- 1970年代後半の第 21太陽活動最大期にジョン・ライドンが夢見た「アナーキー・イン・ザ・UK」の現実
- 「人の心の中にはもともと神と来世がある」:オックスフォード大学の研究結果
- 梶井基次郎は「言語と宇宙の関係」に気づいていたのかもしれない
- 人間は生まれた時に「音」で世界の形を学習していた
- ジャンクDNA解明への挑戦(第4回): 人間の遺伝子の変異を促すものは何か?
- DNAの存在から見れば「私たちは実際には存在していない」かもしれない
- 私たちは「言葉」である
- ジャンクDNA解明への挑戦(第3回):DNAは生物の直感力とテレパシーを支配している
- ジャンクDNA解明への挑戦(第2回): DNAは言語が具体化したものだった
- ジャンクDNA解明への挑戦(第1回): 記憶媒体として機能しているDNA
【人類の覚醒と真実】 の記事一覧
2011年08月09日
▲ ウインドウが破壊されたデベナムズデパートの前を胸を歩く若者たち。どことなく堂々としています。 2011年08月08日。ロンドン・クラッパム・ジャンクション駅近くにて。
芥川賞作家の町田康さんという人がいます。
町田さんが今から三十数年前の 1979年に(まだ高校生だったと思います)大阪でやっていたバンドでリリースしたアルバムに収録されている曲に「ガセネタ」という曲があります( YouTube )。
その中にこのような歌詞があります。
パンク? パンクやと? しょーもない、あんなもん。何がおもろいんや。
まともなんジョニー・ロットンだけやないか!
ここに出てくる「ジョニー・ロットン」というのは、 1977年頃に活躍していた Sex Pistols というロックンロールバンドのボーカルのジョン・ライドンという英国人のことを指します。
このバンドの代表的な歌に「アナーキー・イン・ザ・UK」(英国の無政府主義者)という曲があります。
今、イギリスではロンドンを中心に、いろいろな街で若者による暴動が起きていて、各メディアはそのニュースで持ちきりですが、海外のブログで、テレグラフやガーディアンなどのいろいろなメディアのロンドン暴動の報道をまとめているブログがあったのですが、そのタイトルが、
「アナーキー・イン・ザ・UK :ロンドン暴動 3日目に突入」
でした。
その記事を簡単にご紹介しようと思いますが、ロンドン暴動の報道の内容自体は日本語の記事にもなっていますので、そちらを読まれたほうがよろしいかと思います。
いくつか日本語の記事をリンクしておきます。
・ロンドン暴動:英国内4都市にも拡大 首相が緊急帰国 (毎日新聞 2011.08.09)
・ロンドン北部で暴動―黒人射殺がきっかけ (ウォールストリート・ジャーナル 2011.08.08)
などです。
それらを読めば概要はわかると思います。
それよりも、個人的に、現在起きているロンドン暴動に「アナーキー・イン・ザ・UK」という冠がついたことに一種の感慨を感じまして、その「アナーキー・イン・ザ・UK」というタイトルの歌を作り、その歌詞を書いたジョン・ライドンという人が「 1970年代のロンドンで描いていた夢」のことを書いてみたいと思います。
その 1977年の「アナーキー・イン・ザ・UK」の歌詞を適当に訳してみました。
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タグ:ロンドン暴動
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人類の覚醒と真実
2011年07月27日
3年間にわたる「人の心の中にもともと神は存在するのか」を調査する国際研究プロジェクトが終了
(訳者注) ニュース自体は、2週間くらい前のものなのですが、ずっとご紹介しようと思いつつ、きいろいろな事件や災害や、あるいは暑かったり乱射があったりして伸びていました。
イギリスのオックスフォード大学で、先日、この種の研究では最大規模の調査が、3年間の研究期間を経て終えたことが報告されました。その調査とは、
・人間は生まれながらに自分の中に神(あるいはスピリチュアル的な概念)を持っているのか
というものでした。
なんだか一見どうでもいいような研究プログラムに感じる方もあるかしもれませんが、これは大規模な調査で、
・190万ポンド(約3億円)の予算
・文化の異なる20ヶ国の40以上の分野からなる研究者からなる国際チーム
・3年間の調査期間
