2011年02月04日



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2010年の夏から続いているニュージーランドでのクジラの大量死(半年で百数十頭)



(訳者注) 今日2月4日に、ニュージーランドのネルソンという海岸に10頭のクジラの死体が漂着し、昨年からの「ニュージーランドでのクジラの座礁と死体漂着」を眺めてみますと、半年で数百頭という数に達してきたような感じですので、記事にいたしました。ちなみに、ニュージーランドのネルソンとは、ビーチリゾートなどで有名な観光地のようです。

記事はそれぞれ概要ですが、新しいものから昨年の夏までの4本。

Ten whales die in mass stranding near Nelson (TVNZ 2011.02.04)
 » ネルソン近郊で大量のクジラが座礁し、10頭が死亡

Twenty-four pilot whales die on New Zealand beach (Earth Times 2011.01.21)
 » 24頭のゴンドウクジラがニュージーランドのビーチに漂着

Mass whale beaching in New Zealand (テレグラフ 2010.08.20)
 » ニュージーランドの海岸で73頭のクジラが座礁(60頭が死亡)

80 pilot whales beached in New Zealand, half are dead (デジタル・ジャーナル 2010.09.23)
 » 80頭のゴンドウクジラがニュージーランドの海岸に漂着。約半数が死亡


昨年8月のテレグラフの記事にあるビデオは悲壮な感じがいたします。




こういうものと、進行しているポールシフトは関係はないのでしょうかね(ナビと海流の問題として)。
一応、記事下に最近のポールシフト関係の記事をリンクさせていただきます。



・2011年02月03日

Ten whales die in mass stranding near Nelson
TVNZ 2011.02.04

ネルソン近郊で大量のクジラが座礁し、10頭が死亡

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ニュージーランド・ネルソンの近くに大量のクジラが座礁し、これまで10頭が死亡している。

座礁した群れは 83頭から成るゴンドウクジラの群れで、大人も子どもも混じっている。赤ちゃんクジラは生死の堺にある。

ニュージーランド自然保護局は、市民からの通報を受け、現在、スタッフとボランティアたちによりクジラを再び浮かばせて泳げるようにしているが、海流のために、うまくいっていないという。

どうしてクジラが座礁したのか、原因は明らかではないが、群れのナビゲーションミスではないかという意見がある。

2009年12月に 120頭以上のクジラがニュージーランド・コルヴィル湾沿いの2つの海岸で浜へ乗り上げて死亡したことがあった。

また、2006年12月には、140頭のゴンドウクジラがプポンガ湾で立ち往生したことがあったが、この時は救助隊により、クジラは救出された。しかし、その2週間後の 2007年の元旦に 50頭のクジラがフェアウェル・スピッツ海岸に座礁して、全部が死亡した。



・2011年01月21日

Twenty-four pilot whales die on New Zealand beach
Earth Times 2011.01.21

24頭のゴンドウクジラの死体がニュージーランドのビーチに漂着

ニュージーランドの自然保護局は、24頭のゴンドウクジラが北部の海岸で死んでいるのが発見されたと発表した。

現場のパレンガレンガ港は岩と泥で荒れており、天候状況が悪かったせいで立ち往生し、そのまま海へ戻れずに死亡したと見られる。




・2010年09月23日

80 pilot whales beached in New Zealand, half are dead
デジタル・ジャーナル 2010.09.23

80頭のゴンドウクジラがニュージーランドの海岸に漂着。約半数が死亡

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ニュージーランドで、この1ヵ月(2010年9月)で二度目となる大規模な海岸へのクジラの座礁が発生した。今回は、80匹のゴンドウクジラが、ニュージーランドの北島の先端にあるスピリッツ湾で座礁している。

