2012年11月01日



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視界が定まらない 11月の目まいの中で「Firefox を放り投げる太陽の漁師」に救われる




今日は記事の更新をお休みさせていただきます。

原因は「めまい」なんです。

もともと二十代のはじめから原因不明のめまいが起きるんですが、この1ヶ月ほどは結構頻繁で、今日は起きた時から、パソコンを見ても文字などがよく読めなくて素直に横になることにしました。経験上、全然深刻なめまいじゃないんですけど、原因がわからないので対処できないという部分もあって、そういう時はおとなしくしているしかないです。

半日くらいで収まりますので。


そんなこともあり、今日は記事の更新をお休みしますけれど、そういえば、先月の中頃に太陽の面白い写真があったのですが、その頃は深刻なテーマの記事も多く、なかなか紹介できなかったですので貼っておきます。

スペースウェザーの INCOMING ACTIVE REGION という記事からで、 10月14日に発生した「太陽表面の爆発とコロナの噴出」の写真です。

その写真は以下のものです。
何が面白いかはこの全体像ではわかりにくいと思いますけれど。


limb-2012-10-14.jpg


上の写真の左上のほうに何か白いのが出ているのがおわかりでしょうか。


これは太陽フレアというか、コロナが噴出しているんですが、拡大すると下のような形なんです。

limbflare_strip-2012-1014.jpg



これはもう・・・下の光景そのものに見えまして・・・。

fishman.jpg



しかも、「太陽の漁師」に投げられている網は Firefox のロゴみたいだし。

solar-firefox.png

▲ Firefox のロゴを逆さまにしたもの。



ちなみに、この日の「太陽の顔」はこんな様子でした。

coronalhole_sdo_blank.jpg


角度としては下のスマイルと照らし合わせるとわかりやすいかもしれません。

smile-sup.jpg


毎日毎日こんなくだらないことを探しているから、めまいが収まらないんだなあ、きっと。

というわけで、今日は休憩いたします。


ちなみに、曖昧なデータからですけど、どうも「めまいを感じる人の数」が増えているようで、どういうことが関係しているのかわからないですけれど、皆さんもご体調などお気をつけて。

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2012年10月22日



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don.jpg

▲ 2006年6月21日にボリビアのティジュアナコ(Tijuanaco) を訪れた際のマヤ長老評議会のメンバー。長老評議会の代表ドン・アレハンドロさんは、右手前から2人目の茶色の服と羽根の帽子を被っている人。
--



今回の記事の内容は、前々回までの下ふたつの記事の続きとして「地球のポールシフトと、それに伴う変化」ということについて書きたいと思います。

ポールシフト、巨大火山の噴火、そして大彗星の衝突のそれぞれが同時に起きる可能性を考えてみる(1)
 2012年10月19日

ポールシフト、巨大火山の噴火、そして大彗星の衝突のそれぞれが同時に起きる可能性を考えてみる(2)
 2012年10月20日


内容的には上の続きですが、中心となる話題が少し違いますので、別のタイトルとしました。

上の2つの記事の、特に、「(2)」のほうにつけたサブタイトルの「1万3000年前に「北米大陸からすべての大型生物とその時代のすべての人類が消滅した理由」は何だったのか。」というものと関係します。

上のその記事では 2009年の米国ニューサイエンティストの記事をご紹介しましたが、それは以下のような記述で始まる記事でした。


今から1万3000年前、北米大陸の様々な大型生物が完全に消滅した。動物だけではなく、当時の北米大陸に移住した人間たちもすべて消えた。

この記録的な大絶滅に関係する推測のひとつとして、当時の北アメリカに巨大彗星が衝突したという説がある。

突如として、マンモスがいなくなり、マストドンもいなくなり、そして、クローヴィス文化を築き上げていた人類もすべて地上から「消えて」しまった。



記事では、その理由についての科学者たちの議論についてのものでしたが、この「1万3000年前」という時代で何か思い出すものがあります。

しばらく考えていたのですが、「ああ、マヤ」と思い出しました。

4年ほど前に読んだ米国のヒーラーのドランヴァロ・メルキゼデクという人のインタビューについての記事でしたが、その中に、その人がマヤ長老評議会の代表と会って話を聞いた時のくだりがあったのです。

簡単に書きますと、そこにマヤ長老評議会の言葉として、「マヤ族は、1万3千年前と2万6千年前の2度、ポールシフトを経験した」という言葉の記録があるのです。

そのあたりを少し抜粋させていただきます。




マヤ族の伝説の中の1万3000年前の地球


この「マヤ長老評議会」というのは、現在の中南米に住むマヤ族の部族の長老たちが構成するものです。現在、マヤ族はガテマラ、ベリーズ、メキシコの3地域に 440部族が暮らしています(2008年時点)。その 440の部族から、それぞれの部族を代表する長老が選出され、その議会が「マヤ長老評議会」というもののようです。

さらにその中からマヤ族全体の代表が選出されますが、その 2008年の時点では、そのマヤ長老評議会の代表者はドン・アレハンドロという人でした。一番上の写真に写っている人です。

以下はそのマヤ長老評議会の代表者のドン・アレハンドロ氏の2008年の話からです。
この人の立場を考えると、一応、「マヤ族全体を代表した意見」だと言っていいのだと思います。


まず、前提として、マヤ族には以下の伝説が部族的知識として根底に存在しているようです。



「かつてアトランティスにいたマヤ族は、1万3千年前と2万6千年前の2度、ポールシフトを経験した。この時の経験はマヤ族の部族的知識として蓄えられている」



という「部族的知識」を持つ彼らの未来観は次のようなものです。
下は長老の言葉そのものではなく、長老にインタビューした人の記述だと思います。


「マヤカレンダーのメッセージとは、ホピ族およびマヤ長老評議会が確定した終末期の開始時期(2007年10月26日)から7年間(2015年まで)に時間の窓が開き、この期間にポールシフトが起こるということだ

それは、すでに現在起こっている地球磁場のシフトのことではない。地球の南極と北極が逆転する物理的なポールシフトのことである。

地球の磁場は500年前よりもはるかに弱くなり、また磁場移動も頻繁に起こっている。14年前からは、旅客機が飛行するとき、いちいち北の位置を確認することが必要になっているくらいだ。

このような地場の変化は、北極と南極が逆転する物理的なポールシフトが発生する前兆現象である」



この言葉にある「1万3千年前と2万6千年前のポールシフト」については地質的な裏付けはありません。

ただ、上の言葉にある「地球の磁場は500年前よりもはるかに弱くなり、また磁場移動も頻繁に起こっている」というのは、こちらの記事に、1880年から現在までの「地球の地磁気」に関しての下のグラフを載せましたように、着実に弱くなっています。



