2013年07月22日



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太陽の北極を覆い尽くす「超巨大な穴」を横目で見ながら、アレニウスの「宇宙は無限」の言葉を噛みしめる



見たことのないような巨大なコロナホールを目にして

先週、太陽の「北極」の部分にコロナホールと呼ばれる暗い部分が移動しながら、太陽の北の極地を覆い続けていたのですが、その大きさ!

下は 7月 18日のその写真です。

corona2013-07.jpg

▲ 太陽観測衛星 SOHO による撮影。


こんな大きなコロナホールは見たことがないように思いますし、そのことに驚いたりしていたのですが、コロナホール自体は珍しい現象というわけではないです。

しかし、コロナホールは、地球に対して太陽風で「地磁気」に大きな影響を与えます。

先日の、

21世紀も「太陽が暗くなる時」を経験するのか? : 全世界が地獄の様相を呈した6世紀と酷似してきている現在に思う
 2013年07月15日

という記事で、「地磁気と人間の健康や精神とは大きな関係があることはほぼ確実かもしれない」ということを記したのですが、上の巨大なコロナホールも地球の地磁気にかなり影響を与えていると思われます。

その影響の結果はともかく、今回はこのコロナホールについての記事をひとつご紹介したいと思います。



その前にひとつ書いておきたいことがあります。





ジョルダーノ・ブルーノが「焼かれた」直接の理由


子どもが夏休みに入って、少し慌ただしかったりしたのですが、昨日、記事を更新できなかったのは、書いている途中でネットで買った本が届いたことでした。

それに目を通しているうちに時間が来てしまったのですね。

その本は Amazon のリンクで見つけた宇宙の始まり - 史的に見たる科学的宇宙観の変遷』というタイトルのものでした。

書いたのはスヴァンテ・アレニウスという人で、いわゆる物理化学の創始者の1人と言われる人ですが、 Wikipedia の説明では下のような方です。


スヴァンテ・アレニウス

arrhenius.jpg

スヴァンテ・アレニウス(1859年 – 1927年)は、スウェーデンの科学者で、物理学・化学の領域で活動した。物理化学の創始者の1人といえる。1903年に電解質の解離の理論に関する業績により、ノーベル化学賞を受賞。アレニウスの式、月のクレーター Arrhenius、ストックホルム大学の研究所名などに名を残している。



この『宇宙の始まり』という本の日本語訳が最初に出版されたのは昭和6年( 1931年)のことで、私の手にしたものはそれを現代仮名遣い等に訂正し復刻したようなものらしいです。


このアレニウスという人は、 In Deep にも過去にも何度か名前が出てきておりまして、最初に出てきたのは、一昨年の、

宇宙塵自身が生命であることに言及した 100年前のノーベル賞学者の実験
 2011年05月07日

という記事でした。

ごく最近では、

なぜ「太陽生物学」や「太陽と人体に関しての研究の数々」は歴史から消えてしまったのか?
 2013年07月18日

という記事の中にも出ています。

そんなわけで、興味はあったのですけれど、その著作を手にしたことはなかったのです。

それが Amazon の「この商品もいかがですか?」的なリンクに、このアレニウスの『宇宙の始まり』という本があったのでした。古本で 350円でした。

相変わらず目次を見て、興味のある部分だけを読むという読書法ですが、サブタイトルの「史的に見たる科学的宇宙観の変遷」にもあるように「宇宙の創造の神話」から始まるもので、いわゆる科学書よりは飛躍的に楽しい内容だと思います(まだ一部しか読んでいないのですけど)。

でまあ、いろいろな部分はともかく、目次の中にジョルダーノ・ブルーノに関しての記述があったのです。ブルーノは過去記事にもずいぶんと出ていただいていた方です。





ブルーノは、上のように「自説を撤回しなかったため、火刑となる」とありますが、以前からどうも曖昧な説明だなあと思っていたのです。

アレニウスの著作にその具体的な理由が出ていたのです。

それは、「モーゼのおこなった奇蹟も単なる自然の法則によってに過ぎない」と主張したのが、ブルーノが火刑になった直接の原因だったのでした。

mose1.jpg

▲ モーゼの奇蹟と呼ばれているもの。


「あー、その時代にそれを言っちゃなあ」

と思いましたが、アレニウスはブルーノの学説の主張と経歴を大変に短く、わかりやすくまとめていますので、資料として記しておきます。




第6章「新時代の曙光。生物を宿す世界の多様性」より
アレニウス著『宇宙の始まり』

ジョルダーノ・ブルノはその信条のために国を追われ、欧州の顕著な国々を遊歴しながらコペルニクスの説を弁護して歩いた。しかして、恒星もそれぞれ太陽と同様なもので、地球と同様な生存者のある遊星で囲まれていると説いた。

彼はまた、太陽以外の星が自然と人間に大いなる影響を及ぼすというような、科学の発展に有害な占星学上の迷信に対しても痛烈な攻撃を加えた。

彼は、諸天体は無限に広がる透明な流体エーテルの海の中に浮いていると説いた。この説のために、またモーゼの行った奇蹟も実はただ自然の法則によったにすぎないと主張したために、とうとうヴェニスで捕縛せられ、ローマの宗教裁判に引き渡された上、そこでついに焚殺の刑(火刑)を宣告された。

刑の執行されたのはブルノが 52歳の春 2月17日であった。

当時アテンにおけると同じような精神がローマを支配していて、しかもそれが一層粗暴で残忍であったのである。要するに、ブルノの仕事の眼目はアリストテレスの哲学が科学的観照に及ぼす有害な影響を打破するというのであった。

宗教裁判の犠牲となって尊い血を流したのはこれが最後であって、これをもって旧時代の幕は下ろされたと言ってもいい。






ちなみに、アレニウスの書いたこの『宇宙の始まり』の最後の章に、私の思っていることを一文で言い表している記述がありました。



生命は、宇宙空間、すなわち地球よりも前から生命を宿していた世界から地球に渡来したものと考え、また物質やエネルギーと同様に生命もまた永遠なものである、とこう考えるより他に道はほとんどなくなってしまう。



とあるのでした。

同時に、アレニウスは「生命の永遠性の証明は困難である」とも書いています。


ちなみに、この『宇宙の始まり』そのものは上のように素敵な記述が多くある一方で、典型的なエリート白人であるアレニウスの「未開民族に対しての差別的な表現」も多々、目にします。

多分・・・アレニウスは人間的、あるいは人道的には大した人じゃなかったと思います(笑)。

しかし、それとは別に彼は「完全な科学者」だった。


それにしても、現代の宇宙モデルが「オカルトに近い」ということを、この本などを少し読むだけで改めて思います。

昨年の記事「大出血のような太陽フレアと真っ赤な富士山上空を眺めながら「物質は永遠」という法則を子ども科学本で知った日」で知った「物質不滅の法則(質量保存の法則)」の観点からだけでも、それは思います。


しかし・・・最近ではもう、世の中(の科学論)は変わらないという諦めが強く、変わるとしたら、それはすべてが「ゼロ」に帰した後なのだと思います。



絶滅という語句に不安と共に希望を感じるのはそのあたりにも理由があるのかもしれません。



というわけで、この本には「人類の歴史」などについても興味深いことが書かれていますので、いずれまたご紹介することもあるかもしれません。



何だか繋がりがないですけれど、ここから最初に写真を載せました、太陽のコロナホールに関しての記事です。

ちなみに、今現在のコロナホールは下のような状態です。

coronalhole-7-21.jpg

Spaceweather より。

北極部分のコロナホールはやや小さくなりましたが、左右に大きな亀裂の形状をしたコロナホールが出現していますので、地球への地磁気の影響は続くと思います。

つまり、しばらくは地球の人類は「体も心もおかしくなりやすい」と。

それでは、ここからです。
デイリーギャラクシーの記事からです。




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2013年07月02日



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最近は、米国の情報収集問題などに関しての報道が多くて、何だか「今になって、すべてが明らかに!」というような感じで報道されたりしていますが、しかし、たとえば、下のサイトは、内容の詳細はともかく、 1999年 4月 9日の記事です。つまり、今から 14年前のものです。

ap-vp-2.jpg

Telepolis より。


この記事に書かれてあるのは、その後(今までの約 15年間)のすべての Windows のシステムの中に搭載されているプログラム( advapi32.dll )のことについてのものです。これは、削除できるファイルではなく、 現在はシステムと一体化していて、削除すると起動しなくなるものですので詳細は書きません。こちらにこれに関しての日本語の記事があります。


いずれにしても、私たちが「他者から見られている」期間は思っている以上に長いです。


極論でいえば、これまで、ある種のパソコンでインターネットに接続したすべての人のパソコンの情報はそっくり「どこか」に収められているといってもいいのかもしれません。


そして、今のスマホ全盛の時代となって、そのシステムは完成の域に近づいているような感じがします。


今回のタイトルに「何が起こっているのかわからない」と入れたのは、こういうような意味です。


実際に何が起きているのか私たち一般の人間には、もはやわからない世の中ではあるのですが、今回は、そんな世の中で続けて起きた出来事の話です。





日本で、そしてタイで


このブログでは、以前はよく「集団パニック」についての海外の報道を記事にしていたことがありました(当時は記事の原文のまま「集団ヒステリー」というような言葉を使っていたのですが、最近はどうもこの言葉に抵抗があり、「集団パニック」という表現にしています)

先月、兵庫県の高校で「女子生徒たちが次々と不調を訴えて搬送される」という事件というか出来事がありました。下は、産経ニュースからの抜粋です。


集団パニック? 女子生徒18人搬送 兵庫の県立高校で
産経ニュース 2013.06.19

6月19日午前11時45分ごろ、兵庫県上郡町大持の高校で、1年の女子生徒が休み時間中に「気持ち悪い」と体調不良を訴え、過呼吸を起こした。その様子を見た別の生徒らが正午過ぎにかけ、次々と過呼吸などの症状を訴え、1年生17人と3年生1人の女子生徒計18人が隣接する赤穂市内2カ所の病院に搬送された。いずれも意識があり、命に別条はないという。

兵庫県警相生署によると、最初に体調不良を訴えた女子生徒は、生徒の間で「霊感が強い」と言われていたという。その生徒は泣きわめくなどパニック状態になっていたといい、同署は他の生徒も同様にパニックを起こしたとみている。



