2012年05月13日



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魏志倭人伝に描かれる 1700年前の日本と日本人



昨日、

またも旅立ち?: エジソンとシュタイナーからみた教育のこと

という雑談を書きまして、読み返してみると、なんだか私がシュタイナー教育を賞賛しているようにとらえられると困ると感じたので追記しておきますと、Wikipedia にあった「7歳ごとに」という部分が気に入ったということで、他に対しての評価は含まれません。


教育の理論だけではないですが、どんなことでも自分の意見で何を根幹とすべきなのかというと、それは単に「自分自身の持つ理想」でいいのだと思っています。「自分の理想を自分の意志とする」。これだけで十分だと思います。なので、どれだけすぐれた理論でも、他の人が作り出した理論にどっぷりハマるのはあまり好きではないのです。


たとえば、自分が、


・自分はどんな世の中に生きたいか。
・子どもがいるなら、その人にはどのような未来に生きてほしいか。



そういうような個人の理想を軸に考えれば、それでいいのだと思います。


そして、今はまだ有限宇宙論(ビッグバン理論)の中で憂鬱な「有限の存在」という中に生きている私たちですが、そのうち、現在の宇宙論は消えるか、修正されると私は信じています。

それは今でも観測結果のいくつかが表していますが、とりあえず、

・暗黒物質の否定
・宇宙線の発生源がついに突き止められない
・140億年以前の多数の銀河の発見


が重なれば、修正を余儀なくされると思います。

つまり「宇宙は無限だった」と。

そうなれば、「私たちの存在も無限」だという概念に到達できるのではないかと考えています。


なお、以下はあくまで私個人の考えですので、科学的には無視されていいことですが、今の私は宇宙の基本は下の点だと考えています。


・星も太陽系も銀河にも始まりはなかった。つまり、宇宙が形成された時期というものは存在しない。


それと共に、「宇宙は成長していない」ということもあります。

今も昔もずっと同じ。
あるいは、「今も昔も」という時間軸自体が存在しない。

そういう感じだと思います。

学問的には、これをどういうのか知りませんが、昔、フレッド・ホイル博士のことを書いてある部分に定常宇宙論というものを見たことがあります。


定常宇宙論とは、1948年にフレッド・ホイル、トーマス・ゴールド、ヘルマン・ボンディらによって提唱された宇宙論のモデルであり、無からの物質の創生により、任意の空間の質量は常に一定に保たれ、宇宙の基本的な構造は時間によって変化する事はない、とするものである。

2005年現在、ビッグバン理論が有力と考えられることが多く、支持する多くの科学者らから(ビッグバン理論が)「標準的宇宙論モデル」と呼ばれており、このような立場からは定常宇宙論は「非標準的宇宙論」のひとつと見なされている。



とのことです。

ちなみに、私の考えはこの「定常宇宙論」とも違いますけれど。
定常宇宙論でも、星や銀河は形成を繰り返すわけですけど、「それさえもない」と思っています。

余談が長くなってしまいましたが、昨日の「教育」についての続きを書こうと思っていたのでした。
ここから書きます。



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2012年05月12日



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この記事では翻訳ではないです。
ただ、今日ご紹介したい報道記事もありますので、それはあとでご紹介いたします。


今回は先日書いた、子ども関係の記事の続きというか、私的なことも含めて記しておきたいと思いました。

先日、

3歳までことばを持たなかった私の子どものこと
 2012年05月08日

という子どもの話を書いたのですね。
思うところあって、タイトルを変えています。


それでまあ、今、うちの子どもはこの春から普通の小学校に行っているのですが、実際には私はこの「小学校へ行く」、あるいは「行かせる」ということ自体に、かなり疑問を持っていました

とはいえ、小学校にはとりあえずは入学させようとも思っていました。奥さんの祖母とか、うちの親とか、親戚関係とか「周囲の穏便な関係」というものが理由のひとつとしてありますし、もうひとつは何よりも、「子ども本人の意志と経験」でした。

本人が楽しいのならそれでいいわけですし。

でまあ、細かいことはともかく、とりあえず本人は小学校に1ヶ月行って、多少いろいろとあったりすることもあり、今後、子ども本人といろいろと話していこうとは思っていますが、私本人の価値観としては、「今後の時代に生きる人間として」は、どう考えても、小学校から高校まで12年間という長い時間を現行の制度での学校教育の中で過ごすのは人生の中であまりに不毛な気はしています。

本題とは関係ないんですが、そのことを少し書きます。


earth.jpg

▲ ぜんぜん内容と関係ないですが(笑)、なんとなく地球の写真などを置いてみました。



「不毛な輪廻」の中の学歴社会システムが間近に見えている中で

ちなみに、これは「学校教育の存在そのものが不毛」といっているのではないです。

現在の学校制度はそれはそれでいいのだと思います。

ただ、「私の価値観とは合わない」だけの話です。

今後も今まで通りの学校制度や受験制度、そして就職制度の中で生きていく人たちはたくさんいて、そのことを否定するつもりなどまったくありません。

私自身が、そういうシステムの中での完全な落ちこぼれだったので、その「12年間」が異常に不毛だと感じていただけで、小学校から高校卒業までの12年間を充実した時間だったと過ごせるのなら、それが一番だと思います。