▲ 1880年から2000年までの地球の地磁気の強度変化。ドイツの科学研究法人が「急速なポールシフトと気候変動と超巨大火山の噴火が同時に発生していた」ことを証明より。


このように現実に地球の磁場は極端に弱くなっていて、そして、現在のこの地磁気の減少が将来的な「磁場の逆転の前ぶれ」であることを考える科学者は決して少なくありません。


問題は、その「将来的に」の「将来」がいつなのかということです。


結論をいえば、それは誰にもわかりません。

そして、さらには、「磁場の逆転」、あるいは「急速な真の極移動」(大地が移動していく)が実際に起きた時にどのような現象が伴うかも誰にもわかりません。

今、生きている人でそれらを経験した人はいません。

その中で、マヤの長老評議会は、マヤカレンダーでは「終末期の開始時期(2007年10月26日)から7年間(2015年まで)に時間の窓が開き、この期間にポールシフトが起こる」と述べています。

この「2007年から」という時代区分は、現在の様々な環境の進行状況とリンクしている感じもしないでもないですが、ただ、私自身はこういう「時間的な予測や予言」というものをほとんど重視しません

特にマヤ文明に関しては。

というのも、西洋(日本や中国もですが)で盛んに言われてきた「マヤの予言」というものに当てはめているのは、古代ギリシャでいう、いわゆる「クロノス時間」というのか、つまり、「時計で表せる時間」なのですが、マヤカレンダーがそのような合理的なクロノス時間に支配されているとは考えづらいからです。

なぜなら、マヤ族は「文字を持たずに高度な文化を持続させた」人たちです。

そのような精神的な(でも現実の)文化を持った人たちが・・・つまり、「カイロス時間の世界で生きていたような人たちが、時計的な時間の概念を自分たちの宇宙の実際のサイクルに組み込むだろうか?」という疑問です。

あと、これは単なる個人的な理想ですが、古代文明で、文字と数字を持たずに高度な文化を保持した人たち(有史以前の日本人もそう)は、「宇宙の永遠のサイクル」の中で生きていたと考えたいと思っています。永遠のサイクルというものは変幻自在であるはずで、その世界に「規則的に進む時計」は似合わない。

しかし、このことはまた別の話であるという以上に、片手間で語ることのできるものでもありませんので、書ける機会があれば書きたいと思います。


ところで、最近、2008年にクリフ・ハイが発表した「ポールシフトの概念」についての大変長いページを久しぶりに見ました。クリフ・ハイはウェブボット・プロジェクトの代表者ですが、4年前に彼が書いたその記事での「ポールシフトの概念」というものを、図説したいと思います。

あくまでも、「クリフ・ハイが考えるポールシフトの発生理論」であり、なんらかの根拠を持つというたぐいのものとも違います。

とはいえ、現在の科学は、今現在、地球に起きている様々なことに対しての「なんらかの根拠」をそれほど示せていないということもまた事実です。なので、どんなものに対しても、現実には「真実」という言葉を使うことは難しいです。

「いろいろな意見がある」というしかないのが「真実」だと思います。


リンク先のオリジナル記事には膨大な量の文字と、数多くのイラストがありますが、そこから5枚のイラストをピックアップし、日本語を入れました。

極力わかりやすくしたいつもりですが、わかりにくい部分は申し訳ないです。

それではここからです。



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2012年10月18日



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reversal_images-01.png

▲ 完全な磁場の逆転(磁極のポールシフト)の際の磁場の移動のイメージ。
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今回のタイトルに「重要」という文字を入れたのですが、今回の記事でご紹介する研究論文そのものが「今何かが起きている」ということを示した研究ではないのに、それを読んで私などは、

最近起きている何もかもが急速なポールシフトと関係した現象なのかもしれない

と思ったのです。

「何もかもが」というのはオーバーですが、簡単にいうと、

・急速な気候変動
・増加する火山噴火
・実際に加速しているポールシフト


などの、In Deep での環境テーマの主要部分に関して「何もかも」がポールシフトと関係しているのではないかと思ってしまったのです。

今回の研究発表自体は、4万年前のポールシフトに関しての新しい調査結果についてで、その際に「たった250年間で磁場が完全な逆転をし、その時代に急激な環境変動と超巨大火山の噴火が同時に起きていた」ことを証明したというものです。

この「超巨大火山」はイタリアにあったもので、過去 10万年の地球の北半球の火山噴火では最大の噴火だったと考えられているものだそうです。


ところで、少し前に、ポールシフトのことではなく、「地球の大地そのものの移動」ということが進行しているような発表があったことをご紹介したことがありました。

起きていることは「ポールシフトではなく地球の大陸移動」: 地球の極の物理的な移動が起きていることが地球物理学会で発表される
 In Deep 2012年10月03日

という記事です。

上の記事での内容は「真の極移動」というものが起きているというもので、こちらの図が示されていました。



▲ 真の極移動のために変化した地球の表面の位置を現した図。


なんだか、どちらも、仮に急速に起きているのならダブルパンチですが、まあ、この「真の極移動」のことは今回は置いておいて、この時の研究を発表したドイツのヘルムホルツ・センターと同じ研究機関の地質研究の部門が今回の研究発表をしました。ドイツ地球科学研究センター ( GFZ ) という機関で、これはヘルムホルツ・センターの中の機関のひとつのようです。

ヘルムホルツ・センターというものは、あまり私たちには馴染みがないですので、その説明を Wikipedia から抜粋しておきます。


ドイツ研究センターヘルムホルツ協会

ドイツを代表する科学研究組織。公益法人。16の研究センターから構成され、主に大型研究開発施設を利用した研究開発を実施している。



ということで、ドイツ地球科学研究センターは上の記述にある「16の研究センター」の中のひとつです。

その発表に関しての記事をご紹介いたしますが、太陽系全体を含む最近の「環境の急激な変動」は In Deep で重視するものでもありますので、少し長くなるかもしれないですが、過去に書いたものなどを少し振り返ってみたいと思います。



磁極の反転で起きうることは何か?


