2014年04月10日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




「確定的な未来」を想起する驚異的な2つの科学的資料から思うこれからの太陽と地球と女性(そして消えるかもしれない男性)



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▲ 男性のY染色体の消滅について記した今から5年前の 2009年5月21日の英国テレグラフ Men on road to extinction より。これは今回の話と直接関係あるわけではありませんが、多少関係する概念が出てきます。




地磁気と女性の成長のグラフから見る「地磁気が消滅した時の女性」

またしても、前田担さんの名著『生物は磁気を感じるか』にあったグラフの話から始まるのですが、その中に、まったく驚愕すべき、ひとつのグラフがあることを私は今まで見逃していました。

ノルウェーで 1932年から 1960年までとられた下の統計グラフです。

female-mag-top.jpg


なんと、「地磁気の減少と共に、女性の初潮年齢が下がっていた」ということがわかったのでした。

もちろん、著者の前田担さんは、「地磁気以外の因子が影響していることがあるかもしれないことも否定し切れない」と書かれていますが、この章では、たとえば、スウェーデンの 1930年から 1958年までの「地磁気と子どもの身長の発育度の連動」についてが書かれてあったりするのですが、何よりも、

そもそも女性の月経周期とその長さ自体が地磁気活動に依存している

ということは、この書が記された 1980年の時点でも大量のデータで明らかになっていたとのことで、さらに、

出産にも地磁気が影響している

というデータも存在します。

これは具体的には 8000人の妊婦さんたちを対象にデータをとったそうですが、地磁気活動が高い時間帯には出産が多く、出産の1日のリズムの曲線と地磁気変化の曲線とは、「ほぼ6時間ずらせば一致する」ことが示されたのだそう。

つまり、地磁気の効果が「6時間後に母体に影響する」という興味深いデータとなっているのですが、その理由はわかっていません。


さて・・・・・。


ここまではあくまで前振りなのです。

ここまでは、最近よく書いていました「人間は磁場に影響を受ける」という話の流れとしては驚くべきようなものではないと思うのですけれど、冒頭のノルウェーの統計を思い出しながら、過去記事の次のグラフをご覧になっていただきたいのです。

1880年から2000年までの地球の地磁気の強度変化

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▲ 2012年10月18日の記事「ドイツの科学研究法人が「急速なポールシフトと気候変動と超巨大火山の噴火が同時に発生していた」ことを証明」より。


そうなのです。

地球の地磁気というのは、この100年間以上にわたり一貫して減少し続けているのです。それどころか、後述しますが、将来的には「地磁気が消滅する」ことが確定しています。

そして、もう一度、ノルウェーで統計がとられた上のグラフ。

female-02.jpg


「このまま連動し続けたら、どうなっちゃうの?」という考えから今回の記事を書いていますが、上のグラフの変化は、「たった 32年間」での人間の体の変化としてはものすごいと私は思います。

もちろん、先にも書きましたように、これには他の要素が絡んでいる可能性もあるわけですが、しかし、『生物は磁気を感じるか』の、このセクションに示される、大量の「人間の成長と地磁気の関連性」を示すデータを見ると、仮に他の因子があったとにしても、それと同時に地磁気も大きく関係しているはずだと思います。

そしてですね。

先に記しましたけれど、現在の予測では、

将来的には地球には地磁気がなくなっちゃう

のです。

上の「 1880年から 2000年までの地球の地磁気の強度変化」のグラフは、もともとは、秋田大学工学資源学部ウェブサイトの「渡り鳥が飛べなくなる日!  地球の磁場強度が少しずつ減少している」という 2004年の記事にあったものです。

そのページは今はなくなっていますが、過去記事の、

米国フロリダのタンパ国際空港が磁極の移動(ポールシフト)の影響で滑走路の閉鎖へ
 2011年01月08日

という記事に抜粋させていただいています。

上の地磁気のグラフは、このように説明されています。


地磁気はN極とS極がペアーになった双極子(そうきょくし)が主な成分です。この双極子の大きさの1990年から2005年までの変化を図に示しました。

少しずつ減少していることがわかります。この減少傾向がそのまま続くと、下の図に示すように西暦3525年には地磁気の強さはゼロになってしまいます。




とあり、その「下の図」とはこちらです。

magnetism-zero.gif

▲ こちらでいくつか文字を入れています。


この「渡り鳥が飛べなくなる日」というページは、下のような文章で締めくくられています。


実は過去の地磁気は何度もN極とS極が入れかわっているのです。しかも、磁極が入れかわるときに地磁気の強度はゼロになるとの予想があります。

地磁気の減少は磁場逆転の前触れかもしれません。 地磁気がなくなると、影響を受けるのは鳥だけではありません。私たち人間にも大きな影響があります。

単に北方向がわからないだけと簡単に考えてはいけません。今まで地球磁場が食い止めていた宇宙線が直接降り注いで人類は危機に直面することになります。目には見えない地磁気ですが、私たち、そして鳥たちにはなくてはならない存在なのです。




そして、さらに書きますと、

地磁気の減少は「加速」している

と考えられます。

なぜなら、地球の磁極の移動、つまり磁極のポールシフトが加速し続けているからです。

すでに4年ほど前の記事ですが、

加速するポールシフト: この100年間での極の移動の距離はすでに1100キロに
 2010年10月09日

というものの中で、 Modern Survival Blog という米国サイトからの記事を引用していますが、そこにはこのようにあります。


北の磁場の位置が最初に確認されたのは 1831年で、2001年の測定まで定期的におこなわれてきた。

その 1831年から 2001年の間に、極は驚くべきことに 1,100キロメートル移動している。特に、1970年以降は急速に早く移動しており、毎年 10キロだったものが、1970年からは約4倍の毎年 40キロずつの移動が確認されている。

1831年から2001年まで1100キロメートル移動している北の磁極

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ということで、非常に加速度的に磁極の移動が早まっているのです。

そして、不思議なのは、1831年から計測が行われてきたこの「磁極の移動」の観測は、2001年以降おこなわれていません。

なぜ行わないのか理由はわからず、何となく、こう変な勘ぐりもしたくなるところなのですが、いずれにしても、この 12年間は(観測はされているのかもしれないですが)データは公表されていないと思われますので、現在の磁極の移動がどのよわうなことになっているのかはわかりません。

しかし、加速しているもののスピードが止まるというような感じもせず、急速な磁極の移動と「地磁気の急速な減少」は進んでいるものと思われます。

そもそも、「磁場を作り出す親分」とも言える太陽が、

奇妙な太陽のポールシフトは太陽系全体に影響を与えるか?: 国立天文台が発表した「4極化する太陽磁場」
 2012年04月21日

などに書いたことがありますように、異常な状態に陥って、もう2年になります。

20120419-solar-polar.jpg

▲ 上の記事より。


私は上の記事の中に、


最近、地球では戦争紛争をはじめ、かつてなかったような犯罪、動物や植物の変化、そして、海の生き物の大量死などが増加しているように感じますが、そういうニュースもできるだけご紹介したいと思います。

なぜなら、太陽活動は、地球上のすべての生命の活動と関係していると考えているからです。

私個人は、3年くらい前から、地球の上の人間(行動と心情)と動植物の動き、あるいは地殻活動や気候も含めての大きな部分が、「太陽活動に支配されている」と考えている人ですので、太陽の状態を推測する上で、地球上の変化を見ることは大事だと思っています。




と書いていますが、「女性の初潮と地磁気の関係」まで知ることになりました。

ちなみに、他の国の傾向はどうかと調べてみましたら、大阪大学大学院人間科学研究科の比較発達心理学研究室が 2011年にリリースした資料の中に以下のデータがありました。

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▲ 大阪大学大学院人間科学研究科「発達加速現象の研究」より。


1860年からのデータとなると、次第に住環境や食生活の環境が良くなっていった時代でもあり、栄養や生活環境の要素が大きく影響しているのだろうとは思いますが、しかし、ふと冷静に考えてみると、「栄養環境や生活要素はそんなに影響するだろうか」ということも感じないではないです。

たとえば、住宅環境や食事の環境が良好とは言えないアフリカやアジアの一部では、むしろ出産人口が増え続けていたりすることを考えると、「快適な生活と初潮年齢が関係あるとも思えない」というような気もしないでもないです。


それはともかくとして、私はノルウェーの資料を見て、

地磁気がゼロになった世界の中での女性

ということを考えてしまいます。

さらに初潮の時期が早まるという考え方はあまり合理的には思えません。それより、むしろ「現在の受胎システムが消滅していく」という方向を思います。

ここで、私は過去のふたつの記事を思い出しました。





新しい時代の人類の生殖

ひとつは、「女性の単為生殖(女性ひとりで受胎・妊娠すること)の可能性」について記しました、

光で語り合う自分の細胞と他人の細胞。そして、人間は「生きているだけで永遠を体現している」ことをはじめて知った日
 2013年12月23日

という記事で、これはもともと、「米国女性200人のうちの1人は「処女懐胎」しているという調査結果」を報道した英国のインディペンデントの記事を翻訳紹介しました記事を書いたあとの続きとして書いたものです。

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▲ 2013年12月18日の英国インディペンデント America's 'virgin births'? One in 200 mothers 'became pregnant without having sex' より。


その後に、私は、ドイツ人女性のマリアンネ・ヴェックスさんという方が書いた『処女懐胎の秘密』という書籍を知り、それを読んで、いろいろな思いが浮かび、それを記したものです。

特に、1960年代から解明され初めていた「細胞から出ている光線が他人の細胞に細胞分裂をおこさせることができることがわかった」ことから想起させられる、

「光による受精」

という可能性に言及したセクションには大変感銘したものです。

単為生殖という問題を越えて、「肉体的な接触がなくとも妊娠する可能性」が、少なくとも、多少の現実性はそこにあるということでした。



それがトンデモ扱いでも奇跡でも未来には必要なものだから

私自身は単為生殖にしても、あるいは、光による受精などの概念が、キワモノ扱いされている背景にこそ「陰謀論」を当てはめたい部分はあります。

何千年も昔から植え付けられ続けてきた誤った意識と見識。

これは松果体などの機能などについても言えることでしょうけれど、人間の存在を矮小化することは、この地球の最大の陰謀だと私は思っています。他は大したものではないはずです。

でも、そのことは女性自身が「気づき」を持つべきだとも私は思っています。

何千年前という古代から「巧みに仕掛けられた思想の呪縛」から解放されることで、どんなに不可能に見えることでも、それを起こすことができると考えることは、そんなに子どもじみたことでもないようにも思うのです。

後述しますが、未来には男性はこの世に存在しなくなる可能性は、やはり強いのですから。

昔、クレアの記事に、



女性は、今すでに、男性「性」システムの社会が作り上げた男女の在り方の理想像の矛盾と違和感に気づき始めている。



というようなことを書いたことがありますが、もっともっと気づけば、その時にはじめて社会が本質的に変わる準備が出来るということになると思います。

「社会が本質的に変わる準備」というのは何の準備かというと、「男性のいない地球を迎える」ことに対しての準備です。




地球から男性が減少していくと思われる理由

これはひとつは、

生物学的にはすでに消滅が「確定」している男性の染色体
 2011年03月20日

という記事でふれたこともありますが、オーストラリア国立大学の教授の、「Y染色体は消えつつあり、500万年以内に消滅してしまう可能性がある」という説が、全世界のメディアで報じられました。

冒頭に貼りました記事はそういう中のひとつですが、そのジェニファー・グレイヴスという教授は、


「オスであるために必要なY染色体だが、3億年前にはY染色体上には約 1400個あった遺伝子が、現在では45個にまで減っている。この勢いだと 500万年ほどでY染色体上の遺伝子はなくなるだろう。Y染色体は消えつつある。問題は、消えたあとに何が起きるのかだ」




というようなことを言っています。

これは 2009年の NHK スペシャルで「女と男 最新科学が読み解く性 男が消える? 人類も消える?」というタイトルで放映されたほど、当時は話題になったものでした。

もちろん、この意見には異論もある一方で、

「明日、Y染色体が消えても不思議ではない」

という人もいます。

ちなみに、私はこの「Y染色体の減少」は「人類の進化のステップのひとつ」と位置づけていますが、それは長くなるので、ここではふれません。

ご興味のある方は、2011年のクレアなひとときの「人類の未来(0): Y染色体の挑戦」という記事をお読みいただければ幸いです。




ストレスの過大な社会下では「男性は生まれにくい」という事実

そして、もうひとつ今回思い出したのが、

X染色体の地球 : 人類は滅亡を感じると女性を多く生き残らせようとする
 2013年08月06日

という過去記事でした。

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▲ 2013年8月4日の ニューサイエンティスト More girls born in Japan after quake skews sex ratio より。


これは、カリフォルニア大学の研究チームが調査した「 2011年の震災後の日本での出産調査に出た男女の出産比率の偏り」の報道記事をご紹介したものですが、他の様々な過去のデータも含めて、示す事実は、


過度のストレス(大きな災害、世界的な経済問題、社会的混乱など)の中では「男の子の出生率が減る」



という事実でした。

この原因は確定しているわけではないですが、テストステロンという「お腹の中で赤ちゃんが男性化していくホルモン」が関係しているのではないかということです。

つまり、

極端な混乱と変化の世の中では男性は減る

ということになるようです。


そして、これからの世の中。
どのようになると皆様は思われますか?

安定していて、大災害も大戦争も、経済的な問題も全くないストレスのないような社会となっていくと思われるでしょうか?

