2011年10月12日



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「新しい宇宙は絶えず作られ続けている」: マサチューセッツ工科大学の発表



(訳者注)  数日前にクレアで「宇宙は毎日、彼女の中で無数に作られ続ける」というタイトルの記事を書いたんですが、今日、米国のマサチューセッツ工科大学(以下、 MIT)から、「彼女の」というフレーズを除けば、「新しい宇宙は絶えず作られ続けている」と、ほぼ同じような響きとなるニュースリリースがなされていて、なんとなくタイムリーかなあと思ったので翻訳することにしました。

もちろん、私のほうは「 DNA と共に新しい宇宙が広がっていく」という夢想にも近いオカルトで、MIT の発表は物理学者による理論的帰結の集大成。全然違うものではあります。


このリリースの中に「多元宇宙はお互いに見ることはできない」ということが書かれており、これはイメージとして私の描く「無数の宇宙」と似ているなあとも思いました。

大島弓子さんの 1980年代の漫画『ロングロングケーキ』では、その何十億、何十兆に及ぶ「違う無数の宇宙」は、夢(眠って見るほうの夢)の中でしか渡り歩くことができないという設定で描かれています。


・・・と、また逸脱していく前に本文に入ります。

その前に、本文中に最初に出てくる「多元宇宙」というものを、 Wikipedia の解説から抜粋しておきます。

多元宇宙は、仮説として可能性のある複数の宇宙の集合である。多元宇宙はすべての存在を含む。これは、われわれが一貫して経験している歴史的な宇宙に加え、空間、時間、物質、およびエネルギーの全体、そして、それらを記述する物理法則および物理定数なども含まれる。この語は 1895年にアメリカの哲学者で心理学者のウィリアム・ジェームスによって造られた。多元宇宙が含むそれぞれの宇宙は、平行宇宙 (パラレル・ユニバース))と呼ばれることもある。



ちなみに、今回のリリースの後半は素粒子に関しての話で、アップクオークとかダウンクオークとか、ストレンジクオークとか、あるいは「原子核と中性子とハイペロンとシグマ・マイナス」とか、もう出てくる単語自体が全然わからず、訳したあとにかなり短縮しました。なるべくわかりやすく書きたかったですが、それでもやはりわからない部分は多いです。


あと、ここにも「世界は4で出来ている」という表現が出ています。

知らなかったですが、自然界、あるいはこの宇宙は「4つの力」から成っているのだそうです。それは、「重力、電磁気力、強い力、弱い力」なのだそう。

この「4」に関しては、クレアの「「4」と同義語である「世界」」などの記事をご参照いただければ幸いです。

では、ここからです。




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(訳者注) 今日、外を歩いていた時に、ハチのような形の黒っぽい虫が数匹、バラバラッと空から地面に落ちてくる光景を目撃しました。地面を見てみると、虫は全部死んでいました。空中で死んだのか、どこかから死骸が飛ばされてきたのかはわからないですが、「自分の周囲に降って来た」ということもあり、それなりに驚いた出来事ではあります。

昨年暮れあたりに、米国のアーカンソーで「空からたくさんの鳥が落ちてくる」という不思議な出来事が報道されましたが、あれの小規模版を間近に見ているようでもありました。

米国アーカンソーの鳥と魚の大量死をめぐるブログより (2011年01月05日)

という記事あたりにまとめています。



▲ その時の報道写真。


さらに、その後、近所の井草八幡宮という比較的大きな神社に行ったのですが、境内に向かう道の途中、かなりの広範囲にわたって大量のミミズが地表で死んでいました。まだ、もがいているミミズもいました。今日はそんなに暑かったわけでも、大雨が降ったわけでもないですが、何かしらミミズのいる環境(地下)に問題があったようです。

そのふたつの光景を見てヘルメスのエメラルド板の「上なるものは」のくだりを思い出したりしつつ、


・今の環境の異変は上(宇宙のほう)と、下(地球の内部)と、どちらにも起きているのかもしれないなあ


と何となく感じました。

最近のニュースだけでも「」のほうとしては、米国で、「南極のオゾンホールの大きさが過去最大レベルに(英語)」というものがあったり、あるいは、日本では、各地で季節外れの桜が咲いているようです。

