2011年11月09日



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あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(2) 「鎖国」と「富士山大噴火」を生み出した前回マウンダー極小期







Cosmic-Rays-1.jpg

▲ 通常に考えると、太陽活動の極小期には数十年間に渡って、宇宙線の地球での観測量が増え続けると思われます。


前回記事では、世界中の太陽物理学者たちなどが、過去でいえばマウンダー極小期と呼ばれる「太陽活動が弱い時期」に入るのではないかということが議論されていることを書きました。

本来なら、今回はその記事に出てきた NASA の太陽物理学者のインタビューの翻訳の続きなのですが、今回はいろいろと書きたいこともあって、翻訳は後回しになるかもしれません。


書きたいことについては、大まかに2つで、1つは前回のマウンダー極小期と呼ばれる「太陽活動の極小期間」の前後の時期(1645年から1715年)に、「日本では何が起きていたか」ということ。


もうひとつは、最近、久しぶりに毎晩、夜中、夢によって叩き起こされていて、そこで見たことなどをクレアでくるったように書き殴っているのですが、昨晩の夜中に書いた「覚醒とは何か(7) この世に「真空があること」を許さない宇宙線の存在」という記事に宇宙線のことにふれました。

太陽活動が弱いと地球への宇宙線の到達量は増えます。つまり、「太陽活動の極小期間」というのは、「長い期間に渡って、地球と人間が宇宙線の影響をふだんより受ける期間」ということもいえそうな気がします。

何しろ、宇宙線はどこでも通過していきますので、人間の細胞や DNA に常にふれているはずです。そして、体内の物質とも核反応を常時起こしているはずで、その数十年間は「いつもの数十年とは少し違う感覚や感情」が生まれる可能性もあります。


なので、過去の歴史では極小期とは何が起きて、どんな感じだったのか。
それを考えてみようかと。

約 300年前の日本のことです。



・前回のマウンダー極小期に、日本で起きたこと

ところで、「マウンダー極小期」という言葉は一般的には馴染みのない言葉のように思いますので、以下、「太陽活動の極小期間」という一般名詞と併記します。

この「太陽活動の極小期間」は、1度突入すると数十年のあいだ、太陽に黒点が出ずに、弱い太陽活動が続く期間ですが、過去 8000年で 18回も突入しているので、近代の歴史の中だけでも、特別異常な状態とはいえず、サイクル的にやってくる、わりと普通の自然現象です。

日本の四季では、春→夏→秋→冬というように季節は回りますが、年によって、季節の到来の時期が少しズレることがあっても、「秋はいつかは来る」。それと同じで、「マウンダー極小期もいつかは来る」ということでよろしいかと思います。


前回記事で私は、「小氷河期」というような言い方をしていますが、いわゆる本当に寒くなるような氷河期の到来は過去 45万年のサイクルからいえば、10万周期以上のサイクルですので、少なくとも、あと 9万年くらいは氷河期のようなものは来ないと思います。


ちなみに、私は「太陽活動の極小期間」というものがもたらすものは、気温の低下などによる「太陽の直接の影響」よりも、どうも「人の心」というものと関係しているような気がしてなりません。

前回のマウンダー極小期は、1645年から1715年とされていますが、下のグラフを見ると、実際には1630年代の終わりから急速にその黒点の数を減らしていることがわかります。

m-sun.png


このマウンダー極小期の直前の「急激な黒点の減少」の時期に何が日本で起こっていたか。実は、この時期は日本の近代史の中で最もダイナミックなイベントが完成した時期でした。

それは、鎖国です。




鎖国令Wikipediaより)

1633年 第1次鎖国令。奉書船以外の渡航を禁じる。また、海外に5年以上居留する日本人の帰国を禁じた。

1634年 第2次鎖国令

1635年 第3次鎖国令。外国船の入港を長崎のみに限定。日本人の渡航と帰国を禁じた。

1636年 第4次鎖国令

1639年 第5次鎖国令。ポルトガル船の入港を禁止。





太陽黒点の減少から、「太陽活動の極小期間」に向かうまでの期間に沿うように、日本で鎖国が完成していくことがわかります。

この「鎖国令」というのがおざなりな法律ではなかったことはおわかりかと思います。日本はこの後、本当に鎖国という状態に突入していきます。日本は「マウンダー極小期に導かれるように」鎖国という、世界でも前代未聞の政策を実行します。


鎖国と共に始まった「日本のマウンダー極小期」。

他にはどんなことがあったのでしょうか。
簡単になりますが、印象的なことを挙げておきます。




・富士山の宝永大噴火(1707年)

現在までにおける歴史上最後の富士山の噴火となっていて、歴史時代の富士山三大噴火の一つとして数えられる宝永の大噴火が起きたのもマウンダー極小期でした。

houei.jpg

▲ 宝永の富士山噴火の様子を記した伊東志摩守日記の写本。富士山の宝永大噴火より。


上記イラストの掲載されている『富士山の宝永大噴火』というページには、その様子がこのように書かれてあります。

駿河国の駿東郡から神奈川県域にかけては、大量の火山からの噴出物の降下に見舞われ大被害となった。

数グラム〜10数グラム、中には190グラムもある石が降り始め、夕刻からは黒砂に変わって大雨のように降り続いた。 隣家との行き来もできず昼間でも火を灯して食事をした、と足柄上郡篠窪村の名主はその様子を記録している。

砂の深さは、駿東郡では1メートルをこえた。



このような大噴火でした。

富士山とは関係ない話かもしれないですが、仮に宇宙線が火山の噴火に関係あるのだとすると、宇宙線量の放射量が何十年も増え続ける太陽黒点の極小期に、大きな火山の噴火が頻発するのは理解できなくはありません。実際、現時点で火山活動は全世界で非常に活発です。

ところで、火山の噴火はいつでも「悪いもの」としてばかり取り上げられます。

しかし、「上なるものは下のごとく」で有名な ヘルメスのエメラルド板 を知ってから、私はその考え方を変えつつあります。

上のリンクの記事で訳した中に「この世界の創造の秘密」の中に、


それは地上から天へ昇り、また再び地へと戻り生まれ変わります。
そして、上のものと下のもの両方の力を身につけます。



とあります。

In Deep のいくつかの記事などでは「上のほうから来るもの」についてはイヤというほど取り上げています。

宇宙から降りてくる、降ってくる、いろいろなもの。

では、下からは?