という一大プロジェクトであり、190万ポンドの予算などの使途を含めた説明のために、オックスフォード大学では、プレスリリースも発行しています。正式な調査名は「Cognition, Religion, and Theology Project」(認知・信仰と神学プロジェクト)。
この調査の目的は、突き詰めるところ、
「神や宗教は教えられて体得するものなのか、それとも、教えられなくとも生まれつき人間の心の中にあるものなのか」
ということのようです。
世界には宗教を持つ人が多く、それらの人びとは多くが、子どもの頃から生活や学校や家庭学習の中で「神や宗教」を教えられることが多いです。それだけに、
「人間が宗教を信仰しているのは、教えられたからなのか」
という疑問はあったのだと思います。あるいは、
「教えられなくとも人間は神のようなものを信仰するのか」
という疑問からのものだったようです。
そして、三年間の一大プロジェクトの調査の結果は、
「人間の心の中にはもともと神や来世(死後の生命)のようなものを信仰する要素が存在する」
でした。
米国のサイエンスニュースからです。
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タグ:神と人類
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人類の覚醒と真実
2011年07月19日
昨日、夢を見ていて気づいたことなんですが、書けるところまで書いておきます。
母音と世界の関係
梶井基次郎を初めて読んだのが、先月のこと(クレアの記事にあります) だったので、それから3週間くらいですかね。
結果として、あの時に待ち合わせをした紀伊国屋書店で梶井基次郎の本を買ったことと、その中の「瀬山の話」という小説を読んだことが大変に大きな意味を持っていたことになりそうです。
この「瀬山の話」で梶井基次郎が抱いていた疑問が最近の自分の書いた記事の中からハッキリしてきた感じです。
まず、記事「DNA は言葉と振動の影響で頻繁に再プログラムされている ( In Deep 2011年06月21日)」にある、
・人間の言語と文法配列というものは DNA から直接影響を受けている可能性がある
・DNA は自らの生体内レーザーのようなもので、遺伝子情報の中に、記憶を蓄積している可能性がある
ということが、たとえば仮に事実だとして、そして、その上で、先日書いた、「人間は生まれた時に「音」で世界の形を学習していた (2011年06月21日)」という記事にある、
・母音と物体認識の間の相関関係がほぼ絶対的であることが実験で示された
こと。
これは、「大きい」と「小さい」だけではなく、いろいろな認識と母音が関係しているようなんですが、ここではわかりやすい部分として、「言葉の母音」と「大きい」と「小さい」の関係を中心として書きます。
実験はスペイン語で行われ、具体的には、日本語での「 U (ウ)」以外の4つの母音(ア、イ、エ、オ)で実験が行われて、
・母音の「I」(イ)と「E」(エ)では小さな対象に視線がいく
・母音の「A」(ア)と「O」(オ)では大きな対象に視線がいく
ということがハッキリとしたという記事なのですが、さらに、梶井基次郎のことについてふれた記事「バーストした視覚の中での新宿にて 」での抜粋部分から、さらに下の部分を抜粋します。
梶井基次郎は「瀬山の話」という小説の中で、自分の分身である瀬山という男と対峙しながら、次の疑問を持ちます。
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タグ:梶井基次郎
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人類の覚醒と真実
2011年07月12日
米国の心理学教会が発表した驚愕の「言葉の音」に関する実験結果:科学で証明されつつある「はじめに言葉ありき」の概念
今回ご紹介する内容は、個人的には「人間科学の研究の最終局面」を感じるようなビッグニュースです。
アメリカには、心理学の学会として「アメリカ心理学会」と、主に「認知心理学」を扱う、「科学的心理学会」という学会があるらしいのですが、今回、後者のアメリカの科学的心理学会が昨日 7月11日に、大変に興味深いプレスリリースを「緊急リリース」として自サイトにおいて、その要旨を発表しました。
その内容は「赤ちゃんは言葉を学ぶ前は、音を通じて世界を認識していることがわかった」というタイトルのものでした。それは「単語の意味」ではなく、「言葉の持つ母音」です。なので、どこの国の言葉でも関係なく存在します。
