2013年09月20日



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現世人類の登場と共に現れた「死海」が、多発するシンクホールに飲まれて消滅しようとしている



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▲ 平均して毎日1個ずつのシンクホールが開き続けている死海。現在では死海周辺に 3000個のシンクホールが開き、死海の消滅は時間の問題だとされています。Daily Mail より。






 



少しだけまた余談で申し訳ありません

前回の記事や、その前の記事などは何だかよくわからない余談が長くなってしまったんですが、ああいうようなことを、つい書いたのは、結局、誰でも生きている目限り、幸せでありたい、とか、充実した人生でありたい、とか、そういうふうに思う場合が多いとは思うのですけれど、その「自分の幸せの価値」が他との比較だけでしか成立しないなら、一生、他との比較との追いかけっこで人生が終わってしまうと思うのですよ。

なので、他から左右されない絶対的な価値観を持てるように生きられればいいなあ・・・という程度の話で、大層な話ではないです。


ついでにいえば、「敵」とか「憎む相手」を作るというのも「自分の価値観と比べた上で人を貶める」という意味では比較の話なので、本来はあまり有益なことだとは思えないのですが、しかし、今の世の中は、誰にでも常に攻撃する対象や憎む対象がいるのが普通です。

いない場合は「探す」。

インターネット上の炎上などを見ても思いますけど、今では、みんな、敵作りに目を光らせて日々生きている。


でも、この根は深いです。

何しろ、今は幼稚園くらいから、勉強もスポーツも含めて、「人と競うこと」ばかり教えられます。「日本がいつ頃からそうなったのか」というのは、まあ・・・そのあたりは一種の陰謀論とも結びつきそうな面倒な話となりそうですので省きますけれど、いずれにしても、この「人生では敵を作りなさい」という無言の上からの命令と、それに従いながら子どもたちが成長していくという日常が、小学校とか幼稚園あたりから十数年も続く思想構造なので、変えることは難しいです。


子どもたちの目からみても、「エライと言われる人たち」の行動、たとえば、政治家の人たちの主な活動は「相手を非難することだけ」にしか見えないというのが現状じゃないでしょうか。相手を、より激しく非難したほうが勝つ世界。いわゆる「文明国」といわれる国はどこの国でも。

美しい光景だとは思えないですけど、子どもの中の一部は「他人を罵詈雑言で打倒すれば、将来、エライと言われる人になれるんだな」と、どうしても思ってしまうこともあるかもしれない。

まあしかし・・・そういう考えが根底にある上に今の文明社会が築かれていると考えると、この今の社会の思想構造は大変に強固で、「世の中が根本から変化する」には、大変な時間がかかると思います。

あるいは地球に現代の人類がいなくなるまで難しいのかもしれません。

地球の億年単位の環境のサイクルをふりかえれば、いつかはこの地球から今の人間はいなくなるかもしれないですが(それはこれから何度でもあり得ると思います)、しかし、その後またいつかは新しい人類は現れるはずで、そういう未来に夢を持ちながら、私たちは今の世の中で生きていくしかないのかもしれないですけれど。


・・・と、ここまでにしておきます。


実は昨日、気付いたら、そんなようなことをとても長く書いてしまっていたのですが、読み直しているうちに、そんな話ばかり書いていること私こそが、まるで「自己顕示欲丸出し」の馬鹿に思えてきて、そんな自分もイヤになりまして、書いた記事はアップせずに、テキストはゴミ箱に捨て、お酒を飲んで寝てしまいました。

なので昨日は結果としてお休みとなりましたが、今日は普通の話題に戻ります。


今日は英国のデイリーメールで見ました、「死海の周囲がシンクホールでボコボコになっていて、死海が消えつつある」という報道をご紹介しようかと思います。

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Daily Mail より。


ところで、その前に、どうしても書いておきたかったのですが、今、台湾のほうに「ものすごい台風」が接近しているのです。





中秋の名月の日にスーパー台風「ウサギ」が台湾と中国大陸に向かっている

下のは、今日( 9月 20日)の中国のメディアのものです。

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中国新聞網より。


上の報道のタイトルに超台風というような文字が見えるかと思いますが、スーパー台風の意味で、しかも、この台風は昨晩までは弱い勢力だったですので、「あっという間にここまで発達した」のです。

下のは、気象庁の9月20日9時発表のデータです。

usagi-2.png


気圧が 910ヘクトパスカルとありますが、これはすごいもので、先日、日本に被害をもたらした台風 18号の最大の勢力の時で 960ヘクトパスカルとかそのくらいだったと記憶していますので、今回の台風はとんでもなく猛烈な台風だと思うのですが、台風情報を見てもおわかりでしょうけれど、皮肉にもこの大きな被害をもたらす可能性のある今回の台風19号のアジア名は日本語で、しかも、「ウサギ」。

日本では台風は 18号とか 19号とか、ロボットのように機械的な名称がつけられていますが、他の国で報道される際には、すほべてアジア名が使われます。

この説明は気象庁のサイトにあります。


台風の番号と名前 気象庁

平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ,以後,発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いて,その後再び「ダムレイ」に戻ります。台風の年間発生数の平年値は25.6個ですので,おおむね5年間で台風の名前が一巡することになります。


上にある「140個」の台風の中での 32番目が先日の台風 18号で「マンニィ」、そして、現在台湾に向かっている台風 19号は 33番目となり、「ウサギ」で、そのあたりは下のようになっています。国名は命名した国で、その国の言葉が台風名として使われます。

usagi-3.png

気象庁より。


昨日は、うちの子どもと奥さんが近所の和菓子屋さんで、お月見団子を買ってきたりしていて、夜に団子を手にして外で子どもと月を見たりしていました。

わたし 「むかしは月にウサギがいるっていっててさ」
子ども 「今もそうだよ」
わたし 「ああ、そう」
子ども 「ロシアではウサギじゃなくてカニ・・・いや、トカゲなんだって」
わたし 「ああ、そう」


というような話をしていたのですが、まさか、日本ではウサギを象徴するお月様の日に発生したウサギ台風が、こんな大きなスーパー台風になるとは・・・。

もちろん、台風は勢力が大きいからといって、必ず大きな被害が出るというものではないですので、今から大きな被害を想定するのはおかしいですが、最近の台風やハリケーン、あるいは単なる大雨にしても、少し前と比べても、さらにものすごくなっているのです。

先日の、

世界でさらに拡大し続ける黙示録的な洪水
 2013年09月15日

という記事で、アメリカのコロラド州の洪水のことについて書いたのですが、あの時の雨の量! これが最近わかったのですが、数値よりも、下のグラフがわかりやすいと思います。

被害の大きかったコロラド州ボルダーでの 9月10日から9月12日までの雨の量です。
その凄さがわかります。

andrew_boulder.png


上のグラフは、 9月10日までは平年並みに推移していた年間の雨量が、9月10日から12日までの「たった3日間の雨」で、今までもっとも雨の多かった年の同時期までの年間雨量を越えてしまったということです。

それと、「2つのハリケーンが同時に上陸した」メキシコでも非常に大きな被害が出ていて、被災者は100万人以上となっています。

異なる2つのハリケーンに同時に襲われたメキシ南部が洪水で壊滅状態に
 2013年09月19日


そのような報道の数々を見ている中でも今回の台風ウサギは、勢力だけなら今年発生した中で最も勢力の強い、文字通りのスーパー台風であるわけですけれど、上に書きましたように、勢力が強いからといって、必ずしも大きな被害が出るわけではないです。とはいえ、被害が少ないともまた思えないわけで。


人間の価値観の変化のキッカケには自然現象などによる「外部環境からの変化」というのが確かにありますが、それが今や力づくのような状態になっている感じもします。


というわけで、長くなりましたが、ここから本題の「死海のシンクホール」についてです。




「死海が枯渇しない限り時間はある」


死海は下の「A」の位置にあります。

ds-map.jpg


イスラエルとヨルダンが東西にあり、周辺もシリアなど話題の多い場所ですが、このあたりは聖書とのゆかりの強い土地であるようです。

昨年、


「死海の枯渇」についての報道が西欧と中東で相次ぐ理由
 2012年04月13日


という記事を書いたことがあることを思い出しましたが、その記事を見ると、死海はこの数十年、一貫してその水深が浅くなっていて、つまり、枯渇し続けているようです。そして、ここに来て、どうやらそれが加速しているようなのです。



▲ 1972年から2011年までの衛星から撮影した死海の写真。黒い部分は深い部分で、青い部分は水深の浅い部分を示しています。青い色がどんどん増えているのは、水深が浅くなっていきていることを示しています。



ところで、上の過去記事には「 12万年前には死海の水はなかった」ということが判明したことが書かれています。

つまり、その 12万年くらい前から死海が出現し始めたと。

12万年くらい前というのは、大ざっぱにいえば、ミトコンドリア・イブなどと呼ばれている「現生人類の最も近い共通の祖先」の女性が地球上に現れた頃でもあり(正確には 16万年前プラスマイナス 4万年とされています)、むりやりこじつければ、「死海の水が出現し始めた頃に、地上に現世人類が現れた」というような時間軸ともなっていて、そこからさらに「超こじつけ」て言いますと、


・死海の水が消える時、また現世人類は消えていく


という未来の時間軸をふと思ったりした次第でした。まあ、そんなことはないでしょうけれど、いずれにしても、今、死海が消えつつあることは事実のようです。

今回はデイリーメールの記事をご紹介しますが、もともとは「モーメント・マガジン( Moment )」というアメリカの雑誌の記事にあったものようです。

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Moment より。


モーメント・マガジンというのが何だか知らなかったので調べてみますと、英語版の Wikipedia にありまして、アメリカ在住のユダヤ人のための雑誌だそう。

死海の枯渇はユダヤ人の人たちにとって、とても気になる現象のようです。

それでは、ここから記事です。





Will the Dead Sea be eaten by sinkholes? Huge chasms are appearing in the region at a rate of one per day
eaten-sinkholes-Huge-chasms-appearing-region-rate-day.html
Daily Mail (英国) 2013.09.18


死海はシンクホールに食べられてしまうのだろうか。巨大な裂け目が毎日1個の割合で死海周辺に出現し続けている


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死海はシンクホールが原因となり、1年間に1メートルの速度で干上がり続けている。イスラエル側の死海周辺には 3000個以上のシンクホールが存在する。 1990年代には 40個だけだった。

