2011年01月19日



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原因不明の地割れと地滑りで破壊され「7日間で地図から消えた」コロンビアの町



謎の地質学的変動が昨年12月に始まったコロンビアの町グラマロテは数日で完全に破壊され無人に

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(訳者注) 南米コロンビアのグラマロテという町で、昨年12月以来、大規模な地質学的変動が発生し、地割れ、地滑り等で町全体が破壊され続けているという事態が起きているようです。そこに大雨被害も重なり、町は壊滅。

gramalote-map1.gif

▲ グラマロテの位置。ベネズエラとの国境沿い。Google Map


結局、7000人あまりの町の住民は全員が他の場所へ避難し、最近の現地報道(スペイン語)では、コロンビアの大統領は、「このままグラマロテは地図から消えることになるだろう」と語っています。もう町の人が戻ることのできる日は来ないと判断したようで、町は再建はされず、このまま放棄される可能性が高いようです。

当初、海外メディアの報道では(現在、ブラジルで発生している大洪水のニュースと共に)南米での大雨被害として報道されましたが、「これは大雨被害ではない」ことが今となって明らかになりつつあります。正確な原因はわかっていませんが、「南米プレートが動いている」と言う地質学者もおり、今回は、そのことをある意味で刺激的に取り上げている米国のブログ記事と、現地報道で特集された現地の写真の紹介です。

記事下の写真は、Sexto día de destrucción en Gramalote(「グラマロテ破壊 その六日目の光景」)からです。





South America Roll underway! South American plate is MOVING, Destroying towns
Earth Changes and the Pole Shift (ブログ) 2011.01.17

南米大陸で変動が進行中! 南米プレートの移動が町を破壊している

gramaloto-blog.jpg

異変が起きているのはグラマロテという町で、コロンビア北部のサンタンデール州にある。
この町での変動は 2010年12月に始まった。

海外報道では、同時期に南米大陸の北部に降り続けた「豪雨での地滑り」と報道したが、現実はどうも違うようだ。

コロンビアの地質学者たちは、何らかの地質学的な活動がこの町の下で起きていることによって、今回の大規模な破壊が発生したと結論付けた。その地質学的な活動がどういうものであるかは特定されていない。

gramaloto-blog-2.jpg

グラマロテの町は、結局、12月中に町のすべての住民が避難した。

現地報道の動画を集めたサイトがこちらにある。

gramaloto-blog-3.jpg

YouTube より。煙を上げて地面が割れていく様子。
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タグ:グラマロテ

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2011年01月12日



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(訳者注) 工業用アルコールから作られる偽造酒は、一般的に危険なもので、また実際の偽造酒での死亡例も非常に多いです。それらに関しては記事下に例などを参考資料として載せておきます。工業用アルコールの中でも、特に、メチルアルコールはその化学反応として、網膜を損傷して目に深刻なダメージを与えます(仕組み)。
そのあたりの薬理作用は記事下に参考資料を記しておきます。

今後、穀物などからのアルコール醸造が厳しくなった場合(穀物価格の高騰や不足など)、偽造酒は世界的にほぼ間違いなく増えると思われます。




Fake alcohol erodes rural people’s stomach
ベトナムネット 2011.01.08

偽造酒が地方の人々の体を蝕んでいる

貧しい人々、特にベトナムの地方に住む人たちの多くが飲んでいるノーブランドの酒。彼らはそれをコメから作られた酒だと思って飲んでいるが、実際にはそのアルコールの多くがコメから作られたものではなく、人体に大変有害な偽造酒だ。多くの人々はそのことを知らずに飲んでいる。


fake_alcohol.jpg


ベトナムネットで行った独自取材の中で、リポーターは、アルコール中毒者であるトンに会った。彼は、私たちに、ハノイの近くのバクニン省のイェンポン地区にある偽造酒を製造しているダイラム村のことを話した。

