2012年02月13日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




自分の視覚に素直な気持ちで火星を見てみる(2) ローバー・スピリットの贈り物



前回記事の「自分の視覚に素直な気持ちで火星を見てみる」は、帰宅後に急いで書いたものなので、読み返すと、なんだかあの写真だけをピックアップしたみたいな気がしたので、補足します。

実は、火星から「いろいろな形」を見つけるのには、火星の写真なら「ほぼなんでもいい」のです。

たとえば、Wikipedia に火星探査機ローバーのページがあります。

そこに、火星探査機ローバー・スピリットが撮影したパノラマ写真が掲載されています。
こんな感じのものです。

all-state-s1.jpg


今はオリジナルの大きな写真がそこからはリンクされていないですが、こちらに、ある程度のサイズの写真があります。


上のローバー・スピリットの撮影した火星表面のパノラマ写真のどこを拡大しても「いろいろなもの」が写っているということを見つけたのは3年前か4年前のことでした。非常に広い範囲を撮影していますので、全体的に言及するのは難しいですが、たとえば、上のパノラマ写真の「赤の四角」で囲んだ、小さな部分の中を見てみましょう。

all-state-s1.png


小さな、とはいっても面積としてはかなりの範囲です。

上の赤で囲んだ部分は下の写真の地域となっています。

site-01.jpg



なんとなく、砂と岩ばかりの「イメージ通りの火星」という感じがされると思います。


この写真を適当にいろいろなところを拡大してみましょう。
下の番号をふってある部分を拡大してみました。


site-01-ch.png



下はその番号のところを拡大したのです。

ちなみに、前記事にも書きましたが、「何が写っている」とか、「その正体」ということに興味があるのがこれらの記事の目的ではありません。火星の上には「いろいろな形」がある。それを言いたいだけです。

なので、それが、岩でも砂でも影でも、あるいは宇宙生物でも竪穴式住居でも、またはまことちゃんでも、どんなものに見えても構わないことであって、「その見え方自体がその人たちの個性」だということになると思います。

そういうこともあり、特に何も注釈は書かないほうがいいかと思いますので、写真だけにしました。

ここからです。
続きを読む



  

2012年02月12日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





[追記]続きとして「自分の視覚に素直な気持ちで火星を見てみる(2) ローバー・スピリットの贈り物 」という記事を書きました。
--

さきほどの「朝鮮日報で特集されている「火星の上のミステリー」特集(1)」という記事の中で書くのを忘れていたのは、誰であろうと、あのような例をたくさん自分たちで発見できるということでした。

少なくとも、「個人として視覚的に楽しむ」ということは、比較的簡単に誰にでもできます。

「火星には生命がいるのだ!」とかいうようなヒステリックなオカルトを叫ぶまでもなく、とりあえずご自分たちの目で、 NASA から発表されている火星の写真をただじっくり見てみることをオススメしたいなあと思います。


たとえば、下のような感じならすぐできるのではないでしょうか。

これはローバーの撮影した火星の表面の様子の写真です。

RGB-13-2-L2.jpg


たとえば、これをどこでもいいので、適当に拡大してみます。

ここでは下の部分を拡大してみました。
1、2、3 と番号をふりました。

RGB-13-2-L.jpg



1の部分を拡大するとこのような様子がぼんやりと写ります。

1-surface.jpg



2はこうです。

2-surface.jpg



3はこうなります。

3-surface.jpg



別にこれが何であるという推測は、昨年くらいからは書かないことに決めたので書かないですが、問題は「それが何か」という全体の意見の判断ではなく、「あなたはどう見えるか」ということです。

実は「真実」などどうでもいいと思っています。

私やあなたが、「これが火星の砂漠の岩とその影にしか見えない」というのならそれでいいのだと思います。あるいは、「何か他のものに見える」というのなら、単にそれに「思いを馳せればそれでいい」のだと思います。