というものです。

これを読んだ時に、「このニュース・・・海外に広まったら、きっと変な報道のされ方をするのだろうなあ」というようなことを考えていました。

特に、アジアで起きた出来事に関しては、西欧の人たちから見れば、そこにエキゾチックなニュアンスを附加してみたくなるという心理があるようですし、今回は「女生徒ばかり」ということもありますので、こういうのは別のニュアンスで報じられやすいのです。

そうしましたら、つい先日、米国のサイトに下のような記事が・・・。

carrie-japanese.jpg

Who Forted Blog より。


「ああ、やっぱりなんか別の話になってるし・・・」と思った次第でした。


ところで、上の記事の写真は 1976年のアメリカ映画『キャリー』のワンカットだと思います。

映画『キャリー』は、ホラー小説の巨匠スティーヴン・キングの小説をブライアン・デ・パルマが監督したもので、公開当時は私は中学生でしたが、その頃はすでに映画館でよく映画を見ていたのですけれど、この映画は私の住む町にはやってこなかったのです。公開から10年後くらいにビデオではじめて見ました。

キャリーとは女の子の名前で、女子校でイジメを受け続けていた女の子が復讐する話なのですが、普通のそのたぐいの話と違うのは、キャリーは超能力を持つ女の子だったのです。

キャリーの超能力は「血」によって起動します。

そのあたりの下りは Wikipedia のストーリーにありますが、この映画は、 Google 画像検索に大量にアップされていることからもわかるように、その世代の多くの人々の記憶にある種のショックとして刻み込まれているものでもあります。


まあ・・・つまり、この「キャリー」の内容は、今回の兵庫の事件とは何も似ているわけではないということを書きたかったのですが、それはともかくとして、昨日、タイのプーケットで兵庫と同じような出来事が起きたのです。

その出来事をご紹介する前に、以前このブログで記事にした3つの出来事にふれておきます。




過去記事の集団パニックの事例


viet-mass-hiss.jpg

▲ ベトナムで女子生徒たちが次々と倒れる事例が多発していることを報じる2011年当時のベトナムの英字メディア Thanh Nien News より。


この関係の過去記事としては、



などがあります。


上の中のベトナムの事例を書いた記事の中で、私は、このような現象も、「地球全体で関連性を持って起きる」ものなのではないのかなあ、と漠然と思ったことを書いています。

それは、「鳥」が行動する原理を調べているうちに思ったことなんですが、考え方の途中経過はともかくとして、鳥は「宇宙からの動きを直接感知して行動しているのでは」というような気がしたのです。

集団の鳥が一斉に飛んでいる様子というのを見ていると、あれは飛んでいる鳥たち1羽1羽の個人の意志で飛んでいるようには見えないわけなんですよ。そのことをずっと思っていました。


「コントロールしているものがある」


というようにしか見えない。

下の写真は、今年の1月にイスラエルで撮影されたムクドリの群れの動きです。



イスラエル南部ネティボットで撮影されたムクドリの群れの動き

mk-01.jpg



mk-02.jpg



mk-03.jpg

▲ AFP 通信「空に現れた不思議な模様」より。



ここまで大規模な群れでなくとも、似たような光景は日常で常に見られます。

これは結局、「自然の不思議」ということではなく、すべての鳥が一様に同じ宇宙のコントロールを受けているという証左でもあるような気もするのです。

しかし、宇宙のコントロールを受けているのが鳥だけのはずがない。仮に、鳥がそうだとしたら、他のあらゆる地球の生命も程度の差はあれ、必ず宇宙のコントロールを受けているような気が上の集団パニックの記事を書いている時に思ったのです。

その時の記事から、少し抜粋させていただきます。「ベトナムの学校で長期間に渡り続く大規模な集団パニック」からの抜粋です。


鳥はクリプトクロムという物質で磁場を「見て」いるそうで、そして、最近、鳥が「量子もつれ」で磁場を見ている可能性を示唆する研究が発表されています。

難しい記事で、私にはよく理解できないですが、以下の記事があります。

「鳥は量子もつれで磁場を見る」:数学モデルで検証
 Wired Vision 2011.02.03


よくはわからないにしても、鳥にしろ甲殻類などの虫などの生き物でも、物質や分子への影響から磁場を感じている。

というか、同じような物質が様々な動植物の中に存在するようです。

arabidopsis-thaliana.jpg

▲ アブラナ科の植物シロイヌナズナのクリプトクロム。


つまり、影響を受けるのは鳥だけではないのではないかと。

日本もかもしれないですが、世界は今ちょっと異常な高揚にあります。

高揚というより「なんかおかしい」。
犯罪も暴動も何かおかしい。

何の根拠もない推定ですが、つまり、世界中で同じような「地球的集団ヒステリア」が出現したりはしないのかなあと。

そんなことになるわけはないでしょうが。



と書いています。

これは 2011年の記事ですが、この「世界は今ちょっと異常な高揚にある」というのは、今も同じだと思います。

というか、どう考えても、今のほうが「悪い意味での高揚」も含めれば、はるかにヒートアップしている。


上で言いたかったことは、たとえば、鳥はあのように集団できわめて正しい統一感を持って飛びますが、私はそれを宇宙からのコントロールだと思っているわけですけれど、人間の起こしていることも、あるいは鳥と同じで、自分では自分の意志で行動をしていると思っているけれど、実は誰も自分の意志で思考や行動しているわけではないのではないかというようなことを言いたかったのだと思います。


つまり、人間も鳥と同じように、何らかの宇宙からのコントロールを受けているのでは、と。


そして、その人間の行動によって、地球は変わっていく。


このあたりは、さらに考えていくと、複雑な話になりそうですが、また何か関連する出来事がありましたら、書いてみたいと思います。


そういう意味では、学校での集団パニックのような比較的小規模な出来事も、エジプトの 1000万人規模のデモなども、その根源を辿ると、それほど違うものでもないかもしれないと思ったりした次第です。

というわけで、 7月 1日にタイのプーケットで起きた出来事をご紹介します。



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2013年06月23日



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voi-top2.jpg

▲ ヴォイニッチ手稿より。イラストは、大きくわけて、未知の植物、宇宙の図、そしてたくさんの女性たちが描かれてます。文字もイラストも、そのすべてにおいて、ヴォイニッチ手稿ひとつも解明されていません。
--



ヴォイニッチ手稿に関しての In Deep 内の関連記事

『ヴォイニッチ手稿を解読した』という人物の登場
 2011年12月06日

ヴォイニッチ手稿とアステカ文明のリンク(1)
 2014年02月09日

ヴォイニッチ手稿とアステカ文明のリンク(2)
 2014年02月10日





英国の研究者たちが続けているヴォイニッチ手稿の解読


ヴォイニッチ手稿というのは、1400年代のはじめ頃に記されたとされる謎の古書で、現在の地球に存在しない文字のようなテキストで記され、数多くの未知のものが描かれたイラストが添えられています。

人類や自然界の秘密や真実が隠されているかもしれない古書と呼ばれることもある一方で、今では「内容に意味がないデタラメの書」という説も強いです。

この古書に関しての一般的な説明を Wikipedia から抜粋しておきます。


14世紀から16世紀頃に作られたと考えられている古文書。全230ページからなり、未知の言語で書かれた文章と生物を思わせる様々な彩色された挿絵から構成されている。

文章に使用されている言語は、単なるデタラメではなく言語学的解析に照らし合わせ、何らかの言語として成立機能している傍証が得られているため、一種の暗号であると考えられているが内容は不明。

手稿には、記号システムが確認されている特殊な人工文字によって何かの詳細な説明らしき文章が多数並んでおり、ページの上部や左右にはかなり緻密な、植物や花の彩色画が描かれている。植物の絵が多いが、それ以外にも、銀河や星雲に見える絵や、精子のように見える絵、複雑な給水配管のような絵、プールや浴槽に浸かった女性の絵などの不可解な挿し絵が多数描かれている。




この説明の中にある「複雑な給水配管のような絵」というあたりは、文字だけではわかりにくいと思いますが、たとえば、下のようなものです。

voi-sys1.jpg

▲ ヴォイニッチ手稿より。


植物のイラストがもっとも多いですが、上のように、女性たちが合理的な説明のつかない行動をしていることを示しているページも数十ページにわたり続きますので、ヴォイニッチ手稿の中で重要なテーマであることを感じます。イラストに男性は一切出てきません

人間で登場するのは女性だけで、あとは植物と宇宙の構造のような図。


昨日の英国の BBC の報道で、このヴォイニッチ手稿が取り上げられていることを見つけまして、そのタイトルが「ミステリアスなヴォイニッチ手稿は「真実のメッセージ」を持つ」というものだったのでした。

読んでみると、内容はタイトルとはちょっと違う感じで、ほんの少し研究が進んだけれど、相変わらずデタラメ仮説も根強いというものでしたが、しかし、英国ではいろいろな大学でかなり真剣にこのヴォイニッチ手稿の解読について取り組んでいるということを知り、いまだに多くの人の心を惹きつけるものではあるようです。


ヴォイニッチ手稿の解読に関しては、過去記事の、

『ヴォイニッチ手稿を解読した』という人物の登場
 2011年12月06日

という記事でもご紹介したことがあります。

このヴォイニッチ手稿は、インターネットで、ほぼ全部を閲覧することができますので、興味のある方はぜひご覧いただけるとよろしいかと思います。

Voynich Manuscript

に、ヴォイニッチ手稿を所蔵するイェール大学のバイネキー稀書図書館がデジタルカメラで撮影し公開したものを並べてくれているサイトがあります。






ちょっとした偶然

実は数日前に、ふだんそれほど交流しているというわけでもない方から久しぶりにメールをもらったんですが、その内容が、ヴォイニッチ手稿についてのものでした。

メールに BBS の過去ログの URL があったのですが、それを見てみると、日本でも、ヴォイニッチ手稿について真剣に考えている人たちが結構いらっしゃることを知ります。教えてもらったログは、こちらです。

