2011年02月25日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




メキシコ湾に漂着し続ける大量のイルカの赤ちゃん



(訳者注) 今回の記事と直接関係があるわけではないですが、最近、メキシコ湾の海底を調査した科学者グループの発表によると、メキシコ湾の海底は、ほぼ「死に尽くした」状態のようで、海底には様々な動植物の死体がかなり厚い層となって蓄積しているようです。昨年撮影されたメキシコ湾の海底の写真(下のものなど)もいくつか公開されていますが、いわゆる魚やサンゴなどの「動いたり色のあるものがない」ような感じです。微生物はたくさんいるのでしょうけれど。

GulfOilDeathSicknessFeb2011.jpg

▲ 灰色の堆積物が厚く積もるメキシコ湾の海底。写っているカニは死んでいるようです。


ただ、メキシコ湾は仕方ないとしても(個人的には数百年は生態系は戻らないかと思います)、最近の「世界中で打ち上げられだした大型生物」に関しては、これらのイルカやクジラといった大型の海中哺乳類は、いわゆる海中での食物連鎖のトップにいると位置されてきた生き物たちで、今回の死亡原因はどれもわかってはいないですが、個人的には「いよいよここまで来たのか」というような曖昧な実感はあります。

まあ、クジラが座礁して打ち上げられるのはそれほど珍しいことではなく、このブログでも何度か記事にしています。最近では、特にニュージーランドが多かったです。

昨年夏から続いているニュージーランドでのクジラの大量死 (2011年02月04日)

最近では、クライストチャーチで大きな被害のあった地震の少し前にも、ニュージーランドで 100頭のクジラが座礁して死んでいます。

whale-666.jpg

▲ 波打ち際にほぼ一直線に並んだクジラの死体。発見されたのは 2月21日。デイリーメールによれば、数は 107頭で、 大きさは4メートルから6メートル。


それと、今、アメリカのメキシコ湾の海岸に次々と「イルカの赤ちゃん」が死んで漂着し続けており、現地のテレビなどでも報道されているようです。最新の報道では、昨日までに 43頭のイルカの赤ちゃんの死体が打ち上げられたとのこと。「なぜ赤ちゃんばかりなのか」ということが調べられていますが、死産が多い模様。

この「イルカの子どもの漂着」は、すでに1月から始まっていて、下の赤丸の海岸線一帯で、1月20日に 26頭のイルカが打ち上げられています。今回記事にした場所は、この赤丸の中央あたりの場所です。

dolphin-map.gif


また、デイトナビーチという海岸で、セミクジラが死亡した事件が1月の終わりにありました。これはこのあたりでは大変に珍しいことだそうです。その場所は、フロリダ半島を挟んで大西洋寄りの海岸線となり、原因はともかく、大型生物の死因となっている影響を受けている海域がかなり広いようにも感じます。

right_whale_necropsyfeb32011-575x381.jpg


dmap-2.gif

▲ 上のクジラが打ち上げられたビーチの場所。最初はこの沖合いで発見された。

海岸に漂着していないものも多いと思われ、メキシコ湾(だけではないでしょぅが)の海中はかなり厳しいことになっていることが想像されます。


中国で発見された1トンのクジラ

詳細は不明ですが、これが写真です。
10,000 kg Dead Whale Found Zhoushan, Zhejiang Province Chinaより)

China_whale-3.jpg



ところで、余談ですが、これらは悲劇である一方、地球上には「クジラが死んでこそ生きられる生命」も存在します。2年くらい前のナショナルジオグラフィックに死んだクジラを食べ続ける海の掃除屋という記事があり、そこに、朽ち果てていくクジラの骨を覆うバクテリアを食べることに特化した未知の種が発見されたことが載っています。

090923-new-species-eat-dead-whales_170.jpg

(記事より)海底でクジラの死体にありつくこの虫は、スウェーデンとカリフォルニア州沖で遠隔操作の潜水調査船によって収集された。腐食性の多毛類(ゴカイなどの仲間)の一種で、朽ち果てていくクジラの骨を覆うバクテリアを食べることに特化している。DNA鑑定を行ったところ、未知の種であることが確認された。


2009年にこの「新種の生物」が発見された翌年から海にたくさんのクジラの死体が漂い始めました。この生き物の群れは、一匹の鯨で 20年は生きていけると推測されているそうですから、しばらくは、この新種の生物のパラダイスは続きそうです。

生物界はよく出来ています。

仮に「朽ち果てていく人間の骨を覆うバクテリアを食べて生きる」ような生物が発見されたら、その翌年あたりからはその生物の食べものである人間の朽ちた骨が数多く地球上を覆い尽くす気がしてなりません。

長くなってしまいましたが、ここからが記事です。

続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年02月14日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