どのみち、私たちの世代には火星に人類は行けません。

なので、火星のこれらのことは「論争」とか「真実」という話とは違うと最近気づいています。「私やあなたがどう見えるか」。

それだけの話です。

科学の話ではなく、むしろ感性の話だと認識しています。


余談でしたが、書きたくなったので書きました。
朝鮮日報の記事は明日書きますね。



続きを読む
タグ:火星



  


In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 昨日の「金兄弟」関係の記事のことで何かあるかなと、韓国の朝鮮日報を見てみましたら、[速報]とあり、見てみると、「 팝의 여왕 휘트니 휴스턴 사망(ポップの女王 ホイットニー・ヒューストン死亡)」と、まるで北朝鮮と関係のない速報で、ジョンウン・ジョンナムさん関係の噂話はひとつもありませんでした。

さすがに興味がなく、下のほうを見てると、

「今、火星で何が?」

という変なタイトルの特集が組まれていました。
それをご紹介しようかと思います。

ところで、火星の上については以前にも書いたことがあるのですが、生物がいるとか、文明があるとか、そういう問題はさておき、「動いているものが存在する」という確かな証拠そのものは、 NASA のローバーの写真が提示していくれています。

以前ふれたことがなかったですので、ちょっと書いておきますね。



ローバーが教えてくれたこと

これは、つまり、ローバーが同じ場所で何度か撮影した写真の中で「写っていたものが消えていたり、あるいは別のものが写っている。あるいは場所が移動している」という、そういう単純な話です。

これは以前から多くの人が気づいており、何年も前からYouTube などにもありますので、そのうちのひとつをリンクしておきます。そこからも写真を使わせていただきます。ちなみにこれは陰謀とかオカルトの話ではなく、「そういうことがある」というだけの話です。

Moving Mars Life Mystery


まず、こちらはローバーが撮影した写真番号 N289976994EFFBOP0675LOM1 です(長い写真番号ですが、写真番号の意味は下で説明します)。写真下に何か写っているのはローバーの機体です。

mars-01.jpg


下は別の時間に撮影された写真番号 N289363474EFFBOA1P1985RO です。上の写真と同じ場所を撮影しています。

mars-02.jpg


こちらも別の写真で、上2つと同じ場所を違う時間で撮影しています。写真番号 N289093752EFFBO74P1985LO です。

mars-03.jpg

どの写真も、 NASA のローバーミッションのサイトにいけば実物を見られます。NASA ローバーミッションのサイトはこちらにあります、

また、上の写真番号の数字や英語の意味もこちらのページに書いてあります。

たとえば、N289093752EFFBO74P1985LO を例にすると、細かい部分は間違っているかもしれませんが大体の話として、

N2 」は、ローバースピリットのNACカムというカメラで、「 890937752 」の部分は、2000年1月1日からの時間を秒で表していて、「 EFF 」というのはフルフレームEDR という撮影方式(?)で、「 BO 」は火星表面の地域で、「 74 」は詳細な場所、P は通し番号のようなもので、「 1985 」は年代のように見えますが、年代とは関係なく、位置関係をあらわすもののようで、その後の「 LO 」はカメラの位置などのようです。

つまり、後半の数字を合わせて行くと、同じ場所の写真かどうかわかるという感じになっています。


そこから上の3枚の写真は同じ場所を別の時間に撮影していることがわかるのですが、その中で写真の上のほうにある岩石群に注目してみます。下の写真の場所です。

mars-05.png


写真番号の前半の「秒」の数値から、3枚の写真に時間差があることがわかります。計算していないですけど、それほど大きな時間差ではないと思います。

これは拡大すると下の写真のような岩石群です。

mars-10.jpg


上の写真を並べてみます。
これは1枚目と3枚目を並べたものです。


m1-3.jpg


ほとんど間違い探しの世界になるんですが、下の同じ色での「丸」をつけた部分を見てみてください。


m1-3-3.jpg


あまり解説する必要がないとは思うのですが、赤い丸のところでは、

a-1.png


が、下では消えていて、緑の丸のところでは、

a-2.png


が下の写真で出現していて、黄色の丸のところは、

a-3.png


が下の写真で移動(?)しているような光景がおわかりかと思います。

また、赤丸と緑色の丸の中にあるものの形はとても似ていて、同じものが、やや左に移動したというようにも見えます。


これが何であるということは私はわからないので書きませんし、風などで動いている可能性もありますが、「動くものが火星の上に存在する」という確かな証拠はローバーが私たちに見せてくれています。


