2015年06月25日



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人間より多くの遺伝子数を持つイネとミジンコに感謝しながら、高齢化社会をめぐる暗いニュースから肯定的な側面を探りだそうと



藤野での田植え会でいただいたイネ
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いま、エネルギーの相剋が進行しています。小競り合いといってもよいし、大戦争といってもよいでしょう。この戦いはさらに拡大するでしょう。

なぜなら、この戦いは、だれの周波数がこの惑星を支配し、誰があなた方人間を所有し、操作し、訓練するのかということがかかった戦争だからです。

人間の変装をした周波数であるあなたは、誰なのでしょうか。そして、このときにあって、あなたの仕事は具体的にどのようなものでしょうか。


(『プレアデス+かく語りき』より)




地面を求めて

先日、藤野での田植え会にお招きいただきました。

その際、素足で田植えをしたのですが、田植えが終わったあとも、しばらく素足で過ごしていました。そして、つくづく、

「素足で地面に立つのはいいなあ」

と思っていまして、そして、それとは別に、いろんな人や「人のようなもの」たちから「地面の上に立つことの重要性」を聞いたりしていました。

たとえば、最近たまに出てくる自称プレアデスの人は、本の中で、以下のように述べたと書かれてあります。また、他のそのようなタイプの人は、植物にふれることの重要性を語っていました。私のような神経症とかの人は、植物や農作物を育てることが大事なんだそう。


『プレアデス+かく語りき』より

あなた方の多くはより高い領域に到達したいと願うあまり、ここ地球での仕事を忘れて、その高みにとどまっていたいと願っています。あなた方は地球にしっかりと根を下ろすことを学ばなければなりません。地球に根を下ろすことの必要性をあなた方は分かっていないようです。(略)

あなた自身を大地に根を下ろさせるための一つの方法は、外に行って地面に座ることです。外に行って、自然のなかにいてみてください。木の傍らにしばらく立つか座ってみてください。

椅子を日の当たる場所にもっていって、太陽の光を一身にあびながら本でも読んでみて下さい。あるいは、泳ぎにいって、足を水に浸してごらんなさい。こうしたものは、すべて自然の基本要素です。それが大地を形成しています。



どうということのない文章にも見えますが、この少し後に続くのが、冒頭に載せました「いま、エネルギーの相剋が進行しています。小競り合いといってもよいし…」のくだりなのですから、おおごと関連ではあります。

大地に根を下ろすこと・・・。

言い方は命令口調であるとはいえ、自分のふだんの生活を振り返ってみると、「地面の上にいる状態がとても少ない」ことは明白です。そして、都市部の多くの人たちはそうなのではないでしょうか。

私たちは、ほとんどすべてをコンクリートかアスファルトの上で過ごしています。

道路はほぼすべてアスファルトだし、家に畑や広い庭があるのならば、そこに立つこともできるでしょうが、集合住宅では、立てるような土の部分はありません。

住んでいる家や部屋の建物自体も、基本コンクリート主体であるように思われ、その上に立ったり座ったりしていて、多くの人びとは土の上に立つ状態の時間がとても少ない生活をしている上に、その生活が何十年も続いたりしている。

そりゃ、健康にしても精神にしても、いろいろ悪くもなりそうです。

有史以来、人間が・・・少なくとも日本人が、こんなにも地面の上で過ごさない期間を過ごしているというのは、今の時代がおそらく初めてだと思われ、そういう意味では、私たちは、おそろしく自然と切り離された生活を何十年も続けているということにも気づきます。

そんなこともあり、田植えの翌日から「地面の上を素足で歩けるところが近くにあるだろうか」と探して歩いてみましたが、小さな子ども公園はいくつもありますが、「子ども用の公園で素足で立っている中年男性」という図式は、ちょっと困ったリアクションを受ける可能性があります。

そんなわけで、地面に素足で立ったり座ったりしたいのなら、隣駅にある「航空公園」という大きな公園まで行くしかありません。ここは自宅から歩いて往復1時間くらいですので、たまに行っています。

所沢 航空公園
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Suoi Tien

あ、違った。

これは、ベトナムのスイ・ティエン公園というテーマパークで、下のポスターを見て以来、1度行ってみたいと思っている公園でした(すごそうですよね)。

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cungmua.com


まあ、実際の航空公園のほうの写真は載せる必要もないんですが、木も草も地面も豊富にある公園で、最近は、そこで地面に座ったり素足になったりしています。

この公園の周辺には、防衛医科大学病院や、日本最大のリハビリセンターのひとつである国立身体障害者リハビリセンターなど、大規模な医療施設が建ち並んでいて、そのどこもが相当な緑に囲まれていることもあり、この周辺一帯が非常に緑の多い地帯となっています。