ベトナムで偽造酒を作っている村はいくつか知られているが、ダイラム村は彼らアルコール中毒者たちの間では特に「有名」なのだという。


偽造酒を作り出す技術について

昨年、ベトナムの地方メディアで、偽造アルコールを生産するための技術についての報道記事があった。その記事では以下のように紹介されていた。

「工業用アルコール + 水 + 香料 = 偽造米酒」


このダイラム村の酒の製造者たちは、もともとは、ベトナムで古くからおこなわれている米から醸造する伝統的な方法で酒を作ろうと考えていたが、その中で、中国に渡って、ドライアルコールから米の酒を作り出す技術を学んできた者があり、その技術はダイラム村に莫大な利益をもたらした。

この技術は村全体に拡大し、それによって、北ベトナムの伝統的な酒作りは「死んだ」という。そして、そこにさらに別の新しい技術を「発明」した者がいた。

それが、ドライアルコールのかわりに、工業用のアルコールを使うことだった。

この方法は、ニセの酒を作るために、さらに安上がりで、しかも手早くできるので、村の偽造酒の生産者たちは、この方法に飛びついたのだ。

この、工業用アルコールを使う方法では、生産者がすることといえば、「工業用アルコールと水を混ぜるだけ」だ。そして、そこにコメ酒にしたいなら、米の香りを足す、キャッサバ酒ならキャッサバの香料、トウモロコシ酒なら、トウモロコシの香料を加える。

それだけだ。


すぐに今度は、偽造酒の生産者は、芳香性のアルコールを使うことによって、工業用アルコールで作られた偽造酒を作る技術を開発し、その技法は「アップグレード」していった。

この方法では、もはや香料さえ必要ないのである。

最初から香りのついている芳香性アルコールと水を混ぜるだけ。
ダイラム村では、偽造酒を作るための道具は石油用のドラム缶だ。偽ワインの製造者たちは、ドラム缶に水をポンプでいれて、そこにアルコールを注ぎ入れる。竹の棒でそれをかき混ぜる。

30分すると、もともとアルコールにつけられている芳香の香りの酒になる。
ワインも米の酒もトウモロコシの酒も作る方法はこれだけだ。偽造酒製造者は、酒の製造開始から30分以内に、ドラム缶満杯の酒を造り出す。

今ではダイラム村ではだれもかれもがこの方法で酒を作っている。
村の伝統的な酒の蒸留所はすべて消え去った。

偽造酒を生産するための工業用アルコールは非常に濃縮されており、90度以上の度数がある。そして、1リットルの工業用アルコールで、4リットルのワインを作り出すことができる。

「この方法なら子どもでも酒が作れるんです。このダイラム村では、偽造酒の利益で別荘や車を持っている人々の姿を見ることができます」と、ダイラム村の茶屋のダンさんは言う。


凶悪な偽造酒

ハノイにあるビンダ村の酒類取引業者グエンヴァン・トンは、地方の食堂や、労働者や学生相手の食堂の経営者が偽造酒をよく購入していくという。偽造酒の価格は、1リットルで、 3500ドンから5000ドン( 14円から16円)だと彼は言う。

トンによると、農薬や化学薬品から偽造酒を作る者たちもいるという。

「その方法は水の中に、ある一種類の化学薬品の錠剤を入れてかき混ぜるだけなんだよ。数分で酒ができる」と、彼は言う。

ベトナムの旧正月が近づくにつれて、酒とワインの市場は大変に活気に溢れる。都市部では、外国製の輸入ワインが好まれて飲まれているが、しかし、地方では、ノーブランドの米酒の人気が高い。

ハノイのタンオアイ地区の米酒の製造者のグエンさんは「この時期は結婚式が多くなるので、酒の需要は上がる」という。

グエンさんの仕事は、現在、商売上での偽造酒との戦いの渦中にある。

「お客さんたちは偽造酒を見分けることができないのです」と彼は言う。


ハノイのワイン・レストランの経営者はこう語る。

「先月、若い男がうちの店にやって来て、1リットル 500ドン( 3円)で米酒を買わないかと持ちかけてきたのさ。なんだその値段は、と私は思ったよ。そして、その酒の匂いで気絶しそうになったよ。私は 10年以上、酒を売っているので、匂いですぐわかるが、しかし、これらの酒はグラスに注いで、30分ほどで水になってしまうんだ」。


