2015年08月21日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




人間は本来「全員」が、ブッダやイエス・キリスト、あるいは神々のような精神状態を獲得できることを再認識させてくれたアメリカの「直感治療」医師



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▲ 2015年08月14日の Epoch Times より。

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医者の役目とは

最近は、病気やガンについて、「治療に対しては、自立する態度が重要」というようなことで、

自立した人生(3): 無視され続けたガンの自然退縮に見る「病気を治せるのは自分だけ」という真実と「言葉の重要性」
 2015年08月07日

オカ氏の異常な愛情 または私は如何にして心配するのをやめて恐怖を愛するようになったか
 2015年08月08日

などで、ガンの自然退縮について、『幸せはガンがくれた』などの本や、いくつかの例などで書いてみたり、

病気に感謝する

という概念について記したりしました。

その他の記事もそうですが、私がいろいろと読んだり、書いていたことは、「患者が自分自身で自分を治していく」ことについてのものだったのですが、アメリカのエポック・タイムズにあった冒頭の記事を読んでいて、目からウルグアイが落ちてくるような(落ちてくるものが巨大化してるぞ)、そのような感覚を得たのでありました。

冒頭のクランツというアメリカ人医師は、自分のコロラド大学医学部での医療経験の中で、「医学的に説明のつかない奇跡的な回復を見せる患者たち」をたくさん見ているうちに、今までの自分の西洋医学の方法に疑問を感じ始め、そして、ついに「直感」を診断と、治療の選択に使うようになったのでした。

そして、何に私が気づかされたかといいますと、私はこれまで、「病気は自分で治すもの」ということだけを考えていて、それはおおむね間違っていないと思うのですが、

「その力を促す能力を医師も持つべきだ」

ということをこの医師は述べているのですね。

つまり、医者の役割は「患者が、精神的気づきと内面の平静さの獲得するための良きガイド」であるというようなことを言いたいのではないかと思ったのです。




人間は誰でも神の智恵に近づくことができる

クランツ博士は、記事の中で、

「老子、孔子、ブッダ、イエスのような、過去の医大な思想家であり精神的ガイドたちが示唆した精神の状態に到達することは、誰にでも可能なのです」


と言っていて、つまり、誰であろうと、ブッダやイエス・キリストが到達した精神的内部状態に「なることができる」と考えているようです。

これに関しては、たとえば、『幸せはガンがくれた』に出てくるガンの自然退縮の人たちの中にも、明らかな「悟り」を得ている人たちがいることを見てもわかります。

ちなみに、悟りの基本とは「立派になる」ことなんかじゃなく、


「生きていることを幸せだと心から思える」

「すべてのものに感謝する心を持てる」

「他人と生きるものすべての幸せを願うことができる」



という状態になることだと私は思っています。

この中でも、特に、「他人の幸せを心から願う」ことが悟りの最も重要な部分だと思っています。

実際、お釈迦様も以下のようなことを言っていたようです。


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「世の中で一番成熟した人は、相手に限りなく暖かく配慮する人である」

「今感謝すると、煩悩は去る」



たとえば、『幸せはガンがくれた』に出てきた、ガンの自然退縮者の片山紀子さんという方の心境など、悟り以外のなにものでもないです。


『幸せはガンがくれた』 片山紀子さんの話より

「今の私は、ボケッとして、のんびりして、自分の、一本一本の手足を、確実に自分のものにして……こうやって、なんにもしないで、ひととき、ひとときをじっくり楽しみながら……もう私はガンになったのだから、こうあるべきとか、こうしなければとか、もうそういう考え方しなくてもいいのよって」

「今はなんか、やっぱりみんな幸せでいてもらいたいと、なんでもいいから幸せでいてもらいたいと、それはすごく思います」



この片山さんは、お釈迦様が言う「世の中で一番成熟した人」に、「病気になったおかげで」なることができたことがわかります。このように、誰であろうと「最も成熟した人間(境地に達した人間)」になることは、決して難しいことではないはずです。

ただし、クランツ博士は、

「しかし、現代の人々はそこに到達できるということを知らない」

というように言ってもいて、

あらゆる人間は、お釈迦様やイエス・キリストなどと同じ内部状態になることができることを、「私たちは知らない」

としています。

私は、このことが、人類の歴史の中で「隠され続けてきた」最大のことのひとつだと思っています。

人類は誰でも、基本的に神々と同等の存在になることができる、すぐれた可能性を持っていることを私たちは常に「教えられてこなかった」という経緯があり、それは今でも進行していますが、しかし、これからは(時間はかかっても)きっと変わっていくと思っています。

