2013年06月21日



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太陽の巨大コロナホールと時期を同じくして現れるスーパームーン : その影響は地球に対してか人間の「こころ」に対してか



corona-hole2.jpg

▲ 記事「太陽の複合的なフレア発生の可能性は?」でもふれました「太陽のコロナホール」が再び巨大化してきました。近年希に見るほど巨大に見えます。 6月 24日あたりを中心として地球は太陽の磁気の影響を受けそうです。写真はスペースウェザーより。そのほぼ同じ時に月がもっとも地球に接近する「スーパームーン」という現象が起きます。






 


スーパームーンは迷信ではあるにしても、何も言えなくなってしまった 2011年 3月 11日


月が地球に最も近づいたとき、満月の形になった月の姿やその現象はスーパームーンと呼ばれています。比較的新しい言葉で、もともとは占星術などから出てきた言葉のようです。

今年は 6月 23日の夜にスーパームーンを見ることができます。
下の記事は占いサイトのニュースからです。


満月が地球に大接近! 6月23日のスーパームーンを楽しむ方法
ハピズム 2013.06.20

日本時間 6月 23日 20時 32分、月が最も地球に接近して見える「スーパームーン現象」が起きる。

地球中心から月の中心までの平均距離は 38万 4,40キロメートル。今回のスーパームーンでは、地球と月の距離が 35万 6,991キロメートルまで近づき、通常の満月よりも 16%大きく、 30%明るく見えるそうだ。

スーパームーン現象は、皆既日食などエリア限定の天体イベントと違い、どこの国の誰もが「最高に美しい瞬間の大きな満月」を見ることができる天体現象だ。




しかし、一方で、このスーパームーンは古くから災いの兆候とされている部分もありました。下はコトバンクからの抜粋です。


もともと「スーパームーン」とは近年になって言われ始めた占星術の用語で、惑星直列などとともに、地震が起こるなどの災禍が訪れるという風説がある。

しかし、そのような事実の裏付けはなく、力学的には潮位の干満の差がわずかに大きくなる程度に過ぎないと考えられている。



前回のスーパームーン現象が起きた 2011年 3月には英国のデイリーメールが、「スーパームーンは地球の気候現象を混乱させるのだろうか」というような見出しの記事を出していました。 2011年 3月 9日のことです。

smoon-dm.jpg

▲ 2011年3月9日のデイリーメールより。


東日本大震災が発生したのはこの記事の2日後でした。


実際、前2回( 2011年と 2005年)のスーパームーンの前後2週間以内に起きた災害はあまりにも大きく、なくとなく最近は、「このことに触れてはいけないような雰囲気」もあります。

前回のスーパームーンは 2011年 3月 19日、その前が 2005年 1月 10日なんですが、それぞれの前後2週間に起きたことは以下の通りです。


・2005年 スマトラ島沖地震(M9.1 / 2004年12月26日)

・2011年 東日本大震災(M9.0 / 3月11日)


このことは英語版のスーパームーンの Wikipedia に記されていますが、しかし、もちろん、地震との関係性を示す実質的な証拠は何もありません。

私もスーパームーンと地震発生との関係はないとは思いたいですが、ただ、個人的に「地震のトリガー」というものは、かなり小さなエネルギーであっても、「通常、地表が受けているものとは違うエネルギーのようなもの」であれば機能してしまう、という考え方は持ってはいるので、何ともいえない部分もあります。


また、上の 2011年のデイリーメールの記事では、 過去にスーパームーンが起きた年だった 1955年、1974年、 1992年、 2005年はそれぞれ天候が非常に激しい年だったことが記されています。

1992年といえば、アメリカのハリケーン・カトリーナがあった年ですし、 1974年は、オーストラリアのサイクロンでの災害史上に残る「トレーシー」という巨大サイクロンがオーストラリアを襲った年でした。

Supermoon_over_Germany_2011.jpg

▲ 2011年 3月 19日のスーパームーン。ドイツのミュンスターから撮影されたもの。



まあしかし・・・・・・・。

今年も、スーパームーンがどうであろうと、すでに自然災害は山ほど起きていて、特に昨日の記事「世界中で止まらない「黙示録的な洪水」の連鎖」にも書きましたような「洪水」がすごいのですが、他の自然災害にしても、特別な「ひとつの要因」に何かを求めるのはあまり意味がないと思います。

今という時代は「全体」として「何か」が機能しているような感じを受けるのです。
「何か」というのが何かはいまだにわかりません。


昨日の記事のインドの洪水に関しては、今日(6月21日)の午前の時点での報道では、下のようになっているようです。読売新聞の報道です。


インド豪雨、死者1千人超も…安否不明数万人か
読売新聞 2013.06.21

インド北部ウッタラカンド州などで発生した豪雨による土砂崩れや洪水で、同州の災害対策当局は20日、本紙に死者数が1000人を超えるとの見通しを明らかにした。

北部では数万人以上の安否が不明との情報もあり、軍や警察が孤立した集落の状況確認を進めている。

当局によると、州の山岳地帯にある巡礼地ケダルナットで、約90の宿泊施設が鉄砲水に押し流され、宿泊者数百人が犠牲になったという。ケダルナットとその周辺への道路は土砂崩れで寸断され、被害状況の詳細がわからないため、犠牲者は更に増えるとみられる。








月と人間の歴史


supermoon-2013.jpg

▲ 上記のデイリーメールより。


日本語の「月」にはムーンと共に「ルナ」という英語があります。

由来はローマ神話のルーナという女性の神様からのものらしいですが、「ルナ」のヨーロッパでの価値観は、月 - Wikipedia で説明されています。


月 - ヨーロッパの伝統文化

古来より月は太陽と並んで神秘的な意味を付加されてきた。ヨーロッパ文化圏では太陽が金色・黄色で表現されるのに対し、月は銀色・白で表されることが多い。

西洋では月が人間を狂気に引き込むと考えられ、英語で "lunatic"(ルナティック) とは狂気におちいっていることを表す。また満月の日に人狼は人から狼に変身し、魔女たちは黒ミサを開くと考えられていた。




狂気・・・。


これは昨年以来、「今の世」に感じ続けているキーワードのひとつなのですけれど、月という概念は西洋では狂気そのものを示している部分もあるようです。

一昨日の、


2013年夏:カオスに突入するかもしれない世界を前に
 2013年06月18日


という記事の中で 2009年のウェブボットの中に出てくる「未来」の予測の項目を並べたものがあります。


・海洋の異常
・米国の社会崩壊
・米国の経済危機
・米国の食糧危機
・全世界の経済危機
・全世界の政治危機
・内部告発者の報道機関への登場
・報道の統制の崩壊
・恐怖による支配の崩壊
・宇宙からの未知のエネルギー
・エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男
・太陽の病気
・太陽の異常が人間に及ぼす影響
・通貨の喪失
・戦争の脅威



実はこの中の大部分は「人間によるもの」だということがわかります。

海洋の異常、太陽の異常、宇宙からの未知のエネルギーなどを別にすれば、社会的な問題も、金融危機も、あるいは戦争や暴動も、人が起こすもの。


この地球は私たち人間自身が考えている以上に、「人間」に支配されていることがわかります。そんなことは当たり前に思われるかもしれないですけど、自分たちが人間なのでこのことは忘れやすいのですよ。

そして「人間以外の存在」は、人間が地球へ異常に影響を与えていることを感じているとは思います。まあ「人間以外の存在」といっても対象が多すぎて、私自身も具体的には何にも想定しないで書いていますので、適当な感じですが、いずれにしても、人間の地球への影響は大きいわけですが、では、その人間の精神は何によって牛耳られているのか?ということが、まあ・・・いろいろと考えているところなのかもしれません。

「人間は自分で考えて行動しているに決まっているではないか」

という考え方もひとつでしょうけれど、私もたまにそうですが、精神的に自分をコントロールできない局面など人間には数多くあります。

それほど人間は自分の精神も行動もコントロールできていない・・・ような気がします。


しかし、上の記事を読むと、3年前にも、


> 犯罪も暴動も何かおかしい。


と書いていて、感じ方が今と何も変わっていないあたりが「進歩していない自分」を感じさせますが、でもあるいは、「世界全体パニック」というような映画や小説のような話もそんなに飛躍的な感じでもないような気がする2013年という年なのでありました。






人間の「精神」と宇宙の「現象」が連動しているのなら


上のようなことを長々と書いたのは、過去に書いた内容とも関係があります。

仮に「月が人間の精神に影響するなら」としてですが、過去記事の、

ロシア宇宙主義チジェフスキー博士の言葉でわかりかけてきたニルヴァーナの「3つのALL」の意味
 2013年04月01日

など、何度かふれてきましたロシア宇宙主義の概念のひとつである、


・地球上の生命現象は宇宙の物理的な現象とつながっている。



ということと、


・ひとつひとつの人間の細胞は「宇宙の情報」に反応しており、「大宇宙」はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させている。