もう3〜4年住んでいるのに、引きこもりがちな生活をしていたせいなのか、自分の住んでいる場所のすぐ近隣がこんなに自然にあふれているとは最近まで知りませんでした。

大量の木や植物、そして、たくさんの鳥たちの鳴き声。

空をみれば、自衛隊の軍用機が爆音を上げて飛び交う日常もあります。

こういう自然の多い環境ですから、「運動をしているご老人たち」が多い。
特に、ウォーキングしている人がとても多いです。

映画『美しき緑の星』の宇宙人のごとく、「運動、運動、また運動」というように、取り憑かれたように歩いたり走ったりし続ける人たち

中には、

「お、あの人は地面から少し浮いているのでは」

というように、地面から足が少し浮いて、そのまま水平移動しているようなご老人もいて、運動に対しての達観ぶりを感じさせます。

また、集団で体操をしているグループもあり、ことごとく高齢者の方々ですが、中には「体操なのに微動だにしていない」おばあさんなどもいて、修行中のヨーダのような威光を放っていました。

「負けるわけにはいかない」

と、私はつぶやき、高齢者たちの運動熱に叱咤激励され、対抗して歩く。

「それにしても高齢者の多いこと・・・」

と改めて実感します。




未来への否定的なニュースがあふれる中で

この「高齢者」ということに関して、最近は、肯定的ではない報道が多いです。


高齢者の9割が貧困化 「下流老人」に陥る5つのパターン
週刊朝日 2015年7月3日号

高齢者の貧困が問題になっている。内閣府調査の<世帯の高齢期への経済的備え>で、60〜64歳で貯蓄が「十分だと思う」と答えた人は3.6%。「かなり足りないと思う」と答えた人はその10倍、35.5%だった。

「老後の貧困は、ひとごとではないのです」

そう警鐘を鳴らすのは、生活困窮者支援のNPO法人「ほっとプラス」の代表理事で社会福祉士の藤田孝典さんだ。6月半ばに出版した新刊『下流老人』で、「このままだと高齢者の9割が貧困化し、貧困に苦しむ若者も増える」と書く。



というような「このままだと9割が貧困化」というような語感は、肯定的になりづらいですが、上の記事の中には、


藤田さんが警察で保護した60代の男性は、不動産会社社長で、バブル期は資産が2億円あった。だが土地が転売できず破綻。

この元不動産会社社長は「食いっぱぐれるはずがない」「老後の心配無用」と年金も払っていなかったという。



というような部分がありますが、不動産といえば、先日の野村総研の予測の報道。


野村総研が2033年の空き家率予測、3軒に1軒は空き家に!?
新建ハウジング 2015.06.23

野村総合研究所(東京都千代田区)は、3年後(2018年)、8年後(2023年)、13年後(2028年)、18年後(2033年)の総住宅数・空き家数・空き家率の予測を発表した。

同研究所は、2030年度までに新設住宅着工数が53万戸に減少すると予測。さらに、それを上回るスピードで世帯数の減少が見込まれるとした。

これらから、既存住宅の除却や、住宅用途以外への有効活用が進まなければ、2033年の総住宅数は約7100万戸に増大、空き家数は約2150万戸、空き家率は30.2%に上昇すると予測。



この記事では「2033年には3軒に1軒は空き家」とありますが、記事のグラフを見ますと、そんな遠い年月ではなくとも、あと数年で「5軒に1軒が空き家」、12年くらいで「4軒に1軒が空き家」というような予測となっていることがわかります。

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日本がそんなに空き家だらけになるというのも肯定的なニュースではないですが、「空き家」関係では、さらに、こちらはすでに法律が施行されているもので、否定的な報道があります。


法改正で税金6倍に 「空き家」大量売りで始まる不動産大暴落
日刊ゲンダイ 2015.02.17

首都圏の不動産業者がこう言う。

「今年2月末から“空き家対策特別措置法”が施行される。これまで“空き家”の固定資産税は、更地の6分の1と低く抑えられていましたが、5月以降は負担が6倍にハネ上がる。増税をきっかけに誰も住んでいない空き家を“売却”したり“賃貸”に回す所有者が続出するとみられているのです」

驚くのは、空き家の数だ。総務省の調べでは、全国の空き家は820万軒を突破。7軒に1軒は誰も住んでいない。東京でも、空き家率は10・9%に達し、軒数にすると81万7200軒と、世田谷区と大田区にあるすべての住宅を足した数より多いのだ。



今年2月から施行されている「空き家対策特措法」により、「特定空き家」と位置づけられた空き家に対しては、固定資産税が今までの「6倍」になるのだとか。

家を持っている方々もそうでしょうが、「空き家を持っている方々」となると、圧倒的に高齢者の方々のほうが多いような気もしまして、このあたりも高齢者に関係して否定的なニュースといえます。