死海が信じられないほどの速度で干上がっている。
そして、そこには巨大な割れ目が残される。

これらの割れ目は、大規模で壊滅的なシンクホールの中に出現し、これは死海全域で増えている。専門家によると、シンクホールは現在、1日に1個の割合で出現しているが、しかし、いつどのように出現するのかは予測しようがないという。

モーメント・マガジンの推計では、イスラエル側の死海の周辺には 3000個のシンクホールがあることが示された。シンクホールが最初に出現したのは 1980年代だったが、その後の 1990年代でも 40個のシンクホールが確認されただけだった。

シンクホールの増加は、年間1メートルのペースで死海が干上がっていることと直接関係している。

シンクホールは、土地の下が下降して穴が開くときに、基本的には丸い形状で土地が陥没する現象だ。死海の土地の下降は淡水と塩分の地価での反応の結果として表れる。過去数十年にわたり、増加する人々が死海に水を引き入れ続けた。これは塩を溶解し、地下により多くの空洞を作る原因となった。

死海の枯渇を防ぐ一つの解決策としては、紅海と死海のいずれかを結ぶ運河を作ることだ。しかし、環境保護論者は、これを行うと、死海の終わりをもたらすかもしれないと警告する。

専門家たちは、今よりもさらに死海の窮状を強調して訴え、そこから最善の解決策を探ることがが必要だと主張している。





ここまでです。

なんだか結局いろいろと長くなってしまいました。

なんかいろいろと「眠っている時に考えている」ことが最近また多いんですけれど(夢でなくて、普通に考えているけれど熟睡しているという意味です)、やはり、満月が関係あるのかなあ。



  

2013年09月01日



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アメリカのカリフォルニア州で8月の中旬に発生した火災は、現在も消火されてはいないようで、 CNN によれば、アメリカ森林局の局長の言葉として、「あと数週間は続くだろう」ということが述べられていて、大変な大災害となっているようです。

この火事の報道で「黙示録的 ( apocalyptic )」という単語が使われている記事を見ました。

yosemite-0828.jpg

HP より。






 

最近、この「黙示録的」という言葉はメディアでも多様されている感じはありますけれど、まあしかし、確かに上の写真の煙が火災によるものだと考えると、それを間近にした人々がそのような言葉を使いたくなる気持ちもわからないではないです。


今回ご紹介したいと思いますのは、最近の記事ではないのですが、英国 BBC で興味深い記事を見かけまして、それをご紹介したいと思います。

その記事は「1780年にアメリカの暗黒の日の原因は何だったのか」というタイトルの記事で、この「暗黒の日」というのは、比喩ではなく「1780年 5月 19日の朝から昼にかけて、アメリカの北東部が夜のような暗さに包まれた」という出来事について記されたものです。




過去の「暗黒の日」と、そして未来の暗黒の日


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▲ こちらはオーストラリアで 2009年 9月に起きた「赤い朝」。オーストラリアに出現した「地球最期の日」より。




少し前に、

21世紀も「太陽が暗くなる時」を経験するのか? : 全世界が地獄の様相を呈した6世紀と酷似してきている現在に思う
 2013年07月15日

という記事を書いたことがありますが、その記事に、過去何度かふれている英国人ジャーナリストのディヴィッド・キースという人の書いた『西暦 535年の大噴火』で描かれている「西暦535年から536年の地球の様子」について書きました。

基本的には6世紀というのはその中期の全体を通して、また世界全体を通して、著作から抜粋すれば、

「資料、年輪、考古学資料のすべてが6世紀中期は、異常な悪天候に見舞われた時期だったことを指し示している。日光は薄暗くなり、地球に届く太陽熱は減少し、干ばつ、洪水、砂嵐が起こり、季節外れの雪と特大のひょうが降った」


というような時代だったわけですけれど、当時の個人の記録には、その頃の状況がリアルタイムで生々しく描写されています。過去に何度かご紹介した記述が多いですが、再度掲載します。


東ローマ帝国の歴史家プロコピオスの西暦 536年の記述

昼の太陽は暗くなり、そして夜の月も暗くなった。太陽はいつもの光を失い、青っぽくなっている。われわれは、正午になっても自分の影ができないので驚愕している。太陽の熱は次第に弱まり、ふだんなら一時的な日食の時にしか起こらないような現象が、ほぼ丸一年続いてしまった。

月も同様で、たとえ満月でもいつもの輝きはない。





歴史家・教会指導者エフェソスのヨーアンネースの536年の記述

太陽から合図があったが、あのような合図は、いままでに見たこともないし、報告されたこともない。太陽が暗くなり、その暗さが1年半も続いたのだ。

太陽は毎日4時間くらいし照らなかった。照ったといっても、実にかすかだった。人々は太陽が以前のように輝くことは2度とないのではと恐れた。



6世紀の中盤に、長い期間にわたってこのような「暗黒の時代」となってしまった理由については、その原因の実際のところは今でも正確にはわからないのですけれど、可能性としては、巨大な火山噴火、小惑星、あるいは彗星の地球への衝突というものが考えられています。

今回ご紹介するアメリカの 1780年の「暗黒の日」は1日だけの現象で、6世紀の「暗黒の時代」とは比較できないですけれど、「暗い日中の世界になる」という現象については、ずっと興味があるというのか、気になり続けていることですので、そういう流れのひとつとしてご紹介したいと思います。

この BBC の記事では山林火災のだった可能性が高いという流れですが、しかし、最初に現在のカリフォルニア州の火災のことについてふれていますが、大規模な山林火災というのは「何週間も続く」というようなことを考えてみても、どうも何か違うような気がしますけれども、ともかくここから記事をご紹介いたします。





What caused the mystery of the Dark Day?
BBC (英国) 2012.05.18

謎の「暗黒の日」の原因は何だったのか


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今から3世紀前、北米の一部地域で奇妙な出来事が起きた。それは「朝に暗くなった」という出来事だった。その暗黒の日の原因は一体何だったのだろうか。今でも謎は残ったままだ。

西暦 1780年 5月 19日。その日の朝、空は黄色に変わり、そして周囲は夜のような闇に包まれた。そのため、人々はロウソクに火を灯し、一部の人々はこれがこの世の終わりかと考え、一心に祈り始めた。

昼の時間になっても夜のような暗さは同じままだった。

この日がニューイングランドとカナダ東部の一部で起きた「暗黒の日( The Dark Day )」として知られている日だ。過去 232年の間、歴史家や科学者たちは、この奇妙な出来事の原因についてさまざまに主張し続けてきた。

現在ではこの現象に対して多くの説がある。
火山の噴火、山林火災、あるいは、隕石や小惑星の衝突。

原因はこれらのどれかだったのだろうか?

1780年には、少なくとも民衆の人たちの科学的な知識は少ないものであったかもしれない。そのため、人々はこの現象を大変に恐れただろうと思われる。当時のコネチカット州の一部の議員は、それは「審判の日」だと信じた。

彼らがそう思った決定的な理由は、このことが起きる前の何日かの間、太陽と月が赤く輝いていたという事実によって強化されたと思われる。

歴史家のマイク・ダッシュ氏によれば、当時のアメリカの北東部の辺境は、「罪悪感と罪への贖罪」に深く関心を持つ人たちによるプロテスタント社会だったいう。この時の突然の超常的な現象である「真昼の暗闇」に直面した人々は真っ先に聖書の先例を探しただろうとダッシュ氏は述べる。

「その際に、この現象がキリストの再臨の前触れであることを人々が確信したことを示す詩が残っています。自然で起きるすべてのできごとが " 神の意志の現れ"であり、"人間社会への警告"だと人々は考えたのです」。

それにしても、実際には一体何が起きたのだろうか。



結局、1780年の暗黒の日を説明できる原因は何なのか

気象局は、非常に厚い雲が空全体を覆う際には、今でも昼間でも車はライトをつけなければならないほど暗くなることがあると指摘する。しかし、これだけで 1780年の暗黒の日を説明するにはやや無理がある。

日食が起きたという可能性に関しては、記録から完全に除外できる。しかも、日食で「完全に真っ暗」になるのはほんの数分の間であり、 1780年のように昼間中その状態が続くということはない。

火山の噴火はどうだろう。たとえぱ、2010年にアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山が噴火した時にはヨーロッパ全域で航空便に影響が出るほどの火山灰が空を覆った。専門家によると、火山灰は「黄色い太陽」となる原因となる。

たとえば、米国ワシントン州のセントヘレンズ火山での噴火は、この数十年間の日光のレベルを下げていると、マンチェスター大学の大気科学の専門家トーマス・チョウラートン教授は述べる。

しかし、 1780年にはそのような巨大な噴煙を上げたような火山活動の記録は存在しない。

そして、隕石、小惑星についてもその可能性を完全に除外できるという。

現在、多くの科学者たちはこのミステリーの答えは「木」の中に見いだせると確信している。ミズーリ大学森林学科は、ニューイングランドの内陸にある木の幹から焼けた痕跡が残っている特徴を持つ年輪を発見した。

また、1780年に干ばつが起きていたことが知られており、山林火災が発生した可能性は非常に高いと考えられている。

森林火災だけで、そのような「暗黒の日」ほどの光の変化を引き起こす可能性があるのだろうか。

プリマス大学のウィル・ブレイク博士は、「大規模火災は、暗くなりやすいのです。米国の東海岸は日常的に霧が発生します。火災の煙とそのの霧が複合的に組み合わさることで、夜のような暗闇を作り出した可能性があるかもしれません」と語った。

物理学者であり、原因不明の現象を調査し続けるウィリアム・コーリス氏は、西暦 1091年から 1971年までに、全世界で 46回の暗黒の日に関しての記述を発見した。

今日では、人々は自らの科学的知識や、あるいは衛星写真などのメディアによって現象の正体を知ることもできるが、暗黒の日は、近年まで驚くほど人々を不安し続けていた。

1780年の北米の暗黒の日とよく似た現象が 1950年に発生している。これは、アルバータの森林火災によって引き起こされたと、カナダ環境省の気候学者は言う。1950年の時、人々は「目覚めた朝に周囲が真っ暗だった」ことに気付いて、日食が起きたか、そうでなければ、人々は核攻撃が起きたのだと考えたという。

1780年の「暗黒の日」の原因が何であれ、当時のヨーロッパからの入植者たちが暮らしていた地理的な条件が人々に必要以上の恐怖心を与えたということはあるだろうという見解もある。