風邪がどうも治らないですので、なんかまとまりがなくなりそうですが、特に新規の記事というわけではなく、昨日の記事

「光の十字架」に関する2つの話

の補足が中心です。


クロップサークルが描いた衝撃の真実

まず・・・・・昨日の記事に追加的に描いた「クロップサークル(ミステリーサークル)」に関して、驚くべきことをご報告しなければなりません。あそこに描かれていたあの図は・・・あれこそは人類の文明の中で光輝く・・・・





それは・・・・・





単なる給油ノズル(苦笑)だったようです。

比べると一目瞭然であります。
上が昨日の写真。下が給油ノズルですね。


circle-1.jpg


circle-nozzle.jpg


何人かの方から教えていただきました。
車とかでガソリンを頻繁に入れたりする方なら、すぐに気付くもののようです。
私は車とかガソリンと縁遠い生活ですので気付きませんでした。

まあ・・・こんなに広大に給油ノズル書いてどうする・・・という感じで、これの意味するところはわかりませんが・・・。
いずれにしても、このサークル描いたやつはちょっと出て来なさい。
宇宙の新生物か未知の武器かとワクワクしていたのに。

とまあ、そういうことのようです。

ちなみに、私の世代ですと、「給油ノズル」と聴くと、ほとんどの人が「ああ、あのキュラソ星人がくわえていたアレか・・・」と考えると思います(そうか?)。

キュラソ星人は Wikipediaによると、 1967年11月が初回放映だったウルトラセブン 第7話「宇宙囚人303」という話に出て来ます。この話は、「ウルトラセブンと怪獣の戦いがなかった」話でもあります。

今でもウルトラセブンがウルトラシリーズの中で圧倒的な人気を誇っているのは、製作者の視点が常に「宇宙人サイド」か、あるいは「弱者サイド」だったところかもしれません。ウルトラセブンで描かれていた世界は「弱いものが最後に勝つ」世界でした。

ultra-q-raso.jpg

▲ キュラソ星人は今でも人気があるみたいで、フィギュアは「スタンドの給油ノズルからガソリンを飲むシーン」を現したものが多いようです。


このウルトラセブンで、子ども心にも強く印象に残っているのが、メトロン星人という宇宙人が出るくだりで、この話には「四畳半のアパートの一室で、ウルトラセブン(モロボシダン)とメトロン星人がちゃぶ台を挟んで向かい合い、"お互いの目的"について語る」という形而上的なシーンがあります。埴谷雄高さんの「死霊」の「屋根裏部屋」という章のような世界です。

metron-1.jpg

▲そのシーン。外は隅田川(神田川かな)沿いの夕焼け。

今のインターネットは何でもあるもので、こちらのページに、このエピソードのストーリーと台詞が載っていました。メトロン星人は地球の人間の頭脳を改変しようとしています。

(1967年11月 ウルトラセブン第8話 「狙われた街」より)

モロボシダン 「君たちの計画は全て暴露された。おとなしく降伏しろ」

メトロン星人 「ハッハッハ、我々の実験は十分成功したのさ」

モロボシダン 「実験…?」

メトロン星人 「そうだ! 赤い結晶体が人類の頭脳を狂わせるのに、十分効力があることが分かったんだ。教えてやろう。我々は人類が互いにルールを守り、信頼しあって生きていることに目をつけたのだ。地球を壊滅させるのに暴力をふるう必要はない。人間同士の信頼感をなくせばよい。人間たちは互いに敵視し傷つけあい、やがて自滅していく。どうだ、いい考えだろう」



ちゃぶ台で向かい合ったヒーローとエイリアンの間でこのやりとりが続くのです。
しかし、今の地球を見ていると、このメトロン星人の計画は成功したのかもしれないですね(苦笑)。


ちなみに、ウルトラセブンでは最後にナレーションが入りますが、この物語のラストのナレーションが、当時のこどもたちに、さらにショックを植えつけました。そのナレーションはこれです。


「ご安心ください。このお話は遠い遠い未来の物語なのです。え? なぜですって? われわれ人類は今、宇宙人に狙われる程、お互いを信頼してはいません」




(;゚д゚)・・・ ←このナレーションにアセりまくる幼稚園時代の私。


まあ、なんかムチャクチャ話が脱線してしまいましたが、私たちの一部は、このような年齢まで宇宙関係やエイリアン関係の話に興味を持ち続けられた大きな要因のひとつが、「かつての日本の科学空想ドラマがあまりにも素晴らしかった」ということはあります。あの世界がフィクションだとわかってはいても、むしろ心の真実はそちらに近いという思いがずっとあったのかもしれません。

ここから、別の話題です。



続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年02月13日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





