2012年03月31日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




世界的な科学者の素朴な疑問『どうして 110億年前の銀河がすでに完成した形なのか?』



次々と発見され続ける「遠い場所にある銀河」の存在自体が現在の宇宙理論に大きな疑問を提起している。


最近、私は、ビッグバン理論をはじめとした「有限宇宙論」というものの存在が私たち人類の生き方を寂しいものにしているというようには思っていて、それとは別に今まで、このブログでも「ビッグバン理論がすでに成立していないことに関しての発見」についての記事はよくご紹介していました。

それらのリンクは記事下にご紹介します。

最近、「どうして110億年前などの(現在の理論ではビッグバン直後の頃の)銀河が、すでに何百億も成長を続けたような姿をしているのか」ということに関して、米国のジョンズ・ホプキンス大学の科学者が疑問を呈したことが話題となっています。ジョンズ・ホプキンス大学は、1876年に世界で初めての研究大学院大学として設立された権威筋の大学です。

そのことが米国の人気宇宙科学サイト「デイリーギャラクシー」で紹介されていたのですが、この記事には非常に多くの読者からのコメントが寄せられていて、そのコメントが大変に興味深いものが多かったので、本文記事を要約程度にご紹介した後に、コメントもいくつかご紹介します。

「もう現代の宇宙理論を信じていない」という空気が非常に色濃く漂っています。


関係ないですが、埴谷雄高さんの小説『死霊』の一節の中に、


「おお、イエス、イエスよ。自覚してくれ。過誤の人類史を正してくれ。」

(「死霊」 第七章 最後の審判)



というフレーズがありますが、埴谷さんは、さらに人類の役割として「過誤の宇宙史を正すこと」を挙げています。これはもちろん、ビッグバンとは関係ないことですが、ビッグバン理論の是正という程度の小さなことから始めれば、いつか人類は「正しい宇宙史」ということにたどり着くのかもしれません。

もっとも、私自身は「宇宙の歴史」というもの自体が存在しないと思っていますけれど。

この世に存在するのは基本的には「瞬間だけ」だと考えています。これについてはいつか少し考えがまとまれば書きたいと思っていますが、こんなことばっかり考えているから気分が悪くなるのかもしれません。いや、本当に。


jesus-1.jpg

▲ 1995年の NHK の ETV特集「埴輪雄高 死霊の世界」より。小説の一節の朗読の場面。


なお、先日、「ヨーロッパ南天天文台が新たに 20万以上の銀河を発見したこと」をご紹介した、

惑星や銀河は「瞬間的にできるものなのかもしれない」と思った朝

という記事にも書きましたが、今後、このジョンズ・ホプキンス大学の科学者のような疑問はごく普通に議論されていくことになると思います。宇宙論の是正・・・というより、宇宙史を考え直す時期は極めて近いところまで来ているようです。

私はひとりの素人天文ファンとして、日本人科学者の方を含めた、あらゆる科学者の皆様の賢明な検討を期待しながら生きていきたいと思います。それは単なる宇宙論の是正ではなく、人類の観念が変わる瞬間でもあると私は思っています。

それでは、翻訳記事はここからです。
本文のほうは要約で、コメントは抜粋したものです。

続きを読む



  

2012年03月27日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





「日本人自らが描いた120年前の日本の光景」が美術書として出版されることに

英国のマンチェスターにジョン・ライランズ図書館という歴史ある図書館があり、その図書館のサイト「CHICC Manchester」というものがあります。

昨年から今年にかけて、このイギリスの図書館が全力を傾けて編纂した一冊の本がありました。

それは昨年9月に In Deep の、

日本人自らが撮影した 120年前の日本の光景
2011年09月17日

という記事で紹介したものです。

1800年代の終わり頃、日本人自らが日本の風景を撮影し、そして日本人自らが写真に彩色した絵が250枚以上残っており、そのイギリスのジョン・ライランズ図書館に所蔵されていました。バラバラだったそれらを一冊の書にするため長い期間をかけて編纂していたのです。




▲ 上記の過去記事より、1897年の京都の嵐山




▲ 上記の過去記事より、牡丹園。




▲ 上記の過去記事より、京都の茶屋でくつろぐ女性たち。


私は当時、それらの写真を見ていて、理由はわからないのですが涙が止まらなくなり、それで記事にしたのですが、ジョン・ライランズ図書館のブログの最近の記事で「ついにその編集作業が終わった」ことが書かれており、そして何と、一般向けに発売されるのだそうです。予約受付が始まったことが書かれていました。