座礁したクジラの半分はすでに死んだ。

自然保護局と環境保護活動家たちが現場に駆けつけた時には、すでに 25頭のクジラが死亡していたという。

地元のマオリ族の住民たちが、クジラの世話をするための宿泊キャンプを提供してくれ、救出活動が開始されたが、その晩のうちに、さらに 15頭が死亡した。

座礁の原因はわかっておらず、なぜこれだけ大量のクジラが浜に打ち上がったのかの理由を、生物学者たちが探っている。




・2010年08月20日

Mass whale beaching in New Zealand
テレグラフ 2010.08.20

ニュージーランドの海岸で73頭のクジラが座礁

(注) 続報によると、結局、60頭のクジラが死亡しました。


3-whale-death-telegragh.jpg

最も重いもので 1,500キロの重量のあるクジラたちの救出劇がニュージーランドの北の沖で展開されている。73頭のクジラが座礁しているのが発見され、自然保護局の救出活動が現在も続けられている。

クジラの座礁は、ニュージーランドの海岸沿いでは珍しいことではない。、そして、2009年12月には 100匹以上のゴンドウクジラが座礁して死んでいる。
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2011年01月31日



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今回は、最新のニュースでもはないですが、「大量死」のその後のリストです。

実は私の地元(東京の吉祥寺に近い場所です)でも、最近、「うまく飛ぶことのできない鳩」を多数目撃するのです。これまで何度か目にしていて、そして、今日も私の家のすぐ近くの路上で見ました。

人や車が近づいた時に飛び立とうするのですが、その飛び方・・・。

モタモタと羽をバタつかせて、ほんの数メートル上にある電線に上がるだけでとても苦労している。近所で、こういう鳩をたくさん見るようになっています。

そもそも最初に気づいたのは、昨年なのですが、散歩でよく行く井草八幡宮という神社があって、そこには鳩がたくさんいるのですが、「高くまで飛び上がらない鳩」が妙にいることに気づいていました。飛ぶのが下手なんです。
一羽や二羽なら怪我だとも思えるのですが・・・。

まあ、イタリアでも先日、数千羽の鳩が落ちて死んでいくというニュースなんかもありました。

イタリアでの大量死の原因はわからないままのようですが、こう頻繁に見かけることがあると、何となく、01月08日に書いた記事(「米国フロリダのタンパ国際空港が磁極の移動(ポールシフト)の影響で滑走路の閉鎖へ」)で参考資料として掲載した、秋田大学の地球資源学科のリリースした文章のこの部分も思い浮かんだりします。


季節の変わり目は渡り鳥の移動する時でもあります。渡り鳥の中には1万キロ以上旅をする種類もいます。

長距離を移動する時、渡り鳥はどのように方向を決めているのでしょうか。地球の磁場(地磁気)を感じて自分の方向を判断しているとの説があります。この説に従うと、鳥たちの頼りとなる地磁気がなくなれば大変なことになります。

この心配は現実のものになるかもしれません。




鳥に関しては、他の様々な部分で、私の住んでいる環境だけでも、この数年でずいぶんと変わりました。昔は朝、スズメの鳴く声で目覚めたものでした。窓を開けて眠ると早朝など「スズメ、うるせー」(笑)と怒鳴りたくなるほどうるさかったのです。

でも、一昨年あたりからスズメを次第に見なくなり、昨年の春に数匹のスズメがまだ飛んでいましたが、夏以降は多分「1羽も」見ていません。近所の公園などにはまだいるようですが、周辺にはいなくなってしまいました。まったく見ません。

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▲ 私の住むあたりでは今ではスズメの声が聞こえません。


スズメは世界のどの国でも減り続けています。

この「スズメの減少」に関しての資料として、2006年の英国インディペンデント紙に掲載された「急激なスズメの消滅」に関しての記事を記事下に翻訳掲載しておきます。この記事から5年経っているわけで、今ではスズメが絶滅した国もあるかもしれません。

スズメはこの何千年ずっと人間と一緒に暮らしていました。


今回の記事は米国の BBS に昨年から1月28日までの、動物の「大量死報道」がリンクつきでリストアップされていたものの紹介です。
その中での今年分、つまり、この1ヵ月間だけのものです。

鳥、魚から、牛、ペンギン、アザラシとなど、いろいろな大量死報道があります。多くの報道ソースに見る「専門家によると、特に異常な現象とはいえない」という文言が今後何年も続くようにも思います。また、ご存じかと思いますが、ここにない記事では、日本や韓国などで強毒性の鳥インフルエンザによって、鳥が各地で死んでいます。