以前、私は「ありがとう、スピリット: 火星の真実を自らのボディで示してくれた無人探査機の引退 (2011年05月26日)」という記事を書いたことがありますが、このようなことをローバーはたくさんの写真として、地球に送ってくれていました。見るだけでわかる「火星」という星の光景です。

なので、私は上の記事のタイトルの「ありがとう」というのは本当にその通りで、火星の上での様子というものの真実を示してくれたものこそがローバーです。


火星無人探査機ローバー・スピリットは火星で動けなくなり、引退して、火星にいます。



▲ 火星の青空の下でのローバー・スピリット。



さて、朝鮮日報の火星の記事を、と思ったのですが、急用ができてしまい、外出しますので、後で翻訳してご紹介します。

朝鮮日報の火星特集は、

http://photo.chosun.com/site/data/html_dir/2011/11/29/2011112900440.html
http://photo.chosun.com/site/data/html_dir/2011/06/14/2011061400439.html
http://photo.chosun.com/site/data/html_dir/2011/11/11/2011111100323.html

です。

中途半端で申し訳ないです。



続きを読む
タグ:火星の生命



  

2012年01月23日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





しかも、ある程度の大型で「変幻自在な奇妙な形態」という報告記事


(訳者注) これは実はニュースの内容そのものよりも、私自身が 「1982年にすでにソ連によって、金星探査が行われていて、表面写真も撮影されていた」という事実を知らなかったということが自分でもショックで、いろいろ調べたということがあります。

金星に人間の作っていたものが行っていたなんて知らなかったです。

天文ニュースのアストロアーツを見ると、「金星探査の歴史」という特集があり、それによると、

1970年12月15日に(ソ連の)「ベネーラ7号」が初めて金星に軟着陸し、気候の測定にも成功しました。


とのこと。

その後、ソ連の探査機は8度、金星に着陸しているのだそう。
アストロアーツには金星の地表のカラー写真も載せられています。

venus13.jpg

上のは1982年に「ベネーラ13号」という探査機が撮影したもの。


今回のニュースは、ロシア科学アカデミーの科学者が、その写真を分析したところ、その写真に生命と思われるものを発見したという内容です。

しかも、微生物ではなく、写真でわかる程度の大きいもののようで、さらに、その科学者の表現によれば、「出現して変化して消える」というような奇妙な存在の仕方をしている生命のようです。


なお、今回のことを記事にしたのは、記事の下にあった記事のコメントのひとつがとても気に入ったということがありました。今、この考え方が世界中に広まっているように感じます。

そのコメントは下のようなものです。




極限環境で生きられる生命なら金星の上に存在している可能のほうが高いだろう

現在の科学者たちが、最近の発見や研究から、地球上での生命の研究について何かを学んでいるなら、「生命はエネルギーが存在する場所ならどんなところにでも存在し得る」ということを理解しているはずだ。

金星には生命を支持するための多くのエネルギーがある。

もちろん、それは私たちが知っている形態(DNA など)の生命ではないかもしれないが、しかし、金星に存在する生命は、金星に適用するように生きているはずだ。

今後、金星の熱と圧力に耐えられる新たな金星探査機による金星の調査が開始されたとすれば、それは大変に面白い探査になるはずだ。





というもので、なんとなくいい言葉で、このカナディアンのおかげでご紹介する気になりました。

ちなみに、「新たな金星探査」という表現がありますが、これをおこなっているのは「日本」です。

2010年に金星の周回軌道に乗ることに失敗してしまった「金星探査機 あかつき」のことですが、軌道への再投入への検討は続けられているようで、「2011年11月21日に3回目の軌道制御に関する発表が宇宙航空研究開発機構より行われた」とありました。

