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・2015年9月という「終末」の月(1): ユダヤ教のラビは「9月に救世主が再来する」と語り、7年サイクルのユダヤ安息日の終わりも9月、そして、その9月に起きる27の出来事の「偶然」のシンクロ
・2015年9月という「終末」の月(3): ユダヤ教とメシアの到来と、ユダヤ教の救世主マハディの到来の時期がシンクロする9月に「終末の空気」が満ちている理由は私たちの意志にある
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・赤い月と黒い太陽…
本題と関係ないですが、9月から中国の爆買いも終わる可能性が
昨日は、「9月にメシア=救世主がやって来る」というイスラエルの高名なラビ(宗教的指導者)の言葉を遡って思い出しただけで終わってしまいましたが、今回は、この 2015年9月に起きることを、
・27 THINGS THAT WILL HAPPEN IN SEPTEMBER-OCTOBER 2015
(2015年9月から10月に起きる27の出来事)
からご紹介したいと思います。
ところで、ご紹介する上のサイトにある話ではないですが、この9月に起きることで、日本と関係が深い話として、
「中国人観光客の日本での大量購入、いわゆる爆買いが消えるかもしれない」
という話があります。
日本にとってはわりと重要な話のようにも思うのですが、なぜか、日本ではあまり報道されていないようです。
実は、中国政府は8月の中旬、この 9月1日から、海外から持ち込まれる手荷物や郵送される物品に対して、開封検査を伴う手荷物の内容検査を厳格化することを決定していて、これは中国で大きく報道されていました。
下は「海外ショッピング愛好家に未曾有の危機到来」というタイトルの記事です。
▲ 2015年08月14日の najiaoluo.com より。
詳細はともかくとして、大まかには、この新しい政策では、5000元(約9万円)以上の買い物について、たとえば、化粧品などでは 50パーセントなどの高額な税金となる上に、開封検査の徹底により、虚偽の申告には、罰金や、没収もあるとしています。
これは、手荷物などの税関申告書に書かれた内容物の金額と、実際の金額の 5パーセント以上の虚偽や間違いがあった場合は高額な罰金が科せられ、 10パーセント以上の虚偽や間違いがあった場合は、密輸品と見なされ、没収される可能性もあるというものです。
まあ、実際に厳格に行うとなると、空港などの混雑を含めて大変なことになりそうですので、どこまで厳格におこなわれるのかは不明ですが、これは日本を対象にしているわけではなく、どこの国からの帰国でも同じですので、もし厳格におこなわれるとなると、中国人観光客が多く訪れる韓国だとかフランスなどにも同じ影響があるのかもしれません。
そして、何よりショックを受けているのは、中国の人々のようで、先ほどの記事には下のようなイラストがあり、何となく衝撃を受けているっぽいです。
中国の関税当局は、本当に、これを厳格にやりますでしょうかね。
というわけで、ここから、2015年 9月から 10月に起きる 27の出来事です。
記事には「 27 」とあるので、その通りのタイトルにしましたが、何だかどうでもよさそうなものありますので、印象的なものだけをピックアップします。
2015年9月から10月に起きる27の出来事
1. イスラエルのラビがメシアの到来が9月からの期間にあると語る
▲ 救世主の到来が近いと述べたイスラエルのラビ、チャイム・カニエスキー師( Chaim Kanievsky )。Wikipedia より。
これは、昨日の記事に書きましたことですが、そのイスラエルの報道では、ラビのチャイム・カニエフスー師( Chaim Kanievsky )は、
「それは、安息年の終わり(9月13日)からのことになるだろう」
と述べています。
前回の記事にも書きましたけれど、この「救世主の到来」は唐突な話ではなく、イスラエルの複数の高名なラビによる同じ言葉は 2005年から続いています。
ちなみに、このイスラエルのメディアの記事の冒頭には、新約聖書エゼキエル書の一節が書かれていました。
エゼキエル書 20章 33-35節
わたしは生きている、と主なる神は言われる。わたしは必ず、強い手と伸ばした腕と、溢れる憤りをもって、お前たちを治める。
強い手と伸ばした腕と、溢れる憤りをもって、わたしはお前たちを諸国の民の中から連れ出し、散らされた国々から集める。
わたしはお前たちを、諸国の民の荒れ野に導き、顔と顔を合わせてお前たちを裁く。
2. 金融混乱とシンクロしている7年サイクルのシュミータ( Shmitta / 安息年 )の終了が 2015年9月13日
▲ 「パニック」の見出しの1987年のブラックマンデーの際の新聞。theblackmosaic.com より。
これも前回書きましたが、最近は、大きな経済変動の年が、7年ごとのシュミータと呼ばれるユダヤの安息年とシンクロしているのだそうです。