JAPAN, DESCRIBED AND ILLUSTRATED BY THE JAPANESE. OUT NOW!
「日本人により描かれた日本の風景」が完成


japan.jpg

上のが表紙のようです。
ここに収められている絵と写真の数々は日本にも現存していないと思われる記録ですので、かなり貴重なものだとは思います。

サイトには紹介文が下のように書かれていました。



これは今まで出版された本のなかでも、最も貴重で美しい豪奢な出版物のひとつになるだろう。ここには、今の日本から失われてしまった昔の日本の美しい光景の彩色写真 259枚が収められている。すべて当時の日本人により描かれたものだ。

美術的にも極めて貴重な絵と写真が完ぺきな複写技術で蘇った。




今は先行予約で、まだ発売ページはないですが、発売される頃にまたアナウンスがあると思いますので、ご紹介しますね。発売するのは歴史的美術関係の専門出版社と思われる フォリオ・ソサイエティ という歴史のある出版社のようです。

サイトはすべて英語ですし、イギリスからの発送ですが、サイトを読む限り、基本的には全世界どこへでも発送するのだそう。ただし、EU以外の国には、到着まで数ヶ月かかるようですが。

ただ、フォリオ・ソサイエティの本の価格を見てみますと、安いものでも20ポンド代(3000円くらい)から、写真中心の高いものだと2万円くらいするものもあります。今回の「日本写真集」は労力もかかっている上に資料的価値も非常に高く、また写真が多いので、値段も高そう。その場合は私には買えなそうなので、買われたどなたかが見飽きたら私に下さい(笑)。

そんなわけで、これに関しては発売しましたらまた書きますね。
続きを読む



  

2012年03月26日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 3月19日頃、海外のアマチュア天文家が「火星の北東方向の頂上から雲のような奇妙なものが出ている」ということを発見し、その天文家が自分の天文サイトに撮影した火星の写真をアップして以来、ここ数日、大変な話題となっています。
その現象は現在も継続中のようです。


2日ほど前に米国の msnbc ニュースでも取り上げられましたので、その記事をご紹介します。

写真は決してわかりやすいものではないですが、3月21日に撮影されたのはこのようなものです。矢印の部分がそれです。

mars-haze-01.jpg


どうしてこの程度のことがそんなに話題になるのかというと、たとえば、地球をこのくらいの距離から撮影して、「宇宙から撮影しても見えるほどの、つまり数百キロ以上の高さで「地球から何かが噴出していたら」と考えると、「そんな現象あり得ない!」ということが想像つきます。


この写真に写るモヤみたいなものの高さなんですが、この写真からの計算では、地表から約 240キロメートルの高さとなることが書かれています。

これがどのくらい途方もない高さかというと・・・たとえば、ちょうど昨日の記事で、フィリピンのピナツボ火山の 1991年の噴火のことを取り上げたのですが、現在の地球で実際に起きている噴火の規模としては最大級に近いその噴火での最大の火山灰の高さが「高度 34,000メートル」でした。約 34キロ。

そこから考えると、この火星の「 240キロメートルの高さのモヤ」というのは、火山の噴火や悪天候などを含めた地表での自然現象だとしたら、壮絶なことが起きているということになるかもしれないですし、地表での自然現象以外だとすると、空中での「何か」ということで、その説明は難しいことになっているのだと思います。

実際、このアマチュア天文家の撮影を受けて NASA の火星探査ミッション施設もすぐにその場所の観測を始めたことが記事に書かれています。


昨年以来、太陽系の様々な惑星で地球から見てわかるほどの大きな変化が発生していますが、火星にも現れたということかもしれません。

木星では、地球以上の大きさの「赤道縞」というものが消えたり(下の写真)しています。



過去記事での最近の太陽系での異変の記事をリンクしておきます。




ここから今回の火星のニュースです。



続きを読む
タグ:火星の現象



  

2012年03月24日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





水星は他の太陽系の惑星とは構造が根本的に違う可能性を示すデータ。そして、水星は地理的活動が継続している「生きている惑星」であることをも示唆。

前記事:
水星の真実: 探査機メッセンジャーの撮影で水星の「何か」がわかるかもしれない(1)