ヨーロッパからアメリカに入植した人々は海岸から 300キロも離れた内陸に住んでおり、そして、彼らにとって当時のアメリカは、まさに「未知の大陸」だったのだ。





ここまでです。

上の記事にある当時の真摯なプロテスタントの人々の存在を知り、ふと、旧約聖書で予言的な正確が強い書として知られているという「ヨエル書」の第3章を思い出しました。

聖書に記載されているユダヤ教の祭の直前にイスラエルへ向かった3000万のイナゴの大群
 2013年03月05日

という記事を書いている時に初めて知ったものです。
掲載しておきます。

ヨエル書 3章 1-5節

その後
わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し
老人は夢を見、若者は幻を見る。

その日、わたしは
奴隷となっている男女にもわが霊を注ぐ。

天と地に、しるしを示す。それは、血と火と煙の柱である。

主の日、大いなる恐るべき日が来る前に
太陽は闇に、月は血に変わる。




このヨエル書を思い出して書いたのには実は個人的な理由もああるのでした。一昨日でしたか、この詩(詩でいいのか?)を彷彿とさせる「夢」を見たのです。

なんだか描写が具体的ですごい内容の夢でしたが、とりあえず私の場合は予言的な意味ではなく、現在の自分の精神状態や健康状態に起因していると考えるようにしております

なので、きっと世の中は・・・今後も安泰ですよ(やや棒読み)。



  

2013年08月28日



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▲ 今朝は飛行機だけではなく、こんな感じのヘリコプターも隊列を組んで飛行していました。入間自衛隊基地から発進したのなら、米国製の輸送ヘリコプター「CH-47 チヌーク」かもしれません。






 


今朝は曖昧だけれど何だか妙な胸騒ぎがしていました。
何となく雑記でおわってしまいそうです。


いつもより往来が激しい軍用機の轟音の中で


今日(8月28日)は朝から軍用機がふだん以上に上空をゴーゴー飛んでいて、普段はあまり飛行機の音を気にしない私も「うるせえ」と思ったくらいですので、通常よりも低空飛行する航空機がかなり多かったようです。しかし、考えてみれば、いきなりこんなこをと書いても意味がよくわかんないかもしれないですね。

私の住んでいる場所は「軍事基地最前線」の場所で、自宅周辺は下のような感じなんです。

illma.png

私の住む場所のすぐ裏手が、米軍の所沢通信基地というところで、歩いて数分。米軍基地といっても、通信基地なので、タワーがたくさん立っているだけですけれど。

220px-Tokorozawa_tra_mii.jpg

▲ 所沢通信基地。


フェンスの横の道をたまに散歩したりしますが、基地内に人影が見えたことはありません。

それで、その数キロ先に自衛隊の入間基地というのがあって、ここから発進するか、あるいはここに向かう軍用機のほとんどが私の住んでいるあたりの上空を飛んでいくのですよ。

場合によっては、相当の低空飛行をしていきます。

その発進が今日は多いです。

まあ、世界情勢もいろいろで、それと合わせるように飛行機の発着というか、上空の通過も頻繁になったりすることは過去にもありましたので、あまり世界情勢と関係なさそうな埼玉の自衛隊や米軍基地も、「世界の戦争と連動して動く」というような部分はあるのかもしれません。

自分の住んでいる場所が、そのような土地だというのは、もちろん暮らし始めてから知ったのですが、うるさく感じる時にはまあ確かにうるさいですね。



どこもかしこも廃墟だらけになっていく


昨日の記事、

この夏すでに聞こえていた小氷河期の足音 : アメリカのこの夏は記録的な「低温」が圧倒していたことが判明
 2013年08月27日

の後半に下のようなことを書いていました。


これだけ世界中で壊滅的な災害が続いているということは、上のような「災害による廃墟」が世界中に増え続けていけば、時間と共に、「世界中に廃墟が増えていく」ということにも繋がるものかもしれません。復旧するより新たな廃墟が作られるスピードのほうが早いという意味です。

今の環境変化のスピードを考えると、地球の多くが廃墟に包まれる日はそんなに遠くもない気さえしてきます。

紛争や戦争などの人員的な要素も含めましても。




これは、自然災害のことを想定して書いたものなのですけれど、最後のところに「紛争や戦争などの人員的な要素も含めましても」と書いてあります、

その後、米国人のブログを読んでいましたら、そこにシリアに関しての記事があり、その内容そのものではなく、筆者が感想として書いてある短い文章が目につきました。

下の記事の写真の下に小さく書かれてある文章です。

b-end-2013.jpg

Extinction Protocol より。

上の記事の写真の下に小さく書かれてあるのは以下のような文章です。


終わりの始まり?

ベイルート、ラマラ、バグダッド、カイロ、そして、ダマスカス。中東の非常に多くの地域が上の写真の状態と同じように戦闘で荒廃した廃墟となっている。これらの荒廃した都市の多くは、決して復旧されることはないだろう。この風景が私たちが未来に残す遺産だというのだろうか?



ふと、思えば、上のベイルート、ラマラ、バグダッド、カイロ、ダマスカスだけではなく、それ以前から見れば、イラクやアフガニスタンといった中東の多くの場所が廃墟となり、その中には、ずっと廃墟のままとなっている場所も数多くあるはずです。

昨日書いた「復旧するより新たな廃墟が作られるスピードのほうが早い」というのは自然災害と人類の文明について書いたものですけれど、人的な破壊のほうも、「復旧より廃墟化していくスピードのほうがはるかに早い」というのが現実のように感じます。

上のブログの文章を読んで、そこに出てきたそれぞれの都市の当時や、あるいは現在の写真などをしばらくインターネットなどで見ていました。

少し掲載してみます。


ベイルート

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▲ ベイルート。 2006年 7月。 ニューヨーク・タイムスより。



カイロ(エジプト)

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▲ カイロ。 2013年 8月。 Cairo Insights より。



ダマスカス(シリア)

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▲ ダマスカス(シリア)。 2013年 8月。 Frontpage Mag より。


書くまでもないことかもしれないですが、それぞれの都市がかつては華々しく、また美しい都市であった場所ばかりでもあります。

ベイルートはかつては「中東のパリ」と呼ばれていましたけれど、今、ムチャクチャなことになっているシリアのダマスカスも、かつては美しい都市でした。

私はシリアには行ったことがないのですが、特にダマスカスの夜景は観光客たちから絶賛されていたようです。

下の写真は共に、Lembrancas de Damasco (ダマスカスの思い出)というブログからです。



2012年以前のダマスカスの夜景

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そして、理由はどうであれ、次々と「廃墟」と化していく。

このシリアは、場合によってはこの数日中にさらに激しい戦争の渦中に巻き込まれる可能性もあって、廃墟がまたどんどん作られていく。

なんだか、つくづく「今、自分の生きている時点は歴史のどんな過程の途中なのかなあ」と、上空の航空機の轟音の中で思ったりしたのでした。

まあしかし・・・。それが自然環境であっても、その他のことであっても、 2015年までの大きな変化は本来、覚悟していたこと。胸騒ぎがしてもあまり動揺しないで過ごすようにしたいと思います。



  

2013年08月20日



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▲ 今回の記事とは関係ないですけれど、何となく過去記事「伊勢神宮に立ち昇った光の柱」より掲載してみました。






 


夏の余韻は個人にも社会にも影響を与えて

多少、涼しくなってきたとはいえ、今でもまだ 33度やらそこらの気温は続いているわけで、そもそも通常の夏でも毎年参っている人一倍暑さに弱い私は、しばらく続いたこの気温の連続の中で、どうにも体調バランスを崩してしまったような感じです。

体調全体のバランスが崩れると、精神・神経的にも崩れやすいので、どうも本調子とは程遠い感じで。

うちの奥さんのお姉さん夫婦は、福島の郡山にいて、奥さんと子どもとおばあさんたちが夏には揃って行くのですが、聞けば、福島も今年の夏は「37度」などという気温の日があったようで、寒さには強い私の将来的な逃げ場は東北しかないと思っていましたけれど、まさか東北までもが 37度の夏となっているとは。

しかも、関東だけではないですけれど、7月の終わりに書きましたこちらの記事でふれた「水不足」は、奄美や四国などを含めて、かなりひどいものになっているようで、私の住む関東なども今のままだと厳しい状態になる可能性もありそうです。

水は世界全体で不足しているのに洪水も増え続けている今の世界。そういえば、地球の記録のこちらの記事に記載した地図ですが、中国では、下のような状況です。

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地図に「8月の雪」とありますが、新疆ウイグル自治区では、 8月 17日に雪が降ったんですよ。



中国新疆ウイグル自治区で突然降った「8月の雪」より。



ところで、先日、

南極の「氷床の下」からウジャウジャと何かが露出し始めた?
 2013年08月17日



という記事で、南極の各地で、「魑魅魍魎」的ともいえるような、得体の知れない光景が氷の上や下に見えているというようなことを書いたのですが、その後、またも南極でやや不思議な光景が報告されていました。

そのことを書かせていただきます。






南極の基地の各地に見えるピラミッドのようなもの


下の写真は、グーグルアースでの「アメリカの南極基地」のアムンゼン・スコット基地の周辺らしいんですが、何かこう、三角錐状というのか、三角のピラミッド形というのか、そういうような感じの建造物(のようなもの)が見えるんですね。

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まあしかし、グーグルアースではこれ以上近くで見られるわけではなく、何かがそのように見えているということで、そして、他の南極基地なども見てみると、そこにも、「この形」が見え隠れしているのです。

下の基地は、ベルギーの国際極地財団(The International Polar Foundation)という組織の Station Princess Elisabeth Antarctique という名前の基地です。日本語名が見当たらないですので、便宜上、直訳の「エリザベス女王南極基地」ということにしておきます。

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上の赤丸で囲んだ「岩のような地形」なんですけれど、周囲の環境を見回してみても、他にこのような地形は見当たらず、ここだけ「ピラミッド型の岩」になってるいるんですよ。

私のギリシャの心の友人の通称ギリシャ君などは自分のブログで下のように、マヤのピラミッドと比較した写真などを載せていました。

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▲ 上が南極の「エリザベス女王南極基地」の横にある「地形」。下はマヤのピラミッド。