LIST OF 60 DEAD GROUPS OF ANIMALS
Before It's News 2011.01.28

(それぞれのタイトルが直接、ニュースソースへのリンクになっています。リンク先の報道はすべて英語です。写真は適時こちらで掲載しています。また、リンク下にあるコメントはニュースソースに書かれてある「専門家」などによる原因の推測です)


2011年01月25日 カナダのシダー地方で死んだニシンが海岸に打ち上げられる
専門家「トドがニシン漁の網を破ったため」


2011年01月23日 英国サマセットの村で75羽のムクドリが謎の死

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専門家「タカに追われて地上に激突したか、除草剤を食べていた」


2011年01月22日 ニュージーランドのウェリントンの近くで何百羽ものペンギンが大量死
専門家「ペンギンには寒すぎた気温のため」


2011年01月22日 ノルウェーで数百羽のアヒル(ケワタガモ)が死んでいるのが見つかる
原因不明。


2011年01月21日 ベトナムで10,000頭以上の牛とバッファローの大量死

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極端な寒さによる凍死と見られる。


2011年01月21日 中国北京でカササギなど鳥端数十羽が死んでいることが発見される
専門家「突然の飢餓によるもの」


2011年01月21日 米国ニューヨーク州ケイユーガ郡で 55頭のバッファローが謎の死
原因不明。


2011年01月20日 米国サウスダコタ州で何百羽もの鳥の死体が発見される
米国農務省によっての毒殺。


2011年01月20日 米国コロラド州で木の下で何百羽もの鳥が死んでいるのが見つかる
原因不明。


2011年01月18日 米国ウィスコンシン州の農場で 200頭の牛が死亡

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専門家「牛たちは肺炎を発症していた」


2011年01月17日 ニュージーランドのラブラドールで数百頭のアザラシの大量死

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死んだ多くは子どものアザラシ。


2011年01月17日 米国フロリダ州のジャクソンビルでペリカン数百羽が死亡
専門家「寒さのため」。


2011年01月17日 ルーマニアで数百羽のカラスの大量死

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専門家「寒さとアルコール中毒」。


2011年01月15日 米国サウスカロライナ州で約 1000匹の魚が死んで打ち上げられる
専門家「寒さによるもの」。


2011年01月15日 カスピ海のイラン側で魚の大量死

地元では「生物兵器のテストでは」との声も。


2011年01月13日 米国アラバマ州で数百羽のブラックバードが死んでいるのが発見される

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専門家「トラックに跳ねられたのでは」。


2011年01月12日 米国ルイジアナ州でコオロギが大量死
専門家「ウイルスによるもの」。


2011年01月11日 米国シカの湖で魚(コノシロ)の大量死
専門家「寒さのため」。


2011年01月11日 インドのヤムナ川で死んだ数百匹の魚の死骸が浮く
専門家「公害によるもの」。


2011年01月10日 オランダで鳥の大量死
原因不明。


2011年01月10日 トルコのブルサ県でムクドリ数十羽が死んでいるのが見つかる
専門家「トラックに轢かれた」。


2011年01月09日 ルーマニアの米軍基地の近くてでムクドリ三十羽が死んでいるのが見つかる
毒殺されたのではという話も。


2011年01月08日 イタリアのファエンツァで 8000羽の鳩が死亡
専門家「ひまわりの種を食べ過ぎたのでは」。


2011年01月07日 カナダのケベックの農場で、鳩80羽が死んでいるのが見つかる
原因不明。


2011年01月06日 中国で空から鳥が降ってきた

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専門家「磁場が関係あるのかもしれない」。


2011年01月06日 英国の海岸で 40,000匹のカニが死んで打ち上げられた

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専門家「寒さによるものだろう」。


2011年01月05日 スウェーデンで50羽のカラスの死体が見つかる
専門家「花火が原因」。


2011年01月05日 米国イリノイ州で数十羽の鳥が死んでいるのが見つかる
場所は、ニューマドリッド断層帯の上。


2011年01月04日 米国ルイジアナ州で空から 500羽の鳥が落ちてきた
専門家「雷やヒョウ、そして花火などが原因」。


2011年01月04日 米国フロリダ州のスプルース川で何千匹もの魚の死体が浮かび上がる

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専門家「寒さの中で浅いところを泳いでいたため」。


2011年01月04日 ブラジル沖で何百トンに上るであろう大量の魚の死体が見つかる

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専門家「藻が大量に繁殖して水中が低酸素状態になったため」。