--
(訳者注) 前回の続きで、今回が水星探査機メッセンジャーの記事の翻訳です。

なお、前回の記事では「薔薇十字のシンボルの秘密」にある「水星の意味」を書きました。でも一応書いておきますが、私は今でもオカルト、占星術等に関して、ほとんど一切の知識を持ちませんので、シンボルなど説明について間違っている部分がたくさんあると思いますので、そのあたりは読まれている方で訂正されながら読まれてほしいと思います。

私は固有名詞を覚えるのが「本当に」嫌いで、よく Wikipedia から引用しているのは固有名詞の確認のための意味もあります。
DNA の4つの種類なんかも今でも覚えていません。人の名前もあんまり覚えません。忘れるのではなく最初から覚えようとしないんです。

私、本当に左脳的な意味では頭がクソバカなんで、それを念頭に置いていろいろと読まれていただくと幸いです。

それでも、過去記事でもそうですが、科学的な間違いの部分は訂正することもあっても、それ以外はあまり訂正はしないです。

なぜなら、「それが私の頭の中の世界だから」です。自分の頭の中の世界を訂正すると、自分の世界がいびつになってしまうような気がするんです。


これにも理由があって、In Deep 以前の・・・たとえば、昔のクレアなどから読まれている方がもしいらっしゃれば、おわかりかと思いますが、私はもともと「誰でも知っているような知識がまるでない」のですよ。暗黒物質も宇宙線も太陽系にある惑星の位置も、地球の年齢(と言われているもの)なども2年ほど前まで知りませんでした。クレアを書いていて偶然知ったのです。

そして、最近書いているようなところにまで来ている唯一の理由は「偶然」だけなんです。

偶然の連続でいろいろなことを知り、いろいろなことを思った。

In Deep でこれまで書いた様々なことは(翻訳は別として)ほとんど「見て感じるまま」を書き続けていました。直感にも至らない、「ボーッと見たまま」。そして、その後に起きる偶然のつながりが現在まで続いているという感じです。

そして、今ではこの偶然は「生まれた時から始まっている」と感じだしたりしているわけで、この「偶然の流れ」を断ち切ることもできないのかなあと思います。

この世や、あるいは宇宙の流れのままにボーッと流されていくしか「自分」を知る方法はないと感じています。



惑星の由来を知った真実

こんなこと書いていいのかどうかわからないですが、先日書いた記事、

惑星や銀河は「瞬間的にできるものなのかもしれない」と思った朝

という中に書いた「宇宙のすべてのものは瞬間的にできるのかもしれない」というのは、実は自分で「マー油」というものを作っていた時に気づいたことでした。

マー油は九州の方ならご存じかもしれないですが、熊本ラーメンなどには必ずのように入っている焦がしニンニク油のことで、私はマー油が好きなんですが、東京のほうではほとんど売っていないのです。

なので、自分で作るしかないのですが、これは、ニンニクをきつね色とかではなく、「炭化するほど真っ黒に焦がす」必要があるのものなのですが、先日作っていた時、油の中のニンニクが「最後に焦げる瞬間の反応」を見ている時に、小さなニンニクのみじん切りが一気にくっついて、瞬間的にガッと塊になったのですよ。

それを見て、

「宇宙の星間物質が惑星になるのなら、それが固体化するのは瞬間的な崩壊と生成で成立するんじゃないの?」

と思い至った次第です。


基本的に星間物質はどんなに磁場や重力(と言われるもの)が集合していったとしても、長い時間をかけてもそのままのはずです。

星間物質は宇宙空間の中で大変に密度が低いので、それ自体が「固体になる」なんて「長い時間だけ」では無理な気がするのです。

仮に、何億年もの時間をかけて磁場などで星間物質(宇宙塵など)が集められ続けたとしても、それが「最終的にはピュンッと爆発的瞬間的な反応で固体化する」という化学的な反応の瞬間が必要なはずなのでは、と。


まあしかし、マー油のほうがうまくできたので、「まあいいや」とそこで考えるのをヤメましたが、その翌日、「新たに20万個の銀河が見つかった」というニュースを見て、また思い出して記事として書いたような感じです。


まあ・・・私なんて大体すべてにおいてこんなもんなんです。

発想もテキトーだし、基準もいい加減。

何もかもいい加減でテキトーで、クズのような生き方でライフ・アズ・ファックそのものな人生。

それは自分で十分にわかっているから、エラソーにするのがイヤで、だからこそ消えていきたいと思っているんです。

でも突然何かを書いていたりして、今のように書きたい時は無意識に近いように書いてるわけなんですよ。だから、どこまで自分の存在を消して書き続けられるかということとの勝負になっている面もあるかもしません。