宇宙の人類の関係とか、あるいは DNA やクローン技術と関係していることだとか、様々な人たちがいろいろと考えているようです。


また、女性しか出てこないことについては、全体性に関しての希望とも呼べる説の発見のメモというページに、


> ヴォイニッチ手稿の挿絵には見渡す限り人間の形をした者は全て「女性」である。
> なぜ女性なのかと言う点だが、人間が母親のお腹で初めて人間の形を成した時の性別は皆「女性」だからである。
> 男性への分化はその後に起こる。


というような抜粋があったりもしました。


そんなこともあり、ここ数日ヴォイニッチ手稿のことを考えていた時に、昨日 BBC の報道を偶然、目にしましたので、これは何かの縁だろうからご紹介しておいたほうがいいかなあ、と記事にした次第です。


ちなみに、今回のオリジナル記事はわりと長いものでしたので、余談はこのくらいにして、ここから本記事に入ります。



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2013年04月22日



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evolution-timeline-chart-tree-theory.jpg



今朝のロシアのプラウダに「地球に進化論でいうマクロ進化は一切存在しなかった」というような文で終わる記事がありまして、まあ、なんとなく力強かったので、その記事をご紹介します。


ただまあ・・・その前に書いておきたいことがあります


基本的に私個人は現在の時代の科学は、地球の歴史上でも珍しいほど「真実とは遠いところに位置する科学」となってしまったと感じています。この間のパンデミック関係の記事で、私は、


残念ながら、今の科学の世界は「根元」が間違った方向の上(ビッグバンといわゆる進化論)にありますが、やはり残念ながら、それはもう是正できないと私は思っています。

もはや時間が足りないと思います。




と書きましたが、その「時間が足りない」というあたりも含めて、雑文となりそうですが、少し前振りで書いておきます。明るい話ではないですが、正直な思いです。






どれだけ新しい発見が続き、研究が進んでも「根」が間違いなら先へは進めない


今日のロシアの声に下のような見出しの記事がありました。

life-forever.jpg


地上の生命は地球の誕生に遥かに先行していた
VOR 2013.04.22

リチャード・ゴードン、アレクセイ・シャロフ両氏は「ムラ」という法則を用いて計算を行った。素人には難解な法則である。たとえば次のように用いられる。コンピューターの発展の歴史を知ろうという場合、最先端のものの詳細な分析を元に過去向きに計算していけば、その誕生は1960年代であった、ということになる。最初のコンピューターが現実に誕生した年代と符号するのだ。

現在の生命の複雑さを元に過去向きに辿っていけば、生命はおよそ97億年前に起こったのでなければならない。地球はたかだか45億年前に生れている。



見出しを見た時には、「お?」と思ったのですが、読んでみると、「生命はおよそ 97億年前に起こった」という単なる有限宇宙論の延長であり、やっばり今の科学なんかに期待してはいけないと襟を再度正すのでした。


ロシアは過去記事の、

私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
 2013年03月24日

などでもふれたチジェフスキー博士などのいた「ロシア宇宙主義」という下のような理念を持つすぐれた宇宙科学と理念を持っていたことがあるわけで、いつも多少の期待を抱いてしまうところではありますけれど。

ロシア宇宙主義の理念の中のひとつは下のような理念です。


地球上の生命現象は、宇宙の「物理的な現象」とつながっている。

神経節のように、ひとつひとつの生きた細胞は宇宙の情報に感応し、大宇宙はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させている。



というような。
他にもいろいろとありますけれど。



▲ ロシアのアレクサンドル・チジェフスキー博士(1897 - 1964年)。


現在の・・・いわゆる科学といわれるものが、どうして今のように「奇妙なもの」となってしまったのかというのは、その理由のひとつに、


・真実の追求ではなく、名声をあげることが科学者の一義的な目的となってしまったから


ということはまあ・・・多少あるとは思います。

これを真っ向から否定できる科学者ご本人も少ないと思います。


あるいは、その土台となる科学界の「権威主義」と「階層的な科学組織」の力。

いつ頃からこれが始まったのかはよくわからないですが、西暦 1600年には、ジョルダーノ・ブルーノは「宇宙は無限だ」という自説を撤回しなかったために焼き殺されているわけで、少なくとも数百年前以上前からそういうものがあったようです。





上にも書きましたこちらの記事で、私は、


もはや時間が足りないと思います。



と書きましたが、この「時間が足りない」という感覚も、上の「権威主義」と「階層的な科学組織」の力と関係しています。


小さな問題ならともかく、進化論だとか現代宇宙モデル、あるいは、たとえば相対性理論のような「根本的な科学モデル」に修正が加えられるとした場合、それが下から上へと報告されて、上で決定されるまでの、報告、提出、会議、試験、判定、などの手間を考えると、何百年あっても、現在の「基本科学モデル」が別の方向に向かうには時間が足りないと思います。





アリストテレスの時代に変えられてしまったこの世

実際、この数十年は科学はその理念においては特に後退していて、アリストテレスの時代に「科学界で力のある人たち」が「地球と宇宙を切り離して」以降少しずつ後退した科学は、今とになり完全に「底」にまで行き着いたと考えてもいいように思います。

地球と宇宙が密接に結びついていることを科学の最大の基本として考えれば、いろいろな可能性はあったと思います。

たとえば、地震などを含めた災害についてさえも、かなり有効な解決方には近づけていた可能性はあります。

過去記事で、

3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量の急激な変化
 2011年05月20日

というものをご紹介したことがありました。

NASA のゴダード宇宙飛行センターが公開したデータにより、「マグニチュード9の地震があった前日までに日本上空の赤外線量と電離層の電子量が増大したことがデータ上で確かめられた」という記事をご紹介したものでした。

下は上記の記事から「3月10日から3月12日までの赤外線のエネルギー量の変化」です。内容はここではふれませんので、詳細は記事をお読みいただくと幸いです。




これらの「巨大地震の前に高層大気でさまざまな変化が見られている」ということは、上のようなデータも含めて、たとえば、宇宙飛行士などの間でも「定説」として語られていたことを、やはり過去記事で書いたことがあります。

謎の「光る雲」がどんどん高度を落としてきている
 2012年06月26日

という記事の中盤にある「ロシアの宇宙飛行士たちが確信した「銀雲」と地球上の災害の関連」というセクションに記したことがあります。

そこに、ロシアの「ミール」という宇宙ステーションで 1994年から 1995年にかけて 438日におよぶ長期のスペース・ミッションをおこなったロシアのワレリー・ポリャコフという宇宙飛行士が帰還後に記した『地球を離れた2年間』という著作の中から「銀雲」という現象についての記述を抜粋したことがあります。



▲ ロシアのワレリー・ポリャコフ飛行士。



それからもうひとつ忘れられない現象がある。それは " 銀色の雲 " のことで、地上で起きる災害と関連があると言われている。

それは不思議な雲だ。銀色の雲という、まことにロマンチックの名前は、地表が円形になる地平線上の60キロメートルから70キロメートルの上空にしか現れないところからきている。

(中略)

その後、仕事の忙しさもあってこのエピソードは忘れられていた。ところがその晩、地上との定期無線交信のときに、アルメニアで大地震があり、膨大な数の犠牲者が出て、街は壊滅状態だという連絡があった。

(中略)

2回目のフライトの際には、ロケットが打ち上げられ、安定飛行状態にはいるやいなや、巨大な銀色の雲を目にし、不吉な感情に襲われた。管制センターとの無線交信によって、アメリカ合衆国のロサンジェルス市か、あるいはその近郊地域に大型の地震が発生し、大きな被害が出ているというニュースが伝えられた。



というもので、簡単にいえば、「地平線上の60キロメートルから70キロメートルの上空に銀色の雲が出ると必ず地球上で壊滅的な地震が起きる」ということを書いていました。


silver-clouds.jpg

▲ 宇宙からは銀雲はこのような感じで見えるものだそうです。


この記述は、変なオジサンが書いているものではなく、ソ連という国家が選び出した当時の世界最高峰クラスの科学者でもある宇宙飛行士が、「気になる現象」として強く書き留め続けていたことです。

地震との関連を、もっときちんと調査するのはおかしなことではなかったと思われます。地球上に衛星はいくらでも飛んでいるのですから。

あるいは、 311の東北の地震の際にその数日前から日本の上空で見られた「赤外線量と電離層の電子量が増大の現象」は、多くの人々が一種の驚きを持って見たデータにも関わらず、その後、本格的な研究の続報はあまり聞きません(おこなわれてはいるとは思いますけれど)。

どうしてあまり研究されないかというと、「地震は宇宙などとは関係ない」とみんな思っているからです。


地球は宇宙とは関係ないのだ、と今でも多くの人が思っている。



結局は今でも、地震というと地球の地面の下を調べることが中心というのが現状だと思います。その研究が無駄ではないにしても、「トリガーとは無縁」であることは研究者の方が最もわかってらっしゃることだと思います。

「今後 100年以内に起きる確率は・・・」

と言われても、私たちのような一般人はどうすれば? と思うしかない。


地面の下をいくら眺めていも、地震の発生に関しての根拠は「何百年経っても掴めないのではないか」という気もするのです。しかし、宇宙から地震を研究すれば、トリガーはかなり正確にわかったことだと思います。これは間違いないと思います。




でも・・・・・。やはりこれも今からではもう遅いです。



機器の用意の問題ではなく、上にも書きましたけれど、ガチガチに「学問の概念」が固められた科学会の牙城の中で、新しい理論が中心となる可能性などほとんどないでしょうし、そもそも、新しい理論が入り込むだけでも、何年も時間がかかる。いっぽうで、地球は現在、急速な勢いで変化を増していっている。


もう科学は間に合いません。


個人的には、数年もすれば今とは明らかに違う地球になっていると思っています。





それでも地球と宇宙はつながっている

ちなみに、「宇宙と地球がつながっている」という観念から科学を考える方法を取り入れていれば、病気についての理解にもずいぶんと役立ったはずです。

最近書いているパンデミックのこともそうですけれど、「宇宙から人間に直接病原菌が感染する」という、科学的に考えればわりと普通だと思われる考え方(古来からある考え方なので奇異ではないです)を、なぜ、「とんでもない考え方」とされてしまう風潮になったのか。

これも、アリストテレスの時代の「宇宙と地球の分断」以来、地球の科学界で続いている「地球のものは地球のもので、宇宙とは関係ない」という科学的信念と関係していると思います。