桜関係のニュースは、



などにあります。
どれも、つい最近のニュースで、10月に入ってから桜が咲き出したことが記事となっています。
どうも日本中で桜が時期はずれの開花を見せているようです。

sakura.jpg

▲ 大分日田市で最近咲き始めた桜。


どうして、この「桜」のことを「上」(宇宙)関係として取り上げたかというと、「桜の成長異常と宇宙が関係ある」と思われる出来事が、今年報道されていたことを思い出したのでした。

震災後のこちらの記事でふれたことがありますが、読売新聞の今年2月の記事「宇宙帰りのサクラ異変…なぜか発芽・急成長」というタイトルの報道で、

地上350キロメートルの国際宇宙ステーション(ISS)で2008年11月から8か月半、保管した桜の種を、地上へ持ち帰って植えたところ、発芽しないはずの種が芽を出すなど、異変が相次いでいることがわかった。

原因は不明だが、無重力で放射線の強い宇宙環境で、遺伝子の突然変異や、細胞が活性化したなどの見方もある。



というニュースでした。

そんなわけで、上(宇宙のほう)と地球の関係にも現在いろいろとあるのだろうなと考えた次第です。

下(地球の内部)のほうでもいろいろと起き続けていますが、これらのことは後日、記事にします。



少しずつ明らかになる銀河の中心の姿

また前置きが長くなってしまいましたが、今回は、「上」のほうの「やや親分」に近い場所、すなわち、銀河系に関する NASA からの報告です。

フェルミガンマ線望遠鏡という NASA のガンマ線観測用の天文衛星によって、これまで見えなかった「銀河の中心」の構造が明らかになり、想像を含めた「天の川銀河の中心部の構造」が明確になってきたというニュースです。

そして、銀河の中心からは「かつて見たこともないほど巨大なガンマ線」が放出されていて、そのガンマ線がとんでもなく巨大な丸い泡のような構造を作っていることが明らかになっています。

しかし、「どこからそのエネルギーが噴出しているのかがわからない」と。

そのことを短くまとめたデイリーギャラクシーの記事より。デイリーギャラクシーでは「巨大なブラックホールではないのか」というようなことを推測しています。まあ、銀河の中心といえば、古代マヤ族が想定していた「フナブクー」の位置。

そこにある巨大なものは何なのでしょうね。
では、ここからです。



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2011年10月08日



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▲ 「どうしてあらゆるものが存在するのか? ロゴス(宇宙の秩序)、コスモス(宇宙の法則)、そして、宇宙(ユニバース)が」と書かれてある特設サイトのトップページ。
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(訳者注) 今回の記事は、単に「現在このような国際会議が米国の大学で開催されている」ということだけのご紹介で、会議での何らかの結果が発表されているとか、そういうものではないのですけれど、ではなぜご紹介したかというと、まずひとつは非常に唐突な感じがするからです。

Why is there anything? (どうして何かが存在するのか?)

という名称の「宇宙に関しての会議」。

しかも、これは物理学者から宗教的な創造論者たちまでも交えてのものとなるもので、「宇宙とはそもそも何なのだろうか」ということを、様々な立場で観点から話し合うということのようです。

しかし、そんな会議で何か「結論の方向」というものは見えてくるのか? という疑問はあります。

たとえば、こんな三人が話し合うとします、


・宇宙は神によって造られたとする創造論者

・宇宙はビックバンから誕生したとする宇宙物理学者

・ことばから宇宙は造られたと言う人々



この話し合いで何か「方向性」は見えるのだろうかということが興味深いのです。


あと、今回のこの会議は、私の個人的な「時期」の問題とも関係します。クレアの10月4日に生まれてという記事にも少し書いたのですが、今年の「2011年10月4日」というのは私にとって、価値観の転換と完成において、非常に大きな意味を持つ日となりました。もちろん、個人的にです。

しかし、「では何が変わったのだ」というと、それは何も変わっていません。
自分も周囲も何もかも10月4日以前と同じなのです。

なので、「何か変化の大きなイメージが欲しい」と思っていたところに、この 10月6日からの「どうして存在するのか」とタイトルの会議が行われることになり、「この会議は少なくとも個人的にとても意義のある結果を導くのではないか」という期待もあります。


2010年09月の法王の言葉

昨年の9月23日に、

「なぜ何も存在しないより、何かが存在したほうがいいのか」 - ベネディクト16世

という記事をご紹介したことがあります。

2010年9月17日に、ロンドン・セントメアリー大学で開かれた宗教会議で、法王はこのように語っています。


「科学は人間の胸の中にあるもっとも根源的な願望を満たすことはできないし、人間の起源と運命を説明することはできず、人間はなぜ存在しているのか、そして、何のために存在するのかということに対しても説明することはできない。そして、(科学は)なぜ何も存在しないより、何かが存在したほうがいいのかという問いに対する完ぺきな答を与えることはできない」