下から「来る」ものが上からのものと同じように存在しなければ、この世は成り立ちません。

下からのもの。
つまり、地球内部から地上へ向けて物質が大放出される大きなイベントがあります。

それが噴火です


meaning_of eruption.jpg


噴火の正体はこのあたりにあると考えます。

火山の噴火は大災害と人間生活への苦しみを伴いますが、しかし、それと同時に「地下から表に出なければならない何か」を噴出する役割だと感じたりします。まあ、これは漠然と感じただけですので、テキトーな話ですが、「災害は何もかも悪い」と考え続けてきた近代文明から脱出する考え方のひとつが、実は西洋神秘学や日本の神秘学にもあるのかもしれません。

私は相変わらず死ぬほど不勉強で、そのあたりのことがわかりませんが、火山にしろ太陽フレアなどにしろ、ガンマ線バーストなどにしろ、「上から来るものだろうが、下から来るものだろうが、それらには意味がある」と確信めいています。


roze-first.jpg

▲ ヘルメスのエメラルド板。これは17世紀版。
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2011年11月07日



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米国のサイト アースファイルズ に、 NASA のマーシャル宇宙飛行センターに所属する太陽物理学者のデイビッド・ハザウェイという人のインタビューが掲載されていました。

その要旨は、


・サイクル24の太陽活動は過去100年で最も弱く、今後、太陽活動の極小期に入る可能性が高い



というものでした。

それをご紹介したいと思います。


長い論文とインタビューということもあり、また、小さな氷河期(あるいは極小期)に入るということ自体、それなりに私たちの実際の生活などで準備や変化への対応が求められる部分もあるように思いますので、丁寧に取り扱いたいために何回かにわけて書きます。

ちなみに、ハザウェイさんによると、どうやらこのことは、米国やグローバルな科学界の認識としては、少なくとも数十年前から予測できていたようです。なので、今になって出てきたという問題ではないようですが、具体的な時期や、どのように気候が変化していくかはまだわからない部分が大きいと思われます。まあ実際、日本なんかも毎日暑くて、氷河期の実感は今イチですしね。


なお、太陽には現在、黒点 1339という2005年以来、最も巨大な黒点群が地球面に向いてきています。これは地球から肉眼でも見えるほど巨大な黒点群です。

2011-11-07hmi200.gif


NOAA では高いフレア予測(Mクラス以上で70パーセント)を出していますが、そのあたりはどのようになるのかよくわかりません。現時点では、この黒点 1339が発生させた太陽フレアは M3クラスのものまでです。

flare-2011-11.png

▲ 11月1日から今日11月7日までの太陽フレア。4日前に小さなXフレアが発生していますが、地球に影響はほとんどなかったようです。




太陽活動の極小期とは


ちなみに、太陽活動の極小期とは、長期間にわたって太陽に黒点などが出ず、太陽活動が弱まることを言います。最近では、370年くらい前から 70年間近く続いたマウンダー極小期という期間があります。「マウンダー」とは人の名前で、他の意味はありません。

Wikpedia から抜粋します。

マウンダー極小期とはおおよそ 1645年から 1715年の間の、太陽黒点数が著しく減少した期間の名称。(中略)

マウンダー極小期は中世における小氷期中頃の寒冷期の遠因と目され、この時期のヨーロッパ、北米大陸、その他の温帯地域において冬は著しい酷寒に震え、暦の上では夏至であっても夏らしさが訪れない年が続いた。



という期間で、 Wikipedia には、他に、

マウンダー極小期における太陽活動の低下は、地球への宇宙線輻射量に影響を及ぼした。


というくだりや、

ある論文によれば、マウンダー極小期の真最中である1666年から1700年に掛けては太陽の自転が遅くなっていると指摘。


などがあります。

まあしかし、世界の他の国でも、あるいは日本などでも(マウンダー極小期の時の日本は江戸時代)、飢饉や不作はありながらも、滅亡せずに文明は存続しています。




地球の気温は10万年程度の周期で規則正しく上げ下げを繰り返している


私たちは地球に普通に生きているわけで、つまり、「地球の法則」から外れて生きるというわけにはいきません。

「氷河期が来る」なんて話は何となく大変そうなのですが、今でなくとも、来るものは来るわけで、氷河期という言い方ではなくとも、上に書いた太陽黒点がほとんど出ない数十年間が続く「極小期」というのは、Wikipedia によれば、


 > 過去8000年間に18の極小期があり

となっていて、特別なものではないことがわかります。

また、もっと大きな時間のサイクルで考えれば、地球の気温が10万年くらいのサイクルで大きく上下していることがわかっています。

下の図は、こちらの資料集にある「南極での気温の変化」を現したグラフです。


Temperature_Interglacials.gif


これを見ると、現在の地球の気温が、1万年少し前あたりから急激に上がっていることがわかります。そして、それ以前を見ても、同じように周期的に気温が上がる時期があり、そして、「上がると次は下がる」という繰り返しになっています。