それとも、その逆でしょうか。

それはどちらかわからないですけれど、上に書きました

・大きな災害
・世界的な経済問題
・社会的混乱


はその根本的原因は「太陽にあるかもしれない」ということも事実で、太陽と地球と人類の三位一体が作り出していく「未来の地球」とはどんなものかが、曖昧ながら見えてきたような気もしないでもないと言えなくもないような気がします(曖昧だな、おい)。

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2014年04月08日



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▲ 2014年2月27日の記事「病気の時代 : 太陽活動での地磁気の乱れが誘発するもの。そして「新種」の病気の出現に震え上がるアメリカ国民」より。




まるで太陽のマリオネットだった最近の私

先月記しました日記系の「病院などで1日が終わってしまいました」という記事の中で、眼科での検査で眼圧の異常な高さを指摘され、緑内障の一歩手前であることを言われたというようなことを書いたことがあります。

私の病気のことなどはどうでもいいでしょうから、そのことはともかくとして、このことも太陽と関係していることを今日知りました。

最近よく引用させていただく書籍に、かつての地球物理学の権威であり、京都大学名誉教授だった前田担(ひろし)さんの『生物は磁気を感じるか』(1985年)という太陽ファンと地磁気ファンには、まさに名著中の名著があります。

最近では、冒頭の「病気の時代 : 太陽活動での地磁気の乱れが誘発するもの」という記事で、その著作から「太陽活動(地磁気)と病気の関係」などについてふれたことがありました。

今朝、その『生物は磁気を感じるか』を、またパラパラとめくっていましたところ(私の本の読み方はその時に適当に開いたところを読む方式なので、すべて読み終わるのに場合によっては数年かかります)、下のようなセクションがあったのでした。


『生物は磁気を感じるか』 「緑内障や結石症の発生と関係?」より

ソ連のカチェバンスカヤは 1969年〜 1972年の期間に 140人の緑内障患者の血管透過性を調べ、その状態が明らかに地磁気の乱れに影響されていることを見いだした( 1975年)。

すなわち、地磁気活動度が増大すると、血管透過性は大きく変動し、激しい緑内障発作の数が増大する傾向が見られた。このような眼病や、前述の心臓血管病や精神病から考えられる地磁気活動のメカニズムは、関係する細胞の生体膜の透過性に原因するように思われている。




そしてですね、ここまでの文章の「続き」を読んで、私は苦笑してしまったのでありました。

どういう話かというと、やや尾籠系の話で申し訳ないですが、つい先日、私は「尿道のあたり」に違和感と若干の痛みを感じて、泌尿器科に行ったのです。

年齢的には前立腺の病気などになってもおかしくないこともあり、そこでも、かなりの数の検査となってしまったのですが、検査の途中で看護婦さんが「あら、石が出た」と言ったのです。つまり、深刻な病気ではなく、単なる結石だったのでした。それが尿と共に出たのです。結石というのも初めての経験でした。

さて、そういうことが最近あったということを記しまして、『生物は磁気を感じるか』の上の文章の続きを記します。


『生物は磁気を感じるか』より

腎臓、尿管、膀胱などでの石の形成は大変ありふれたことであり、しかも全世界的な病気(結石症と呼ばれる)である。この病気も他の病気と同じように発生に周期性があり、それが地磁気に関係していることも知られている。

例えば、地磁気活動度が増大(または減少)すると、結石による痛みの発生が減少(または増大)するといわれており、それらの間の相関係数は r=-0.78 と求められている。




というわけで、最近の私が病院にかかったふたつの病気、

・緑内障
・結石


は共に太陽活動と非常に大きな関係があるようです。

何だか太陽の操り人形みたいな3月だったなあ」と思いながら、最近の私が考える病気や、人間の生と死、あるいは老化と太陽の関係を振り返ったりしたのでした。





やはり思う「病気の時代」

現在、西アフリカで「前例のない規模」でエボラ出血熱が拡大しています。

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▲ 2014年4月6日の米国 CBS Ebola breaks out on a scale never seen before より。


このギニアで発生したエボラ出血熱については、3月の中旬に発生してから、状況をわりと頻繁に「地球の記録」に記していますが、上の CBS の報道のように、状況は収束に向かうどころか、さらに深刻化しているようです。

地球の記録の記事は、

ギニアで発生した「死亡率 80パーセント」に迫るエボラ出血熱が周辺国にまで拡大
 2014年03月23日

から、

アフリカのエボラ・ウイルスはギニアからの感染拡大ではなく「同時多発」で発生していた可能性
 2014年04月05日


まで、数度にわたり記事にしています。

何しろ、

死亡率が最大で 90パーセント
予防法(ワクチン)が存在しない
治療法が存在しない


という、現代の感染症の中で最も恐ろしいもののひとつのわけで、それが脅威的なスピードで感染地域を拡大させているとなると、やはりどうしてもある程度は気にもなり、数日おきに各国の報道や国際医療チームの動きを調べたりしています。

エボラ出血熱については、ずいぶん前に古本屋で、リチャード・プレストンという作家が記した『ホット・ゾーン』というノンフィクションを買って読んだことがありますが、「脳、内臓を溶かし、目、鼻、口など、体中の穴という穴から血の滴が滲み出る」というような表現で書かれたそのエボラ出血熱という病気のすさまじさが描かれた迫力のある本でした。

この本も買ってから数年経って、まだ完読していませんが・・・。

ところで、上の記事のうちの 4月 5日の記事の「アフリカのエボラ・ウイルスはギニアからの感染拡大ではなく同時多発で発生していた可能性」という記事でご紹介した内容は、どうやら、このエボラ・ウイルスも「パンスペルミア説」にふれる状況であることを感じさせるものです。

というのも、「接触のない人たち同士が感染している」からです。

ちなみに、エボラ出血熱の 4月 3日までの感染国の状況は下のようになっています。

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▲ 上記の記事より。


最初、ギニアで発生したエボラ出血熱は、すぐに隣国リベリアとシエオラレオネで患者が発生。それが確認された後に、やはりギニアと一部隣接しているセネガルは国境を封鎖しました。

そして、数日後にはマリでも疑いのある患者が出ていて、他にも未確認ながら、いくつかの国で「疑わしい症例」が散見されているようです。

また、西アフリカと企業や政府レベルで人的交流のある国でも「その国へエボラが流入する危険性」を警戒しているようです。特に元領主国で、今でも企業レベルで交流の多いフランスは警戒感を強めているようです。

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▲ 2014年4月4日の Guinee News より。ギニアの公用語はフランス語です。


アフリカの、特に首都から離れた地域の情報は、世界で最も伝わりにくいもののひとつで、実際の状況は多分、誰にもわかっていないのだと思いますが、この広い地域で、「接触する可能性が完全にない人たち同士」が患者となっているという事実は、「エボラ・ウイルスも空からやってきた」ことを伺わせます。




太陽と火山とパンスペルミアのハーモニーは何をもたらすか

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▲ 2013年2月14日の NHK の報道。昨年の日本では風疹の患者の数が異常な規模となりました。なぜ、32倍もの患者数になったのかはわかっていません。


過去記事の、

西暦 541年の東ローマ帝国でのペスト襲来に関してのヨーアンネースの記録
 2012年09月20日

という記事で、西暦 541年から 543年に東ローマ帝国を襲ったペストの状況などを記したことがありました。

この記事は、デイヴィッド・キーズというイギリス人ジャーナリストの『西暦535年の大噴火』という著作をご紹介したもので、その中に、「6世紀のペストの大流行は、気候変動とネズミの発生の科学的統計の見地から噴火と関係があった」という推測が書かれています。

私はパンスペルミア説、つまり宇宙が DNA やアミノ酸などの生命の素材をばらまいているという主張の支持者ですので、基本的には、この6世紀のペストの大流行も、「降ってきた」と考えていたのですが、その後、

ウイルスの流入の繰り返しでDNAの進化をなし得てきた人類をサポートする「宇宙と火山」(1)
 2012年09月23日

という記事を書いた前日に見た「夢」の中で、

病気の流行のキッカケのひとつに火山の噴火もあるのかもしれない

というように思い至りました。
少し抜粋しますと、下のようなことを書いていました。

これはエメラルド・タブレットの「下なるは上なるのごとし、上なるは下なるのごとし」という言葉と対応して書いたものです。


仮にパンスペルミア説のように上(宇宙)からウイルスが地球に来ているとした場合、下、つまり地球の内部からも、火山の噴火によって「何らかの同等の作用」が地上に噴出していると考えられます。

「何らかの同等の作用」と書いたのは、火山の噴火には強烈な「熱」を伴いますので、いわゆる細胞を持つような細菌が生き残って地上に出てくることなどはできないはずです。

しかし、DNA そのものや、あるいは一部のウイルスの遺伝子が持つ RNA (リボ核酸)などが熱で破壊されるものなのかどうかを私は知らないのです。

なので、「何らかの」という曖昧な書き方しかできないのですが、しかし、仮に、噴火で生命に属するものが地下から一切噴出しないとしても、ウイルスを活性化させる何らかの物質が火山で噴出していると考えます。

つまり「病気の流行のキッカケのひとつに火山の噴火がある」と気づいたのです。
これは昨晩寝ている時に気づいたものでした。




しかし、さらにその後、そこに新たに「太陽」が加わってきます。
上の記事の1年以上後の記事、

21世紀も「太陽が暗くなる時」を経験するのか? : 全世界が地獄の様相を呈した6世紀と酷似してきている現在に思う
 2013年07月15日

の中では、

6世紀の世界的な感染症の大流行には太陽活動も関係していたのではないか

とも感じ始めました。

なぜかというと、6世紀のペストや天然痘の大流行は「あまりにも全世界的」であったということと共に、私は最近、著作『生物は磁気を感じるか』を読むことによって、「生物が磁気から受ける影響の大きさ」を知ったことも関係します。

感染症と太陽活動が明確な関連性を持っていることは、たとえば下のようなグラフでも明らかです。

sun-dessese-03.gif

▲ 赤痢、天然痘、猩紅熱、ポリオのそれぞれの地磁気活動との関係を示した 1971年の研究論文。過去記事「病気の時代 : 太陽活動での地磁気の乱れが誘発するもの。そして「新種」の病気の出現に震え上がるアメリカ国民」より。


ここに至って、最近私は下のように考えるようになりました。


人間の生と死は、あるいは進化も含めて、

太陽活動(地磁気と宇宙線のコントロール)

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火山噴火(地中深くのあらゆる生命と細菌の要素を空中に戻して循環させる)

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パンスペルミア(宇宙から細菌・ウイルスを含む生命の要素を地球にもたらす)

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この3つにより、ほぼすべてが決定されている。



というように考えるようになっています。

最近は「太陽活動が暴動や戦争とも関連している」こともよく書かせていただいていますが、このような形での「死への方向」があり、あるいは、精神や体調不良による直接的な「死への方向」、そして、ウイルスやバクテリアによる、やはり直接的な「死への方向」。

それらの「人間の死への方向」を上の3つがコントロールしている。

当然、死だけではなく「生」も。

あるいは、多分、「進化」も。

進化というのは基本的には、 DNA の変化によって起きるものだと私は考えていますが、今回は、『生物は磁気を感じるか』の興味深い部分を抜粋させていただいて、しめようと思います。

「磁場と老化」の関係です。

人間を含めた「地球の生物の老化」については、ドイツのマックスプランク人口研究所の発表に関しての下の報道をご紹介したことがありますので、ご参照いただければ幸いです。

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▲ 2013年12月12日の過去記事「進化論の崩壊の序曲? : 「なぜ老いるのか」という理由がわからなくなった科学界」より。


実は「なぜ生物が加齢するのか」は、現在の科学ではその基本を説明できないのです。





太陽は磁場によって遺伝子情報にエラーを多発させることで「生命の老化」にも関与している可能性


抜粋する中に「トンネル効果」という言葉が出てきますが、 Wikipedia には、


トンネル効果は、非常に微細な世界にある粒子が、古典的には乗り越えることができないポテンシャル障壁を、量子効果すなわち、時間とエネルギーとの不確定性原理により乗り越えてしまう現象。



とあり、何だかよくわからなく、他にも「ポテンシャル井戸」というわからない用語が出てきますが、わからない言葉を乗り越えられる迫力のある内容です。



『生物は磁気を感じるか』より

1963年、レウディンは陽子のトンネル効果が、生物のある種のプロセスに重要かもしれないことを指摘した。例えば、生物の老化現象は本質的にはトンネル効果に依存し、そのため遺伝子情報にエラーが増えることによるという。

この考えに基づいて、イリノイ大学のマデリン・バーノシーは、外部磁場が DNA の陽子トンネル効果にどんな影響を与えるかについて考察し、磁場はヌクレオチド塩基のエネルギーレベルを変化または分離させ、それによってポテンシャル井戸の深さが変わり、トンネル確率を変え、遺伝暗号の安定性を増大または減少させるのではないかと考えた。

しかし、これを計算によって確かめることは大へんむずかしいので、実験によって調べることになった。




ここからマウスでの実験の説明となり、そして、この科学者の考え通りの結果が出たのです。

つまり、

磁場は生命の老化、あるいは若返りと関係する可能性がある

ということです。

磁場を作り出すものは太陽だけではないにしても、人間を含む地球のすべての生物は太陽からの磁場の影響を最も強く受けていることは間違いありません。

つまり、太陽は「人間が生まれてから死ぬまでのすべてに関与している」ことを知るのでした。私たちは文字通り、「太陽の子」であり、そして、古来から太陽を神として崇めてきたことは科学的にも極めて正しいことだと気づいた日でもありました。

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2014年03月29日



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nuk-sumit-01.jpg

YouTube より。オリジナル映像はロイターの報道。




何もかも三角とピラミッドに覆われたサミット

私は変なニュースは多少知っていたりするのですが、いわゆる一般的なニュースはあまり知らなくて、数日前、オランダで「核サミット」というものをやっていたということも知りませんでした。


核サミット閉幕:プルトニウム減量に初合意 共同宣言採択
毎日新聞 2014.03.25

オバマ米大統領が主導し、核テロ対策などを話し合う「核安全保障サミット」が25日、オランダ・ハーグで閉幕、共同宣言「ハーグ・コミュニケ」を採択した。

核兵器に使われる可能性のある高濃縮ウランだけでなくプルトニウムの減量にも初めて合意した。また、核施設などへのサイバー攻撃対策強化にも取り組む。次回は2016年にワシントンで開催する予定。