2011年01月04日 カナダのマニトバ州で10,000匹の魚の死骸が見つかる
専門家「病気」。


2011年01月04日 カナダ・オンタリオ州で魚の大量死
専門家「気温の急変が原因」。


2011年01月03日 ドイツで道路上にたくさんの猛禽類の鳥が死んでいるのが発見される
原因不明。


2011年01月02日 日本で渡り鳥の死骸が発見される
鳥インフルエンザによるもの。


2011年01月03日 米国アーカンソー州で30キロの距離に渡っての鳥(ニベ)の大量死

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専門家「病気」。


2011年01月日 米国アーカンソー州で空から1000羽のブラックバードが落ちてきた

16-BLACKBIRDS-large.jpg

専門家「雷かヒョウ、花火などが原因」。


2011年01月日 英国ウェールズの運河で魚が大量に死んでいるのが見つかる
専門家「寒さが原因」。




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タグ:大量死



  

2011年01月06日



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(訳者注) 前記事は、

米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより(1)ニューマドリッド断層地震帯
米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより(2)聖書の記述より

となります。

米国で最初に報道された「鳥の大量死」ですが、昨年12月から世界中で発生していたことがわかってきています。米国の BBS には次々と各国の大量死報道のニュースソースが貼られ続けています。

現在あげられているいくつかのニュース先のリンクをあげておきます。この中には、鳥インフルエンザが原因で死んだと考えられる鳥なども含まれますので、原因は雑多、あるいは不明ということで、現象としての「世界中での大量死」ということになります。

それと、今回は、中国の地方新聞に書かれてあった鳥の墜落の原因についての「新しい見解」のひとつ(地球の磁場と磁極の変化)のことと、それと、私個人としてはこういうニュースの際にどうしても思い出してしまう、「2010年の夏に、ロシアの科学者が警告したコレキシットによる地球環境の壊滅的災害」についての資料を後半少しアップしてみます。



世界に広がる鳥と魚の大量死:中国、スウェーデン、チリ、米国、ブラジル etc

こちらが、2010年12月から昨日2011年01月05日までの鳥と魚、そして海洋哺乳類の大量死マップ。

animal_deaths_2011.gif

animal_deaths_2011

 鳥の大量死
 魚の大量死
 海洋哺乳類


以下、主なニュースの見だしとリンクです。

チリ 2011.01.02
南米で空から大量の鳥が降ってくる

chile-2011.jpg


スウェーデン 2011.01.05
約50羽の鳥の死体が発見される

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中国 2011.01.04
ワシを含む鳥が空から落ちてくる

zb_kuaiyun110105111418.jpg


南アフリカ 2010.09.27
ケープタウンで謎の鳥の死

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イギリス 2011.01.02
アバーガベニーで大量の死んだ魚が見つかる


米国・ノースカロライナ州 2010.12.22
ペリカンの100羽以上の大量死体が発見される


米国・メリーランド州 2011.01.05
大規模な魚の大量死

fish-us2011.jpg

韓国 2010.12.29
鳥インフルエンザのアヒルが発見される
--

他にもありますが、時間単位で次々と増えるので、ご興味あのある方は、米国のクリスチャン系の BBS「鳥と魚の大量死スレッド」などでチェックなさって下さい。
アメリカ国内だけなら、アーカンソーの鳥の墜落事件後、