この時、私は、法王はさすがなことを言う、と感服したものでした。
相変わらず人相は悪いですが(苦笑)、「なぜ何も存在しないより、何かが存在したほうがいいのか」なんて普通言えないですよ。

この法王の言葉は、


「何も存在しないという選択が宇宙(あるいは神)にはあった」



と同義です。

つまり、「何もない宇宙」という可能性の事実をキリスト教の最高トップが口にしていたということを私はずっと覚えていたのですが、その時の法王の言葉そのものが、今回の会議のトップページに書かれていたのです。

Why is there something , rather than nothing at all ?
なぜ何も存在しないより、何かが存在したほうがいいのか

今回の会議に私が大きく反応したというのも、そこに理由がある部分があります。


というわけで、ここから本文です。

とはいっても、現時点では、会議の告知が特設サイトに掲載されているだけですので、その文章と、主な参加者、会議で行われる予定の「6つのセッション(テーマ会議)」の紹介画像を載せておきます。

なお、参加者ページには写真や詳細なプロフィールが掲載されていますが、写真までは載せられませんので、女性には「(女性)」と記しておきました。それに意味があるかどうかはわかりませんが、何となく。



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2011年09月17日



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[追記]その後、この続きの記事でさらに写真をご紹介しました。記事は「120年前の日本の光景に見る「私の中のパラダイス」」です。
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古文書や古い学術資料などの新しい発見の報告が随時おこなわれるCHICC マンチェスターというサイトがあります。

先日、そこに「日本人の手により記述される 1897年の日本の光景」と題された膨大な量の着色された写真と、イラストが紹介されているページがリンクされていました。


その時酔っ払っていたのですが、その中の一枚を見て、私は唐突に涙が出てきました。

それはこの写真でした。

1-japan.jpg

1897年の「京都の嵐山の橋」だそうです。

この光景は3月11日の震災の後に、東京吉祥寺の井の頭公園で私が感じた光景(心象の意味での風景)とまるでそっくりだったのです。

震災1週間目くらいの頃から2ヶ月間くらいの間、よく吉祥寺の井の頭公園に行き、ボーッとその光景を眺めていました。
あの頃の井の頭公園の光景は震災後の(私個人の)心の復興の過程そのものでした。

そんなわけで、その「1897年の日本の写真」の数々を見て、ご紹介したくなったので、一部ですが、ご紹介したいと思います。

該当サイトにはものすごい量の写真がありますので、ご各自でご覧いただきたいと思います。
こちらです。

Japan, Described and Illustrated by the Japanese


そこから何枚か抜粋してみます。


ここに写っている国が美しい国だということを改めて感じます。
いろいろとありますが、今でも基本的には変わらないとも思っています。

なお、関連する過去記事として、震災後1ヶ月後にこのような記事を書いたことがあります。

どんなに愛される資格があるのかを私たちは知らない (2011年04月14日)

1858年に、日英条約のために来日していた英国の使節団の人が書いたものの紹介でした。



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2011年08月31日



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エレニン彗星は、2000年のリニア彗星同様に近日点通過後に分解・消滅した模様

Elenin-disrupition.gif

▲ エレニン彗星が崩壊・消滅した光景を写した GIF 動画。彗星監視サイト Southern Comets Homepageより。
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(訳者注) エレニン彗星というのは、地球から観察することのできる最近の彗星ということなのか、話題となっていましたが、どうやら、この 10日間くらいの間に「消えて」しまったようです。

彗星監視サイト Southern Comets Homepageの紹介記事としてスペースウェザーに載せられていました。その記事そのものは1番下に載せておきますが、この「彗星の消滅」ということに関しては、私なんとなく「へえ」と思いまして、そのことについて書いてみたいと思います。



地球の原動力であるかもしれない「彗星」

「彗星」という存在は、パンスペルミア説宇宙全体に生命の種子(胞子)がばらまかれているという説)の中で重要な位置を占めます。


私はこのパンスペルミア説が好きで、クレアの頃から今に至るまで、ブログを書き続けている理由自体がこのパンスペルミア説があることが大きいです。やっぱり、「地球の生命はどこから来ているか」を知りたいというのは、地球人としてあります。(聖書などを読むと)宇宙に始まりはないかもしれないとはいえ、「生命が広がるプロセス」は常に存在していると考えています。