これは是正してほしいけれども・・・・しかしこれに関しても、やはりもう遅いです。




時は来てしまった・・・という感じでしょうか。




私は(なかなか難しいとはいえ)とにかく残る人生をできるだけ楽しく、あるいは充実させて生きていきたいと思っています。

今の心境ではそれはできないと思いますけれど、でも、そうしたいです。



というわけで、無駄話が長くなりすぎました。

ここから、先日のロシアのプラウダのサイエンス欄で見つけた記事を翻訳してご紹介いたします。



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2013年04月09日



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「私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために」前記事:
(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
(2):平衡を失ったこの魚座の世界のどこかにあるはずの「みずがめ座への意識」

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cosmic-ray_shower-002.jpg

▲ 地球が超高エネルギーの宇宙線のシャワーを浴びた時のイメージ図。


(注) 昨日の記事「21世紀のパンデミック(1): ウイルスが人を選ぶのか? 人がウイルスを選ぶのか?」の続きは、新たな動きや報道がありましたら、また記事にしたいと思います。







ビンカローズが異常に早い時期に咲いた「 4月10日イヴ」


今朝(4月9日)、冬越しさせた夏の花であるニチニチソウが花を咲かせていました。

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上の見だしには格好つけて、ビンカローズとか英語名で書いていますけれど、夏前になると、下のようにひとつ80円とかで売られているニチニチソウです。





花を咲かせたニチチニソウは、3年前から冬越しさせているもので、今年4年目の春ということになります。

2日くらい前につぼみをつけていたので、

「咲くつもりなのか? まだ4月のはじめだぞ」

と思いましたが、咲きました。

最近暖かい日もあったとはいえ、ほんの2週間くらい前までは、このあたりは朝方の気温などは氷点下近くまで下がっていましたし、かなり意外感があります。

下のは先月の状態。

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葉はほとんど落ちていて、見るからに元気がないですが、昼は太陽に当てて、夜は寝室やトイレなど、もっとも気温の変化の少ない場所に置いたりしていました。



しかしどう思い起こしても、この1ヶ月くらいはこれらの花の開花温度というものにはほど遠い日々が続いていましたので、考え方の方向性としては、むしろ

「太陽活動が弱いんだろうなあ」

と思ったりしました。

「太陽活動が強い」ではなく「弱い」という方向です。


このあたり何となく複雑な話となるかもしれないですが、以前 In Deep で「宇宙帰りのサクラやアサガオの強い成長」の記事をご紹介したことがあります。


私たち人類も他のあらゆる生命たちも「宇宙線にコントロールされている可能性」を感じて
 2012年06月13日

という記事で、京都新聞と読売新聞の下のような記事を抜粋しました。

下は宇宙帰りのアサガオ。


宇宙アサガオ、異常早咲き
京都新聞 2012年06月13日

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宇宙空間を旅した種子から育った京都産業大付属高の「宇宙アサガオ」が、通常は夏至以降とされる開花時期より大幅に早く、10日に咲き始めたことが、12日に分かった。帰還2世代目は異常に多くの花をつけたことが確認されており、開花したのは3世代目にあたるアサガオ。同高は、宇宙放射線の影響を裏付ける事象だとみて、さらに研究を進める。

昨年、2世代目は1株当たり300個以上の花をつける突然変異が確認された。生物部顧問の教諭は、DNAの塩基配列が変わった可能性があると分析した。教諭は夏至前に開花した直接的な要因として、花芽をつくる植物ホルモンの異常が疑われるとみている。その上で、「宇宙放射線の影響があったと、より明確にできた」と話している。





もうひとつはサクラです。


宇宙帰りのサクラ異変…なぜか発芽・急成長
読売新聞 2011年02月21日

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国際宇宙ステーションで2008年11月から8か月半、保管した桜の種を、地上へ持ち帰って植えたところ、発芽しないはずの種が芽を出すなど、異変が相次いでいることがわかった。原因は不明だが、無重力で放射線の強い宇宙環境で、遺伝子の突然変異や、細胞が活性化したなどの見方もある。



それぞれ概略だけの抜粋ですが、どちらも、

「宇宙空間で浴びた宇宙線が原因なのではないか」

ということが書かれています。


宇宙線というのは要するに放射線のことなのですが、地球上で受ける宇宙線は地球大気圏に入った際に変化するので、私たちが地球上で浴びている宇宙線と宇宙空間での宇宙線は違うようです。

このあたりは、宇宙線に関して日本で最高峰の研究を誇る東大に代弁していただきます。東京大学宇宙線研究所のページからです。


宇宙線は地球に到達して大気中に飛び込み、空気中の酸素や窒素の原子核と核反応を起こします。地球大気に飛び込む前の宇宙線を「一次線宇宙線」とよび、大気に飛び込んで変化し新たに生まれた宇宙線を 「二次宇宙線」とよびます。

二次宇宙線は、ミューオン、ニュートリノ、電子、ガンマ線、中性子が主要な成分です。このうち電子やガンマ線は大気中で吸収されて減り、地中まで来るのはミューオンとニュートリノがほとんどです。




cosmicrays.png

名古屋大学理学研究科 F研 ミューオンラジオグラフィより。


つまり、私たちが通常浴びている宇宙線は、ミューオンというものとニュートリノというものですが、宇宙空間ではさらに電子、ガンマ線、中性子、そして、地球大気に飛び込む前の「一次線宇宙線」を浴びるわけで、上の宇宙帰りのアサガオなどの植物は宇宙線の影響で、DNA など何らかの内部の組成が変わったのではないかということです。





増加する宇宙線の中で生命は進化するのではないか? と思った瞬間


それで、どうして、うちの植物の話からそんな話に進んでいるかといいますと、今のうちのこのニチニチソウの咲き方は、時期として「異常に早い」のは確かです。

冬の間も、太陽の出ている時は頻繁に太陽光に当てていたとはいえ、温室栽培しているわけでもなく、特に多くの暖房を使う家でもない部屋に置いてあると考えると、数日暖かいというだけで「真夏の花が咲く」というのは早すぎる。

花の多くは、「気温」で開花をコントロールされているものが多いのですが、

「もしかすると」

という前提となりますけれど、気温と共に宇宙線も、植物の開花と成長の早さをコントロールしているのだとした場合、

地球に到達する宇宙線量が多ければ多いほど、植物たちの成長に違いが出てくるはず

だとは思うのです。
植物に影響があるということは他の生物も DNA で構成されているという意味では、違う形ではあっても、何らかの影響を受けるのではないかとも想います。


宇宙線の量が、植物や場合によっては他の生物の成長や DNA と関係するものだとした場合、まあ・・・仮定ですけど、植物の早咲きが頻発するようならば、「今は地上に到達している宇宙線の量が多い」ということが言えるのではないかと思われます。



そして、地上に到達する宇宙線の量が多い状態のためにはどのような条件が必要かというと、「太陽活動が弱いこと」なんです。


あまり面倒なことを書くつもりはないですが、 過去記事の「太陽に何が起きているのか」という記事の下の部分の原則があります。


一般的に、

太陽活動が活発になる・・・宇宙線の量が減る

太陽活動が弱まる・・・宇宙線の量が増える

となります。

1650-002.png

▲1960年前後から2005年くらいまでの「太陽黒点数の推移」。この期間でもっとも宇宙線量が多かった時と少なかった時を★で示しています。

これは、太陽活動が活発な場合は、太陽風などの要因で地球に到達する宇宙線の量は減るからです。太陽の磁場や諸々のものに宇宙線が遮られるためです。





過去の場合、太陽活動が弱くなっていくと、「あらかじめ予測されていた小氷河期の到来」などで書いていましたように、地球はゆっくりと寒冷化していったのですが、最近、太陽活動が定期的に弱くなっていくのは、単に氷河期などの「気温」の現象との結びつきというより、


太陽活動が弱まるのは、生物の進化と関係あるのでは


と考えるようになってきました。

上のほうに抜粋しましたように、宇宙線を大量に浴びたサクラやアサガオは、あきらかに「生命力がアップ」しているわけですが、つまりこのことです。これも DNA の進化の一種だと思います。

そして、植物だけではなく、他のあらゆる生命も、地球の大気圏内に入ってくる宇宙線の量が多くなると地球の生命は進化する、のではないかと(ただし、何十万分の1とかというわずかな確率で)。





大科学者の人生の時期との宇宙線量

今もし仮に本当に太陽活動が弱くなっているなら、これから生まれてくる子供たちは「進化」の時期の渦中に生まれる可能性があるのではないかというような話なんですが、たとえば、前回の太陽活動極小期間は、マウンダー極小期と呼ばれているものでした。

その期間は、

1645年から 1715年

くらいの 70年間くらいです。

この期間を見て、科学が好きな方なら何となく「この期間には見覚えがある」というような感じがしないでしょうか。

Wikipedia のある項目から抜粋します。


アイザック・ニュートン

アイザック・ニュートン(1642年 - 1727年)は、イングランドの哲学者、自然哲学者、数学者。神学者。

ニュートン力学を確立し、古典力学や近代物理学の祖となった。古典力学は自然科学・工学・技術の分野の基礎となるものであり、近代科学文明の成立に影響を与えた。



近代現代科学の間違いなく親分のひとりであるニュートン。
こういう人物が地球に生まれなかったら、「地球の文明は止まった」と思います。

下はマウンダー極小期とニュートンの存命期間


   マウンダー極小期 1645年から1715年
アイザック・ニュートン 1642年から1727年



ある意味で「進化した人類」と言えるニュートンは、太陽活動が極端に弱い時期に生まれ、その中で育って、その中で死んでいったようです。

もちろん、他にもこの時期にはたくさんの人が生まれているでしょうが、前回の記事、


21世紀のパンデミック(1): ウイルスが人を選ぶのか? 人がウイルスを選ぶのか?
 2013年04月08日


で抜粋したフレッド・ホイル博士の文章の最後の一文。


個体の苦しみは、種の利益とは関係ない。問題になるのは、100万の失敗のほうではなく、ときどきそれがうまく行くという事実の方なのだ。



ホイル博士は、ウイルスの流入によって、たとえとして、「 100万の1回くらいの進化が起きる」としているように、「進化」というのはそう簡単に起きるものではないと思われます。