しかし、もし、その目的が、仮に「大学に入るため」であり、それが「いい会社に入るため」という目的であるのだとすれば、それは特に今後は不毛だと思います。

その理由のひとつは、たとえばですが、その「いい会社」さえも日本から消滅しようとしているということもあります。

エルピーダメモリのことは記憶に新しいでしょうけれど、ソニーやパナソニックやシャープなどといった超大企業が、たとえば上で挙げた「12年後」に「同じ経営母体である会社」として存在している可能性が果たしてあるでしょうか?

あるいは、大手銀行、金融、証券、建築、不動産。

そんなものが12年後に今と同じ形で果たして存在しているでしょうか。



「いい会社」が存在しない社会の中で、「いい大学」を出た人はどこに向かえばいいのか。

まあその時にはその時で何らかのことがあるのかもしれないですし、あるいはまた「何事もなく」良くなっているかもしれないですが、しかし、そうだとしても、このような不毛な輪廻の社会システムに入るより、小さなうちから「野菜の育て方」とか、もう少し大きな子どもなら、「屎尿リサイクルや自家発電の方法」などを学んでいったほうが、この先いいような気もするのです。


いずれにしても、そういうことがないにしても、正直、私自身が子どもの頃から

「どうして学校に行く必要があるのだろう」

という疑問を持っていて、そして、大人は誰も的確に答えなかった。

「行くことに決まっている」

と答えられる。

それならそれでいいです。
決まっているなら仕方ないけれど、そのメリットを見いだしたかった。


まあ、12年間の学問の中で、唯一恩恵を感じているのは、「九九」ですね。

他はないです。
歴史も科学も全部忘れました。


私は日本語は自分で覚えました。

小児ぜんそくで寝たきりだった3歳から6歳くらいの間に毎日ひとりで絵本を読んでいるうちに覚えてしまっていました。

だから、言葉は早かったです。



あとは学校で学んだことは何ひとつ覚えていませんし、「席に座っていた」だけでした。


オレはこの椅子に座って何をしているのだろう」とずっと思っていました。


まだうちの子どもは6歳で、スタート時点の時間のズレはどうにでもなる時期ですので、うちの子どもの今後の「生き方」をもう少しちゃんと考えようかなと思い始めました。

何しろ彼はあと2ヶ月で「7歳」なんです。
つまり、私の思うところの「大人」になっていくのですから。

それで、引っ越したばかりなんですけど、来週あたりから、いろいろな場所を見にいくことにしました。



シュタイナー学校のある藤野に行ってみる

ひとつは、日本のシュタイナー学校としては文部省に学校法人として認可されている2つの学校のうちのひとつ「シュタイナー学園」のある神奈川の藤野という町を見てくるつもりです。

別に子どもをシュタイナー学校に入れるということではなく(そんなお金はないですし)、そういう学校がある場所なら、悪い土地ではないのではないかなあという単純な話です。

ここから電車で1時間20分ほどで行けるのでそれほど遠いところではありません。

自然の多いところだと聞きますし。


ところでは、私は「シュタイナー」のこと自体を知ったのが、ブログ「クレアなひととき」を書いていた時、薔薇十字の修行者の方からコメントをいだたいて、はじめて知った次第です。

まして、「シュタイナー教育」となると、今でも何も知らないですので、Wikipedia の「シュタイナー教育」を見ると、そこに大変に興味深いことが出ていましたので、少し書いておきます。

最近、私がこだわっていた「こどもは7歳で大人になる」と関係したことです。

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2012年05月06日



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前記事: 地球の気温の今後 (1): 寒冷化の予測と反して異常に上昇し続ける世界各国の気温
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(訳者注) 先日書きました上のリンクの記事では、世の中の気温が(全体ではないですが)大きな方向としては「高温化」に向かっているのではないかということを書きました。

今回はその続きですが、その理由的なことを書くのではなく、今の世界気温の現状のニュース記事をいくつかご紹介します。最近の、日本が連休の間くらいの間の、米国、ロシア、ヨーロッパ、タイ、UAE、ベトナムなどのニュースの主に見出しです。

私は正直、過去にも書いていますが、「世界は緩やかに低温化していくのではないか」と思っていました。しかし、将来的なことはともかく、現状では主要国の多くは、まだ春だというのに暑さにあえいでいます。