ただ、見てみると、そのグラフは、気温の上昇は急激ですが、下り方はゆっくりとしていて、「数千年かけて平均気温が2、3度下がる」というもののようです。

もちろん、平均気温が2、3度変われば大変なことなのですが、しかし、たとえば今年とか昨年の気候に対して感じること。

実際の平均気温はそんなに変化していないとしても、

「なんだか異常気象だなあ」

と感じるのではないでしょうか。


多分・・・まあ・・・なんとなくですが、要するにこんな季節の感覚がこれから何千年も続いていくような気もするし・・・まあ、そうではないかもしれないですが、いずれにしても、極小期とか小氷期といっても、寿命がせいぜい数十年の人間個人にとっては、その劇的な変化を感じ取れるようなものかどうかは不明です。食べ物とかは少なくなりそうですが。


そんなわけで、NASA の人が言うようにこれから太陽活動が小さくなっていくのかどうかは今はわからないですが、仮にそうだとしても、「突然、劇的に何かが変わるというものでもないかもしれない」という感じはします。


何しろ、ご存じの通り、すでに気候も天候も自然災害も十分に異常です
今は私たち人類が「異常慣れ」していく期間だと最近は感じます。

ここから翻訳記事です。

今回は、インタビュー記事の概要を翻訳しました。



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2011年10月20日



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わたしたちは「この数百年ではじめて人類が見る太陽の挙動」の前にいるのかもしれない


(訳者注) 今回の記事は、先月あたりから何度かふれている「太陽活動の異常」についての続きで、太陽の現在の状態の報告となります。

前の関連記事は、



です。

上のふたつの記事の要点は、一点に集約すると、


・黒点が劇的に増えているのに太陽フレアの規模は小さくなっている



ということを書いています。

太陽活動というのは、普通の場合は単純な話として、


A 太陽活動が活発になる → 黒点が増える

B 黒点が増えると → 太陽フレアなどの太陽表面での活動が活発になる



ということになるのですが、これが「A」で止まっているという話でした。

黒点はものすごいペースで増えているのに、太陽活動が伴わない。

前2つの記事では、「しかし、そのうち事態は通常に戻るかもしれない」としいうようにしたのですが、戻るどころか、太陽活動の静かな状態は異常なほどになっています。

まず、太陽フレア活動ですが、これは、 NICT にある10月に入ってからの太陽フレアの最大値です。



oct2011-flare.jpg




「大きめのフレア」というのは「Mクラス以上」の太陽フレアのことを指します。本来ならこの(太陽黒点増大期の今なら)最大規模であるXフレアの太陽フレアに対しての警戒ということになるはずだったと思うのですが、Xクラスは 9月24日に発生したきり一度も発生していません。

それどころか、10月3日からは、Xクラスより弱い規模であるMクラスのフレアも発生していません。

では、「黒点の数」が減っているのでしょうか。

これは、昨日10月19日の太陽黒点群の状況。

10-18-sun-spot.gif

大きな黒点群が8つ出ていますが、この「黒点群」というのは文字どおり、黒点がたくさん集まってできている領域のことで、たとえば、上の中で大きめの「黒点1319」を拡大しますと、このようになっています。

s-1319.png


これら黒点全体の数は、現在、155個となっています。

そして、黒点数の推移は減るどころか増え続けています

こちらが10月に入ってからの黒点の数の推移(NICT 黒点情報より)。
赤で囲んだところが黒点数です。

1001-1018.png


最低が10月8日の 61個で、そこから鋭角的に黒点数は増えています。

ここ数日の黒点数である 160個前後というのはサイクル24の中でも最大値くらいだと記憶しています。

そして、この数は事前の公的予測よりはるかに多いです。
NICT の予測では 10月の予測値は平均で 68個の黒点数を予測しています(下表)。

predict-2012.png


しかし、現在までの平均を計算してみると、現時点で平均黒点数 118個という計算になり、最終的にも当初の予測よりかなり多いことになることは確実だと思われます。

この「118個」という平均数は、上の NICT の予測値と照らし合わせますと、大体、2012年の5月から6月くらいの予測値あたりと並ぶくらいの数値となり、つまり、「太陽黒点最大期の直前の予測値」の数値というような考えかたもできるかと思います。


すなわち。


すでに私たちは「サイクル24の太陽活動最大期の直前にいる可能性がある」ということのようにも感じます。

しかし、昨年、このブログでも何度も書いていたような「巨大な太陽フレア活動」や、「地球に対しての巨大な CME (コロナの噴出)」もなく、ひたすら穏やかに推移しているのが現状で、さて、どうなっていくのか?

まあ、それは考えてもわかるわけもないですが、しかし、その影響の予測は部分的には考え得る部分もあります。



宇宙線の増大によっての低温下と雨の増大

以前の記事「太陽に何が起きているのか」にも書いたのですが、「太陽活動が弱いと、一般的には宇宙線の地球への到達量が増える」という事実があります。


In Deep の「宇宙線が雲を作るメカニズムを欧州原子核研究機構 CERN が解明」という記事でご紹介しましたように、宇宙線は地球の雲の生成に強く関係している可能性が非常に高いです。ほぼ間違いなく、雲は宇宙線によって作られています。