ケンタッキー州
ルイジアナ州
アーカンソー州(再度)
テネシー州
ノースカロライナ州
アリゾナ州

などで発生しているようです。
もっとも、各州の野生動物局などによると、「この種の動物の大量死は珍しくない」という見解が主流です。

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タグ:大量死



  

2011年01月05日



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前回記事の「米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより(1)」の続きです。


続きといっても、別のブログ Phantom & Monsters のご紹介ですが、クリスチャン・サイエンス・モニターというクリスチャン系の報道からのニュースの抜粋と共に、そこに聖書での「鳥の墜落シーンの記述」を加えるという構成の記事となっており、クリスチャンならずとも妙な戦慄を覚えるものとなっています。

また、このクリスチャン・サイエンス・モニター記事では、鳥が落ちた時の状況も明らかとなっており、「朝起きたら鳥が死んでいた」というようなことではなく、

 > たくさんの人々が見ている中、空からたくさんの鳥が死んで降ってきた

ということのようで、多くの人々が「黒い鳥が降ってくる現場」を見ていたようです。
それでなお、住民たちはショックを受けているようです。

なお、オリジナル記事の後半には「この事件についての陰謀論」に触れられていますが、この Phantom & Monsters はもともとその点には思い入れはなく、単に「陰謀論もある」という紹介となっています。




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タグ:黙示録



  

2010年12月15日



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(参考資料1) 厚生労働省プレスリリースより。

ギラン・バレー症候群

両側の手や足の力が入らなくなり、しびれ感が出た後、急速に全身に広がり進行するギラン・バレー症候群は、医薬品によっても引き起こされることがあります。主に、インフルエンザやポリオなどのワクチン、インターフェロン製剤、ペニシラミン、ニューキノロン系抗菌薬、抗ウイルス薬、抗がん剤などでみられることがあるので、何らかのお薬を使用していて、次のような症状がみられた場合には、放置せずに医師・薬剤師に連絡してください。

「両側の手や足に力が入らない」
「歩行時につまずく」
「階段を昇れない」
「物がつかみづらい」
「手や足の感覚が鈍くなる」
「顔の筋肉がまひする」
「食べ物が飲み込みにくい」
「呼吸が苦しい」



(参考資料2) 1976年の米国での集団発生・ギランバレー症候群より。

米国では、1976年に豚インフルエンザが発生した際に製薬会社などの圧力を受け、米国政府が米国民4000万人にワクチンを接種したが、このワクチンはギラン・バレー症候群という末梢神経障害の副作用を起こし、全米で約50万人がこの副作用に苦しみ、数十人が死亡する結果となった。




Confirman en México brote de Guillaín Barré
Prensa Latina 2010.12.13

メキシコでギラン・バレー症候群の発生を確認

12月13日、メキシコのベラクルス州の保健当局は 30例のギラン・バレー症候群の発生を確認したと発表した。
そのうちの 2名の患者は死亡した。

州保健局の秘書官パブロ・アナヤ・リヴェラ氏は、患者から採取されたサンプルは、世界保健機構( WHO )の米国アトランタにある研究分析施設で調査されると述べた。

秘書官によると、死亡した 2名には共に既往症があったという。他の患者は、何名かは自宅で回復に向かっており、その他は、ベラクルスとリオ・ブランコの病院で治療を受けている。

「原因は今のところ特定されていない。しかし、これは多分、気温が平年より低いために呼吸器疾患が増えており、その影響も考えられるのではないか。少なくとも、ワクチン接種の後遺症ではないはずだ」と秘書官は述べた。

また、患者は4ヵ月の幼児から 70歳の高齢者までの多岐に渡っていることを明らかにした。

ギラン・バレー症候群は、急性のミエリン機能障害(注/ ミエリン=神経シグナルの伝達機能をもつ)であるので、主に筋肉を動かす運動神経が障害され、四肢に力が入らなくなる症状を持つ。

guillain_barre.jpg

ギラン・バレー症候群を引き起こす正確な原因はわかっておらず、自己免疫によるものであるとする考えが一般的だ。およそ半数の例では、前駆症状として、咽頭発赤、扁桃炎など喉の症状や、急性胃腸炎、または咽頭痛や微熱など風邪と似た症状が現れる。