なお、上のエリザベス女王南極基地はグーグルマップでブラウザでも見られます。
URL は、こちらです。


そして、このエリザベス女王南極基地は航空写真で見ると、下のような奇妙なフォーメーションを形作っている場所でもあります。

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グーグルマップより。






クトゥルフ神話の旧支配者たちが極地から目覚める


ところで、この話の発端となった先日の南極の記事の写真を見て、お知り合いが、「クトゥルフ神話の怪物のよう」ということを述べていたのですね。

私はその「クトゥルフ神話」というものを知らなかったのですが、調べてみると、いわゆる「古代からの神話」ではなく、20世紀になってから、幻想小説家のハワード・フィリップス・ラヴクラフトという人の小説などを元にして始まり、そのうち体系化されていった「現代神話」のひとつのようです。ラヴクラフトは下の写真の人物で、ご本人も十分に怪奇小説風の容貌を持っていたようです。

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ニコニコ大百科の説明では、以下のようにあります。


クトゥルフ神話

「はるか太古に外宇宙の彼方より飛来し、この地球に君臨していた旧支配者と呼ばれるおぞましき存在が現代に蘇る」というモチーフを主体としている。

主人公はわずかばかりの好奇心や興味から、旧支配者やその眷属たちについての信じ難い真実を目前としてしまい、想像を絶する狂気と絶望の果てに凄惨な最期を迎えることとなる。

神話に冠されたクトゥルフとは、「クトゥルフの呼び声」に描かれる、旧支配者のうちでも代表的な存在で、蛸のような頭部、蝙蝠のような翼、巨大な爪のある手足を持つ軟体動物のような存在として描かれている。



とのこと。

その「タコのような頭部」を持つクトゥルフとはどんなものかと思いましたら、森瀬繚さんという方の書かれた『図解 クトゥルフ神話』という本の表紙の絵が下のようなものでしたので、こんな感じのイメージなのかもしれません。

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この図を見て、なんだかこの本を読みたくなったので、Amazon にありまして、注文してしまいました。到着して読んでみて面白いキャラがありましたら、またご紹介しますね。


このクトゥルフ神話の本の表紙の絵と先日の南極の写真を並べて、モノクロにしてみたのが下の写真ですが、なんともまさに「魑魅魍魎」という感じの世界にも見えます。

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これから地球のあまり知られていない場所から、神話的なものも含めていろいろなものが「露出」、あるいは「再出現」していくるというような気配は確かに感じないでもないですが。ただし、良いものだけではなく、悪いものも良いものも


それにしても、クトゥルフの神話の説明の中にある「旧支配者」という語感には何となく感じるものがあります。


そんなわけで、何だかよくわからない記事になってしまいましたが、皆さんも、グーグルマップなどで南極を探検してみて下さい。

そこには、いろいろな光景が広がっています。

そして、それは近いうちにあなたの住む場所でも見られる光景なのかもしれません。



  

2013年08月17日



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今年8月のはじめ頃にこちらのお知らせで、風邪「のようなもの」を引いたりしていたことを書いたのですが、どうも治療をいい加減にしていたせいか、その風邪のようなものがまだ完全に直っていないようで、喉のあたりの違和感とか、咳みたいなのが出たりします。

それだけではなく、やはり暑い日々が続いたせいもあるのでしょうけれど、体調的にあまり良くない感じはあります。

そんな中で、昨日みたいな、

「宇宙は膨張していない」
 2013年08月16日

みたいなややこしい記事を書きましたら、何だか昨日からぐったりとしてしまいました。

というわけで、まあ、一応週末ということもあり、今日は、軽い(?)話題として、個人的に以前からずっと気になっていたんですけれど、ここでご紹介するのもどうかなあと思っていた「グーグルマップの写真」をご紹介してみようと思います。




南極という場所は一体どのような場所なのだろうかと


この一番上に載せた写真は、まあ何だかよくわからない光景なんですが、これも含めて、「それが何か」というようなことは考えずに、とりあえず、いくつかの写真をご紹介したいと思います。

その「場所」なんですが、全景としては下のような感じの場所です。

sp-zenkei-1.jpg



さらに上空に離れますと、下のような光景。

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さらに上空から見た位置として、ここはどこかと申しますと、グーグルマップの地球規模の大きさの地図では、下の場所になります。

sp-zenkei-3.png



つまり、南極大陸の沿岸に近い場所なんですけれど、上のほうにある「岩場のような一帯」に写る光景というのが、なんというか、「奇妙」なのです

なお、これは、グーグルマップですので、ブラウザでどなたでもご覧になれます。

URL は、

https://maps.google.com/?ll=-66.66087,110.47445&spn=0.000593,0.002411&t=h&z=19

です。

上のほうに貼りました全景の中から、下に丸で囲んだあたりのいくつかを写真を下に貼ります。

sp-zenkei-1-02.jpg


上の丸で囲んだあたりには下の写真のようなものが夥しく写っているのですが、普通に考えれば、ここは南極ですので、「すべて氷か雪か岩」であるはずだと思うのですが、私の目がおかしいのか、どうしてもそのように見えないのです。

ちなみに、薄く「 Google 」という文字が入っているのは、これがグーグルマップの写真だからで、その文字は関係ありません。


上のフィールドに移っている「モノ」たち

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などです。


これらの光景は、ご自分で上の URL からこのフィールドの周囲をご覧になっても、すべて見つかります。






南極の別の場所にもどうも納得のいかない光景があります


他にも、南極には「どうもよくわからない光景」が各地で見受けられます。
以下の写真は、7月29日の「地球の記録」に載せたものです。

南極の秘密基地? Google Earth に写る未知の建造物的な物体
 2013年07月29日

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この下の写真は、 Google Earth の上の場所のあたりにうつっているものですが、座標 67°39'25.14" S 46°09'23.19" E の周辺に下のような物体が写っています。

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他にも南極の奇妙な写真は日々見つかっています。


最近は何度か、

崩壊し続ける南極大陸 : 東京23区のサイズ以上の面積の氷山が南極の氷河から分離して漂流中
 2013年07月17日

などのような、南極大陸の氷床の溶解や崩壊の記事を記したことがありますが、あるいは、南極で部分的に地表から消えている氷の「下」から何か出てきている?というような、ややオカルト的な考えもふと頭をよぎります。

南極の真実とは一帯どんなものなのでしょうね。

くだらないと言われればそれまでですけれど、最近気になっているのです。



  

2013年07月30日



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▲ 日本の豪雨を報じる 7月29日のウォール・ストリート・ジャーナル「Japan Soaked by Downpours, East and West」より。






 


昨年の7月に、

私たちが経験している現在の気候変動は次の数万年の人類史への扉かもしれない
 2012年07月13日

という記事を書いたことがあります。

昨年も洪水の多い年でしたが、しかし、「1年後の夏はどうなっているのだろう」ということに関しては、どういう方向に行くのかよくわかりませんでした。世界の気候は、すでに、少し先の気候に対しての予測ということ事態ができないような混沌を見せ始めていました。

今あらためて上の記事を読み返しますと、私は下のように書いています。


正直な思いを書けば、今後も、この「洪水」というものとは向き合い続けなければならないことのように感じています。

その理由は、たとえば、九州の「前例のない雨量の雨」というものを見てもそうですが、「もはや天候は過去とは違う」ということがあるからです。

また、こちらの記事では、先日発生したロシアの洪水についてふれたのですが、そのロシアの洪水の状況も「異常」だったことが続報で明らかになっています。



これは予測とかではなくて、文中にありますように単なる「正直な思い」なのですが、この文章の中にある 2012年 7月に起きたロシア・クバン地方での洪水というのは、当時としては「かつて経験したことのない雨」という表現を言い尽くしているような雨と洪水でした。



▲ 豪雨で水没したロシアのクバン地方西部。2012年7月。


そこで起きた洪水について、ロシアのモスクワ国立大学の気象学者が述べた言葉が下のものです。


今回洪水が起きたクバン地方ゲレンジク地域は乾燥した亜熱帯地方に属する。

ところが今回、ゲレンジクでは1昼夜に300ミリの降雨量を記録した。これは7月としては6ヶ月分の降雨量に相当する。

300ミリがどれほど多いものであるかを理解するためには、1平方メートルあたりの面積に10リットルのバケツの水を30回注いでみれば想像がつくだろう。




上の中に「これは7月としては6ヶ月分の降雨量に相当する」という言葉があります。

私は昨年、上の言葉に「驚き」を感じながらも、それでも何となく「ひとごと」のような感覚はありました。


「何ヶ月分の雨が1日で降るとかは特別なことで、そうそうあるものではないだろう」


と。

しかし、今の日本・・・

下の記事は 7月28日の毎日新聞のものです。


記録的大雨:数十年に1度の「特別警報」相当 気象庁発表
毎日jp 2013.07.28

山口、島根両県で28日、局地的に猛烈な雨が降った。気象庁は「経験したことのないような大雨となっている所がある」と発表。

8月30日以降、数十年に1度の災害が迫った場合に発表される「特別警報」に相当する豪雨として警戒を呼び掛けた。

気象庁によると、山口県萩市で正午過ぎまでの1時間に138.5ミリ、島根県津和野町で明け方の1時間に91.5ミリの猛烈な雨を観測、いずれも地点観測史上最多となった。両地点とも午後2時過ぎまでの24時間降水量が350ミリ前後となり、7月の平均降水量を上回った。


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▲ 大雨で氾濫する山口県萩市の蔵目喜川。7月28日。時事通信より。



上の記事の、

> 24時間降水量が350ミリ前後


という部分。

昨年のロシア・クバン地方の洪水被害で降った「当地での6ヶ月分の雨量」が 300ミリだと書かれてあった部分を思い起こしていただきたいと思います。


そんな途方もない量の雨が、日本の各地で毎日のように降っている。


上の記事にもあります「観測史上最多」という文字を今年何度見たことでしょうか。


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▲ 7月30日の Google ニュースより。


そして、他の国の多くでも豪雨と洪水に関して、相変わらず毎日のように報じられています。






巨大洪水の報道を見ない日のない夏


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▲ 英国にも大きな嵐が迫っているようです。デイリースターの 7月28日の記事



中国では歴史的な洪水と歴史的な干ばつが同時に発生している

洪水はいろいろな国や地域でひどい被害を出していますけれど、中国の甘粛省というところで発生している洪水の被害はひどく、現在まだ進行しているかもしれないですが、昨日までの時点では、50万人近くが被災しているとのことです。

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▲ 甘粛省の天水市というところで洪水で破壊された村。この天水市だけで 22名の方が洪水で亡くなっています。 huanqiu より。



しかし、中国では、その一方で激しい干ばつに見舞われているという現実もあります。

新華社から現在の状況を抜粋します。



Lingering drought scourges parts of China
xinhuanet 2013.07.25

長引く干ばつが中国の地方を苦しめ続ける

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▲ 中国湖南省の邵陽県。干上がった大地がえんえんと続く。

