- 彼女のギャングネームは「ザ・中国」:メキシコ犯罪史上最狂の麻薬組織の女性リーダーの行動に見える陰惨な世界もまた現実の世界であって
- 開きつつある「パンドラの箱 2015」の気配を放つ中国に対して2億年以上前から付随していた「崩壊」というキーワード
- 集団的・無意識的に自殺を進めている大国:1億人の精神疾患者と毎年10万人の捨て子が発生している中国という国
- 「フランシスコ法王が第三次世界大戦の開始を宣言」という報道よりも中国の食品安全監査報告のヤバさが気になる昨今
- 中国って何なんだろう : 混乱とフリーメーソンと古代神話と蛇とヌーワの関係
- 楽園が崩壊していく : コスタリカのビーチに建設される中国企業の巨大石油精製所
- 過去数百年の記録を塗り替える気候 : 中国では気象局が「千年に一度」の猛暑と発表、シベリアでもかつてない記録的な猛暑
- 2013年の日本と中国とか、さらに地球とか人間とか
- 米国CIAの元分析官が「中国の砂漠にある謎の巨大建造物エリア」をグーグルアースで発見
- 中国の次期最高指導者に身の上に起きたこと・・・をアリストテレスとジョルダーノ・ブルーノに導かれて知ったような日
【中国】 の記事一覧
2015年09月24日
180人以上を殺害したとされる麻薬組織のボス、通称「中国( La China )」

・Daily Mail
1人の「中国」という名の国家と、2人の「チャイナ」という女性
最近は、いろいろな方面で「中国」というキーワードがとても大きく、アメリカへ行っている習さんは「航空機 300機を購入」( 4.5兆円分)という「超爆買い」をしていたりしているようで、いろいろと派手なことをするわけですが、最近は、いろいろなところに「中国」という言葉が出てくるのですが、
「こんなところにも中国かよ」
と思ったのが冒頭の女性でして、この女性はメリッサ・カルデロンという名前なんですが、この人は、少し前までは、メキシコの麻薬カルテルの最高幹部で、その後、自身の麻薬組織のボスとなった人物なのであります。
今は逮捕されましたが、少し前までは、バハ・カリフォルニア・スル州のラ・バズなどの街を暴力によって支配下に置いていた人でもあります。
メキシコの麻薬カルテルは、ほぼ完全な男社会だと思っていましたので、このように女性が司令官となっていたり、あるいは、麻薬カルテルのボスとなっているのはとても珍しいことだと思いますが、この女性の「残忍性」と「暴力性」は一種異常なほどだったそうで、そのために、組織内でどんどん頭角を現していったそう。
これまで 180人以上の殺人事件に関与していると見られているのだそうです。
で・・・この人のギャングネームが「 La China / ラ・チャイナ 」、La というのは、英語の The のようなもので、つまり、これは、スペイン語で「中国」という名前になります。
メキシコのギャングは、通常、本名では呼び合わないですので、この「ラ・チャイナ / 中国」こそが彼女の業務上の正式な名称といってもいいかと思います。
下のオレンジの服の人物です。
武装した部下たちとラ・チャイナ

この「ラ・チャイナ」という通称が何だか妙に気になりましたので、この記事をご紹介しようと思います。
ところで、「女性の名でチャイナ」といいますと、思い出すのが、少し前の記事、
・もしかすると完全に目覚めたのかもしれない「環太平洋火山帯」…
2015年09月20日
というもので、ザ・ロックという、アメリカのプロレス団体 WWE (旧 WWF )のかつて大人気だったプロレスラーだった人物のことに少しふれたことがありましたが、このロックが人気のあった時と、ほぼ同じ頃の WWF に「チャイナ」という女性プロレスラーがいました(綴りは Chyna )。
まあ・・・彼女に関しては、女性レスラーといってはむしろ失礼なほどの肉体を持っていた方で、筋肉の見た目も実際の筋力も下手な男性プロレスラーより強大でした。