パンスペルミア説は古代ギリシャなどの大昔からあるものなので、提唱する人により、いろいろな考え方があるとはいえ、英国のカーディフ大学の天文物理学者だったフレッド・ホイル博士(故人)と、ホイル博士と研究を共に進めていたチャンドラ・ウィクラマシンゲ博士たちは、「生命の運搬装置として存在する」彗星ということを考えていました。


あまりにも唐突で非科学的な考え方に思われるかもしれないですが、1970年代から英国のカーディフ大学で続けられた実験と検証の記録を見ると、それは科学的に本当に正しいのかもしれないと思える部分があります。

また、もう10年前になりますが、 2001年に、カリフォルニア大学バークレイ校のチームの実験の結果が、米国 CNN で報道されました。

今でも記事は残っていますが、その記事のタイトルは日本語にすると「彗星が生命を運んできたという説を後押しする実験」というものでした。

昨年、クレアなひとときの「資料/2001年のアミノ酸の衝突実験」という記事の中でも紹介しています。

その CNN の記事の出だしはこのようなものです。

地球との激しい衝突を生き残った彗星に乗った宇宙の有機分子が地球に生命の種子を蒔いたのかもしれない。そんな最新の科学レポートが発表された。

調査結果によると、当時地球上にすでに存在した原始スープから生物が生じたという伝統的な意見とは逆に、生命の種子となる化学物質が宇宙空間から来たという理論の証明への期待を高めている。

「今回私たちに示されたこの結果は、有機化合物が宇宙空間から地球にもたらされたかもしれないという、かなり想定外である概念を除外できないことを示している」と、カリフォルニア大学バークレイ校のジェニファー・ブランク教授は言う。



という記事でした。
翻訳資料全文は「彗星の中の生命の種子」にもあります。

そして、その9年後の2010年に、私たちはついに「彗星の姿」を見られる幸運と遭遇します。



2010年に人類が初めて見た彗星の姿

昨年 2010年に NASA は史上初めて「彗星(ハートレー彗星)の近影」に成功しました。
私も In Deep でこの記事を紹介しましたが、その写真を見た時には本当に興奮したものでした。

記事は、

NASAの探査機ディープインパクトがハートレー彗星に接近遭遇し、彗星の中心核の近影に成功
(2010年11月05日)

です。

700キロという距離まで接近し、撮影したその彗星の姿!

hartley-2.png


私には、宇宙空間を周期的に移動したり回っているものというものは、何となく「丸いものだろう」という思い込みがありました。

しかし、ハートレー彗星は丸くないどころか、尻尾の部分から噴射する光のようなものを発しており、それは後部を輝かせながら直進していくロケットのように、まるで、自ら推進力を持ちながら動いているかのような形をしたものだったのです。いずれにしても、「こういう形のものが分解して消滅してしまう」ということも、また想像できないことでした。


まあ、ハートレー彗星はその形でしたが、エレニン彗星がどんな形をしているのかは知りません。しかし、「彗星って崩壊したりもするのだなあ」という思いがあり、それが最初の「へえ」という感想につながっています。


ちなみに、彗星には「周期彗星」というものがあり、Wikipedia によると、

> 有限の公転周期を持ち、基本的には楕円軌道で、周期的に回帰する

というものです。
つまり、地球や月のように(厳密な意味ではないです)クルクルと軌道上を旋回していると。

ちなみに、周期彗星は「周期彗星の一覧」にありますように、観測されているものだけでも 252個もあります。


話は逸れますが、歴史を見てみますと、地球に接近する周期彗星と「地球で新しい病気(鳥インフルエンザとかエボラ出血熱とか唐突に流行し始める病気)の出現の多くがリンクを見せていたデータもあり、アミノ酸だけではなく、微生物のたぐいも彗星によって地球にもたらされているという考え方もあります。ただ、細菌は、地球上で風や大気により大きく場所を移動していくので、地域としての細菌の出現の源を宇宙に求めることを実証するのは大変に難しいことだとは思います。

これらに関しては、1980年代に NASA がおこなった上層大気圏での生命探しのデータが少し残っています。NASA はその実験をなぜかすぐに中止してしまい、1980年代以降は行われていません。そのデータは、ネットにあるのかどうかはわからないですが、本か何かの文献で見た気がするので、見つかりましたら載せることもあるかもしれません。