取り締まることのできない現状

ハノイのタムバ地区では 200世帯から 800世帯の家族が酒を生産しているが、この村の生産者も、多くが中国かベトナム中央部から供給される工業用アルコールを使用して、偽造酒を作っている。

ダムパ地区でから出荷される偽造酒は数十万リットルに及び、それは多くの人々を危険に晒している。

ダムパの隣にあるベトエン地区の地方自治体関係社はこう言う。

「偽造酒は健康に大変危険だ。しかし、地方自治体はそれらの偽造酒製造所を閉鎖することはできないのだ。彼らがその偽造酒をどこで売っているのかがわからないのだ」。


ベトナムでの伝統的な米酒とキャッサバ酒造りで有名なヴァン村では、酒造方法は、今の所、伝統的な方法で行われている。しかし、それでも、これらの酒もまったく安全ではない。

ベトナムネットのレポーターは、ヴァン村で酒の材料となるキャッサバの乾燥風景を取材した。
その山岳部から購入したキャッサバはカビだらけのように見えた。

聞いてみると、それは非常に早く発酵しているせいだという。

どうして、そうなるかというと、彼らは中国製の特別な発酵菌を使っており、それを米やキャッサバに振りかけるのだ。そうすることによって、酒を作るために米やキャッサバの処理が格段に楽になるのだという。

伝統的な酒造りの方法では、エステル、アルデヒド、メタノールなどの中毒性物質をフィルターで漉すことができないので、むしろその酒は有害な物質を含んでいると専門家は言う。発酵菌を振りかけた米や、キャッサバ、トウモロコシなどを伝統的な酒造りによって酒を製造した場合、含まれる毒性は許容量の 50倍から 100倍になるという。
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2010年12月06日



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(訳者注) 今回記事に出てくる地球温暖化に関して、温暖化議論に対しての絶望から米国物理学会に辞表を提出したカリフォルニア大学名誉教授ハロルド・ルイス氏の辞表の訳を 10月10日に紹介させていただいたことがありますので、よろしければ合わせてお読みいただければと思います。

地球温暖化と米国物理学会のありかたを非難して学会を脱退した科学者の辞表の全内容 (2010年10月10日)

なお、今回のは英国の記事ですが、この英国の雪のカオスは深刻になってきていて、輸送網の影響もあり、燃料に続いて食料の配達にも遅延が出ており、スーパーに食べ物が何もない状態の写真などがよく掲載されています。

food-shortages.jpg

パニック買いが発生している地域も多いようです。






Author claims we're in the grip of a mini ice age
Subday Sun (英国) 2010.12.05

私たちはミニ氷河期で苦しんでいる

この2週間、イギリスで続いているシベリア並みの氷点下の気温と降雪の中で、ふと昔の「地球温暖化」という悪い冗談を思い出す。世界の気温は上昇し続けて氷河が溶けていくだろうという地球温暖化の予測の果ての結果は、この未曾有の大寒波だった。

ice-age.jpgこれに関しては良いニュースと悪いニュースがある。良いニュースは、少なくとも冬が永遠に続くことはないだろうということだ。

では、悪いニュースは何かというと、どうやら、現在の我々は、次の 30年続くと思われる「ミニ氷河期」の中に突入しているかもしれないということだ。

そう言うのは、著書「凍結する英国( Frozen Britain )」の著者ギャビン・クーク氏だ。

クーク氏は 2008年にこの本を書き始め、本は昨年 2009年10月に出版された。

その頃、イギリスでは予想外に厳しく冷え込む冬を迎えており、気象の専門家たちがその寒波の原因をつかめずに行き詰まっていた頃だった。

気象の専門家たちは、昨年の激しい降雪と寒波に対して、それは2009年一度きりの例外的な出来事だと言っていた。

しかしその翌年。
つまり、現在の 12月の冬の寒さは、氷点下の記録だけ見ても昨年より厳しく見える。

どうやら、気象の専門家たちよりも、凍結する英国を予想したクーク氏が正しかったようだ。
クーク氏は予想が当たり、さぞ喜んでいるかと思いきや、雪で困っている私たちと同じように落胆している。
なぜだろうか。