200px-Akatsuki.gif

▲ あかつきのコンセプト図。


地球と最も関係の深い惑星のひとつである金星に本格的に到達するのは日本人が宇宙に放ったものかもしれません。


太陽系の中で、特に地球の関係の深い惑星というのは、オカルトの話でいえば、過去記事の、

[地球の内なる太陽] Vol.3 - ヘルメスのエメラルド版(エメラルド・タブレット)
(2011年09月02日)

にある下のこの記述、



太陽と月が水星を用いて偉大な仕事を成し遂げる錬金術のシステム。

その左には、火星と土星がある。そして、右に金星と木星がある。

これらの惑星はバランスよく極性を与えられた位置に配置されている。





があります。


eme.png

▲ ヘルメスのエメラルド版(エメラルド・タブレット)に描かれた惑星。上の左が太陽で、時計周りに、月、金星、木星、土星、火星となっているようです。真ん中の聖杯の下は、「水星」です。


この7つの惑星の中で、実際に人類(あるいは人類の作ったもの)がその地表に到達したのは、月と火星と金星の3つで、今後もしばらくは、多分、地球からの距離や気温等の問題で、その3つのままのような感じはいたします。

金星に向かうことに意味があるかどうかはともかく、確かに興味はあります。


それでは、ここから本記事です。

ちなみに探査機の名前の「ベネーラ」は、ロシア語で金星を意味しているようで、英語記事では写真「Venus-13」となっており、日本語だと「金星13号」となりそうで、わりとストレートな探査機名だったようです。



続きを読む
タグ:金星



  

2011年12月13日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





rafu-02.jpg

▲ ラーフの絵や像の写真がたくさん掲載されている RAHU 啦胡 より。「月(太陽)を食べている姿が直接的に描かれている」というものが多いようです。



(訳者注) 12月10日には皆既月食が世界中で観測されたそうで、何となく先日の、地球上空の流星衝突を思い出したりしていました。


月食に関して、タイではこんなことが起きていました。

月食う悪神払え 月食で空中に発砲、タイ各地でけが人
newsclip.be 2011.12.12

【タイ】月食となった10日夜、月を食べるとされる悪神ラーフーを追い払うためと、タイ各地で住民が空中に発砲し、落下してきた銃弾で数人がけがをした。


これに関しては、バンコク週報というタイの日本語紙の 皆既月食見物で被弾、迷信が原因か という記事に下のようにありました。



タイの農村部では今でも、ヒンズー教の悪魔「ラフ」が太陽を飲み込むことが月食の原因との迷信を信じ、悪魔払いのため、太鼓をたたいたり爆竹を鳴らしたりする地域がある。また、発砲は悪魔払いに最も効果的ともいわれている。このため、警察では、負傷した4人は魔よけを目的として発砲された銃弾にあたった可能性が高いとみている。




この「人々が空に向かって拳銃を撃ちたくなってしまうような、そのラフというのはどんな悪魔なのか」と思って調べてみました。ラフは、英語での綴りは「 Rahu 」のようで、解説ページがヒットしましたので、それをご紹介します。読み方は、タイ語やインド系では、どちらかを伸ばしたほうがそれっぽいですので、ここではラーフにしておきます。


この年末の時期には、昨年も太陽に関係する神様などが登場していて、「太陽黒点磁気スマイルと現在の太陽神トナティウ (2010年12月13日)」という記事では、アステカ神話の太陽神トナティウをご紹介しました(日付を見るとちょうど1年前)。



▲ アステカ神話の太陽神トナティウが刻まれた石盤。


上のアステカ神話では、トナティウは、現在の太陽そのものの存在なんですが、黒曜石のナイフからできているこの神の舌が宇宙を形作る4つの要素と一致する時、現在の太陽文明である「第5の太陽滅亡の日となる」というようなことが神話に記されていて、その日がアステカ文明の暦では 2011年12月24日という説があります。
今年ですね。


それでは、ラーフ(ラフ)について。



続きを読む



  

