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2010年03月03日



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世界の陸地の38パーセントが砂漠化の危機



38パーセントの土地が砂漠化の危機に直面=米国研究
大紀元日本 2010年03月03日

(*)多分、これがその International Journal of Life Cycle Assessment 誌の記事。要約がサイト上にあります。

Climatic impact of land use in LCA―carbon transfers between vegetation/soil and air

 最新の研究で、全世界の土地を乾燥しているレベルに従い15の自然生態地区に分けた。そのうち8地区、全世界の陸地の38%が砂漠化の危機に直面していることが明らかになった。この中でもっとも状況が悪化していたのは北アフリカ、中東国家、豪州、中国西南部と南米西部でその砂漠化指数は76%に達している(最高数は100%)。

 米サイエンス・デイリー(電子版)によると、これらの地区の次に砂漠化指数が高いのは地中海、熱帯および亜熱帯草原地区の63%。沿海地区と大草原地区が一番低く、最低指数が40%であった。

 この研究結果は世界で初めて砂漠化指数を用いたライフサイクルアセスメント(LCA)(注1)である。研究員はLCAと地理情報システム(GIS)(注2)を同時に使用し砂漠化の危機にある8地区をそれぞれ沿海地区、大草原地区、地中海地区、サバンナ、温帯草原、温帯砂漠、熱帯および亜熱帯砂漠に分けた。

 研究論文の主だった著者であるスペイン・カタルーニャ農業食品研究所(IRTA)の科学者モンセラト・ヌーネス(Montserrat Núñez)氏は、間違った再利用出来ない土地の使用が土壌の質を悪化させる原因となっていると述べた。もしこの悪化させる現象がスペインのような乾燥地帯、半乾燥地帯或いは乾性半湿潤地帯で行なわれたとすれば、それらの土地は完全に生産能力を失い復元不可能になるだろう。この悪化現象が「砂漠化」と総称されているものだと指摘している。

 この研究では砂漠化に関して、乾燥度、浸蝕、帯水層の乱開発および火災リスクという4つの主要な生物物理学の変数を採用している。このように分類すれば特定の人間の活動が及ぼす砂漠化への影響を評価できるほか、その人間の活動により異なる地域に与える影響、あるいは同じ地域に与える影響などを比較することが出来る。現在、スペインとアルゼンチンではこの方法を用いて多くの事例が挙げられている。

 LCAとGISを組み合わせた研究では様々な土地の利用により作り出された影響をより容易に分析できる。また、砂漠化指数の研究についてだけではなく、生物形態の損失や浸蝕および用水量の分析も可能である。ヌーネス氏はこの新しいLCAの環境への影響分類により、人間の活動が及ぼす砂漠化への測定を可能にしたと述べている。

 この研究発表は最新の International Journal of Life Cycle Assessment 誌に掲載されている。

 (注1):ライフサイクルアセスメント(LCA)とは環境用語であり、その製品に関する資源の採取から製造、使用、排気、輸送などの全段階を通じて環境影響を定量的、客観的に評価する方法である。

 (注2):GISとは、(Geographic Information System)の略で地理情報システムのことである。
タグ:砂漠化

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