しかし、18世紀にはすでに何億人の単位で世界人口はありましたので、当時、全世界で何百人か、あるいは何十人くらいの「進化した人々」がその時期に生まれていたように思います。

そして、ニュートンもそのひとりだったのだと思います。

ホイル博士は、過去記事の、


ビッグバン理論での宇宙の誕生より古い「 145億年前の星」が観測された報道を見た日に(2): 破局の回避という奇跡があるとすれば
 2013年03月09日


という記事で抜粋した『生命はどこから来たか』(1995年)で以下のように書いています。


突然大飛躍して科学が発展することもある。ニュートンの力学の飛躍的な進歩が、天体力学の発展、 19世紀の光と放射線の理論、そして現代の量子力学を導いてきた。



上に「突然大飛躍して」とあるように、そういう人物は突然出現します。
これは人類の進化も「突然である」と思っている私の概念とも関係している気がします。


しかも、ニュートンはイケメンですしね(笑)。

IsaacNewton-1689.jpg

▲ アイザック・ニュートン。


ちなみに、ニュートンは米国のプロレス団体 WWE のトップスターだったエッジというレスラーとよく似ています。この人もイケメンでした。

edge-01.jpg

▲ エッジ。最近引退したらしいです。


エッジの 1999年頃の「エッジ&クリスチャン」というタッグチームの話も書きたいですが、今はプロレスの話を書いている場合ではありません(だったら、最初から触れるなっつーの)。

いずれにしても、フレッド・ホイル博士などはニュートンの万有引力の法則のおかげで彗星の周期を発見したことに最大の科学上の讃辞を述べています。


また、過去記事では、オカルトベースかもしれませんが、エメラルド・タブレットの研究者としてのニュートンという一面もありました。

エメラルド・タブレット 完全版
 2012年03月03日


また、ヨーロッパで「産業革命」が始まった時期というのも、どうも太陽活動の弱い時期との重なりを感じます。産業革命の始まりのひとつは下の頃の時期です。


1733年ジョン・ケイが、織機の一部分である杼を改良した飛び杼を発明して織機が高速化された。



まあしかし、いずれにしても、こんなことを長々と書きました理由は、


これからの地球が太陽活動の極小期に入る可能性が高い


からです。

つまり、以前と同じように「地球を変える人物」が生まれてくる可能性の話です。

ちなみに、もうすでに生まれている私たちは全員ダメです


もちろん、突然、「地球の文明を変えるような人」が登場するかどうかはわかりませんし、その前に人類の多くが死に絶えてしまうという可能性だってあります。

しかし、私は過去記事の、

私たちが経験している現在の気候変動は次の数万年の人類史への扉かもしれない
 2012年07月13日

にも書いたことがありますが(記事の中盤の「次の新しい十数万年に向けて」というセクション)どれだけ人間が減っても、人類が「ゼロ」になることはないと私は確信しています。


それは地球が宇宙の中にあって、宇宙は人類を常に必要としているからです。


この「宇宙は人類を常に必要としている」というフレーズには違和感を感じる方も多いかと思いますが、私が 2011年の3月の震災の直後から気づき始めたひとつの概念で、自分では正しいと思っています。いちおう、関係したリンクを貼っておきます。

ほとんどが震災直後の「日記」で錯乱した内容ですが、読みやすいものを二つほどはっておきます。上の「宇宙は人類を常に必要としている」の概念が少しずつ出てきた時のものです。

新しい神話の神様たち
 2011年03月16日

アカシックレコードからの脱却と独立を果たした奇跡の生命
 2011年03月17日


いずれにしても、これから生まれる子供たちの中に「今後の地球を変える鍵」を握る子供たち、あるいは「その可能性を持つ」子供たちがいるはずです。私たちのように「進化できなかった人間」は新しい彼ら彼女たちに一歩引いて敬意を表して、でも普通に生きていけば、世界はそのうち変わる・・・可能性が・・・ほんのちょっと・・・あるのかもしれません。

このあたりは、やはり過去記事の「マザー・シプトンの四行詩」に、16世紀の予言者として名高いマザー・シプトンという方が、



千里眼をもつ子どもたち。

未来の子どもたちは上品に、控えめに振る舞います。
地球の新たな黄金時代の始まりです。



という詩を残しています。

ここにある「黄金時代」というものが「もし」来るのだかとすると、これから生まれてくる新しい価値観の新しい子供たちに想いを馳せて、古い価値観の私たちはどんどん早くいなくなっていくのもいいのかもしれません。


ところで、今回の一番上の見出しに「4月10日のイヴ」と書いて、その説明がなくて、何だかよくわからない感じになっていますが、ちょっと時間が尽きましたので、明日にでも書けるかもしれません。


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2013年04月05日



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前回記事: 私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
--



今回は日記的なもので終わりそうです。

今日のことを書こうと思ったのは、昨日、米国の科学系サイトの記事で、NGC 602という星団についての記事があったんです。記事の内容はどうでもいいのですが、そのNGC 602星団の写真が「天使が怒っている顔」にしか見えないんですよ。

下が現在の NGC 602 星団の写真。

ngc602_665.jpg


きれいな写真だけど、右を向いて睨んでいる天使にしか見えない。

アングルとしては下のイラストの天使の顔の方向でわかりやすいかと。

angel-01.gif



「なんでこんなに怒りばかりが目につく宇宙に生きるようになってしまったのだろう」。


まあ、そんなわけで、単なる雑文になりそうですけど、少し書きます。






今の感情はなぜかマイナスではないけれども


明るいニュースは相変わらずないんですけど、なぜか気分はすでに「ひとつの段階」を過ぎた感覚もありまして、特にマイナスの感情もない感じです。

昨年来ふたたび悪化し始めていたパニック障害と強い鬱に交互に苛まれるというような状態もかなり脱しまして・・・。完全じゃないですけど。


精神のほうさえ大丈夫なら、体調そのものは「生まれてからずっと悪い」のであまり関係ないです。

映画『フルメタルジャケット』のポスターは、主人公の被っているヘルメットが描かれたもので、下のものでした。Born to Kill (殺すために生まれた)と書かれてあります。

full-metal-jacket.jpg


これに照らし合わせれば、私などは「 Born to ill 」 (病気に向かって生まれてきた)というところで、小児ぜんそくを含む複数の病気を抱えたまま生まれて、両親は、「この子は3歳までは生きられないでしょう」と病院に行くたびに医者に言われたそうです。


それを私が聞いたのは大人になってからですが、その頃、私は親に、

本当はもう俺って3歳で死んでたのでは? 今の俺は別モンじゃないの?」と聞いたりしていましたが、私は別に冗談で言っていたというわけでもありませんでした。


でも、そんなエラソーなことを言っていても、日常の恐怖感は人よりはるかに大きい私。

数日前も、寝ている時に右目の中が痛くて夜中に飛び起きて、ゴミでも入ったかと思うのですが、洗っても変わらない。

しばらく症状を考えていました。

目の痛みの中には角膜の潰瘍などを含む、わりとあっさりとそのまま目が見えなくなってしまうものもありますし、私はもともと眼圧が高いんです。

なので、緑内障とかになるのは決定的な感じで、将来的にはいつか目は見えなくなると思うんですけれど、まだ見えるので、突然見えなくなるのが怖い。


なので、目の痛みを怖がったりする。


この「恐怖」という概念。

これが今の世の中の混乱を多くを引き起こしているわけで。

財産を失う恐怖とか病気で死ぬ恐怖とか、種類には数限りなくありますが、

恐怖の最も先には、

個人(本人)の死

がある


のはある程度は間違いないと思います。



ほぼすべての今の世界の人々は、「死」が怖い。


解決策はある?

あったかもしれないけど、100年前に消えたのです。

先日の、私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1)で取り上けた20世紀初頭のロシアの科学者であるチジェフスキー博士という人たちなどがいたの「ロシアの宇宙主義」には、こちらによると、以下のような最終目標があるのだそうです。

文章として続けて書くとわかりづらいですので、箇条書きにさせていただきます。


・宇宙の現象と人類の感情の関係を物理的に把握すること。

・精神的社会の意識での新しいタイプの社会組織を作ること。

・死を克服し、人間の肉体的な自然性を変容させること。

・宇宙のなかで不死の生命を永遠に作り出していくこと。

・生きている人間も死んだ人間もこれから生まれてくる人間もつながっていることを把握すること。

eonet より。



というようなことが書かれてあります。

1920年代にこの学問は消えてしまい、その後、日本も含めた多くの世界を席巻した「西欧的思想」は上の逆でした。つまり、私たちもその親も、今の子どもたちもも教えられている価値観はすべて上の逆です。

すなわち、現在の人類の考え方と教育の方向性は、


・宇宙現象と人類の感情・・・・・は物理的に関係ない。

・精神的社会・・・・・なんて存在しない。

・死は・・・・・克服できない。

・宇宙のなかで不死の生命・・・・・なんて言ったら「キミ頭がおかしい」。

・死んだ人間もこれから生まれてくる人間もつながっている・・・・・なんてことをテストの答案に書いたら「0点」。



今の私たちはそのような世界に住んでいます。


それでも、多くの人たちはそんなに絶望していない。

あるいは、そのように「数値」からは見えたりもします。なぜなら、いくら自殺者が多いといっても、「生きている人の数より自殺者のほうが多い社会」というわけでもない。



私は昔、今のような社会の中でのラブストーリーの脚本を書いたことがあります。毎年の自殺者が 300万人を越える世の中の話で、すでに自殺がタブーではなくなった世界。むしろ悲壮感のない社会の話でした。

その中であえて子どもを作る選択をした失語症の恋人同士の話でした。

まあ、映画にするつもりで書いて予算がなくて、そのままボツになりましたけれど、20年くらい前の私は「今のままいけば、そういう社会になる」と本気で思っていましたしね。









2009年のクリフ・ハイの警告


ウェブボットの主催者クリフ・ハイは昔のエッセイによく「みずがめ座の時代」のことを書いていました。

少し抜粋してみます。

ALTA レポート 1109 パート1 巻末エッセイ
2009年1月31日

さまざまな人類が住む宇宙はエネルギーの渦が幾重にも重なる円環として見える。当然、われわれの地球もこうした渦を巻くエネルギー場の一つだ。そのエネルギー場は、生命のあるもの、 また、生命のないものそれぞれの小さなエネルギーの渦が織りなす複雑な構造をなしている。