「ポールシフトが起きている」というような書き方は、何となくショッキングな響きがありますが、磁場の移動や反転に関して簡単に書けば、

ポールシフトは何百年も前からずっと起きていて、現在も進行している

としか言いようがありません。少なくとも、私たちは生まれてからずっとポールシフトが発生している中で生活しています。

たとえば、下の図は、2年前の記事に掲載したもので、「1831年から2001年までの北極の磁極の移動の距離」の図です。



加速するポールシフト: この100年間での極の移動の距離はすでに1100キロにより。


1831年から2001年の間に、北極の磁極は 1,100キロメートルもロシア方向に向かって移動しているのです。

特に、1970年以降は加速しており、それまで毎年 10キロ程度のポールシフトの進行だったものが、1970年からは約4倍の毎年 40キロずつの移動が確認されているということでした。

また、地球では、過去3億3千万年の間に(回数の誤差はともかく) 400回ほどのポールシフトが起きたとされていて、「地球の磁場の反転」が発生する間の平均的な期間は約 20万年に一度程度になるようです。

なので、ポールシフト自体が特別な現象ということではないですが、では、何が問題なのかというと、上に書いた「加速している」という点なのです。


以前から、急速なポールシフトが「地球の地磁気と磁場のシールドを破壊する」ということを懸念する説はあり、今回の論文にも 41,000年前のポールシフトの際にその現象が起きていたことが証明されたという部分ありますが、地球は自身の磁場によって、宇宙からの様々な放射線や宇宙線などから守られているとされるのが一般論ですが、その防御が失われてしまうのではないかという懸念です。

つまり、「磁場が崩壊すると、地表に有害な宇宙線が降り注ぐのではないか」というような説のことです。

この「ポールシフトの際の磁場シールドと地球の影響」については、過去記事「米国フロリダのタンパ国際空港が磁極の移動(ポールシフト)の影響で滑走路の閉鎖へ」の中で参考資料とし掲載させていただいた、秋田大学の地球資源学科のウェブサイトにあった図がとてもわかりやすいです。

その秋田大学の該当ページはなくなったか移動してしまって見当たらないですので、図を掲載しておきます。


1880年から2000年までの地球の地磁気の強度変化



▲ これは上の1800年代からのポールシフトの移動と比較するとわかりやすいと思います。磁場が移動するほど、地磁気が弱くなってきているように見えます。


西暦3525年には地球の磁場の強度がゼロになる予測



▲ これは「2004年までの曲線」をもとにしていますので、仮にポールシフトが「加速」していた場合は、もっと早い時期に磁場がゼロになると思います。



上の図が示された秋田大学の地球資源学科のページの最後には、以下の文章が記されていました。


磁極が入れかわるときに地磁気の強度はゼロになるとの予想があります。地磁気の減少は磁場逆転の前触れかもしれません。

地磁気がなくなると、影響を受けるのは鳥だけではありません。私たち人間にも大きな影響があります。今まで地球磁場が食い止めていた宇宙線が直接降り注いで人類は危機に直面することになります。目には見えない地磁気ですが、私たち、そして鳥たちにはなくてはならない存在なのです。



ただ、これに関しては「ポールシフトによる完全な磁場の逆転が発生してみないとわからない」としか言いようがないようにも思います。なぜなら、「地球の磁場がどんな種類のフィルターとして作用しているかよくわかっていない」と思われるからです。

宇宙からの「未知の光線」というようなものも含めて、地球には、宇宙線に総称される様々な光線が降り注いでいるわけですが、「どれが人間に対して有害でどれが無害か」という基準も今のところわからない。

なので、「有害な」ものだけではなく、「有益なもの」だって、そこ(宇宙から降り注ぐ光線)にはあるようにも思うのです。

その理由としては過去の報道などにあった「宇宙帰りの植物の成長」の報道などがあります。これは引用すると、長くなりますので、過去記事の、

放射線の中で生き返った植物
 2011年04月22日



私たち人類も他のあらゆる生命たちも「宇宙線にコントロールされている可能性」を感じて
 2012年06月13日

などをご覧下されば幸いです。
ともに、スペースシャトルなど「宇宙船に乗って帰ってきた植物の種」の話です。



▲ 読売新聞 2011年02月21日の「宇宙帰りのサクラ異変…なぜか発芽・急成長」より。


リンクの上の記事は、「発芽するはずのないサクラの種が宇宙から帰ってきた後に発芽して、さらに異常に早い成長をしている」という読売新聞の記事を抜粋したもので、下の記事は、「宇宙から帰ってきたアサガオの成長が通常より早い」ことが書かれた京都新聞の記事です。




太陽系のあちこちで始まっている磁場と環境の激変


また、「もし地球が太陽にならうのなら」という前提ですが、「地球の磁場も4極化するのでは」というような推測さえあり得ると私個人は考えたりすることもありました。

下の図は、過去記事の「奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?」に載せたもので、今年4月に、日本の国立天文台が発表したイラストに私が注釈などをくわえたものです。



▲ 過去記事「奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」」より。


その記事で、「上の太陽の状態が地球も真似た場合」として、私が作ったのが下の図です。



まあ、ふざけた図といえばふざけた図ですが、「太陽系はみな兄弟」だと考えると、あながちないことでもないかなあと真面目に思います。


そういえば、昨日のニュースなんですが、「木星に大激変が起きている」という科学報道がありました。今日ふたつの報道をご紹介するのは無理ですので、木星のニュースのほうは明日にでもご紹介したいと思います。

木星のニュースソースは下にありますので、興味のある方はお読み下さると幸いです。

» Jupiter Undergoing Cataclysmic Changes (Daily Galaxy)
(木星で大変動が進行している)


というわけで、ポールシフト関係の記事は何だか興奮してしまって前振りが長くなりましたが、ここからドイツの地球科学研究センターの発表の記事です。



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2012年10月03日



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(訳者注) 今回は余計な前書きをなるべく書かずに翻訳に入ります。現在、「地球が大陸移動している」という研究発表に関しての報道です。


以前、 In Deep では地球のポールシフトに関しての記事をかなり取り上げていました。それらの過去のポールシフトの記事はページの一番下にリンクしておきますけれど、それらの記事では、「この数百年、地球の磁場はかなりのスピードで移動している」ということは事実だということがわかってきていた、ということを記していました。



▲ 過去 420年間の毎年の北極の磁場の移動距離のグラフ。過去記事「アメリカ大気局が発表した「驚異的」な近年のポールシフトの加速」より。


あるいは、

奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 In Deep 2012年04月21日

などということもあって、太陽のほうにも「異変」は起きているわけでした。



▲ 左が今までの太陽。右は国立天文台が発表した今後の太陽の磁場の予測。北極はポールシフトで磁場が反転したのに南極の磁場は移動せず、その結果、「4つの磁極」があらわれるという状態になることが予測されています。