ところで、このクランツ博士は、治療に「直感を使う」として、「直感」という言葉を使っていますが、この「直感」という言葉は、少し前の、

科学と「心」を一体化させる取り組みは「すべてを示すことのできる未来の科学」への新しいコペルニクス的大転換を導くか
 2015年07月30日

の中で、ウィリアム・H・カウツ博士という科学者による「直感と科学の融合」について、ご紹介したことがありました。

その記事で言う「直感」とは下のようなものです。


「直感とは何か? それは、人が直接的に知見を得るためにある人間の能力です。その場合、通常の意味での合理性や感覚、あるいは記憶を使わずに得るのです」


しかし、やはり、先の賢人もおおい考えて考えて辿りついたと思われる「正しい内部状態」を獲得していない状態での「直感」より、ある程度正しい内部状態を獲得した「直感」の方がいいとは思います。

そして、そのためには、ある程度、訓練というか、日々のいろいろなことは必要だと思います。




瞑想の重要性にようやく気づきまして

正しい内部状態の獲得の方法のひとつは、今回の記事の医師も言っていますが、基本的に「瞑想」のようです。

実は、私は、つい先日、来日していた中国の有名な気功師の方(母親の知り合いなので会えたのですが)から、「毎日の瞑想」を強く勧められました。

その方によれば、私の内部状態として、非常に希有な見識を持っているのに、内部状態を自分でコントロールできていないから、健康も心身状態もバラバラになっているそうで、自分のことを自身で支配することができれば、内部統制が生まれて、非常に良い状態になるはずだ・・・というようなことを言われたのですね。

さらに、

「あなたは、人生において、師や先生を絶対に作らない人のようだから、自分ひとりでやるしかない」

とも言われました。

まったく、その通りで、自分に対しての師とか先生などは、今までもないし、今後の人生でも絶対にないほど私は「先生」という存在も言葉も嫌いなのです。なので、何でも自分で考えてやるしかないのですね。

瞑想の方法は特に、形でどうのこうのではなく、リラックスできる姿勢でおこなえば良いそうなんですが、

「よく言われるような無念無想なんて無理だと思うのですが」

と私が言うと、

「そんなふうになる必要なんてないです。次々とイメージが出てきたなら、そのままにしておけばいい。これはたとえば、パソコンで不要なファイルをゴミ箱に捨てるような、内部の清掃みたいなものだから、とにかく、出てくるイメージや感情はすべてそのままにしておく」

ということで良いのだそうです。

まあ、もちろん、瞑想の方法や考え方はいろいろとあるでしょうから、各自のご存じの方法でいいのだと思いますが、少しずつでも、生活に瞑想を取り入れることは、自立した人生を歩む上で悪くはないと思います

そういえば、セルビアの予言者、ミタール・タラビッチも「人は瞑想すると神の知恵に近付いていく」と言っていたことを思い出しました。(過去記事

ただ、どのような「内部状態」が理想かということに関しては曖昧で、その参考までに、過去記事、

人工 DNA から生命が作られる物質科学の時代に考え直したい 100年前にシュタイナーが唱えた「人類が高次へ移行する方法」
 2014年05月12日

の中に、ルドルフ・シュタイナーが、『いかにして高次の世界を認識するか』に記した、いくつかの項目が、もしかすると、何かの意味を持つかもしれませんので、記しておきます。



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神秘学の学徒になるための条件


第一の条件
「あなたの体と霊の健康を促進するように注意を払いなさい」

第二の条件
「自分自身を生命全体の一部分と感じること」

第三の条件
「私の行動だけではなく、私の思考と感情も、同様に世界に対して重要な意味をもっている」と考えることができる境地にまで上昇しなくてはならない。

第四の条件
「人間の真の本質は外見にではなく、内面にある」

第五の条件
「一度自分で決めたことは、確固とした態度で守り通す」

第六の条件
「自分に与えられるすべてのものに対する感謝の感情を育てる」

第七の条件
「つねにこれらの条件が求められるとおりに、人生を理解する」




十二弁の蓮華の育成のための「六つの条件」

第一の条件
「自分自身の思考の流れを支配すること」

第二の条件
「思考の場合とまったく同じような首尾一貫性を、行為においても保持すること」

第三の条件
「粘り強さの育成」

第四の条件
「人間や、ほかの存在や、さまざまな事実に対する寛大な態度(寛容さ)」

第五の条件
「人生のさまざまな現象に対するとらわれない態度」

第六の条件
「ある種の人生の均衡状態(平静さ)を捕獲すること」





こうやって読み直していますと、

「自分に与えられるすべてのものに対する感謝の感情を育てる」

とか、

「ある種の人生の平静さを捕獲すること」

など、シュタイナーが述べていたことは、病気の自己治癒とも関係した概念であることに気づきます。また、ここにある「内的な静寂」が病気の奇跡的な回復と関係していることも、今回の記事に出ています。