これは、すなわち、「はじめに言葉ありき」という概念が、赤ちゃんの行動認識パターンから証明されそうなことになってきているというニュースといってもいいのかと思います。
簡単に書くと、「人間は赤ちゃんのときから、母音と物の形が直結していることがわかった」というような話です。
たとえば、大人の場合でも、「聞こえる母音によって行動の反応が違う」のだそうで、たとえば、「大きな物体」と「小さな物体」がある場合、
・母音の「I」と「E」では小さなオブジェに視線がいく
・母音の「O」と「A」では大きなオブジェに視線がいく
のだそうです。
他にも様々な形状と母音が直結しているようです。
日本語だと「I」と「E」は「イ」と「エ」ですかね。
「O」と「A」は「オ」と「ア」でしょうか。
私は、このブログなどでも部分的にふれたことがあるのですが、「文明の分類」として、このようなものがあると思っています。
・言葉と表記文字のある文明(現在の地球のほとんどの文明)
・言葉があり、表記文字のない文明(マヤ文明、アイヌの文明、縄文の文明など、過去に多数あったと思われる文明)
・言葉も表記文字もない文明
このうち、「言葉も表記文字もない文明」というのは今の地球にはないですし、かつてもあったかどうかはわからないですが、要するにテレパシー的なものを含めた「ハイパーコミュニケーションだけで成り立つ文明」ということです。
地球では人類以外の多くの生命は、この「言葉も表記文字もない」コミュニケーション手段を持っていますが、ただ、人類以外のものを文明と呼んでいいのかどうかわからないので、とりあえずは、「未知の文明」ということになりそうですが、まあ、しかし、上の3つのタイプの文明は、可能性としてはあり得ると思っています。
今回のアメリカの科学的心理学会の発表は、「言葉を認識する前の赤ちゃんと世界の関わり」、あるいは「人間と言葉の関わり」を突き止めようとした非常に画期的な調査であり、これが本当なら、人類の DNA に組み込まれたそのシステムというものとの接点も考えられる気がしました。
いずれにしても、「世界は言葉で作られて、言葉だけで構成されている」という可能性がますます高くなっていると言えそうです。
それでは、ここから翻訳です。
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人類の覚醒と真実
2011年06月16日
前回までの記事:
» ジャンクDNA解明への挑戦(第1回): 記憶媒体として機能しているDNA
» ジャンクDNA解明への挑戦(第2回): DNAは言語が具体化したものだった
» ジャンクDNA解明への挑戦(第3回):DNAは生物の直感力とテレパシーを支配している
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超伝導という言葉が最初に出てくるのですが、私は全然わからないので、とりあえず、Web 辞書から転載しておきます。
超伝導
超伝導とは、物質の温度を摂氏マイナス273度付近まで冷却した時に、電気抵抗がゼロになる現象のことである。
超伝導体というのがよくわからないので、翻訳記事にある「超伝導体が光や、それに準ずる情報を収納する能力を持つ」ものなのかどうかについてはわかりません。
もうひとつ、「重力異常」という言葉も出て来ます。 Wikipedia より。
重力異常とは、重力の実測値(あるいは観測値)と、理論モデルから予測される値との差のことである。
宇宙物理学においては、重力異常は、ある宇宙の領域の、重力の観測値と理論値との差を指す。重力異常の存在は、その宇宙の領域の、実際の質量の空間密度分布が、予測値と異なっていることを意味する。
このシリーズも今回で終わりです。最後は科学的な話とオカルトが混沌とした状態で終わりますが、それだけに訳していて、何だかよくわかりませんので、注釈なしでとりあえず訳します。ただ、どうも、ロシアでば「人魂?」みたいなものの研究も正式にしているというような感じもします。人魂のことじゃないのかもしれないですけれど。
それでは、ここからです。
DNA Can be influenced and reprogrammed by words and frequencies
Quantum Pranx 2009.10.30
前記事「 ジャンクDNA解明への挑戦(第3回):DNAは生物の直感力とテレパシーを支配している」の続きです。
DNA は言葉と振動の影響で頻繁に再プログラムされている
DNA に生成されるブラックホールを安定させるもの