「私自身、温暖化議論にはうんざりしているんだ」と彼は言う。

クーク氏が本を書き始めた2008年頃は、米国の前副大統領アル・ゴアが地球温暖化について賞賛した様子を描いた「不都合な真実」の記憶がまだ人々の間に根強く残っていた。その概念では、炭素等の排出が地球を温暖化させ、極地の氷冠を溶かしていくということが詳述されていた。

クーク氏も、ゴアのように気候変動に関心があり、そのためにエネルギーと環境の問題をもう一度勉強し直そうと、ニューキャッスルの専門学校に戻り、そこで研究をした。

クーク氏は言う。

「研究すればするほど、私は気象の虜になっていった」。

クーク氏は、気候変動に人生を費やした他の気象学者のような科学的背景を持っていなかったが、その先入観のなさがむしろ彼の理解を早めた。

彼はこの気候変動というテーマに対し、並々ならぬ情熱を持って臨んだ。これまで専門家たちがおこなった議論をことごとく追跡し、そして、大量に存在する情報を整理して理解することに努めた。

彼の理論は単純ではないが、その基礎をひとつ書けば、太陽黒点活動の影響と、その欠如の問題だ。太陽黒点は太陽表面の暗く見えている部分で、これは、サイクルで増減を繰り返している。

17世紀( 1645〜1715年)に太陽黒点の数が著しく減少した期間があり、これは研究者マウンダーの名にちなみ、マウンダー極小期と呼ばれている。太陽活動の強弱と気候の変動には関連があることが過去述べられており、17世紀のマウンダー極小期には、いわゆる小氷河時代と時期が重なる。

1790〜1830年の間にも太陽活動はやや弱くなった(ダルトン極小期)。
その時にも地球は多少寒冷化している。

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2010年10月23日



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タイ、パキスタン、フィリピン、米国、インドネシア、ベトナム等、主要コメ生産国で大幅な収穫の低下

(訳者注) 各国の状況を示す記事の概要を記します。また、本日の報道では、ロシアが穀物禁止措置を来年7月まで延長したそうです。来年にかけて、少なくとも、穀物においては価格、流通共に厳しくなっていくような感じは否めません。また、ベトナムでも深刻な洪水がまさに現在発生しています。日本でも今年度産米の1等米比率が最低レベルという報道もあり、食べられるコメの量が異常に少なくなりつつあるようです。



タイ/最大のコメ輸出国では収穫が20パーセント減り、コメ価格の上昇は続く見込み

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▲ 各地での洪水が長く続いているタイ。写真は indianexpress より。

Rice Prices May Extend Rally as Floods Cut Harvest 20% in Biggest Exporter
ブルームバーグ 2010.10.20

世界で最大のコメ輸出国のひとつであるタイでは、最悪の大洪水に見舞われており、当局の試算では、今年のコメ生産高は平年の 15〜20 パーセント近く、200万トンほど下回る見込みだという。世界最大の輸出国のタイの減産により、世界のコメの市場価格は1トンあたり 20ドルから 30ドル上がる可能性がある。豪雨と洪水は 10月から続いており、70万エーカーの農地に損害を与えている。そして、洪水は未だにいくつかの地域で続いている。
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2010年10月10日



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穀物生産国以外への供給が厳しくなる予測も

(訳者注)粗粒穀物とはトウモロコシ、大麦、モロコシ属、オート麦、ライ麦、などの飼料用穀物のことです。

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Crop Shortfalls Deplete Global Coarse Grain Supplies
米国農務省(USDA) 月例世界穀物需給報告 2010.10.10