「光の十字架」と書くと何だかよくわからないかもしれないですが、ご覧になればおわかりとかと思います、ひとつは、アースチェンジメディアのメールマガジンに載っていた「イタリアの空に現れた巨大な光る落下物」で、もうひとつは、スペースウェザーに載っていた太陽からのプラズマ噴出の様子なんですが、何となく一コマずつ静止して見ていましたら、見事に十字架が現れていることに気付きました。

それと、最近、海外 BBS で話題となっているという「エジプト騒乱の中で現れた騎士の亡霊(?)」のニュース画像などを。

それにしても、風邪が長引いているんですが、周囲もそんな感じの人が多いです。
軽いんですけど、軽いだけに逆に不毛な感じもいたしますので、皆さんお気をつけ下さい。
今回は翻訳というより、写真と動画中心のご紹介です。

--
[十字架1] 太陽のプラズマが描いた巨大な十字

DODGING PLASMA BULLETS (スペースウェザー 2011.02.11)より。


NASA の太陽動画を静止させて一コマずつ見ているような私のようなヒマな人間は世界にもあまりいないと思うので、わりと世界に先駆けて(笑)見つけたかもしれません。

文字にするより、動画を見れば一目瞭然だと思います。

現在は見えていない黒点 1147と1149が混じり合ったあたりから発生した巨大なプラズマの噴出です。3秒の動画ですが、1秒見ればわかります。




見た瞬間に「あ、プラズマがなんか描いた」と思って、0.1秒ずつ静止させてみると、こんな感じになっていました。

sun-plasma-2011-02-11.jpg


(追加)こちらは、上の動画の放出の部分をスローモーションにしたものです。



最後のほうには輪のような光の輪郭も見えます。

きれいですよね。

私は太陽のプラズマやフレアがこういうシェイプを描いたのを見たことがありませんので、今回見つけたのは「ええもん見せてもらった」という感じはあります。光の反射の問題なのですかね。しかし、スローで見てみると「放射物自体に形がある」というようにも見えます。発生理由は、私にはまったくわかりませんが、見えたままのものをご紹介しました。


今、実は太陽は結構ヤバい時

ところで、その太陽なんですが、今、地球に向かっているところにとんでもない大きさの「コロナホール」というものが開いているんです。コロナホールは太陽風というものと関係があって、地球の磁場の問題ともリンクする話となるかもしれません。
これが2日ほど前のもの。今もそれほど状況は変わっていないと思います。

corona-hole.png

矢印のところに上下ふたつ開いていて、特に下のほうのは今、地球に向いているんですね。

NICT (宇宙天気情報)の 2月13日の更新分には、

この後は、南極から伸びているコロナホールの影響がどの程度見られるかです。
特に及ばなければ、このまま低速で推移しそうです。
やって来たとしてもそれほど強くはなく、400km/秒台中盤から500km/秒に届くくらいでしょう。



とあり、さほど心配いらないようですが。

ただ、この大きさがねえ。

昨年の 12月13日に、「太陽黒点磁気スマイルと現在の太陽神トナティウ」というのを書いたことがあります。

そのちょっと前に、は太陽がこんな



顔みたくなったのが面白くて紹介した時に、メールで「アステカ神話の太陽神トナティウと似ている」と教えていただいたことが印象に残っています。


tonatiuh2.jpg

▲ アステカ神話の太陽神トナティウ。太陽神というより、アステカでは「現在の太陽そのもの」としていたようです。わりと凶暴な性格。


今回のコロナホールもこういう「太陽に開く黒い穴」としてはわりと珍しい大きさだと思いますので、これからの太陽の形を気にしてみたいと思います。本来は心配するのは、形より、コロナホールによる太陽風の影響なんでしょうが。





[十字架2] イタリアの空の光る物体

これはアースチェンジメディアのメールマガジンに載っていたもので、無料のしか読んでないので、詳細はわからないですが、目撃された地元では「変化の兆しだ」とか「聖なる兆しだ」とか大騒ぎになっているとかいないとか。
要するに火球なんですが、形が印象的だったので、騒ぎになっているらしい。

これです。

italy-cross.jpg

まあ、十字ってわけでもないかもしれないですが、上の太陽の話との掛け合わせで、十字ということにしておきましょう。


こちらが動画です。




最後に爆発するような感じの閃光と共に消えています。
正体は不明です。

そういえば、十字を描きながら移動する物体といえば、昨年2月に、太陽系の中で観測されたものがあります。
火星と木星の軌道の間にある小惑星帯を横切る謎のXの形をしたもの」です。Xというかヒトデみたいな形ですが、ちょっと角度を変えれば十字に見えないこともない。

025793_big.jpg

▲ NASA が毎日更新する「今日の1枚」的な宇宙写真サイト Astronomy Picture of the Day の2010年02月03日の今日の1枚。NASA は「小惑星の衝突」としています。