私は生まれてわりとすぐ小児ぜんそくになり、幼稚園にほぼ行けなかったので、幸いなことに「先生から学ぶ」というスタイルの人生を知らずに幼少期を育ちました。そのスタイルを高校卒業まで完全に貫いたせいで、まったく何も知らない大人になりましたが、何も知らない分、何を知っても嬉しいし、今でもそれは同じです。

この自分のスタイルは今後も変えません。

つまり、「先生は作らない」。


仮に私に先生がいるとすれば、それは「この世」です。


この世が見せる偶然と進行だけが先生です。


ちょっと横道に逸れすぎました。
それでは、翻訳記事を。
オーストラリアの ABC の報道です。



続きを読む
タグ:水星の真実



  


In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





水星は他の太陽系の惑星とは構造が根本的に違う可能性を示すデータ。そして、水星は地理的活動が継続している「生きている惑星」であることをも示唆。


次記事:
水星の真実: 探査機メッセンジャーの撮影で水星の「何か」がわかるかもしれない(2)


mercurysurprise-02.jpg

▲ NASA の水星探査機メッセンジャーが送信してきた水星の最新の写真。右のカラー写真は11種類の波長の違うフィルターから NASA が構築した「真実に近い色」の水星の疑似カラー写真。天文家たちは「今まで想定していた水星とは違った」ということにかなり戸惑いを見せているようです。
--

(訳者注) 昨日、米国をはじめとした西洋のメディアでは、一般大手メディアから科学専門サイトをまで、いっせいに「水星 (Mercury)」の文字が紙面やサイト面に躍りました。

それは NASA の水星探査機メッセンジャーが送信してきた水星の写真に多くの謎や驚きが示されているというものでした。


これまで水星について何度かふれたことがあります。
代表的な記事としては、

突如スポットを浴び始めた「水星」(西洋神秘学では最重要惑星)
(2011年10月01日)

というものを書いたことがありました。
このことについて改めて書いてから、翻訳記事をご紹介したいと思います。


「この世」を支える水星

上の過去記事のタイトルにある「水星が最重要惑星」という意味なのですが、西洋の神秘学、例えば、薔薇十字に関係した記述では、下のようにあります(エメラルド・タブレッド)より。


聖杯は、両性具有を意味する水星で支えられている。
水星は男性と女性の両方の性質を持つ。

これは「逆にあるもの同士を結びつける」ことをあらわす。

太陽と月が水星を用いて偉大な仕事を成し遂げるシステムだ。





上の図はエメラルドタブレットですが、赤で囲んだ部分が「水星」です。

そして、その上に「聖杯」が描かれています。
太陽と月が聖杯の中に何か注いでいる。

ごく普通に考えて、注がれている聖杯の意味するところは何か・・・と考えると、それは、「地球」か、あるいは「人間」か、あるいは、それらを含めた「この世」というようなものを表していると思います。

つまり、中世の神秘学では、「この世(地球)」を下から支えているのは「水星」のようなのです。

水星が太陽系の中で最も重要な意味を持つ惑星だと書いたことにはそのような理由があります。


ここで、過去記事「 1785年の「薔薇十字の秘密のシンボル」の冒頭に出てくる数字」でご紹介しました 1785年の古書を再度見てみようと思います。

そうすとる「水星のシンボル」がもう至るところに出てくるのです。

たとえば、下のような1枚すべてがイラストのページがあります。書かれているラテン語はわからなくても、この絵の中で最も数多く描かれているのが水星です。この絵だけは縮尺したため見づらいですので、イラスト内に注釈を入れさせていただきました。

mercury-001.jpg


上のイラストからは、太陽も月も、そして、男も女も、すべて水星に支えられていることが何となくイメージとして伝わってきます。さらに、中央の絵の真ん中にいる立派そうな男性の頭上に輝いているのも、「太陽ではなく水星」です。

その男性は6個の「7」の数に囲まれた六芒星の中にいます。
太陽や月はその下に並んでいるのがおわかりでしょうか。

あらゆる存在を水星が支えている。
少なくとも薔薇十字の古書では、そうなっているということになりそうです。


以下、他の「薔薇十字の秘密のシンボル」の中にある他のイラストをいくつかご紹介します。イラストの中に注釈は入れません。キャプションだけで説明します。

120px-Mercury_symbol.png

水星のシンボルは上のマークですので、それを参考に見てみて下さい。
続きを読む



  