話を DNA に戻そう。
人体というのは、それそのものが明らかに体温程度の常温での超伝導を果たすことのできる有機体だということがいえる。一方、人工の超伝導体では、マイナス200度などのレベルにに至るような非常に低い温度を要求する。
最近のロシアの研究では、すべての超伝導体は光や、あるいは情報といったものを格納することができることがわかっている。
これは DNA がどのように情報を格納しているのかということを説明することの手助けになっていく可能性がある。
DNA とアインシュタイン・ローゼンブリッジ(ワームホール / 一種のブラックホール)に関係するもうひとつの現象がある。
通常、これらの小さなワームホールは、非常に不安定であり、維持される時間は、1秒の何分の1といった時間でしかない。
しかし、特定の状況下では、ワームホールは自らを安定した状態へと導くことができることがわかっている。それは、たとえば、重力が電気に変化していくというような場合の特徴的な真空領域において、ワームホールは安定した状態となる。
ここでいう真空領域というのは、相当な量のエネルギーを含むと思われるイオン化されたガスの球体で、それは自己発光する。ロシアのある地方には、そのように光輝いている球体が頻繁に目撃される場所がある。
(訳者注) 上の自分で発光する球体が写真等ないので、具体的にどんなものを指しているのかよくわからないですが、「光を発して、丸くて宙を飛ぶもの」という意味では、ビジュアル的には日本でいう「人魂」とかが近そうです。
宙を飛ぶ球体と人間が同じ周波を出していた
ロシアでは、その球体に関しての情報の混乱を受けて、正式な研究プログラムとしての着手に繋がっている。ロシアの多くの人はこの球体に関しては、よく知っており、目撃者たちや、話を聞いた人々は、これまでずっと「あれは何なのだろう」と考えていた。
たとえば、それは UFO のようなものなのではないかと思う人たちは、その球体を追いかけ、銃で撃ち落とそうとする人々もロシア各地にいた。その球体の加速ぶりは異常で、ものすごい速さになっていくことを発見した人々もいた。
そういうこともあり、やはりあれは UFO なのだと多くの人々は確信していた。
しかし、ある地方、そこはこの球体がよく見られるロシアの地方だが、そこで球体の研究を続けていたロシア人科学者たちは、この球体が「人々の思案に導かれる」ことを発見した。
それと共に、この球体が「低周波を発している」ことを発見した。この低周波は、私たち人間が脳の中で作り出しているものと同じ低周波だ。
球体が人間の思案とシンクロして反応する理由は、この球体と人間の脳が類似する周波数を発しているためだと考えられた。
この球体の光には巨大なエネルギーが含まれており、たとえば、これが私たち人間の遺伝子を変異させることができるというような考えは、これは大変に興奮するものではある。
多くのスピリチュアルなリーダーたちは、良い感覚を誘発させるための深い瞑想によって、これらと同じような光の球体を出すことが観察されている。これらに関しては、明らかに、人間の内部の指令、そして人間の持つ性質の中で生産されている発光球体であると考えられる。
これらは写真などで「白い雲」のような状態として撮影されることもある。
かつて、このようなハイパーコミュニケーションの際に発生する現象を「天使がやって来た」と確信していた時代もあった。
現代では、そのような(天使というようなもの)存在の科学的な証拠はなく、また、研究の背景には、いっさいの形而上や宗教的な思想のバックグラウンドを持たない。そこにあるのは「現実の現象」であり、目的はその解明だ。そして、ロシアの科学者たちは、今、これらの現実を理解するためにもうひとつの大きなステップを踏んでいると言えるのかもしれない
ところで、真空の球体生成の要因となると考えられている「重力異常」は、公式の科学でも認められている。これは1パーセント以下だけだと考えられている。しかし、最近になって、3パーセントから4パーセントの重力異常が見つかっている。
それが見つかった場所のひとつが、ロッカ・ディ・パーパだ。
このロッカ・ディ・パーパでは、丸い物体であるなら、小さなものでも大きなものでもどんなものでも、「上に向かって」転がっていく。しかし、ロッカ・ディ・パーパでのその現象の範囲は狭いということもあり、懐疑論者たちは、視覚での錯覚という意見を崩さない。
これらに関しては、ドイツで発売された著作「Vernetzte Intelligenz (ドイツ語:意味は「ネットワーク化されたインテリジェンス」)」にまとめられている。