・・・というか、この飛行体は今見ると、1月に(この周辺の狭い世界で)ちょっとした話題となった「コロンビアの「欠けた五芒星」」と似てますね。



そっくりかも。

いろいろなところで、いろいろなことが起きていますね。

Sponsored Link







続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年02月06日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





毎年それが描かれる理由も、どのようにして描かれているのかも誰も知らない。

top_400.jpg


(訳者注) クロップサークル系の話題ですが、今月2月4日にフランスのレザルク( Les Arcs )スキーリゾートで、広大な面積に渡っての「雪の模様」が描かれていたそうで、その写真がとてもきれいしたので、ご紹介します。

これは毎年、このスキー場に現れるだそうで、しかも、「誰がやっているのか」までもがわかっているようです(英国人のサイモン・ベックさんという人らしい)。

しかし、

 ・どうして毎年こんなことをしているのか

そして、

 ・どのような方法でこれを作っているのか

を誰も知らないのだそう。
かんじきを履いてやっているのだろうという推測のようですが。

いずれにしても、人がやったものとして考えると、この広さとこのデザインの正確さは驚愕に値するように思います。ナビなしでこれをひとりで行える能力が人間にあるのだとすれば、それは視覚を越えた「宇宙から自分の歩く姿を見ているもうひとり自分」という存在を思わせるものがあり・・・・・なんて、まったく書いていない「ペアである私」に結びつけちゃったりして(苦笑)。


それと、雪関連として、昨年12月にイングランドのレックハンプトン・ヒルという場所の森の中で発見された、とても奇妙な幾何学的な雪の模様の話題もあわせてご紹介させていただきます。

ちなみに、このイングランドのレックハンプトン・ヒルというのは、英国旅行を記した方のブログによりますと、「悪魔の煙突」というのがあるところらしいです。

うーむ、まさか、雪の記事でも悪魔に遭遇すると思わなかったぞ。


devil-chimney-s.jpg

▲ レックハンプトン・ヒルにある看板。「悪魔の煙突。この歴史的な建造物は不安定なものですので、損傷等を避けるために煙突に昇らないで下さい」とあります。




Crop Circles in the snow
PlanetSKI(欧州のスキー情報サイト) 2011.02.04

雪の上のクロップサークル

1-medium.jpg

毎冬、これらの紋様はレザルクの傾山のスロープの上に出現する。
それらは遠くから見ないと判別できないほどの大きさの、雪に刻まれた巨大で複雑なパターンだ。
これは一体どのようにして描かれたのだろうか?

これらの写真はまさに驚異の一言に尽きる。

2-pattern1_400.jpg


pattern3_400.jpg


3-pp2.jpg


この数年間、雪が降った後になると、これらの奇妙な幾何学的パターンがレザルクの雪山の上に現れる。

プラネットスキーの読者で、この模様を直接自分で見ているロブリーさんは「今年、山に現れたパターンは、私がこれまで見たものの中でもっとも巨大で、その模様も信じられないほど複雑だったね」と言う。

「まったく信じられないものを見ている気分だよ」。


模様は、雪が降り続いた後、天気の良い日がしばらく続く際にしばしば出現してきた。

これらが英国人のサイモン・ベック氏によって作られたものだということはわかっている。
彼は冬の間だけレザルクで生活している人物だ。

ベック氏はかんじきの使用者であり、多分、彼は趣味の「かんじきでのウォーキング」が高じて、このパターンを作るようになったのではないかと人々は推測している。


もし、読者の方の中で、ベック氏とアクセスをとることができる方がいるなら、ぜひ、彼に私たち(プラネットスキーの編集)まで連絡をくれるように頼んでいただけないだろうか?

私たち編集部だけではなく、多くの人たちが、「どのようにこの模様を作っているのか」を知りたがっている。
それほどまでにこの模様は信じられないほど素晴らしいものなのだ。

--
場所: レザルク

lesarcs.gif

Google Map


--
補足ニュース:イングランドの謎の雪の模様
続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年01月24日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





先日の「廃虚に浮かぶ五芒星」の記事は、私自身もいろいろ考えましたが、いくつかメールなどもいただきました。文化とか宗教とかとは関係なく、象徴として意味を大きく考えている方も多いようです。