上の毎日新聞には、会議終了直後の出席者が並んだ下の写真が出ています。

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写真の出席者の胸や襟元に丸をつけたのは私ですが、ここから、ロイターが撮影した、会議場での参加者の何人かの写真を載せてみます。

すでに上の写真で丸をつけていますので、ここからの写真は丸をつけたりはしません。
襟や胸元をご覧になれば、共通点はおわかりだと思います。


習近平(シー・ジンピン / 中国 国家主席)

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デーヴィッド・キャメロン(イギリス首相)

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潘基文(バン・ギムン / 国連事務総長)

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朴槿恵(パク・クネ / 韓国大統領)

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安倍晋三(日本 内閣総理大臣)

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他にも各国のいろいろな方々がいらっしゃるのですが、確認できない人もいますけれど、見えている国の代表としての参加者は、ほぼ全員がこのように胸に三角のマークをつけていたのでした。

まあ、この会議のシンボルそのものが、下のようなスローガンの書かれたピラミッド型のものですので、三角のバッジを「全員」がつけること自体はそれほど不思議なことでもないとは思うのです。

どんな会議にもシンボルやロゴデザインは存在します。

logo-sumit.jpg


triangle-holograph.jpg

▲ 共に、ロイターの映像 より。


これらの様子はロイターが撮影した会議直前の下の動画でもわかります。

2014年 核安全保障サミット / ハーグ






主要国のトップ人物で「ピラミッド・シンボル」を胸につけなかった「ふたりの首脳」とは

なお、下の方は、ウクライナ情勢の時と重なったため、この核サミットには出席していません。

ru-putin.jpg

▲ Google 検索の ウラジーミル・プーチン より。


なので、主要国の中で、ウラジーミル・プーチン大統領だけが唯一、三角バッジはつけなかったということになりそうです。


・・・・・と言いたいところなのですが、三角バッジをつけなかった世界の首脳がもう一人いるのです


下の写真は、会議前に安倍晋三総理大臣と何やら話し込んでいるオバマ大統領です。

abe-obama.jpg


安倍総理のほうは先の写真のように三角バッジをつけていますが・・・・しかし、オバマ大統領の胸元にあるものは・・・。

us-flag.jpg


アメリカの国旗バッジなんですね。

参加者全員を調べたわけではないですが、自分の国の国旗バッジをつけていた人は、オバマ大統領だけだったように見えます。

つまりは、

・アメリカのトップ
・ロシアのトップ


主要国ではこの二人だけが三角バッジをつけなかったと。




いずれにしても、「主催級人物であるオバマ大統領だけが違うものを身につけていた」ということもあり、このことは、さまざまなサイト上で、一種の陰謀論的な響きを含みつつ、たとえば下のように語られています。

american-dream-02.gif

▲ 2014年3月26日の The American Dream Shocking Video Of World Leaders Wearing The Symbol Of The Pyramid At Major International Meeting より。


三角といえぱ、話題の渦中のウクライナの紙幣にも使われていたりしたことをご紹介したことがあります。

ウクライナ500フリヴニャ紙幣

ukrane-bill-223.gif

▲ 2013年12月6日の過去記事「とても驚いた「中国の猫の王様」の事実。そして、そこから見える「私たちの毎日はとても馬鹿にされているのかもしれない」と思わせる今の世界」より。




地球の様々な場所のピラミッドの存在。あるいはそのようなもの

過去記事に「ピラミッドそのもの」についてもずいぶん登場していたような気がします。

アムンゼン・スコット基地(アメリカの南極基地)のピラミッドらしきもの

anta-us-1.jpg


下は横からの写真と、マヤのピラミッドを比べたものです。

ant-maya2.jpg

▲ 2013年8月20日の過去記事「南極の各地に建造されているピラミッドように見えるもの。そして、クトゥルフ神話の「この世の旧支配者たち」が目覚めるとき」より。上の南極の写真の Google Map の URL はこちらです。


ポルトガル沖のアゾレス諸島の深海で見つかったピラミッドのようなもの

acores-ptramid-02.jpg

▲ 2013年9月28日の過去記事「世界各地で見つかる「失われた大陸」:大西洋のポルトガル領海沖でピラミッド状の建造物が確認される」より。


アメリカ東海岸沖の海底にあるピラミッドらしき形状をしたもの

pyramid-01.jpg

▲ 2012年12月19日の過去記事「アメリカ東海岸とバミューダ海域の間の海底にグーグルアースで確認できる「ピラミッド型の何か」」より。Google Earth での座標は 32°25'55.70" N 72°04'38.03" W です。


どれも単なる地形の可能性も高いでしょうが、ただ、最後のアメリカ東海岸沖のその周辺には、他にも同じような形状の地形、あるいは物体がたくさんあるんですよね。周囲は基本的に砂場のなだらかな海底だけに、違和感を感じるのは確かです。


しかし結局は、核サミットのバッジや全体のデザインのことにしても、世界各地のピラミッドのようなことも、どう考えてみても推測の域は出ないわけで、ここでまたしても、「何が起こっているのかわからない」という方向にまたしても進むという現代の社会。

英国のロックスター、デヴィッド・ボウイの 1980年の『イッツ・ノーゲーム・パート1』という曲に入っている日本人女性による日本語のナレーションにある、


俺は現実から締め出され
何が起こっているかわからない

どこに教訓はあるのか
人々は指を折られている
こんな独裁者に卑しめられるのは悲しい


というフレーズがあります曲は、YouTube にあります)。

この「何が起こっているかわからない」という感覚が何年も持続しています。

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2014年03月26日



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私たち人類は太陽活動の中で肉体も精神も血液と DNA のレベルから繰り返し「作り替えられて」いる

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▲ 2014年3月10日のアルメニア Armenia Today より。


上の記事は今回の内容とは関係ないアルメニアのメディアの社説のようなものなのですが、タイトルの「地球のボスは誰ですか?」という響きが気に入って、何となく最初に貼っています。記事の内容は、アルメニアという国の範疇を越えて、中世から世界を支配してきた欧州や米国などの、いわゆる「白人の覇権」の歴史などが書かれています。


そして、上のタイトルから、ふと「人類のボスは?」というようなことを思ったという次第です。


なお、少なくとも私自身は、人類の実質的支配者が人類だったことは一度もないと思っています。その候補は複数なのかもしれないですけれど、今回はふたたび「太陽」のことを書いてみたいと思います。




太陽が「人類を操る歴史」は少なくともこれまでの 2000年の中で繰り返されてきた

わりと最近の下のふたつの記事、

黒点群 2014 が噴出した異常な太陽フレア。そして、その太陽の下の世界は狂気と暴力の度合いが増しているように見えて
 2014年03月24日

太陽と暴動。そして、太陽と戦争
 2014年03月04日

では下のような、ロシアのアレクサンドル・チジェフスキー博士の論文からの世界の暴動と太陽黒点の数の推移の明らかな連動性のあるグラフを載せたりしていました。

sun-human-01.gif

▲ チジェフスキー博士の記したオリジナルの論文は、Cycles Research Institute (サイクルリサーチ研究所) のこちらにPDF で現在でも保存されています。


チジェフスキー博士の上の論文には、下のように「時代の大きな転換点となった際の世界のリーダーたちが台頭した時期と太陽活動の時期の関係」を分析しているセクションもあります。

sun-leader.gif

▲ 下にここに出てくる人たちをまとめました。わからなかった人は英語のままにしてあります。いずれにしても、このような人たちが太陽活動最大期に向かっていく中で歴史の中に登場してきたようです。論文は 1920年前後に発表されたものですので、人物もそこまでのものとなっています。

説明は多くが Wikipedia のものです。


西暦
395年 Allarick
441年 アッティラ Attila / 現在のロシアからドイツを結ぶ大帝国を築く。
622年 ムハンマド Mohamet / イスラム教の開祖。
1096年 隠者ピエール Peter of Amiens / 第1回十字軍における重要人物。
1402年 John Guss
1429年 ジャンヌ・ダルク Joan of Arc / 15世紀のフランス王国の軍人。
1489年 ジロラモ・サヴォナローラ Savonarolla / 宗教改革の先駆者。
1519年 マルティン・ルター、Luther / 宗教改革の創始者。
1537年 イグナチオ・デ・ロヨラ Loyola / イエズス会の創立者。
1625年 リシュリュー Richelieu / ルイ13世時のフランス国政の最高権力者。
1648年 オリバー・クロムウェル Oliver Cromwell / イングランド共和国初代護国卿。
1777年 ラファイエット Lafayette / アメリカ独立革命とフランス革命の双方で活躍したフランスの軍人。
1777年 ジョージ・ワシントン Washington / アメリカ合衆国初代大統領。
1805年 初代ウェリントン侯爵 Wellington / イギリスの同名の公爵位についた最初の人物。
1848年 ジュゼッペ・ガリバルディ Garibaldi / イタリア王国成立に貢献した軍事家で、「イタリア統一の三傑」の一人。
1848年 オットー・フォン・ビスマルク Bismarck / ドイツ帝国統一の中心人物。
1870年 フォン・モルトケ Moltke / 対デンマーク戦争・普墺戦争・普仏戦争を勝利に導き、ドイツ統一に貢献したドイツの軍人。
1870年 レオン・ガンベタ Gambetta / 19世紀のフランスの政治家。
1870年 アドルフ・ティエール Thiers / フランス第三共和政の初代大統領。
1917年 ウラジーミル・レーニン Lenin / ロシア革命の指導者。ソビエト連邦の初代指導者。マルクス・レーニン主義を案出。




というように、歴史的にそうそうたる面子が太陽活動最大気期にかけて台頭したということのようなんですが、見ますと、

宗教関係
戦争関係
革命関係


の指導者たちが多い感じです。

ところで、ソ連国家を築いたレーニンの名字は「ウラジーミル」なんですね。

先日の、

「ウラジミールの栄光」や「ロシアのアラスカ編入」のキーワードから連想するババ・バンガの言葉や、お釈迦様の予言、そして、マザーシプトンの隠された予言
 2014年03月23日

で、 Google にあるプーチンさんの写真を載せましたが、レーニンとふたつ並べると何だか圧巻です。

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▲ Google 検索 ウラジーミル・プーチン より。


ru-renin.jpg

▲ Google 検索 ウラジーミル・レーニン より。


語感も似ている。

ウラジーミル・レーニンが社会主義革命に成功した人であることと、「ウラジミールの栄光」という言葉の連想から、ウラジーミルつながりということで、ふと、かつて書いた「エスキモー女性の予言」というものの中にあるフレーズを思い出します。


ロシアは共産主義に戻ります。
民主主義は一掃されて、2000万人以上が強制収容所で亡くなります。
スターリンの像がロシアの国にもう一度建てられることでしょう。


▲ 2012年4月24日の過去記事「極東ロシアで発見された「白いシャチ」から浮かび上がるエスキモーの予言」より。



話がそれてしまいましたが、いずれにしても、太陽活動が人々の社会生活の「激変」に関係してきたという歴史はほぼ確実にあります。

そして、チジェフスキー博士以降の研究では、太陽活動によって誘発される「地球の地磁気」が人間の精神と体調に影響することが明らかになっています。

solar-corera-02.gif

▲ 2013年7月11日の過去記事「私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている」より。


これらの「太陽や宇宙が人間の社会生活と、そして人間自身に影響している」ことは、20世紀初頭のロシア宇宙主義などでは先鋭的に研究されてきたものですが、ただ、ロシア宇宙主義などで語られる言葉では、科学的というより、むしろ哲学的な響きとなってしまいます。

たとえば下のように。


地球上の生命現象は宇宙の物理的な現象とつながっている。ひとつひとつの生きた細胞は「宇宙の情報」に感応するのであり、大宇宙はこの情報を細胞のひとつひとつに浸透させている。

▲ 2013年3月24日の過去記事「私たちに残されたかすかな破局の回避の可能性のために」より。



私はこれらの表現が嫌いではないですが、しかし、今回はそういう曖昧な表現ではなく、太陽が人類に作用している理由と考えられることについて、これまでのいくつかの科学研究からご紹介したいと思います。





人間の精神は太陽に乱され、人間の血液自身も「磁場」

今回は主として、太陽活動と社会活動の関係について書いているのですけれど、人間の社会活動というものは、

人間の意志や精神によって左右される

ものだと思います。

つまり、通常とは何か違う感情や精神の状態によって、革命や暴動、戦争に向かいやすい「異変」が、多くの人類に一斉に現れるものなのだと思います。

なぜ「多くの人類に一斉に」かというと、ほんのわずかな人だけが意志や精神の興奮状態に陥っても、それだけでは暴動に発展はしません。まして、最近各国で起きているように大規模な運動などは、多くの人々が「通常とは違う感情」に支配されていることを示します。

これは「革命的な指導者の登場」についても同じ事が言えそうで、仮にひとりの強大な指導者が出ても、「熱狂的に従う人々」がいなければ革命は起きないはずです。


今回は「精神」に及ぼす作用として、参考になりそうな資料を記します。

ひとつは嶋中雄二さんの『太陽活動と景気』からです。

ここから抜粋です。


「太陽活動と景気」太陽活動と健康・精神 より

太陽活動や地磁気活動は、ヒトの精神活動を乱すことが知られており、統合失調症の患者数は、約 10年の周期的変化を繰り返していることがわかっている。

また、もしも、地磁気と生体膜の透過性との間に何らかの関係があるとするならば、中枢神経系への地磁気の直接的な影響の可能性が理解できる。(中略)

脳の中での生理的・生化学的なプロセスは、生電気と密接に関わっており、その基本はナトリウム・イオンやカリウム・イオンの濃度の差を含む膜構造にあるとされている。

これらのイオンの透過性は「膜電位」と呼ばれる電流でコントロールされるため、もしも地磁気が膜電位に作用するならば、それはヒトの生体の生理学的機能にも、当然影響を与えるはずなのである。