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(訳者注) ロッカ・ディ・パーパは、人口13,242人のイタリアのローマ県のコムーネ(共同体)だそうです。
▲ ロッカ・ディ・パーパ。
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人類の覚醒と真実
2011年06月14日
大元の「女王アリ」がしていること
これまで、地球の生物のことをいろいろと考えている時に、どうしても突きあたる疑問というのが「元型」という存在でした。
あるいは、元型という言葉でなくともいいのですが、それは人類に共通してあるような、たとえば「赤を赤と思ったり、甘いものを甘いと感じたり」というような人間の持つ様々な体や行動の基本的な感知システムのこともそうですし、そして、鳥や魚が教えられずとも、空を集団で規則正しく飛び回り、海を何万匹単位で一定方向に泳いでいくようなこと。あるいは、昆虫から哺乳類まで見られるような様々な「高度に見える」子育ての方法論。
鳥は誰にも教えられずに巣を作り、アリジゴクは誰にも教えられずに砂の罠を作ります。
こういうことは普段はあまり考えないようにしていても、少し深く考えてしまうと、気がおかしくなりそうに不思議なことでした。
「一体どうしてそんなことができる?」と。
こういう場合、「本能」という言葉が使われることが多いですが、本能という言葉はどうも曖昧で、曖昧さを適用するには、人間も動物もあまりにも具体的な方法論と行動様式を持っている。
先日、 「DNAは生物の直感力とテレパシーを支配している」という記事を訳してご紹介しました。
その中でこのような記述があります。
アリのコロニーでは、女王アリがその巣から空間的に離されても、働きアリたちによる巣作りは熱心に続けられ、アリの巣作りの計画が止まるということはない。
しかし、空間的に近くにいようが離れていようが、「女王アリが死んだ」場合には、巣のすべての働きアリたちの巣作りの活動が停止するのだ。これは、明らかに女王アリが働きアリ全体に、巣作りの計画に関しての「指令」を出していることを示唆している。
しかし、空間的に近くにいようが離れていようが、「女王アリが死んだ」場合には、巣のすべての働きアリたちの巣作りの活動が停止するのだ。これは、明らかに女王アリが働きアリ全体に、巣作りの計画に関しての「指令」を出していることを示唆している。
これを自分で書いている時に、「まあ、全体的にこんなもんなのかもなあ」と思いました。
ここでは「一匹の女王アリと多数の働きアリの関係」について書かれているものなのですが、これを、
「一匹の○○と地球の生命」
というような捉え方をすると、地球の生命の全体に貫く「元型」と今まで呼んできていてた行動と思想の正体がわかりそうな気がします。もちろん、その「地球全体に指令を出す巨大な存在の女王アリ」が何かというようなことがわかるわけもありません。
しかし、実際にはそれが何であるのかということは比較的どうでもいいことで、「神」でも「宇宙」でも人それぞれの呼び方でいいのだと思いますが、あえて名を付けません。
それよりも、そのような「指令の大元」の存在があると考えながら、先日の記事「私たちは「言葉」である」をもう一度考えてみると、元型の疑問が解けると同時に、
・実際には「存在」は必要ない
ということにも気づきます。
つまり、「私たちは言葉であり、さらにいえば、言葉だけである」という概念が現実的に可能であることに気づきます。
これは箇条書きで書きます。
・私たちは何によってこの世界を享受して認識しているか。
↓
・それは視覚、聴覚、味覚、触覚などにより、外部からの刺激を電磁的に体内で理解する機能を持っているから。
↓
・では、それらの外部からの感覚の最終的な「認識機能」はどこに存在しているか。
↓
・現在の生科学、脳科学ではそれはわからない。
↓
・しかし、それが脳であろうと、どこであろうと、その器官を作っている根本的なシステムは何か?
↓
・脳はタンパク質であり、アミノ酸であり、そして、それは DNA そのものである。
↓
・タンパク質を作る DNA は全体の3%で説明できる。それでは、残りの「ジャンクDNA 」の役割は?
↓
・ロシアの科学での推定結果では、それは「言葉」である。
↓
・つまり、タンパク質としての構成機能と、実際的なジャンクDNA と呼ばれるものを合わせると「脳においても、DNAがすべてである」可能性が高い。
↓
・では、DNA とは何か?