まあ、意味はともかくとして、その中でとても興味深いことを教えていただいて知ったのですが、この「五芒星」を国旗のデザインとしている国がある。角が六つならイラエルなど思い浮かぶのですが、五芒星となると考えたことがなかったでした。

israel-flag.png

▲ イスラエルの国旗。こちらは六芒星


まあ、星のデザインとも共通しそうで、そう考えるといろいろとありそうですが、しかし、明確に五芒星を国旗のデザインとしている国があると教えていただいたのです。

それはエチオピアです。これです。

Ethiopia-flg.png

星ではなく、線で五芒星を描いています。


エチオピアが示す世界の行方

さて、これを知った私は実は個人的に軽くショックを受けたのですが、それはどうしてかというと、エチオピアは「地殻変動最前線」の場所だからです。

ここ数年の科学者たちの研究で、

・アフリカ大陸は将来、二つに分断される

という話と、

・それはもしかすると、一晩(短期間ということ)で起きてしまうかもしれない

ということがわかりつつあるということと関係します。In Deep の 2010年06月26日の

近いうちにアフリカ大陸が2つに分断されるかもしれないとの研究

は、BBC の紹介記事ですが、ここに、


 >普通ならこういう大陸の大きな変化には1000万年はかかるとは思われるのだが


とあり、こういう考え方がこれまで地質変化に対しての基本的な考え方だったわけです。つまり、私などもそうですが、子どもの頃、「地球は何千万年も何億年もかかって、今の地形になったのですよ」と教えられてきて、そう思い込んでいました。

しかし、2005年にエチオピアに開いたこの写真の断裂。

dabbahu-fissure.jpg

これは、


 > この地で、たった10日間の間に、60kmの長さに渡り、8メートルの幅の断裂が開いた。


という写真なのです。(写真を見る限り、8メートルどころではない幅に見えます)
つまり、これだけ大規模な地質変動が、「何千万年」どころか、数日で起きたわけです。


アフリカ大陸の分断は大地溝帯というプレートの境界に沿って起きると考えられていて、それは下の地図の特に赤い線の部分で分断すると考えられています。




そして、2005年のエチオピアでの変動はその最初ではないかと考えられているのです。もっといえば、将来的には、「(今回の)地球の地殻変動はエチオピアからすべてが始まった」ということになるのではないかと。

そういう意味で、今回、「エチオピア」という国名が出たのは軽くショックだったのですよ。具志堅的にいえば、「ちょっちショックね」という感じでしょうか(おいおい)。


ちょっと話はそれますが、これらの研究発表がなされる以前、ウェブボットにこのような下りがありました。
--

ウェブボット「来るべき未来の形」0巻1号
2009年07月20日

2013年以降になると、アフリカ大陸が2つに分裂する。これはアメリカ大陸が南北に分離する前兆となる。しかし、今の段階ではこのデータの信頼性は乏しい。もう少し時間が立つとより具体的なデータが明らかになると思われる。

--

アフリカの大地溝帯はアラビアプレートとアフリカプレートの境界ですが、上でいう「赤い線」の東リフトバレーと、そして、今回、「廃虚に浮かぶ五芒星」の現場であったコロンビアの町は、下の図を見ると、「不明なプレート境界」というような位置に近いように思います( fumei.png )。


earthquake_01_01.gif

▲ 世界のプレート。




▲ 地殻変動で廃虚と化したコロンビアのグラマロテの場所。



今後、何を見ていけばいいのか

これは「地殻変動に関してだけ」の話としてですが、これだけ、プレート周辺での地殻変動の問題が明らかになっているということは、上の世界のプレートで見られる境界、つまり、「プレートとプレートの境目にある場所や国」というものに何が起きるか注視してもいいのかもしれません。

なぜなら・・・(苦笑)。

日本、特に関東は世界の主要都市部でもっとも多くのプレートに囲まれた地域だからです。

関東は、

・北アメリカプレート
・太平洋プレート
・フィリピン海プレート
・ユーラシアプレート


にガッチリと囲まれています。
というか、その中心にあります。

plate-1.jpg

世界のプレート境界に異変が起きた時に、まったく影響がないままに済むのは難しそうです。こんなところに住んでいるというのはもうスゴイことで、これは悲劇というのではなく、もう、立派だと思います(笑)。

地球になんかあったら、真っ先に影響を受ける。プレートの中心で愛を叫ぶ(もう何が何やら)。

私も東京に住んでいますが、このプレート図を何年か前に見て以来、「いやあ、オレはすごい」と感心しました。
ギュッと押しつぶされそうな感じもあるし、ポンッと上に飛び出しそうな感じもあります。


そんなわけで、ずいぶんと飛躍してしまいましたが、キーワードとしての、

・五芒星
・エチオピア
・プレートの変動


が自分たちに直接、結びついてきた感覚を書いてみたかった次第です。


しかし、まだあります。
エチオピアというのはスゴイのです。


小惑星エチオピア

「将来の地球がどうだこうだ」という話には、最近では必ず「小惑星が地球に激突してどうだこうだ」というような話も出て来ます。

そんなわけで、「小惑星」というキーワードでいきますと、これが、私も教えていただくまで知らなかったんですけど、「エチオピア」という小惑星があるのですよ。

エチオピア (小惑星) - Wikipedia

エチオピア (1432 Ethiopia) は小惑星帯に位置する小惑星である。南アフリカのヨハネスブルグでシリル・ジャクソンによって発見された。
アフリカ大陸北部のエチオピアに因んで命名された。