ここで、地磁気と生物との関係を考えてみれば、生物固有の「生体磁場」にも目を向けるべきかも知れない。実際、麦などの植物の種子にも、数ガンマの磁場が発見されているが、最近ではヒトにも磁場が存在すると考えられている。

血液中のヘモグロビンは鉄と色素の複合体であるヘムと蛋白質であるグロビンから成るが、グロビンは「反磁性」とされているから、本質的には鉄の科学的状態が血液の磁気的性質を発生させていると考えられるのである。




とあります。

ここで注目すべきは、「血液というものの正体」です。

ヘモグロビンは、ヘムとグロビンというものから成り立っているとのことですが、そのふたつは、


ヘム → 鉄
グロビン → 反磁性(物質が外部の磁場と反対の向きに磁化される性質)



ということで、「人間の血液」とは「鉄と反磁性」という組み合わせからできているというもので、血液そのものが地磁気にダイレクトに反応するということが何となくわかります。





地磁気は DNA の構造や水そのものを変化させる

上の文章の中に「ヒトにも磁場が存在すると考えられている」という記述があります。これは実際には 1960年代には確認されていたようです。

mag-003.gif

▲ 2013年1月17日の過去記事「真実の太陽の時代」がやってくる(3)」より。


上の図は、地球物理学の権威で、京都大学名誉教授だった前田坦(ひろし)さんが書かれた『生物は磁気を感じるか』という 1985年出版の本にあるもので、他にも多くの研究例が出ています。

たとえば、

・地磁気で DNA の核酸の向きが変わる
・地磁気のたんぱく質への影響
・地磁気の人間の細胞そのものへの影響


などが記されています。

下は、その『生物は磁気を感じるか』にある図の中のふたつのグラフです。

h-001.jpg

▲ ビスマスというのは元素の名前だそうですが、Wikipedia によると、「腸粘膜のタンパク質と結合して被膜を作り炎症を起こした粘膜への刺激を和らげる効果」があるのだそう。


h-002.jpg

▲ フィブリンというのは人間の血液の凝固と関係する繊維素とのことで、このフィブリンに地磁気が加えられると、それまでバラバラだったものが、「平行に並ぶ」のだそうです。これにより「人間の血液凝固作用が急激に強まる」のだと思われます。


上の血液凝固と太陽活動の関係については、過去記事「なぜ「太陽生物学」や「太陽と人体に関しての研究の数々」は歴史から消えてしまったのか?」の中に、


1935年、日本の科学者たちは人間の血液凝固速度が太陽活動と関係していることを見いだし、太陽黒点が太陽の中央子午線を通過するとき、血液凝固速度は二倍以上に高まったと報告している。



という『太陽活動と景気』の中の文章を紹介していますが、太陽活動が活発な時に、脳などをはじめとした血管の病気が増えるのはこれが理由だと思われます。

非常に簡単に書くと、

太陽フレアやコロナの放出で地球の地磁気が上がると、脳血栓や心臓関係の病気が突然増える

と言ってしまってもいいのではないかと私は考えています。


さて、セクションのタイトルにいたしました「地磁気は DNA の構造や水そのものを変化させる」ということに関してなんですけれど、これ自体も相当長くなりそうですので、次回、太陽に関しての記事を書く時にふれてみたいと思います。



パニック障害と太陽活動の関係もややわかってきましたけれど

また、私自身は、かれこれ 30年以上、不安神経症であり、パニック障害であるのですが、それらの症状に一般的に処方される「ベンゾジアゼピン系抗不安剤」というものがあります。デパスとかレキソタンとかソラナックスとか、要するに非常に一般的な抗不安薬ですが、

「どうして神経症に効果があるのか?」

と思い、薬理作用を調べたことがありますが、太陽活動による地磁気の人間への影響と、これらの薬の作用の基本原理には、「ある種のつながり」があることを私は以前発見しています。ほんのかすかな可能性ですが、「太陽活動の周期との付き合い方で神経症が改善される可能性」を見いだし始めています。


しかし、これはあくまで、私自身の推測である上に、抗不安剤を否定するような無責任なことになるのもイヤですので(私はベンゾジアゼピン系抗不安剤の離脱症状の強さを知っていますが、その薬効を否定することはできません)、このことにはふれることはないと思います。


いずれにしましても、私たちは太陽フレアやコロナの放出などで地球の地磁気が変化している中で、絶えず私たち自身の肉体と精神は、ある意味で「書き換えられている」もののようです。

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2014年03月19日



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今回は非常に長い記事なんですが、何日かをかけて少しずつ書いていたものです。何回かにわけようと思っていたのですが、どこからわけていいのかわからず、すべて掲載します。

ufo-snowden.gif

▲ 2014年3月5日の英国 Western Morning News より。


canada-ufo-spotnumbers.gif

▲ 2014年3月12日のカナダの報道メディア Global News より。カナダで UFO 目撃が劇的に増えていることが公式調査で判明したことが先日、米国やカナダの報道メディアで一斉に報じられました。






専門家が介入しないアメリカのテレビ報道

唐突ですが、下の写真は何だと思われますか?

2010年 11月 9日に米国カリフォルニアで目撃されたもので、 ABC テレビなど、多くのメディアで「謎の煙」として報じられたものです。

cal-ufo-01.jpg

▲ 2010年11月9日の Contrail Science より。


結論から書きますと、これは「飛行機雲」だということのようなんです。

ミサイルでもなく、普通の旅客機のものです。

以前からそういう話を聞いたことがあるのですが、「そう言われてもなあ」と思っていたのですが、最近、上のリンクにあるコントレイル・サイエンス、つまり「飛行機雲の科学」というサイトの存在を知りまして、それを読むと、その検証ぶりの徹底さもあり、また、その理屈も書かれており、とてもよく理解できたのでありました。

そのコントレイル・サイエンスの 2010年 11月 9日の記事に、「遠近法の視覚の問題( A Problem of Perspective )」というタイトルの記事があり、そこに実際の数々の例と、計算式などが掲載されています。

例えば、上のカリフォルニアの謎の煙に関しては、サイト上で以下のように検証が加えられていて、発地と着地と、その経路も示しつつ、ボーイング 757 旅客機であることを突き止めています。

contrail-2010-11-09.gif

▲ 2010年 11月 9日カリフォルニアの謎の煙が旅客機ボーイング 757 の AWE 808 便の飛行機雲であることを示した Contrail Science より。



さらに他の数多くの例と共に、このような現象が起きる「条件」を数式で表していますが、数式の意味するところは私にはわかりません。

scape-20100119.gif

▲ これらの現象が起きる角度などを表しているようですが、わかりません。


これらの現象は、英語ではサンセット・コントレイル( Sunset contrail )と呼ばれていて、日本語では表現が存在しないですが、そのままだと「夕焼け飛行機雲」という、何だか、3丁目の夕陽みたいな響きになりますので、ここではサンセット・コントレイルとさせていただきます。

たとえば、 Google 画像検索で Sunset contrail と検索すると、見事に大量の写真が現れます。

sunset-03.jpg

▲ Google 画像検索 Sunset contrail より。


さて・・・・・。


実は私が問題として感じたことは、この不思議な煙の正体が飛行機雲だったということではないのです。このことはむしろ、どうでもいいことなのです。

問題だと思ったのは、米国を中心としたテレビ局は、なぜ繰り返し、上の 2010年のカリフォルニアと同様の報道を繰り返すのだろうということのほうなのです。


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何でも UFO に持って行こうとする、この数年の米国の報道

テレビ報道の夜のメインニュースの中で流す放送内容が、たとえば、それがある程度「ミステリー的」なものだとした場合、いくら何でも ABC ほどのメジャー局が「何の検証もせず、どんな専門家にも話を聞かずにそのまま放映する」ということはないような気がします。

専門家に聞けば、それが「サンセット・コントレイル」だということは、すぐにわかったはずです。もちろん、専門家によっては違う答えが出るしれないですが、いずれにしても、 2010年 11月 9日の「謎の煙」が旅客機による飛行機雲であることは事実と考えるのが妥当です。

しかし、その際にも、あるいはその後の類似した報道でも、

「謎の」

とか、

「 UFO ? 」

というような見出しで報道していることがどうも気にかかるのです。

実は先日、また同じ報道があったのです。





英国の2013年3月13日の報道

英国グロスター・シチズンというメディアでした。

UFO-Gloucester.gif

▲ 2014年3月13日の Gloucester Citizen UFO spotters across Gloucester alerted after unidentified object plummets to Earth from space より。


報道では何枚かの写真が出ていて、確かに下のような写真を実際に目撃すれば、「不思議なものが空から落ちてきた」と考えるのも当然のような気はします。

gr-02.jpg

▲ 同じ Gloucester Citizen より。


しかし、記事には、すぐ下のようなコメントが寄せられます。

ufo-of-interest.gif


申し訳ないが、これは旅客機からの単なる普通の飛行機雲だ。似た現象は http://tinyurl.com/ye2paxa に掲載されている。



このコメントのリンクで知ったのが、最初の方でご紹介した「飛行機雲の科学」というサイトだったのですが、興味深いのは、上のコメントの人の名前が ufoofinterest となっていることでした。

これは UFO of Interest ( UFO のおもしろさ)という意味だと考えられ、つまり、おそらくは UFO 好きの人だと思われますが、結局この記事は、「 UFO 好きから否定される記事」となってしまっているのでした。





アメリカ空軍のほぼすべてが「不明」とコメントした 2010年のカリフォルニアの煙

最初に取り上げました 2010年 11月 9日のカリフォルニアの煙は、「謎のミサイル騒動」として、このブログでも取り上げています。

cal-ufo-02.jpg

▲ 2010年11月10日の過去記事「アメリカで大騒動の謎の巨大ミサイル発射を巡る米軍の困惑」より。


当時は、私も不思議でした。そして、結局は、単なる旅客機の飛行機雲だったことが3年半後の今になってわかったのですが、このタイプの報道はその後も繰り返しおこなわれます。

上の場合など、アメリカの空軍と宇宙関係のほとんど、すなわち、

・米空軍宇宙軍団 ( AFSPC )
・アメリカ戦略軍( USSTRATCOM )
・地球規模攻撃軍団( Air Force Global Strike Command )
・ミサイル防衛局(Missile Defense Agency)
・アメリカ北方軍 ( USNORTHCOM )


のそれぞれ司令部にコメントを求めていて、すべての司令官が、

「原因はわからない」

と言っていました。

もし仮に 2010年 11月 9日のカリフォルニアの煙が、やはり飛行機雲だった場合、「航空のプロ」である人々がまったくわからないと言うのがどうにも腑に落ちないという面を今にして、やや感じないでもありません。

ちなみに、上の「空軍宇宙軍団」とか、「地球規模攻撃軍団」などはSFっぽい名称ですが、アメリカ軍に実在するもので、

・「空軍宇宙軍団」は、軍事衛星や大陸間弾道ミサイルの関連部隊。
・「地球規模攻撃軍団」は、核兵器を管轄する部隊。


となっているようです。

「核兵器を管轄する部隊」に「地球規模の攻撃」という名称をつけるのは、ちょっと勘弁してほしい感じもありますが、余計なことは書かず、先に進みます。




急上昇するカナダの UFO 目撃数

そして、トップに貼りましたように、最近、「カナダで UFO 目撃数が急激に上昇している」という内容の記事が非常に大規模に報道されました。

canada-ufo-sight.gif

▲ 2014年3月11日のカナダ CBC ニュース UFO sightings soar to new heights in Canada より。


これは、カナダの UFOlogy Research (ユーフォロジー調査所)の公式の調査であり、内容としては、過去25年間に報告された UFO 目撃数の統計から、

・カナダでは過去 25年間に 14000件の UFO 目撃が報告されている
・最も数が多かったのは 2012年で、約 2000件の目撃報告
・2013年は2番目に多い 1180件の目撃報告があった
・カナダで目撃報告が最も多いのはオンタリオ州
・報告の中の 14パーセントが正体がわからないものだった


ということがわかったというようなものです。

UFO 研究家には意義深い調査内容だと思いますが、 CBC を始めとして、ほとんどすべての公共メディアで報道するタイプのニュースかなあ・・・と、やや疑問には感じましたが、しかし、それはともかくとして、

「実際に UFO 目撃が増えている」

ということは事実のようです。

そして、これはカナダではそのような調査があったからわかったことで、普通の国では公式調査は行われませんので、もしかすると、全世界的に UFO 目撃数は増えているのかもしれません。


そういう中で目にしたのが、トップに貼りましたエドワード・スノーデンさんのディスクロージャーの内容でした。


どうでもいい話ですが、最近、私は物忘れがひどくて、特に人の名前がきちんと出てこないことが多いのですが、スノーデンさんなんかも上のほうをよく忘れます。なので、最近は「江戸の言葉は雪おでん」というように覚えています(本当にどうでもいいな)。


いずれにしても、そのことを報道した英国メディアの記事をご紹介します。ちなみに、これは、ここまで書いた一連のことと、その文書の内容が関係していると考えているわけではないです。単なるニュース記事の翻訳としてお読みいただければと思います。

ちなみに、その記事には、過去記事の、

イギリス政府の機密作戦の結果が教えてくれる「私たちのいる現実の世界」
 2014年02月28日

の中に出てきましたイギリス政府通信本部( GCHQ )が出てきます。

英国ウェスタン・モーニング・ニュースの記事です。
ここからです。

このことをどのように感じられるかは、各自のお考えにお任せいたします。
ただ、私は、SF映画を含む「戦後の大衆文化」の流れをふと思い出します。




Photo of a UFO in Cornwall is among the latest secret documents released by former CIA whistleblower Edward Snowden
Western Morning News 2014.03.05