しかし、今回の発表はいわゆるポールシフトとは違います。



磁場だけではなく、「大陸そのもの」が物理的に移動していた


ひらたくいうと、「現在、地球は大陸(外殻)が移動している」というものです。これは地質の科学用語で「真の極移動」と呼ばれる現象らしいですが、それが今現在の地球で起きているという発表です。

その記事にある図に、こちらで簡単な日本語を加えたものが下の図です。

True_polar_wander-2012.png


上の図の傾きは誇張されていますが、過去の真の極移動の際には「9度傾いた」とされているようです。

しかも、この発表がなされたのが、地球物理学分野での世界最大の学会であり、最高権威だと思われるアメリカ地球物理学会の発行する「ジャーナル・オブ・ジオフィジカル・リサーチ/ Journal of Geophysical Research (JGR) 」という学会誌に発表されたもので、いわゆる「発行元」としては大きなところです。

もちろん、だからといって、その内容が正しいかどうかはわからないことですが、しかし、「大陸が移動している」というフレーズは、やはりショッキングなニュアンスが含まれているのは事実ですので、ご紹介しようと思いました。

この「真の極移動」という単語に関しては、極移動 - Wikipediaからの説明を、わかりやすい概念ではないですが、抜粋しておきます。


真の極移動

大陸移動を補正すると、地殻全体に対する極の移動が残る。これを真の極移動 という。大陸移動、氷床の盛衰、大規模な火山活動、大規模な天体衝突、地球内部の質量分布の再編などにより、固体地球の質量分布が変化し、真の極移動が起こる。



これが「今」起きているということのようです。

本文中にもありますが、「真の極移動」とは、


・地球の磁場の反転(ポールシフト)のことではない。
・プレート・テクトニクス理論のことではない。
・地球の歳差運動のことではない。


ということです。

では、早速、翻訳に入ります。

記事に出てくる馴染みのない言葉として、ドイツ・ヘルムホルツセンターというのと、地学用語のホットスポットがありますので、それらの説明を先にそれぞれ Wikipedia から抜粋しておきます。


ドイツ研究センターヘルムホルツ協会

ドイツ研究センターヘルムホルツ協会はドイツを代表する科学研究組織。




ホットスポット (地学)

ホットスポットとは、プレートより下のマントルに生成源があると推定されるマグマが吹きあがってくる場所、若しくはマグマが吹きあがってくるために(海底)火山が生まれる場所のことをいう。

1990年代まではほとんど位置を変えることはないと考えられていたが、J・A・タルドゥーノらの天皇海山列に関する研究により「ハワイ・ホットスポット」が南へ移動していたことが発見され、それまでの常識が大きく覆った。以来、地球科学のさまざまな分野に大きく波紋を広げている。




それではここからです。



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2012年10月02日



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(訳者注) 9月27日に太陽で比較的大きな太陽フレアと CME (太陽コロナの噴出)が発生して、その影響としてのオーロラが 9月30日あたりから観測されていたのですが、今回の CME では、「カリフォルニア州でもオーロラが観測された」ことが記録されています。

下の写真がそのカリフォルニアの様子です。

california_strip-202-0930.jpg

▲ 米国カリフォルニア州にあるラッセン火山国立公園。2012年10月1日。


私は「カリフォルニアでオーロラとはものすごく珍しいことなのでは」と思いましたが、どうやら、「決して多くはないけれど、希というほどでもない」ということのようです。そのことが書かれてあるスペースウェザーの記事をご紹介しておきます。



SUBSIDING STORM
Spaceweather 2012.10.01

磁気嵐の影響

太陽からの CME により誘発された強い地磁気の嵐は、現在は収まっている。

この地磁気嵐の影響で、10月1日の早朝、米国の各地でオーロラが目撃された。

北部はミシガン州、メリーランド州、ペンシルバニア州、ウィスコンシン州、オハイオ州、モンタナ州、ミネソタ州、ワシントン州、アイダホ州、イリノイ州などから、南部のサウスダコタ州までオーロラが目撃された。

そして、カリフォルニア州の一部でさえオーロラが目撃されたのだ。

上の写真は、カリフォルニア州にあるラッセン火山国立公園の上空がオーロラにより紫に染まった様子を撮影したものだ。写真を撮影したティム・ピヤ・トレペッチさんは、「火山の上で紫色の噴火が起きているようだったよ」と語る。

ちなみに、カリフォルニアでのオーロラは多くの人が考えるほど珍しいものではない。スペースウェザーのウェブマスターはカリフォルニアに住んでいるが、これまで6回、オーロラを目撃している。

見られる時間に居合わせられるかどうかというのがポイントのようだ。



ということで、カリフォルニア州くらいの南部でもオーロラというのはわりと発生しているもののようです。

上に出てきた州の名前のところに★をつけてみました。
米国の本土でオーロラが目撃された州です。

us_map1.png

矢印のところが、カリフォルニアのラッセン火山国立公園で、上の写真が撮影された場所です。


こう見ると、カリフォルニア州というのは上下(南北)に長いですので、北のほうなら見えても不思議ではない場所であるようです。

カリフォルニアに関しては「南部」のほうですが、少し前、

赤く染まるユーラシア大陸最大の川と、カリフォルニアの周囲 100キロに漂う 9月11日の腐臭
  In Deep 2012年09月12日

という記事でご紹介した「南カリフォルニア全域に腐臭が漂う」という出来事がありました。

原因は「ソルトン湖での魚の大量死」というようなことのまま現在に至りますが、その後、その「腐臭の源として考えられている町」の名前が「メッカ」というところであることを知り、

カリフォルニアの異臭は「アメリカのメッカ」から放たれたものか、あるいは違うのか
  In Deep 2012年09月13日

という記事も書きました。



▲ ソルトン湖という湖は「メッカ」という町に面しています。ソルトン湖自体がいろいろなストーリーを持つ湖のようです。


その記事にも書きましたが、カリフォルニア沿岸ではかなり強力な群発地震が続いていたりと、「何となく不穏なカリフォルニア」という感じもしていましたが、今回は「紫の噴火」ということで、むしろ縁起が良さそうです。


・・・と書いて、「なんで紫って『縁起のいい感じ』があるんだ?」と、ふと思いました。


Wikipedia を見てみました。


紫に関する事項 - 文化に関する事柄

・古代では繊維を紫色に染色する事は困難で、貴重な色とされてきた。紫が王や最上位を表すようになったのは、ローマ帝国皇帝が、ティルス紫で染めた礼服を使ったことに始まる。以来、ほとんどの国で、王位や最上位を表す色に紫を使うようになり、ローマ皇帝はその着衣に紫をまとった。こうした歴史の経緯により、紫は「王位」、「高級」の連想色となった。

・聖徳太子の定めた冠位十二階では、紫は最上位の大徳の冠の色とされた。

・「ユダヤの王」といわれたイエス・キリストはその死に際して、紫の衣をまとわされたと伝えられる。これに準じてカトリック教会では四旬節に司祭が紫の帯をまとい、受難の日にはイエス像を紫の布で覆い隠す。

・儒教では五行思想から正色(青、赤、黄、白、黒)を最上とし、中間色である紫はそれより下位の五間色に位置づけられた。



なるほど、「高貴」だとされているのは、欧州全般とキリスト教全般、そして、日本あたりということになるようで、儒教では大した扱いにはなっていないようです。

それより何より私は今回、「紫についてはじめて知った重大な事実」があるのです。



目に見える最短波長の「光」が紫


「紫外線」という言葉というか存在があります。

ここに「紫」という言葉が入っているのがおわかりかと思います。どうして紫の入っている「紫外線」という名前がつけられたかご存じでしたか?