ということを思い起こすと、スーパームーンだけを取り上げなくとも「月や太陽など様々な現象と地球での天候や災害」も、あるいはどこかに何らかの関係性があっても不思議ではないもののようにも感じます。

何しろ、災害や社会混乱の予測などもはやする必要さえなくなっています。

すでに起きているのですから。
自然でも金融や経済でも、そして人の心にも。




  

2013年06月16日



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今回のメインは、先日から続けての太陽の話となりそうなんですが、数日前のロシアのシベリアで「1日のうちに夏と冬が巡ってきた」という出来事がありまして、これが「気温が 30度を記録したと思ったら、次に雪が降って来た」という冗談みたいなことが実際にあったことが報じられていましたので、これもご紹介したいと思います。

まず太陽について、ちょっと気になることについてです。






 


「怒りの黒点群」が太陽の裏側からやって来た


先日の記事、

地獄の夏の意味: 消滅しつつある太陽黒点の中で恵みの雨だったはずの「山羊」は日本列島をスルーして
 2013年06月13日

という記事の冒頭に、数日前の6月13日の太陽黒点の様子を貼りました。

下のもので、その時の太陽では急速に黒点数が減っていき、黒点数 14と、太陽活動最大期に向かうとは思えないような黒点活動を見せていました。




その減少の様子は下のような感じでした。




上の記事はどことなく、「やーい、弱い太陽」的なニュアンス(笑)で記したりしたのですが、これに太陽が怒ったのかどうか、この次の日からめきめきと太陽黒点数は増加していきました。

下の表は上の次の日からのものです。

ss-0615-2.png

NICT 太陽黒点情報 より。


数日前に 14個だった太陽黒点は昨日には 101個まで急速に増えたのです。

これは太陽の裏側から非常に数多くの黒点群が地球側に回ってきたことによるものですが、その黒点群が「ドッというように」地球に向いてくる様子は下の図でもわかります。

sun-2013-0616.jpg

Spaceweather より。



それでなくとも、現在、太陽は先日の記事の、

太陽の表面にこれまで見たことのないサーペント(蛇)のような磁気フィラメントが多数這い回っている
 2013年06月14日

でご紹介したように、下のような「磁気のフィラメントだらけ」の状態の模様。




ここに黒点活動も加わるということで、もしかすると、「賑やか」になる可能性もあるのかもしれません。

なんかこう・・・相変わらず、私には「世の中の(人々の)行動や思考が普通ではない」ように思え続けていますが、太陽も何だかこんなに奇妙なのだし、人間がおかしくなるのも仕方ないことなのかもしれないですね。





巨大なコロナホールも出現して


少し前のことになりますが、国内外のメディアで「太陽に巨大な穴が開いている」というようなタイトルで報道されていた太陽の現象もありました。

下の記事は米国の Fox ニュースの 6月 4日のものです。

sun-hole.jpg

Fox News より。


これはコロナホールと呼ばれているもので、珍しい現象ではないのですが、非常に巨大だったということもあり、こうしてニュースとして取り上げられると何だか迫力があります。

上のコロナホールについては日本でも報道されていました。
Wired の記事を抜粋させていただきます。


巨大な「コロナホール」が発生
Wired 2013.06.07

5月28日から31日にかけて巨大なコロナホールが出現し、そこから放出された高速太陽風の影響が地球でも見られた。このコロナホールは、ここ1年以上観測されたことのない規模の巨大なものだった。

情報通信研究機構が運営する「宇宙天気情報センター」サイトの記事によると、コロナホールは高速な太陽風の吹き出し口になる。



というもので、コロナホールも太陽から大量の磁気を地球に送り出すものであるようです。

この巨大なコロナホールは現在は太陽にはありませんが、ただ、スペースウェザーを見てみると、また大きめのコロナホールが地球側に回ってきているようにも見えます。

corona-0616.jpg


とはいえ、コロナホールは周回しているわけではなく、自在に出現したり消えたりするもののようですので、現在のコロナホールの位置はあまり今後の参考にはならないとは思います。


それにしても、

・黒点からの太陽フレア
・磁気フィラメントからの太陽フレア
・コロナホールからの太陽風


これらはそれぞれが「巨大な磁気の嵐」の要因となるもので、同時に合わさるとスゴイことになりそうな感じもします。最近の太陽ではその3つの活動が同時になる「ニアミス」が続いています。



ところで、最近は気候について書くことが多いです。

日本のこともですが、世界各地の異常気象的な現象についてもかなり記事にしてきましたが、先日、シベリアで起きたことはその極めつけといえるかもしれません。1日のうちに夏と冬を経験したという報道です。

場所はシベリアのナディムというところで、地図では下の位置にある場所のようです。

nadym.jpg


かなり大きな範囲の地図にしたのですが、少し北は氷に閉ざされている地域のようです。この記事の 30度というのは摂氏で、つまり日本と同じ 30度ということです。





Siberian summer: From 30 degrees Celsius & sun to snow in one day
Digital Journal 2013.06.15

シベリアの夏 : 30度の気温から1日のうちに雪景色に


siberia-summer.jpg


シベリアのナディムの住民はその日、気温が 30度にもなる太陽の日差しを浴びて過ごしていた。

この30度の高温はこの数日間続いていた。

ところが、この日、30度の気温から一転して雪が降り始め、そしてついに吹雪になったのだ。



nadim-summer.jpg


それまでTシャツとショートパンツで熱帯バカンスのような気候を楽しんでいた住人たちは、突然の吹雪に今度は家からコートやスカーフを持ってこなければならないことになった。

この地域は長く冬が続き、その時期にはマイナス 50度になることもある。

そして、時期は短いが、シベリアにも夏が来る。

その時には暑くなるが、その夏の日に雪が降るようなことは珍しいという。





こここまでです。

まあ、いくら異常気象的な日々とはいえ、日本ではここまで極端な天候になることなどはないはず・・・と信じたいですね。



  

2013年06月14日



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ハイダーフレアという巨大な太陽フレアの原因ともなる磁気フィラメントが無数に太陽にあらわれている


昨日の記事で、最近の太陽の黒点の様子を示したスペースウェザーの下の図を載せました。








 


黒点の数も少なく、こういうように見ると、「のっぺらな太陽」という感じがするのですが、実は近くで見ると、まったくそんなことはないのです。

今回は最初に 6月 13日のスペースウェザーの記事をご紹介します。


AN OUTBREAK OF MAGNETIC FILAMENTS
Spaceweather 2013.06.13

磁気フィラメントの大量出現

現在の太陽は黒点の数こそ少ないが、しかし太陽の表面を観測すると、そこは空白のスペースなどではないのだ。

カリフォルニア在住のアマチュア天文家、セルジオ・カスティーヨ氏は自宅の天体望遠鏡で太陽を観測していた際に太陽の表面に多数の時期フィラメントが蛇行している様子を捕らえた。下の写真がその様子の一部だ。


filaments_2013-06-13.jpg


カスティーヨ氏は以下のように語る。

「フィラメントが太陽の表面上のすべてに浮き上がるように出現していて、それらはひとつひとつが独特の違った形状と長さを持っていました」。

この磁気フィラメントの中で最長のものは、端から端までの長さが 40万キロメートル以上ある(ちなみに、地球の直径は約 1万2400キロメートル)。

太陽観測のプロであるネブラスカ州のボブラニアン氏は、「これは私が今まで見た中で最長の磁気フィラメントの構造のひとつです」述べている。

磁気フィラメントが崩壊する場合、太陽の表面に衝突して「ハイダーフレア」と呼ばれる巨大フレアを作り出すことがある。磁気フィラメントの構造が不安定になり太陽の外側に噴出し、その後に太陽自身に向かっても衝突することがあり、いずれにしても、今後の太陽の動向を注視することが必要だ。




私は、ここ数年、わりと太陽の写真を見ていますが、こんなに数多くの磁気フィラメントがウジャウジャと太陽表面をうねっている光景を見たことがないです。

磁気フィラメントは最も簡単な説明では、Wikipedia の、



太陽フィラメントは磁場によって光球の上空へ引き上げられる糸状の冷たいガスである。



というもので、フィラメント自体にも強いエネルギーがあると考えられます。

太陽に磁気フィラメントが出現した際については、過去記事でも、ずいぶんとご紹介したことがあります。また、上に「ハイダーフレア」というような、聞き慣れない言葉もありますので、過去記事から少し抜粋します。





ハイダーフレアとは

ハイダーフレアという言葉が初めて登場したのは 2010年の記事です。

太陽フレアの原因ともなりうる巨大なフィラメントが地球の方向面で成長中
 2010年05月20日


その時の巨大な磁気フィラメントの写真が下のものです。




ハイダーフレアに関しては、こちらに、 Spaceweather の説明を訳したものがあります。


このような磁気フィラメントは、フィラメントが太陽の表面に衝突する時に、崩壊することが知られています。これは、ハイダーフレアと呼ばれており、太陽で起きるフレアの中でも、最も強いものに匹敵する太陽表面の爆発となります。