ちなみに、「高温化の何が問題なのか」ということ。

これは別に世界全体のことを心配しているわけではなく、単純に「今年の日本と、私を含めた日本人たちの生活」を心配しているという話となります。

なぜなら、私たちは今、電力供給が足りないという過去数十年で異例の状態の生活の中で生きているからです。


たとえば、4月24日の日本経済新聞の記事。


夏の電力不足、関電は最大19.3% 20%超の節電要請も
日本経済新聞 2012.04.24

関西電力は23日、全11基の原子力発電所が停止したままだと、様々な対策を講じても今年夏の電力供給が最大で19.3%不足するという見通しを発表した。(中略)大規模停電を回避するために、関電が昨夏比で20%超の節電要請を打ち出す可能性も出てきた。



もし、この状態で、仮に今年の日本がかつてないような高温にさらされたらどうなるのか。

要するに、このことを心配しているというような感じです。

ご存じのように、日本の原発は現在すべて稼働が止まっています。多分、ここまで大規模に稼働を停止させた場合、「暑いからといってすぐに再稼働すること」などはできないはずです。

仮に夏が極端に暑くなった場合は、生活上でなすすべがなくなる可能性はあるように思います。


もちろん、日本が暑くなっていくかどうかなどわかりませんし、私個人としても、暑いのが嫌いですので、何とかマウンダー極小期、および寒冷化の方向、あるいは一気に「氷河期」にまで進んでほしいですが、現状は何とも難しい感じです。

日本が寒冷化に向かう可能性としては、

・北朝鮮の白頭山が噴火する
・富士山が噴火する


など近隣の大きな火山の噴火によって「太陽放射が噴煙等により直接遮られる、ということによっての寒冷化はあるかもしれません。


「白頭山」といえば、昨日のコリアンタイムスという韓国の英字新聞に、「噴火の迫る白頭山」というような記事がアップされていました。

Mt. Baekdu eruption's impact on NE Asia
白頭山の噴火が東アジアに与えるインパクト
 Korean Times 2012.05.03

bekdu.jpg

▲ 白頭山。火山爆発指数(火山の爆発のレベル)は富士山よりも上です。

これはかなり長い記事ですが、興味のある部分もあるので、近いうちに翻訳してご紹介できるかもしれません。


しかし、今回は世界の気温の現状です。
ここからです。



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2012年05月03日



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昨日の記事、

寒冷化の予測と反して異常に上昇し続ける世界各国の気温

では、最初、タイの話から書いたのですね。

その中で、これまで地震が極めて希だったプーケットで地震が頻発していることにふれたのですが、疑問だったのが、様々な記事の中に、「住民たちが次々とプーケットから避難している」とか、「観光客たちのキャンセルが相次ぎ」などとあり、いくら何でも、M4 前後の地震が数回起きただけの中で少し大げさすぎではないの? とは思っていました。

多分、建物の被害も人的被害もほぼ起きていないはずです。

phuket2.jpg

▲ バイクでプーケットから避難する一家。4月17日。


その疑問があって、タイのメディアなどを少し見続けている中で、その「事態が大げさになっている理由」がわかったのです。それは、プーケットなどのメディアに登場する下のタイ語でした。

phuket.png


これは何と書いてあるかというと、

プーケット沈没

という意味の言葉でした。

そして、「そのウワサで持ちきり」と続きます。

プーケットでは地震発生の頃から、この「プーケット島が沈没する」という噂で、大勢の人が島から逃げようとしていたのだということがわかったのでした。


具体的には、「 4月27日にプーケットが海に沈む」という噂だったそうで、大勢の人が陸路や空路でプーケットから離れようとしたために、道路が渋滞し、空港も混雑し、また観光にも影響があったようです。

4月27日は過ぎましたので、今は落ち着いたと思うのですが、しかし、この「ウワサで逃げ出す人々」を私たちは笑えません。日本の昨年の震災の後から「次から次へと」湧いて出てくる「次の地震の噂」を見てもおわかりでしょうが、一度、噂が発生すると、形を変えて次々と出てくる様子を私たち日本人も 2011年から現在に至るまでそれを経験し続けています。


というより、全世界の誰もプーケットの人を笑えないかもしれません。

たとえば今日 5月3日のロイター日本語版の「世界のこぼれ話ランキング」を見てみましょう。

そこからいくつか見出しをピックアップしてみます。
下の見出しはすべてオリジナル記事にリンクされています。







上の5位にある「米国人の2割「世界の終末近い」、マヤ予言も影響=調査」は、昨日の報道です。その内容は、


調査会社イプソスが世界的規模で行った最新の調査で、「生きているうちに世界の終わりが来ると思う」と回答した人が、全体の約15%にのぼることが分かった。



というものでした。

今回は、このイプソス社のオリジナルのニュースリリースをご紹介します。

これは、「生きているうちに世界の終わりが来ると思うか?」という質問を、中国、トルコ、ロシア、メキシコ、韓国、日本、米国、アルゼンチン、ハンガリー、ポーランド、スウェーデン、フランス、スペイン、ベルギー、カナダ、オーストラリア、イタリア、南アフリカ、英国、インドネシア、ドイツの、全21カ国の1万6000人以上を対象にしておこなった大調査です。