1999年頃のチャイナ(本名も同じ)のポスター

・imageevent.com
チャイナは女性でありながらも、いわゆる女子プロレスのほうではなく、男子のフィールドで、男性のプロレスラーたちと死闘を演じ続けた珍しいレスラーでした。
男性レスラーと戦ってもまったく互角で、軽々と上に持ち上げたりもしていました。
まあ、全然関係のない話とはいえ、この「ふたりのチャイナ」がどちらも、人間離れしているというところなど、何となく思うところがあります。
今回の翻訳記事はわりと長いもので、また写真なども多いですので、早めにご紹介しておきたいと思います。
ちなみに、内容は、わりと「陰惨」です。
5年ほど前に、
・アルジャジーラの記者がメキシコのヒットマンにインタビューを敢行
2010年11月25日
という記事で、中東カタールの通信社アルジャジーラの女性記者が、メキシコの麻薬組織の殺し屋にインタビューをおこなった記事を翻訳したことがありました。
その中のいくつかのフレーズを今でも忘れません。
アルジャジーラ「メキシコの殺し屋へのインタビュー」より
私は「あなたは拷問もするのですか?」と訊いた。
ジョージは「そりゃ、もちろんだよ」と涼しい顔で答えた。
私は彼に、拷問する時に、犠牲者への同情から精神的に苦しむことはないのかを尋ねた。
「あんたは信じられんかもしれないけど、答えはノーだ。同情なんて感じない。俺はアドレナリンが絶頂に達したら怒りが止まらないんだよ。怒りと共に叫んでしまうほどだ」と彼は言う。
「相手が苦しめば苦しむほど、アドレナリンがたくさん出て、俺は強くなる。それに、実は人を拷問をすると、俺はストレスが晴れちゃうんだよな。ストレス解消ってやつだな」
ちなみに、殺人事件の件数を日本とメキシコで比べますと、2013年のもので以下のようになります(世界の殺人発生率 国別ランキングなどより)。
・メキシコの殺人事件数 2万2732件(10万人あたりの殺人事件数が 18.91で、世界22位)
・日本の殺人事件件数 939件(10万人あたりの殺人事件数は 0.28 で、世界 211位)。
メキシコと日本の人口は大体同じくらい(1億2千万人台)ですので、メキシコの殺人件数は、日本の約 24倍になるということになりますでしょうかね。
ちなみに、日本の殺人率は世界で下から8番目ですが、日本より殺人事件が少ない国は、
・ルクセンブルグ(人口 54万人)
・アンドラ(人口 8万人)
・リヒテンシュタイン(人口 3万6000人)
・モナコ(人口 3万7000人)
・サンマリノ(人口 3万人)
・ナウル(人口 1万人)
・ニウエ(人口 1200人)
となっていて、国家と呼ぶのに抵抗があるような人口の国が多いです。私の住む所沢市でさえ 34万人の人口があるわけで、それより少ない国家が並びます。
そんなわけで、数百万人、数千万人以上の人口を持つ国家の中では、日本はダントツに殺人事件が少ない国だということは確かなようで、いろいろと問題がある日本ですけれど、「日本は他国と比べると圧倒的に人の命を粗末にしない国」であるという面はありそうです。
そのあたりを私たちはどう考えるか、ということも大事なことかもしれません。
ちなみに、殺人事件率世界一は、中米のホンジュラスで、10万人あたりの殺人事件数が 84.29 となっていて、 これは日本の 300倍となります。
メキシコよりも凄まじい数値が出ている国が世界にはたくさんありますし、それもわりと現実です。
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それでは、ここから、デイリーメールの記事です。