太陽物理学者たちでも、いまだにハイダーフレアを予測することはできず、現段階ではその発生の可能性を予測することはできません。



というもので、いわゆる通常の太陽フレアというのが、黒点群などの黒点活動をしている場所での爆発現象なのに対して、ハイダーフレアというものは、太陽の表面に蛇や龍のように「うねっている」磁気フィラメントが、太陽の外へ伸びた後に崩壊して、太陽表面に衝突し、それによって、非常に強力な太陽フレアが「突然」発生するという特徴があるようです。


また、2010年10月には、太陽の表面にほぼ一周するような円を描いた磁気フィラメントが出現して、やや緊張したことがあります(これがハイダーフレアを起こした場合、太陽面全体のフレアのような感じになるため)。下の写真がその時のものです。



▲ 過去記事 [太陽の病気]NASA を狼狽させる太陽の上の巨大な磁気リング より。





2012年 8月に「太陽の亀裂」と報道された磁気フィラメント


そして、昨年 2012年の 8月には印象的な磁気フィラメントの写真が残されています。

過去記事の、

太陽に突然現れて急速に拡大した『巨大な亀裂』
 2012年08月10日

に 2012年 8月5日の太陽の写真を載せたことがあります。

下の写真です。






しかし、上のいくつかの過去の磁気フィラメントと今回が違うのは、「」です。

写真を拡大すると、なんだか無数にウネウネとしていて、まったく蛇のような感じがするのです。

今回のフィラメントは拡大すると、下のような感じになります。

6_10.jpg


かなり小さなもの(といっても、どんな小さなものでも地球より大きいですが)も含めて、大小のフィラメントがうねっているような様子に見えます。

タイトルに「サーペント(聖書に出てくる悪魔としての蛇)」と入れましたのも、それが理由ですが、黒点自体が非常に少なくなっている中だけに、奇妙に活発な太陽表面の動きというのは多少気になります。


本当に・・・太陽どうなっちゃってるんでしょうかねえ


そういえば、前回の記事「消滅しつつある太陽黒点の中で恵みの雨だったはずの「山羊」は日本列島をスルーして」の中にタロットの「悪魔」の説明を Wikipedia から引用していますが、そこに、


> 悪魔は創世記においてイヴをそそのかし知恵の実を食させ


とあるのですが、この創世記の「悪魔」は英語の聖書では「サーペント( Serpent / ヘビ) 」と記されていて、ここにおいてはヘビと悪魔は同義なんです。

なので、今回の記事のタイトルもヘビと悪魔を置き換えれば、

太陽の表面にこれまで見たことのない悪魔のような磁気フィラメントが多数這い回っている

ということにもなります。


まいずれにしても、今の太陽の表面はいろいろと何かを現していそうな気もするし、そして、単純に「ハイダーフレア」という最強クラスの太陽フレアを引き起こす可能性のあるものでもありますので、多少、注意して見ていたいと思っています。


今回は太陽のことだけに絞って書かせていただきました。




  

2013年04月20日



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sun-0416-c1.jpg

▲ 2013年4月16日5時42分(UTC)の太陽の周辺。NASA の SOHO LASCO C3 カメラの画像より。






 


数日前、太陽に関しての下の記事を書いたことがありました。


4月12日に太陽の裏で何が起きていたのか?
 2013年04月15日






その4日後の 4月16日、太陽周辺でまた不思議な現象というのか、そういう光景がNASA の太陽観測衛星の写真に写っていました。


いちばん上に載せたものですが、オリジナルの画像は下になります。


sun-19_04_2013-01.jpg



NASA のオリジナルの画像のリンク先は、こちらです。


これ見た時に、やっぱりなんだかギョッとして、また動画を作ったんです。

What is this phenomenon around the SUN ?





これは何ですかね。

流星などで、こんな太陽の直径の何倍もあるような大規模な範囲で飛ぶものがあるとは思えないし(あったらすごいですが)、カメラのデータの異常というには、どうも鮮明すぎる気がする。


拡大しますと、下のような感じになっていて、いろいろな種類の光というのか模様というのか、そういうものが見えます。


sun-002.jpg




sun-003.jpg





前後の時間帯には写ってないですので、ますますわからないです。その前後の時間帯も含めて、直接ご覧になりたい方は、NASA のSOHO の画像検索ページへ行き、数値などを下と同じようにセッティングして、右の「 Search 」というボタンを押せば、4月16日の写真すべてが表示されます。

soho-0416.png



太陽とその周辺が「騒がしい」という感じはとてもするのですけれど、それが普通に説明できるたぐいの現象なのか、あるいは、どうも説明しにくいような現象なのかということを・・・まあ、 NASA あたりに説明していただけると嬉しいですが・・・そんな望みも難しいですね。


いずれにしても、今の太陽は注目し続けていい存在だと思います。


何かありましたら、またご紹介させていただきます。



  

2013年04月02日



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▲ 2013年1月27日に米国アリゾナの砂漠で見つかった紫の球。正体はわからないままです。記事「米国アリゾナの砂漠で見つかった紫の玉の正体は?」より。






 

「太陽もジョークを演じているのだろう」: NOAA の予測官


昨日(4月1日)の米国スペースウェザーを見ましたら、最初の記事の見だしが「太陽活動最大期がついに来たる!」でした。

s-w-0401.png


上の記事です。

しかし、このタイトルは実は「エイプリールフール」に合わせた記事だったようです。

実際のとろは「来るはずのものが来ていない」のです。

記事の中には、「太陽もエイプリールフールなのでジョークを演じているのだろう」という NOAA の予測官の言葉と共に、上に赤線を引いたように「太陽は一体どうなってしまっているのだ?」というようなことがかかれていまして、記事は 2009年5月8日に NASA が発表した今後の太陽活動の推移のページにリンクされていました。

それは下のようなページです。




Solar Cycle 24 Prediction Update released May 8, 2009
NOAA/Space Weather Prediction Center 2009.05.08

2009年5月8日に発表されたサイクル24の今後の予測

NOAA (アメリカ海洋大気庁)は、第24太陽活動(サイクル24)が 2008年 12月に最小の活動だったことを確認し、今後そこから反転し、太陽活動最大期に向けて黒点活動は大きくなると予測されるという意見で一致した。最大期の黒点数の平均数は 90と予測され、過去の太陽活動最大期と比較すると低いと予測される。


会議では太陽活動最大期は 2013年 5月に訪れるとの予測を発表した。これは NOAA の予測として正式な決定事項だが、統一見解ではない。この予測に同意しないメンバーもいた。

prediction-2009-05.png





というものでした。
上のグラフの日本語はこちらで加えました。

そして、「一体どうなってるんだ?」というのは、太陽は上の予測とはまったく違った動きをしているからです。



昨年12月の記事、

「太陽の休止」の現実化: 2013年に最大を迎えると予測されていた太陽活動のピークがすでに終わった可能性を NOAA が示唆
 2012年11月06日

では、 NASA もほぼ同じことを発表していたことをご紹介したことがあります。



▲ 太陽活動の予測と実際の太陽活動を示したグラフ。上記の記事より。


現実として、ずっと太陽フレア活動も静かで、下はこの数日間のNOAAの太陽フレアの推移のグラフのに注釈を加えたものです。

flare-2013-04.png


Bクラスの弱い太陽フレアがたまに発生するくらいで、昨年などより弱い太陽活動と言えます。


それでは、「黒点そのもの」は全然出ていないのかというと、そんなことはないのです。下の図は4月1日の黒点群の状況です。

sunspot-2013-04-01.jpg


「1711」などの番号がふられているのは、それぞれが「黒点が集まっている」黒点群で、 黒点全体の数は、上の日で 83個と発表されています。

これは、記事の最初に書いた 2009年の予測にある


大期の黒点数の平均数は 90と予測



のあたりの数となっていて、決して少ない黒点数とはいえないです。

しかも、2012年と2013年は毎日黒点は出現しており、「黒点が出なかった日は1日もなかった」のです。

ss-2012-2013.png

▲ 太陽に黒点が観測されなかった日。2012年と2013年では1日もありません。


毎日黒点そのものはあるのです。
そこに関しては、 NOAA も NASA も予測は正しかったといえるのですが、黒点がいくら出ても「死んだかのように」何の活動もしないということになっていて、それが最初の「太陽もジョークを演じているのだろう」という NOAA の予測官の言葉につながっているようです。

しかしまあ、こちらのクレアの記事のタイトルのように、

「これはゲームじゃないんだ」

という言葉もこの世にはありますし、どうなりますかね。

これからの太陽活動ばかりは、とにかく時間の経過の中で見ていくしかないようにも思います。

世界中の専門家たちの予測が外れ続けているのですから、これからも「外れる」という可能性も確かに高いわけで、まして私のような素人に何かが予測できるはずもありません。






宇宙ゼリーと呼ばれる物質が以前にも増して多く見つかっている


太陽とは関係ないものですが、中国の新聞で興味深いものを見つけましたので、それをご紹介しておきます。


yellow-001.png

▲ 新四川という新聞より。「空から降って来た黄色の物体」という記事が出ています。


これらは、昔から「隕石の通過する後に降るもの」というように言われていたりもするようで、名称についても、スターゼリー(星のゼリー)とか、アストラルゼリー(宇宙のゼリー)というように呼ばれていることを最近知りました。かなり昔から観測されているもののようです。