それが正しければ、太陽活動が弱いままの状態ですと、「(地球上の)雲が増える」という単純な考え方もできます。
すなわち、晴天の減少と雨の増大。

今、タイの洪水がひどいことになっていますが、他にも洪水被害は各地で出ていて、(あまり日本語報道になっていないようですので)そのうち紹介できたらしたいですが、中米の豪雨と洪水もひどいことになっていて、ニカラグア、コスタリカ、エルサルバドル、ホンジュラスなどが壊滅的な様相です。

ca-flood.jpeg

▲ ホンジュラスのエル・マングラー市。2011年10月16日(AFP

これらの国は昨年まではひどい干ばつで苦しんでいた国が多いです。




そして、宇宙線の地球への到達量は、この一ヶ月増え続けています。

cos-10-20.png

▲ ノルウェーのオウル大学にある宇宙線観測施設サイトより。下の数字は10月の日付で、10月1日から昨日までの宇宙線の観測数値です。


まあ、これもひとつの途中経過でしかないわけで、このように随時、太陽活動をメモしていくことに意味があるかどうかよくわからないですが、ただひとつ忘れないでおきたいのは、


・多分、私たちはこの数百年で初めてともいえる太陽の挙動と直面している



と思われます。


ここにきて、数年前のウェブボットに何度も出てきた「太陽の病気」というキーワードも実感を帯びてくるわけですが、ただ、問題はこれが「病気かどうか」はわからないということだと思います。太陽自身の持つ時間的歴史は、私たち地球の人類とは比較にならないくらい長いわけで、太陽自身がどれだけ長い活動のサイクルを持っているかは私たちには誰にもわからないです。

太陽は、地球から見てもっとも短い周期だと、「27日で一周してまた地球に同じ面が向いてくる」という 27日周期があります。そして、ご存じの 11年周期のサイクルがありましたが、これは今回のサイクルで崩れて12.6年周期ソース)となっています。

その上にあるかもしれない「(数千年、数万年、数億年などの)長いサイクル」はまだわからないだけだと思われます。
そして、それは存在するはずです。


最後に、最新の NASA スペースウェザーの太陽関連の記事をご紹介しておきます。



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2011年09月03日



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(訳者注) はっきりいって、太陽が異常な状態になっています。

太陽について、ここ数日の間に様々な報道が出ていて、そのどれも「太陽が異常を示している」という内容のものです。

その中からいくつか断片的にご紹介しようと思いますが、その太陽活動の異常と共に「地球に到達する宇宙線の量が徐々に増加している」という現象が起きています。


本来なら減っていくはずの宇宙線量が増えている

フィンランドにオウル大学という先端科学技術で名高い大学がありますが、オウル大学では 1964年から宇宙線の観測データベースを作成しており、現在はリアルタイムでの「宇宙線量の観測グラフ」をインターネット上で公開してくれています。

Cosmic Ray Station

そこにあるこの1ヶ月(2011年8月4日から9月3日)のグラフがこれです。

cosmic-ray-20011-08.png

「地球に到達する宇宙線の量が徐々に増えている」という事実がここに見られます。


これの何がおかしいのか?といいますと、

一般的に、

・太陽活動が活発になる・・・宇宙線の量が減る

・太陽活動が弱まる・・・宇宙線の量が増える



となります。

これは、太陽活動が活発な場合は、太陽風などの要因で地球に到達する宇宙線の量は減るからです。
(太陽の磁場や諸々のものに宇宙線が遮られる)


そして、現在。

現在は、第24太陽活動周期(サイクル24)の太陽活動最大期に向かっているまっただ中であるわけで、このことは何度かふれていますが、2012年あたりに向けて、「現在太陽活動はどんどんと増大している時期」ですので、本来なら、宇宙線量は減っていくはずなのです。

ところが宇宙線の量が増えている。


そして、上の太陽活動と宇宙線の関係と共に、このような関係もあります。


・宇宙線の量が減る・・・地球の気温が上がる

・宇宙線の量が増える・・・地球の気温が下がる


というものも昔から関係を言われていることです(確定したものではないです)。

これは、先日、CERN が解明した「雲を作り出しているのは多くは宇宙線の作用だった」ということからも、まあ何となく、関連は想像できるところではあります。




さて、本来なら太陽活動が最大に近づいているはずの現在の「太陽活動」の実際の姿を下の2つの記事から1行ずつ書きます。それぞれ翻訳です。




「太陽黒点の数は著しく増えているのに、活動自体が非常に弱い」
Spaceweather 2011.09.01

「非常に多くの黒点が出現しているのに、太陽風が 2008年より弱いのだ」
Extinction Protocol 2011.09.02





ということになっています。

つまり、活発になるはずの太陽活動が、むしろ低下していっているということなのです。

hmi-2011-0903.gif

▲ 昨日(9月2日)の太陽黒点の様子。Extinction Protocol の表現では「太陽が覆われるほどの数の黒点が出ている」のに、フレアなどを含めた活動が異常に弱いです。


現在の状況を上に書いたそれぞれの相関関係に当てはめますと、


1. 太陽活動がなぜか弱まっている

2. 宇宙線の量が増える

3. 地球の気温が下がる



あまりにもストレートですが、そういうことが考えられます。
つまり、「寒冷化」の兆しです。

国立天文台の発表もここから抜粋しておきます。
「太陽の活動サイクルの時期もずれ始めた」というわりとショックな内容です。



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2011年08月05日



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活動がさらに活発になっている太陽は8月に入ってから5回のMクラスのCMEを噴出


(訳者注) 今日帰省しました。帰省先とはつくづく相性が良くないようで、帰省すると、いつも体調を崩しますが、今回も風邪気味です。とりあえず東京に帰ってこられたのでもう気分的には大丈夫。

帰ってきていくつか気になるニュースがありましたので、少しずつご紹介したいと思います。


まずは太陽活動

そろそろ「サイクル24」(第24太陽活動周期)も頂点へと本格化しているようで、太陽はこの1週間で、Mクラス以上の太陽フレアだけでも7回発生させています。

・7月27日からのMクラス以上太陽フレア。

2011年07月27日 M 1.1
2011年07月30日 M 9.3
2011年08月02日 M 1.4
2011年08月03日 M 1.1
2011年08月03日 M 1.7
2011年08月03日 M 6.0
2011年08月04日 M 9.3