↓
・それは言葉である。
↓
・では、脳が感知していると考えられる「視覚、聴覚、味覚、触覚」を含めたありとあらゆる人間の感覚の根本は何か? (つまり、人間にとっての女王アリとは何か?)
↓
・それは言葉である。
↓
・つまり、「視覚、聴覚、味覚、触覚」を含めたありとあらゆる人間の感覚は存在しないでも、人間には感知できる。(女王アリの指令があれば、実際の物体は必要ない)
↓
・結果として、物質も人間も宇宙も何も存在しなくとも(女王アリに相当するもの、多分、言葉が「それは存在する」という機能をもたらしているならば)「何も存在しなくとも人間は存在する」。
こういうことになるのではないかと思った次第なのですね。
まあしかし、現実には人間や物質や感覚が存在しなくとも、「感知している限り」は私たちは存在しているような感じであり、また、日々の生活も続いていくのではないかと。
なので、深刻に考える話じゃない気もします。
関係ない話になりますが、ひとりの人間にどのくらいの DNA があるのかわからないとしても、細胞だけでも数兆あります。
個人の言葉がそれぞれのその DNA に振動して、そして、数兆の宇宙が「他の数兆の宇宙」にアクセスして、それにより「数兆×数兆」の指数関数的な数のカウントによる膨大な宇宙が毎日誕生しているかもしれないと考えると、なるほど、宇宙はほとんど無限で、そういう意味では、「毎日、自分たちの宇宙は生まれいる」という可能性さえ感じます。
タグ:DNA と言葉の関係
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人類の覚醒と真実
2011年06月13日
聖書の「ヨハネによる福音書」にある言葉の、
「はじめに言葉ありき」
のことを書いたことがありますが、実はこれらのことは、そういう「はじめは」というところで終わるものではなく、
「はじめだけではなく、何もかも言葉だ」
ということなのかもしれないということを書いてみたいと思いました。
実体のすべてである DNA
ロシアの自然科学研究の状況を記した過去記事があります。DNA の「本当の働き」といったものの研究が進められていることが書かれています。リンクを提示しておきます。
・ (第1回)記憶媒体として機能しているDNA
・ (第2回)DNAは言語が具体化したものだった
・ (第3回)DNAは生物の直感力とテレパシーを支配している
上のは、内容的にわりと「ほんまかいな」というような部分は多いのですが、しかし、ここでは上の内容の真偽や信憑性というものではなく、あえて、上の内容をベースとして考えることにします。
それは、
「DNA は言葉によって頻繁に再構成されている」
という概念です。
今日、ふと思い立ったことに関しては、文章で長々と書くと、むしろわかりにくくなると思いますので、箇条書きにしてみます。
まず、
・DNA の配列は言語法則と同じである
・そして、DNA は言葉に影響を受けている
という前提条件があるとします。
・「 DNA 」は、人間の情報のほとんどすべてを持つ器官である
↓(そこから考えられること)
・ DNA は実体を持つ器官としての存在だが、それは言葉により牛耳られている
↓
・つまり、言葉がない状態では DNA は機能しない
↓
・DNA とは言葉そのものかもしれない
↓
・DNA とは私たち人間そのものである
↓
・つまり、私たちは「言葉そのもの」である可能性が高い。
というようなものです。
簡単にいうと、これは「人間というものの実体の問題」という核心にふれる可能性の高いテーマでもあり、なかなか難しい話でもあり、簡単に結論づけられるものではないとはいえ、今日、ボーッと駅で立っている時に、次々と頭の中に浮かんできたのは、
「これらの(風景の)実体は存在していないのでは・・・」
という概念で、そして、
「今、実体のように見えるこのすべてが「言葉」なのではないか」と
ということでした。
難しい書き方だと正直思います。
そして、本当はひとつひとつちゃんと今までの流れに沿う形で書きたいのですが、そういう論理思考が今ひとつうまく行かない時期で、また箇条書きにしますが、実はすべて、これまでのクレアと In Deep で書いたきたことの繰り返しなんです。
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タグ:ヨハネによる福音書
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人類の覚醒と真実
ジャンクDNA解明への挑戦: 他記事
» 第1回: 記憶媒体として機能しているDNA
» 第2回: DNAは言語が具体化したものだった
» 第4回: 人間の遺伝子の変異を促すものは何か?