中国中部で7月上旬以降続いている干ばつにより、湖南省では 53万3000人が飲料水の不足にあえいでおり、また、14の市と107の郡の約 600万ヘクタールの農地の作物が損傷を受け、 31万1000頭の家畜の水が不足している。

また、湖南省の 186の河川と 252の貯水池がすでに干上がっている。



この中国の洪水のほうの被害なんですけど、下のようなニュースにあるように「この60年の間で最も多くの洪水による避難民を出した」とありますが、他の洪水の報道でも「そのような見だしの報道ばかり」なんです。この何十年で、あるいは、この何百年で・・・という形容のことです。

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▲ 中国のニュースサイト sohu より。


先月の記事「世界中で止まらない「黙示録的な洪水」の連鎖」などで取り上げた、欧州やインドなどの洪水でも「何十年に一度」、「何百年に一度」という報道の文字が躍ります。

こう頻繁にこれらの表現を見ていますと、もう、これは特別な出来事だとはいえない頻度だと思わざるをえません。


最近は以前にもまして「全世界を飲み込む洪水」のようなことを考えることもありますけれど、最近、記事にしています「北極、南極の氷(永久凍土)の溶解」と、今のこの「毎日毎日、新しい降雨記録を生み出すような豪雨の中の生活」を見ていますと、その思いもまた強まります。


まあ・・・・・。


いろいろな理屈や原因はともかく、ともかく、実際に私たちは今そういう時代に生きている。


それにしても、まだ8月にもなっていないわけで、台風などを含めて、気候が本格的に荒れるのは通常ならこれからです。

10月頃を迎えるまでに、これらの気候の劇的な変化と「平行」するように、私たちの精神にも何らかの変化があるのかも・・・とも思いますけれど。

そのあたりについて、また過去のウェブボットの記述や、他のいろいろな観点からまた続けて書いてみたいと思います。



  

2013年06月18日



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今の私たちが生きている世界と、そしてローマ法王の本音





▲ 記事「太陽の表面にこれまで見たことのないサーペント(蛇)のような磁気フィラメントが多数這い回っている」より、6月13日の太陽の表面。






 


今となって現実に広がる「過去に語られた未来」

最近の記事では、3〜4年前のウェブボットをご紹介したりしていました。

その理由は、2009年の夏に起きるとして書かれていた状況が、2013年の今の状況と実際的にも、そして精神的な意味でも似ていると感じたからです。

その中にある予測と共に、ウェブボット代表者のエッセイなどを抜粋したりしていたのですが、今回もひとつ記しておきたいと思います。 2009年 4月のウェブボットの序文で、エッセイというより、クリフ・ハイが思っていたところの「2009年」という年に起きると予測していた概要のテーマのような感じの文章です。

エッセイのオリジナルのタイトルはフランス語で「 Merde, et merde encore! 」です。
「再びクソとクソ」というような意味でしょうか。


ALTA レポート 1309 パート6
ウェブボット 2009年4月18日配信

( 2009年の)キーワードは「変容」だ。
「変容」はそれぞれの季節で異なった現れ方をする。

夏のひどい状態は、地球関連カテゴリーの「海洋の異常」、アメリカ国民のカテゴリーの「社会崩壊」「経済危機」「食糧危機」、世界の民衆のカテゴリーの「経済危機」「政治危機」、報道のカテゴリーの「内部告発者」「統制の崩壊」、さらに影の支配勢力のカテゴリーの「恐怖による支配の崩壊」「宇宙からの未知のエネルギー」、さらに宇宙関連のカテゴリーの「宇宙からの未知のエネルギー」、「エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男」、「太陽の病気」、「太陽の異常が人間に及ぼす影響」などの複数のカテゴリーに属する複数のキーワードを通して現れている。

これが秋の感情値がもっとも高くなる転換点を過ぎると、「通貨の喪失」と「戦争の脅威」というキーワードが大変に強くなっている。まだ多くのことが集合無意識の海の中にただよっているが、これから感情値が強まるのはこうしたキーワードであることははっきりしている。



項目がたくさん並べられているのですが、カテゴリーごとに抜き出すと、

・海洋の異常

・米国の社会崩壊
・米国の経済危機
・米国の食糧危機

・全世界の経済危機
・全世界の政治危機

・内部告発者の報道機関への登場
・報道の統制の崩壊

・恐怖による支配の崩壊

・宇宙からの未知のエネルギー
・エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男

・太陽の病気
・太陽の異常が人間に及ぼす影響

・通貨の喪失

・戦争の脅威


というようなことが 2009年に起こり、その 2009年の夏は後に「地獄の夏」と呼ばれる夏となるだろうといった予測でした。


そして 2013年の今。

改めて上の項目を見てみると、「宇宙からの未知のエネルギー」という項目と、「エイリアンテクノロジーを持ち出す2人の男」というふたつは確認しようのない項目なので、何とも言えないものですが、それ以外については本当に今の時代を感じさせます。


特に「内部告発者」というのは今が旬のキーワードなのですが、これについては、以前から、


現在のあなたや私はインターネットやスマートフォンを通して、現実にはどんな世界に住んでいるのか


ということを本当は書きたいのですが、摩擦なく書くには難しい問題です。

今までブログを書いていてコワイと思ったことなどないですが、この問題は、正直恐ろしい部分があります

まあ、そのことを書く機会などはおいおい考えるとして、2009年のウェブボットの

・海洋の異常
・社会崩壊
・経済危機
・太陽の病気
・太陽の異常が人間に及ぼす影響
・戦争の脅威


というものに関して、最近は切実に感じることだとは多くの方が思っていらっしゃるのではないでしょうか。


太陽の病気(太陽の異常)については、過去記事も多くあり、最近も何度か記事にしました。

そして、先日の記事、

太陽の複合的なフレア発生の可能性は? : 巨大コロナホールと太陽フィラメントが同居している中に戻ってくる多数の黒点群
 2013年06月16日

では、

・黒点からの太陽フレア
・磁気フィラメントによる太陽フレア(ハイダーフレア)
・コロナホールからの太陽風


という、強力な太陽風や太陽嵐(どちらも大量の電磁波や放射線のようなもの)を起こす要因となるものが一同に介しそうになっていることなどを記しました。

corona06.jpg

▲ 太陽の中央の巨大な黒い部分が 5月の下旬から「太陽に穴が開いたように」出現していたコロナホール。


もちろん、そんな複合的なフレアなど発生するはずがないと思いますが、しかし「絶対にない」と言える人もいないはずです。

太陽と地球の関係は長いですが、「太陽観測の歴史」など短いものです。

そして、私たち人類が太陽を観測し始める前の太陽で何が起きていたかは私たちにはわからないわけで、長い時間の中では、とんでもない大きな現象というものが起きていた可能性はかなり高いように思います。



上のウェブボットの項目の「社会崩壊」、「経済崩壊」、あるいは「戦争の勃発」といったキーワードに関しても、今はここ数年でも最大に感じます。

日本語のニュースを読んでいるだけでも世界の混乱と緊迫は十分にわかります。




ブラジル、トルコ、そしてシリアの現在

サッカーといえばブラジルというような連想が起きやすいですが、そのブラジルでは、そのサッカー大会への反対も含まれるデモが 20万人というブラジルの近代史で珍しいほどの大規模なものになりつつあります。


ブラジル:反政府デモ20万人に拡大 W杯反対の主張も
毎日新聞 2013.06.18

サッカーのコンフェデレーションズカップが続く南米ブラジルで、公共交通料金の値上げをきっかけとする反政府デモが拡大し、少なくとも8都市で計20万人以上にふくれ上がった。

来年にワールドカップ(W杯)開催を控える中で、首都ブラジリアのサッカー場では「我々はW杯はいらない。必要なのは病院と学校のための金だ」と抗議するデモ隊もおり、コンフェデ杯やW杯への政府支出もやり玉に挙げられている。

軍政(1964〜85年)が終わってから、同国ではこれまで大規模な反政府デモはなかった。



そして3週間目に突入しようとしているトルコのデモは一触即発。


トルコ副首相、抗議活動収束に軍投入も辞さない姿勢表明
ロイター 2013.06.18

エルドアン政権に抗議するデモが続くトルコのアルンチ副首相は17日、抗議活動の収束に必要であれば軍隊の投入も辞さないとの姿勢を示した。

同副首相は国営TRTテレビに対し、「警察と治安部隊はすでに投入されている。これで十分でない場合、憲兵隊が投入される。さらに不十分な場合は、トルコ軍の一部を出動させる可能性もある」と述べた。



そして、イランはアサド政権を支援するため、4000人の軍隊をシリアに派遣。

iran-4000-troops.jpg

ABC オーストラリア よリ。


もちろん、このまま世界が穏やかに収束していくということもあるかもしれませんけれど、どうにもそう思うことのできない感じはあります。まあ、これは私個人の「心の闇」が世界の見方を暗くしているからかもしれません。

見る人が見れば今の世界は「幸せな世界」なのかもしれないですが・・・私にはまったくそうは見えません。


あと、ウェブボットの項目に、

・通貨の喪失

という項目があります。

これはわかりにくいですけれど、いろいろな意味で、今後は現実感のある話になっていく感じもしないでもないです。

アメリカは今年 10月に新紙幣を発行しますが、そのあたりのことも思い出したりしました。


新100ドル札を10月発行 模様動くなど偽造対策強化
CNN 2013.04.25

米連邦準備制度理事会(FRB)は、新しい100ドル札を10月8日に発行すると発表した。製造工程で予想以上の遅れが生じたため、当初予定からは3年近くずれ込んだ。



日本の「円」にしても、今のままでずっと続いていくのかどうか・・・。


まあ、社会的な予測は私のできるところではないですので、このあたりにしておきますが、こういう混乱が予測される世界の中では、国の指導者の人なんかも大変でしょうが、宗教などの代表者の人々も大変だと思います。

そんな中、先日、新ローマ法王のフランシス法王が、「法王になりたくなかった」と語ったことがニュースとなっていました。

newpope.jpg

HP より。


何だか忘れていました・・・新しい法王のこと。

前法王ベネディクト16世が退位する頃は報道も大きく、このブログでも何度か記事にしました。

過去記事の、

最後の法王と呼ばれ続けたベネディクト16世(2): 予言では存在しない 112代法王
 2013年02月17日

のタイトルにありますように、聖マラキ( 1094年 - 1148年 )という人がおこなったとされる「予言」では、ローマ法王は 111人目で終わり、112人目については書かれていないのでした。

