2015年08月23日



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開きつつある「パンドラの箱 2015」の気配を放つ中国に対して2億年以上前から付随していた「崩壊」というキーワード



Chinese-Communist-top.gif

・Epoch Times 2015.07.30(初出 2005.05.31)の Epoch Times より。













「中国発パニック」の入口で


最近、ガンになることや、その自然退縮、あるいは、病気の原理を考えたりしているうちに、「すべては必然」という考えを強く思います。


この世の中に起きること、その存在。

そこに偶然はひとつもないと。


それならば、この世にあるすべてには、「この世に存在する必要がある」から存在しているということが言えると思ったりするのです。


今、世界では、金融や経済について、かなりの動揺が起きています。


その動揺は、今後の数日、あるいは数週間で1度は収まるものなのかもしれないですが、もう少し長いスパンで見れば、ことによれば、「何らかのシステムの崩壊」というキーワードを伴うものに次第に発展していく可能性もあるものかもしれません。


今起きている動揺には「明確な理由が見当たらない」というところに先行きがわからない凄みがあって、かつての「〇〇ショック」というものともまた違う「歪みの解放」的な意味合いも強いもののようにも思いますが、一般的には下のような報道をされることが多いです。


panic-mode-2015.gif


▲ 2015年08月22日の英国ガーディアン Global stocks in 'panic mode' as Chinese factory slump drags on markets より。



上のように、海外では多く、「中国発」というようなニュアンスの報道がなされています。


そして、上のガーディアンの報道の見出しのように、市場は「パニック・モード」に入りつつあるということのようですが、過去の「〇〇ショック」と比較すると、まだ現時点ではパニックでも何でもないと思いますが、歯止めが効かない場合、本格的なパニックの可能性もあるのかもしれません。


ところで、冒頭の「2億7千万年前の石に刻まれた言葉」という報道は、何となく不思議な響きのものだと思いますが、これは、もともとは今から 10年くらい前の報道なのですが、最近、エポック・タイムズで記事が更新されていました。


先にこの記事をご紹介しようと思います。


内容は、


・2億年以上前の岩石から「中国共産党亡」(中国共産党滅亡 / あるいは崩壊)という文字が刻まれているのが発見された


・科学者たちの調査の結果、人為的なものではなく、「自然現象」だと結論づけられた


というものです。


ここから記事です。


なお、中国語の「亡」という感じの意味は、日本語での意味とそれほど変わらないのですが、英語版の記事では Collapse (崩壊)となっていますので、ここではそちらを使わせていただきます。






Epoch Times 2005.05.31



2億7千万年前の石に刻まれた言葉:「中国共産党の崩壊」



2002年6月、中国貴州で、「隠された言葉」が刻まれた2億7千万年前の石が発見された。


この石は、専門家の研究によると、500年ほど前に断崖から落下して二つの石に割れたとされる巨大な石だが、その断面に「中国共産党亡」(中国共産党崩壊)という文字が浮かび上がっているのだ。


chinese-collapse.jpg



「亡」の文字は特に大きく書かれている。


中国の主要メディアはこの現象を一斉に報道したが、「中国共産党」という文字だけを報道しており、どのメディアも「亡」という文字があることについては報道しなかった。


しかし、国営メディアの写真で「亡」という文字を読むことができる。


発見地は、中国南西部の貴州省の山奥の盆地に位置する景勝地で、神秘的な景観を持つ場所だが、交通が非常に不便なために、あまり知られていない場所だ。


この地の清掃中に、この「隠された文字を持つ石」が発見された。


この石は崖から落ちた後に、半分に割れたと見られるが、長さ3メートル、高さ7メートル、重さ約 100トンの大きさだ。


「中国共産党亡」の文字は約 30センチ四方の文字の大きさで均等に並んでいる。


中国科学院や中国地質大学の専門家などを含む 15人の研究チームの分析の結果、この石は二畳紀時代の2億7千万年前のものと見られ、また、この文字には人為的な加工は一切みとめられず、つまり、純粋な自然現象であると結論づけた。


文字のまわりの石の成分は、分析では今から2億7千万年ぐらい前に存在した岩石だという。また、文字が均等に配列されている点については、非常に珍しいことではあるが、地質学の理論によっての説明はできるとのことだ。


地質学的にも、非常に高い地質研究の価値があるという。


しかし、これだけ明瞭な文字の形が自然に形成されたとはやはり考えにくく、その起源には謎が残る。


この石について、中国では「亡」を隠した形で報道されたが、しかし、この6番目の文字「亡」を見た者は、誰でもその意味を理解するはずだ。





ここまでです。


この報道を今回思い出したのは、この現象の不思議さということよりも、「中国共産党亡」という文字列について、これまでは単に、


「中国共産党が滅びる」


という字面で考えていたのですが、日本語的に解釈して、「亡」という言葉を自動詞や他動詞でいろいろと考えてみると、


「中国共産党《が滅ぼす》」


という読み方もできるのかもなあという気がしまして、それでご紹介しました。


中国共産党が、「何か」を滅ぼす。


そして、それは、2億7千万年という比較的長いスパンで見ても、自然現象として記録に残されるほど壮大な「何か」を・・・という解釈は、まあ考えすぎなんですが、2億7千万年という時間軸はともかく、今は、その中国発で世界の大きな変化がもたらされている「途中」といえるのかもしれないなあとは思いました。


もしそうなら、中国共産党という存在の「必然性」が少しわかる気がします。

それは、彼らが今の世の中を破壊するために誕生したという推測です。






予告されていた「パニック」のキーワード


さきほどのガーディアンの報道には「中国発のパニック」というニュアンスが含まれていますが、今年1月に書きました記事、



 2015年01月24日


の中で、『エコノミスト 2015 世界はこうなる』の表紙をご紹介したことがありました。


いろいろなものが描かれているのですが、下のように、紙面のかなり多くの部分を「中国関係」が占めていたことがわかります。


economist-2015-s1.gif




その「中国関係コーナー」の一画には下のような表現がありました。


panic-frb-1.gif



この絵が示唆している状況は、現在の現実に起きていることと、それなりに、似たようなことになってきているようには思います。


ちなみに、中国から連想する「崩壊」とか「パニック」のキーワードでは、最近の天津の爆発の前後から続いている爆発事故「のようなもの」がありますけれど、またも起きました。



中国山東省の化学工場で爆発1人死亡
NHK 2015.08.23

中国沿海部・山東省の化学工場で22日夜、大きな爆発と火災が起きて、これまでに工場従業員1人が死亡し、有毒な化学物質が爆発の原因とみられることから、工場から半径1キロの範囲に住む人たちが避難しています。

この爆発で工場から5キロほど離れた場所に住んでいる人が揺れを感じたほか、多くの住宅で窓ガラスが割れたということで、地元政府によりますと9人が病院に運ばれ手当てを受けているということで、その後工場従業員1人が死亡したことが確認されたということです。


これも天津の時と同様に、住民の人たちによって、動画が撮影されていますが、その爆発音がものすごいです。





ここまで続くと、どうなんだろうとも思いますが、まあ何はともあれ、


「何だかよくわからないけれど、いろいろと起きている」


という中に、今いるのかもしれません。


そして、少し前の、



 2015年08月17日


という記事のタイトルにもありますように、この「9月」というのは、いろいろと気になる月でもあります。


「よくはわからないけれど、いろいろと始まった」のか、市場にしても出来事にしても、単なる偶然の連なりなのかはわかりませんが、冒頭に書きましたように、「この世に偶然という概念はない」というような考えが今の私にはあります。


さて、これからの9月はどのような月となりますでしょうか。