収穫不足が世界的な粗粒穀物の供給を減少させる

主要な穀物生産国の予測収穫量が大きく変更されたことによって、世界に供給される粗粒穀物の量は劇的に減少するすることになった。

アメリカ合衆国では、トウモロコシの収穫が今までの収穫予測より激しく減る見込みとなった。大麦が粗粒穀物生産の40%を占めている EU においても、収穫面積が15パーセント程度減る見込みで、この10年間でもっとも少ない収穫となった。

crop.gif


また、そのすべての供給が世界市場で利用できるということではない。中国の例に見るように、多くの国では国内に限った利用と、戦略的備蓄のためにのみ蓄えられている。

同時に、米国と EU の粗粒穀物の在庫は 50パーセント( 3500万トン ) 近く減ると予測されている。米国のトウモロコシの在庫は、ほぼ 50パーセント ( 2000万トン ) ほど落ち込み、この14年で最低レベルになると見込まれている。これは大変に厳しい数値と言わざるを得ない。

EUの大麦の在庫は 70%も減少すると予測される。

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2010年09月03日



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Amazon river level in Peru at 40-year low
BBC 2010.09.03

ペルーのアマゾン川の水位が過去40年間で最低レベルに

amazon-2010-09-02-1.jpg

・川が干上がり放置されているアマゾンの造船所。


アマゾン川は、ペルー北東部では過去 40年間でもっとも低い水位にまで落ち込んだ。そして、そのことが原因となり、主な輸送ルートである地域ではひどい経済混乱を引き起こしている。

河川の港都市イキトスの近くでは、少なくとも6隻の大型船が足止めされている。

ペルーの気象事務所は、この水位の低下の原因は長く続いている乾燥した天候だという。ペルーでは来月から雨季が始まるが、それまでに、川の水位はさらに低下することが予測されている。

イキトスを含めたペルーの熱帯多雨林地域の多くの町は、国の他の地域へ移動するための道路が一切ない。そのために、物資の輸送はアマゾン川とその支流にすべて委ねられている。

食料品や生活必需品は現在、浅い水路を移動することのできる小型ボートで浅瀬の間を蛇行しながら、かろうじて運ばれている。しかし、これらの方法では運行する距離が長くなり、コストも非常に高くついてしまう。

イキトスの川の水位は、 海抜 106メートルにまで低下した。これは、前回の水位の低下のあった 2005年より 50センチメートル低いという。

イキトスはペルーのアマゾン地域でもっとも大きい都市で、位置はブラジルのアマゾン川河口から 3000キロの場所にある。アマゾン川はナイル川に次ぐ世界2番目に長い川で、たくさんの水を排出しており、多くの自治領に水を提供している。
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2010年08月15日



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Experts Predict Global Hunger Riots Amid Food Prices Hysteria
プラウダ(ロシア) 2010.08.13

食糧価格の異常高騰の中で世界的な飢餓暴動を予測する専門家

hunger.jpeg

世界の食糧価格の状況は、最近ヒステリックに推移している。
干ばつの影響により、ロシアでは食糧価格がかなり上昇している。ロシア政府は穀物の輸出を禁止し、そのことにより小麦価格が上昇した。

結果として、西側の専門家による、世界的な飢餓暴動の発生の予測に繋がった。

世界的な異常気象の影響を受けているのはロシアだけではない。
地球上の多くの国が影響を受けている。

ブラジルとコロンビアでは豪雨によりカカオ豆の収穫に影響が出ている。インドでは、大洪水が発生したために、コメの収穫量が減少した。

小麦の生産国のカナダでも、洪水で農業が大きな痛手を受けており、収穫量の減少が見込まれている。

それらの結果として、世界の小麦価格は、2010年6月から50パーセントもの急速な上昇を示した。プーチンがロシアからの穀物輸出の禁止を決定した直後に、小麦価格は 8 パーセント値上がりした。豚肉、コメ、オレンジ、コーヒー、ココア、そしてお茶などの価格も上昇し続けている。

西側の専門家は、このような状況が第三世界での飢餓による人々の暴動を誘発すると予測した。

インディペンデント紙の論説でベン・ラッセル氏は、上昇し続ける食糧価格が、今後、1億人以上を飢餓に導くかもしれないと書いた。飢餓での暴動は、昨年は、ハイチ、モザンビーク、セネガルとインドネシアで起きている。