実際の記述は下のようなものです。


「全ての教皇に関する大司教聖マラキの預言」より 111番目の教皇

111. オリーブの栄光

ローマ聖教会への極限の迫害の中で着座するだろう。
ローマ人ペトロ 、彼は様々な苦難の中で羊たちを司牧するだろう。そして、7つの丘の町は崩壊し、恐るべき審判が人々に下る。
終わり。



この111人目で「法王の歴史は終わり」と書かれてあります。

111人目の法王にあたるのは、前法王のベネディクト16世でしたので、「次は記されていない」ということで、112人目は登場しないと言われていたりしたのですが、その112人目の法王はいらっしゃるわけです。

その「予言では存在しないけれど存在しているフランシス法王」が、「本当は法王になりたくなかった」と語っていたという話です。


訪問先で子どもたちの前で語ったことのようです。
その記事をご紹介しておきます。





Francis Gets Personal: I Didn't Want To Be Pope
HP 2013.06.07

個人的な話では:「私は法王になりたくなかった」


教皇フランシスは 6月 7日、「法王には決してなりたくなかった」と思っていたことを明らかにした。また、法王は現在、「精神的な健康」のために、バチカンのホテルで暮らしていることも同時に述べた。

法王は現在、イタリアとアルバニアを横断してイエスズ会の学校を訪問しており、何千人もの生徒たちと会っている。ここで法王は、自発的な側面を見せている。

というのも、これまで法王の答弁は、あらかじめ用意された質問と答えで成り立つものだったが、フランシス法王は事前準備された言葉を使わず、自分の言いたい言葉で子どもたちと語ったのだ。

生徒たちは、法王が何の準備もしない質問に応答してきたことに驚きつつも、生徒たちはこの法王の行動に歓声と拍手で応えた。

法王は、子どもたちの質問にひとつひとつ応えた。

そして、子どもたちとの会話の中で最も衝撃的な瞬間は、テレサという6歳にもならない赤毛の女の子がフランシス法王に「法王になりたかったですか?」ときいた時におとずれた。

フランシス法王は、「自分自身を憎んでいる人だけが法王になるのですよ」と冗談を言ったが、しかし、その後、法王は真面目な顔で「私は法王になりたくなかった」と言ったのだ。

他にも 30分間のあいだにいくつかの質問に法王はフランクに答えた。

ベネディクト 16世の時にも、年に1、2度、若い人たちから質問を受けることがあったが、ベネディクト法王の時には質問は必ず事前に準備された。

しかし、今回のフランシス法王の質問と答えは明らかに自発的なものだった。

彼の子どもたちへの最後のメッセージは心地良いものだった。

「誰であろうと、きみたち子どもから希望を奪ってはいけない」。





ここまでです。

なんとなく「悪い人ではなさそう」といった感じのフランシス法王の印象を受ける記事なんですが、しかし、「法王になりたくなかった」という人が法王をやっているというのは、やはり「 112人目の法王の存在の希薄さ」というものを感じる部分もあります。



  

2013年06月12日



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▲ 今回の記事と関係ないですが、数日前にフランスのカンヌなどのあるリゾート地沖で発生した、海上の大竜巻。この地域では非常に珍しいそうです。動画や文字記事は「フランスのカンヌの沖合に出現した巨大な水上竜巻」にあります。
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ギリシャで「当日の通達」により公共テレビ放送局が閉鎖された日に


今朝、驚いたのニュースは NHK の下のニュースでした。
部分的な抜粋です。


ギリシャ 財政再建で公共放送局閉鎖へ
NHK 2013.06.12

多額の財政赤字を抱えるギリシャ政府は11日、財政再建策の一環として、公共放送「ERT」の放送を11日いっぱいで終了させ、閉鎖すると発表し、従業員などが反発しています。

ギリシャ政府の報道官は11日、テレビで演説し、公共放送のERTについて、運営にむだが多いと厳しく批判したうえで、「われわれは財政赤字を減らして危機から抜け出さなければならず、公共部門のむだを見逃すことはできない」と述べて、11日いっぱいで放送を終了させ、閉鎖すると発表しました。

そのうえで報道官は、今後はより少ない職員によって運営される新しい放送局の設立を目指し、関連法案の準備を進める考えを明らかにしました。



それで、この後、どうなったかというと、「本当にその日のうちに公共放送が止まった」のでした。その後の展開は AFP の「ギリシャ政府、公共放送局を閉鎖 衝撃広がる」という報道に出ています。

その部分だけ抜粋します。

記事に出てくる ERT というのが放送局の名前です。


ERT は発表後も放送を続けていたが、国営アテネ通信によると、放送は午後 10時からギリシャ各地で徐々に停止し始め、午後 11時すぎに全土で完全に途絶えた。

ERT で 30年間働いてきたという技術者の男性は、警察が山に登ってきて送信施設を管理する人員を制圧したと述べた。

財務省は放送停止に合わせ、 ERT の組織は解体されたと発表。




政府が「今日で公共放送局を閉鎖します」といって、数時間後に「警察が送信施設を制圧」して、そのまま放送終了・・・。

「そんなのアリなの?」

と、さすがに驚きました。

公共放送というと、たとえば日本でなら NHK に同じことが起きるようなことを考えると、いかにこれが「あり得ない」という感覚を抱くような出来事かおわかりかとも思います。

国営メディアの「当日通達、当日閉鎖」というのは、クーデターなどがあったような場合を別にすれば、普通に機能している国では聞いたことがないです。

もちろん、ギリシャのインターネットなどのメディアは大きく報道しています。


greek-tv-2.jpg

▲ ギリシャの報道メディア TANEA のトップページ。騒然とした放送局周辺の様子が伝えられています。


これ、やっばり普通じゃないですよね。

気候も含めて、やっぱりいろいろと「普通ではない」ということを思うところで、先日の記事の、

「穏やかな地獄の夏」へ向かう気配の中で : 噴出する様々な異常気象の原因
 2013年06月08日

のタイトルの「地獄の夏」というフレーズを再び思い出します。






その舞台は 2009年ではなく 2013年以降だったのかも


この「地獄の夏」というフレーズは、ウェブボットに 2009年春頃までのレポートにほぼ毎回登場したフレーズで、正確には

2009年 地獄の夏

というフレーズでした。


つまり、ウェブボットの予測では 2009年の夏の状態を「地獄のような時期になる」と予測していたのでした。しかし、特にそういうようなこともなく 2009年の夏は過ぎていき、そして、それから4年経ちました。


今になって、その「地獄の夏」として描写されていた 2008年頃のウェブボットを読んでみると、まるで、「今」のことを読んでいるような気がしたのです。

それで、少し抜粋してみようと思いました。

2008年から 2009年のウェブボットには、「地獄の夏」のフレーズは、何度も何度も出てくるので、その中のほんの一部です。たとえば、下の「 2009年」というのを「 2013年」などと置き換えて読んでみていただくのと、なんとなく現実感のある文章にも思えてこないでしょうか。


ALTA レポート 909 パート5
ウェブボット 2008年12月7日配信

・ 2009年に地獄の夏を経験するのはアメリカだけではない。英語圏に属するすべての地域、さらに英米の金融資本が流入し主要な役割を果たしているEUの諸地域もこれを経験する。2009年の5月末から、アメリカはその存在が危機に瀕する時期を迎えるので、これにより世界中で民衆は、社会的にも、また個人的にも混乱する。

・ 世界的な混乱は6月の夏至の日前後から拡大する。混乱の原因は金融システムに集中するがそれだけではない。天候の異変によっても混乱が引き起こされる。地球環境の劣化によっていくつかの地域の生態系が崩壊するのである。

・ 地球環境の劣化は、世界の沿岸部が海抜の変化によって大きな影響を受ける事態をももたらす。これによって、多くの人が民族大移動のように居住地域を変えなければならない事態にいたる。





ALTA レポート 1109 パート1
ウェブボット 2009年1月31日配信

・ 2009年地獄の夏の期間 ( 5月半ばから 10月 10日くらいまで ) には地球環境も大きく変化する。それは洪水の発生である。

・ この洪水はおもに平地が水浸しになる一般的な洪水とはかなり異なっている。それは降雨量がほとんどない高地の谷あいの地域などで発生する大雨による洪水である。大雨はものすごい水流となって高地の谷を下り、洪水を引き起こすのだ。これにより、高高度の地域に突然と湖が出現する現象が相次ぐ。

・ 高高度の地域における降雨量の突然の増大は、気象のパターンに甚大な影響を与える。夏のジェット気流の方向が変化するのである。これによって気象パターンが変化し、本来は洪水とは無縁な乾燥地域 が洪水に襲われるような現象が見られるようになる。また反対に、この気象パターンの変化で干ばつが多く発生する。

・ 気象パターンの変化で、乾燥地帯で洪水が発生し、湿潤な地域で干ばつが起こるというような変化が出てくる。特に干ばつは深刻である。



他にも様々な描写は数限りないのですが、ウェブボットでは、「2009年地獄の夏」は、


・金融市場の崩壊
・洪水を筆頭とする自然環境の激変
・太陽活動の異常
・戦争
・真実の暴露


といったことについての大きな出来事が起きるという「予測」が数多く書かれていました。

上の中では「真実の暴露」なんていうのも最近いろいろとあります。

少なくとも、2009年よりは上のそれぞれが非常に「身近」に感じるのが現在の 2013年であり、そして、あるいは来年はさらにこれが肥大するのか、あるいは、もう地球なんてなくなっているのか(おいおい)それはわからないですが、いずれにしても、今となって、ウェブボットの内容と現実のリンクが大きくなっていることは感じます。

g-fl-eco.jpg

▲ ヨーロッパの洪水被害は経済的にもドイツだけで120億ユーロ(約1兆5000億円)に達する可能性があるそうです。







赤の意味をさらに考えて


ところで、タイトルにした「血を流す樹」というのは、最近、 YouTube にそのような木の映像がアップされて話題となっているのですが、まあ・・・その映像自体は限りなくフェイクの雰囲気が強いのですが、では、なぜそのことにふれるのかというと、やはり今まで「血」と「赤」のことについては多く記事にしてきたことがあるということと、そして、今回の YouTube の投稿の説明欄で、旧約聖書の「エズラ記」というものを知ったということがあるためなのでした。