スペインに拠点を置くギラン・バレー症候群のサポートグループによると、手術の後に発症した例などもあるという。

同グループでは、稀なケースではあるが、他のリスク要因として、狂犬病の予防ワクチンとインフルエンザの予防接種の後に発症した例が見られることを注意した。
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2010年10月31日



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e-coli.jpg

(訳者注) この記事自体は健康上の問題として、「空から降ってくる雨の中に様々な病原性バクテリアや真菌類などが含まれていることが発見された」という科学記事ですが、私にとっては大変に大きな記事です。

以前、私はなぜ私はこのブログを書いているのかという自己紹介記事の中で、私、訳者自身がパンスペルミア説という学説の完全なる支持者であることを書いたことがあります。その子細はリンクの記事を読んでいただくとして、次のような翻訳記事をアップしたことがあります。

フレッド・ホイル博士の霊に捧げる:インドに降った赤い雨の中の細胞が 121度の温度の下で繁殖し、銀河にある光と同じ光線スペクトルを発した (2010年09月07日)

上記記事の訳者注で書いた、英国カーディフ大学のチャンドラ・ウィクラマシンゲ教授による1986年にハレー彗星の光線スペクトラムの分析により、「ハレー彗星の構成成分は地球の大腸菌と同じ要素を持つ物質成分と考えられる」という結論に達し、ウィクラマシンゲ博士は論文を発表しました。

つまり、宇宙空間では彗星が大腸菌をはじめとする細菌、バクテリアを運搬しているという学説です。オカルトに聞こえるかもしれないですが、近年の状況証拠と、科学的分析では、このパンスペルミア説はほとんど否定できないところまで来ています。下にこれまで訳した関係記事をリンクしておきます。

米国ローレンス・リバモア国立研究所で地球の生命が宇宙から来たアミノ酸だという研究発表 (2010年09月16日)
宇宙空間で553日生きのびた細菌の研究が英国オープン大学から発表される (2010年08月26日)

そして、今回の「雨に大腸菌が含まれる」という発表。

今回これ以上パンスペルミアについて書くつもりはありませんが、遠い宇宙の果てと私たちの日常生活は非常に密接にリンクしていると私は考えます。夢やロマンの話ではなく、単に「宇宙はすべてひとつの物理的サイクルで機能している(のかもしれない)」という、単にそれだけの話です。

長くなりましたが、ここからが翻訳記事です。

なお、この記事での研究を日本に当てはめれば、長く雨が降っていない時期が続いた後の雨には多量の細菌と真菌(カビ類)が含まれているということになります。



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2010年10月21日



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(訳者注) あまり聞き慣れない農作物の病気なので、最初に参考資料を載せておきます。

参考資料

火傷病より。

火傷病(かしょうびょう)は、リンゴ、ナシ、マルメロなどの果樹、その他バラ科植物に猛威を振るう流行性の伝染病害である。アメリカ合衆国東部がその起源だと言われ、1シーズンで果樹園を全滅させることもあるため、欧米ではリンゴ、ナシを生産する農家にとっては深刻な関心事項となっている。これまでのところ、オーストラリアで発生したことはない。農林水産省は日本での発生を否定しているが、米国新聞ロサンゼルス・タイムズによると、1977年から北海道の梨の木に発見されたという。

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・写真は火傷病にかかった梨。1シーズンで果樹園を全滅させることも。

--
Pest & disease alert: fireblight
ProMED mail 2010.10.20

伝染病警報:火傷病


1例目:イギリス(ナシ枝枯細菌)

英国食料環境研究庁( FERA )の報告によると、2010年8月下旬に、観賞用植物のバラ科コトネアスターで Erwinia amylovora (ナシ枝枯細菌)による、4つの別の火傷病が発生したことが確認された。火傷病は、サマセット州、リンカーンシャー州で発見され、ケンブリッジシャー州では二度発見された。