2011年10月18日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





ハーバード・スミソニアン天体物理学センターの研究者が発表したダークマター(暗黒物質)と現代宇宙モデルへの懐疑


(訳者注) 私はとにかく物事を何も知らない人で、「暗黒物質(ダークマター)」というものの名前を知ったこと自体が、ほんの2年くらい前のことでした。それまでは聞いたこともありませんでした。

そして、知ると同時に少し調べる中で、「本当に暗黒物質なんてあるんかいな」という懐疑的な「雰囲気」が自分の中では強くなっていったのですが、しかし、まあ、この「暗黒物質」の存在こそが現在の宇宙論を支える根幹ともいえるもので、もし「暗黒物質なんてないじゃん」と誰かが証明したら、現在の宇宙論は根底から崩れてしまうはずです。

なので、「じゃあ、暗黒物質があることにすればいいじゃん」という感じで宇宙物理学は進んでいるようです(冗談ではなく、本当にこんな感じに見える部分もないではないです)。

この宇宙学の根幹に関わる問題に対しては、中途半端な人や組織が「その懐疑」を口に出せるようなものではなかったわけですが、最近、権威中の権威のひとつもいえる米国の「ハーバード・スミソニアン天体物理学センター」のトップクラスの研究員から、「暗黒物質理論への疑問」が出ていましたので、ご紹介します。


その前に、一応、「暗黒物質」というものの説明を東京大学の宇宙線研究所付属「神岡宇宙素粒子研究施設」の解説ページ「ダークマターとは?」より抜粋しておきます。

宇宙で目に見える物質はたった4%

pie.gif宇宙が何でできているかを調べてみると、われわれが知っている、陽子や中性子など”目に見える”物質は全体の約4パーセントにすぎません。その5〜6倍は未知の物質(ダークマター)が占めていると考えられます。残りはダークエネルギーと呼ばれている正体不明のものです(図1)。





それともうひとつは Wikipedia より。

宇宙に占める暗黒物質の割合の推定

宇宙全体の物質エネルギーのうち、74%が暗黒エネルギー、22%が暗黒物質で、人類が見知ることが出来る物質の大半を占めていると思われる水素やヘリウムは4%ぐらいしかないことが分かってきている。




つまり、現在の宇宙論では、私たちの目に見えている宇宙(つまり目に見える存在)は「全体の4パーセントしかない」ということになっているのです。


そんなの「何か信じられなーい」という感じはしませんか?

私が最初に疑問を持ったのは単にこの「そんなの何か信じられなーい」という感覚でした。個人的にはもう本当にそれだけなんです。

それと同時に、「よくわからないもの」に対しての現在の科学の姿勢というものにどうもいろいろと思うものを感じ続けてはいました。

たとえば、今の科学では、「DNA の9割以上は無駄なゴミ(ジャンク DNA )だ」となっているのですが、このように、非常に大きな割合のものを「ないもの」とか「無駄なもの」と見なしてしまうような傾向。宇宙も「9割以上が暗黒物質とかそういう『ないようなもの(見えないということ)』だ」と、やはり大多数を「ないもの」としている。


いくら理論的に合っていると言われても、「自分の体の中の DNA のほとんどがゴミで、住んでいる宇宙のほとんどすべてが『ないも同然』です」とか言われると、何だか「オレらって何?」って気がするのですよ。


それらには 100パーセント意味があって、100パーセント目に見えますよ」と言われたほうがいいな、という理想論の延長とも言えます。

なので、科学にお詳しい方が読まれている場合は、これはそういう理想や娯楽の延長だと思って読まれてくださると幸いです。

実は最近の科学の様々な分野で起きていることに対して、何となく思うことは、「左脳認識と右脳認識のきしみ」というような感じを持っているのですが、そのあたりは長くなりそうですので、いつか同じようなニュースが出た時にでも書いてみたいと思います。


では、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのニュースリリースより。



続きを読む



  