しかし、現実には、世界のほぼ9割の人は「世界の終わりなど考えもしない」ということのようです。

それではここから記事です。



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2012年05月02日



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関連記事: 地球の気温の今後 (2): 暑い5月のはじまりに
--

(訳者注) 今回のテーマは「世界の今後の気温」についてなんですが、In Deep では、昨年、

あらかじめ予測されていた小氷河期の到来
 2011年11月07日

というような記事を特集したり、あるいは、先日の

奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 2012年04月21日

という記事で引用した読売新聞の記事タイトルには「300年前は寒冷に」と、太陽磁場の複雑化が寒冷化を引き起こすかもしれないというような、ひとつの推測が書かれてありました。


私個人としても、「今後、地球はどちらかというと、ゆっくりと寒冷化のほうに向かうのではないのかな」ということを思っていました。


しかし、どうも様子がおかしい


地球全体ではないですが、どうも逆の方向、つまり高温化に向かっているのが、未来はともかく、現状ではそのようなのです。今回はそのことについて書きますが、一回では書ききれないかもしれないですので、その場合は2回くらいにわけます。


ところで、私は最近、ちょっと「タイ」のことが気になっていて、タイの報道などを見ることが多いです。そこにもこの傾向が現れています。

とりあえず、そのことから書いてみようと思います。


今のタイのこと

タイの何が気になっているかというのは、具体的なことではないですが、とにかく「いろいろなこと」が起きているとしか言いようがない状態です。

今、メモを兼ねて、地球の記録というページにたまに記しています。最近のものは「タイで何が起きているのか: プーケットの地震、陥没する土地、そして、燃え上がる大地」というものです。

タイでは滅多に地震など起きないプーケットで地震が続発しています。プーケットでは、 2004年のスマトラ沖地震で大きな津波の被害に遭いましたが、島自体はまったく地震と無縁でした。

どのくらい地震が起きない場所かというと、1963年から1998年まで35年間のデータから見る限り、たとえば、東京などの「何百万分の一以下くらい」と言えそうなほど地震(震源という意味)とは無縁の場所なのですが、最近、地震が続発していて、何しろ地震経験がほとんどない人たちですので、住民たちも自主的に避難したりしているようです。


36man.jpg

▲ 1963年から1998年までに発生した「すべての地震」の震源。ここにある地震の数は「35万8,214回」という膨大なデータですが、プーケットはその 36万回の中にさえ震源としての記録はありません。


タイの地質学者たちは、2004年のスマトラ地震で、断層に変化が起きたのではないかとしていますが、理由はともかくとして、タイではいろいろな地質変化が起きています。


たとえば、昨日、

800頭以上の死亡したイルカが漂着したペルー北部で、今度は推計1,500羽以上のペリカンの大量死
 2012年05月01日


という記事を書かせていただいたんですが、タイでも魚の大量死が報道されていました。しかも、それまで魚の大量死とはまったく無縁だった「クラビ」という島がある県で、です。

krabi-map.jpeg

▲ クラビ島。

このクラビ島は、レオナルド・ディカプリオという米国の俳優が出演した「ザ・ビーチ」という映画の舞台となってしまったせいで、それまで閑散としていた美しい島が白人観光客に占領されるようになってしまいましたが、それでもなお美しい島です。

下の地図がクラビのある場所で、上で書いた「最近になって突然、地震が発生し始めたプーケット」のすぐ近くなんです。

krabi.png


上の美しいクラビ島のあるクラビ県の海岸沿いに 4月26日からの数日間、延々と死んだ魚が打ち上げられていることが発見されたのだそうです。

crabi-fishdie.jpg

タイの地元メディアより。「4月26日から5月1日にかけ、タイ南部クラビ県の海岸に魚の死体が大量に打ちあげられ、タイ当局が原因を調査している」と書かれてあります。


しかし、今回のメインの話はこれらの地質や大量死の話ではありません。

いずれにしても、もともと、タイの島が大好きだったこともあり、毎日のようにタイのニュースをわりとこまめにチェックしているのですが、その中で下のような記事がありました。

monkey-01.jpg

ちょっと写真が小さいので、わかりにくいと思いますが、下に写真を拡大して載せてみます。

monkey-02.jpg

おわかりでしょうか?
サルが水道の蛇口をひねって水を出して、その水を飲んでいるのです。

どうしてこんなことになっているのか。
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2012年04月24日



