最後は「免疫力」があなたを救う』という本の中に、堀医師自身が、

「若い時に8年間も苦しみ続けた重いパニック障害を治したこと」

について書かれてあります。

それは「自分で揉んで治した」のでした。

部分部分抜粋してみます。


堀泰典『最後は「免疫力」があなたを救う』 私も苦しんだパニック障害 より

実は、私も28歳から35歳までの8年間、パニック障害に悩んだ経験があります。それは本当に辛かった。無気力、イライラ、不安、息苦しさ、激しい動悸やめまい、多量の発汗などとともに絶望感に襲われ、心は暗黒の広い荒野を漂っているようで、頭のなかはいつもどしゃ降りの雨でした。

最悪なときは、些細な音でも心臓を張り裂けんばかりのすごい動悸が襲ってきました。椅子から立ち上がると、いつもめまいに襲われ、俗にいう起立性失調症が起き、何かにつかまらなければ数メートルも歩けませんでした。

しかし、残念ながら現代医学では治すことができませんでした。ですから、私は他人を頼ってはいけないと一大決心をし、自分で治すことにしたのです。(略 / 堀医師は現代医学の基礎をもとに人体の仕組みを勉強し治します)

そして、一見、パニック障害とは関係がなさそうな、筋肉の反射や脳脊髄液の循環作用を勉強していくうちに、静脈孔などを開く方向に噛み合わせのベクトルを掛けることに気付きました。

頚静脈孔という穴は、上顎の奥歯の近くにあり、頚静脈や副交感神経である迷走神経が走っています。その穴が噛み合わせの異常、歯ぎしりやタッピングなどで、狭窄が起こることによって静脈が圧迫されたり、迷走神経が軽い障害を受けたりすることにより、痙攣、呼吸障害、唾液障害、唾液分泌障害、心臓の不整脈、胃腸の機能障害などさまざまな症状が出てきます。



著作ではこのような理論展開がまだ続きますが、これらの勉強の中で堀医師は、

パニック障害は、

・迷走神経の圧迫などによる副交感神経異常
・脳脊髄液の循環の異常


などによるものではないかと考えるようになります。

では、これらの「見識」を、堀医師は実際にどのように自分に適応していったか。

続けます。


私は、まず、自分の気になるところ、凝っているところ、痛いところを探し、もみほぐすことにしました。股関節を痛めていたので、最初に股関節から攻めることにしました。

そしてあるとき、股関節のトリガーポイント(筋肉や筋膜に生じるコリ)があるのを見つけ、それをもみにもみました。痛いの、なんのって、ものすごく痛かったのですが、めげずにもみました。来る日も来る日も痛みに耐えてもみました。

毎日もんで1年が過ぎたころ、ある日、ブチッと音がしました。トリガーがつぶれた瞬間に視界が一瞬で晴れたのです。そのとき、パニック障害が治ったと確信し、実際にそのとおりでした。



ということになったのでした。

つまり、治療法は「揉んで揉んで揉みまくる」と。
しかも1年間も諦めずに続けた。

「副交感神経異常」とか「脳脊髄液循環異常」などの理論は難しいですが、対応法の「揉む」のは理解しやすいです。

この堀医師のパニック障害の、

「何かにつかまらなければ数メートルも歩けない」

というのは、かなり重症で、今なら、普通に神経内科に行けば、大量の薬漬けコースになることは間違いありません。

私も、今は症状はないですが、長くパニック障害でしたので、堀医師の辛さはある程度はわかります。

しかし、その治療法として「痛いところを揉むだけ」というのは、目からウランバートルが落ちる感じです(壮大かよ)。

Ulan-Bator.jpg
Google

いや、ウランバートルの説明はいいから。

実際に「揉んで」パニック障害が治るかどうかは、今の私にはわかりようがないですが、この堀医師の「1年間の執念」には、揉むことに付随する何かもあったようにも思います。

いずれにしても、薬を使わずに自力で治されたというのは大したものだと思います。

私なんか、ほんの2ヶ月くらい前まではズルズルと薬を飲むことも多かったですからね。

ちなみに、この堀医師の本を買ったのはつい最近で(監修が安保徹さんなので買ってみたのでした)、私自身はもう少し前から「揉む」ことで良くなる部分があることを見つけて、やっていました。

ちなみに、堀医師の文章にあるように、普通だと、

> 痛いの、なんのって、ものすごく痛かったのですが

というほど痛いです。

私も、足のくるぶしの周りから、足首にかけての痛さはものすごかったです。

それでも、続けていれば、「ある日、ブチッと音がしました」ということはなくても、次第に痛みが消えていきます。

肩こりがあって、以前は湿布などをすることもあったのですが(湿布も鎮痛消炎剤で、体にとても悪いですので)それをやめるために、いろいろとやってきたのですけれど、ツボや揉むことがこんなに効果的だとは正直思いませんでした。