国連食糧農業機関(FAO)は、2010年の小麦生産の世界予測を下方修正した。当初の6億7600万トンから6億5100万の収穫量となると見ている。

しかし、 FAO のスポークスマンは、パニックに陥る必要はないと考えている。彼らは、小麦の世界市場は、2007年から2008年の食糧危機の時よりも安定しているという。したがって、世界的な食糧危機がすぐにやって来ると考える理由はないと FAO は言う。


現在、ロシアではソバ粉の生産に大きな問題が生じている可能性がある。ロシア国内の大手ソバ生産会社は、パートナー会社に不穏な通知を送った。同社は、ソバ価格が35パーセント上昇し、ソバの売り上げが抑制されるかもしれないと通知したのだ。

ソバの新しい収穫はアルタイ地方からしか到着しておらず、他の多くの地域では、干ばつでソバは全滅した。卸売業者は、ソバからできるだけ多くの利益を受け取るために価格を上げざるを得ない。

市場のソバ不足は大きな問題ではない。しかし、他のすべての食糧製品が、このようなネガティブな理由を背景に上昇していることは明白だ。
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2010年08月11日



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Russia wheat ban may slash food aid to millions, says WFP
Dow Jones Newswires 2010.08.10

ロシアの小麦輸出禁止は食糧援助にむち打つものだ - 世界食糧計画

img_4c6157785f566_8080.jpgロシアの小麦輸出禁止措置により、発展途上国に届けられる食糧援助の量が削減されることになり、世界のもっとも貧しい何百万人の人々は飢えていくことになるかもしれないと世界食糧計画( WFP )は警告した。

WFP のスポークスマンがダウ・ジョーンズ・ニュースワイヤーに語ったところによると、ロシアの輸出禁止によって小麦価格が急騰しており、このままでは小麦の入手が滞る恐れがあり、現在、ロシア側に人道支援用に関しての小麦輸出禁止の免除の方策を探しているという。 WFP は国連の機関で、人道的な食糧援助機関としては世界でもっとも大きい。

「この高い小麦価格がさらに多くの人々を飢えさせていくのは明白だ。現在、私たちは、人道援助のための輸出禁止の免除を求めている」と、 WFP のスポークスマン、キャロライン・ハーフォード氏は述べた。

WFP は2009年、人道危機や紛争地帯を含む73の国に食糧を供給した。 WFP が2009年に購入した食糧260万トンのうちの3分の1以上は小麦で、小麦の不足は、非常に多くの人道援助に影響する。

WFP の小麦の約95パーセントは、ロシアの黒海周辺で生産されたもので、この地域は、世界の小麦の約4分の1を生産している。しかし、この地域一帯は今年、猛烈な干ばつによって、多くの収穫を失った。そして、ロシア政府は、8月15日からロシアからのすべての穀物の輸出を禁止すると発表した。

2010年の最初の7ヶ月間に WFP が購入した55万トンの小麦のうちの68パーセントがロシア産で、残りはウクライナとカザフスタンからのものだ。

WFP のハーフォード氏は、ロシアの輸出禁止が WFP には免除されることを期待しているとしながらも、あまりにも WFP がロシアからの食糧供給に傾いていたことに関しては再考しなければならないかもしれないと語った。

「ロシアに過度に依存している現在の状態は警戒を要するのかもしれない」と付け加えた。

現在、小麦価格は急騰している。
生活必需品の安価な小麦の供給が不足するのではないかというおそれで、小麦価格は50パーセント以上急騰し、先週、過去2年間で最高の価格に達した。
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タグ:食糧危機

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2010年08月09日



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Snow in Brazil, below zero Celsius in the River Plate and tropical fish frozen
MercoPress 2010.08.05

ブラジルでは雪が降り、アルゼンチンの気温は氷点下。ボリビアでは数百万匹の熱帯魚が凍死

brazil-0805.jpgブラジルではリオグランデ・ド・スル州とサンタカタリーナ州の地域に、小さな吹雪が集中して発生した。各地で早朝から車にこびりついた細かい雪を払い落とす光景が見られた。いくつかの道路は凍結によって滑るため危険な状態だ。