2011年10月01日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注)明日から、2、3日間、私用で更新できないと思うのですが、その前にどうしてもご紹介しておきたいと思ったことが、最近の「水星」に関するいくつかの出来事です。

その中で、本日は、


・水星が太陽の CME の直撃を受けた様子をとらえた NASA の写真。
・NASA の水星探査機「メッセンジャー」が明らかにした「死んでいる惑星ではない水星の近況」



についての報道をご紹介したいと思います。
上は、スペースウェザー、下の記事はたくさんの日本語記事になっていますので、それをまとめた記事を。



水星の意味

水星というのは、太陽系の位置でいうと、太陽に最も近い場所を回っている惑星で、下の図の1番中央寄りの小さな惑星です。

mercury-01.jpg

地球での惑星科学の中ではわりと軽んじられてきた感は否めず、また、SFなどでもあまり話題となったことがありません。
月や火星や金星などに比べると、あまり物語にもされず、「水星人大襲来」などのイメージもあまりない地味めな惑星ではあります。


しかし、ヘルメスのエメラルド板など、中世の神秘術の上では、「太陽、月と並んで、水星の意味がとても大きかった」ことを知ったことが、最近、私が水星に興味を持った理由といえばいえます。

[地球の内なる太陽] Vol.3 - ヘルメスのエメラルド版(エメラルド・タブレット)
 2011年09月02日

の翻訳に下のような部分があります。
説明にある水星は、エメラルドタブレットの下の赤で囲んだ部分です。

mer-02.png



2つの手の上には、7つの惑星が描かれている。

そこには、太陽と月が彼らの生命の物質を聖杯に注いでいる光景が描かれている。太陽と月は、このように逆の性質のものを結びつける。

その聖杯は、両性具有を意味する水星で支えられている。
水星は男性と女性の両方の性質を持つのだ。
これも、別の方向としての、「逆にあるもの同士を結びつける」ことをあらわす。

太陽と月が水星を用いて偉大な仕事を成し遂げる錬金術のシステムだ。





「太陽と月が水星を用いて偉大な仕事を成し遂げる錬金術のシステム」と書かれており、この通りの概念が存在するのならば、少なくとも中世神秘学の世界では、水星がなければ世界は作り得ないと読むことさえできそうです。


今回はそんな水星に関しての話題を2つです。

まず、スペースウェザーからです。



続きを読む



  

2011年09月20日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





9月3日に「太陽に何が起きているのか : 太陽の異常に関する数々の報道」という記事を書いたんですが、その後に示されるデータでは、その「異常性」がさらに際だってきています。

上の記事の要点としては、


・現在は太陽活動(サイクル24)の最大期に向かう途中にある。
・なので、本来なら太陽活動は活発になり、黒点や太陽フレアなどが増えていくはず。
・ところが、そのようになっていない。



という感じの流れでした。

さらに、「太陽活動サイクルの11年という周期サイクルそのものがズレてきている(12.6年になった)」ことが、国立天文台の常田教授などの発表によって明らかになっています。


上の記事を書いた後、これらの状態が加速しているような感じがします。
それらのことをデータと共に記しておきたいと思います。


なお、最初に書いておきますが、「太陽活動の法則が崩れていることが悪いことなのか、それとも悪いことではないのか」というのはわかりません。あるいはその影響もわかりません。

では、最近の太陽活動の状況をデータから見てみます。



続きを読む



  

2011年09月16日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





前回の記事、「ニビルは地球には近づけない」に、「現在まで発見されていない巨大な天体が地球近辺に存在すると考えることは難しいのでは」というようなことを書いたのですが、そう考えたことのひとつに、

・天体観測技術の設備と解析手法の急速な進歩

があります。

最近、そのことを実感したニュースがありました。

数日前に、米国ハーバード大学の科学者が、 NASA のケプラー望遠鏡の画像を解析している中で、これまで見つかっていなかった惑星を発見したというものです。記事では「見えざる惑星」と記されています。