そういえば、今年2月のことでしたが、英国で下のような報道がありました。「緑の " 宇宙のスライム " が専門家たちを困惑させている」というタイトルの記事です。

green-bloblike-123.jpg

▲ 2013年2月18日の英国 SkyNews より。


英国サマセット州のハムウォール自然保護区( Ham Wall Nature Reserve )という場所で見つかったものだそうですが、その時間がちょうど、ロシアの上空で爆発した隕石が地球上空を通過していった時と同じ頃だったために、話題となっていたようです。


隕石が通った後に、地上に「様々な色のゼリー状の物質」が残ることは古くから知られていることを最近の出来事で知ったという次第ですが、だとすると、 In Deep で過去ご紹介したうちのいくつかもそれと関係したものが含まれている可能性もありますね。

過去記事には、


英国で空から降って来た青いゼリー状物質( 2012年 1月)



カナダのテレビニュースでの謎の音についての報道
 2012年01月29日



米国ニューヨーク州で降って来た黄色の物質( 2011年 1月)



ニューヨーク州で空から広範囲に降り注いだ「ネバネバとした」緑と黄色の謎の物質
 2011年01月21日



アラスカで空から降って来たオレンジ色の物質( 2011年 8月)



アラスカの空から降り注ぐ正体不明のオレンジ色の物質
 2011年08月07日


などの「空から降ってきた正体不明の物質」に関しての記事がありました。


今回ご紹介するものは、中国の四川省に降ったもので、隕石のような「火球」が目撃された翌朝に発見されたもののようです。この形状はこれまで見たことのないものなので、ご紹介しておきたいと思いました。


地球の「アストラルゼリー・コレクション」は増え続けているようです。


記事はここからです。






ch-yellow.png
華西都市報 (中国) 2013.03.25

夜の空が光った翌日に発見された黄金色に変色する物質


yellow-pancake-uf6.jpg


3月23日の午前8時、松樹梁村の警察署に、この村の住民である鵬さんから不審物を見つけたという報告があった。

現場に出向いた警官たちが見たものは、上の写真の黄色の物体で、ケーキのようにも見える正体不明の物質だった。大きさは子どもの手のこぶしくらいの大きさだ。

村人たちによると、前日の夜の3月22日、この付近では数百メートルに及ぶ光の尾を持つ流れ星のような光が目撃されていた。また、爆発の光を見た村人たちもいた。

翌朝、鵬さんの家の庭にこの物質が、1メートル間隔で4つ並んで落ちていたのだ。

表面は柔らかく、ゼリーや茶碗蒸しのような質感だ。

隕石の専門家によると、隕石などの天体は大気圏に突入する際に、摩擦により数千度の高熱を発するという。そのため、隕石そのものからこのような水分を多く含むゼリーのような物質が組成されて地上に落ちてくるとは考えにくいと語る。

しかし、海外でも隕石や流星の後にこのような「ゼリーのようなもの」が発見される事例はとても多いといい、天体と物質の関係を巡るひとつの謎となっている。




  

2013年02月05日



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▲ 過去記事「奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?」より。2012年4月19日の国立天文台のニュースリリースから作成し直した「太陽の変化の予測」のシミュレーション。






 

太陽の磁場の異常はさらに大きくなり


昨年の4月に、下の記事で国立天文台が発表した「太陽の磁場が4極になる」というニュースリリースをご紹介しました。

奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 2012年04月21日


この内容は、その当時、私個人も衝撃を受けたものでした。


その後、この件に関しての発表は特になかったのですが、つい数日前、この太陽異変についての「続報」がありました。

そのうち、2月2日のマイナビニュースから、抜粋いたします。


太陽両極の磁場異変を確認
マイナビニュース 2013.02.02

国立天文台と理化学研究所などの研究チームは、太陽観測衛星「ひので」が昨年9月に行った太陽極域の磁場観測の分析結果を発表した。太陽の北極域では磁場がマイナス極からプラス極へ反転する現象が急速に進んでいる一方、南極域の磁場は依然としてプラス極のまま変化が少ないことを確認した。

solar-4-magnetics.jpg

(中略)

次の太陽活動の極大期は半年ほど後ろにずれ込んで、今年秋ごろになるとみられ、その時の平均相対黒点数は69と予想される。これは、過去100年で最低の極大期黒点数であり、当面、太陽活動は低調に推移するものと考えられるという。

こうした太陽活動の異変は、地球が寒冷期となった「マウンダー極小期」(1645-1715年ごろ)や「ダルトン極小期」(1790-1820年ごろ)に似ているとも言われる。国立天文台などは今後も集中的な太陽極域の観測を継続していく。



これは、 NASA の科学者などを含めて予測する人たちもいた、「太陽活動の低下」ということが事実となって現れてきていることを示しているようにも思います。


参考までに、それに関しての過去記事を貼っておきます。

これは NASA マーシャル宇宙飛行センターの太陽物理学者デイビッド・ハザウェイ博士という人のインタビューから、「これから地球は小氷河期入りしていくのではないか」ということを5回に渡って書いた記事で、下のリンクが一回目のものです。

あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(1)
 2011年11月07日

他の4回はすべてそのページからリンクされています。

お読みになられたことのない方は、今回の国立天文台の発表の補足的な資料としてもお読みいただければ幸いに存じます。




▲ デイビッド・ハザウェイ博士。



上のシリーズでのハザウェイ博士の話のポイントとしましては、

強い太陽活動は 1800年代に終わっていた可能性
あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(3)より。)



▲ 西暦 1600年から 2000年までの黒点活動の推移。


黒点だけではなく「太陽の磁場の数値」も一貫して減り続けている
あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(4)より。)



▲ アメリカ国立太陽観測所の科学者であるビル・リヴィングストン博士とマット・ベン博士が集計した1992年から2009年までの太陽磁場の推移。1992年以来、減少していることがわかります。


また、

太陽活動の弱い時期は世界の火山活動が活発だった
あらかじめ予測されていた小氷河期の到来(2)より。)



▲ 1707年の「宝永の富士山噴火」の様子を記した伊東志摩守日記の写本。この前回の富士山の噴火の時も太陽活動の弱いマウンダー極小期という時期でした。


というようなこともあると個人的には思います。

これらはすべて「地球の天候」に結びついてくると考えられることでもあります。




太陽活動が弱くなると、どのようなことが起きると考えられるのか


上記のうちで、火山活動と太陽活動の関係はまったく何も実証されているわけではないのですが、「宇宙線と火山活動に関係があるかもしれない」と考えている科学者や地質学者は決して少なくありません。

太陽活動が弱くなると、地球に到達する宇宙線の量は増えますので(太陽磁場等に遮られなくなるため)、それが火山や地震活動、あるいは雷などの多発と何らかの関係があるのではないかと考える「仮説」は存在します。


短い期間でわかりやすい例としては、2012月1月22日から26日くらいにかけて、太陽フレアの影響で強い太陽風(磁気のエネルギー)を地球は受けましたが、その間の「宇宙線の到達量」を示したのが下のグラフです。赤で囲んだ部分が「太陽エネルギーを強く受けた時」です。



▲ 記事「太陽活動で急減を見せた宇宙線と「ハートのコロナ質量放出」 (2012年01月27日)」より。


上では「太陽からのエネルギーが強いと宇宙線の量が減る」ことが示されていますが、逆に、「太陽からのエネルギーが弱い」と、「宇宙線が大量に地球に到達しやすくなる」ということになると思われます。


そして、多分ですが「太陽からの磁場やエネルギーが弱い状態が何十年間という長い期間続く」ということによっての影響は意外な部分に出てくるものではないかとは考えます。


いずれにいたしましても、昨年の国立天文台の発表により、太陽の異変がその後も進んでいることがわかったわけで、仮に国立天文台が言うように、「この状態が過去のマウンダー小氷期などの寒冷期と似ている」のだとすると、今後、数十年から場合によっては数百年、地球はその過去と同じようなことになるのかもしれません。

ただ、過去のマウンダー小氷期もそうだったと思いますが、時間軸として一直線に寒くなる、というような単純なものではないと思われます。

キーワードは「不安定」ということではないでしょうか。

不安定な気候や気温や天候現象が、数年から、あるいは十数年続いた後、次第に平均気温が下がっていくというような。

そして、気温の低下には、巨大火山の噴火などによる「火山灰などによる太陽光線の遮断」も関係します。

また、最近は天体活動も活発ですので、彗星や小惑星の衝突や大気圏での爆発、あるいは地球に近い磁場帯やヴァン・アレン帯などを乱して、磁場の異常による「極めて不安定な空や大気の状況」というものも起きないとは言えないような気もします。