ケンブリッジシャー州での二度目の発生例では、マルメロやサンザシ、そして、コトネアスターに発生し、果樹園は全滅した。


2例目:スペイン・カスティーリャ・レオン州

スペイン・カスティーリャ・レオン州のレオン、パレンシア、サラマンカの3カ所で新しい火傷病が発生した。
カスティーリャ・レオン州の農業家畜省当局は、多数の火傷病の発生を公的に宣言した。
レオン州の11の地域が現在、火傷病の脅威の下にある。
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2010年09月18日



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Skin lesions plague many Calif. dolphins
マザー・ネイチャー・ネットワーク 2010.09.17

多くのカリフォルニアのイルカが皮膚の病変で苦しんでいる

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最近発表された研究では、カリフォルニアのモントレー湾のおよそ 90パーセントのバンドウイルカが皮膚病変を持つことが示された。

モントレー湾に拠点を置く非営利的団体オケアニス・リサーチの研究者たちの報告によると、モントレー湾の 90パーセントに及ぶバンドウイルカが皮膚病変で苦しんでいることが明らかとなったという。オケアニスは、2006年から2008年にかけて、同地のイルカの調査を行った。

このレポートは今年初めの AMBIO(人類環境ジャーナル)誌に発表された。
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タグ:海の異変



  

2010年08月14日



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IRAQ: Wheat rust infection fears
IRIN 2010.08.10

イラク:小麦さび菌の感染拡大のおそれ

20035154.jpg

・バスラでのパン作り。イラクでの小麦消費量は今年、450万トンから500万トンを見込む。


イラク当局によると、イラクでは、2009年から2010年の小麦収穫量のうちの10分の1以上が、殺人真菌の影響を受けたという。

当初は、小麦さび病による損傷は Ug99 の変異体ほど強烈ではなかったが、温暖な天候と高い気温が続いたために、昨年から感染率が急激に上昇したと、イラク農業省の収穫保護局の局長であるハミード・モハメッド・ジャワッド氏は語る。

「昨年、さび菌によって損傷した作物の最終的な率を我々はまだ知りません。しかし、予備の情報から推測すると、イラクの小麦収穫量の少なくとも10分の1に達していたと思われます」と、付け加えた。

小麦さび病、あるいは小麦黒さび病と呼ばれるこの感染菌は、農業地帯にある作物を完全に全滅させることができるほどのものだ。

病原体は、植物の茎に入って、維管束組織を破壊する。

小麦にダメージを与えることのできる小麦さび病には3種類あるが、その中でも、Ug99 の変異体である黒さび病は手がつけられないものだけに、もっとも恐れられている。

Ug99 は、1999年にウガンダで発見され、その後、すぐにケニヤとエチオピアに広まった。そして、紅海を渡り、イエメンに広まった時には Ug99 はさらに致命的な形態の菌となって姿を現した。

2007年にはイランに入り込んだ。

そして、もうひとつの変異体が2009年に南アフリカで発見された。そして、4つ目のさらに違う形態が、2010年7月に科学者によって発見された。

国連の食糧農業機関(FAO)では、現在、26カ国が Ug99 の危険に晒されている国としてリストされている。これによって、世界の小麦生産の約3分の1に脅威を与える可能性がある。

また、最近飛び込んできた関連する悪いニュースとして、ロシアと東ヨーロッパの不作のために、2010年の世界の小麦収穫予測が大きく下方修正された。

イラク農務省のジャワッド氏は、「今のところは、イラクが Ug99 に襲われるのかどうかはよくわかりません」と言う。

「Ug99 は現在、シリア、サウジアラビア、そして、イラクと国境を接しているイランにまで到達しています。しかし、イランからイラクに入ってきたかどうかはまだ確認していないのです」

ジャワッド氏は、イラクの小麦が Ug99 に感染していないかどうかを測定するために、ケニアの FAO の研究所に小麦のサンプルを送ったという。また、イラク農業省では、さび菌感染症の範囲を測定するため、この2年間でイラクのすべての小麦生産地帯に調査隊を送ったという。