私はこのことを今回はじめて知ったのでした。

これは「光」と関係しているのです。

可視光線という言葉があって、これはつまり、「人間の目に見える波長の光」のことを言うのですが、大ざっぱにいうと、「赤から紫まで」が人間には(そのような色に見えているという意味で)見えています。

それは下のような分類です。

uv-01.png

人間の目に波長で、最も長い波長が「赤」、そして、最も短い波長が「紫」なのです。これは、人間はそのような色に見えるということで、この波長に色がついているわけではないです。「全部、透明のもの」。もっといえば「ないも同然」のもの。

でも、人間はここから色を感じています。

(この「ないも同然」ということに関しては、前回の記事で少しふれています。)


そして、上の表にあるように目に見える光の中で、もっとも波長の短い色(として人間が感じるもの)が「紫」のようなんです。つまり、「紫外線」という言葉は「紫を越えた線」という意味で、つまり、紫までしか人間は見え(感じ)ないのですが、紫外線というのはそれよりも波長が短い線という意味だということを今回はじめて知りました。

「紫を越えた」

という意味だったのですね。

「へえー!」と久しぶりに大きく頷きながら、しかし、ここでふと、3年くらい前の報道を思い出したのです。




すべては「白」に吸収されていく


上に「可視光線」というものが出てきましたけれど、これは上の表でも何種類かにわかれていますが、結局は太陽から発せられる可視光は「白に近い」ようなんです。これは、Wikipedia - 可視光線 にも、


可視光線は、太陽やそのほか様々な照明から発せられる。通常は、様々な波長の可視光線が混ざった状態であり、この場合、光は白に近い色に見える。



という記述がありますが、どうしてそれぞれの波長を「色として」人間が識別しているのか」というのは、もう永遠の謎というか、それこそ「存在しない話」でもあります。


ずいぶん昔の記事ですが、

宇宙の色はベージュらしい
 In Deep 2009年11月15日

という転載記事を載せたことがあります。
それは下のようなものでした。



white-univers.jpg

▲ NASA が発表した「宇宙の色」。

宇宙の平均色は、60億年前から現在まで、ベージュ色であったという米科学者たちの研究結果が、イギリス「デイリー・メール」で報道された。

米科学者たちは、20万個の銀河が発している光の色を研究した上で、もし空全体を塗ると、最終的に混合された色はやさしいベージュであると結論付けた。

宇宙の色は過去60億年の間、ずっと変化しつつあり、青緑色から今のベージュに移り変わってきた。



という、本当なんだかどうなんだかわからないようなものでしたが、いずれにしても、「色というのは最終的には白に吸収されていく」という性質を持つものかもしれないなあ、とは思いました。


絵の具なんかをどんどん混ぜると、むしろ黒い茶色の方向へと進んでいきますが、あれは絵の具に「黒」があるということも大きいと思います。そして、実はこの「黒の色」という存在が、「光として見えるもの」の中では難しい存在のようなんです。

たとえば、Yahoo! 知恵袋の 2009年 6月 19日の質問に下のようなものがあります。

問い

「色は可視光線ですよね。 色相のない白と黒に波長はあるのですか?」


これに対しての「ベストアンサー」の答えの中から抜粋します。
実際にはとても長いアンサーです。

回答

「「白」く見える色というのは、前述の可視光線の様々な波長が含まれ、混ざり合っていて、なおかつその光が一定以上の強さを持った状態です。太陽の光もそうですね。(中略)

ちょっと難しいのが「黒」です。

完全に光源を遮断し、真っ暗闇の状態ならば、確かにそこに光の波長は存在しないでしょう。しかし、前述の通り、光の中には人間に認識できない「紫外線」と「赤外線」が存在します。

仮に人間の目に色が見えず、黒く見えていても、紫外線や赤外線が存在していれば、そこに光の波長は存在する事になります。

少なくとも、身の回りの黒く見える物体のほとんどは、太陽光や蛍光灯の光などに含まれる紫外線や赤外線をある程度反射しているはずですから、そこには波長が存在するわけです。」




ゲロゲロゲロ〜。うーん、難しい・・・。

たかが、「黒が見える」ということだけでも、こんなに大げさなことになっていくわけですが、しかし、これでわかるのは、「光の世界」には、「絵の具の世界のように単体の黒はない」ということだと思います。


えーと・・・・・なんでこんなややこしい話になってんだっけ?

ああ! 紫、紫。
カリフォルニアの紫のオーロラの話でした。


ここまで妙に長くなりましたので、タイトルに書きました金正恩さんの件は短めで。

でも、気になるんですね。
ここからです。

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2012年09月14日



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(訳者注) 今日は、昨日までのカリフォルニアでの異臭に関しての記事の補足というか、異臭報道とは関係ない学術記事でソルトン湖に関してのものがありましたので、ご紹介します。

その前に今朝見て気になった記事をご紹介したいと思います。
光のタワーの話で、日本の話です。



伊勢の光の柱


米国のミステリー系の老舗ウェブサイトの今日の記事に「日本の聖地に巨大な光が出現」というタイトルの記事がありました。下のような写真が添えられていました。

ise.jpg


日本語のニュースなどで検索しても同じようなものがありませんでしたので、一応、ご紹介しておこうかと思います。これが掲載されていたブログの性質上、信憑性については何とも言えないですし、上の場所が本当に伊勢なのかどうかも私にはわからないです。

なお、アメリカ人のブログですが、報告のメールを書いたのは日本人のようです。

ところで、私は知らなかったのですが、記事では、伊勢神宮を「 Yamatohime - no - miya 」(ヤマトヒメノミヤ / 倭姫命の宮)と呼んでいましたので、原文通りに記載します。