小さなクラスのフレアは毎日、大変な数が発生していて、8月3日と8月4日の2日間だけでも、これだけ発生しています。

flare0803-04.gif

NICTより。左の数値は時間。右の数値は規模。


なお、M とか X とかは太陽フレアの大きさ(強さ)を示すもので、「Xクラス」が最大で、次が「Mクラス」となります。

米国海洋大気局 NOAA の予測では、今後48時間(日本時間の8月6日くらいまで)の「Mクラスのフレア発生確率を65パーセント、Xクラスのフレア発生確率を10パーセント」としています。



8月6日頃にかなり強い CME が地球に到達する

このうち、昨日発生した M9.3 のわりと大きめのフレアでは、CME(コロナ質量放出)を地球の方向に噴出しています。

今回の CME は地球に対してダイレクトに噴出していますので、地磁気などを中心に 8月5日から6日にかけて地球に影響を与えると思われます。

NASA によると、この CME は現在、


・秒速1950キロメートルという高速で地球に向かって進んでいる
・8月5日午後11時55分前後あたりに地球に到達
・先に発生した2つの CME と結合して地球に到達する予定



となっているようです。

クラス自体はMクラスですので、日常生活に影響が出るような現象は起きないでしょうが、「3つの CME が結合して地球にやってくる」というのは、珍しいことですので、どのようなものとなるのか今後の参考のために見てみたいと思います。


なお、CMEそのものは、太陽フレア以外の原因でも発生します。

ハイダーフレアと呼ばれる現象や、黒点と黒点が結合した場所を巨大なCME が噴出したことも過去にはありました。下の過去記事などをご参考いただければと思います。


太陽のフィラメントが起こす壮大な「ハイダーフレア」 (2010年02月24日)
米国の科学者が「太陽全体爆発フレア」発生について発表 (2010年12月15日)



昨年の2010年 8月1日には、太陽の半球面すべてが爆発するという現象が発生しています。

その時の映像です。



左側のコロナホールを中心に太陽表面の非常に広い範囲で爆発が起こりました。
この時は、この「世紀の大爆発」が地球に直接向いていなかったので、地球には大きな影響が出ずに済んでいます。


現在の太陽活動の活発化と重ね合わせますと、上のような大きなCMEが発生する可能性はあります。


ちなみに、過去にも書いていますが、巨大なCMEの発生と、その到達は、時間的にかなり余裕を持って知ることができます(通常だと2日の間がある)。

2日あれば、ある程度の対処はできますので、このこと(太陽フレアやCME)に関しては不安になる要素は特にないと思います。むしろ、私たち(人類)が資本主義や階級社会の呪縛から解放されるキッカケとなることを夢見るというような人びともいるような気さえいたします。


超巨大なフレアが発生した時には、なるべく早めにご報告いたします。

太陽活動最大期は、まだ2年くらい続きますからね。
そのうち、一日に複数のXフレアが噴出するような日々も訪れるでしょうし。


記事は NASA の Space Weather から。



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2011年07月29日



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夏風邪みたいなものなのか、微熱とダルさが続いています。あるいは単なる夏バテのような感じかもしれません。

東京は、気温のほうは台風以来下がりっぱなしですけど、湿度がすごい。
一日に何度か「湿度ほぼ 100パーセント」になります。

そんなわけでバテ気味でありまして、長い記事は書けそうもないですが、最近、月と太陽で、それぞれおもしろい現象がありましたので、ご紹介させていただきます。



月の上の丸いウサギたち

月の方のは、ちょっと微妙なものですが、「月の表面を何かが走っている」(笑)という映像です。YouTube に投稿されたものです。


写真にしました。

一つではなく、複数の何かが月の表面を動いています。
投稿者によると全部で7つ。

「UFO」というような言い方が合うのかも知れないですが、なんとなく私には「必死に走る月の上の人たち」(笑)という印象を受けます。


moon-1.jpg


moon-2.jpg


ちょっとかわいい・・・。

拡大しても何かよくわからないですが、極限まで拡大するとこんな感じです。

moon-3.jpg


YouTube に ID 「 flaxious 」という人が投稿したもので、その人の説明をそのまま訳しておきます。



新しいカメラをテストするために、月を撮影した後にパソコンで映像を確認していた時に、これらの「球」が写っていることに気づいたんだよ。UFOのようなものにも人工的なものにも見えるけれど、でもまあ、これらが何だか私にはわからない。

というより、月の上にこんなものが写ったということ自体が何かおかしくてパソコンの画面を見ながら笑ってたよ。

全部で7つのものが写っていた。




動画はこちらです。




次は太陽の話題です。
以前の記事とも関係します。


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タグ:In Utero

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2011年07月11日



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今日の本題は、 YouTube にアップされていた、カナダのイヌイットたちが、「太陽の位置も星の位置もおかしい」と述べていたという映像のご紹介です。

信憑性はよくわからないですが、昨年、このブログでも、

地球と太陽の位置関係が崩れ始めている?
 In Deep 2010年7月12日

という記事をご紹介したことがあったので、その関連としてです。
見ると、上の記事はちょうど1年前のものですね。

inuit-1.gif

▲ カナダのヌナブト準州イグリーリク(Igloolik)に住むイヌイット。

ちなみに、イヌイットたちが言っているのは、宇宙のほうの位置、たとえば太陽の位置などがずれたということではなく、地球の軸が傾いてきたことによって起きているものだろうと言っています。ポールシフトなども関係しているのかもしれません。