YouTube のその動画はリンクだけを示しておきます。
動画自体は私にはフェイクに見えます。

bl-ki.jpg

http://youtu.be/9Ez7jzTo_RE


この動画そのものはともかく、投稿した人のこの動画の説明に「聖書エズラ記の黙示録の描写に木が血を流すという部分がある」と書かれてあったのですね。

聖書のエズラ記というものをここではじめて知ることになったわけですが、なるほど読んでみますと、確かに「木から血が滴り落ち」という記述が出てくる。聖書というものにはいろいろな書やセクションに「終末」、あるいは「黙示録的」な描写が出てくるものだなあと改めて思います。


本当は今回の記事そのものを「地獄の夏」と「赤の意味」と「エズラの黙示録」を組み合わせてうまく書きたかったのですが、今回の一度ではまとめるのは無理な感じですので、今回はそのエズラ記の「血を流す樹」の部分を抜粋して記事をしめておきたいと思います。


次回か近いうちに、もう一度、ウェブボットや「赤の意味」について書かせてもらうことになると思います。まだ書き足りていないことがあるのです。


では、エズラ記はここからです。
日本聖書協会からです。







エズラ記(ラテン語) / 5章 1-8節


では、しるしについて語ろう。見よ、その日が来て、地上に住む人々は大いなる恐怖に捕らえられ、真理の道は隠され、国土は信仰の不毛の地となるだろう。

そして不義が、あなた自身が見ている以上に、また、あなたがかつて聞いた以上に増えるだろう。

また、あなたが今見ているその国は世界を支配しているが、やがて乱れて廃虚となり、人はそこに荒れ地を見るようになる。

しかし、もし、いと高き方があなたに生き残るのをお許しになるなら、三日の後に天変地異を見るであろう。

突如として夜中に太陽が輝き、真昼に月が照る。その上、木から血が滴り落ち、石が声を発し、人々は恐慌を来し、星は軌道を脱するだろう。

そして、地に住む人の望まぬ人物が支配するようになり、鳥さえもみな渡り去るだろう。

ソドムの海は魚を吐き出し、夜には得体の知れぬ妖怪が声を発し、すべての人がその声を耳にする。方々で深淵が口を開き、そこから繰り返し炎が吹き上がる。





ここまでです。

参考までに、過去の「赤の意味」というようなことについて書いたことがあります記事をリンクしておきます。

2012年の「赤」の意味: DNA を持たずに増殖する「赤い雨から採取された細胞」とつながる人間の赤血球
 2012年11月28日

赤の意味: 再び現れた赤い海と赤い雨
 2012年07月31日



  

2013年03月05日



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そして、イランの首都テヘランでは「突然変異した巨大ネズミの大群とイラン軍の戦争」が進行中

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▲ イランの首都テヘランで起きている「軍隊と巨大ネズミの戦争」をギャグで表したらしい記事。エジプトの報道メディア El Balad より。しかし、テヘランで軍隊が巨大ネズミの狙撃を始めていることは事実で、そのことは下のほうで報道記事をご紹介します。
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聖書の世界が次々と現れる中東にて


先日の記事、

ガザ地区に打ち上げられた無数のマンタと、エジプトに現れたイナゴの大群に思う「第6の太陽の時代」
 2013年03月02日

では、エジプトに出現したイナゴの大群のことを取り上げたのですが、事態は拡大の様相を見せ始めています。

事態が拡大というより「報道の規模が拡大した」という感じです。

それはイナゴの大群が「イスラエルに向かい始めた」からです。
前回の記事に載せた位置関係の地図に、現在の状況を加えたものが下の地図です。

map-egypt-gaza-2013-03.jpg


関係した記事を簡単にご紹介しておきます。



Israel on alert as locusts swarm Egypt
news.com.au 2013.03.05

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隣国エジプトのイナゴの大群発生に対して警戒するイスラエル

破壊的な数のイナゴの大群がエジプトで発生しているが、隣国であるイスラエルも警戒態勢に入った。イナゴは農作物に壊滅的な影響を与える可能性がある。このイナゴの大群が、エジプトからイスラエルに広がる可能性があり、懸念を強めている。

イスラエル農業省は緊急ホットラインを開設し、イナゴの大発生を防ぐためにイナゴの目撃情報を当局に報告するようにイスラエル住民に求めている。

くしくも、イスラエルでは聖書にイナゴの厄災が登場する「出エジプト記」と関係する過越祭が近づいている時期でもある。聖書によれば、イナゴの厄災は、神が古代ヘブライ人を奴隷にしたためにエジプト人に課せられた十の災いの一つだ。






というような感じになっているようです。

前回記事で書きましたが、私のようなキリスト教徒ではない人間でも「聖書の中の記述」を気にしていたくらいですから、聖書に関わりの深い人たちには「エジプトからイスラエルにかけてイナゴの大群が出現している」とい事実は印象的に感じるのかもしれません。

下は、米国「タイム」のオンライン版のその記事のページです。

time-03-05.jpg

TIME より。


「イナゴの大群が、聖書にある十の厄災のごとくエジプトに舞い降りた」いうような見出しになっていて、アメリカの記者でさえもこの出来事から「聖書」の記述を連想していたようです。

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旧約聖書の予言書「ヨエル書」に出てくるイナゴ


イナゴは、聖書の中に繰り返し出てきます。
特に「出エジプト記」といものの中には、現在起きている光景とよく似た描写が出てきます。

日本聖書協会の共同訳から抜粋します。


出エジプト記 / 10章 12-15節

主はモーセに言われた。「手をエジプトの地に差し伸べ、いなごを呼び寄せなさい。いなごはエジプトの国を襲い、地のあらゆる草、雹の害を免れたすべてのものを食い尽くすであろう。」

モーセがエジプトの地に杖を差し伸べると、主はまる一昼夜、東風を吹かせられた。朝になると、東風がいなごの大群を運んで来た。いなごは、エジプト全土を襲い、エジプトの領土全体にとどまった。このようにおびただしいいなごの大群は前にも後にもなかった。

いなごが地の面をすべて覆ったので、地は暗くなった。いなごは地のあらゆる草、雹の害を免れた木の実をすべて食い尽くしたので、木であれ、野の草であれ、エジプト全土のどこにも緑のものは何一つ残らなかった。



また、一方で、イナゴは旧約聖書の「ヨエル書」というものにも出てきます。
そもそも、この「ヨエル書」の第1章は、日本聖書協会のページでは下のように始まります。

yoeru-01.jpg



この「ヨエル書」のヨエルというのは誰だかよくわからないみたいで、Wikipedia には、


1章1節によれば、筆者はペトエルの子ヨエルであるという。ただし、ペトエルという名は聖書中ここにしか出現せず、ヨエルの出自を明らかにする情報は存在しないと言ってもよい。



とあります。

この「ヨエル書」というのは、上の Wikiepdia によれば、「ユダヤ教では後の預言者に分類され、キリスト教では預言書(十二小預言書)に分類される」というものだそうで、つまり、予言的な正確を持つもののようです。

たとえば、下のような下りが次々と出てきます。


ヨエル書 1章 15節
ああ、恐るべき日よ
主の日が近づく。全能者による破滅の日が来る。

ヨエル書 2章 10節
その前に、地はおののき、天は震える。太陽も月も暗くなり、星も光を失う。




このヨエル書のラストは何となく、こう、「情緒的」ともいえる結末を見せておりまして、読んでいてなかなか響きがよかったですので、3章を全文抜粋しておきます。




ヨエル書 3章 1-5節

その後
わたしはすべての人にわが霊を注ぐ。
あなたたちの息子や娘は預言し
老人は夢を見、若者は幻を見る。

その日、わたしは
奴隷となっている男女にもわが霊を注ぐ。

天と地に、しるしを示す。それは、血と火と煙の柱である。

主の日、大いなる恐るべき日が来る前に
太陽は闇に、月は血に変わる。

しかし、主の御名を呼ぶ者は皆、救われる。主が言われたように
シオンの山、エルサレムには逃れ場があり
主が呼ばれる残りの者はそこにいる。






最初は「ヨエル書を読めば、酔えるっしょ」という冗談を書こうとしていましたが、そういう感じではないですね(書いてるじゃねえか)。





過越祭 (ペサハ)というユダヤの祭

このようなことが書かれてある聖書ですが、今回の「イスラエルへのイナゴの進行」が大きく報道されるのには他の理由もあるようで、もうじき、ユダヤ教の非常に大きな宗教的祭事があることも関係しているようです。

その直前にイナゴがイスラエルにやって来たと。

その祭事とは、私は今回初めて知ったのですけれど、日本語では「過越」(すぎこし)というものだそうです。英語で、Passover、 現地のヘブライ語では、passover.pngというものだそうで、「ペサハ」というような読み方をするようです。こちらによりますと、起源は、


聖書の出エジプト記 12章に記述されている、古代エジプトでアビブの月に起こったとされる出来事と、それに起源を持つとするユダヤ教の行事のことである。

(中略)

神は、当時 80歳になっていたモーセを民の指導者に任命して約束の地へと向かわせようとするが、ファラオがこれを妨害しようとする。そこで神は、エジプトに対して十の災いを臨ませる。その十番目の災いは、人間から家畜に至るまで、エジプトの「すべての初子を撃つ」というものであった。



この十の災いの中に「イナゴ」が出てくるのです。

前回記事から引用しますと、モーセは、


> イナゴの猛威は、全てを食いつくし 最後は、伝染病により ファラオから奴隷、家畜に至るまでその初子は全て死に絶えたのであった。


というようなことをしたようです。

あーなるほどねえ・・・。


たかがイナゴの大群の出来事がどうしてこんなに大きく報道されているか、やっとわかりましたよ。

いや、イナゴの大群なんてもの自体は数年おきにどこかで発生していて、それほど珍しいことではないのですが、「場所」と「時期」の関係でこんなに大きくなったもののようです。

このペサハという祭、今年は 3月 26日の日没から始まるようです。


ここまで長くなってしまいましたが、冒頭に載せました、「イランの巨大ネズミとの戦い」の話を簡単に書いておきます。





いまだかつて見たことのないような巨大ネズミの鎮圧に軍隊が乗り出したイラン


ちょっとグロい写真ですが、その「巨大ネズミの巨大さ」を示すために、写真つきのニュースのひとつを載せておきます。

teheran-bigrats.jpg

▲ 英国のインターナショナル・ビジネスタイムズより。タイトルは「変異体の巨大ネズミと陸軍の狙撃手たちによる戦争がテヘランで発生」。


上の記事をご紹介します。

ここからです。

ちなみに、記事に、イランの大学教授の話として、「おそらく放射線、およびそれらに使用される化学物質の結果として、遺伝子が変異を起こしたのではないだろうか」というゴジラみたいな談話がありますが、そのあたりは研究実証された話ではないですので、適度にお受け下さい。