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wo-top.jpg

昨日、ロシアの「極東オルカプロジェクト」(オルカはシャチのこと)というシャチの生態調査と保護などをしている団体が、ニュースリリースを発表しまして、その内容は「カムチャッカ半島の白いシャチの姿が明らかに」と題されたものでした。

wo-01.jpg


上の写真はリリースされたものの中のものですが、こちらにすべての写真があります。

この白いシャチというのがこのカムチャッカの周辺にいることは、以前から知られていて、2009年とか2011年などには写真撮影されていたそうですが、今回、今までで最も多くの撮影や観察ができたことが報告されています。

まあ・・・ニュースとしては、それだけの話なんですが(苦笑)、どうして、多くのニュースのタイトルの見出しの中から「シャチ」という言葉に反応したかというと、ちょうど、昨日、お酒を飲みながら何となく見ていたページが、

Eskimo Woman Prophecies
(エスキモー女性の予言)

というページでした。

そのエスキモーの女性は下のイラストの女性のようです。

eskimowoman.jpg

1877年11月5日に生まれたということが書かれてある以外は、名前も書いていないですし、予言といっても、いつ頃言ったものなのかもわからないのですが、その内容というより、彼女の予言が、


・シャチから教えてもらったもの


となっていることが印象的だったのです。

イメージとしては、下の写真のように彼女の夢(?)にシャチが現れて、語るのだそう。

orca-01.jpg


上の英語ページでは、このエスキモーの女性は、

- 第一次世界大戦が始まる日付
- ケネディ大統領の暗殺
- ファティマの聖母マリアの外見

などを予測したとされていますが、まあ、予言の当たる当たらないは今の私にはあまり興味がなく、ただ、興味があるのは、「概念の横のつながり」なんです。

たとえば、古代神話というものが、どこの国のどんなものでも、似通ったものであるというような意味での「横のつながり」のことです。時間軸を外して考えると「これらの共通認識の中に世界が存在する可能性があるのかもしれない」ということに、なかなかエキサイティングな感覚を覚えたりする最近だったりします。


この「横のつながり」は各種の予言にも確かに言えるような気がして、たとえば「未来の病気」。


19世紀のセルビアの予言者だったミタール・タラビッチは、下のように言っています。訳は、ヤスの備忘録からのものです。


世界中で奇妙な伝染病が蔓延する。だれもその治療法は分からない。だが、みな「私は高い教育があり、頭がいいから治療法は分かっている」と言い張るが、だれもなにも知ってはいない。人々は考えるに考えるが、正しい治療法を見つけることはできない。だが、治療のカギとなるものは人間自身の中や周辺にあるのである。


tarabich.jpg

セルビアの観光ページにあった写真。多分、ミタール・タラビッチの生家で、この彫像のどちらかがタラビッチのようです。座ってる方ですかね。タラビッチの生家はセルビアで観光地になっている模様。


そして、16世紀のイギリスの女性予言者のマザー・シプトンという人。この方は 1561年に亡くなった後、1641年になってから、四行詩の形での彼女の予言が収められた本が発行されています。

mothershipton2.jpg

▲ マザー・シプトン(1488 - 1561年)と思われる人物画。Mother Shipton's Propheciesより。


この人の四行詩はノストラダムスなどと違って、具体的に書かれていることと、あと、怖ろしいことを書いているわりには「あまり怖い感じがしない」という特徴がありそうです。機会があればご紹介したいですけれど。

そのマザー・シプトンの四行詩の中にこういうものがあります。


彼らの危険な行為から生まれた種が繁殖し
悪寒、そして数多くの死者をだす
科学者たちは治療法を見つけることができない
ハンセン病よりはるかに悪い病気



こういう、「将来、悪い病気が流行して多くの人が亡くなる」という予言はとても多いのですが、マザー・シプトンのものには、「彼らの危険な行為から生まれた種」と、やや人為的なニュアンスを感じるものがあります。


そしてここで、最初に書いたエスキモーの女性の「シャチから教えられた予言」なんですが、彼女は、タラビッチの言う、

だが、治療のカギとなるものは人間自身の中や周辺にあるのである

に呼応するようなニュアンスの言葉を残しています。


外国の名前をもつ医者が、多くの病気を治すことができる治療法を作り出すために、わすれな草のような植物を使います。

それから人はガンや風邪で死ぬことがなくなります。

また、男性を愛してしまう男性がかかり消耗して死んでしまう病気の治療法が開発されます。




まあ、いずれにしても、このような「時代も地域も違う予言の横のつながり」ということには興味があって、最近たまにいろいろな人の予言を読んだりしています。


冒頭がシャチの話でしたので、そのエスキモーの女性の方の予言を翻訳して載せておきます。

言った年代はわかりません。

「ロシアが再び共産主義に戻る」と言っているので、ソ連が崩壊した 1991年以降かとも思いましたが、それだと、1877年生まれの彼女は、115歳とかの年齢になってしまうことになるので、どうも違うような気もしますが、年代は不明のままですが、とりあえず掲載しておきます。