なお、この光が目撃されたのは今年の 8月27日だと記されています。




Huge Light Anomaly at Grand Shrine of Ise, Japan
Phantoms and Monsters 2012.09.13

日本の聖地・伊勢で説明のつかない巨大な光の柱が出現

日本の仲間(読者)が以下のメッセージと写真を送ってくれた。
以下がそのメッセージだ


8月 27日の午前 8時頃、伊勢神宮の外部と聖地(境内)の中央で、厚い光のポール(柱)が立ち昇っている光景が目撃されました。その光は5分間以上にわたって目撃されました。

目撃者は神道の聖職者の家族で、とても長い期間、この地で暮らしています。

そして、彼はこの光の位置の説明で「倭姫命の宮の上に光が」という表現をしており、そのため、私は彼の情報が比較的正しいのではないかと考え、今回、この文章と写真を送ることにしました。私はこれが神の国大和の復活なのではないかと感じます。

ところで、光の柱が出現するという意味は、「この世界が変わる徴候」だとされています。それは、物質的な世界から、物質的でなはない世界へと価値観が移行していく徴候という意味です。

善意が評価される世界になり、世界の人びとは助け合うようになります。

もっとも、そのような「完全な世界」が見られるまでには何世紀もかかるかもしれないですが、しかし、0.1パーセントの変化でも見られれば、人類に巨大な変化を与えます。

物理の新しい法則と理論が発見され、科学が再検討されます。私たちは、最終的な平和世界に向けて多くの変化を見ていくことと思います。そして、最終的に私たち人類の未来は驚くべく場所に存在します。





ここまでです。

後半はなんだか壮大な展開になっていますが、世界が変わる徴候だとか何とかはともかく、この光の現象がもし仮に本当なら興味はあります。

数年前から様々な光の現象が世界中で起きていて、その多くが科学的に説明できると言われますが、説明がつくとかつかないというほうが問題なのではなく、「それまで見たことがないような現象が多発し始めた」ということが興味深かったです。

上のような「光のポール」の報道写真を最初に見たのはラトビアの光でした。
また、米国でも数年前の冬から見られるようになりました。


light-pole-.jpg

light-pole-01.jpg

▲ ラトビア。2009年1月17日。Daily Mail より。


light-pole-02.jpg

▲ 米国オクラホマ州。2009年1月26日。ナショナル・ジオグラフィックより。


あと、少し前に、マヤのピラミッドから光線が上に照らされたというニュースもありました。
撮影されたのは2009年。

maya-pyramid-light.jpg

GIZMODE より。


上のピラミッドの写真は写真そのものには細工されていないことがわかっていて、確かに光は写ったらしいのですが、レンズフレアか、あるいは機器の不調( iPhone で撮影)かどちらかではないかと言われています。


単なる光の現象とはいえ、実際のところ、「どうして人間が光の波長を識別しているのか」ということは未だにわかっていないわけで、あるいは光の形というのは人間の意志そのものかもしれないと思ったこともあります。

このあたりのことは、ずいぶん昔ですが、

ペアである自分(2) 宇宙の場所
 クレアなひととき 2011年01月28日

という記事の後半で、「メキシコの目のない魚が脳の松果体で直接、光を感知していたことがわかった」という米国メリーランド大学の研究論文から思ったことなどを少し書いています。

松果体は人間にもありますが、現在のところは、メラトニンという物質を作り出すこと以外は、役割のよくわからない器官とされています。


light-brain.jpg

体内時計より。


また一方で、東洋でも西洋でも「人間は松果体で光を見る」というような概念はあったようで、下の絵は中世の哲学者デカルトが描いたものです。これなどは「松果体で見る」ということをかなり直接的に表している図版のように見えます。

pineal-gland-02.jpg

b/Aより。


しかしまあ、難しいことを考えなくとも、「頭の中に(視覚を通して受けなくても)光はある」というのを自分で実感するのはわりと簡単で、残像を含めて、「目を閉じても光はそこに残っている」という事実があります。

私はわりとこれを眠りにつく時や、眠れない時などに観察しているのですが、まぶたの奥というか、暗闇の中央やや左に「光の発生場所」があります。これは誰でも目を閉じた時にある光の出所を辿っていけばわかると思います。

というわけで、余談でしたが、ここから、昨日までのふたつの記事、

赤く染まるユーラシア大陸最大の川と、カリフォルニアの周囲 100キロに漂う9月11日の腐臭
 In Deep 2012年09月12日

カリフォルニアの異臭は「アメリカのメッカ」から放たれたものか、あるいは違うのか
 In Deep 2012年09月13日

の補足のような記事です。

あの米国のメッカにあるソルトン湖は、古代の「巨大火山」が噴火した場所だったのでした。

その観測所についての短い記事がありましたので、ご紹介します。

何か特別な動きがあったというわけではなくこの記事が出ていたということは、やはり最近の異臭騒動を意識しているような部分はあるのかもしれません。



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2012年09月12日



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red-river-01.jpg

▲ 9月6日に真っ赤に染まった中国の長江。原因は不明。中国の長江はユーラシア大陸のなかで最も長い河で、世界では水量と全長で第3位。
--

最近は時事ではない記事をたくさん書いていましたが、世の中ではいろいろなことがたくさん起きているのも事実で、その中でも気になっているふたつのニュースをご紹介しておきます。後回しにすると、「永遠に後回しにしたまま」ということにもなりかねないですので( In Deep ではよくあります)、書ける時に書いておきます。

ふたつともタイトルの通りのニュースですが、「カリフォルニアの腐臭」というのは比喩とかの話ではなく、本当の「腐臭がするニュース」で、何かが腐ったような匂いが南カリフォルニアの100キロくらいの距離の範囲に漂っているというニュースです。

米国ロサンゼルスタイムスで大きく報じられおり、それほど小さな話題ということでもなさそうですので、ご紹介します。

もうひとつが、中国の長江という大変に大きな川が真っ赤に変色したというニュースで、日本でも報道されていたようですので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、 In Deep では「赤く変色したいろいろな光景」というものを掲載し続けていたので、流れとして記しておきます。