昨年の記事以降、時間も経っていますし、ポールシフトもかなり進んでいると思います。

参考記事: 
・加速するポールシフト: この100年間での極の移動の距離はすでに1100キロに
・アメリカ大気局が発表した「驚異的」な近年のポールシフトの加速



本題とは関係ないですが、太陽では現在、黒点群がチェーン状に結合していくという現象が起きていることが NASA のスペースウェザーで報じられていましたので、そちらを先にご紹介しておきます。


黒点のチェーン現象

下の図は、2011年7月10日現在、太陽で地球側に向いている黒点群をあらわしたもので、4つの黒点群が出ています。左側の白い丸で囲まれたところはこれから地球に向いて回り込んでくる黒点群です。

hmi-0711.gif

このうちの四角で囲んだ 1247 と番号つけられた黒点群がなかなかすごいことになっていて、上の写真だけでも見えているのですが、黒点が横一列に「チェーンのように」繋がっています。

NASA によると、この黒点チェーンは横幅 20万キロメートルに渡って伸びているそうです。

珍しい現象ではあるようです。

こちらが拡大したものです。
青い円で地球の大体のサイズを示してみました。

sun-earth-07-11.gif


ちなみに、この黒点 1247は 7月9日にCME(コロナ質量放出)を放出しており、7月12日(日本時間7月13日)に地球の磁場に若干の影響を与えることを NASA は発表していますが、大きな影響はないとのこと。

ここから本記事です。




Inuit People On Sun Wrong ,Stars Wrong , Earth Tilting On Axis
YouTube 2011.07.07


今は太陽の位置も星の位置も間違っており、それは地球の軸が傾いているからだと語るイヌイットの人々


ラディ・パドラクさん(カナダ/ヌナブト準州レゾリュートベイ):

sun-1.gif


アザラシを獲るために陽の高いうちにソリで現地に到着しなければならない。最近は太陽が昇っている時間が以前と違うんだ。

この変化はすごいものだ。何しろも太陽が通常より地平よりかなり高い位置にあるんだよ。

私たちイヌイットがすべてを知っているわけではない。それでも、大気に変化が起きていることをかなり強く感じることは事実だ。

もう長い間、このあたりには北風が吹いていないんだ。
南からの風ばかりが吹く。

そして、今は東からの風が強くなっている。
この東風はとても強力だ。




イヌーキー・アダミーさん(カナダ/ヌナブト準州イカルイト):

sun-2.gif


私は、この生まれてからずっとこの土地に住んできた。そして、毎日、太陽を見続けてきた。日の出に関しては今でもそれほど変化はないが、夕暮れの太陽の位置にものすごい変化が出ている。

多分だが・・・地球の軸の位置が傾いてきているのだと私は思う。

私はいつもこのことを考える。そして、この太陽と自然の変化のことを人と語りたいと思っている。




エリヤー・ノードラクさん(カナダ/ヌナブト準州バングナータン):

地球の軸の位置が傾いてきている。
これがいつ頃始まったのかは正確にはわからない。

以前は、夕暮れの時に太陽は、高い山の頂上の近くを通って沈んでいった。
変化が起きて以来、太陽はその位置を越えて沈んでいってしまう。




ジャイピッティ・パルークさん(カナダ/ヌナブト準州イグルーリク):

我々の世界の軸がこのまま傾いていくと、我々は太陽からより多くの熱を受けるだろう。つまり、暖かくなってしまう。



サムエリ・アマックさん(カナダ/ヌナブト準州イグルーリク):

sun-5.jpg

星が見えない時には、私は周囲を監視するようにしている。
最近、星がいつもと違って見える。

もはや星は以前の位置とは変わってしまったんだよ。

私の世界は変わった。
土地も空も自然も何もかも。



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[地殻変動とポールシフト]の関連記事:

アメリカ大気局が発表した「驚異的」な近年のポールシフトの加速 (2011年01月16日)

米国フロリダのタンパ国際空港がポールシフトの影響で滑走路の閉鎖へ (2011年01月08日)

この100年間での極の移動の距離はすでに1100キロに (2010年10月09日)

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2011年06月08日



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(訳者注) 「太陽面大爆発」というように書きましたが、要するにこれはCME(コロナ質量放出)を伴う太陽フレアのことなんですが、しかし、「大爆発」という表現がとてもよく合う、ものすごい太陽表面現象が昨日、2つの黒点の間の領域で発生しています。

sun-1226.png

▲ 丸で囲んだ黒点 1226と 1227の間あたりで発生しました。


これはもう「ものすごい」もので、下のようなものでした( NASA のソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーの写真より)。

solar-flare-2011-06-07.jpg


太陽での爆発が、普通の場合ならある程度そのまま前方に進んでいくというのが普通なのですが、この場合、爆発したフレアが太陽の表面に向かって戻ったことにより、とんでもない範囲での大爆発に見える感じの現象となっています。

私が太陽の画像を見始めて、まだ3年くらいですが、もちろんこんな光景は、見たことがないですし、 見慣れているはずの NASA の人たち自身が大変に驚いた心境のコメントを述べているところを見ても、普通ではないことのようです。

今まで気軽に太陽フレアだのCME(コロナ質量放出)だの言ってましたけれど、「太陽活動最大期にはこんなことが起きるのか」と、刮目した次第です。


今回のCMEは地球に向いていませんので、地球自身に影響はさほどないと思ったのですが、NASA によると、日本時間で 6月9月から6月10日に地球の磁場に影響があるとのこと。ただ、今回はダイレクトではないので、影響はそれほどではないでしょうが、今後、同じようなフレアが地球にダイレクトに向いている時に発生した場合は、ある程度の覚悟は必要な気がします。