あとはスポーツ映画(違うって)の『美しき緑の星』からインスパイアを受けた部分も多いです。

アントニオ猪木師も、かつて、

心が歪むのは
肉体自体が不健康だからだ。

という格言を残していて(ソース)、堀医師の言う、「副交感神経異常と脳脊髄循環異常が心の不調を生み出す」という説を補強してくれています。

アントニオ猪木師
inoki.gif


同時に、アントニオ猪木師は、

「迷わずいけよ」と言っても、
俺にも迷う時もある。

ということも言っています(だからどうした)。


・・・ところで一体、私は今回のブログで何を書こうとしていたのだ・・・。


まあ、運動のことはともかくとして、実際には『美しき緑の星』から私たちが学ぶ最大の点は、

「肯定的態度」

であることは最近書いたとおりです。

そして、映画で描かれる「普通の地球の人が覚醒していく最初の準備段階」の描写が、シュタイナーが「秘儀参入の準備」として書いていたことと合致することに気付き、感心したものでした。




医師の奥さんから学ぶこと

少し前の記事、

プレアデスという場所の人も「世界は音によって完全に変えることができる」と言っていたことから改めて思う「周波数と世界の関係」
 2015年05月26日

の中で、


映画『美しき緑の星』の中で、唯一、「自力で覚醒」した人がいまして、その人などの変転は心の支えになりそうです。

冷え切った人間関係と心の中で生きていた女性が、しだいに、自然の世界と、この地球の営みに「美しいもの」だけが見えてくる。

基本的には誰の援助もなく、「1人で」ランチの野菜の美しさに感動し、授乳している母ネコと子ネコたちの姿に感動し、どんどん彼女は変化していきます。場面はどれも大変に短いのでわかりにくいかもしれません。

そして、ついには冷えていた心が解け、旦那さんの産婦人科医を含めて、すべてを美しいものとして受け入れて、人生の再出発が始まるのです。

これを自力で達成した人は、映画では、彼女だけだと思います。



と書きましたが、そのシーンは本当に短いですので、抜粋してみました。

「奥さんの目覚め」と、ちょっと官能的なタイトルをつけてしまいましたが、官能的なものではありません。

『美しき緑の星』より



このように、『美しき緑の星』にはすべての登場人物の中で、唯一、「自力覚醒」を果たした女性がいるわけですが、それらのシーンで感心したのは、シュタイナーが、「神秘学の秘儀参入のための具体的方法」を記した『いかにして高次の世界を認識するか』に書かれている、

神秘学を学ぶための準備段階

で「行うべきこと」から、彼女の行動が始まっているということでした。

それは以下のように記されています。



シュタイナー『いかにして高次の世界を認識するか』 準備 より

準備を始めるにあたって、私たちはまず、まわりの世界で起こっている特定の事象に魂の注意を向けなくてはなりません。すなわちそれは芽を吹き、成長し、繁茂する生命と関わる事象と、しぼんだり、枯れたり、死滅したりすることと関わる事象の二つです。

私たちが周囲の世界に目を向けてみると、これらの事象は、いたるところに、同時に存在していることがわかります。そしてこのような事象をとおして、あらゆる場所で、ごく自然に、私たちのなかにさまざまな感情と思考が生み出されます。

ところが私たちが準備を始めるためには、日常的な状況のなかでこれらの感情や思考に身をゆだねているだけでは、まだ不十分です。私たちは日常生活においては、あまりにも早く、ある印象から別の印象へと移行していきます。

しかし準備を始めるためには、私たちは集中的に、完全に意識的に、これらの事象に注意を向けなくてはならないのです。

外界の植物が一定の方法で花を咲かせたり、繁茂したりするのを知覚するときには、私たちは、それ以外の要素をすべて魂のなかから追い出して、短い時間のあいだ、この「ただ一つの」印象に完全に実をゆだねなくてはなりません。

すると私たちは、以前だったら魂のなかをさっと通り過ぎていったはずの感情が高まり、力強くエネルギッシュなものになるのをすぐ体験できるようになります。





どうやら、シュタイナーのいう「高次の世界を認識するための第一歩」というのは、植物でも動物でも、あるいは、もしかすると、石や土でも、

徹底的に対象を肯定的な態度で見続け、その美しさに没頭することからすべてが始まる

ということのようです。

上の奥さんのような態度に「気づく」ことからすべてが始まるものなのかもしれません。

自分たちの住んでいる地球にあるものを徹底的に心の底からの注意を向ける・・・というようなことは、確かにふだんの生活ではあまりしていませんしね。



あと何十年で奥さんの心境に近づけるのかは

そして、次には、運動、運動、また運動という(そんなこたあ、シュタイナーは言っちゃいない)、あるいは、揉んで揉んで揉み続けるという・・・(そんなことも言ってないやい)、まあ、いろいろと考えることもすることもありますが、何もかも長い目で見ることが必要かもしれません。

とはいえ・・・。

堀医師が揉み続けて自力でパニック障害を治すのに1年。

中村天風さんが、ヨガの修行で悪性の結核を治して悟りを得るまで2年半。

お釈迦様が悟りを得るまでに6年から7年。

そして、これらはみんな、もともとがよくできた人たちですから、私たちのような普通の人は、これらの数倍から数十倍の年月がかかって、

「ある日、ブチッと音がして、視界が開ける」

というようなことも起きるのかもしれないですし、あるいはいつまでも起きないかもしれないです。

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