その調査は今年5月に終了したが、調査結果が出るのは来年2011年だ。


増加している小麦の生産量

さび菌感染症にも関わらず、イラクの2009年から2010年の小麦収穫量(275万トン)は、2008年から2009年までの収穫量(170万トン)より、61.7パーセント増えたと、当局は言う。

小麦シーズンは、一般的に9月の遅く、または、10月前半に始まって、4月の遅く、あるいは、5月の前半に終わる。

この収穫の増加の背景には、農民たちへの機材の貸し出し、良質の種、肥料が準備できたこと。そして、政府による農民へのローンの発行と、井戸掘りを援助したことだったという。

イラク北部のニーナワー県は、イラク全土の25パーセントの収穫のあった、もっとも生産的な地域だった。

2番目に収穫量の多かったのは、Ta’amim の近くの県で、全体の13パーセントの収穫。3番目が、ワーシト県の11パーセントだったという。

今年始めに発表された農業省の数字によると、イラクの今年の年間小麦消費量は450万トン〜500万トンであると推定される(小麦収穫量は275万トン)。

このギャップを埋めるには小麦の輸入が必要となる。
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2010年08月11日



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(訳者注) 昨年の報道です。下の2つの報道を合わせて文章にしました。ちなみに、記事では「16人のうち3人しか治療は成功していない」とありますが、それまでワクチン接種なしで狂犬病の発症後に生き残った例は歴史上でゼロでした。

First Brazilian to be cured from rabies discharged from hospital
Xinhua 2009.09.20

2008年9月に狂犬病を発症しながら回復した16才のブラジルの少年について
厚生労働省検疫所 - 海外感染症情報 2009年09月20日
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ブラジルでは初めての狂犬病から回復して退院した16歳のブラジルの少年

ブラジル人として初めて狂犬病から回復した患者が、2009年9月18日に、ブラジル北東部にあるペルナンブーコ州のレシフェ病院から退院した。

就寝中にコウモリに噛まれたこの16才の少年の患者は、2008年9月に狂犬病を発症し、10月に入院してから100日以上を集中治療室で過ごした。

治療にあたったオスワルド・クルース病院によると、この患者は、狂犬病のために歩行困難や言動障害が見られたという。今後も治療が続けられ、股関節の手術も受けることになっている。

この少年に対しては、いわゆるミルウォーキー・プロトコル ( Milwaukee protocol ) と呼ばれる、2004年にアメリカで開発された実験的な方法に沿った治療法が行われた。これは、患者を薬物により昏睡状態にし、抗ウイルス薬・鎮静薬・麻酔薬を使用する方法だ。

これまでに世界中で16人の患者にミルウォーキー・プロトコルが行われた。治療成功例はこの患者を含め3人だけで、後の2人は米国の10才と16才の少女だ。

狂犬病は非常に致死性が高い。イヌ、ネコ、コウモリ、キツネ、ウシなどの動物の咬傷により感染する。この疾患は神経系を侵し、麻痺、不安、幻覚などの症状を引き起こす。


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参考資料:狂犬病 - Wikipedia - 「予後」より。

発症後の死亡率はほぼ100%で、確立した治療法はない。記録に残っている生存者はわずか6人のみで、そのうち5人は発症する前にワクチン接種を受けていた。

2004年10月、アメリカ合衆国ウィスコンシン州において15歳少女が狂犬病の発症後に回復した症例がある[8]。これは発症後に回復した6番目の症例であり、ワクチン接種無しで回復した最初の生存例でもある[9]。この際に行われた治療はミルウォーキー・プロトコル(Milwaukee protocol)と呼ばれており、治療法として期待されているが、回復に至らず死亡した事例もあり研究途上である。

近年ではこの治療法により10歳のアメリカ人少女、また2008年10 月、ブラジル・ペルナンブーコ州の16歳の少年が歩行困難と発語困難により依然として治療を続けているものの回復に至る。これまでミルウォーキー・プロトコル治療は全世界で16名に対して行われたが、現在の成功症例はこの3人のみである。

「最も致死率が高い病気」として後天性免疫不全症候群(エイズ)とならんでギネス・ワールド・レコーズにも記録されている。
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