2012年03月23日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





欧州天文台が新たに観測した「 20万個の銀河」をみて


(訳者注) 今回の翻訳記事は、ヨーロッパ14カ国とブラジルが共同で運営する天文観測施設のヨーロッパ南天天文台(ESO)のニュースリリースなんですが、それを読んでいて、ふと思ったことを書いておきたいと思いました。

今の天文学の中での「最も誤った考え」・・・いや、誤ったという書き方は変ですが、「根本的な考え違い」のひとつとして「宇宙の様々なものは徐々にできていくという概念」があるのではないかという気がしたのです。

つまり、地球も含めた星とか、あるいは銀河とかが「何億年もかけて作られていく」というのが現在の天文学の一般的な考え方ですが、しかし、この世の中に「徐々にものができていく」という反応なんてあるのかなと。そう見える物理的反応でも、実際には「瞬間の反応が積もり積もっているもの」ということがあって、そういう中で、星などのように巨大なものが似たような形で作られていることに「徐々の反応」を考えるのは難しいのではないかという気がしたのです。


以前、地震のトリガーの記事で書いたことがありますが、地球上での「化学(ばけがく)的反応」というのは瞬間的なものなわけですから、宇宙の様々も実は「一瞬にできるものなのでは」という気がとてもします。

水は0度以下とかになると凍るものと考えがちですが、実は物理的な刺激がないとなかなか凍らないもので、これを過冷却水(凍る温度より冷たい温度なのに凍っていない水)とか呼び、そこに小さな刺激を与えると「一気に」氷となります。

YouTube で「過冷却」で検索するといくらでも出てきますが、下のように、すでに水の温度はマイナスになっていても凍っていない水に、ほんの少しの刺激を与えると一瞬で氷になります。




こういうような反応は、実は地球上での物質の崩壊や、あるいは「作られる」ことのあらゆることに言えることで、万力で石を締め付けても割れない場合、そこに水を一滴垂らすと一気に砕けるというのも「化学(ばけがく)的反応」です。

現象としての崩壊は「創造と同義」でもあります。

過冷却の水の場合は、「水(の形)が崩壊して」、「氷(の形)が作られる」。
しかも一瞬で。

これは小さなものだから起きる現象だと思われるかもしないですが、しかし、多分ですが、たとえば、条件が同じなら、地球の海くらいの量の海でも同じことだと思います。

実際には地球の海くらいの大きな水は風や揺れなどの物理的現象を常に受け続けているので、同じような実験はできないですが、原理としては、「物質はあるけど、ふだんは風や振動などの物理的な刺激が何もない膨大なもの(場所)」に刺激を加えると「膨大な化学的反応が起きる」ということはあり得るわけです。

そして、その「ふだんは風や振動のなどの物理的な刺激が何もない膨大な場所」の代表的なところは「宇宙」です。

宇宙は、基本的に、磁力と宇宙線などの動き以外の物理的な動きはあまりない空間がえんえんと広がっているように思います。でも、一方で、宇宙空間は、宇宙塵や各種の有機物などをはじめとした物質(あるいは放射線や宇宙線自体も物質)で満たされていることもまた事実で、それらが何かの物理的刺激によって、化学的反応を起こすと、「瞬時にして」何かができるかもしれないと。

つまり、たとえば、地球なんかも「瞬間的にできる」。

もっといえば、銀河なんかも瞬時にできる。


今回ご紹介する「新たに観測された20万個の銀河」というニュースを読んで、観測技術の向上だけでは表せないすさまじさも感じ、あるいは、宇宙はどんどんと瞬時にできているのかもしれないと思ったりした次第です。


ちなみに、物理的な刺激を与えているものは宇宙線だと思います。

それは、過去記事でも書きましたが、宇宙線が地球の雲や雷などの組成に関係しているることがほぼ明らかとなっていて、つまり、宇宙線にはそれだけ「物理的な刺激」を与えられる能力があると考えられるからです。



なんとなく私たちは「大きなものは一瞬にはできない」というように思いこんでいる感じがするのですが、冷静に考えれば、小さなものに起きることが大きなもので起きないと考えるほうが不自然な感じがしたりもします。