まあ、今後の学説がどうなろうと、彗星というのが生命の運搬を担っている一部であることは間違いないように感じています。



現在観測できる彗星一覧

ちなみに、この「彗星」ですが、結構日常的なもので、ネットではエレニン彗星が人気だったようですが、彗星を監視している Southern Comets Homepage によりますと、8月29日現在、以下の彗星が観察できるようです。


・ C/2009 P1 Garradd (ギャラッド彗星)
・ C/2010 X1 Elenin(エレニン彗星)
・ 45P Honda-Mrkos-Padjusakova (本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星)
・ C/2010 G2 Hill (ヒル彗星)
・ 73P Schwassmann-Wachmann (シュワスマン・ワハマン第3彗星)
・ C/2009 F4 McNaught (マックノート彗星)
・ 213P Van Ness (ファンネス彗星)
・ 78P Gehrels (ゲーレルス彗星)
・ C/2006 S3 LONEOS (ロニオス彗星)
・ C/2011 L4 PANSTARRS (パンスターズ彗星)



上から3つめに「本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星」という異常に長い名前で、なおかつ日本語がついている彗星がありますが、これは日本人の本田実さんとチェコのアントニーン・ムルコスさんと、スロバキアのリュドミラ・パイドゥシャーコヴァーさんという3人が共同発見者となっているためにこういう長い名前となっているようです。

この日本人の本田さんという人は、1990年に亡くなっているんですが「天文台の仮眠用ベットにて永眠」という文字通りすべての人生を彗星に捧げた人でした。

いろんな個人の奮闘があって、今の天文学は成立しています。
大組織による宇宙科学がすべてではありません。


そんなわけで、以下、エレニン彗星の消滅に関して、スペースウェザーより。
なぜか、「終末論争はここまで」というタイトルでした。




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タグ:彗星の正体

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2011年08月09日



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london-1.jpg

▲ ウインドウが破壊されたデベナムズデパートの前を胸を歩く若者たち。どことなく堂々としています。 2011年08月08日。ロンドン・クラッパム・ジャンクション駅近くにて。



芥川賞作家の町田康さんという人がいます。

町田さんが今から三十数年前の 1979年に(まだ高校生だったと思います)大阪でやっていたバンドでリリースしたアルバムに収録されている曲に「ガセネタ」という曲があります( YouTube )。

その中にこのような歌詞があります。


パンク? パンクやと? しょーもない、あんなもん。何がおもろいんや。
まともなんジョニー・ロットンだけやないか!




ここに出てくる「ジョニー・ロットン」というのは、 1977年頃に活躍していた Sex Pistols というロックンロールバンドのボーカルのジョン・ライドンという英国人のことを指します。

このバンドの代表的な歌に「アナーキー・イン・ザ・UK」(英国の無政府主義者)という曲があります。

今、イギリスではロンドンを中心に、いろいろな街で若者による暴動が起きていて、各メディアはそのニュースで持ちきりですが、海外のブログで、テレグラフやガーディアンなどのいろいろなメディアのロンドン暴動の報道をまとめているブログがあったのですが、そのタイトルが、

アナーキー・イン・ザ・UK :ロンドン暴動 3日目に突入

でした。

Anarchy in the UK: London riots enter Day 3


その記事を簡単にご紹介しようと思いますが、ロンドン暴動の報道の内容自体は日本語の記事にもなっていますので、そちらを読まれたほうがよろしいかと思います。
いくつか日本語の記事をリンクしておきます。

ロンドン暴動:英国内4都市にも拡大 首相が緊急帰国 (毎日新聞 2011.08.09)
ロンドン北部で暴動―黒人射殺がきっかけ (ウォールストリート・ジャーナル 2011.08.08)

などです。

それらを読めば概要はわかると思います。

それよりも、個人的に、現在起きているロンドン暴動に「アナーキー・イン・ザ・UK」という冠がついたことに一種の感慨を感じまして、その「アナーキー・イン・ザ・UK」というタイトルの歌を作り、その歌詞を書いたジョン・ライドンという人が「 1970年代のロンドンで描いていた夢」のことを書いてみたいと思います。


その 1977年の「アナーキー・イン・ザ・UK」の歌詞を適当に訳してみました。歌詞の下にプロモ(正式のではないかも)も張っておきます。パンクと言われていますが、音楽自体はテンポの遅いロックンロールです。