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今回の内容とは関係ないですが、米国のスミソニアン博物館のサイトにとても興味深い写真が掲載されている記事がありました。
最初にそれを少しご紹介します。オリジナル記事は、New Supernova Remnant Lights Up (新しい超新星爆発の名残が見せるライトアップ)です。
超新星爆発が見せる不思議な光
1987年に地球で観測された超新星爆発(普通は時間と共にどんどん暗くなる)が、最近また明るくなっていることを天文学者たちが発見したという報道ですが、その写真が何ともいえない雰囲気を出しています。
これです。
写真をクリックすると、拡大します。
これは、大マゼラン雲にある Supernova 1987A と名付けられている超新星爆発の名残りの残骸らしいですが、この何が話題になっているかというと、超新星爆発は通常だと、その光は爆発で作られる放射性の崩壊というような現象で見えるもののようで、つまり、「時間と共に暗くなっていく」ものです。
この 1987A も1987年に観測されて以来、そのように時間と共にどんどんと暗くなっていったのですが、しかし、「最近また明るく輝き始めた」ということで、何か光輝くための新しい要因というものが起きているのかもしれません。
また、 Wikipedia によると、この 1987a は、下のようなリング構造をしているのだそうで、これ自体が何とも不思議に魅力的な形でもあります。
それにしても、上の光り方はなんというか妙にセクシーで(笑)、女性の口のようにも見える感じで、不思議な光景です。
中央の部分なんて拡大するとこんなだし。
私には何だか「物体」にも見えます。
物体だとしたら、太陽の何十倍という大きさの物体になってしまいそうですが。
さて、本記事は前2回の続きのロシアの科学者たちによる、ジャンクDNA の解明の概略を記した記事の翻訳です。
記事の後半は次第にオカルト色が強くなっていますが、それでも、興味深いという意味では相変わらずおもしろいと思います。今回は、「人間の直感とハイパーコミュニケーション」に関しての下りを翻訳しました。
なお、本記事にハイパーコミュニケーションとありますので、そのまま訳していますが、「テレパシー」とか「未知の知覚能力」といったような意味でいいのかとも思います。
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人類の覚醒と真実
2011年06月12日
調査の結果、DNA は「言語と同じもの」であり、また DNA は他の宇宙と通じている可能性があるとロシアの科学者は説明する
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ジャンクDNA解明への挑戦: 他記事
» 第1回: 記憶媒体として機能しているDNA
» 第3回:DNAは生物の直感力とテレパシーを支配している
» 第4回: 人間の遺伝子の変異を促すものは何か?
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(訳者注) オリジナルは思っていた以上に長いのと、思っていた以上に興味深い記述がたくさん出てくる内容でしたので、何回かにわけることにしました。
今回は2回目とさせていただきます。
タイトルも変えました。
真偽は別として、今回訳した部分の内容も死ぬほどおもしろいものでした。
今回の前半の内容は、「言葉と DNA 」についてで、たとえば、私たちの人間の歴史では、いろいろな訓練の方法とか、修行とか、自己鍛錬とか、まあとにかくいろいろな自己の修練法や言葉などによる健康法などがあったと思います。あるいは催眠などによって自分の体の状態を良くしていくような試み。
そういうものがどうして成立し得るのか、という問題と関係する領域にロシアの科学者たちは入り込んでいるようです。
それは、つまり前回の翻訳記事にあったように、「DNA と言語には関係性があるので、お互いに関係する」ということのようです。つまり、「言葉が体に直接響く」といいうことは、それほど抽象的な意味ではないということを言いたいようです。
まあ、言葉というのは大事ものだとは思っていましたが、「言葉そのものが DNA と同義だった」ということのようで、このフレーズからは、
「はじめに言葉ありき」(聖書「ヨハネによる福音書」)
という格言(格言でいいのか?)を思い出します。言語が先で、そして、言語をベースとして DNA が作られた。
ちなみに、今回の後半は、「DNA が真空でブラックホールを作り出している」というものすごい展開になっています(すごすぎて苦笑)。
ここに出るアインシュタイン・ローゼンブリッジという言葉は、Wikipedia によると、ワームホールというもののようです。下のようなものだそうです。私には何だかよくわかりません。
ワームホール は、時空構造の位相幾何学として考えうる構造の一つで、時空のある一点から別の離れた一点へと直結する空間領域でトンネルのような抜け道である。
もし、ワームホールが通過可能な構造であれば、そこを通ると光よりも速く時空を移動できることになる。ワームホールという名前は、リンゴの虫喰い穴に由来する。リンゴの表面のある一点から裏側に行くには円周の半分を移動する必要があるが、虫が中を掘り進むと短い距離の移動で済む、というものである。
「そこを通ると光よりも速く時空を移動できる」ねえ・・・。
これだといろいろできちゃいそう。
これ以上、こういう抽象的な感想を書いていると、クレアの「人類の未来」と重なりそうなので、翻訳に進みます。
ここからです。
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人類の覚醒と真実
2011年06月11日
ジャンクDNA解明への挑戦: 他記事
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» 第4回: 人間の遺伝子の変異を促すものは何か?