このことを強く確信することには、やはりエメラルドタブレットなどにある「すべてのものはひとつに通じる」とという概念です。ひとつの物理法則(化学的反応)の原則は、すべてに繋がる原則のはずで、宇宙だけがゆっくりとした生成の過程を経て作られるというのは変だなあと。


ここまで書いたことは今朝ふと思っただけのことですが、しかし、この「宇宙にあるものはいきなりできる」ということはかなり実際に近いことにも思います。

そして、そう考えると、天地創造とかの神話も理解しやすいです。

過冷却などの凍っていく拡がりのスピードと、地球の大きさなどを比較すると、地球くらいの大きさの星なら「何もない宇宙空間から1週間くらいで作られちゃう」という感じがします。物理の法則には「伝播のスピード」があるので、それ以上早いのは無理そうですが、それでも1週間くらいで地球が作られるのなら、まあ「一瞬」の範疇に入るのかなと。

宇宙のどこかで毎日「ポンポンと」地球や銀河ができているのだとするとおもしろいです。


今回の記事はここまで書いたこととは関係ないんですけど、最近、新たに20万個の銀河が見つかったというニュースです。

あと、最近、オーストラリアのスウィンバーン工科大学というところから「四角い銀河が発見された」という論文が発表されていました。下の写真の銀河です。

Square-Shaped-Galaxy.jpg

▲ 正式名は LEDA 074886 。真ん中のコアが丸い宝石みたいにも見えるので「宝石箱銀河」と言う人もいました。


これはスウィンバーン工科大学のニュースリリースで見たのですが、その後、ナショナルジオグラフィックの日本語版でも紹介されていましたので、そちらをリンクしておきます。

長方形の銀河を発見 (ナショナルジオグラフィック 2012.03.20)

それでは、ここから「20万個」の銀河の報道です。

ヨーロッパ南天天文台(ESO)のニュースリリースからです。ESO は最新式の赤外線望遠鏡の「 VISTA 望遠鏡」によって、次々と新しい星や銀河を見つけています。



続きを読む



  

2012年03月07日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 米国の著名な理論物理学者が提唱した「私たちの知る宇宙は、様々に存在する宇宙のひとつに過ぎない」という、つまり「無限の宇宙の可能性」を提唱したことが科学界で話題となっているという記事なんですが、実は「この記事の内容がまったくわからない」のです。

見出しに惹かれてご紹介しようと思ったのですが、原文をいくら読んでも理解できなくて、とても訳せるわけなさそうなのでやめようと思ったのです。しかし、しばらくしてから読み直して、「ここまでわからないなら何か意味もあるのかも」と思って、とりあえずご紹介します。

わかる部分だけを訳しましたら短い記事になってしまいましたが(苦笑)、それでもこの部分でも間違っている部分は多いと思います。


ちなみに、この「宇宙は無限」という響きは素敵なのですが、しかし、読んでいると、それでも、何か物理学者たちは「形や始まり」を決めたがっていると感じます。

たとえば、文中に、

> 私たちの宇宙が、巨大で無数の「無限から生まれた」という考え方だ。


というように、「生まれた」( born )という言葉が使われていることでわかるにように、どうあっても宇宙は「生まれた」という考え方に持っていきたいという基本概念が根底にあります。この考えが根底にある限り、ビッグバン理論が消えても、「他のビッグバン理論」が組まれるだけという感じもしないでもないです。

まあ確かに、宇宙が「生まれた」のか「生まれていないのか」はわからないことですけど、私は「生まれていない」と思っているので。

宇宙は「単なる瞬間」だというのが私の考え方です。
時間軸は存在しない。

無数の「瞬間」の交錯が宇宙だと最近は思います。

まあそれはいいや。

では、ここから記事です。



続きを読む



  

2012年03月04日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) かなりタイムリーなんですけど、昨日、「ビッグバン宇宙論は人類に有害」というような意味の記事を書きました。そうしましたら、今朝、この「現在の宇宙論の崩壊」というテーマと関係しそうなニュースがありました。

もともとは、NASA のハッブル望遠鏡サイトのニュースリリースという「宇宙観測のお膝元」からのものです。
NASA のニュースリリースはこちらです。

Dark Matter Core Defies Explanation in Hubble Image
ハッブルが撮影した画像では暗黒物質のコアを説明することができない
2012.03.02 NASA ハッブルサイト ニュースリリース