これ以上の詳細はよくわかりません。

しかし、軌道はわかります。
NASA では、軌道の判明している小惑星の位置をウェブサイト上で検索できるようにしてくれておりまして、この「小惑星エチオピア」の現在の軌道も見ることができます。

NASA の JPL という小惑星の軌道のリアルタイム情報サイトより。

(日本語はこちらで入れています)

ethiopia.gif


今日(2011年01月24日)の軌道です。
火星の外側を回っていることがわかります。

これが地球から近いのか遠いのか、私にはよくわからないですが、まあ、「エチオピアは宇宙にもある」と。ペアのエチオピア。

いずれにしましても、

・地殻大変動
・小惑星の激突


このどちらにも顔を出すエチオピアはすごい。

五芒星もすごい。
普通に読めば「ごぼうの星」ですからね。

--
参考資料:ごぼう

野菜図鑑「ごぼう」より。

ごぼうを栽培し、食用にしているのは世界中で日本だけのようです。


ワカメなんかも日本だけじゃないですかね。ナメコとかトロロとか(全部大好きなんですよ)。





Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年01月21日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





Mystery Goo Turns Icicles Green and Yellow in Snyder, N.Y.
ABC ニュース(米国) 2011.01.20

ニューヨーク州で、ネバネバとした謎の物質が降り、雪を緑や黄色に染めている

ニューヨーク州のスナイダー市で、空から降ってきた正体不明の謎のベタベタとした粘液のような物質が地区の住宅街の家々の屋根や壁に降り注いだ。この物質は緑がかった黄色をしており、地域の雪や氷をその色に染めた。米国連邦航空局( FAA ) と地区の廃棄物に関するエンジニアたちは、この物質の特定のための調査に乗り出している。

goo-1.jpg


現在、ワシントン・ハイウェイとベリーマン・ドライブの道に沿って並ぶほとんどの住宅には、緑か黄色の色をした氷柱がぶら下がっている。住宅の横には濃い茶色をした物質も散っており、それにより歩道も汚されている。住民によると、これらの謎の物質は、1月18日の午前9時と、真夜中にそれぞれ出現したという。

当初、これは「ブルーアイス」と呼ばれる、ジェット旅客機の通過の際に降ることが知られているヒトの排泄物が凍ったものではないかと思われたが、連邦航空局は調査で即座にこの可能性を否定した。

「地元の飛行検査官たちが状況を調査し、今回の物質が航空機から降った可能性はないと断定した」と、連邦航空局のスポークスマンは ABCニュースに語った。

goo-2.jpg


地元の管理事務所は、現在状況を調査していると語った。

「私たちは地元の緊急サービス局に連絡をし、調査を進めている。この町には汚水処理プラントもあるので処理は問題ないと思う。また、水質調査のエンジニアに物質の試験を行ってもらうつもりだ」と地区の管理事務所スポークスマンは述べた。


住民の間には、原因は鳥ではないかという意見があるという。

「ワシントンハイウェイ沿いの家に住む女性が、昨年にも同じことが起きたと私たち管理事務所に知らせてきた。彼女によると、カモメがマクドナルドのゴミ捨て場のファーストフードを食べることで、消化管に異常が起きたのではないかと言っている」。

その住民はマクドナルドのゴミ捨て場の紙カップからフライドポテトを食べるカモメを目撃したのだという。


物質が降った光景の写真を見た鳥類の専門家たちも、これが鳥の糞と似ていることに同意する。

「家の脇に見られる茶色いシミは、ヨーロッパムクドリなどの大群の糞ではないかと思われる。これらの鳥はこの時期のニューヨーク州でも多く見られると、コーネル鳥類研究所のチュ・ミヨコ氏は言う。
続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2011年01月18日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 地域によって峠は過ぎたとはいえ、きわめて深刻な洪水が続いたオーストラリアですが、そのオーストラリアの気象レーダーが、昨年などにも何度か報告されている「ドーナツ型の雲」と、それとは別に「それよりも小さな」ドーナツ状をした正体不明のものが通過していく様子を写し出したという記事です。

また、「ドーナツ雲」は、1998年頃から気象衛星の画像に写っていたことが コリン・アンドリュースという人のサイトでわかりました。下の GIF 動画は 1998年にアメリカの気象衛星がとらえたものです。