・1986-1987:金融恐慌、ブラックマンデー
・2000-2001:ITバブル崩壊、911
・2007-2008:リーマン・ショックによる世界金融危機
などの年と、今年はシュミータの概念からは同じということだそうです。
そして、今がその「7年目」のシュミータの中にあり、9月13日に終わります。
3. ユダヤ暦の新年祭「ローシュ・ハッシャーナー」が 9月13日から 9月15日
4. パレスチナ国家の設立に関しての国連決議が9月に行われるらしい
▲ 2015年06月01日の freedomoutpost.com より。
上の報道がどの程度信頼のあるものだか、まったくわからないですが、一応、記事の冒頭の部分を記しておきますと、以下のようなものです。
パレスチナ国家の設立に関しての国連決議が9月に行われる
9月に起きることについては、様々な話が飛び交っているが、ほぼ完全に見過ごされていることのひとつが、、国連安全保障理事会が9月に、パレスチナ国家を設立する国連決議に投票する可能性があるという事実だ。
今、フランスでは、パレスチナ人たちへ正式な国連安全保障理事会の承認を与える決議案に取り組んでいる。そして、エルサレムをイスラエルとパレスチナ国家の両方の首都とし、将来のためのベースラインとして 1967年の境界を設定することを宣言する二国間の最終境界を確立する交渉をしている。
第70回の国連総会が 9月15日に開かれた後、フランスは投票のためにこの決議案を提出することが報告されている。現時点で 136の国が、すでにパレスチナ国家を認識している。
5. 米軍の大規模演習「ジェイド・ヘルム15」の終了が 9月15日
・AFP
「ジェイド・ヘルム 15 」( Jade Helm 15)というのは、アメリカ軍の特殊作戦の大規模な演習で、7月15日から2ヶ月間、行われています。
この演習に対しては「陰謀論」が噴出しているそうで、AFP でもそのことを取り上げています。
米軍の大規模演習「ジェイド・ヘルム15」、噴き上がる陰謀論
AFP 2015.07.20
米国で大規模軍事演習「ジェイド・ヘルム15」の始まりが近づいていた頃、近く食料をめぐる暴動が発生し、戒厳令が敷かれるといった陰謀論が一部で浮上した。反体制派は暗殺される、小売り大手ウォルマートの店舗が捕虜収容所になる、外国の部隊が支援に投入されるなどのうわさも流れた。
その後、米テキサス州知事がジェイド・ヘルム15を監視するよう同州の州兵に指示したことで、陰謀論を信じる人々の確信は強まった。政府軍に没収されないよう銃器を土に埋めて隠した人や、弾薬や物資を備蓄した人もいると伝えられている。
ジェイド・ヘルム15は兵士1200人が参加し米国の7州にまたがって行われる特殊作戦の大規模演習だが、今月15日にひっそりと始まった。
というように、陰謀論が多く出された演習だったようですが、どうやら、少なくとも、アメリカ国民に対しては何事もなく演習は終了しそうです。
ただ、この「9月の中旬」は、安息年の終了(9月13日)や、 ユダヤ暦の新年祭(9月13-15日)、国連総会の始まり(9月15日)など、いろいろなことが重なりますね。
6. 国際平和デー(9月21日)
国際平和デーとは、Wikipedia によりますと、
国際平和デー
1981年以降、毎年9月21日は国際平和デー(International Day of Peace)、通称ピースデーである。この日は平和に、特に戦地なら一時的に停戦など戦争の欠如等に捧げられる日である。多くの国、政治集団、軍事集団、そして人々に挙行されている。
この日を始めるために、国際連合本部ビルで日本の平和の鐘が鳴らされる。
というもので、知らなかったですが、毎年 9月21日というのは、
戦地なら一時的に停戦
などがおこなわれるのですね。
今年はどうなりますか。
7. ユダヤ教の祭日、贖罪の日(ヨム・キプル)が 9月22日から23日
ユダヤの祭事はユダヤ暦でおこなわれるため、一般の暦では毎年、違う日になり、今年は 9月23日からですが、来年は 10月11日からです。
この2日間、ユダヤ教徒は、Wikipediaによれば、
ユダヤ教徒はこの日は飲食、入浴、化粧などの一切の労働を禁じられる。
ユダヤ教徒は、ヨム・キプルのあいだは断食を行わなければならない。敬虔なユダヤ教徒は、唾液も飲み込むことなく吐き出している。
というような生活をするようです。
まあ、身体の機能でいえば、唾液を吐き出すのも運動という意味では労働ですが。
8. イスラム教徒の巡礼(ハッジ)の2日目の「アラファの日」が 9月23日
・1000gooddeeds
アラファの日( Day of Arafat )とは、英語版 Wikipedia によれば、聖典コーランで、「イスラム教が完成された」と説明されているイスラム教の神聖な日なのだそう。
この日の夜明けに、イスラム教徒の巡礼者は、アラファト山の麓、アラファト平原を歩きます。
9. ユダヤ教の50年に1度の恩赦年「ヨベルの年」の最終年が2015年9月から(?)