ニュースの内容は、「銀河団の衝突から形成されて、合併したと考えられる巨大な銀河団アベル520の暗黒物質と暗黒物質の中心(暗黒コア)にある銀河と、その高温ガスの分布を示す合成画像を公開した」というものですが、その写真に写る様子は「現在の宇宙論では説明不能」なのだそう。

このアベル520は、2007年に発見されたもので、当時から「暗黒物質の分布が銀河と一致しない」ということが言われていたようです。しかし、今回、NASA が新たに提出した画像により、曖昧だったそれらの問題が「明確」に突きつけられたということのようです。


暗黒物質の存在は、現在の宇宙論の根幹のひとつ

暗黒物質理論とは「現在のビッグバン宇宙論を支える根幹のひとつ」であるのですが、これら暗黒物質は、存在を見ることも感じることももできなく、計算上だけで「あるもの」とされているものです。

なので、たとえば、「暗黒物質」が全否定されれば、宇宙理論を根本から考え直す必要さえ出てくるのかもしれません。

しかし、そんな難しい話は科学者たち当人の話であって、私たちとしては、昨日の記事にある「この世は無限であってほしい」という夢を持てればそれでいいのだと思いますが(とはいえ、その夢が実現されるためには「ビッグバン宇宙論」が崩壊する必要があるわけですが)。


ところで、その NASA が発表した「説明することができない」という星雲の写真そのものが、また異常に美しいのです。
こちらです。

hs-2012-10-a-large_web.jpg


まるでイラストのようですが、NASA の最先端宇宙望遠鏡のひとつが写しだした現在の宇宙の姿のひとつのようです。


今回の翻訳記事は、宇宙に関しての情報量と開示の速度でトップクラスのサイト「デイリーギャラクシー」のものをご紹介します。今回の NASA の発表でかなり混乱した様子の内容の文章になっていて、後半は何が説明されているのかよくわからない下りもあります。それでも、「どうしてそういうことにになりうるのか」という理由を、現代宇宙論で説明しようとしています。


どうでもいいですけど、最近「シンクロ」のペースが早い感じがします。今回も「昨日書いたことの関連が今朝のニュースに出ていた」ということになりましたが、こんな感じのことが多いです。


最近は料理に時間が多くとられているのですが、記事もなるべく書きたいと思います(止まったら止まっちゃうから)。

料理というか、ここ何十年か、すっかり塩分が少なくなってしまった日本の料理全般に次第に我慢できなくなってきていて、少なくとも(酒のつまみなどで)自分で食べるものだけは、昔ながらの日本の味にしたいと思って、自分でいろいろと作るようになりました。「昔ながらの日本の味」なんていうとえらそうですが、それはつまり「昔はなんでも、しょっぱかった」ということですね。

私たちの子どものころの日本の食卓はとにかく、煮物は醤油で真っ黒だったし、梅干しや塩からや塩鮭などは「塩よりしょっぱい」といわれたようなものばかりで、それでごはんをたくさん食べるのが食事というものでした。「減塩」という概念がどうしてこんなにこの世にはびこりだしたのかよくわからないですが(強制したりされたりする問題じゃないはず)、味の薄いブリのアラ煮とか、甘い梅干しとか食べているとしみじみとさびしいです。

話が逸れそうですので、本記事に入ります。



続きを読む



  

2012年03月03日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 最近たくさん書いているなあと思います。実際に日々ニュースが多いこともあるのですが、どうにも止まらない・・・という部分も多少あるようです。

まあ、過去の自分のブログの例を見ても、止まる時には一気に止まる傾向にあるので、書けているのは嬉しいですが。クレアの時は一度止まったら、そのまま半年以上更新が止まりました。今度止まったら 30年くらい更新が止まるような気がします(更新再開は墓場から)。


さて、昨日、土星に関係する記事「予想以上に「地球のきょうだい」であることがわかりつつある土星の衛星タイタン」というものを書いたのですが、今朝また土星関係の見出しを見ました。

また土星の「衛星」の話です。

今回はディオネという衛星。

この衛星を最初に見つけたのは現在の NASA の土星探査衛星の名前にもなっているフランスの天文学者ジョバンニ・カッシーニという人で、土星の衛星を数多く見つけた17世紀の人です。