11-17nav.gif

他の画像も記事の下に掲載します。

・・・ただ、私が気になったのは、この記事で紹介されているものが、 In Deep の昨年12月18日の記事「私たちを取り巻く「渦」は何を意味するのか」に掲載したオーストラリア上空の気象衛星画像と同じに思えるのですが・・・(下)。



この時の記事の出典を覚えておらず、日時はわからないのですが、2010年12月18日に書いたということはそれ以前のものでしょうし、多分、以前のものを勘違いしたか、何かの意図かもしれませんが、そのことを注記して紹介します。

いずれにしても、世界中でこのドーナツみたいな「リング気象現象」が頻発していることは事実ではあるようです。





Huge ring appears over Australia, is HAARP involved?
Pakalert Press 2011.01.16

オーストラリア上空に巨大なリンクが出現

気象衛星画像で、オーストラリア上空に奇妙なものが写っているという報告を受けて、そのデータをチェックした。確かに非常に不思議で興味深いものだ。

現在、私はオーストラリア政府の気象庁からのこの現象についての説明を待っているところだ。

これがそれだ。


australia-ring-1.jpg

▲ 2010年1月15日 22時30分(米国東部時間)


この情報の提供者は、「オーストラリアの南西に異常な天候が出ているので、注意してほしい」と私に警告した。彼は国立気象衛星サイトの画像を添付してくれた。このページは今は見られない。

australia-ring-2.jpg


上の画像を見ると、オーストラリアの南西部に、小さなドットからなる何百マイル ( 1マイル=約 1.6キロメートル)にも及ぶ広大なエリアをカバーする巨大なリング上のものが写っている。気象衛星の画像はその後はページは暗号化され、アクセスできなくなっていた。

なので、この時の画像(上の画像)は、現在は国立気象衛星サイトにはない。


これとは別に、1月16日 16時30分に撮影された衛星画像も非常に興味深い。それは、オーストラリア西部上空に大きな輪を描いて回転して進んでいく「小さなリング」だ。この小さなリングは3個現れた。これらはこのオーストラリア西部から北西方向に進んだ。

これらの気象現象に関しての公式見解がオーストラリア気象庁から発表されることを望む。

australia-ring-3.jpg


australia-ring-4.jpg

▲ 2010年1月16日 16時30分(米国東部時間)


・オーストラリアの1月16日の洪水状況

(訳者注) 赤が大洪水が発生している場所で、洪水の被害状況として、続いて黄色、緑、青となっています。

screenflood.jpg
続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2010年12月22日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 特に「だからどうした」という記事ではないのですが、父島で12月22日午前02時30分に発生した M7.4 の地震以降、かなりの頻度の群発地震が続いています。

多くの震源が以前記事にした「アデン湾の群発地震」と同じ震源の深さ 10キロメートルということもあり、一応メモしておきたいと思います。

(上記の記事より抜粋)

イエメンの沖合のアデン湾と紅海が重なり合う海域で、マグニチュード 4.5から 5.4に渡る規模の自信が総計で 30回以上観測されている。

震源の深さは多くが 10キロメートルだった。これは詳細に見てみると、実に何か異常な感じが見受けられる興味深い現象だ。なぜかというと、今回の群発地震のうちの 20の地震が正確に 10.0キロメートルちょうどの深さで発生しているのだ。



今回、このアデン湾での群発地震と同じような規模と震源の深さの群発が日本で続いている父島の場所はこの「×」の場所です。

jp-earthquake-1222.jpg

気象庁・地震情報より。


なお、かつて地震ウォッチャーだった者として言わせていただけば、M7クラス以上などの比較的大きな地震があったあとには長く余震と思われる群発的な地震が続くのが普通ですので、決してこの群発地震そのものを異常だとは思っていません。

あくまで、「ご時世的に」メモとして記しておきました。

アメリカ地質調査所 USGS より、最初の地震からの現在(12月22日午後9時)までの地震の全記録を記しておきます(スクリーンショット)。BONIN ISLANDS, JAPAN REGIONというのが、父島での地震です。すごい回数であることがおわかりになると思います。USGS ではマグニチュード 2.5以上のものだけをネット上でリスト化していますので、それ以下の群発はさらにあるはずです。

また、その「BONIN ISLANDS, JAPAN REGION」の手前の数字が「震源の深さ」です。10.0キロメートルが非常に多いことがおわかりだと思います。


bonin-1.gif
bonin-2.gif


英国でのレアな地震

なお、上のリストの中の12月21日の22:59:13に「ENGLAND, UNITED KINGDOM」とあるのがおわかりでしょうか。

マグニチュード 3.5という小さな規模の地震ですが、これでイギリスは大騒ぎ。何しろ、「全然地震がない地域」なのです。

英国デイリーメールも大きく取り上げています。

Minute-long earthquake rocks Cumbria, sending residents running into the streetカンブリアを1分間の長さの地震が襲い、人々は道路に飛び出した