今回の長江は、過去最大の「赤色事変」だと思います。

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過去記事の「赤いシリーズ」は、




(赤く染まった黒海) 赤の意味(1): 再び現れた赤い海と赤い雨
 In Deep 2012年07月31日



▲ 2012年7月に赤く染まったウクライナのアゾフ海。


(赤い川) 血の川の出現:原因不明の理由で真っ赤に染まったベイルートの川
 In Deep 2012年02月17日



▲ 2012年2月に赤く染まったベイルートのフルン・アル・シュバク地区の川。


(赤く染まった空) 巨大な磁気嵐がもたらしたアメリカ全域での「赤い空」
 In Deep 2011年10月26日



▲ ミシガン州ロックフォード。2011年10月24日。




などがありました。

まずは、その「赤いニュース」の流れとして、中国の大河の話題です。
報道は米国の ABC ニュースより。
写真は英国のデイリーメールからです。



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2012年09月05日



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a-prin-01.jpg

▲ アルタイ地方ウコク草原の永久凍土層にある埋葬地跡の王女様のミイラの骨格、着衣などから復元された「2500年前のシベリアのプリンセス」の姿。
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(訳者注) 今日は実は他の記事に関して翻訳して書いていたのですが、どうも「イライラしている自分」に気づき、その記事は今日はやめることにしました。

特別思い当たることがないのにイライラする時には、最近は、何もかも太陽のせいにするということにしています(ごめんね、太陽)。


そんなわけで、感情が入りやすい報道をご紹介しているとイライラが募りそうですので、あまり感情に影響しなそうなニュースをご紹介します。 2500年前の「シベリアの女王様」の話です。


ああ・・・しかしそういえば、この自分の「最近のイライラ」を顧みて、以前書いたことで、ふと思い出したことがありましたので、ちょっと関係ない話ですが、書かせていただきます。



来年の夏まで続くかもしれない「男性たちによる命の軽視」


ずいぶん前ですが、以前のブログ「クレアなひととき」の記事(「太陽活動の最大期に見られる「すべての命の軽視」と「恋の重視」 」)で、


> 太陽活動の最大期には「人が人の命を軽視する」という傾向があるかも


というようなことを書いたことがありました。

地球で太陽の黒点観測が始まって以来のこの二百数十年の間、太陽黒点がほとんどなかった数十年を除けば、現在の状態でもある「太陽黒点の最大期」というのは、人命が軽視されやすい、と断言してもいい時期でした。


大戦争(南北戦争や第二次世界大戦など)、大革命(フランス革命、ロシア革命、イラン革命など)、大テロ(米国同時多発テロ、大韓航空機爆破事件など)などの「大量の人命が簡単に失われる出来事」のほとんどがこの時期に集中していて、それだけでこの 200年間くらいの「人間の不慮の死」(そのうちの人為的な出来事)の大部分をカバーしているほどだと思います。

多数の命が奪われるというだけではなく、「人の命の扱い方が大ざっぱ」というのもあります。

たとえば、前回の記事に出て来たの記事の 18世紀のフランスの大科学者ラヴォアジエという人は、1793年のフランス革命で処刑されていますが、このラヴォアジエが処刑されたフランス革命の時期は、今とちょうど同じような時期(太陽活動最大期の直前)でした(下は黒点のグラフ)。

kokuten-blue-fr.png


その際の「処刑の大ざっぱな様子」。

下の文章は Wikipedia からの抜粋です。


ラヴォアジェの処刑は 35分間で 28人を処刑する流れ作業の途中で行われ、



「はい、次ッ」
「あいよ」

 ガッ・・・ポン(首が落ちる)

「はい、次ッ」


という世界だったようで、この大ざっぱさというあたりは、特徴的な気がします。

最近も「大ざっぱに人が殺される」というたぐいの報道は多く、数日前には、「ベネズエラでアマゾン先住民80人虐殺か」という報道がありました。


熱帯雨林が広がるベネズエラ南部のブラジル国境に近いアマゾン地域で7月、先住民ヤノマミ族約80人が不法入国したブラジルの鉱山業者に虐殺された疑いがあり、ベネズエラ政府は31日、現地に調査団を派遣していることを明らかにした。

ヤノマミ族の代表組織によると、ブラジル人らはヘリコプターを使い、ヤノマミ族の集落を焼き払って虐殺した。狩猟から戻った3人が無残な状態の焼死体を発見した。



その後、ベネズエラ政府は「虐殺の痕跡はなかった」と発表していて、何もなかったのかもしれないし、そのあたりはどうもわかりません。

昨日は、マダガスカルで「農民たちが家畜泥棒 100人を殺害」というタイトルのニュースもありました。そのまま海外の報道をご紹介します。


100 killed in Madagascar cattle rustling unrest
AFP 2012.09.04

マダガスカルで農民が牛泥棒 100人を殺害


インド洋の南の島マダガスカルの村で、農民が家畜泥棒を大量に殺害したことをマダガスカル当局が明らかにした。

9月3日に、100人ほどの家畜泥棒たちが、首都アンタナナリボ南部の3つの村を同時に襲撃したが、農民たちはこん棒、槍、鍬、ナイフ、火器などで武装して泥棒たちを迎え撃ち、激しい衝突の結果、結局、農民たちは泥棒たちの多くを殺したという。

近年、マダガスカル南部では、特に珍種のこぶ牛などの家畜の盗難が相次いでおり、近年では泥棒たちによる盗難の方法も暴力的になっていた。

地元政府は農民たちの正当防衛権を認め、農民の行動を正当化したという。
また、政府は情勢安定化のために問題の地域に警官を派遣した。



この「100人」というのは、銃などでの死者数とは意味が違って、農民たちは、農機やこん棒など「本来は殺傷用の武器ではない器具」で、泥棒の人たちを殺したわけですので、ややすごさを感じます。

憎悪も強かったんでしょうけれど、あまり聞かないたぐいのニュースです。

先日、六本木のクラブで起きた撲殺事件もいろいろな意味ですごいと思いました。

2001年9月に同時多発テロが起きる少し前に東京新宿の歌舞伎町で放火による大量殺人があったのですが、ああいうものの延長を感じます。この2001年9月も今と同じような「太陽黒点数の最大期」でした。


それと、この時期におかしくなるのは、基本的に男性中心だと思われますですので、性犯罪なども含めて、注意というのか何というのかわからないですけれど、お子さんなどのいる場合は注意できる部分はものすごく注意してもいいような気もします。

昨日、近所に住む、うちの子どもと同じ学年の女の子(小学1年生)のお母さんが、ふだんは寛大な感じのそのお母さんでもさすがに神経質になっていると言っていました。

昨今の事件には「自制」という概念が外れる瞬間が存在しているように思います。自分をコントロールする力が「ふと」失われる時があるような気がする。


というわけで、ここから今日の記事です。

アルタイ地方のウコク草原という場所で発掘された「2500年前の当時の王女のミイラとその埋葬部屋」の綿密な調査により、当時のこの地でのファッションなどの具体的な部分の一部がわかってきたというニュースです。ウコク草原は、大きな地図だと下の位置です。

map-ukoku.png


2500年前というと、日本などでもまったく資料のない頃で、あるいは、他の多くの地域でも色彩を伴った当時の資料の再現というのは少ないもので、とても興味深く読みました。