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2012年04月13日



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(訳者注) 数日前から、海外では「死海の水位が下がり続けている」ことに関してのことがわりと多く報じられています。死海というのは、アラビア半島北西部に位置する塩の湖で、西側にイスラエルがあります。

その死海が枯渇し続けているということ事態は今に始まったことではないのですが、ここ数日でわりとニュースで目につくことに気づきます。


dseavanish2.jpg

▲ 1972年から2011年までの衛星から撮影した死海の写真。黒い部分が深い部分で、青い部分は水深の浅い部分。つまり、青い色がどんどん増えているのは、水深が浅くなっていきていることを示しているようです。


日本語などではまったく見ない報道で、どうして、海外ではこのことにこんなに反応するのかということについて、メッセージ・トゥ・イーグルというサイトの記事を見て、その理由が何となくわかりました。この「死海」は「聖書」と深く関係がある場所みたいなのです。


メッセージ・トゥ・イーグルによれば、聖書の「エゼキエル書」という中の47章に、「死海が枯渇しない限り時間はある」と書かれている下りがあるのだそうです。

日本聖書協会の訳によると、このような下りです。



エゼキエル書 47章 8-10節

彼はわたしに言った。「これらの水は東の地域へ流れ、アラバに下り、海、すなわち汚れた海に入って行く。すると、その水はきれいになる。

川が流れて行く所ではどこでも、群がるすべての生き物は生き返り、魚も非常に多くなる。この水が流れる所では、水がきれいになるからである。この川が流れる所では、すべてのものが生き返る。

漁師たちは岸辺に立ち、エン・ゲディからエン・エグライムに至るまで、網を広げて干す所とする。そこの魚は、いろいろな種類に増え、大海の魚のように非常に多くなる」。






さて、この「死海」。

私はおおまかな場所以外はまったく知りませんので、そのあたり少し調べていると、いろいろとおもしろいこともわかります。

まず、死海の伝説についてですが、Wikipedia にはこのようにあります。


旧約聖書のソドムとゴモラは神が硫黄の火で燃やしたと伝えられるが、一方での廃墟は死海南部の湖底に沈んだとも信じられている。



そもそも、この「ソドムとゴモラ」とは何なのか。

かつてない姿を見せ始めた『天地創造の柱』と呼ばれる星雲」という記事で、1966年の日本映画『サンダ対ガイラ』というのを思い出したことがありますが、ソドムとゴモラもやはり怪獣?・・・と思って、とりあえず、Wikipedia のソドムとゴモラを見てみますと、こうありました。


ソドムとゴモラは、旧約聖書の『創世記』に登場する、天からの硫黄と火によって滅ぼされたとされる都市。



あ、町の名前なんだ!

なぜその町が天からの硫黄と火によって滅ぼされたのかというと、続く説明では、こうあります。


古来、『創世記』19章前半、の内容から推察して、甚だしい性の乱れが最大の原因であったとする見解が一般的である。



そういえば、私が中学生くらいの時、パゾリーニというイタリアの映画監督の『ソドムの市』(原作は、マルキ・ド・サドの『ソドム百二十日あるいは淫蕩学校』)という性に関しての乱れた映画がありましたが、あれの名前の由来はこれなのかな。

また、「ソドム」という名は新約聖書の上にも出てきたエゼキエル書にも少し書かれています。



聖書 エゼキエル書 16章 49-50節

お前の妹ソドムの罪はこれである。彼女とその娘たちは高慢で、食物に飽き安閑と暮らしていながら、貧しい者、乏しい者を助けようとしなかった。

彼女たちは傲慢にも、わたしの目の前で忌まわしいことを行った。そのために、わたしが彼女たちを滅ぼしたのは、お前の見たとおりである。





こっちでは「お前の妹ソドム」といっているので、都市じゃなくて、人なんですね。

それにしても、上の旧約聖書にしても、下のエゼキエル書にしても「滅ぼされるほどの罪か?」という疑念がわいてしまうのですけどね。

「彼女たちは傲慢にも、わたしの目の前で忌まわしいことを行った」とか立派に言っているのがだれだか知らないけれど、どうも、このテのエラソーなこと言う「存在」には結構、ストレートに腹が立ったりする人生。

現実的な苦痛なんてのは、一方向から見てわかるわけねーだろ。・・・と、聖書を編纂した人にはまあ言いたいですが、それはともかく、どうにも最近、聖書の周辺に、日々矛盾というのか、懸念が増え続けます。


先日の「ヘビとウロボロスとケツァルコアトルと月と太陽をめぐる旧約聖書『創世記』への疑問のようなもの」という記事にも旧約聖書のことが出てくるんですが、どうも・・・。