英国コーンウォールで撮影されたUFOの写真が、元CIAの内部告発者エドワード・スノーデンがリリースした最新の秘密文書の中に存在する

ufo-cornwall.jpg

▲ 2011年 8月 1日に英国コーンウォールのセント・オーステル近郊で撮影された写真。


2011年 8月にイギリス・コーンウォールで撮影された上の写真は、あるいは UFO の証拠となる写真かもしれないが、あるいは、カモメが糞をする様子をピンボケで撮影しただけのものかもしれないとナイジェル・ワトソン( Nigel Watson )氏は述べる。

これらは、UFO の存在を明らかにした複数のスライドのセットの中の一つで、内部告発者エドワード・スノーデンがリリースした最新の政府文書の中にある。

この複数のスライドは、イギリスの諜報機関である政府通信本部( GCHQ )が、パワーポイントでのプレゼンテーション用に作成したもので、その中に、エイリアンの宇宙船を描写したものが含まれる。

しかし、著作『未確認飛行物体調査マニュアル( UFO Investigations Manual )』の作者である UFO 専門家ナイジェル・ワトソン氏は「これらは偽物だ」として、その真実性を否定する。


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▲ ナイジェル・ワトソン氏。


スライドを見たワトソン氏は以下のように報道機関に述べた。

「このプレゼンテーション資料には、スライド番号 35から 37まで3枚の UFO 写真があります」

「最初の写真は、1950年 4月 23日に米国イリノイ州レッドブルで撮影された白黒の UFO 写真です。次の写真は、メキシコで、アルトゥロ・ロブレス・ギルによって撮影されたビデオのスクリーンショット。3番目の写真は、2011年 8月 1日に英国コーンウォールのセント・オーステル近郊で撮影された写真です」

「これらの写真はその後、それぞれ懐疑論者たちの調査で、空中に投げたハブキャップ(帽子)、縮んだマイラーバルーン(風船)、糞をするカモメのピンボケ写真だとわかりました」。

そして、ワトソン氏は、これらはイギリス政府機関のインターネットにおける大衆に対してのマインドコントロールの試みのひとつだと確信しているという。

インターネット上で、いかに「誤った情報を流布させるか」については、英国政府機関が「新しいオンライン世代のための秘密工作訓練」というオペレーションを行っていることがわかっている。

それは、英政府通信機関( GCHQ )によって作成されたプログラムで、インターネットによって、大衆の心理的操作をおこなうための 50枚のマニュアルが記載されたスライドで説明される。

これは、アメリカ国家安全保障局( NSA )や他の機関のために作成された「合同脅威研究情報班」( Joint Threat Research Intelligence Group/略称:JTRIG )と呼ばれる。

ワトソン氏は、 政府機関が UFO によって大衆の心理を操作、つまり、マインドコントロールをおこなっていることを確信しているという。氏は以下のように述べる。

「政府機関はいまだに人々の UFO 信仰の力と大きさを認識しています。そして、彼らは人々の信念を悪用するためにインターネットを使うことには問題はないと考えているようです」。





(訳者注) 記事に出て来る「新しいオンライン世代のための秘密工作訓練」については、過去記事の「イギリス政府の機密作戦の結果が教えてくれる私たちのいる現実の世界」の中にも記載していますので、ご参考いただければ幸いです。

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▲ 上の記事より、合同脅威研究情報班( JTRIG )のプレゼンテーション資料のひとつ。日本語はこちらで加えたものです。


いずれにしても、今後、まだまだ UFO に関する報道、あるいは「 UFO の出現そのもの」も増えそうです。

たとえばですが、その方法は、過去記事、

4月5日に実行される「全世界での偽UFO出現」計画
 2014年02月24日

にあるように、やろうと思えば、とても簡単です。


ちなみに、上のページで紹介していた「偽 UFO 騒動」プロジェクトの「参加者募集掲示板」 、あるいは予定表やウェブサイトは現在すべて消えています

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2014年03月17日



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自称ブリザニアンでリアルバービーと呼ばれるウクライナのモデル、ヴァレリア・ルキャノバさん

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▲ 2013年9月25日の米国インターナショナル・ビジネス・タイムズより。


世界には「生きるバービー人形」を目指す女性は予想以上に多く、いたるところに存在します。バービーを含む、人形やアニメの人物になりきりたいという方々。最近では、バービーより「日本のアニメに出てくる女の子のようになりたい」とする女性が、西洋人、アジア人を問わず多いように思います。

西洋や中国などでは顔も体も徹底的に「整形」で作っていくというような女性たちも多く、なかなか、こう・・・人生を賭けているのか捨てているのかわからない面もないではないですが、少なくとも、彼女たちはそこにすべてを賭けます。

下は、「日本のアニメのリアルドール化:ウクライナ対中国」と題された動画からのスクリーンショットです。

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▲ YouTube Real-life Barbie dolls Anastasiya Shpagina, Jiayun Wang, Koko Wang, and Tina Leopard より。


下の方は、中国のリアルドールとして、日本を含めて世界中に名高い王嘉韵(ワン・ジアユン)さん。

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▲ Google 画像検索 王嘉韵 より。


トップに貼りましたウクライナのモデルであるヴァレリア・ルキャノバさんという方も、インターナショナル・ビジネスタイムズの記事の日付(2013年9月25日)の頃までは、そういう範疇の、つまり、世界中にいくらでもいる「リアル・バービー系」の女性としてメディアに取り上げられていたりしたのですが、今年になって、彼女の「方向性」が微妙に異常な方向性に動いています。


ルキャノバさんに、新しいキーワードとして「不食」と「宇宙からやって来た」というものなどを含む、いくつかの要素が追加されたのでした。

それを知ったのは、下の英国デイリーメールの記事がキッカケでした。

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▲ 2014年2月28日のデイリーメール Human Barbie reveals she starves herself: 'Breatharian' believes she can live off 'cosmic micro-food' of just light and air より。


タイトル下の部分の文字が小さくなって、見えにくいかと思いますので、文字にしますと、このようなタイトルキャッチです。


・ヴァレリア・ルキャノバ(23歳)は伝えられるところでは食べないことでスリムになったという。

・彼女はブリザリアニズムとなった。それは何も食べず飲まない主義のことだ。

・人形のようなプロポーションを持つモデルでもある彼女のフェイスブックには99万4000の「イイネ」がつけられている。

・究極的な「完璧の具現化」としての生きるバービーを見る。

・彼女はタイムトラベルができ、宇宙人と会話することができる等の内容を含む尋常ではない内容を話す。




ルキャノバさんは、上の記事の中で、


「ここ数週間、私は何も食べなくとも全然空腹ではありませんでした。私は空気や光だけで生きられるのです。そして、これがその最終段階だと願っています」


と語っています。

もっとも、デイリーメールの記事には以下の文章があります。

ブリザリアン(不食)は、実際には、致命的な疑似科学の可能性があると批判されており、何人かの実践者が飢餓で死亡している。また、自称ブリザリアンのいずれもが、総合的な医療検査の中での実践を行わない。


しかし、彼女は最近では、「スビリチュアルな伝道者」であると呼ばれていたり、光を介してエイリアンと会話することやタイムトラベルをする能力を持つと主張したり、というような話がクローズアップされていて、彼女を題材にしたドキュメンタリー映画まで撮影されたのだそう。

そのあたり、全体としては「モデルさんとしての営業っぽい話」ではあるのですが、今回この記事をご紹介したのは、この「ブリザリアン=不食」という神話がメジャーなメディアで大きく報道されたことがあります。

そもそもブリザリアンとは何か?





不食 - ブリザリアン( Breatharian )- イネディア( Inedia )

実はブリザリアンに関しては、日本語での Wikipedia が存在しません。スビリチュアル系のサイトでの記述は多いのですが、そもそも私は客観的な視点がわからないですので、英語の Wikipedia を見てみました。

英語版では膨大な記述がありまして、また、「イネディア」という言葉と同義としての項目となっています。ブリザリアンの歴史なども長く書かれていて、興味深いのですが、冒頭の説明を記しておきます。


Inedia - Wikipedia

イネディア(ラテン語で"断食"の意味)、またはブリザリアニズム(断食主義)は、食べ物がなくとも生きることができる機能を主張するニューエイジの概念だ。

ブリザリアンは、食べ物も、そして、おそらくは水も人体の維持には必要ではないことを主張し、アーユルヴェーダでは、人間は太陽光のエネルギーとプラーナ(ヒンドゥー教の重要な生命力)によって生きることができるとされているという。ブリザリアンは食事ではなく、プラーナの発生源とされる日光を浴びる。

ブリザリアニズムは科学者や医療専門家の間では、死に至る可能性のある疑似科学と考えられており、これらの実践者たちには飢餓で死亡した人々もいる。




ふと思い出したのですが、数年前にインドのブリザリアンと主張する老人に関しての報道をご紹介したことがあります。4年ほど前の下の記事で、英国テレグラフの報道を翻訳したものです。

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▲ 2010年4月30日の過去記事 「70年間何も食べずに生きていた」と主張する男性をインド軍が調査中より。

内容は、


インド軍の科学者たちが、70年間、まったく飲まず食わずで生きてきたと主張する82才の男性を現在調査している。

プラーラド・ヤニ氏は、現在インドのアフマダーバードの病院で隔離されている。そこで、彼はインドの防御研究の組織によって監視されている。

ヤニ氏は今は厳しい監視の中で食物も水もない状態で、6日間過ごしている。
医者は彼の体が、飢えや脱水からまだ何の影響も受けていないという。

プラーラド・ヤニは7歳の時に家を出て、アフマダーバードをさすらう聖人として生きてきたという。彼は、「精神的な生命の力」によって生きることができる「ブリザリアン」と考えられている。ヤニ氏は、彼が彼の口蓋の穴を通して「万能薬」を注ぐ女神によって支えられると信じている。

彼の主張は超自然的な能力を要求する人々の研究を専門とするインドの医者によって支持されているが、しかし、彼のことを「村の詐欺師」として相手にしない人々もいる。




というものでした。

なぜ、医学専門機関ではなく、「軍」が調査? と思われる方もあるかと思いますが、下の理由です。


インド軍の防衛組織は、食糧が途絶えた時などに、ヤニ氏が、援助が到着するまで、兵士たちにより長く持ちこたえ、犠牲を出さずに生きのびる方法を教えられるかもしれないと考えているようだ。



スビリチュアルを実際の戦闘に持ち込もうということのよう。

その後、上のご老人の調査はどのようになったかというと、それは AFP などでも報じられました。

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▲ 2010年5月10日の AFP 70年断食の印ヨガ聖者、科学者も仰天 より。


上の記事の冒頭は、


70年前から食べ物も飲み物も摂取していないという83歳のインド人ヨギ(ヨガの聖者)について、体の仕組みを15日間にわたって調査したインドの科学者たちが、観察期間が何事もなく終了したことに仰天している。



ということで、期間としては、15日間ということで、それほど驚異的な期間ともいえない感じもありますが、何も食べず、水も飲まずに生活し、体には何ら影響がないことが確認されたということでした。つまり、まったくダメージがなかったということです。すごいと思ったのは「15日間、トイレにも行かなかった」ということ。

この要因はわからないままでした。

検査に当たった神経学者の方は以下のように語っています。

「エネルギー源が日光の可能性もある。医学専門家として、われわれは可能性から目を背けてはならない。カロリー以外のエネルギー源があるはずだ」






インドの公民権活動家女性の 3500日の断食

いろいろ調べているうちに、やはりインドの方なのですが、すごい女性の存在を知ったのです。

完全に初めて知る人物である上、日本語での参考文献がまったくないので、どうも理解に苦しむ部分もあるのですが、インドの社会活動家、あるいは公民権活動家のイロム・シャルミラ( Irom Sharmila )さんという女性が「 14年間近くに及ぶハンガーストライキをおこなっている」というのです。

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▲ イロム・シャルミラさん。米国 Deccan Chronicle より。


インドだけでなく、西欧社会ではかなり有名な公民権活動家らしいのですが、このシャルミラさんの Wikipedia の冒頭は下のようになっています。


Irom Chanu Sharmila

イロム・シャルミラ・チャヌは、「マニプールの鉄の女」や「 Mengoubi 」などとして知られるインド・マニプール州の公民権活動家、政治活動家、そして、詩人である。

彼女は、 2000年 11月 2日に、ハンガーストライキを始め、現在も進行中だ。 500週以上にわたり、食料と水を拒否したため、彼女は「世界最長のハンガー・ストライカー」と呼ばれている。




うーん・・・。
これではよくわからない。

食料と・・・水も?
それで 500週?

500週というと、3500日。

というより、2000年にハンガーストライキを始めて、現在もまだ続いているのなら、13年間以上、断食を・・・?