アルゼンチンでは、寒波が北部地域まで拡大した。地理的に亜熱帯に属するアンデスとパタゴニアでは積雪量が1メートル以上に達し、多くの村を孤立させた。また、農作物と家畜の膨大な損失を招いた。正確な家畜の死亡数はまだ把握されていない。

8月5日には異常寒波はピークに達すると見られ、明け方で摂氏0度を下回る見込みだ。アルゼンチンの国立気象予想サービスは週末まで寒波のピークは続くと発表した。

北へ向かう寒冷前線は、8月4日にはパタゴニアとアルゼンチン中央部を襲った。パタゴニアでは、最低気温がマイナス10度にまで達し、他の地域でも低温と雪に見舞われた。最高気温も各地で摂氏0度から7度程度までしか上がらなかった。

これらの氷点下の気温のために、電力消費量がアルゼンチンとウルグアイで最高値となった。アルゼンチンの企画省によると、多くの人が仕事から家に帰宅した午後8時15分に電力消費量が 20.669 MW に達した。家庭用の電力は供給できたものの、産業用の電力供給が途絶えた。

ウルグアイでは、午後8時45分に記録的な電力消費量となった。ウルグアイでは、国の西部と北部で最低気温がマイナス7度まで下がった。

関連したニュースとして、陸地に囲まれたボリビアからの報告では、熱帯地域のボリビア東部にある、通常の今の時期では摂氏20度程度の気温の場所にある川で気温が摂氏0度まで下がり、「何百万匹」もの魚が凍死したという。

ボリビア第2の都市サンタ・クルスの知事ルベン・コスタスは、この地区が「壊滅的な環境大災害」に見舞われていると述べた。また、住民たちに川の水を飲料などに使用しないように警告した。現在、川の水に多くの死んだ魚、また、死んだ動物や植物が含まれているためだ。

「こんなひどい状態は47年前にあったきりだ」とコスタス知事は語った。

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2010年08月06日



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Russia to ban grain exports because of drought, fire devastation to crop
ワシントンポスト 2010年08月05日

ロシアが干ばつと火災の作物の荒廃により小麦の輸出を禁止

ロシア政府は、激しい干ばつと火災のために国の作物の5分の1を失い、国の非常備蓄制度に従い、穀物輸出を禁止すると8月5日に発表した。

世界でもっとも小麦輸出量の多い国のひとつであるロシアの輸入禁止措置発表を受けて、シカゴ商品取引所では正午までに小麦価格は8.3パーセント上昇し、過去2年間の最高値を更新した。

モスクワでの閣僚会議での発表によれば、プーチン首相は、「ロシア国内の小麦価格の上昇を阻止する必要がある」と語った。輸出禁止措置を2011年まで延長するかどうかは、今年の収穫が終わってから決めると述べた。

穀物価格は世界の他の地域での異常気象の影響も受けている。

カナダでは大雨で作物の多くを失い、カナダ政府は小麦生産が35パーセント低下することを予測した。世界でもっとも人口の多い中国では、この10年間でもっともひどい洪水に見舞われ、コメの生産が5パーセントから7パーセント減少すると予測している。中国は世界に供給されるコメのおよそ3分の1を生産しており、シカゴ商品取引所では7月1日以来、コメ価格は15パーセント上昇した。

米国は小麦農家にとって明るい展望の見える唯一の国と言える。米国農務省は、約10億ブッシェルの小麦の余剰を予測している。そして、他の国の小麦不足は米国の小麦産業により大きな利幅を与えることを意味する。

ロシアでは、130年前に記録がとられて以来、もっとも暑い夏に苦しんでおり、ロシア西部では、現在、森林や穀倉地帯の19万6000ヘクタールの広範囲を燃やし続ける激しい火災に瀕している。

ロシア穀物協会は、小麦輸出が今年1500万トン減少すると予想している。AP通信によると、2009年度の輸出量の2140万トンから、 1200万トンになることを予測した。他のアナリストはさらに少ない見積もりを出している。

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