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2011年07月28日



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(注) 翻訳でも何でもないのですが、本当に久しぶりに日本語のニュースで驚いたものがあったので、「生き物の生命力」を示す資料として載せておきます。

鳥に食べられて排泄されても死なずに、むしろそれで棲息範囲を広げるカタツムリ」の話です。


いろんな生物の話を読んできましたが、これはすごい。
大きさだって2ミリあるらしいですから、十分に大型動物で・・・。
しかし、どうやって、消化器で生き延びているのやら。


記事は短くまとめられていてる毎日新聞から全文。
あと、7月20日のナショナルジオグラフィックに詳しい記事が載っていましたので、そこからポイントなどを。

毎日新聞の

 > 植物の種子が散布されるように、カタツムリは食べられて生息場所を広げているらしい。

これを読んだ時に少しクラッときました。生き残る特攻隊。
「食べられることは生き物の生の最後」とか思っていた私たちの脳天直撃ニュースでした。

なお、この記事を読んでクラッときた理由としては、私が「納豆が好き」ということが関係しているようにも思います。このカタツムリの生き延び方は、どことなく、「納豆菌が100度の高温に耐えられるプロセス」と似ている感じもしないでもないからです。納豆菌は胞子を形成して自分の身を守ることで、高温の 120度からマイナス 100度まで耐えられます。このプロセスで他の雑菌は死んでしまい、納豆菌だけが生き残り、納豆が作られるのです(納豆を作る時には 100度の高温状態のまま納豆菌を植え付けないと、他の雑菌が繁殖して、よい納豆を作ることはできない)。

納豆菌の高温サバイバルについては記事の最後に資料を載せておきます。



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タグ:ノミガイ

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2011年07月27日



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3年間にわたる「人の心の中にもともと神は存在するのか」を調査する国際研究プロジェクトが終了

god-sky.jpg


(訳者注) ニュース自体は、2週間くらい前のものなのですが、ずっとご紹介しようと思いつつ、きいろいろな事件や災害や、あるいは暑かったり乱射があったりして伸びていました。


イギリスのオックスフォード大学で、先日、この種の研究では最大規模の調査が、3年間の研究期間を経て終えたことが報告されました。その調査とは、


・人間は生まれながらに自分の中に神(あるいはスピリチュアル的な概念)を持っているのか



というものでした。

なんだか一見どうでもいいような研究プログラムに感じる方もあるかしもれませんが、これは大規模な調査で、


・190万ポンド(約3億円)の予算
・文化の異なる20ヶ国の40以上の分野からなる研究者からなる国際チーム
・3年間の調査期間



という一大プロジェクトであり、190万ポンドの予算などの使途を含めた説明のために、オックスフォード大学では、プレスリリースも発行しています。正式な調査名は「Cognition, Religion, and Theology Project」(認知・信仰と神学プロジェクト)。


この調査の目的は、突き詰めるところ、

「神や宗教は教えられて体得するものなのか、それとも、教えられなくとも生まれつき人間の心の中にあるものなのか」

ということのようです。


世界には宗教を持つ人が多く、それらの人びとは多くが、子どもの頃から生活や学校や家庭学習の中で「神や宗教」を教えられることが多いです。それだけに、

「人間が宗教を信仰しているのは、教えられたからなのか」

という疑問はあったのだと思います。あるいは、

「教えられなくとも人間は神のようなものを信仰するのか」

という疑問からのものだったようです。


そして、三年間の一大プロジェクトの調査の結果は、


「人間の心の中にはもともと神や来世(死後の生命)のようなものを信仰する要素が存在する」


でした。


米国のサイエンスニュースからです。



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タグ:神と人類

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2011年07月19日



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昨日、夢を見ていて気づいたことなんですが、書けるところまで書いておきます。


母音と世界の関係

梶井基次郎を初めて読んだのが、先月のこと(クレアの記事にあります) だったので、それから3週間くらいですかね。


結果として、あの時に待ち合わせをした紀伊国屋書店で梶井基次郎の本を買ったことと、その中の「瀬山の話」という小説を読んだことが大変に大きな意味を持っていたことになりそうです。

この「瀬山の話」で梶井基次郎が抱いていた疑問が最近の自分の書いた記事の中からハッキリしてきた感じです。


まず、記事「DNA は言葉と振動の影響で頻繁に再プログラムされている ( In Deep 2011年06月21日)」にある、



・人間の言語と文法配列というものは DNA から直接影響を受けている可能性がある
・DNA は自らの生体内レーザーのようなもので、遺伝子情報の中に、記憶を蓄積している可能性がある