アダムとイブの禁断の実の話にしても、ゴジラとモスラ・・・じゃねえや、ソドムとゴモラの話にしても、性の乱れだけで、その都市を硫黄と火で滅ぼしちゃうというあたりとか(乱れていない人だっていただろうに多分、一緒に滅ぼされている)、どうも釈然としない部分が今回もあるんですが、しかしですね、その「釈然としない部分」というものも、もしかすると真実かもしれないというあたりも、今回の「死海」を調べている中で少しわかったんです。

すなわち、「死海文書」の存在です。



死海文書の公開は昨年から始まっていた

そもそも、死海文書というのは私は、その名前を聞いたことがあるくらいで、どんなものかわからないんですよ。なので、こちらから、説明を抜粋します。


死海文書は、1947年から1956年にかけて、イスラエルの死海北西の要塞都市クムランの近くの11箇所の洞窟で発見された、ヘブライ語聖書の断片を含む約850巻の写本の集まりである。

文書は、ヘブライ語のほかにアラム語・ギリシア語で、紀元前2世紀から紀元後1世紀の間に書かれている。この時代に書かれたものとしては事実上唯一のユダヤ教聖書の文書であり、聖書本文の内容が写本を通して劣化されることなく比較的正確に伝えられてきた歴史を証明するものとして、貴重な資料であるとみなされる。




上には、

> 聖書本文の内容が写本を通して劣化されることなく比較的正確に伝えられてきた歴史を証明するもの


という表現があります。
このような表現が存在するのはどうしてか?

それはつまり、「聖書」というものがこの長い歴史の中で、その内容をどんどん変えられて、内容を歪められてきているのではないかという懸念が存在し続けていたからではないでしょうか。

ちなみに、「陰謀説」も存在するようで、Wikipedia にはこのようにあります。


1990年代に、バチカンが文書の公表を差し止めているという疑惑が発表された。
(中略)

いくつかの主要な文書が数十年間に亘って意図的に隠されていると主張した。

死海文書は聖書の歴史にとって重要なものだと頻繁に書かれるため、「死海文書の作者は地球外生命だ」といった、様々な陰謀説がささやかれる。




少なくとも、2000年近く「手つかずの状態」で聖書やその周辺の内容が残されているものであることは事実のようで、これが完全に公開されれば、何か今、私などが抱いている「漠然とした聖書への懸念」も解けるのかもしれないです。

「伝えること」に関しては、悪意はなくとも、たとえば、伝言ゲームでも人の耳から他の人の耳へ情報が伝達されるたびに内容は変わっていくわけで、写本にもそういう部分はあるのかもしれません。

死海文書の公開について、Wikipedia の文書の最後はこのようになっています。


なお、バチカンではこれらの書を異端として未だ認めていない。

2010年10月19日、イスラエル考古学庁がGoogleとの共同により死海文書の全てをデジタル撮影し、インターネット上で公開する計画を発表した。2011年9月26日には「イザヤ書」ほか5つの文書が公開された。



つまり、つい最近、公開が始まったようです。


さて、今回は、実は「死海は12万年前に完全に枯渇していた」ことがわかったというニュースのご紹介です。つまり、その頃は、死海には水がまったくなかったようです。




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2012年03月31日



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▲ アメリカ人画家ヘレン・ハイドさんが 120年くらい前に書いた江戸の子どもたち。孔雀みたいなのを見ています。


少し前に、1897年頃の日本の風景が、日本人自らによって描写され彩色された絵が収められた書の編纂をしていた英国のジョン・ライランズ図書館でそれが完成したことを記事にしまして、その翌日、それらの写真や海外のいくつかをご紹介しました。

120年前の日本の光景に見る「私の中のパラダイス」
 2012年03月28日

という記事です。


それを書いた後に、ふいに、昨年の震災の後に書いた「どんなに愛される資格があるのかを私たちは知らない (2011年04月14日)」という記事を思い出しました。

その記事の最後に、フェリックス・レガメというフランス人画家のことを書きました。レガメは、1876年に、日本に到着して以来、日本の自然や建築物よりも、「そこで生活する日本人の日常の姿」に心から感銘し、それをたくさん絵に残しました。


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▲ フェリックス・レガメ( Félix Régamey / 1844年 - 1907年)。誕生日が私と同じ8月7日。はじめて日本に来たのは 1876年。

19世紀の終わりに彼が書いた『日本素描紀行』という中にはこのような記述があります。


『日本素描紀行』より。

私は、午後三時から始めた貧しい人々の住む地域の散策から戻って来た。魚屋や八百屋の店先は、夕食のため、たいへん賑わっている。この時刻の盛んな活気は、やがて人気のない街の静けさに移っていくのだろう。