どうして、こんなニュースを並べたのかといいますと、毎日、散歩中にたくさんの高齢者を見る中で、これらのようなことを思い出し、

「これらのニュースの中から肯定的な部分を見つけられるだろうか」

と思った次第です。

もっとも、これらのニュースの中には、たちどころに肯定的な部分が見えてくるものもありますが、なかなか見えにくいものもあります。

暗いニュースに当たるたびに肯定的な見解ができるようになれば、暗いニュースも楽しくなるかもしれません(それでいいのか、という意見もあるかもしれませんが)。

そういえば、ここ最近は、海外で「この世の終わり」系の報道をよく見かけるようになりました。

そうだ・・・。次回あたりから、「肯定的解釈の確認」というようなことを含めて、そういうニュースも少しご紹介していこうかと思います。

最近はあまり否定的な報道を取り上げていなかったのですが、報道自体は存在するのですから、それを無視するという私の態度は少し困りますね。

今も昔もいつでも世界は、終末の予測に満ちています。
それらを楽しく見聞きできれば・・・。

ところで、ちょっと思い出したことがありますので、話を冒頭の「田植え」に戻させていただきます。




イネやミジンコの役割

冒頭の写真は、田植えの際にいただいたイネで(田植えでは余ったイネは捨てるしかないそうです)、今はベランダで育てています。まだ田植えから 10日目くらいなんですが、結構な勢いで成長していまして、「さすが遺伝子数の王者」と感心した次第です。

イネは人間より遺伝子数が多いんですよね。

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naoru.com


人間が生きるために絶対に必要なイネやトウモロコシなどが、人間より多くの遺伝子数を持っているというのは、何とも理に適っています。「構造上、人間よりすぐれたもの(イネ)だから、人間は安心して、それに食の基本を任せることができる」というような。

そういえば、田植えには、 In Deep の記事を読まれて来て下さった方が何名様かいらっしゃいまして、その中で、東京・渋谷の道玄坂で『カフェ ベルチュ』というワインバーを経営されている方がいらっしゃったのですが、その方は、「数年前、突然、植物と微生物に目覚めた」とおっしゃっていました。私もそうでした。

そして、おそらくは、ご自宅にだと思うのですが、プランクトンの生態系というのか、様々なプランクトンが生きている環境をご自身で作ってらっしゃるそうなんです。

それで、その方が藤野に田植えに来た理由のひとつが、

「動物性プランクトンを手に入れるため」

なのだとおっしゃっていました。

どういうことかわかりませんでしたので、お訊きしましたら、

「都会の淡水には動物性プランクトンがいないんですよ」

ということなんです。

もちろん、都市部にもいるところにはいるのでしょうけれど、少なくとも東京の中心部は、動物性プランクトンがあまりいない環境のようです。それで、藤野などの山間部といってもいい場所には、動物性のプランクトンもたくさんいるだろうと、田んぼの泥と水をわけていただいたそうです。

どうして、こんなことを思い出して書いているかというと、動物ブランクトンでよく知られているものに「ミジンコ」がいます。

ミジンコ
Daphnia-pulex.jpg
Wikipedia

このミジンコも、イネ同様に、ヒトより遺伝子数が「多い」んですよ。


ミジンコの遺伝子、ヒトを8000個上回る インディアナ大など
AFP 2011.02.09

池や湖に生息し、交尾なしで繁殖できるミジンコは、ヒトよりも多い生物最多の遺伝子を持っている。ミジンコの全遺伝情報(ゲノム)を解読した米インディアナ大などの国際研究チームが、米科学誌サイエンスに論文を発表した。

遺伝子の数はヒトの約2万3000個に対し、ミジンコは約3万1000個だった。なおミジンコは、甲殻類では初めてゲノムが解読された。



ミジンコは遺伝子数で、人間を超えている。

ヒトより遺伝子数がはるかに多いイネやトウモロコシは人間が生きる上で基本的な食糧として重要な役割を果たしている・・・というあたりから見ると、ヒトより遺伝子数の多いミジンコも、おそらくは、人間に対して何らかの重要な役割を果たしているような気がしたのです。

ボディサイズと遺伝子数の比較
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それにしても、その道玄坂でワインバーをされている方は、それまでの人生は植物や微生物などにまったく興味がなかったのに、あるとき突然興味が出てきたということをおっしゃっていましたが、私も取り憑かれたように植物が好きになったのは「突然」、あるいは「ある日」でして、今から5〜6年前だったでしょうかね。

ある日突然、「おおお、植物ってこんなにいいのか」と。

映画『美しき緑の星』で、お医者さんの奥さんが突然、キャベツに魅入るシーンがありますが、あんな感じだったかもしれないです。

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・美しき緑の星


しかし、いくら植物が好きでも、集合住宅ではその願望全体を叶えることはできません。

植物を育てるといっても、ベランダですので限界がある上に、うちの子どもはどういうわけか、道端などのいわゆる雑草と呼ばれる植物の「種」をよく持ち帰るのです。

春過ぎに、子どもが持ってきたいろいろな種をそれぞれわけて植えましたら、見事にすべて芽を出しまして、ベランダはいわゆる雑草に占拠されつつあります。

しかし、これら雑草と呼ばれる植物たちは確かに強く、これで、ある程度の花でも咲くのなら、こんなに育てやすい植物はないかもなあとも思います。

どれもこれも名前もわからなければ、この先どのくらいの大きさまで育つのかもわからないですが、占領されすぎないように育てたいと思います。

最近はイネも加わり、ベランダも賑やかになっています。