ちなみに、その王女様の出で立ちの再現図は一番上に載せたものですが、「着ていた着衣」のひとつの再現イラストがあって、それがこちらです。

a-fashion.jpg


かわいい服ですが、それ以上に「驚くほど現代でも違和感がない」です。今でもこの服は、女性でしたら「オシャレ服」として着られるかも。たとえば、中世のヨーロッパみたいな服を着て歩いたら単なるジョークになってしまいますが、この服には現実感があります。

実はこの服を見て、今回の記事をご紹介しようと思いました。


記事には「キリストの生まれる500年前の王女」という書き方がされていますが、その時代、少なくともこの土地の女性は、馬の毛で作ったブラシ、鉄の化合物から作った化粧品、イヤリング、タトゥー、カツラの技術を持ち、そして、上の服のデザインを見ればわかるように、繊細で優れたデザイン感覚をもっていたようです。

個人的にはその頃の日本もそうだったんじゃないかと思うんですけねー。

(参考過去記事)
魏志倭人伝に描かれる 1700年前の日本と日本人
 In Deep 2012年05月13日


今や日本はタトゥーも禁止されるような時代で、立派なものです。
あーやっばりイライラする(ダメじゃん)。

ここから記事です。
英国のデイリーメールより。



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2012年08月14日



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(訳者注) 相変わらずいろいろなニュースがこの世にはあって、下の写真は、ボスニアで発掘された2体の「巨人」の頭蓋骨だそうです。

giants-01.jpg


・・・・・というのはウソで、上の写真は 2009年に「写真エフェクト・コンテスト」に出品された合成写真作品の一枚です。

2009年に運営を停止した、米国の Worth1000 という会員制サイトで 2002年から2009年まで続けられていた写真やイラストレーションのコンテストがあり、この2009年の写真エフェクトのテーマは、「ジャイアント・マン」でした。今はログインしないと見られないですが、アーカイブに残されています。

上の写真の作者はケヴィン・アンダーソンさんという人によるフォトショップでの合成です。まあ、パッとみても、ふたつの頭蓋骨の下のマルの部分の「壊れ方」が同じで、フォトショップのコピペをベースに作っていることがわかります。

fk1.jpg


いずれにしても、このコンテストの「ジャイアント・マン」のテーマの際には数々の傑作が作られました。下の写真に添えられたストーリーは「1934年にニュージーランドで農民が巨人の頭蓋骨を発見」というもの。

fk2.jpg


これは、ノリット(Norrit )というアーティストによるもので、ノリットさんは他にも、幻想的な光景を含む様々な合成写真作品を作っています。

下の「日本の観光地」の写真も、別の年にコンテストに出品されたノリットさんによる作品です。

matsushima.jpg


ちなみにインターネット上に「巨人の骨」として出回る写真の一部はこの時のコンテストの写真であるものが多いです。下のものなどはすべて2009年のコンテストの出品作品です。

giant-2009.jpg


何の関係もない前振りでしたが、写真というものは、映像も含めて今の時代ではすでにリアルとフェイクの差を見た目から判断することは難しくなっています。なのでまあ、自分の感性だけで見て判断するのもいいのではないかとも思います。


ところで、上で「ニュージーランド」という言葉が出て来ていますが、今回はこのニュージーランドのことを書いておきます。

火山噴火などに関係した話です。

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2012年08月05日



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(訳者注) 雲についての記事は今までわりと多く書いてきたので、かなりの種類の雲の写真を見てきたと思っていたのですが、今朝のスペースウェザーに出ていた「雲の写真」の美しさというのか、その形状と色の兼ね合いにやや驚きました。

今回は最初にその記事をご紹介します。




FLYING SAUCERS
Space Weather 2012.08.05

空飛ぶ円盤

下の写真は、米国フロリダに住むケン・ロトバーグさんが 8月1日にデル・レイ海岸から撮影した雲の写真だ。


flyingsaucers_clouds.jpg


「海岸を歩いている時、西の雲の上に7色に光る巨大な『円盤』が現れたのです。私は慌ててカメラで撮影しました」と、ロトバーグさんは語った。

しかし、この虹色の物体は UFO でない。

これは、気象用語ではパイリアス・クラウド (pileus cloud / 頭巾雲)と呼ばれる種類の雲だ。この雲が発生するする理由を大気光学の専門家であるリス・カウリー博士に説明してもらった。

「太陽光がさんさんと強く降り注ぐ午後などに、積乱雲の雲頂の高度の付近の薄い湿った雲の温度が上がり、その後、温度が下がったところから積雲が上昇気流で押し上げられることにより、積雲の上部に頭巾をかぶったような雲ができるのです」。

ただし、このような虹色となるには、かなり完全に一致する条件が必要だという。

撮影したロトバーグさんは以下のように続けた。

「これが空に現れた時、周囲には私以外には誰もいなくて、私ひとりで眺めていました。この美しい光景を誰かと共有したかったですよ」。





というわけで、これは日本語では「頭巾雲」というものらしいのですが、調べてみると、これまでも、この雲の写真が数多く撮影されていることがわかりました。

それらの多くは、「頭巾」という名前の通りに、あるいは、スペースウェザーの記事のタイトルにもなっていた「空の円盤」というような、円盤形のものが多いです。

今回、私が探したものの中で、特に美しいものや、あるいは印象的な形と色彩だったものを載せておきます。

かつての人々が、これを空に見た時の純粋に「ああこれは!」と驚いたであろうと気の気持ちそのままに私もこれらの写真を見ました。そして、こういう現象を見た古代の人も現代の人も、人により「吉兆」と思ったり、「不吉」を感じたりしたと思います。

つまり、自然現象の「価値観」を決めてきたのは、個人の考えそのものだったように思います。


ちなみに、雲というものは昨日の記事

2012年8月は「人類による宇宙線の発見」から100年目

の「宇宙線」と明らかに関係しているものです。

というより、宇宙線がエアロゾルを雲に形成していくので、雲というのは宇宙線の作用そのものといえる現象かと思います。

このあたりは過去記事の「「宇宙線が雲を作るメカニズム」の一部を欧州原子核研究機構 CERN が解明」などをご参照いただければ幸いです。

それでは、さまざまな「7色の頭巾雲」の写真です。

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