ヨベルの年 - Wikipedia
ヨベルの年とは、ユダヤ教とカトリック教会の聖日。
旧約聖書レビ記第25章に基づき、ユダヤ教では 50年に 1度の大恩赦の年(ヨベルの年)を迎えるようになっており、カトリック教会では、25年に1度「聖年」として記念してきた。
すべてのものが元に戻る年。
> すべてのものが元に戻る年。
という概念は興味深いです。
しかし、実は、この「ヨベルの年」の最終年が 2015年9月からという意味がわからないのです。
・What are the dates of the 70 Jubilees?
(70番目のヨベルの年は?)
という記事によりますと、紀元前 1367年から始まった 49年サイクルの次の年のヨベルの年は、70回目が「最後」とされているそうで、その70回目というのが、下の表のように、2015年から2016年なんだそうです。
1回目から70回目までのヨベルの年
ただ、ちょっとよくわからないですので、これについては、少し勉強してみます。
10. イスラム教の「犠牲祭」が 9月23日から26日に行われる
犠牲祭とは、正確には「イード・アル=アドハー」と呼ばれるイスラム教の宗教的な祝日で、動物を生け贄として捧げて祝うもののようです。
この祭事も、イスラム暦でおこなわれるので、西暦上では、おこなわれる日は毎年まったくバラバラです。
11. イスラエルが領土を奪い返した1967年6月7日から2015年9月23日までの予言的な時間のサイクル(?)
▲ 第三次中東戦争でイスラエルが獲得した領土(肌色の部分)。 Wikipedia より。
1967年6月7日というのは、イスラエルが領土の拡大を果たした第三次中東戦争の停戦前日で、イスラエルが圧倒的な勝利を収めたものですが、この日から今年の 9月23日までの何らかの「予言的な時間のサイクル」があるのだそうです。
これがまた理解できないのですが、下の2つの記事、
・Daniels Week Prophecy “49” Started June 7th, 1967! DANIEL’S FINAL “49” and 70th “7” SIMPLIFIED!
(ダニエル書の「49」の預言は1967年6月7日に始まった! ダニエル書の「49」と「70回目」と「7」について簡単化して説明)
・Number of days between June 7th, 1967 and September 23rd, 2015
(1967年6月7日からの日々の数と、2015年9月23日)
というサイトに説明があるのですが、根本がわからないので、どうもわからないのです。
ちなみに、上の記事には、「49」とか「70」とか「7」といった数字は、旧約聖書『ダニエル書』9章24-27節に描かれているとあります。
ダニエル書 9章24-25節
お前の民と聖なる都に対して/七十週が定められている。それが過ぎると逆らいは終わり/罪は封じられ、不義は償われる。とこしえの正義が到来し/幻と預言は封じられ/最も聖なる者に油が注がれる。
これを知り、目覚めよ。エルサレム復興と再建についての/御言葉が出されてから/油注がれた君の到来まで/七週あり、また、六十二週あって/危機のうちに広場と堀は再建される。
うーん、この部分と、1967年から 2015年9月までの時間の「数」に何かあるということらしいのですが……。
・・・これはあれですね、また途中になってしまいますが、次回もこの続きとしまして、これらのことを少し、理解してみたいと思います。
そして、できれば、上の記事を訳すことができる程度に理解してみたいと思います。
いろいろと知りますと、すべてが偶然であれ何であれ、確かに 2015年9月というのは、思った以上にいろいろなことがシンクロしていて、そして、ずいぶんと昔からユダヤ教やキリスト教などでこの月が示されていたのかもしれないと思えてきました。
続きは次回ということで、よろしくお願いいたします。
(以下が続きです)
・2015年9月という「終末」の月(3): ユダヤ教とメシアの到来と、ユダヤ教の救世主マハディの到来の時期がシンクロする9月に「終末の空気」が満ちている理由は私たちの意志にある