「病気の治療の考え方」というのは、独立した概念ではなく、すべての生き方の中に通じている共通の考え方であるのかもしれません。すべては同じ考えを貫いて生きていくということでいいのかもしれないですね。

それでは、エポック・タイムズの記事をご紹介します。



Doctor Talks ‘Miracle’ Recoveries, Using Intuition
Epoch Times 2015.08.14


直感を使っての「奇蹟」の回復を医師が語る


医学博士ラリー・クランツ氏( Larry Krantz )は、過去、多くの難病の患者たちが「医学的に説明のつかない」回復を示したことを見続けてきた。

例えば、転移性のガンを持っていたクランツ博士のある女性患者について、博士は、その患者は、ずいぶん以前に亡くなっているだろうと思っていた。

その女性患者に対して、クランツ博士はひとりの腫瘍専門の治療医を紹介し、その医師のもとで治療を受けることを勧めたが、彼女はその治療を拒否し、治療を受けないことを決めたのだった。

そのこともあり、博士は、彼女の余命はさほど長くないと考えていた。
しかし、数年後の今でも彼女は元気なままなのだ。

「このような、私たち医師からすれば、心底驚かされるようなケースを、すべての医師たちが経験したことがあると思います。その患者の人々は、医学的に説明がつかないにも関わらず、状態が良くなっていくのです。そのすべての回復の事例は、医学的に説明がまったくつかないものであり、驚くべきことです」と、クランツ博士は述べる。

博士は、それらの多くの例を見ている中で、明るく、肯定的で、前向きのな態度を持つ患者たちの方が、否定的な態度を示す患者たちより優れた回復傾向があることに気づいたという。

この数年間の数々の研究は、ストレスが身体に害を与えることを示している。
博士は、同様の「何か」がそこで働いていると言う。

また、博士は最近、「内的な静寂」が、患者を回復させると信じている。

これらはまた、医師たちが自分の患者を、より支援する方法を理解するのに役立つことがある。

なぜ、医師は患者の内的な平和を見出し、そして直感の智恵に耳を傾けなければならないかということを、クランツ博士は患者たちとの長い時間の中で気づき始めていた。

そして、博士は徐々に、自分の気づいた考えがほぼ確実であることに気づき、博士は、自分の直感の智恵を信じることを学んだのだ。

博士はそれまで、患者の症状を、目に見える事実に基づいての判断と治療をおこなっていたが、博士には、いつも「何か違う」という感覚がつきまとっていた。

そして、博士は徐々に自分の心を変化させていき、それまでの考え方を消し、博士は直感に耳を傾けるようにした。

そうすると、目に見えるものだけで行っていた診断や治療と非常に異なった診断や治療が出現し、そして、それらの診断と治療は、いつも正しいものだった。

「私は、私たちの持つ直感を医療訓練と知性の組合せによる医療ツールとして使うことに意味があると考えています」と、クランツ博士は語る。

博士は、未来の医療へと導く可能性を持つものとして、過去の英知を振り返る。

「老子、孔子、ブッダ、イエスのような、過去の医大な思想家であり精神的な案内人たちが示唆した精神の状態に到達することは、誰にでも可能なのです。しかし、現代の人々は、皆がそこに到達できるということを知らないのです」

博士は、過去の智恵が示した「内部状態」を獲得することが、患者と医師を助けると述べる。

クランツ博士は、自己実現についての著名な心理学者アブラハム・マズロー( Abraham Maslow )氏の同様のアイデアを参照している。

この考え方によると、人は、外の世界の衝突や要求により、方向を見失ってしまっているが、外部世界ではなく、「内部」に焦点を当てることの重要性を指摘する。

古代中国では、医師と人々が社会を通して瞑想を行うことは一般的だった。

中国の医学博士には、現在でも、診断や治療を直感を使用して素晴らしい成果を上げている人たちがいると言われている。これらの能力は、彼らが内側を成長させることによっての結果としての能力だと考えられている。

クランツ博士は、自分が経験したことを本に記すことを決意するまで、コロラド大学医学部の医師であり、臨床助教授だった。

博士が書いた本のタイトルは『奇妙な奇蹟( Strange Miracles )』だ。

博士は「医師たちが正常の域を超えた能力を引き出すことができ、それにより奇跡的な治癒をもたらすことができる世界」に生きることはどんな感じなのだろうと想像する。

博士は著書に、

「ひとりの医師として、私は、人類が進化し、隠された能力の領域を見出した時のことを思って、しばしば感嘆する」

と記している。

「かつてはそんなことは不可能だと思われたが、今はそれが実現に向かっているのだ。私は、もはや、ものごとに”可能・不可能”という区別をつけないだろう」


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