Revealed, the rise and downfall of Mexico's most powerful female Cartel boss: How 'La China's' hitman boyfriend became so horrified by the 'maniacal' murdering monster she'd become – he shopped her to the cops
Daily Mail 2015.09.23
メキシコで最もパワフルといわれた麻薬カルテルの女性ボスの台頭と没落の内容が明らかに:「中国」と呼ばれる殺し屋のボーイフレンドは、彼女が「狂気」の殺人モンスターになっていく姿に怯え、警察に売り渡した
・メリッサ・カルデロン、通称「中国(ラ・チャイナ)」は、ボーイフレンドによって「狂人」と述べられた。
・この強大な麻薬カルテルの女性ボスは、180人以上の殺人事件に関与していると考えられている。
・彼女は、被害者を誘拐し、殺害した後に家族の家の玄関前に切断した遺体を積み上げる

メキシコで広く知られた麻薬カルテルの女性ボス、それは、殺した被害者の自宅のドアの前にバラバラにしたその遺体を積み上げることで恐れられていた。
しかし、彼女は、「モンスター」と成りはてた女性の姿に恐れをなした恋人によって、警察に売り渡された。
メリッサ・カルデロン( Melissa Calderon )、通称「中国( La China / ラ・チャイナ)」は、恋人のヒットマンと、第二司令官の男たちから「狂人」、あるいは「コントロール・フリーク(人を支配することと命令することへの中毒)」と呼ばれていた。
このメキシコで最も強大な女性麻薬組織メンバーは、9月19日、恋人であり、片腕であったエル・チノからの密告により逮捕された。
現在 30歳のメリッサ・カルデロンは、2005年から麻薬カルテル「ダマソ」( Damaso )で働き始めた。
ギャングネームは当初から「中国」だった。
ダマソは、メキシコでもドラッグ戦争の激しいバハ・カリフォルニアを拠点とする麻薬カルテル「シナロア」( Sinaloa )と手を組んでいる。シナロアを率いている通称エル・チャポこと、ホアキン・グズマンは現在逃亡中の身だ。
メリッサは、彼女の無慈悲さと激しい気性を武器に、組織内で次々と早い出世を遂げていき、2008年には、組織内の司令官の一員となった。
ついに彼女は、バハ・カリフォルニア・スル州の主要都市ラ・パズと、毎年何万人もの観光客が訪れる人気の観光地であるカボ・サン・ルカスでの麻薬戦争の責任者にまで上りつめた。
伝えられるところでは、彼女は組織的な殺人の数々を指示し、市の広範囲のテリトリーを支配下においた。
バハ・カリフォルニアでの殺人事件の件数は、彼女が組織の武装行動の実権を握っていた7年間で3倍に膨れあがった。
ラ・チャイナは、狙った相手を家族の家から誘拐・殺害し、そして、地域社会への警告として、殺害した犠牲者をバラバラにして、その家族の家のドアの前に遺体を積み上げるという行為で悪名高かった。
麻薬組織の社会は、一般的に男性優位であるにも関わらず、ラ・チャイナの組織のメンバーの男たちは、彼女に忠誠を誓っていた。また、彼女はよく働いた者には、コカインを無料で配ったといわれている。
彼女の拳銃とアサルトライフルのコレクションでポーズをとる写真には、彼女のその恐怖の人格が重なって見える。
今年6月、彼女は、最近刑務所から釈放されて戻ってきた前任者の殺し屋であるアベル・キンテーロから、組織内での地位に関して、ラ・チャイナの司令官としての地位を辞任するよう求められた。
この降格話にラ・チャイナは激怒し、ダマソから離脱し、彼女自身の犯罪組織を設立することを発表した。
彼女は、ラ・パスと、人気の観光地カボ・サン・ルカスにおいて、すでに制圧している広範なテリトリーを背景に、元のカルテルの仲間たちに宣戦布告した。
そして、ラ・パズでの戦争が始まった。