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2013年03月02日



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▲ 2月28日に、パレスチナのガザ地区海岸に打ち上げられたエイ(マンタ)。報道では 400体はあったと伝えられています。下に動画もあります。






 


2013年3月の終わりの中東のふたつのできごと


map-egypt-gaza-2013-02.jpg

▲ 今回のできごとの位置関係を示した地図です。



昨日は記事を更新できなかったのですが、昨日知った中東の報道からいろいろ調べているうちに時間が過ぎてしまった次第です。そのニュースとは、今回のタイトルにもしていますが、下のふたつのニュースです。

文章は内容の概要です。


「ガザ地区に大量のエイの死体が打ち上げられる」

manta-01.jpg


ei-gaza.png
Assabeel 2013.02.28

ガザ地区の沿岸で、大量のマンタの死体が発見された。翌朝、エイは地元の漁師たちによって解体された。エイは多くが血まみれだった。
正確な原因はまだわかっていない。




「エジプトにイナゴの大群が来襲」

egypt-locust.jpg


Farmers brace for locust invasion in Egypt's Nile Delta
Ahram 2013.02.26

エジプト南東部のナイル川デルタ地帯を異常な数のイナゴの大群が襲っており、農業地帯にダメージを与える可能性があると国連食糧農業機関(FAO)が報告した。

国際穀物理事会によると、エジプトは2012年に8.5万トンの小麦を生産しているアフリカ最大の小麦の産地であり、イナゴによって農作物が被害を受けることによる食糧供給への影響が懸念されている。それでなくとも、エジプトの財政は現在、不安定な状態で、そこにさらなる打撃が加えられる可能性がある。




前回の記事、

「空に太陽がふたつ見える時に法王はローマから逃げるだろう」と ノストラダムスは述べたのか述べなかったのか
 2013年02月28日

では、ノストラダムスの「百詩篇」の中からいくつかご紹介するようなことになっていました。

最近は偶然性だけで生きている私は、「昨日の今日だし、ノストラダムスにマンタとかイナゴとか出てるかも」と調べてみると、ノストラダムスの詩の中には「イナゴ」が出てくるものがありました。

訳はノストラダムス wiki から拝借したものです。


ノストラダムス 百詩篇第 3巻 82番

フレジュス、アンチーブといったニース周辺の諸都市は、
海と陸から鉄器によって荒廃させられる。
イナゴたちが海と陸とで順風に乗る。
戦争の掟なしに囚われ、死なされ、縛られ、掠奪される。



イナゴは聖書にも出てきます。

「ヨハネの黙示録」の9章です。


ヨハネの黙示録 / 9章 1節-6節

第五の天使がラッパを吹いた。

すると、一つの星が天から地上へ落ちて来るのが見えた。この星に、底なしの淵に通じる穴を開く鍵が与えられ、それが底なしの淵の穴を開くと、大きなかまどから出るような煙が穴から立ち上り、太陽も空も穴からの煙のために暗くなった。

そして、煙の中から、いなごの群れが地上へ出て来た。

このいなごには、地に住むさそりが持っているような力が与えられた。いなごは、地の草やどんな青物も、またどんな木も損なってはならないが、ただ、額に神の刻印を押されていない人には害を加えてもよい、と言い渡された。

殺してはいけないが、五か月の間、苦しめることは許されたのである。いなごが与える苦痛は、さそりが人を刺したときの苦痛のようであった。この人々は、その期間、死にたいと思っても死ぬことができず、切に死を望んでも、死の方が逃げて行く。



というくだりです。

また、「出エジプト記」の14章7説にも「神はイナゴ、カエル、地、そして死を送りつけた」という下りがあり、過去記事の「血の川の出現:原因不明の理由で真っ赤に染まったベイルートの川」に、その部分があります。




軽簡単旧約聖書「創世記 出エジプト」より。

モーセとアロンは、十の災いを示した。
杖でナイルの川の水を打つと川は、血の色に染まり飲めなくなった。
次に蛙の大群が押し寄せ エジプト人の体と家を覆い しらみとアブが大発生して 家畜や人を襲い疫病が蔓延した。
人と獣に膿をもつ腫れ物ができ 空からは雷鳴と供に激しく雹が降り 畑の作物と木々を打ち砕いた。
イナゴの猛威は、全てを食いつくし 最後は、伝染病により ファラオから奴隷、家畜に至るまでその初子は全て死に絶えたのであった。






この「出エジプト記」によると、モーセとアロンが示した災いの順番としては、

・川が赤くなる
・カエルの大群
・しらみの大発生
・アブの大発生
・疫病
・人と獣に腫れ物
・雷鳴と雹
・イナゴ
・伝染病
・すべての初子が死に絶える


などとなるようです。

上の中で、雷鳴や雹などは今では普通のことですし、伝染病も満ち溢れていますが、カエルとかしらみとかアブというのはどうなんですかね。まあ、しらみを「スーパーナンキンムシ」と言い換えれば・・・思い当たるフシも。

そんなわけで、上のそれぞれに合う In Deep の過去記事から、雷鳴と雹や、感染病などあまりにも多いものを除いて、他のものを照らしてみますと、




などのようになりそうです。


ところで、雹(ひょう)は最近の自然現象としては確かにありふれてはいますけど、最近の傾向としては「ものすごくデカイ」のですよ。数十センチとか1メートルとかの雹が降るのです。

最近も米国のミシガンで下みたいな雹が降っています。

ice-bolders.JPG

Ice boulders roll onto shores of Lake Michigan より。


下のは昨年4月の米国テキサス。

hail01-02.jpg

「直径1メートルの雹(ひょう)」を降らせた春のテキサスの「異常な嵐」より。


これらがもし、人や建物に直接当たった場合はどうなるかというのは想像できる部分があります。かつては「大きいことはいいことだ」と言われたりしたものですが、なんでも大きければいいというものでもなさそうです。


ここまで「イナゴ」から脱線してしまいましたが、昨晩何を調べて朝になってしまったのかというと、「エイ」なんです。



スマイルフェイスのまま海岸に広がる数百の死体


下の動画は、現地のテレビで放映された「打ち上げられたエイ」の動画です。


パレスチナのガザ地区に大量のマンタ(エイ)が打ち上げられる




ニュースの後半は、地元の漁師たちがエイを切り刻んで持って行く映像となって、なかなか凄惨ですので、そこは割愛しましたが、そこまで見たい方は、オリジナルのこちらに全編あります。

今回、ガザ地区に打ち上げられたエイは、英語の記事などを読むと、マンタ、あるいはオニイトマキエイというもののようなんですが、このマンタというものが、聖書やあるいは神話や伝説に出てくるかというと、それがどうもわからない。


調べていてわかったのは、そもそもこのマンタ、あるいはエイ全般というものの生態は謎が多いということだったのですけれど、まあ、しかし、そのあたりに踏み込むと無駄に長くなりますので、また「エイ」の出来事などがありました時に、ふれてみたいと思います。


ちなみに、マンタは、昨年の夏に私は実物を見ました。

過去記事の、

生物学者も識別できない大量の「謎の生き物」に侵略されているオアフ島の海岸
 2012年07月22日

で、江の島水族館に行った時のことを書いていますが、そこにマンタもいました。

マンタは裏から見ると、下みたいな顔(?)をしているんですよ。
裏という言い方でいいのかどうかわからないですけど。

manta-face-01.jpg

nique's AREA88 より。


なので、ガザの海岸で死んでいる 400体のマンタも砂にくっついているほう、つまり、裏側のほうは、上みたいな顔のままで死んでいると思うのです。スマイルで転がる死体たちというのか。

そのあたりを想像すると、迫力のあるニュースだという気もします。


今回の出来事は、ふたつとも中東で起きているということもありますが、特にイスラエルなどに関しては今年になって、何度か記事にしたこともあり、特に個人的に、この3月からはイスラエル周辺の動向を注目しているという部分はあります。


今年に入ってからのイスラエル関係の記事は下のものなどです。

イスラエルの「嘆きの壁」に中国人民解放軍の参謀総長が立つ姿を見た日
 2013年01月31日

daniel.jpg


ジョージ・ワシントンのビジョンと予言(1): オバマ大統領が初めてイスラエルに降り立ち、第112代ローマ法王が選出される3月を前に
 2013年02月24日


また、ここ1年くらいの間に、イスラエル周辺での中東で起きた中で印象的な現象としては、下のようなものがありました。

イスラエルの天気予報マークに出現した「虹」マーク(2012年11月)

rainbow-2012-12.jpg

▲ 記事「虹という「地獄の門」の彼方に」より。2012年11月20日の天気予報が「虹」と示されていました。



ベイルートで赤く染まった川(2012年2月)



▲ 記事「血の川の出現:原因不明の理由で真っ赤に染まったベイルートの川」より。





第6番目の太陽の時代は本当にやって来るのだろうか


それにしても、なんだかんだと、現在のいわゆる「第5の太陽の時代」では、やはり中東というものは、全世界の意識が向く場所なのかもしれないなあと思います。

この「第5の太陽の時代」というのはスピリチュアル的な話ではありますが、世界各地の古代文明に出てくる概念で、「今の時代の次は第6の太陽の時代になる」と言われていたりします。そして、それが始まるのは、2012年12月21日だという人もいますし、 2013年 3月28日と主張する人たちもいます。

解釈の正否はわかりませんが、しかし、この概念はマヤ文明やアステカ文明を含む古代メソアメリカ文明に共通した部分が多くあるようです。

その中で、アステカ文明では、現在の時代である「第5の太陽」までを下のように説明しています。過去記事「アステカ神話の過去4つの世界と太陽。そして、現在の太陽トナティウの時代の終わりは」からです。







第1の太陽 アトル 水の太陽

第2の太陽 オセロトル ジャガーの太陽

第3の太陽 キアウトル 雨の太陽

第4の太陽 エヘカトル 風の太陽

現在の太陽 オリン(トナティウ) 地震の太陽







時代区分の解釈はともかくとして、古代のマヤ文明やアステカ文明の人々は、その「第6の太陽の時代という完全に新しい時代」が来るとした未来感の中で生きていたようです。

そういう時代が本当に来るのかどうか、もはや私にはわからないところはあるのですけれど。