CME発生から地球到達までには2日前後かかりますので、準備はできます。
その際には、過去記事などを含めて、対処法は書きたいです。

今は驚きが強いですね。
すごい。

動画は下の本記事の中に貼っておきます。


翻訳記事は、 NASA のスペースウェザーからです。

なお、スペースウェザーの記事のタイトルは「 Radiation Storm」(放射線嵐)ですが、これは「短期間で宇宙線が夥しく増大するもの」のようで、日本の文部科学省が 2005年 2月 10日に発行した「航空機乗務員等の宇宙線被ばくに関する論点整理に対する意見」に下のようにあります。

太陽活動が活発な時期に発生するいわゆる巨大フレアなどにおいては、短時間ではあるものの、宇宙線が飛躍的に増加するSolar Radiation Stormが発生することも事実です。米国の「NOAA」が公表した文書には、「高緯度を航行中の航空機が、スケール S5(最強度のレベル)に遭遇した場合、乗員乗客は胸部レントゲン約100回分の宇宙線を浴びる可能性がある」旨記載されています。私達はこの問題を「胎児被曝」という観点でも大変重要な問題と捉え、強い関心を持っており、ワーキンググループでの意見表明でも指摘させていただきました。

とのことです。「胸部レントゲン約100回分の宇宙線を浴びる可能性」というのがどの程度の影響なのかわからないですが、影響の可能性はあるようですね。




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2011年05月17日



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最近・・・。特にここ1カ月くらいのこのブログの狂気ともいえる飛躍した展開にしてもそうなんですが、震災という特殊な要因とは別に、「どうもおかしいなあ」と思っていた部分はあるのですが、私は自分に起こることが確実だった大きなことを忘れていたのです。

それは、今が「まさに太陽活動周期の頂点(最大期)」に向かって動いている最終段階で、そして、私は自分の人生を振り返ると、「太陽周期の影響を非常に受けやすい人」だということを昨年あたり知っていました。


太陽活動というのは、一般的に黒点の数で表されていて、今ではご存じの方も多いと思いますが、太陽は、およそ 11年間の周期で「黒点の増大と減少」を繰り返しており、この太陽活動には、太陽観測が始まった 1700年代から通し番号がつけられています。現在は太陽観測開始以来、第 24回目の活動周期の中にあり、2012年から2013年にピークを迎えるとされています。

これは1875年から1990年頃までの120年間くらいの太陽活動のグラフですが、グラフの増減は黒点の数です。

kokuten-m.jpg


おわかりかと思いますが、「上がる時には急激に上がっていく」という特徴があり、ピークに向かう最後の2年から3年間が「最大期」となっていて、歴史上では、この太陽活動と世の中の動き、特に動乱に関しては「ほぼ完全に」マッチしてきました。

つまり、「太陽活動周期と人類の動乱の歴史は完全にリンクしている」ということは、今ではほぼ確実に言える段階となっていると思います。

歴史上で観測されているすべての太陽活動の最大期に社会的にどういうことが起きてきたかということを並べてみても、おわかりかと思います。2年くらい前にこちらの記事に書いたものですが、そこから抜粋いたします。

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第1太陽活動周期(1755年前後に観測開始)

第5太陽活動周期(1790年前後がピーク) フランス革命(1789年)

第6太陽活動周期(1805年前後がピーク) 神聖ローマ帝国の解体(1806年)

第9太陽活動周期(1838年前後がピーク) アヘン戦争(1840年)

第10太陽活動周期(1850年前後がピーク) 太平天国の乱(1851年)

第11太陽活動周期(1860年前後がピーク) アメリカ南北戦争(1861年)

第12太陽活動周期(1870年前後がピーク) 独仏戦争(1870年)

第14太陽活動周期(1895年前後がピーク) 日清戦争(1895年)

第15太陽活動周期(1918年前後がピーク) ロシア革命(1917年)、ドイツ革命(1918年)

第16太陽活動周期(1930年前後がピーク) 大恐慌スタート(1929年)

第17太陽活動周期(1940年前後がピーク) 第二次世界大戦勃発(1939年)、太平洋戦争(1941年)

第18太陽活動周期(1948年前後がピーク) 第1次中東戦争(1948年)、NATO成立(1949年)、中華人民共和国成立(1949年)

第19太陽活動周期(1958年前後がピーク) チベット動乱(1959年が頂点)

第20太陽活動周期(1970年前後がピーク) ブレトン・ウッズ体制の終了(1971年)

第21太陽活動周期(1980年前後がピーク) イラン革命(1979年)

第22太陽活動周期(1990年前後がピーク) ソ連崩壊(1991年)

第23太陽活動周期(2000年前後がピーク) アメリカ同時多発テロ(2001年)

第24太陽活動周期(現在。予想されるピークは2012年頃)

-----------------------------------------------------------


世の中を動かしてきた大きなイベントのほとんどが太陽活動周期のピーク前後に起きていることがわかります。

この「太陽活動の最大期」というのは、つまり今そのものなんですが、なので、同じようなイベントは今後必ず起きると考えられます。つまり、世界的な大戦(上でいえば第二次世界大戦)、非常に大きな革命(上のフランス革命やソ連崩壊など)、考えられない大きな経済的イベント(上の大恐慌やブレトン・ウッズ体制の終了など)、あるいは非常に大きな暴動などのタイプのどれか、あるいは複数が 2013年までには起き続けるのが普通のことだと思われます。



太陽に影響される人、されない人

この1年2年で私は「太陽活動と人間活動」というものに興味を持ちまして、周囲の人などを含めて、いろいろと聞いたりしていたのですが、どうも、

・太陽活動に影響を受ける人と、あまり受けない人がいるようだ

ということに最近気づきました。

太陽活動の影響をあまり受けない人は、太陽活動がピークになっていても、それほどその熱狂や無軌道に惑わされることなく、通常通り、冷静に人生や生活を進めていけるのだと思います。

しかし一方で、「太陽活動の影響を受けやすい人」は・・・まあ、上の歴史上の例を見ても多そうな気もしますが、太陽活動のピークになると、通常ではない無軌道の行動、思考、などに陥ることが多いです。

そして・・・。

私は自分の人生を振り返ると、「影響を大きく受ける人」であることがわかっています。
十代以降の自分のイベントと太陽活動周期を照らし合わせてみると、これは完全に間違いないと言えます。

それはどういう状態なのか?