いずれにしても、地球と太陽の関係性は今までの数百年とは違うものになったということは言えそうです。


何が起きるのかは起きてみないとわかりませんけれど。




太陽電波バーストの発生


そういえば、スペースウェザーに「太陽電波バースト」というものが地球に放射されたことが記事になっていましたので、その記事を翻訳してご紹介しておきます。また、その太陽電波バーストに干渉されたと思われる短波の音声も掲載されていましたので、記事中に乗せておきます。

太陽電波バーストの「影響」については、名古屋大学太陽地球環境研究所の説明から抜粋しておきます。


太陽電波バーストはそのエネルギーが少ないので、通信や電波伝搬に対して直接的な影響は少ないと考えられてきました。しかし、 2006 年 12 月 6 日におきた太陽フレアに伴って、かつてない強度の 太陽電波バーストが発生し、その電波が原因で GPS 衛星の電波が正しく受信できないという障害が報告されました。

そのため、太陽電波バーストを宇宙嵐の前兆現象として監視するだけではなく、電波バーストが通信に及ぼす影響についての関心も高まってきています。



ということで、何らかの影響のあるもののようです。
特に GPS 等への影響は大きなものかもしれないです。

では、ここからスペースウェザーの記事です。





LOUD SOLAR RADIO BURST
Space Weather 2013.02.03

太陽電波バースト

2月2日の太陽活動の予測は「きわめて静か」というものだったが、一方で、アマチュア天文家のトーマス・アッシュクラフト氏のように「それはとても強い活動でした」と言う人がいた。

何が強い活動だったかというと、その日、「タイプ3(Type III)」という大変強いカテゴリーにわけられる太陽電波の放出が観測されていたのだ。

この太陽電波バーストは、短波や天馬ラジオの音声をすべてかき消してしまったが、下は、アッシュクラフト氏が短波の 28 MHz と 21.1 MHzの周波数で、太陽電波バーストによって音声が掻き消された時の録音だ。





この太陽電波バーストを作り出したのは、太陽黒点群 AR 1667 だった。
上の電波バーストが発生する前に、 C2.9 クラスの太陽フレアを発生させていた。


AR1667.gif


太陽面爆発の高いエネルギーに速められる電子によって、規模の大きな電波バーストが生み出される。電子が太陽の外へ流れ、太陽の大気中でプラズマ振動と電波を発生させる。これらの電波が、地球に向かった時に、自信のバーストの音が短波ラジオのスピーカーから発生する。




  

2012年12月24日



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確かに「太陽は3日間消えていた」かもしれないことを示す NASA の写真


今日は災害のことを書き初めているうちに、途中から「マヤ文明」の話になったのですが、ちょっと順序を変えまして、最初に下の写真を載せておこうと思います。 NASA の太陽観測衛星 SOHO からのものです。

sun-black.jpg






 


これは現在、動画も作成しておりまして、動画ができた時にまたご紹介できるかと思いますが、上の写真を載せてから、マヤの長老評議会のドン・アレハンドロ神官の2009年に言葉を載せておきたいと思ったのでした。

私は実は「それほどスピリチュアルの宣言を信じない」ということを前提としつつも敢えて書かせていだきます。なぜなら、実際に「太陽が消えた3日間」を上の写真のように私は見てしまったからです。


そのマヤの長老ドン・アレハンドロ神官の言葉を、

マヤ神官の2009年の言葉と「祖先たちの帰還」の儀式

から抜粋させていただきます。飛び飛びに抜粋いたしますので、全体をお読みになりたい方は上のリンクをご参照下さい。



母なる地球はわれわれ人類全体に責任を負っている。人類の生命を維持し、地球を助けて新しい世代に未来を受け継ぐために、マヤ族はあらゆる人々を招待する。

マヤ長期暦では、いま13バクトゥンと13アナウ(2012年12月23日で終了するカレンダー)がまさに終わろうとしている。これはゼロ年になるのだ。

それは、いままで5200年間続いた太陽の年が終わり、数時間の暗黒の時間がやってくることを意味している。

この数時間の暗黒の時のあとには再度太陽の期間がやってくる。これから始まる太陽の期間は、これで6度目である。新しい太陽の期間に入るにしたがって、地球の調整が行われ、天候とともに人間の社会に大きな変化がもたらされる。




要するに、上で、ドン・アレハンドロ神官が2009年に言っていた、「数時間の暗黒の時間がやってくる」という部分が、実際にそれがあったかもしれないという話ですが、いろいろと調べたいこともありますので、今度書ける時に書きます。


今回は基本的に災害の話です。

上のドン・アレハンドロ神官の「天候とともに人間の社会に大きな変化がもたらされる」と関係している話かもしれません。

ここからです。





さらに過激化が進む世界の気候


12月の初旬にフィリピンを襲った大型の台風のことをご記憶の方もいらっしゃると思います。12月の台風としては記録的といっていいほどの被害をもたらしたものですが、今では日本語ベースでは報道にもなっていませんが、この台風により、現在までに、

・1067人の死亡が確認
・800人以上が行方不明
・100万人近くが家に被害を受ける
・現在も1万人以上が避難所生活
・最終的な被災者は600万人


という、台風の多いフィリピンでも記録的な大災害となっています。

今日はそのフィリピの昨日 12月23日の報道をご紹介しようと思います。
ふだんなら、キリスト教徒の多いフィリピンですので、クリスマスで賑わうのですが、被災したフィリピン南部では、

「クリスマスの徴候なんて何も見えない」(地元の医師)

と言っています。


'No Christmas' for Philippine typhoon victims

台風の被災者には「クリスマス」なんて関係ない

philippine-storm-floods-coffins-dead-afp-lg.jpg


台風の被害を受けたフィリピン南部では、いまだに死者の埋葬と行方不明者の捜索が続いているが、生存した人たちの水、食糧、避難所の問題もクローズアップされている。

政府は、クリスマスということで、スパゲッティ、コンビーフ、フルーツサラダなどの通常の非難食とは違うパックも用意したが、しかし、住民たちにはクリスマスを祝おうという意志はないようだ。

被害がもっとも大きかった地域の住民たちは大部分が敬虔なカトリックの信者たちだが、遺体の埋葬が現在も連日のように続いており、「クリスマスパーティをおこなう予定はない」と地元は言う。

例年はクリスマスの飾りやシンボルで溢れるこの地域に今は、

「クリスマスのしるしは何も見えない」

と、地元の医師マーチン・パレノさんは言った。






寒冷化も「次の段階に」入ったとさえ思われる極寒のニュース


それと実は今、特に12月中旬あたりから世界の気候がかなり荒れていて、たとえば、日本でも地域的に大雪などが降っていますが、世界中で「寒さ」がすごい。

最近の「寒さ」の記事を抜粋してご紹介します。
半端じゃないです。




記録を破る各地の大寒波


・マイナス50度を下回り、すべての学校が閉鎖されているシベリア(ロシア)

More extreme weather seen
Wunderground 2012.12.20



▲ 沸騰したお湯をマンションから外に放り投げると、瞬時に氷になる映像です。


ロシアの厳寒は、寒さに慣れている当地の人々の限界をも越えてきているようだ。ロシア全体で寒波が始まってから、700名以上が治療期間に搬送され、56名が死亡している。

シベリアではマイナス 50度以下が続いており、これはシベリアでも、12月としては異常な低温で、すべての学校は休校措置がとられている。また、道路の閉鎖、建設作業の中止なども相次いでいる。アルタイ地方では非常事態が宣言された。

なお、ロシアの緊急事態省では、電力供給や、暖房のパイプラインなどに関してのインフラの混乱と崩壊を懸念しており、非常事態の準備を進めているという。


(追記)つい数時間前のニュースですが、「ロシアのイタルタス通信」の記事によると、「シベリアでは電力供給が途絶えたために、1800人が緊急避難を始めている」とのことです。





・氷点下30度の異常厳寒が続くモスクワ(ロシア)

モスクワ 零下30度のマロース(厳寒)が続く
VOR 2012.12.20

モスクワ州における厳寒は少なくとも12月24日まで続く見込みで、零下30度まで下がると見られる。ロシア連邦非常事態省が明らかにした。

モスクワ州においては昨夜、郊外ではマイナス 28度、市内ではマイナス 23度まで下がった。このような寒さは12月末としては異常で、通常の 12月の平均気温より 12度ほども低いという。




・ポーランドでは50人が凍死。ウクライナでは最大で80人の凍死者が出ている可能性

Nearly 200 killed in cold snap across Russia, eastern Europe
AFP 通信 2012.12.21

ukraine_snow_009.jpg

伝統衣装で歩くウクライナの女性。しかし、気温は氷点下数十度に達している。


12月24日はクリスマスイヴだが、皮肉なことに、「イヴが最も寒くなる」と気象予報士たちは言う。

現在までにロシアと東ヨーロッパ全体では 200人以上が厳寒のために命を落としている。ロシアのシベリアでは気温がマイナス 50度まで下がった。気象予報によれば、クリスマスイヴ前後にはロシアと東欧の各地でマイナス 30度以下となる地域が多くあるという。