ジョバンニは活動の序盤に(それが書きたかったのかよ)土星の衛星レアなどを発見して、1684年にディオネを発見しています。今から、330年位前のことですかね。

Giovanni_Cassini.jpg

上の写真がカッシーニで、この自画像が似ているのならかなりのイケメンですよね。

17世紀の科学者では、ニュートンもかなりのイケメンでしたが、このニュートンに関しては、最近書いている「次のブルーノを作り出さないために」という中のシリーズのどこかでふれると思います。

ニュートンは自然科学者としてだけ教えられてきた私たちが受けてきた学校教育の価値観についての話です。

実際にはニュートンの研究の大半は今の時代でいえば「オカルト」に属するもので、ニュートンは、錬金術の研究、賢者の石の捜索、ヘルメスのエメラルド版の解析、そして、聖書の研究と、聖書の予言の解析などに人生を費やしていました。

どうして私たちの学習の歴史では「こちらが無視されてきたのか」ということは、科学史を考える上でかなり重要なことのように思います。

ちなみに、そのニュートンの聖書の解釈では、次の世の中(新しい世界)は 2060年に訪れるとしており、そこにはこのように書かれています(抜粋)。




新しい天と新しい地。
神は人々を思い煩って涙を涸らし、泉を贈り、小さき者どもを作り、完了する。
神とキリストの栄光に照らされ、生命の樹が茂る楽園の川に潤される。
世界の王はみずからと民と聖人の栄光をもたらし、永久に統治する。





さて、逸脱に次ぐ逸脱の様相を呈していますので、本題に入りましょう。

土星の衛星ディオネ。

今回の記事は、そのディオネに酸素があったというニュースなんですが、ディオネに大気が存在するということは以前から知られていたようで、それほど大きなニュースというわけではないのに、記事を「見た」瞬間にご紹介しようと思ったのは、今年が 2012年だからです。

それは今年 2012年がイヤー・オブ・ドラゴンであり、辰年であり、「龍の年」であるからです。
それは土星の衛星ディオネの写真を見るとおわかりかと思います。


dione.jpg


そして、龍。

ryuu-2012.jpg


ディオネの写真は以前から見ていましたが、それが龍の顔であることに気づいたのが今日でした。上の「龍の顔」を刻んでいる白い部分は、記事によると、「数百メートルの深さのある氷の崖」だと考えられているそうです。


このディオネが下の写真のように土星の周りを「月」として回っています。
下のほうの線のようなものは「土星の輪」。

dione-ringside.jpg


龍といえば、出所も時期も不明ながら、海外の資料サイトに古い写真が貼ってあり、それは下のような写真でした。


japan-dragon.jpeg


日本海( Sea of Japan )の上に「USSR」とあり、また、朝鮮半島が分断されていませんので、1950年代以前のもののようです。
戦時中あたりものかもしれません。
強そう。

それでは、今日の本題記事です。



続きを読む
タグ:ディオネ



  

2012年02月24日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





鳴門の渦潮の5000倍の直径を持つ「海の渦」


(訳者注) In Deep では、過去に「渦」をいろいろとご紹介してきたというような経緯があります。

今回、歴代の「渦」の中で最も驚くもののひとつとなりそうなものをご紹介します。
最初に写真を載せておきます。

agaras-02.jpg


これはアフリカ沖で NASA の観測衛星が撮影した「海底の渦」で、直径は約 90マイル(150キロメートルくらい)と巨大なものです。

「直径150キロメートルの渦」というのがどの程度の大きさかというのがよくわからなかったので、日本の地図と比べてみましたら、たとえば、九州は東西の幅が大体、200キロメートル程度のようですので、「九州全体より一回り小さいくらいの大きさの渦が海底で発生している」という感じになるでしょうか。

kyuushuu.jpg

▲ 九州。150キロメートルですと、福岡から大分くらいでしょうか。


現象自体は、アフリカのアガラス海流の潮流が作り出す「アガラスの渦」として知られているものだそうで、不思議なものではないとのことですが、ただ、今回の大きさは尋常ではない模様。

たとえば、海の渦といえば、「鳴門の渦潮」などを思い出しますが、こちらによると、巨大だと考えられる鳴門の渦潮でも最大で直径 30メートル程度だそうですので、今回のアフリカのものはその「5千倍」くらいあるということのようです。


その記事をご紹介いたします。
イギリスのデイリーメールからです。

過去の「渦」関連の記事等は、記事の下に代表的なものを記載しておきます。



続きを読む