変容はこうした構造で起こる。

変容は人類が生存している宇宙全体で起こっていることだ。その視点からみると一つ一つの惑星は渦を巻くエネルギーの場であり、そこで変容が起こることは花弁が一つずつ分かれて分離するようなイメージでとらえることができる。

実際の変容の過程は、民衆がこれまでの社会の組織や権力に離反し反逆するという形で現われる。変容に抵抗する人々は多く存在する。

次の時代はみずがめ座の時代である。この星座は水の星座である。したがって、どんなに抵抗する力が強くても、うお座の父権的な組織の崩壊は水と女性的なエネルギーを通して行われるはずだ。




ALTA レポート 1109 パート6 巻末エッセイ
2009年2月14日

ロシアで盛んに行われている議論だが、いま太陽の放出するエネルギー量そのものは変化がないものの、太陽が形成する磁界である太陽圏は急速に縮小しつつあるという。

この縮小によって、地球は太陽圏の外部に出てしまい、その結果、地球に宇宙からの放射線が直に降る注ぐことになると考えられている。 その影響がどういうものであるかははっきりしないが、人類にとって決してよいものではないことだけは確かなようだ。

様々な「脅威」が指摘されている。
これらのうちどれが実際に起こるかはまだ分からない。

最後に一言付け加えたい。

われわれはいままさにみずがめ座の時代に突入しようとしているが、だからといっ て父性的なピラミッド型の権力システムが一気に崩壊し、フラットな女性原理に基づくシステムが台頭するかといえばそうではない。

うお座の時代が終焉する前に、うお座の特徴である階層的なシステムが勢力を盛り返すことだって十分にあり得るのだ。これには注意しなければならない。




クリフ・ハイは4年前に、確かに上のように警告していました。


うお座の特徴である階層的なシステムが勢力を盛り返すこと



を。


上にある、

階層的なシステム


これが私たちをイラつかせている元凶なんですが、一方で、一部の女性たちは確かにこの「階層的なシステム」に(表面的には追従しているように見えても)、実質的にこの社会から離脱していこうとしているようには見えるのです。


でも、具体的な部分がよくわからない。

そんなことどうでもいいじゃないか・・・とはいかないのです。
なぜなら、みずがめ座的な概念の中でないと、上のロシア宇宙主義の、




・宇宙の現象と人類の感情の関係を物理的に把握すること。

・精神的社会の意識での新しいタイプの社会組織を作ること。

・死を克服し、人間の肉体的な自然性を変容させること。

・宇宙のなかで不死の生命を永遠に作り出していくこと。

・生きている人間も死んだ人間もこれから生まれてくる人間もつながっていることを把握すること。



はうまくいかない。

トップがいたり、誰かが誰かに教えたりするような社会ではダメなんです。



みずがめ座の時代とは、「完全なる自覚」という概念だと思うようになりました。



人に教えるものでもないし、教えてもらうものでもない。


誰も教えない。
教わらない。
そもそもそういう概念がない。


自覚という覚醒の中で生きていける社会。




それを・・・目指す・・・のは、なんかもう私には無理




でも、未来の人々には目指してほしいです。


100年後の世の中がどうなっているか・・・・・なんて普通に書きたいですが、違います。
そうではないです。

ハッキリ書けば、2015年に世界はどうなっているか


構造的に今と同じ社会なら私は生きていたくないですし、そもそも生きていないと思います。生きていたら自主的に死にます。


でも、普通に体のほうで死んでくれると思います。
体はちゃんとその人と時代の「宇宙との仲介」をするものだと思っています。


人類は宇宙から与えられていると考える人も多いですが、逆もあります。

宇宙も人類から与えられている。


その均衡が崩れた時、先日、クレアの日記に書きました、ホピ族の言語で言うところの「コヤニスカッツィ」という「常軌を逸し、混乱し、平衡を失った世界」になるのかもしれません。



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▲ 1982年のナレーションの一切ない「映像と音楽だけ」のドキュメンタリー映画『コヤニスカッツィ/平衡を失った世界』の冒頭に出てくる米国の先住民族フリーモント族(ホビ族)の壁画。



そして、私たち今の人類は大体 2000年くらい前からその「平衡を失った世界」に生きています。


そこから抜け出せる機会はあと3年しかないと私は思っています。人間はそれぞれが「自分自身に対しては神様でもある」のですから、まあ、私も神様として自分に言っておきたいです。


Good Luck !!


と。




ただの日記になってしまいました。

ニュースもたくさん溜まっていまして、明日はまたそれらに戻ります。


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2013年04月03日



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▲ 14世紀のイタリアのカトリック修道院での連続殺人を軸に、中世の修道院の異常な日常を描いた痛快娯楽作品『薔薇の名前』(1987年)の台詞より。左が若き日のクリスチャン・スレーター、右がすでに老いている主人公のショーン・コネリー。字幕は彼らの台詞ではなく、殺人事件の犯人である修道院の書司によるもので、これが「連続殺人の理由」でもあります。
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さらば、アリストテレス


先日ひさしぶりに映画『薔薇の名前』を見ていました。中世の暗黒時代に修道院で起きる殺人事件をめぐる映画なのですが、その陰惨な描写と、だからこそ脳に焼き付くイメージを提供してくれる今の娯楽映画では絶滅してしまった系統の映画のひとつです。


まあしかし、この映画の内容そのものはともかく、最終的にこの映画で殺人を引き起こしていた要因のひとつが、紀元前の哲学者アリストテレスの記した『詩学』の第二部「再現する対象の差異について」をめぐるストーリーであることがラストで明らかになっていきます。

喜劇と悲劇を論じたくだりらしいです。

それを見ながら、

「アリストテレスってこっちの(文学や娯楽の)理論では優れた人だったんだなあ」

と改めて知りました。

そして「こっちの理論」という言い方には「あっちの理論はダメ」という含みもあります。


何しろ、アリストテレスは、死後2300年を経つ今でもなお私たち「生命は宇宙からやって来た」と考える人たちにとっての「障壁」となっている人であり、私がケンシロウなら、アリストテレスは宿敵「ラオウ」に相当します。


alist.jpeg



たとえば、過去記事(こちらなど)に何度も出てくる以下のくだり、


彗星や火球の衝突の話は、プラトンの時代には全く普通の話であった。しかし、哲学者アリストテレスからは地球が彗星には関係なく安全だと考えられるようになった。アリストテレスは彗星や隕石を天体とはせず、大気現象だとした。西洋思想では地球は宇宙から切り離されてしまったのである。


フレッド・ホイル著『生命はどこから来たか』より。



にあるように、アリストテレスは、彗星と地球との関係性というものをこの2000年以上にわたって、わかりにくくさせてしまった元凶でした。

彗星 - Wikipedia には、



古代ギリシアの時代から長い間、彗星は大気圏内の現象だと考えられてきたが、16世紀になって、宇宙空間にあることが証明された。



とありますが、ずいぶんと長い間、彗星は宇宙での現象ではなく、地球の大気圏内の現象だと考えられていたということがわかります。

大気圏内の現象というのは、たとえば、虹や雷とか、過去記事の、


地球の上空では光のフラッシュが永遠に続いていて、私たちはその下にいる
 2012年07月15日


などでご紹介したことのある、スプライトやジェット、エルブスというような名称の「光の現象」がありますが、彗星もそういうもののひとつだとずっと考えられてきたのです。

地球の上空の 30キロか ら100キロくらいの高層大気には「まだ解明されていないけれど、見える光の現象」は数多くあり、下の表がその一部です。



▲ スプライト、ジェット、エルブスの想像図。電気と科学の広場より。


しかし、彗星はこれらとは違い、「宇宙で起きている現象」だということが、今から400年くらい前にようやくわかってきて、現在はさらに観測も進化しました。





賢者でもあったアリストテレス


そのように、地球の現象に関しては、困った存在であったアリストテレスなわけですが、しかし、いっぽうでアリストテレスという人は、『薔薇の名前』を見て知るように、当時の敬虔な修道士をして、

神を笑うことを許されれば、世界はカオスに戻ってしまう

と思わせしめ、笑いの存在そのものを怖れされるほど「大衆文化における笑いの重要性」を紀元前に記していたというスゴイ人物であることも知ります。

今でいえば複数の肩書きを持っているような人物、たとえば「風俗評論家」と「天文物理学者」のふたつの肩書きを持っていたとして、アリストテレスという人は天文物理学者としては今イチだったけれど、風俗評論のほうでは右に出るものがいないというような人だったようです。

笑いを人間の生活の中で重要だと考えていたアリストテレスなら、「アリスト、照れるッス」というようなダジャレも言っていたかもしれません (>_<) 。




関係ないですけれど、紀元前の哲学者は同時に格闘技にも精通していた人も多く、プラトン(紀元前427年 - 紀元前347年)などは、そもそもその名前が Wikipedia によれば、


祖父の名にちなんで「アリストクレス」と命名されたが、体格が立派で肩幅が広かったため、レスリングの師匠であるアルゴスのアリストンに「プラトン」と呼ばれ、以降そのあだ名が定着した。



というように、「レスリングの師匠」を持っていたりしたわけで、当時は哲学も格闘も政治も同じ土俵にあったようです。

絵画と写真を比べても、現代の格闘との相関関係は何となくわかります。

まずは「決めのポーズ」が似てきます。



プラトン(紀元前の哲学者)

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▲ イタリアの画家ラファエロが 1510年に描いた「アテナイの学堂」に登場するプラトン。



ストーンコールド・スティーブ・オースティン(米国の元プロレスラー)

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▲ アメリカのプロレス団体 WWF が主催した 1999年の「キング・オブ・ザ・リング」に登場するストーンコールド・スティーブ・オースティン。




私はプラトンもオースティンも好きですが、やはり好きな人というのはルックスもある程度は似てくるものだということを実感します。


えーと・・・・・で、何の話でしたっけ?
ブロレスの未来でしたっけ?

ああ、彗星だ!