また、ラトビアでも気温はマイナス 28度まで下がっており、気温の記録が始まって以来の低い気温となっている。チェコ共和国とスロバキアでも死亡した人が出ているが、国としての凍死による死亡者統計は発表されていない。



・中国の各地でこの数十年間で最も厳しい寒波

北京 この10年間で最も厳しい寒波
VOR 2012.12.24

beijing.jpg

中国の首都北京が、10年ぶりの厳しい寒波に見舞われている。北京の気象観測センターのデータによれば、12月 24日の早朝にマイナス 14℃まで下がり、この10年間で最低を記録した。

北京市当局は、市内のホテルやレストラン、政府機関の建物に対し、公共住宅用の暖房にまわすため暖房の使用量を減らすよう命じた。





というようなことになっています。


ロシアにしても、ウクライナにしても「寒い国」ではあるのですが、その時期の早さと、気温の下がり方がものすごいようです。

ほとんどの国で 12月としては史上最低か、それに並ぶ気温を記録しています。


もし仮にですが、こういう状態が続いた場合、たとえば、最近、

北極と変わらない気温の中で「ガスと電力」が断たれたキルギス
 地球の記録 2012年12月17日

という「マイナス数十度の中で暖房のためのガス供給が絶たれた上に、停電も発生した」というようなことがあったのですが、そういうことが頻繁に、あるいは各地で発生した場合、「人が住めなくなってしまう」のはずなのです。

私は北海道出身ですが、経験したことのある最低気温は氷点下 20度弱です。
30年以上前ですが、確か氷点下 19度だったと思います。
その程度でも「屋外にボーッといるのは危険だ」というような感じはありました。


なので、マイナス50度とかだと、ちょっと想像しにくいのですが、それでも、寒いところで暮らしている人々にはそれなりのしのぎ方はあるのだと思います。

電力とエネルギー供給さえあれば、ですが。


それにしても、実は例の 12月21日以降、世界の多くでは、ひどい天候状態に突入している感じがあります。

イギリスなんかは南西部の全域で大洪水ですしね。
これはちょうど、12月21日頃から降り始めた雨による洪水のようです。


英国 クリスマスは洪水か
VOR 2012.12.24

uk-flood.jpg


英国南西部で数日にわたって続いている豪雨により洪水が始まっている。

コーンウォールでは数十の村々が浸水しており、ウェールズおよびスコットランドでも豪雨に向けた準備が進んでいる。現在気温は 0度に近く、雨も近いうちに止むことはないとされており、クリスマスはうれしくないサプライズを持ってくるかも知れない。




先日の記事の、

現存する古代マヤの『ドレスデン絵文書』の存在
 2012年12月20日

で私も初めて知った古代マヤがスペイン人の侵略前に残した『ドレスデン絵文書』、『グロリア絵文書』、『マドリード絵文書』、『グロリア絵文書』の四絵文書の中の『ドレスデン絵文書』のラストページは「龍が起こす洪水」で終わっていますからね。




▲ 古代マヤの『ドレスデン絵文書』の最終ページ。左側にいる龍が「地上に水を吐き散らしている」とい場面で絵文書は終わっています。


そして、2012年は上で水を吐いている龍の年でした。
その年が今終わろうとしています。


いよいよ 2013年が始まります。


そしてくどいようですが、先日の記事「光の輪を見ながら「バックミンスター・フラーの忠告」を再び心に刻んだ 2012年12月21日も終わり」に書きました、


 > 「自然の力とは戦ってはならない」


というバックミンスター・フラーの言葉を噛みしめたいと思っています。

その理由としては、やはり・・・今まで、「自然と戦って勝った人類の姿」なんて見たことがないということがあります。

人間は自然と戦っても絶対に勝てない。

だからこそ、「自然と戦うのではなく、自然と共存する」というバックミンスター・フラーの言葉は正しいと感じます。




  

2012年12月18日



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▲ 2010年3月22日の「クレアなひととき」の記事太陽騒動は続くより。



▲ 同じ記事より。上の写真で太陽のすぐ下を飛んでいるものを光学的に解析した写真。






 



最近、ふたたび太陽の周囲をちらつき出した「巨大物体」


最近、また太陽の周囲にいろいろと出現しているようなんですが、これを書き出すと長くなるかもしれません。

とりあえず、下のものは12月4日の NASA の SOHO の画像をまとめたものです。

太陽の周囲のオブジェクト 2012年12月4日




まあ・・・この「太陽騒動」というものは、今、私は In Deep というブログを書いているわけですが、その前に「クレアなひととき」というものを書いていました。

そして、この太陽の周囲の話は、ブログの内容と「 NASA に対しての私の考え方」が変化するあたりの最初のキッカケとなったものです。

NASA に対しての私の考え方とは何かというと、NASA は「答えが面倒そうなものは隠蔽する」ということに関してのものです。陰謀論のほうではなく、「お役所仕事」的な方向の話です。

なぜそんなことがわかったかというと、 2010年の1月頃、私は毎日のように NASA の太陽観測衛星のリアルタイムの太陽画像をチェックし、その画像のほとんどを収集していました。


その中にはかなりの数の「太陽の周囲に何かが写っている」という写真が含まれていたのですが、大体、数時間から 48時間の間に「 NASA のサーバからそれらの写真が削除されるか、修正されて再アップされる」ということを、毎日、目撃というか、体験していたのです。

それまで、NASA に敵意も悪意もなかった私ですが、さすがにややガッカリして、陰謀とか何とかではなく、「説明することを放棄している」というその態度が何だかアレだったんですよ。




太陽写真に異物が写り込む科学的理由

まず、太陽の写真の周辺に何かが映り込む理由として、正当な理由として挙げられるのは、磁場や宇宙線などによって空間写真(のデータ)が歪むということにより写る場合があります。

NASA も以前より、


・宇宙線の影響による空間等の歪みや圧縮
・ネットワークのサーバの問題


という公式見解をサイト上で発表しています。
その場合は下のような感じで写ります。



▲ NASA の「宇宙線の影響との NASA の解説ページ」にかつてあった写真。


しかし、その場合は上のように「小さな点」のようなものとして映り込むわけで、下のようなものが写る理由にはならない。

sun-2010.jpg





上の写真は、私が 2010年の 1月から 3月頃に NASA が公開した写真の太陽の周囲からピックアップしたものの一部です。こういうものは、他にも「無数」に写っていました。

今年になってからもまたいろいろなものが太陽の周囲を回っているようです。


sun-ball.jpg

▲ 2012年5月に NASA の太陽写真 に写っていたもの。「太陽から飛び出してきた」ようにも見えます。


私の 2010年の2ヶ月くらいの間の毎日の「 NASA の SOHO 写真への執着行為」で、私は太陽の周囲に何らかの物体が常に存在しているのはほぼ間違いないと確信しています。

しかし、そんなことをふだんから主張しても仕方ないので、 In Deep などでもほとんど書くことはないですが、オカルトだとか UFO だとか、そういう話ではなく、

「理由もわからないし、何かもわからないけれど、太陽の周囲にはいつも何か飛んでいる」

ということでいいのだと思います・

それが何であろうと私の日々の生活に関係あるわけではないので、ただ、 NASA の隠蔽と修正の態度というものはやはり改善してもいいのではないかと思いますけれど。NASA の科学者がわからないなら、「なんだかわからない」と言えばそれで済むわけですし。

科学者はとにかく「何だかわからない」と言うのが嫌いなようで、合理的に説明できるものしか表に出さない部分があり、それがいろいろな地球や宇宙の説明のできない問題の理解の妨げになっているとも思います。




2010年の量子物理学者と NASA の研究員とのメールでの問答


ところで、上に書いた 2010年の太陽騒動の際には、米国の量子物理学者のナッシム・ハラマインという博士が NASA に「太陽の写真に写っているものは何か」という質問状を出しており、その時のブログで記していますので、再掲しておきます。



▲ 2010年2月に NASA に「太陽の写真に写っているものは何か」とメールを出した量子物理学者のナッシム・ハラマイン( Nassim Haramein )氏。


それは、SOHO の担当者の一人でもある NASA の立体投影科学者のジョー・ガーマン博士という人とのやりとりとなりました。その結果として、 NASA からは量子物理学者ナッシム博士は、返答から以下のことがわかったのだそうです。


・NASA のサイトからは「写真の指摘」があった後、それらの写真やビデオが削除されたのは事実。また、その削除のタイミングは、量子物理学者のナッシム・ハラメイン博士から、写真に写っている白い複数の点は何かを NASA にメールで質問された後だった。

・ NASA の立体投影科学者のジョー・ガーマン博士の返答によると、この映像は機材の故障により、「数値が誤って圧縮されたことによって形成された」と説明した。

・また、NASA のガーマン博士によると、ディープスペースネットワーク ( Deep Space Network ) という宇宙探査のためのコンピュータサーバが1月18日に故障したと説明。

・なお、この時に写ったものが機材の故障ではないとした場合、物体のサイズはもっとも小さいもので地球と同じくらい。




ということになったのだそう。

つまり、「機械の故障」だということで、説明をつけたのです。これはNASA の正式な回答であり、つまり「機械の故障」意外の理由はないという回答ということでよろしいかと思います。