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DNA が言語により再プログラムされていること。そして、DNA が「記憶媒体として機能している」ことをロシアの科学者が解明しつつある
さきほど、夢を見て起きまして、久しぶりに少し形而上的な夢を見ました。
私がプレゼン(したことないけど)みたいなことをするために、ステージで立っているんですが、その内容を隣で「誰か」が私に伝えているんですけど、その意味がわからない。
その人はこのように言っていました。
「AとBをそれぞれアピールしてください。共に最大の数にまで自己増殖する物質です。ただ、Aの物質のほうは、最大数に向かいつつも無限に近く増殖を続けますが、Bのほうは最大数を感知した瞬間にゼロになる物質です。それでも、AB共に同じ性質のものです」
わたし 「・・・・・とんちかよ」
その人 「その説明をお願いします」
わたし 「できないって」
その人 「大事なことですので、よろしく」
わたし 「おい! どっか行くのかよ、おい!」
その人はいなくなり、私はそこで考え込んでいるところで目が覚めました。
なんとなく頭痛がする。
わかんねー。
さて、今回のは最新のニュースというわけではないのですが、気になるものを見つけたのでご紹介します。2009年にロシアで発表された DNA に関しての研究に関しての記事です。
以前、「DNA が記憶の保存媒体として使われているのでは?」というようなことを書いたことがあったのですが、ロシアでは 2009年に、生物物理学者、言語学者、遺伝子学者たちの合同研究グループによりその調査が行われており、「DNA は記憶とコミュニケーションを蓄積していると思われる」とする途中経過としての結果が出ているようです。
それらの推測に関しての In Deep の過去記事は、
・生きている意味: DNA に蓄積されていく人類の体験 (2011年04月01日)
など、震災後に書いた日記の中に数多く見られます。
また、DNA の本質に関しては最近、たまにクレアに書いている「人類の未来」というものと関係する話のようにも思いますので、個人的には資料としての意味も多少あります。
なお、ジャンク DNA というのは、
ジャンクDNA (Wikipediaより)
ジャンク DNA とは、染色体あるいはゲノム上の機能が特定されていないようなDNA領域のこと。(中略)ヒトゲノムのおよそ97%は"ジャンク"であることが示されている。
というものです。
そして、今回ご紹介する記事の中で大変気に入ったのが、このロシアの科学者たちが研究を始めた動機です。彼らは、「生命はバカではない」という意志で研究を始めたようです。つまり、生命というものが、構成要素の90パーセントもの無駄を持って存在しているような劣った存在のはずがないという強い意志です。
私もそう思います。
人間(あるいはすべての生命)の DNA には、ほんの 0.000000000000001パーセントの無駄もないはずと私自身は信じていますし、そう願っています。
まあ、無駄なものはこの宇宙では、このオレの存在だけですね(突然落ち込むのかよ)。
なお、この記事によると、ロシアの最先端科学の世界では、「人の感情が天候に影響を与えるパターンの研究」も行われているそうです。
翻訳はここからです。
結構長いですので、前編後編にします。
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タグ:ジャンクDNAの真の働き
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人類の覚醒と真実