そうです。
彗星の話です。





彗星の正体


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▲ クロアチアのパジンで1997年3月29日に撮影されたヘール・ボップ彗星。 Wikipedia より。


先に、フレッド・ホイル博士の『生命はどこから来たか』の部分を抜粋しましたが、この『生命はどこから来たか』の第1章は「彗星の正体」というタイトルで、この章の冒頭にもアリストテレスの名前が登場します。

抜粋します。


夜空に突如として出現する彗星は、いつの時代も人々の注目を集めてきた。彗星が出現するたびに、人々は同じ問いを発してきた。

「彗星の正体は何なのか?」

ギリシャの哲学者アリストテレスは、彗星は「大気と天界のあいだの摩擦によって起こる現象」で、疫病などの厄災の前兆であると考えていた。これに対し、ローマ人の哲学者セネカは、

いつの日か、彗星が天のどのあたりを運行しているのか、なぜ他の惑星と比較して、かくも特徴的な軌道に従って天空を横切るのか説明し、彗星の大きさや性質についてわれわれに教えてくれるような人物が現れるだろう。


と書き残しているから、彼が彗星を地球のはるか彼方を行ったり来たりする天体だと考えていたことが分かる。

けれども、アリストテレスに関する研究がさかんだった中世には、彗星を大気の中で起きる虹や雷のような気象現象の一種だと考えるのが一般的になってしまい、彗星を凶兆と見なす考え方も、つい最近まで人々のあいだに根深く浸透していた。



とあります。

上にある「彗星を凶兆と見なす考え方」がホイル博士の死後も続いていたことは、一昨年のエレニン彗星などのことを思い出すとわかります。意味なく人々に嫌われたまま消えていった可哀想なエレニン彗星についての過去記事は下などにあります。

エレニン彗星は 9月11日に太陽フレアの中でほぼ完全に消滅
 2011年09月17日



▲ エレニン彗星が崩壊・消滅した光景。過去記事「消滅したエレニン彗星:そして、彗星の存在の意味」より。


ちなみに、アリストテレスの2000年にも続く呪縛を破るキッカケとなったのが、我らがヒーローのイケメン科学者ニュートンの発見した「万有引力の法則」を適用できる科学者たちが出現してからだったようです。『生命はどこから来たか』では、上のあとに以下のように続きます。


彗星の研究が「科学」と呼べる域に達したのは、 17世紀のエドモンド・ハレーの研究からだった。彼は、彗星に関する古い記録をあさっては、友人アイザック・ニュートンが発見した万有引力の法則を適用して軌道を計算し、ついに、 1531年と 1607年に出現した三つの彗星の軌道が酷似していることを発見した。



これが、宇宙の中で彗星が「軌道を持って周回しているのではないか」ということに気づいた人物がこの世に現れた瞬間です。

ニュートンとハレーというふたりの科学者によって、世界は少し前進したかのように見えました。

しかし、それから 400年。

彗星が宇宙での現象であることがわかったということを除いては、実はこの頃からそれほど解明は進んでいないと言えます。

上に何度か引用したWikipedia にも、


彗星の性質などには、未だに不明な点も多く、彗星の核に探査機が送り込まれるなど、現在でも大きな関心が寄せられ、研究が活発に続けられている。



と、ハレー博士からの発見からの進歩は遅いことが伺えます。

しかし、実際には科学の進歩というのはじっくりと進むものではありませんでした。
いろいろな突破口が「突然発見(あるいは、発明)される」ものでした。


この 2013年から 2014年にかけて、私は先日の記事などで、


今年か来年に人類(つまり私たち)の「観念の変転」がなければ、すべての人類はすべてこの宇宙から消え去るのではないかと私は考えます。これは死ぬとか絶滅とか人類滅亡ではなく、存在そのものが消え去るということです。

宇宙史の中で「人間の存在はなかったこと」になる。



というようなことを書いておりましたけれど、この「観念の変転が起きるため」には、やはり曖昧な思想だけでは苦しく感じます。

その「観念の変転」を促す科学的な大きな発見、あるいは、発明などが必要かとも思います。

しかし、そのことはまた改めて書こうと思います。




ロシアで話題の虫はエイリアンなのか、地元に出現した新しい種なのか


さて、ここまでさんざん映画とプロレスについて語ってきたわけですけれど(そうだったのかよ)、今回は昨日見た奇妙な報道とその動画を貼っておきます。

今年2月に隕石が爆発したロシアのウラル地方の話題で、そこで正体のわからない虫たちが「雪を食べている」というもので、地元では「隕石が運んできた宇宙の虫では」というような話となっているというものです。

cha.jpg

▲ その記事より。


実際には、十数メートル程度の隕石では、大気圏を突破した後の摩擦熱により、隕石に生物が付着していたとしても生き残る可能性はありません。

ただし、「彗星」の場合は違う可能性もあるかもしれないですが。

彗星の核は基本的に氷で、しかも大気圏に突入するまでは絶対零度に近い低温であるので、爆発による分子的な破壊を免れれば、あるいは地上に到達できる可能性もあるのかもしれません。

それでは、ここからロシアの声の記事です。



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2013年04月01日



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今日は知り合いの人がくれたメールで考えるところがあって、それを調べたりしていました。

下のようなメールです。


錬金術のシンボルvitriolなんですが、この言葉は、化学では二酸化硫黄を意味するんです。火山性ガスの代表格。語源はラテン語の「ガラス状のもの」から。

地球を形作ったのが火山。

そして、隕石で運ばれた生命を培った物が、火山から噴出した物質や流れ出た溶岩に含まれる様々な物質?
語源の「ガラス状のもの」は地球自体が流動的な生命体である事を示唆しているような。



これは「なるほどねえ・・・」と考えるところは大きかったです。

上にある「vitriol」という文字に関しては、過去記事の、

[地球の内なる太陽] Vol.3 - ヘルメスのエメラルド版(エメラルド・タブレット)
 2011年09月02日

にありますが、エメラルド・タブレットを説明した下の図でもわかるかと思います。

roze-first-2013.png

周囲に書かれてある文字の頭文字を並べると「vitriol」になります。

参考までに上の過去記事の翻訳部分から関係した部分を抜粋しておきます。


数世紀前、錬金術を学ぶある学生が、彼の師のバシリウス・ヴァレンティヌスにこう尋ねた。

「錬金術の秘密は何なのでしょうか」と。

バシリウス・ヴァレンティヌスはこう答えた。

" VITRIOL " に答えがある」。


ここで上の図の周囲にあるラテン語を見てほしい。
それぞれのライン後の意味はこうだ。


Visita 訪ねる
Interiora 内部
Terrae 地球の
Rectificando 修正
Invenies 発見する
Occultum 隠されたもの
Lapidem 石



このラテン語の頭文字。










すなわち、「 VITRIOL 」。
これらの単語の羅列は何意味するのだろうか。










宇宙と人類の物理的な結びつきを知るまで生きてやる! と(エイプリールフールだから言ってみる)


上のメールで考えていた、火山と「この世」の成り立ち(錬金術)の関係、そして、ずっと書き続けている天体と「この世」の関係のこと。


上とか下とか・・・。

あるいは、後ろから前から・・・は畑中葉子さんか



とにかく、まあ、宇宙と人間の「物理的な具体的な関係」をもっと知りたいとは思うのですけれどねえ・・・。


そんなことを考えているせいか、今朝などは、


「自分の頭が無数に増えていく」


という夢で目が覚めました。
悪夢ではないのですがさすがにアセッて、起きた時には、ハアハア言ってました。


体はひとつなのに、頭部だけが無限に増えていく夢でした。



先日の、

私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
 2013年03月24日


という記事の中で、アレクサンドル・チジェフスキー博士を含めたロシア宇宙主義の科学者たちの目標だった、



・地球上の生命現象は宇宙の物理的な現象とつながっている。



ことと、


・ひとつひとつの人間の細胞は「宇宙の情報」に反応しており、「大宇宙」はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させている。



をもっと知りたいと最近、思います。





▲ チジェフスキー博士。頭がいいだけではなく、イケメンでもあるあたりがどうも癪ではあります。


このロシアの宇宙主義に関しての本は、日本でも 1990年代に出ていたらしく、こちらのサイトに、『ロシアの宇宙精神』という本についてのことが書かれてあります。

全体的には何が何やらわからないですが、その中から印象的だった部分を抜粋しておきます。


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2013年03月31日



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最初に、最近アンドリュー・ボドロフ( Andrew Bodrov )さんという人が作成したキュリオシティの撮影した火星の写真から作った「火星の 360度のパノラマ写真」を動画にしてみたものをはっておきます。

オリジナルはアンドリュー・ボドロフさんのサイトにあります。

色が気に入らなかったので、少し写っているキュリオシティのボディから、「実際の火星上の色だと思われる感じ」に修正してみました。それほど正確な修正ではないですので、参考程度に。


キュリオシティが撮影した火星の360度パノラマ(カラー修正版)







目を閉じるだけで洪水の夢を見るようになり


今日の午前は上の火星のパノラマ動画を気に入る色に近づけたりする作業をしているうちに眠ってしまったのですが、その時にまた「洪水の夢」を見てしまって。

最近頻繁に見る洪水の夢のことは、


「日々の洪水の夢」を包む地球はカオスの真っ直中: 歴代の巨大洪水に関しての夢とビジョン
 2013年03月10日


という記事に書いたことがあります。

しかも、今日は正確には「眠っていないのに見た」のです。ウトウトはしていたんですけど、眠くなったので横になって目を瞑ると、まぶたの中に「水没した街」が浮かんでくる

なんかくやしくなって、

「この場所がどこか特定してやる! クソ!」

と、ウトウトの中で詳細を見続けます。

たとえば、壁や看板に特定の文字が見えたりすれば手がかりになるでしょう。
日本語だとかロシア語だとか韓国語だとかそういう意味で。

でもわかりませんでした。
どこにでもある「単なるビルや建物」としか見えない。

そんなことをしているうちに本当に眠ってしまって、眠っている間は夢も見なかったのですけれど、起きた後、連日のようにまぶたの裏に浮かぶ「水没した地球」の様子に、いささかうんざりしたりしましたけど、でも、意外と単なる「願望」なのかもしれません。