いや・・・そんな。

これがどのような形式のハンガーストライキなのかは、調べてみないとわからないですが、この人自体は決して怪しい人ではなく、インド軍に町の住民が殺さされたことに対してハンガーストライキを始めたことが世界中に報じられている方でもあるようです。

なお、上に貼りました「イロム・シャルミラは司法拘留に差し戻される」というタイトルの報道は、どういうことかといいますと、

インドでは「自殺を試みようとする」ことが刑法で禁じられている

ということがあり、ここを理由に警察は逮捕・勾留したようです。

逮捕した警察は、写真にもありますが、シャルミラさんの死を防止するため、鼻から胃に栄養を送るチューブを強制的に装着させました。これで生きているということなのですかね。

いろいろとわからないことが多いですが、しかし、何かこう・・・このシャーミラさんこそ真のブリザリアンの気もしてきたり。





不食と松果体

なお、ブリザリアンの問題には、「松果体」の問題が必ず付属します。

過去記事の、

あらゆる手段で「光」を求める生命: フンコロガシの行動、松果体の意味、そして「太陽神の目」の実体
 2013年01月29日

という記事では、フランスの作家、ジョルジュ・バタイユの『松果腺の眼』という未完の小説について少しふれています。『太陽肛門』( 1931年)というタイトルの小説もあるバタイユの考えは、


「松果体の役割は、太陽から火山を経て肛門へ受け渡されたエネルギーを、松果体を通して再び太陽へ回帰させること」


というようなものだったようです。

この「エネルギー」が何をあらわしているのかはわからないですが、いつかこの「松果体とエネルギー」のことにも具体的にふれてみたいと思います。

リアルバービーの話から、とんでもなく話が変転していって、何が何やらわからない記事となりました。

先日、「まったく変な世の中」というタイトルの記事を書きましたが、自分の周囲では自分が一番変かもしれないと落ち込んだり。

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2014年03月14日



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▲ 2014年3月11日の Billfish Report より。


タイトルにある、「白いカジキ」の話と「マリア像」の話の間には、何の結びつきもないのですけれど、自分の中では何となくつながりましたので、それぞれバラバラの話ですけれど、ご紹介したいと思います。





ベルギーの「聖地」でもマリア像が光り始める

昨年 2013年の10月に、下のような記事を書いたことがあります。

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▲ 2013年10月10日の過去記事「突然光りだしたボスニア・メジュゴリエの聖母マリア像に対してのバチカン司教による正式な調査が始まる」より。


これは、ボスニアの一般家庭にあるマリア像が光り始め、その話を聞いたバチカンの司祭たちが光るマリア像の調査のためにボスニア・ヘルツェゴビナの現地を訪れ、鑑定をしたとニュースでした。

鑑定の結果がどうだったかはわからないですが、今朝、 AFP の報道で、下のようなものがありました。

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▲ 2014年3月14日の AFP の記事「暗闇で光る聖母マリア像、ベルギーの静かな町に出現」より。

記事を要約します。


暗闇の中で発光するとされる小さな聖母マリア像を一目見ようと、普段は静かなベルギー南部の町に大勢の人々が押しかけている──。

地元メディアが報じたところによると、南部ジャレの町にある一軒の家に12日、「謎の発光する聖母像」を一目見ようと500人あまりが詰めかけたという。目撃者によると、このマリア像は日が暮れると光を発するとされる。

像は高さ30センチほどで、「バヌーの聖母」を題材にしたもの。バヌーの聖母とは、1933年にジャレに近い町バヌーで聖母マリアが出現するのを少女が目撃したという出来事だ。




という内容で、このジャレという町の近くのバヌーというところには、マリア様に関しての伝説が残っているということのようです。

ボスニアで光るマリア像が出現した場所である「メジュゴリエ」というところも、下のような伝説がある場所でした。 Wikipedia からの抜粋です。


メジュゴリエの聖母

メジュゴリエの聖母は、1981年6月24日から現在に至るまで毎日、聖母マリアが出現していると数名の幻視者が主張するボスニア・ヘルツェゴビナ南部ヘルツェゴビナ・ネレトヴァ県、メジュゴリエにおける聖母出現である。この現象は目下のところ公認されてはいないが、カトリック教会によって研究が進められている。




この「メジュゴリの聖母」に関しては、 公式(?)サイトもあり、毎日のマリア様のメッセージなどが載せられています。

med-01.jpg

Medjugorje.org より。


たとえば、下のようなメッセージが「ほぼ毎日」更新されています。

下は 2014年3月14日のマリア様の言葉として掲載されているものです。


2014年3月14日の聖母マリアのメッセージ

親愛なる子どもたちよ。
多くの人々の心の中に神が存在しないことをあなたたちは見て聞いて感じていることと思います。
かれらは鎮魂を望んでいません。
なぜなら、かれらは祈りとは無縁で、平和の心を持たないからです。

小さな子どもたちよ。
祈りなさい。
神の十戒に生きなさい。




これは途中までですが、このようなことが毎日更新されているというサイトであります。・・・ということは、毎日、聖母マリアが出現しているということのようです・・・。

それはともかくとして、今回の「光るマリア様」に関しては、ベルギーにしてもボスニアにしても、(真偽はともかくとして)聖母マリア様と関わる何らかの出来事がある町であるということのよう。

上の AFP の報道では「光る様子」がわからなかったのですが、ベルギーの報道を見てみますと、写真がありました。

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▲ 2014年3月12日のベルギーの La Meuse.be より。


下は殺到する人々。
人物との比較でマリア像の大きさがわかります。

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▲ 2014年3月12日のベルギーの lavenir.net より。


ボスニアの聖母マリア像は「ビッカビカ」に光ってましたけれど、こちらは「何となく光っている」というような感じのようです。


こういうものの解釈の仕方としては、

・人為的なもの

・説明できる何らかの自然現象

・いわゆる神秘現象


のどれかであるわけですが、ボスニアにしても、ベルギーにしても、報道からだけでは、どれと言えるものではないです。ただ、上にも書きましたように、「過去にマリア様の出現伝説のある地」という共通項があるのは、やや興味深いとも思います。







白い動物たちが消えていく

これまで何度か「白い動物」の話題をご紹介したことがあります。

最近では、昨年11月に

太陽の磁場のポールシフトが数週間後に迫る中、神の魂を運んでいたと囁かれる白いカラスはグリーンランドで殺された
 2013年11月18日

という記事の中で、グリーンランドで「理由もなく」白いカラスが殺されてしまったという報道をご紹介したことがあります。

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▲ 2013年11月14日のグリーンランド Nunatsiaq Online より。


上の白いカラスが非常に珍しいといえるのは「アルビノではないのに白い」ということがあります。

アルビノとは遺伝子の問題で白化現象を起こすことを指しますが、アルビノのカラスの場合は完全な純白となり、また、目がピンク色になるのに対して、このカラスには茶色い羽があり、眼が黒かったためにアルビノではなく、大変に珍しい「白い個体種」ということだったようです。


今回、一番上に載せました「白いクロカジキ」も記事のタイトルには「アルビノ」とありますが、このカジキも実際にはアルビノではないと思われます。

それは次の写真で、目が黒いことがわかるからです。

bm-black-eyes.jpg

▲ 2014年3月11日の Billfish Report より。


ところで、上の写真で私が今回のタイトルに「殺されてしまったかもしれないけれど」と入れた理由もおわかりかと思います。

このニュースは、実は「カジキ・フィッシングのサイト」のニュースなのです。

下のように、世界中のカジキ釣りの愛好者たちの「自慢の写真」などが掲載されているサイトです。

bm-03.jpg

Billfish Report より。


私はカジキ釣りに関しては、まったくどんなものかわからないのですけれど、一般的なイメージとして、カジキ釣りというと下のような感じを思い出してしまうわけで・・・。

blue-marlin.jpg

Fire Hatt より。


記事では放流したとは書かれてはいないですので、結局どうなっちゃったかなあと思った次第です。




白いシャチと共に共に思い出すエスキモー女性の予言

「白い動物」といえば、2年ほど前に、

極東ロシアで発見された「白いシャチ」から浮かび上がるエスキモーの予言
 2012年04月24日

という記事で、「白いシャチ」をご紹介したこともありました。

wh-orca.jpg

▲ 上の記事より。


その上の記事では、「エスキモー女性の予言」という出所のあやふやな文書を翻訳して載せていますけれど、その途中には下のような下りがあります。


株式市場は崩壊します。
それは、ある日、歴史上で最も大きな下落を見せます。
たった一日で何千ポンドも失う人が出ます。
ロシアは共産主義に戻ります。
民主主義は一掃されて、2000万人以上が強制収容所で亡くなります。
スターリンの像がロシアの国にもう一度建てられることでしょう。
核戦争の恐怖が地球をしばしば脅かします。
巨大な金色の十字架がエジプトのギザのピラミッドの頂点に現れ、それが7日間の昼と7日間の夜、そこに残ります。軍隊へ象徴的存在として示されることにより、アルマゲドンの戦争が始まります。

(中略)

その日はまもなくです。




このエスキモーの女性は 1877年生まれですので、「もうすぐって、いつだよ」とも思いますが、上に書いてあるような、

・株式市場
・戦争

というようなあたりに関係する部分は今とても荒れています。

ほんの少しの先も想像できない世の中になってきているような気がします。

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2014年03月12日



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▲ 2014年2月25日のオーストラリア Yahoo! News Surfing croc shuts Cable Beach より。


この数日、「もしかして自分は、この10日くらいの間に、なんか変な世界に入り込んでしまったのではないか?」と思ってしまうことがあります。

どうもこう、ニュースが奇妙で。

今回は最近のそのような報道をいくつかご紹介します。




ファース(笑劇)のような悲劇を毎日見続ける生活

上のニュースは、オーストラリアの報道ではいろいろと報道されていまして、海に体調4メートルのワニが泳いでいたことにより、ビーチが閉鎖となったというだけの話なのですが、サーフィンという語感はともかく、

「ワニって海で生活する生き物だっけ?」

と疑問に思ったり。

それで、調べてみれば、イリエワニ -Wikipediaによれば、このイリエワニという種類のワニは、



海水に対する耐性が強く、海流に乗り沖合に出て島嶼などへ移動することもある。



ということで、このオーストラリアのワニもそういうたぐいのものだとは思います。

しかし、このケーブルビーチというのもまた不思議な場所で、オーストラリア政府観光局公式サイトの文章は、


ケーブルビーチ

エキゾチックな雰囲気が漂う町ブルームは自然現象「月への階段」でも知られる人気のリゾートです。町の西側に位置し、真っ白な砂浜が22kmも続くケーブルビーチは絶好のサンセットスポット。ラクダの背に揺られインド洋に沈む美しい夕陽を眺めてみませんか。




とあります。

「ラクダの背に揺られ?」


そのケーブルビーチを検索すると、下のような写真がたくさん出てきます。

cable-beach-camel.jpg

Travel House より。


「どんなオーストラリアだよ・・」

と思わず呟いたりするわけですが、ラクダはともかく、「ワニ」といえば、本来なら寒いはずのロシアのサンクトペテルブルグの路上で、「ワニの赤ちゃんが発見された」という報道がありました。

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記録的な寒さが続くアメリカと、「暖かさの記録更新」が続くロシアより。


他の国から持ち込まれたと思われるワニの卵から孵化した「子どもワニ」が数日後に路上で発見されたという話でした。このニュースを見て、

「ワニって寒いの大丈夫なん?」

と思いましたけれど、実際に寒い中で生きていたのだから、どうのこうの言っても仕方ないことでもあります。まあ、今、ロシアは記録的な暖かさなんですけど、それでも、サンクトペテルブルグは最高気温 4度くらいです。

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▲ サンクトペテルブルグの場所。モスクワより北になります。






過去も変になってきた

数日前の英国インディペンデントでは、下のような報道がなされていました。

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▲ 2014年3月6日の Independent 'Rocket cats': Warfare manual showing 16th-century weaponry puzzles experts より。


これは 1530年に書かれた当時の一種の「戦術マニュアル」の文書の中に、上のように猫や鳥にロケットのようなものをつけてあるイラストが描かれているというものでした。戦術マニュアルなので、「兵器」ということになるようです。

当時は、南部ヨーロッパでドイツ人とトルコ人が争っていたそうで、このイラストは、ドイツ・ケルンの砲兵だった人物によって描かれたものだとか。

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▲ 同じ Independent より。


しかし、16世紀のヨーロッパで、動物に爆弾やロケットをつけて兵器にしたという記録は存在しないために、この文書が新しい発見なのか、アイディアだけで終わったものなのか専門家は悩んでいるとのこと。

当時としては不思議な光景ですが、しかし、20世紀になってからは、上のようなことは普通のことになりました

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▲ 第二次大戦時中の 1941年にソ連軍が実用化した「犬爆弾」。 Anti-Tank Dog Mine より。


このあたりは、 動物兵器 - Wikipedia に、歴代の人間たちが戦争で使用してきた動物たち、すなわち、馬、ゾウ、ハト、犬、ラクダ、イルカ、ロバ、ウシ、コウモリ、タカ、ニワタリ、ブタ、ネズミなどについて書かれています。


人間はどうにもいろんなことをやってきています。


そういえば、もう4年ほど前の記事になりますが、下のような海外記事をご紹介したことを思い出しました。

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▲ 過去記事 自動小銃を使用できる「武装サル兵士」をタリバン軍が訓練中 より。




日本でも

変といえば、昨日の東日本大震災の黙とう行事の際の長崎での出来事も変といえば変な出来事でした。

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▲ 2014年3月11日の NHK 黙とう放送がミサイル警戒放送に 長崎より。

その冒頭は、


11日、長崎県諫早市の支所が地震が起きた時刻に黙とうを呼びかける放送を防災行政無線で流そうとしたところ、誤って北朝鮮のミサイル発射に警戒を呼びかける内容を放送してしまい、市は30分後に訂正しました。



というニュースです。

その間違って放送された内容は、


「北朝鮮が人工衛星と称するミサイルを発射し、落下するおそれがあるという情報が入ったため、屋内に避難してください」


というものだったそう。


「どうしてそんな間違いを?」


と誰しも思うと同時に、長崎では「北朝鮮のミサイル発射に警戒を呼びかける内容の放送」が準備されていることを初めて知ったり。



マレーシアで飛行機が消息を絶った事件も、当初の墜落事故から次第に複雑な様相を呈してきているようで、消息不明となってから4日となる今日 3月 12日ののロイターの「消息不明のマレーシア機、交信途絶後に西へと針路変更か」という記事の中には、



航空史上「前代未聞の謎」とも称されるマレーシア機の消息不明問題。乗客乗員239人を乗せた同機の所在に関する手掛かりは、発生から約4日経過しても見つかっていない。



という表現も出てきていて、航空史上「前代未聞の謎」ということに発展してきているようです。






川も火事になる時代に

中国では「川が火事になる」という前代未聞の出来事も起きています。

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▲ 2014年3月5日の news.66wz より。


これは、要するに「川の汚染」と関係していて、川面に厚く浮く工業廃液などの油に何らかの原因で引火したということなんですけれど、下のように「消防士たちが川に向かって放水している」という光景などを見ると、やはり、変な気分になります。