ケプラー望遠鏡は、太陽系外惑星の観測のために NASA が打ち上げたもので、宇宙にあり、これまでに輝かしい成果を上げています。Wikipediaには、


ケプラーが未確認の惑星候補を既に1000個以上発見していることが報告された。うち288個が地球サイズの候補で、生命居住可能領域を公転する地球サイズの候補も5個発見されている。



とあり、今後もさらに「他の地球」を発見し続けることと思いますが、今回は、このケプラーによりこれまで知られていなかった惑星を発見したというニュースです。

大きさは地球のサイズの2倍くらいで、距離は地球から 650光年の場所にあるようです。

「見えない」という意味は、つまり、今まで見つからなかったという意味で、文中でも、1846年の「海王星の発見」を引き合いに出しています。不思議なのは、その太陽系の軌道上の動きとは違うような動きを見せているようです。

なので、その太陽系内に「他の軌道システム」が存在しているということなのか、あるいは、昨日も書きました、「さらに大きな軌道グループ」というのが存在している可能性もあるようにも感じます。

宇宙空間で惑星が単独で浮いているという可能性は(その場所で惑星が生成されたという事実からも)ないと思われ、浮遊しているように見える惑星も何らかの「見えざる引力」の影響下にあると思われます。


私たちの太陽系でも、すでに土星の巨大な引力圏が判明していて、また、私たちの地球自体もかなりの範囲の引力影響圏を持っており、「入れ子の軌道」というようなことになっているのかもしれませんが、いずれにしても、太陽系周辺でさらに他の巨大惑星が見つかる可能性もあるということも考えられるようです。


発表は、ハーバード・スミソニアン天体物理学センターのプレスリリースで行われました。ちなみに、発見してリポートしたのは、サラ・バラードさんというハーバード大学の女性科学者です。


Sponsored Link





続きを読む



  

2011年09月15日



In Deep のトップページは http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





今の中国はどうやら、日本や英語圏以上に「終末ブーム」で、中国語のメディアを見ると、毎日のように「末日」(終末の日)という単語が見出しに踊ります。


今日はそういう記事の中の代表的なものをひとつご紹介したいと思います。「2013年、ニビルという星が地球に接近して地球を大きな災害が襲う」というものです。

近代史というのは、日本のノストラダムスのブームの時代もそうでしたし、江戸自体やそれ以前の日本の終末ブーム(宗教が多数勃興した頃)もそうだったような気がしますが、終末のブームは人心の苦境の象徴という部分は常にあって、アメリカの昨今の終末ブームもそうですが(米国では貧困層が史上最多)、中国社会でもその人々の息苦しい状況がわかります。

そして、そういう場合に終末や地球の終わりを想いを馳せて日々生きることで、毎日が過ごせるのならそれでいいのだと思います。「生きる糧」というのは人が思っている以上に複雑で、明るい夢だけが人の希望となるという単純なものではありません。「地球の滅亡を夢想することが私の生きている証だ」と思いながら生きている人もたくさんいます。そして、これは過去の歴史も語っています。日本でも平安時代以降の文献にたくさん見ることができます。
なので、最近だけの話でもないです。

パニック障害だった二十代の私もわりとそうでした。

そういう意味で、終末思想の流行はそれが精神的なサバイバルに繋がるのなら、現実がどうであれ、私はむしろ「あっていいもの」だと考えています。精神的サバイバルとしての終末思想です。


sunsun.jpg

▲ 台湾の数日前のテレビニュース。太陽が2つ見えることがニュースとなり、「世界末日」(世界の終わり)と書かれています。YouTube より。


ただ、そういう「終末への想い」というものは大事ではあっても、最近の天体に関しての騒動は、先日のエレニンにしても、今回のニビルというものにしても、それが娯楽だとしても、どうも素直に楽しめない部分はあります。

最近1年くらいで観測発表され確認され始めている「宇宙の法則」というものを考えていくと、やはり、彗星の衝突や巨大惑星の接近というものが「ふいに」起きるという可能性がどうも考えにくい気がして仕方ありません。そのことを少しだけ書いてみたいと思います。

Sponsored Link





続きを読む