ところで、「Xデイは4月2日?」なんて思わせぶりなタイトルでごめんなさい。この「Xデイ」というのは別に具体的な意味のあるものではないんです。


先日、昔からのバカ友たちと会っていた時、

知人 「しかし、これだけ混乱してても欧米はエイプリルフールとかやるんだろうなあ」
わたし「エイプリルフールなんてのがあったか」
知人 「やるんだよな、欧米は。メディアなんかも」
わたし「日本時間だと2日か。4月1日は北朝鮮が中央委員会総会やるって言ってる」
知人 「キプロスとかもあるしね」
わたし「そういや明日、キプロスの株式市場開くって書いてあったな」
知人 「他にもいろいろあるところに・・・エイプリルフール」
わたし「エイプリルフールがブラックスワンじゃ笑えないな」


などと言っていたのですが、エイプリルフールはともかくとして、他に、4月の第1週というのは、一般的にはどんな行事があるのだろうと見てみました。





欧米では復活祭(イースター)、中国では清明節


経済サイトのクルークなどを見てみますと、目を引いたのが、

1日(月)
欧州市場はイースターマンデーで休場

4日(木)
香港・上海市場は清明節で休場


ですが、「イースターマンデー」と「清明節」、どっちもよくわかりません。

Wikipedia を引いてみます。


復活祭(イースター)

復活祭とは、キリスト教の典礼暦における最も重要な祝い日で、十字架にかけられて死んだイエス・キリストが三日目に復活したことを記念する。「復活の主日」、あるいは英語で「イースター」とも言われる。

復活祭は基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」に祝われるため、年によって日付が変わる移動祝日である。



とのことで、つまり、イースターマンデーとは、月曜日のイースターということのようです。

中国の清明節。


清明

清明は、二十四節気の第5。三月節(旧暦2月後半 - 3月前半)。

中国における清明節は祖先の墓を参り、草むしりをして墓を掃除する日であり、「掃墓節」とも呼ばれた。日本におけるお盆に当たる年中行事である。



日本での「春分」と「立夏」の間あたりのもののようです。

ちなみに、上の Wikipedia には、「清明の頃の季節」として以下のような記述がありました。


季節

万物がすがすがしく明るく美しいころ。
様々な花が咲き乱れ、お花見シーズンになる。



とありました。

なるほど、世界中でそのような花の季節の到来を感じ・・・・・ていないのですね。

下は今年3月の最終週、つまり先週のロシアとアメリカの報道です。

3-last-week.jpg

世界各地の「終わらない冬」の光景と共に思い出す小氷河期のこれからの私たちの生活 より。



実はかなり多くの国で、春が来ていません

まあしかし、本来は中国の清明節は、「様々な花が咲き乱れる中で、祖先の墓を参り、草むしりをする」というもののようです。

つまりこの時期というのは・・・。


イースターは、キリストの亡霊を祝う(亡霊でいいのかな)。

中国の清明節では、祖先の霊に祈る。



中国でこれまでどれだけの人たちが亡くなってきたのかはわからないですが、何億何十億という「亡霊」たちが地上に蘇る日

それが、この4月の第一週のようです。


ところで、イースター。

理由は知らないですけれど、「大人がウサギの格好をする」というのがあるようでして、下はアメリカの写真ですけれど、ウサギの格好をした親とその子どもが楽しく過ごすというのがイースターでもあるようです。



イースターの日の「地獄の風景」の数々

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正直、「子どもによってはものすごいトラウマになりそうだなあ」と思います。



ところで、もうひとつ書きたいとがありまして、それはつい先日の記事の、

英国の中世の不思議な絵を見続けて一日が終わってしまって
 2013年03月29日

という記事で、「人体と太陽系の惑星の関係を書いた図」を載せました。




記事ではこれを掲載をした意味を書いていませんでしたので、そのことを書いておきます。


これはその少し前の、20世紀はじめのロシア宇宙主義の科学者であるチジェフスキー博士と、セルビアの予言者ミタール・タラビッチのことを書いた記事、


私たちに残されたかすかな「破局の回避」の可能性のために(1): 「人類のひとりと宇宙は同一のもの」
 2013年03月24日


の中にあるそれぞれのフレーズと連動して考えていたことだと思っていただければ幸いです。


チジェフスキー博士の概念

チジェフスキーは 1920年代のはじめに、地球上の生命現象が宇宙の物理的な現象とつながっていることを明らかにした。

敏感な神経節と同じように、ひとつひとつの生きた細胞は「宇宙の情報」に感応するのであり、大宇宙はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させている。





ミタール・タラビッチの予言より

本物のエネルギー源は地中ではなく自らの周囲にある。

このエネルギー源は人間の中にも存在している。



ミタール・タラビッチの上の言葉はわかりやすくはないかもしれないですが、目に見えない宇宙線などが高エネルギーを持つことは今ではわかっていますが、それは常に私たちの周囲にあるものです。すなわち、



宇宙から来ているもの(自らの周囲にあるもの)



人間の自分の体の中にあるもの

は同じだ。






と、タラビッチは言いたかったのではないかと思ったのです。

そんなこともあり、その図を載せました。


中世の英国で人体と惑星の関係を表しているものとして、下のような図もありました。

body-02.jpg


この中で私が太陽系の惑星の中でもっと重要だと思っている3つの星、すなわち、

・太陽
・月
・水星


と人体の関係をつなげてみたのが下の図です。


bodies-big.jpg



現代の人体図と照らし合わせると下のようになるみたいですね。

jin001.jpg

▲ 元の人体図は goo ヘルスケア より。



太陽 = 心臓
水星 = 脾臓



これは多分、位置的に間違いないと思います。

ただ、なんですけど、どの図も左耳の下あたりに繋がっていて、耳そのものを意味するのか、頭(脳)なのかがよくわかりませんでした。



しかし、いずれにしましても、上の図で考えると、人体でもっとも大事な部位は「脾臓」ということになりそうです。


私個人では、太陽よりも水星のほうが直接的な役割を持っていると考えていますので、その水星が示しているのは脾臓ということですので、心臓よりも脾臓のほうが高い役割を持っているという意味に見えます。


現代の医学では脾臓の役割はそれほどわかっているとはいえないですが、一応、脾臓とは - コトバンクから抜粋しておきます。


脾臓(ひぞう)

五臓六腑の一つに数えられ、英語 spleen は脾臓が気力や感情の宿るところと考えられたことから転じて、「不機嫌」や「憂鬱」の意にも用いられる。

腹腔内にある内臓の一つで、古くなった赤血球の処理、リンパ球の産出、免疫による生体防御などをつかさどる最大のリンパ系器官でもある。左側上腹部にあり,上方は横隔膜,下方は左腎臓に接し,前方に胃がある。



なお、一般的ではないですけれど、昔から焼鳥、ヤキトンなどの世界では、動物の脾臓は「チレ」という名前でした。モチのような食感をした不思議な部位です。

2011年の震災の2週間後くらいの記事の「右脳の中の風景はいつ左脳の風景と結び合う?」という日記に「チレ」の名前を出したことがあります。何年かぶりにその記事を読み直してみましたら、大岡昇平の『野火』の私の好きなシーンが抜粋されてありました。

戦場で人肉食を目撃してから発狂していく主人公の姿の「目にうつる世界」の描写です。当時(第二次世界大戦、あるいは様々な戦争)の頃には実際に同じような狂気に陥った人はいくらでもいたと想像できます。

読み直すと、この部分も上に挙げたチジェフスキー博士やミタール・タラビッチの世界観にも通じるところがあるように思いました。

すなわち、

・自分が宇宙に参加するためにはどうしたらいいのか?

という問題です。


なので、再び抜粋しておきます。


野火 30章 「野のゆり」より

万物が私を見ていた。

草の間から一本の花が身をもたげた。直立した花梗の上に、硬く身をすぼめた花冠が、音楽のように、ゆるやかに開こうとしていた。その名も知らぬ熱帯の花は芍薬に似て、淡紅色の花弁の畳まれた奥は、色褪せ湿っていた。匂いはなかった。

「あたし、食べていいわよ」

と、突然その花がいった。

私は飢えを意識した。
その時、再び私の右手と左手が別々に動いた。

手だけではなく、右半身と左半身の全体が、別もののように感じられた。飢えているのは、確かに私の右手を含む右半身であった。

私の左半身は理解した。私はこれまで反省なく、草や木や動物を食べていたが、それ等は実は、死んだ人間よりも食べてはいけなかったのである。生きているからである。

空からも花が降って来た。同じ形、同じ大きさの花が、後から後から、空の奥から湧くように夥しく現われて、光りながら落ちて来た。そして末は、その地上の一本の花に収斂された。

その空間は広がって来た。花は燦々として私の上にも、落ちてきた。しかし私はそれが私の体に届かないのを知っていた。

この垂れ下がった神の中に、私は含まれ得なかった。その巨大な体躯を大地の間で、私の体は軋んだ。

私は祈ろうとしたが、祈りは口を突いて出なかった。私の体が二つの半身に別れていたからである。

私の身が変わらなければならなかった。




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2013年03月29日



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本当は今日は、昨日の、

地球が割れていく: 世界各地で崩壊していく大地と「地球の下からも始まった変化」
 2013年03月28日

の続きというのか、そのことを書こうと思っていて、途中まで書いていたのですけれど、ふとしたことで目にした下の絵を見ているうちに「一日」が終わってしまいました(苦笑)。


sun-2013-2014-.jpg


ラテン語が読めないので、人間の臓器からいろいろな太陽や惑星に繋がっているあたりの意味がわからなくて、ただ眺めるしかなかったという。

上の絵は部分で、全体として下のようなページです。


book2013-2014.jpg



下みたいなのもありました。

zu-02.jpg


とても興味はあるのですが、よくわかりません。
どんなことが書かれてあるのですかね。




今夜は久しぶりに人と会う用事があり、これから出かけるために、本来今日アップしようとした記事は、明日にアップさせていただきます。

ちなみに、上の絵は、例の

日本人自らが撮影した 120年前の日本の光景
120年前の日本の光景に見る「私の中のパラダイス」

などがある CHICC MANCHESTERにあったものです。


上の絵のあったページは短いものですが、一応訳しておきます。

ここからです。



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