まず、一般的な定義については、このようなことが言われています。

これは、ヤスの備忘録でヤスさんがかつて繰り返し書かれており、

2010年01月29日の記事には、ゲッチンゲン大学という大学のスートベルト・エルテル教授の論文として、

1)ヨーロッパ、及び中国の調査では、文化の隆盛には明らかな断続性が存在している。そしてそれは明らかに太陽黒点周期と相関している。

2)黒点周期に合わせて、絵画、文学、そして科学などの分野における創造力の爆発は、10年から15年の期間で断続的に現れている。

3)この創造力爆発の断続性の周期は、代表的な芸術家や科学者の出現にも見られる。彼らは太陽黒点周期に合わせて周期的に出現し、極小期にまた消え去る。


ということが書かれてあります。

つまり、社会的な暴動や革命が増えるという側面と同時に、「芸術や創造性も刺激される傾向にある」と。
これはどちらかというと、いい面の話です。

一方で、2010年10月05日の記事には、ロシアの学者の学説が載せられており、そこには黒点の最小期、増大期、最大期、と3つの状態の時の特徴が挙げられていて(これは約 200年間程度の期間のデータ分析によります)、

そして、すなわち今と同じ「黒点最大期」の特徴として、次のようにあります。

大衆ははるかに気が短くなり、自分たちの目標の実現の障害となるものはすべて破壊し突っ走る。暴動、革命、衝突など流血を伴う惨事が相次ぐ。大衆運動に対するいかなる抵抗も無意味に終わる。

一言で言うとこれは、大衆が無政府主義的になり感情を爆発させてしまうということである。感情のこの高ぶりの中で、大衆は自己防衛の本能さえ失って暴走する。



これらは「無軌道」という日本語でも表されるかもしれません。

私の人生も、太陽活動周期の最大期にはまさにこれでした。

創造性などに関してのポジティブな面も確かにあることはあるのですが、それよりも太陽活動の最大期には、(人により)「無軌道」と「無秩序」のコントロールを失った思考に支配される側面が確実に存在するようです。


その時期に「私個人に」何があったかというと、

1 考えられないほどの心的な痛手を伴う失恋
2 非常に混沌とした人間関係
3 それまで自分で不可能と思っていたことを始める


などです。

このうち「3」は、つまり劇団のようなものや、他のことでもそうですが、すべて始めたのは太陽黒点活動の最大期でした。まあ、これらは悪いことではないですが、「1」と「2」はすごいものがあって、特に、1など「たかが失恋」と思う方もあるかと思いますが、失恋もあまりにひどいものだと心の中には相当長い間トラウマ的に残るものがあり、できれば経験したくないもののひとつです。

また、「失恋のひどさ」というのは、実は単純に「その人の思いの強さ」の問題であり、通常だと考えられないほどの痛手というのも、「通常とは違う感情に支配されていたから」と言えると考えます。

このあたり「激しい恋愛」というと、何となくドロドロとした愛憎を想像される場合もあるかと思うのですが、むしろ、なんというか、「逆だから切ない」ということが多かった気がします。映画でいうと、マリリン・モンローの「七年目の浮気」なんてのは黒点最大期に起こりやすい物語っぽい感じがします。影響を受けているのは、マリリン・モンローのほうではなく、主人公のオヤジのほう。つまり、「基本的に手も握ることなく終わるような恋愛に対して気がおかしくなる」と。
まさに無軌道。


私は自分が太陽活動の影響を非常に受けやすいということに昨年くらいに気付いていて、「多分、また始まるのではないか」とは考えていたのにも関わらず、最近忘れていたのです。

そして、いくつかのことによって、「やはり始まった」ということに気付いた次第です。


先週くらいまでの In Deep の一種無軌道な展開にもそういう部分があったのかもしれず、何が何だかわからない状態で書き殴っていて申し訳ないです。最近また翻訳を始めたのもそのクールダウンという意味もあるのですが、しかし、本当のクールダウンはこの太陽活動の最大期が過ぎる 2012年の終わり頃までは無理なのかもしれないですが、とにかく、あまり無軌道にならず生きるようにしないとアレだなあと。



少なくともあと1年以上は増加し続ける予測の黒点数

ちなみに、今後の太陽黒点の数の予測は、NICT(宇宙天気情報センター)に出ています。

kokuten2011-05.gif

これを見ると、来年、つまり2012年の4月頃には今の2倍から3倍の黒点数になることが予測されているようで・・・やれやれ・・・。

今度ばかりは生きてこの太陽活動周期を抜け出せるかどうか・・・。

(私は自分が死ぬ時期は、どこかの太陽活動の最大期の中だと確信しています)


そして、その一方で社会的動乱は今後さらに、「確実に」大きくなると思います。

これは過去の状況から見れば、予測というより確実だと思われますが、実際に何が起きるかはわからないことですので、心の準備と、そして、できるだけ起きた出来事に対して平静でいられる個々の心というが大事なのかもしれないですね。
タグ:黒点

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