私は、深く感動して、頭をかしげて戻る。

たった今見たすべてのことに、心の奥底まで動かされ、あの誠実な人たちと、手まねでしか話せなかったことが、たいへんもどかしい。

彼らは、私がどんなに彼らが好きであるのか、おそらく知るまい。また、自分たちに、どんなに愛される資格があるのかも知らない。





▲ レガメの描いた東京・浅草の様子。1870年代の終わり。杖を持っている人は目の見えない人かもしれません。でも、みんなで一緒。


そのフェリックス・レガメという人はフランス人ですが、アメリカで絵を学び、また、アメリカで絵を教えました。

そのレガメに絵を学んだ生徒の一人に、ヘレン・ハイド( Helen Hyde )というアメリカ人女性がいました。彼女はアメリカで絵を学んだ後、1899年にはじめて日本にやってきます。そして、日本人画家に従事します。「浮世絵を愛したアメリカ人女性版画家、Helen Hyde 」という記事によると、狩野友信という日本画家に従事したようです。


今日はそのヘレン・ハイドさんが 19世紀末の日本で描いた絵のいくつかをご紹介したいと思います。男性だったフェリックス・レガメと違い、ヘレンさんは「親子」や、「子ども」の絵をたくさん描いています。

多くは、海外のブログ「Helen Hyde: A Student Of Felix Regamey」からのものです。

フェリックス・レガメもそうでしたが、このヘレン・ハイドさんも「120年以上前の日本の光景、特にその人々をどれだけ愛していたか」が伝わります。

彼らにとって当時の日本はまさに「夢の国」でした。
その後のたった100年で失われた日本の姿です。

それでは、ここからです。

すべて年代や場所の説明はありませんので、絵だけの紹介です。
キャプションは私の勝手な感想です。


helen.jpeg

▲ ヘレン・ハイドさん( 1868年 - 1919年)。




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タグ:日本

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2012年03月28日



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▲ 115年前の長崎の諏訪公園(1897年頃)。池の噴水を眺める女性たち。
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昨日の「金星と月が木星が並んだ翌日に再び現れた120年前の日本人」という記事を書いている時に、そこで取り上げました過去記事の、

日本人自らが撮影した 120年前の日本の光景
2011年09月17日

を眺めていて、そこでは紹介しきれなかった他の写真もご紹介しておこうと思いました。オリジナルは「Japan, Described and Illustrated by the Japanese"Edition De Luxe" Volumes I-X, 1897-1898 (日本自ら描写した1897年から1898年の日本の姿)」という英語のサイトにあります。

すべてが 1897年前後のもので、今から 115年くらい前の日本の風景です。

ここからです。
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2012年03月25日



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「自然の力とは戦ってはならない。使うのだ」(バックミンスター・フラー)


アメリカ海洋大気庁 (以下、略称 NOAA で表記します)のサイトを眺めていましたら、トップページに「New」という文字と共に Natural Hazards Image Database自然災害写真データベース)というコーナーができていたことにきづきました。興味深い部分もありましたので、ご紹介しておきたいと思います。

nh-image.jpg


上の写真がトップページで、ここには「最新の自然災害と歴史上での注目すべき自然災害」がピックアップされており、現在のトップページにあるものは多くが地震です。

現在は昨年2011年3月11日の日本の大震災の写真がトップにあります。この地震は、NOAA での英語での正式名は「2011 Honshu Japan Earthquake and Tsunami (2011年 日本・本州地震と津波)となっています。

上のサムネールにあるものは、右から、

1906年 サンフランシスコ・カリフォルニア大地震
1964年 アラスカ・プリンスウィリアム湾大地震と津波
1991年 フィリピン・ピナツボ火山の大噴火
2004年 スマトラ大地震と津波
2007年 ソロモン諸島大地震と津波
2010年 チリ大地震と津波
2010年 ハイチ大地震と津波
2011年 ニュージーランド・クライストチャーチ大地震

となっています。

上の一覧を見てみても、昨年の日本の地震と津波の災害は、少なくとも「記録」ができるようになった以降の人類の文明史の中では、際だって大きな自然災害だったことがわかります。


現在のトップにあるサムネールのうちで地震以外でピックアップされているものは、「フィリピンのピナツボ火山の噴火」のみですが、この「火山の噴火」というのはこれからの私たちは長い付き合いになる可能性もあるのかもしれません。

現在、日本でも桜島などの大きな噴火が続いていたり、あるいは歴史上を見れば、過去記事「「鎖国」と「富士山大噴火」を生み出した前回マウンダー極小期」にあるような太陽活動の縮小(極小期)の時代に今後、「仮に」入るのだとすれば、1707年に発生した富士山の噴火なども(サイクルから考えれば)起きる可能性はあると思っています。

そんなわけで、直近の噴火としては最も大規模なもののひとつであるピナツボ火山の 1991年の噴火の記録は直近の火山の噴火のデータとして参考になるかもしれません。

なお、ピナツボ火山の1991年の噴火は、過去の富士山の噴火より遙かに大きな噴火でした。なので、仮に今後、富士山が噴火しても、ピナツボ火山の噴火より小さな規模の噴火になる可能性が高いと思われます。

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