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▲ 消防隊が川に放水している様子。


少し前の、

4月5日に実行される「全世界での偽UFO出現」計画
 2014年02月24日

という記事の最初に余談的になニュースとして、「凶暴化したチワワたちが群を組み、米国アリゾナ州の小さな町の人々を襲っている」という報道をご紹介したことがありました。そこに私は、


何かこう、モンティパイソンの世界がそのまま現実になったかのような出来事がよくあります。



と書いていますが、そういうことが続いています。





覚えていますかファニーメイ

そういえば、昨日、ちょっと数年前を思い出すことがありました。
数年前のリーマンショックの時のことです。

リーマンショックの引き金というのか、リーマンショックの歴史が語られる時には、


2008年9月7日 米政府系金融機関のフレディマックとファニーメイが政府の管理下に。

リーマンショックの裏舞台より)




という記載で始まることが多いのですが、そのアメリカのファニー・メイ(連邦住宅抵当公庫)というものとフレディマック(連邦住宅金融抵当公庫)というものの株価が、3月11日、急落というか暴落していました。

アメリカは株価の動きも派手な国ですが、それでも、ファニー・メイなど「1日で30パーセント下落」という、ちよっと信じがたいことが起きていました。

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▲ 3月11日のファニー・メイの株価。Why Fannie Mae and Freddie Mac Shares Plunged Today より。


「あの時と似てきたなあ」


とは思いますが、だからといって、同じようなことが起きるということでもないでしょうし。


他にもいろんな変なことが起き続けていますけれど、私個人にしても、世界全体としても、どんな方向に進んでいるのだかわからず、混沌としている感じがします。

そういう時には、ロマンティックな風景のオーストラリアのケーブルビーチでラクダの背中に乗りながら海でサーフィンを楽しむワニでも見て気分もすっきりさせるのもいいでしょうし・・・。

あるいは、「時は来たり」と覚悟するという選択もあるかもしれません。


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2014年03月11日



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▲ 地球観測衛星テラ( Terra )が撮影した 2008年の日本列島の夜の風景。 2011年3月11日、この光の多くが唐突に消えて、それは長い期間続きました。 NASA Earth Observatory より。






追悼はいつか自分にも向けられる

震災から3年目になります。

どうしてなのかわからないですが、今年は 2011年3月11日のことを、昨年や一昨年より強く思い出します。思い出すというか、あの時を「感じ」ます。日本語には「まるで昨日のことのように」という表現がありますが、そういう感じです。

3年前は、あの日の後からしばらく、わけもなく涙が出て来るような状態に唐突に陥るという日々が続いたのですが、昨日あたりからまた同じような状態になっています。

多分、今日あたりはテレビでは震災の特集の番組などもやっているのでしょうけれど、ちょうどあの震災の数日後から私はテレビ報道を見るのをやめて、その後3年間、ほとんど見ることはありません。

その時の涙に関しては、震災2日目の 2011年03月13日の「決意の涙 : 東京 DAY3」という記事に、


恥ずかしい話ですが、今は本当によく涙が出ます。
子どもの前でも止まらなくなることがあります。




と私は書いています。

その涙の意味は、悲しみではなく、むしろ「圧倒されていた」ことにあるのだと思います。とはいえ、実際には、あの涙の理由は今でもはっきりとはわからないですが、震災3日目の、

生命の真意
 2011年03月14日

という記事では、自分なりに「悲しみの存在と、そして、気持ちの混乱に対しての対処はあるのか」ということについて、書き殴っています。


今回の地震の言葉にならない悲惨。
人命があれだけ無造作に消えていく無常。

このあからさまな悲劇を「悲劇と感じなくするような方法」というのはこの宇宙に存在するのか? ということがあります。

たとえば、今回のような壮絶な光景(消滅した文明という意味の)を伴っての大量の犠牲の痛ましさの向こうに、たとえば、毎年数万人が自殺している悲劇や、殺人や事故で亡くなっていく悲劇があります。

それは、すべてがわれわれの目や耳に情報として入るわけではないので、私たちは知らないことが多いですが、では、それは悲劇ではないのだろうか?

「恋人が自殺してしまった」、「家族が殺されてしまった」

少なくとも当事者の個人には、これらの悲劇は世界のどんな悲劇とも、どんな事象とも比較できない最悪のできごとであるはずです。

しかし、起きている。




などと書いていますが、これは表現がどうにも下手で、むしろ、ビートたけしさんが 2011年の震災の比較的直後に週刊誌で語ったものが掲載されている Newsポストセブンの「ビートたけしが震災直後に語った「悲しみの本質と被害の重み」」という記事の中に、その時の気持ちを代弁している部分があります。抜粋します。


常々オイラは考えてるんだけど、こういう大変な時に一番大事なのは「想像力」じゃないかって思う。テレビや新聞でも、見出しになるのは死者と行方不明者の数ばっかりだ。だけど、この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。

じゃあ、8万人以上が死んだ中国の四川大地震と比べたらマシだったのか、そんな風に数字でしか考えられなくなっちまう。それは死者への冒涜だよ。

人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。

本来「悲しみ」っていうのはすごく個人的なものだからね。被災地のインタビューを見たって、みんな最初に口をついて出てくるのは「妻が」「子供が」だろ。

一個人にとっては、他人が何万人も死ぬことよりも、自分の子供や身内が一人死ぬことのほうがずっと辛いし、深い傷になる。残酷な言い方をすれば、自分の大事な人が生きていれば、10万人死んでも100万人死んでもいいと思ってしまうのが人間なんだよ。

そう考えれば、震災被害の本当の「重み」がわかると思う。2万通りの死に、それぞれ身を引き裂かれる思いを感じている人たちがいて、その悲しみに今も耐えてるんだから。

だから、日本中が重苦しい雰囲気になってしまうのも仕方がないよな。




ここでふと気づくのが、私の「涙」は出来事への悲しみだけではなく、このビートたけしさんの言う、

> 残酷な言い方をすれば、自分の大事な人が生きていれば、10万人死んでも100万人死んでもいいと思ってしまう

ことに自分で気づいてしまったことに対しての「涙」という意味もあったのかもしれないと思います。自分の存在への絶望からの涙・・・。

でもまあ、そればかりでもないこともまた事実だと思います。


結局、涙の理由はわからないままですけれど、3年前の今日からのしばらくの間、私は、「人間と宇宙との関係は何か」ということを私なりに必死で考え続けて、この場に、毎日、ほとんど自動書記のように、手が動くままに書き綴っていました。

自分と宇宙と死の関係は何だろうと。

あの日からの何ヶ月かほど「考えた」日々は人生でなかったように思います。

先にあげた生命の真意という記事の中には、


「悲劇」という概念が、宇宙が人類に与えたものだとすると、私たち人類が宇宙との対等に近づくためには、その「真意」、その真意とは、つまり「生命の生きることと死ぬことの真意」を知らなければならないのだと思うのです。



と書いていて、そういうようなことを考えて、2011年は終わっていったようなところもあります。


そして・・・まあ・・・今でも「それは何か」ということはわかりません。


同時に当時は、日本人という存在の理由ということも考えざる得ませんでした。

日本は、国の位置も習慣も日本人の言葉も、すべてが他の多くの国から見ると、きわめて特異なものです。それは上にリンクした「決意の涙 : 東京 DAY3」の中にも、


地質的に巨大プレートの込み入ったすぐ横の、「通常なら文明など築いてはいけないような立地」に国家が立ち上がり、それなりに存続し、悪い面でも、良い面でも周囲にそれなりの影響を与えてきた「日本」。

外国人たちから見れば、奇妙な習慣、奇妙な意志表示、奇妙な挨拶、そして、奇妙な食生活に奇妙な言語(文法が全世界のすべての言語からほぼ孤立化している)に綾取られた日本人。

どうして、私たち日本人が、地球の歴史に登場しなければならなかったのか。




と書いています。

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▲ 日本では1ヶ月に大体このくらいの地震が常に起きています。この図は、2011年3月11日の地震発生以前の 2009年9月に発生した地震。丸の大きさが地震の規模を表し、丸の色は震源の深さの違いを表します。過去記事「地震は予知出来るか? という米国の新聞記事」より。



「奇妙な食生活」というのは、西洋では食べ物とは見なされない多くのもの、たとえば、海草(ノリやワカメなど)だとか、ホヤとかナマコみたいなものや、ゴボウ(野菜図鑑によると食用とするのは日本だけとか)とかヤマイモなどのや根っこや、あらゆるキノコのたぐい、フキやワラビやらの山菜や、ジュンサイみたいな変なもの(笑)まで常食しているという国は他ではあまりないです。

そして、日本はどの国よりも「海の幸」を愛していて、ご馳走として食べてきました。世界でも希に見るほど「海に生かされてきた民族」だと思います。

なのに、3月11日の出来事は、その日本人が「海に襲われる」という出来事でした。
現象として理解しろと言われても理解することは難しかった。


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▲ 日本だけではないですが、東アジアの国の人々は、西洋などではゴミにしかできない海のものも美味しく食べて生きてきました。ワカメは日本と朝鮮半島以外では、まず食べ物として見られることはないと思います。写真は、下田海洋生物最終日記より。







震災の1年前にクリフ・ハイが書いていた「日本人」の光景はこれからなのか

アメリカの未来予測プロジェクト「ウェブボット」の中心人物クリフ・ハイが 2010年 3月 12日に、つまり、震災のほぼ1年前にリリースしたウェブボットの予測報告書の冒頭は次のような出だしでした。


テレビから流れる情報をいまだに信じているものはいざしらず、地球環境の変化は危機的な水準に入ったことはだれの目にも明らかだ。この変化は、アメリカ帝国が終り、人々の意識の覚醒が進み、タイプ1の文明が終焉しつつあるときに起こっていることは実に興味深い。

われわれの分析からすると、危機はあらゆる分野に広がっている。そうした危機で簡単に解決できるものなどひとつもない。危機は、地球とその上で生活する全生物に及んでおり、危機は容易なことでは去りそうもない。



非対称型言語傾向分析報告書来たるべき未来の形 0巻4号( 2010年3月12日)より(翻訳 / 高島康司さん)。



この、今から4年前にクリフ・ハイが書いた「地球環境の変化は危機的な水準に入った」という状況は、継続しながら 2014年の今に至るまで拡大し続けているようにも思います。


ちなみに、文中に「タイプ1の文明」という言葉がありますが、これは、ロシアの天文学者で、1960年代までのソビエト連邦に存在した「地球外知的生命体探査」の責任者だったニコライ・カルダシェフという方が、今から 50年前の 1964年に提唱した概念だそうです。

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▲ ニコライ・カルダシェフさん。ロシア NKJ より。


これは、Wikipedia の「カルダシェフの定義」によりますと、

タイプ1文明
惑星規模のエネルギー

タイプ2文明
恒星規模のエネルギー

タイプ3文明
銀河規模のエネルギー


だそうです。

ちなみに、現在の地球がどのタイプに属しているかというと、カルダシェフさんのエネルギー計算では、21世紀の現在でも「タイプ1にも達していない」のだそう。まだ「タイプ0」という初期文明段階だと彼は言います。





いまだ到来していない「未来の日本」の姿

それはともかくとして、今回 2010年 3月 12日のウェブボットを取り上げたのは、この中に「古代の復活」というタイトルの日本に関してのカテゴリーがあったこともあります。

抜粋します。

年月に関しては、過ぎてしまった年月を具体的に書いても仕方ないですので、「○○」としています。


古代の復活(日本に関して)
非対称型言語傾向分析報告書「来たるべき未来の形」 0巻4号( 2010年3月12日)より


・日本における「革命」は、激しいものとなる。他の国々では「革命」は社会的な混乱を伴うが、日本では異なっている。日本の抗議運動は目標がはっきりしており、統制がとれている。

・日本における「革命」は、自分の国にプライドをもちたいという日本人の意識を背景に、経済的な混乱と将来への不安、そして食料価格の高騰と食糧不足、さらに○○○○年の情報のリークが重なって起こってくることだ。これらの重なりは、「革命」への絶好の機運を形成する。

・ 日本における「革命」のデータは「古代のテクノロジー」という別のキーワードと直接つながっている。そしてさらにこのキーワードは、「宇宙関連」のカテゴリーへとリンクしている。これが何を意味するのかはっきりしないが、日本人の祖先とエイリアンとのかかわりを示しているのかもしれない。




というもので、エイリアン云々を別にして、時期はともかく、クリフ・ハイは日本で大きな変革が起きる予測について記していました。

クリフ・ハイは、日本人とエイリアンを結びつけるのが好きだったのか、その前年の 2009年のウェブボットにも下のような記述が見られます。


「世界の民衆」カテゴリーより
非対称型言語傾向分析報告書「来たるべき未来の形」 0巻2号( 2009年9月15日)より


・日本では古代の日本文化のいわばルネッサンスのようなことが起こり、お身儀などの伝統的な風習に込められた深いニュアンスや、その象徴的な意味が再認識されるようになる。これは世界に広められる。

・ 「お辞儀」というキーワードは宇宙関連のカテゴリーでも出現する。それはエイリアンとのコンタクトが行われるとき、日本文化の礼儀作法を用いてコミュニケーションが行われるようになるからである。

・ この日本式礼儀作法とその思想は、今後100世代、2000年にわたって異なった種の間でコミュニケーションが行われるための基本的な方法となる。




エイリアンとの交流の問題はともかくとして、この「お辞儀」。

形式だけでしたら、どこの国の人たちでもできることでしょうけれど、「本質的な意味」としてお辞儀を使っているのは、やはり日本人だけだと思います。

なぜなら、日本人だけが、「本質的な意味などわからなくとも、自然とお辞儀するから」です。要するに、意味を考えてしているわけではないからです。

まあ、お辞儀なんてしたこともないという猛者(苦笑)もいることにはいるでしょうけれど、私などはお辞儀が多い人で、いつもペコペコペコペコしています。コンビニのレジの女の子にもお辞儀します。