まあ・・・マグニチュード3.6ですから、最大でも震度3前後くらいで、日本だと毎日起こっているたぐいの地震ですが、それだけ珍しい出来事だったのだと思います。

uk-eartquake-2010.jpg

海外掲示板では、「英国で何か起こそうとしているのではないのか?」という、陰謀騒動も起きています。

THIS IS TOO STRANGE! IS IT A REAL EQ OR IS SOMETHING ELSE GOING ON?これは本当に変だ。本当に地震なのか? それとも何か起こってる?)The Rumor Mill News Reading Room のスレッドより。


まあ、神経質になっている人も多いのでしょうが、しかし、確かに世界中でいろんなことが起きています。
私自身も「冷静に見ていきたいです」などと以前書いたような気もしますが、何だかいろいろなことが起こりすぎていて、何が何やら。

本当にいろいろなことが起きています。
続きを読む
タグ:10kmの地震

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2010年12月02日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 写真を先に載せておきます。

boulder.jpg


この大きさ!  右下に小さく見えるのが人です。最近見つかったというニュースではないですが、アイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火した8ヶ月前にここに現れたものだそうです。それまではなかったのだとか。

まさか、こんなに大きな岩が噴火で飛んだわけではないでしょうけれど、仮にそうだとしても、地面が陥没していないので直接ここに落ちたわけでもなさそうです。

・・・どうやってここに?


岩の移動の不思議といえば、アメリカのデスヴァレー国立公園には、「移動する岩の謎」で有名な場所があります。原因は正確には解明できていないはずです。資料は記事の下に記しておきます。

下は短い記事ですが、デイリーギャラクシーの昨日の報道です。




Iceland's Mystery Boulder

アイスランドの謎の巨石

今年の始めに起きたアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火はヨーロッパ中を混乱に陥れた。噴火の熱は隣接した氷河を溶かし、岩肌を露出させることになった。

この巨大な 15メートルの高さで、重さは 900トンになる。
一体どうやってここに?

--
続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。
  

2010年12月01日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





Record Rate of Beak Abnormalities in Alaskan Birds
The Epoch Times 2010.11.30

アラスカの鳥に記録的な割合で増え続ける鳥のくちばしの異常

アラスカの多くの鳥類で発生している、くちばしの変形を伴う異常成長の現象は、深刻な環境問題を示唆している可能性がある。

鳥のくちばしの奇形は、これまで記録された中でもっとも高い割合となり、アラスカだけではなく、ブリティッシュコロンビア州やワシントン州など、米国北西部の他の地域でも、鳥類の成長に影響を与えている。

bird-1.jpg

・くちばしが変形したコガラ。


米国北西部で、コガラとカラス類の鳥類の間に広く、専門的に「鳥ケラチン(角質)障害( avian keratin disorder )と呼ばれる症候群が発生している。これは、鳥のくちばしのケラチン(角質)が過度に成長していしまう症状だ。これは、皮膚、足、爪、さらに羽の外観を損なう傷となって現れることもある。

鳥のくちばしは、鳥の食事、自らの体の清掃などに重要な役割を持っているため、鳥類にとってくちびるの異常は深刻な問題だ(食べたり清掃したり、ヒナにエサを与えることができなくなる)。

「現在広がっているこれらの奇妙なくちばしの変形の流行は、割合から言えば、通常の野生の鳥で考えられる 10倍以上の率に達しています。何より懸念されるのが、我々がいくら原因を調査してもわからないのです。つまり、いまだに原因不明なのです」と、アメリカ地質調査所( USGS )の生物学者、コリーン・ヘンデル氏は言う。


コガラのくちばしの変形が最初に見られたのは 1990年代の初めだった。その後、毎年、奇形のコガラの数は増え続け、成鳥の個体のうちの 6.5パーセントに変形が見られるようになった。2,100羽のコガラが外観に何らかの異状が見られる。

コガラ以外でも、くちばしに変形を持った鳥類は増え続けており、カラスは、成鳥の 17パーセントが変形を持っている。

角質障害の原因は、今のところ生物学者にとっても謎だ。 生物学者たちは、環境汚染、栄養不足、ウイルス、真菌、または寄生虫の感染が原因ではないかと推測している。

もっとも考えられる原因は環境汚染物質ではないかと考える科学者たちは多い。過去には、類似した鳥類の変形が、カリフォルニア州五大湖の汚染物質の有機塩素系化合物や、セレンの流出のような環境汚染の結果であったことがあった。

今、鳥の変形は、米国北西部の全域で多くの異なる鳥の種の間に渡って広がり続けている。
続きを読む

Sponsored link


・ In Deep も» 人気ブログランキングに登録しました。よろしければクリックして下さると幸いです。