さて・・・。それから3年近く経った 2012年の今・・・。まだ、太陽の周囲には様々なものが写っているということになっているわけですが。

ここで考えられる理由としては、

1. NASA は3年間、機械の故障を直さなかった


か、

2. そもそも機械の故障ではなかった


のどちらかということになると思います。

まあ、米国の予算も大変ですので「1」の「故障を直さなかった」という理由も考えられないわけではないですが、もし機械の故障を直していたとしたら、「機械の故障は関係なかった」ということになります


まあしかし、機械の故障というのは頻繁にあるものでもあるようです。

たとえば、私が NASA の太陽写真コレクションの中で最も好きなものが下の一枚です。
2010年1月29日1時26分19秒の SOHO の「太陽」の写真です。


2010年1月29日1時26分19秒の太陽

20100129_no-sun.jpg



上のはどういうことかわかりますか? 普通は、常に24時間いつでも下のように、

latest.jpg


ずっと太陽を映しているのが太陽観測衛星というものなんです。

それが、この「2010年1月29日1時26分19秒」に「一瞬、太陽が消えちゃったんです(笑)。

データの故障かと思ったんですが、後ろの星々はそれまでどおりに写っていて、「太陽だけが消えた」と理解したのです。それに、CCDベイクアウト( CCD Bakeout)、と呼ばれるメンテナンスを含めて、メンテナンスの際には、映像自体を切りますので、上のようなことにはならないのが普通です。



▲ 観測衛星のメンテナンス時にはこのように、サイト自体を閲覧できなくなります。


いずれにしても、「太陽が消えた画像」を見て、私は当時、腹を抱えて笑っていました。


「太陽ってたまに一瞬消えたりしてんじゃん」


と思うと妙におかしくて、そのあたりから次第に「この世の存在の危うさ」なんかも考えるようになりました。その後の、たとえば存在だの聖書だの、何だか訳のわからないことを書いたりするようになったのもこの頃からでした。






ハーバード大学の資料で見つけた「1921年に科学者が太陽の隣に見たもの」の正体


今回の締めは、ハーバード大学の資料に残っている文章の概要をご紹介したいと思います。

1921年 8月 7日に、太陽の近くで観測された正体の物体

というタイトルのものです。
実際には何ページにもわたる長いものです。

Observations of an Unidentified Object seen near the sun on Sunday, August 7, 1921

にすべてあります。

ここからです。





1921年8月7日に、太陽の近くで観測された正体の物体


sun-1921.jpg


1921年8月7日の夕暮れの時に、非常に興味深い現象が起きた。

その時、その光景を目撃したのは、米国プリンストン天文台の所長であるヘンリー・ノリス・ラッセル氏と、そして、米軍のエディー・リッケンバッカー大尉、リード・チャンバー大佐ら数人だった。

彼らはキャンベル天文台のキャンベル氏の自宅から天体を観測していた。

その時、西側の高い上空に非常に濃い色の「雲」が現れた。そして、浅くて薄い層の雲の一群が地平線に隣接した。ふたつの雲はくっきりと現れていた。

そしてそのすぐに、太陽の低い位置が地平線に沈もうとしたのだが、そこにはモヤのような煙のような光を帯びた雲があった。それから、太陽は興味深い幾何学的な連続のような形をしながら地平線に沈もうとしていた。

太陽は地平線に沈んでいった。
しかし、その太陽の横に「何かある」のである。

チャンバー大佐は、周囲にこのように尋ねた。

「太陽の左にあるあの星は何という星ですか?」

リッケンバッカー大尉はしばらくの間、太陽の横にある星を見たが、「コメントできません。わからないのです」と述べるだけだった。

プリンストン天文台所長のラッセル氏は、それが水星ではないかと考えたが、調べてると、水星ではないことがわかった。

その後、ラッセル所長は、ハーバード大学の天文台のベイリー教授に手紙を書き、教授の考えを聞いた。ベイリー教授の意見は金星ではないかということだったが、しかし、ベイリー教授のもとには、同じ日に別の人物から「不審な天体を見た」という問い合わせがあった。

この2カ所のそれぞれの天体を見た位置と、目撃した時間から計算すると、その不審な天体は信じられない猛スピードで移動したことが判明し、結果的にそれが何であるかはわからなかった。






ここまでです。

ところで、最近の太陽の画像をいろいろと編集していたのですが、どうもうまくいかず、とにかく、途中で放棄したものなんですが、張っておきます。

私が今知りたいと思っているのは、下の動画で、「たまに太陽面全体が爆発するように光る現象の理由」と、「それがあまり数値として表れないようなことです。

中途半端な動画で申し訳ないですが、たまに「異常な写り方」をするのは、そこだけ遅くしたりはしていますが、画像そのものは編集はしておらず、そのままです。


太陽のご乱心 / Recent Crazy Solar Activity 2012





  

2012年11月27日



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▲ いまだに知られていない「太陽の未知の粒子」が地球の放射性崩壊に影響を与えているのかもしれません。
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すべての歴史の拠り所となっていた近代科学の「放射性炭素での年代測定」

今回は 2010年の米国スタンフォード大学のニュースをご紹介します。これは最近になって話題となっているニュースで、「太陽活動が地球の放射性崩壊に影響を与えている可能性」を示したというものです。


毎日の歴史や考古学の報道でも、またこの In Deep の記事でも「〇〇万年前に××が起きた」などの古代の話や、推定的な年代の記述が出ることは多いです。

それらの多くは現代の科学での年代測定を拠り所にしています。

いくつもある年代測定法の中で代表的なものが、「放射性炭素」というものを測定するもので、特に今では炭素14というものの「半減期」というものを測定することがとても多いです。

c14-5730.jpg

▲ 炭素14 の原子は 5730年ごとに規則正しく半減していくので、それを測定して過去の物体の年代を測定する。上の図は炭素14年代法と邪馬台国論争より。


これらの説明は、私が説明しても間違うので、この「放射性炭素の測定」とはどんなものかというのを、縄文の記憶という縄文の研究サイトの説明から下に抜粋します。


放射性炭素(炭素14)で年代を測る

地球には、宇宙線が降り注いでいますが、これがはるか上空の空気と衝突して中性子と呼ばれる微粒子が出来ます。さらに、この中性子が空気の中にある窒素原子と衝突して、炭素14原子が生成するのです。炭素14原子は、まわりの酸素と結びついて二酸化炭素となり、普通の二酸化炭素と一緒に大気中に拡散していきます。

炭素14は、放射性炭素とも呼ばれ、電子を放出し、壊れて窒素14原子に変わります。この現象は、極めて規則的に起こり、1万個の炭素14原子があると、その数が半分の5千個になるのに、5730年かかることが知られています(この時間を、半減期と呼び、炭素14の半減期は5730±40年です)。つまり、非常に正確な時計の役割を果たすことが出来るのです。



さて、上の部分の最も重要な部分である、


> 炭素14の半減期は5730年


> 正確な時計の役割を果たすことが出来る


という原則が崩壊した場合、これまでの物理学や地質学でおこなわれてきた様々な年代測定は「根本から崩壊する」ことになります。

今回の話は、「それが太陽活動のサイクルと共に何度も起き続けていたのかもしれない」という話です。


放射性炭素の年代測定の理論の揺らぎは、この世の「科学的年代測定の崩壊」というかなりショッキングな可能性にもつながる話でもあります。

もし仮に、放射性炭素の測定が確実なものでないとした場合、化石の年代も、古代の土器も、地質から見た過去の地球も、過去の宇宙も、古代の建築物や、残された遺跡の文化などの、ほぼあらゆるジャンルにおいて、年代が崩壊する可能性があります

しかも、「それなら誤差を訂正しながら測定すればいい」という話にもなるかもしれないのですが、「過去の太陽活動との相関関係がわからない以上は誤差も導き出せない」かと思います。

たとえば、


「この土器は測定により約1万2千年前のものと出ました。誤差は 1000億年から 150兆年くらいです」


というようなことだと、学問になりにくい。


私のこのブログにも「放射性炭素の測定を拠り所とした内容の記事」はたくさんあります。仮に放射性炭素の年代測定という方法論が崩壊すると、どのようなことが起きるかというと・・・。

たとえば、最近の記事で、グリーンランドの氷床の放射性炭素の測定から導き出された「41000年前の地球でのポールシフト」に関してのドイツ地球科学研究センターの記事をご紹介した、

ドイツの科学研究法人が「急速なポールシフトと気候変動と超巨大火山の噴火が同時に発生していた」ことを証明
 2012年10月18日

などは、まずは「 41000年前」という年代が崩壊すると同時に、その「期間」というものも崩壊します。ただ、上の記事では炭素14ではなく、放射性ベリリウム(10Be)というものの測定によりますので、多少事情は違うかもしれないです。