ということが、たとえば仮に事実だとして、そして、その上で、先日書いた、「人間は生まれた時に「音」で世界の形を学習していた (2011年06月21日)」という記事にある、


・母音と物体認識の間の相関関係がほぼ絶対的であることが実験で示された




こと。

これは、「大きい」と「小さい」だけではなく、いろいろな認識と母音が関係しているようなんですが、ここではわかりやすい部分として、「言葉の母音」と「大きい」と「小さい」の関係を中心として書きます。


実験はスペイン語で行われ、具体的には、日本語での「 U (ウ)」以外の4つの母音(ア、イ、エ、オ)で実験が行われて、



・母音の「I」(イ)と「E」(エ)では小さな対象に視線がいく

・母音の「A」(ア)と「O」(オ)では大きな対象に視線がいく




ということがハッキリとしたという記事なのですが、さらに、梶井基次郎のことについてふれた記事「バーストした視覚の中での新宿にて 」での抜粋部分から、さらに下の部分を抜粋します。


梶井基次郎は「瀬山の話」という小説の中で、自分の分身である瀬山という男と対峙しながら、次の疑問を持ちます。

--
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タグ:梶井基次郎

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2011年07月12日



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米国の心理学教会が発表した驚愕の「言葉の音」に関する実験結果:科学で証明されつつある「はじめに言葉ありき」の概念


翻訳記事ですが、個人的には「人間科学の研究の最終局面」を感じるようなビッグニュースです。

アメリカには、心理学の学会として「アメリカ心理学会」と、主に「認知心理学」を扱う、「科学的心理学会」という学会があるらしいのですが、今回、後者のアメリカの科学的心理学会が昨日 7月11日に、大変に興味深いプレスリリースを「緊急リリース」として自サイトにおいて、その要旨を発表しました。

その内容は「赤ちゃんは言葉を学ぶ前は、音を通じて世界を認識していることがわかった」というタイトルのものでした。それは「単語の意味」ではなく、「言葉の持つ母音」です。なので、どこの国の言葉でも関係なく存在します。

これは、すなわち、「はじめに言葉ありき」という概念が、赤ちゃんの行動認識パターンから証明されそうなことになってきているというニュースといってもいいのかと思います。

簡単に書くと、「人間は赤ちゃんのときから、母音と物の形が直結していることがわかった」というような話です。

たとえば、大人の場合でも、「聞こえる母音によって行動の反応が違う」のだそうで、たとえば、「大きな物体」と「小さな物体」がある場合、

・母音の「I」と「E」では小さなオブジェに視線がいく

・母音の「O」と「A」では大きなオブジェに視線がいく



のだそうです。

他にも様々な形状と母音が直結しているようです。

日本語だと「I」と「E」は「イ」と「エ」ですかね。
「O」と「A」は「オ」と「ア」でしょうか。


私は、このブログなどでも部分的にふれたことがあるのですが、「文明の分類」として、このようなものがあると思っています。


・言葉と表記文字のある文明(現在の地球のほとんどの文明)

・言葉があり、表記文字のない文明(マヤ文明、アイヌの文明、縄文の文明など、過去に多数あったと思われる文明)

・言葉も表記文字もない文明



このうち、「言葉も表記文字もない文明」というのは今の地球にはないですし、かつてもあったかどうかはわからないですが、要するにテレパシー的なものを含めた「ハイパーコミュニケーションだけで成り立つ文明」ということです。

地球では人類以外の多くの生命は、この「言葉も表記文字もない」コミュニケーション手段を持っていますが、ただ、人類以外のものを文明と呼んでいいのかどうかわからないので、とりあえずは、「未知の文明」ということになりそうですが、まあ、しかし、上の3つのタイプの文明は、可能性としてはあり得ると思っています。

今回のアメリカの科学的心理学会の発表は、「言葉を認識する前の赤ちゃんと世界の関わり」、あるいは「人間と言葉の関わり」を突き止めようとした非常に画期的な調査であり、これが本当なら、人類の DNA に組み込まれたそのシステムというものとの接点も考えられる気がしました。


いずれにしても、「世界は言葉で作られて、言葉だけで構成されている」という可能性がますます高くなっていると言えそうです。


それでは、ここから翻訳です。



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