こうして一生、ペコペコお辞儀して、私の人生は終わっていくのでしょうけど、「なぜお辞儀するのか」というのはわからないし、そもそも考えたこともないです。

お辞儀は「感謝」というほど激しいものではないし、挨拶だけの意味でもない。

そして、この「お辞儀」に関しても、他の日本の多くの習慣と同様(多分)特異なもので、この広い地球で、こんなにお辞儀をペコペコペコペコしている民族はいないと思われます。






そして災害はまた必ずいつかは起きる

前回の記事、

2000年間の太陽活動の記録を提示してくれた気象庁長官に感謝をしつつ、太陽の今後とかつての 150年間に及んだ寒冷時代を思う
 2014年03月09日

で少しふれた第五代の気象庁長官だった高橋浩一郎さんの著作『生存の条件』には、日本の災害の記録も詳しく載せられています。

この本は、311が起きるずっと以前の、今から 30年ほど前に書かれたものですが、それまでの日本の地震で最も巨大だったものは、西暦 1707年(宝永4年) 7月 28日の大地震だったそう。以下のような地震だったそうです。


震源 紀伊水道の南方
地震の規模 推定マグニチュード8.4
家屋倒壊の範囲 中部地方南部、近畿地方、四国の一部、九州東部
倒壊家屋 29,000棟
死者 4,900名
津波の範囲 伊豆から九州の沿岸
最大の津波の高さ 23メートル(土佐・種崎)


という地震だったそう。

1982年時点では、上の地震が「日本で発生した最大の地震」とされていました。 2011年の 3月 11日の地震がどれだけ壮絶なエネルギーを持つ地震だったかが、むしろよくわかるかと思い、載せました。


ちなみに、同じ年の 1707年 12月 16日には富士山が噴火します。



巨大地震は必ずいつかは起こります。

下の図は、高橋浩一郎さんが、1600年以降の巨大地震についての発生をまとめたものです。大きな地震だけで、小さな地震は含まれていません。

上のグラフが「被害の大きさ」で、下は「大地震の回数」を現しています。

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▲ 高橋浩一郎著『生存の条件』より。

これの意味するところは、周期性として、

・地震の大きな被害には「24年の周期」、「48年の周期」、「80年の周期」がある
・大きな地震の回数には「22年の周期」、「40年の周期」、「60年の周期」がある


ということになりますが、しかし、高橋さんは、「あまりはっきりとした周期性は出ていない」と述べられていて、地震の正確な周期性を求めるのは難しいことがわかります。

つまり、巨大地震は必ず起きるけれども、「いつ起きるかわからない」というのが現時点で最も正しい表現だと思われます。


地震だけではないですが、どんな災害であれ、その「いつか」が来た時に、自分がどのような心境で迎えられるかということも考えます。あの時の死者の方々を冒瀆しないでいられることとしては、あの3年前に被災地の方々の態度から何かを学び、「ほんの少しでも自分が人類として進化していたと思いたい」ということがあります。


ふと、「追悼」という言葉は、最終的には自分にも向けられる言葉でもあることに気づきます。

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2014年03月04日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。






「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」
 -- アレクサンドル・チジェフスキー(1897 - 1964)



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▲ 暴動が拡大しているベネズエラで「SOS」のプラカードを持ち歩く女性。2014年2月26日の英国 Independent より。
--


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▲ ロシアにおける死亡者数と太陽活動の変化を示すウォルフ数の相関を示すグラフ。A・レザーノフ『大異変 - 地球の謎を探る』(1973年)より。







増え続ける紛争と暴動の中で

今回の記事は、昨日の、

嘆きの壁に集った人々の「その後」を見て、「太陽活動は人間社会の騒乱状態と関係する」ことを思い出す
 2014年03月03日

という記事の後半の「太陽活動は、人間社会の騒乱状態と確実に一致するという事実を思い出す」というセクションの続きのようなものです。


昨日の記事にも乗せました下の「太陽黒点数と戦争や社会暴動の変化のグラフ」を今回も最初に乗せておきます。太陽黒点と社会暴動がリンクしていることを示している資料のひとつだと思います。

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今回は、さらに「人間の生体に太陽が具体的にはどのような影響を与えるのか」を書いてみたいと思います。


何しろ、世界ではウクライナのような国際的な問題にまでなったものも含めて、大小の暴動、戦争、紛争が確実に増えています。最近で拡大が収まらないのが、トルコとベネズエラ、それにリビアなどのようですが、他にもアフリカ諸国からヨーロッパ諸国まで「衝突」の数は異常なほど多いと思います。

ベネズエラ

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▲ 2014年3月2日の米国 Yahoo! News より。


トルコ

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▲ 2014年2月28日の米国ワシントン・ポストより。


それぞれの暴動の理由は、いろいろと説明されていたりはしていますが、読むと、曖昧な感じもしないでもなく、「何かに突き動かされている」という衝動と似たものも感じないではないです。

それらの衝動的な行動に太陽がどのくらい関与しているのかはわからないですけれども、しかし、人間ひとりひとりに対して、影響の差はあっても、強く作用していると私は思っています。


これについては、たとえば、最近の日本国内での殺傷事件や、あるいは事故や暴力に関しての報道を思い浮かべてみられてもよろしいかとも思います。


さて、しかし、今回は長くなりそうですので、すぐに太陽の話に入ります。





太陽は人間のどんな部分に作用するか

冒頭に書きましたロシアのアレクサンドル・チジェフスキー博士(1897 - 1964年)の「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」という言葉は『太陽活動と景気』の中に書かれています。

その部分を抜粋します。

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▲ 20世紀初頭に「地球上の生命現象が宇宙の物理的な現象とつながっている」ことを発表したロシア(ソ連)のアレクサンドル・チジェフスキー博士(1897 - 1964年)。その後、その学説が気に入らないスターリンによってシベリアの収容所に送られました。



嶋中雄二著『太陽活動と景気』 第6章より

チジェフスキーによれば、太陽の影響力は、個体から集団、群生に至る生物系のすべての組織レベルに及んでいるとされた。

そして彼は、動物の血液、リンパ液、原形質等のコロイド電気変化が、太陽活動の変化やバクテリアの成長と平行関係にあることを突きとめた。

こうした研究の延長線上で、後に、太陽活動の最盛期の年には、ジフテリア菌の毒性が減少し、あたかも無害なバクテリアのようになってしまうことも発見された。

こうして、チジェフスキーは、地球上のあらゆる生物の発達は、太陽宇宙因子の直接的影響下に進んだものであり、人類もその例外ではないと考えた。

彼は、戦争や革命など人間の不穏状態に関する徴候、あるいは「大衆の興奮も太陽の周期に従っている」とした。




ちなみに、上の文章は短く抜粋しているので、淡々とした感じですが、実際にはチジェフスキー博士は、この研究にその時間のすべてを費やしていた感じがあります。 1915年から10年間をかけ、世界 72カ国からの紀元前 600年から 1915年までに至るあらゆる資料を集め、そこから、戦争、民族大移動、革命、パンデミックなどの現象を徹底的に調べた研究としての結果です。

この研究の後、スターリン政権下のソ連でシベリアの収容所に送られてしまったチジェフスキーの「魂の研究」と言っていいものです。

文字通り、彼は「太陽生物学に命を賭けて」いました。






アレニウスの場合

チジェフスキー博士よりも先に、太陽と人体の関係を研究していた優れた科学者がいました。

1903年にノーベル化学賞を受賞したスウェーデンの科学者スヴァンテ・アレニウスです。このアレニウスは、フレッド・ホイル博士よりも前の時代の強力なパンスペルミア説の提唱者でもあります。

そのあたりは、過去記事、

宇宙塵自身が生命であることに言及した 100年前のノーベル賞学者の実験
 2011年05月07日

という記事に書いたことがありますが、「エピソードで知るノーベル賞の世界」というサイトには、アレニウスについて以下のように紹介されています。

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▲ スヴァンテ・アレニウス(1859年 – 1927年)。



エピソードで知るノーベル賞の世界より

アレニウスは、化学の分野のみならず、あらゆる科学にも通じていた。彼が貢献しなかった科学の分野はほとんどなかったとも言われているのだ。

彼は、宇宙空間を漂っている「生命の種子」を想定し、これが太古に地球上に降り注いだ可能性もあり、地球上の生命の発生にもつながったのではないか、とする「パンスペルミア説」(汎宇宙胚種説)なども提唱。彼は、そうした生命種子は、「太陽風を受け、秒速100Kmの速度で宇宙を旅してきた」とまで計算していた。




という人なんですが、このアレニウスもまた、太陽に着目していた人です。アレニウスは、女性の月経周期がほぼ太陰(月の満ち欠けの周期を1か月とする暦)の周期に等しいことに注目したり、あるいは、「てんかんの周期的発作」に着目し、そして、これら人体の生理的変化と大気中の電気量とが明らかに相関を持っていることを発見して、太陽と人間の関係の生化学的解釈を示していたそう。

しかし、これらが「具体的な形」の研究となって出現するのは、もう少し後のことです。





太陽は人間の体液を支配している

1985年のV・A・ドスキンという人の著作『生命のリズム』には、イタリア・フローレンス大学のビッカルディ博士という人の研究により、太陽活動と磁場変化と宇宙線がどのように生体に影響しているかのメカニズムの解明が大きく飛躍したことが書かれてあります。

科学的な内容は私にはよくわからないのですが、無機コロイドというものの物理的科学的状態について、博士は何と 10年間にわたり、コロイド溶液の沈殿物の検査を続けた結果、「太陽活動の変化に伴って、コロイド溶液の沈殿物が変化する」ということを発見したそうです。

この私には理解できない実験結果について、『太陽活動と景気』の著者、嶋中雄二さんは、以下のように記しています。


太陽が水とコロイドとの相互作用に対して、こうした影響力を有するとすれば、人間の体液も複雑化したとはいえ、有機コロイド溶液から成るのだから、人体への影響も否定できないことになる。




とのことなのですが、さらに、「太陽黒点と、人間の血液の凝固速度の関係」を発見したのは、日本の科学者で、それは今から約80年前の 1935年のことでした。

A・L・リーバー著『月の魔力』(1984年)という本には下の内容が記されているのだそう。


1951年に東邦医科大学の血液学者、高田蒔教授は、血液中のアルブミン水準を検査する指標である「高田反応指標」が太陽活動の変化により変動することを発見した。アルブミンは、血液の凝固を促進する有機コロイドである。

すでにそれ以前にも 1935年に、日本の科学者たちは、人間の血液凝固速度が太陽活動と関係していることを見いだし、太陽黒点が太陽の中央子午線を通過するとき、血液凝固速度は二倍以上に高まったと報告している。




これは要するに、「太陽は人間の体液に影響する」というようなことという理解でよろしいのでしょうかね。

そう考えると、基本的には人間はほぼすべて「体液」で形作られているともいえる部分があって、それは神経系統や、あるいは脳そのものもそうです。

なので、体液を太陽にコントロールされているということは、「人間のすべてのメカニズムは太陽に支配されている」という言い方も、それほど極端な言い方ではないような気がします。

下のように「太陽活動と白血球の疾病が見事に相関している」グラフもあります。

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▲ 1957年1月から8月。アイゼンク&ナイアス『占星術 - 科学か迷信か』より。






なぜ、現在の科学は太陽からの人間の生体と精神への影響を否定したがるのか


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▲ 2月25日のXクラスの太陽フレアの後には、世界中でものすごいオーロラが観測されました。写真はスコットランドのインナーヘブリディーズ諸島から2月27日に撮影されたオーロラ。Realtime Aurora Photo Gallery より。



さて、ここまで書きましたように、これまで数多くの「人間と太陽の関係」についての科学的研究の資料が存在します。もちろん、他にもたくさん存在します、


しかし。


お気づきかとも思いますが、どの研究も決して新しいとはいえない。

1800年代の終わりから、最新のものでも、1960年代くらいで止まっている。

その頃までに、これだけ相関関係がハッキリとしつつあったのに、なぜか太陽が人間にどのような影響を与えるかという科学的研究は終焉してしまった感じがあるのです。


なぜか?


それについては、『太陽活動と景気』に、「チジェフスキー博士がソ連政府からシベリア送りにされた理由」について書かれてある部分も参考にはなると思います。


(太陽活動が人間社会の大変動に関係していると認めることは)歴史の大変動の背後にあるものは、唯物弁証法よりもむしろ太陽であることになってしまうからであった。



「唯物弁証法」という言葉がわからないですが、Wikipedia を読んでみても、「唯物弁証法は、弁証法的に運動する物質が精神の根源であるという考え方」という冒頭で、やっばり意味がわからないですので、唯物弁証法のほうはまあいいです。

いずれにしても、結局、人間は、


「自分たちの社会は太陽なんかに牛耳られているのではない」


と信じたいのだと思われます。

戦争が起きるのも、暴動が起きるのも、そんなことは「太陽なんて関係ない」と。

あるいはそう思いたいと。

少なくとも、為政者の人たちなどは「太陽に突き動かされている」なんていう考えは許容しがたい。

なので、過去の偉大な科学者たちの多大なデータを葬り去り、そういう研究や発表は「なかったこと」のようにしながら、そして、今でも大きな戦争や革命や壊滅的な混乱の起きる時間的サイクル(これは存在します)の根本的な意味を見ないようにしている。


そして、時間と共に人間社会の真実はまったくわからなくなりました。


人間社会で起きることのすべてが太陽が理由ではないにしても、人間の「体液」、つまり、脳から神経から血液までのすべてが少なくとも太陽活動の影響下にあることは疑う余地がありません。


どうして、人は太陽に牛耳られるのがイヤなのか?


それが私にはわかりません。


古代の太陽神を崇めたような時代のように、素直に太陽(と月)に服従した上で、そして科学的な研究と、その対策を施していけば、暴動、戦争、パンデミックも少しは調整できる世の中になっていたかもしれないのに。


もう何もかも手遅れになってしまった。

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