もともと存在した「放射性炭素の安定度への懐疑」

ところで、昨年の記事に、

「地球の年齢がわからない」: ミシガン工科大学の調査が地質学に与えるショック
 2011年11月26日

というものがありました。

記事そのものは、ミシガン工科大学の研究者たちによる地球の年齢の測定結果に関してのものですが、その前振りで「さまざまな地球の年齢の説」というものを取り上げたことがあります。

今の科学や地質学での一般的な地球の年齢は以下の表のようになっています。




地球は 46億年ほど前に誕生したというようなことになっているということです。

しかし、この「 46億年」という年齢の根拠は「それほどガチではない」ということに気づきます。

放射性炭素を含めて、物理的な観点からの測定で「地球が46億年」と出るものは、炭素、ルビジウム、カリウムなどがあります。


しかし、たとえば、ウランから測定すると、地球の年齢は 200億年以上と年代は大きくなるし、逆に、ヘリウムというものからの測定では、地球の年齢は 17万5000年と出るそうです。

17万5000年前くらいだと、ちょうど、ミトコンドリア・イブといわれるような現代の人類の祖先たちが地球に現れた頃だと思われ、「地球ができたと同時に人類も現れた」というような話になりかねない。

ところで、この「ミトコンドリアイブ」と呼ばれるような私たちの祖先などを含めた人間の年代測定はどのようなものかというと、放射性崩壊などの測定とは違ったものがなされているようです。

これらは、人間のミトコンドリアの中にある「ミトコンドリア DNA 」というものを解析し、それには、「分子時計」と呼ばれる年代測定法がつかわれているようです。

もっとも、これも年代測定の根拠は科学的「推定」ですが。


分子時計 - Wikipedia より

分子時計とは、生物間の分子的な違いを比較し、進化過程で分岐した年代を推定したものの仮説。分子進化時計とも呼ばれることがある。



地球の年齢には科学もオカルトを含めて、他にも数々の説や理論があり、以下のようなものがあります。



さまざまな「地球の年齢」

・宇宙塵への制動効果(ポインティング=ロバートソン効果)による測定では地球の歴史は 10万年

・月と地球での「宇宙塵の堆積量の比較」では、地球の歴史は 5000年から6000年程度にしかならない

・彗星の存在から考えると「太陽系」自身の寿命が10万年以内

・放射能崩壊を大気中のヘリウムとの関係で考えると、地球の年齢は長くて1万年

・海の炭酸塩の存在の最大の上限が10万年(つまり地球の年齢の上限は10万年)





と、実は「地球の歴史は非常に短い」と出る測定結果が多いということはあるようです。

このような様々な「万難」を排しつつ、地球は現在の主流の理論である「46億歳という、きわめて根拠の曖昧な確定の中」で漂っています。


いずれにしても、

地球の過去

というものに関して、近いうちに大きな意味での「再考」というものの時期が訪れる可能性はあります。


それでは、今回の記事です。



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2012年11月18日



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この1週間ほど興味深い出来事が多く、今日そのことをまとめていたのですが、「太陽」に関して、個人的にかなり驚くような現象がありました。

前振りで流すようなことにも思いませんでしたので、今回はそれを単独でご紹介します。その現象自体は、いつも起きている「太陽表面の爆発」なのですが、いわゆる黒点から発生する「太陽フレア」と呼ばれているものではなく、磁場などから噴出するタイプの爆発ですが、その大きさ。

その写真を先に載せておきます。下の写真です。

NASA の太陽観測衛星 SDO も、その爆発の全景を撮影することができなかったようで、写真では伸びたフィラメントの先が写っていません。

humongous_strip.jpg

▲ NASA の太陽観測衛星ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリーによる撮影。


下に NASA の11月16日付の NASA ニュースで公開されている動画をスローモーションにして載せておきますが、スローで見るとさらに興味深いことがわかります。

まずは、このことを報道したスペースウェザーの記事をご紹介しておきます。

タイトルには異常に大きなという形容詞がつけられています。


HUMONGOUS ERUPTION
Spaceweather 2012.11.17

異常に大きな爆発





本当にまったく巨大な爆発が昨日、太陽で発生した。

11月16日、太陽の南の半球の向こう側にある曲がりくねっている磁場から爆発が起きたのだ。その爆発の噴出の大きさがあまりに巨大で、太陽観測衛星 SDO もその爆発の全景を捕らえることはできなかった。

この爆発によって噴出したコロナの長さは 70万キロメートル以上の範囲に広がったと思われる。

太陽観測衛星 SDO のこれまでの観測では、このような巨大爆発が極めて希というわけでもないことを示す。2010年8月にも、太陽面での巨大な爆発が観測されている。



という記事です。

この爆発で噴出した距離は「 70万キロメートル」と上にありますが、地球の直径が 1万2000キロメートル程度ですので、大ざっぱに地球の直径の 60倍から 70倍の距離に相当するコロナやフィラメントを噴出させた大爆発だったようです。

ちなみに、上のスペースウェザーの記事で「2010年8月にも、太陽面での巨大な爆発が観測されている」とありますが、その時のことは記事にしていますが、ちょうどその記事に「爆発と地球とのサイズを比較した写真」を載せています。

sun_earth-2010-08.jpg

▲ 過去記事「太陽で高さ60万キロメートルに及ぶ巨大なフィラメント爆発が発生」<より。


今回のはこの時のよりさらに巨大で、しかも、後で写真をいくつか載せますが、「太陽の表面全体がどうもおかしい」動きにも見えます。

今回のような状態には、もしかすると過去記事の、


奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 2012年04月21日


で取り上げました「太陽の磁場の変化」ということも関係しているのかもしれません。

国立天文台の発表通りなら、現在の太陽は磁極が2つだけではなく、磁極が4つという奇妙な方向に進んでいるか、あるいはすでに4つの磁極を持っているのかもしれません。

下の図はその記事で載せたものです。
今の太陽は、右側の太陽となっている可能性もあります。



▲ 左が今までの太陽です。北極と南極のふたつの磁場。右は、国立天文台が今回発表した今後の太陽の磁場の予測。北極はポールシフトで磁場が反転したのに南極の磁場は移動せず、その結果、「4つの磁極」があらわれるという状態になることが予測されています。


ところで、今回の太陽の爆発の詳細は他にもあって、スペースウェザーの記事ではふれられていませんが、 NASA のこの件のニュースのタイトルは「ダブル・トラブル」というものです。

「ふたつの災難」というような意味ですが、どういう意味かを下の写真でご説明します。


solar-craze-01.jpg



solar-craze-02.jpg



solar-craze-03.jpg


この流れでおわかりかと思いますが、無関係とも思える場所でほぼ連続して、別の大爆発が起きているのです。

スローモーションで見ますと、さらにいろいろな場所で同時、あるいは多少の時間差で爆発を起こしているのがわかります。下の矢印の部分のすべてで「別々の爆発」が起きていて、フィラメントが立ち昇っています。

sola-2012.jpg


いずれにしましても、正直言って、今回の太陽の光景を見て「太陽が狂った」というような感じを私は持ってしまいました。何しろ、ここのところずっと太陽活動は弱く、黒点そのものからの太陽フレアはあまり発生していないのです。

なのに、このような大爆発は起きる。

しかし、太陽に何が起きているのかを知ることはできないです。
いろいろな想像はできても、それが何かということはわからないことだと思います。


というわけで、今回は太陽の異常(といっていいかと思います)について記しました。



その太陽のもとの地球では

ところで、今日本来書いていたことは、地球のほうの異変のことなのですが、いろいろな報道や、あるいは論文が出ています。

先日の「4つ以上の太陽を私たちが見る日」という記事で、アメリカでの爆発事件について書きましたが、「同じインディアナ州で前後して3件の同じような爆発事件」が起きていたことがわかりました。

usa-3.jpg

▲ インディアナ州の他の爆発事件についてのテレビ報道。


このあたりには、ニューマドリッド断層と呼ばれる地震帯があります。
ニューマドリッド断層は下の赤い部分です。

indiiana.png

このニューマドリッド断層はかつて何度か大地震を連続して発生させた場所でもあり、「そのことと関係あるのでは」というような感じの記事も目にします。


スペインでは、広範囲に渡って、「大地に亀裂が走る」ということが報道されています。

totana-01.jpg

▲ 地球の記録「「スペインが割れている」: イベリア半島の複数の大地に巨大な亀裂が出現」より。スペインのトタナという場所。



繰り返し降る赤い雨

また、以前、「赤い雨」については何度かご紹介したことがありますが、スリランカでも数日前、赤い雨が降ったことが現地で報道されています。

下のがその報道です。
タミル語という言語ですが、タイトルには「細菌に関連する赤い雨」というように書いてあるようです。

sri-red.jpg

thaalam news (スリランカ)より。


これについては「赤の意味」というタイトルの下のリンクの過去記事がありましたが、その続きとして、そのうち書いてみたいと思います。

赤の意味(1): 再び現れた赤い海と赤い雨
 2012年07月31日


次回は、何もなければ、直前まで書いていた「真の極移動」と呼ばれる地殻変動に関しての最新論文を含めて、地球のことを書きます。

太陽に何か起きればそちらを優先します。