ラ・チャイナ自身が戦闘部隊の最高司令官となり、恋人のエル・チノは、副司令官に、エル・スカル( El Scar / 傷)こと、セルジオ・ベルトランを起用し、暗殺部隊の隊長をエル・タイソン( El Tyson )とした。
物流の担当はフランコという人物が、そして、麻薬販売と、殺害した遺体の処理に関しての責任者は、エル・ペテル( El Peter )こと、ペドロ・シスネロスが選ばれた。
これらカルテルの上層部に加えて、ラ・チャイナは、自分で動かすことのできる 300人以上のストリート・レベルでのドラッグ・ディーラーを持っていた。ディーラーたちは自分たちを識別するために、赤く塗られたバイクに乗った。
このラ・チャイナの組織の宣戦布告によって、ラ・パズでの殺人率は、それからの2ヶ月で、2014年の同月の殺人率を大きく上回った。
ラ・チャイナの組織したこの残忍な麻薬カルテルは、メキシコ警察にとって、対策を取るための最大の優先事項となった。
彼女は、家や車を定期的に変更しており、捕らえられることはなかった。
8月上旬には、彼女の車が当局に知られることとなり、追跡を恐れたラ・チャイナは、物流を担当するエル・タイソンに、ピックアップトラックの購入を命じた。
エル・タイソンは自分の両親の友人2人の車をラ・チャイナに売ることを決め、2人を彼女に合わせることにしたが、ラ・チャイナは代金を払うかわりに、その2人を殺害してしまった。
死体の処分担当のエル・ペテルが呼ばれ、ラ・パズ北部の人里離れた場所に遺体は捨てられた。
エル・タイソンが現場に到着した時には、紹介した2人は無残に殺されており、この光景を見たエル・タイソンは、無実の友人たちが殺されたことに激怒し、警察に行き、このことを話すと、ラ・チャイナを脅した。
この裏切りの発言にラ・チャイナは再び激怒し、エル・タイソンを殺す前に、生きたまま彼の腕を叩き切ったと伝えられている。
エル・タイソンは、彼女による他の犠牲者と同じ名のない墓地に埋められた。
その直後、暗殺部隊のトップであるエル・スカルは、彼のお気に入りの娼婦が自分の要求を聞かず、拒否されたという理由で殺害している。
そして、ついに、ラ・チャイナは、ラ・パズの縄張り争いを巡って争っている彼女の古巣の麻薬カルテルのボス、エル・トチョを標的にした。
エル・トッチョを誘拐しようと試みたが、それは失敗した。
次に、ラ・チャイナの組織は、ボスの恋人ルルドを誘拐・監禁した。ラ・チャイナは、エル・トチョについての情報を引き出すために、ルルドを激しく拷問し、翌日にルルドは死亡したと見られている。
ルルドの遺体は、エル・スカルが殺害した娼婦と同じ墓に埋められた。
ラ・チャイナの恋人であるエル・チノは、自分の恋人がモンスターになっていく姿に恐れをなし、組織から逃げ、そして、エル・チノはすぐに警察に掴まった。

エル・チノはメキシコシティに連行され、尋問された。
そして、その尋問の中で、いかにラ・チャイナが制御不能の行動をしているかを語り始めた。そして、それらは、1週間後に逮捕されたエル・ペテルの証言で裏付けられた。
伝えられるところでは、エル・ペテルは、ラ・パズの道路で高速警察に追跡されていた際、車を降りて徒歩で逃げようとしていたところを捕獲された。
50歳のエル・ペテロの尋問での話は、エル・チノの話と同じで、ラ・チャイナの常軌を逸した行動が示された。
エル・ペテルは警察に秘密の墓地の場所を告げ、警察により、それらの5体の遺体は回収された。
組織のボスであるラ・チャイナは、9月20日に、カボ・サン・ルカス空港から逃走しようとしていたところを警察に逮捕された。撃ち合いなどはなかった。
彼女はラ・パズの刑務所に連行された。
ラ・パズは、3ヶ月前まで、彼女の支配下にあった場所でもある。
彼女は現在、メキシコシティで尋問を受けており、来年以降、150人以上への殺人の関与についての裁判が始まる予定だ。
(訳者注)ここまでです。
うーん、何か追記しようと思いましたが、何となく翻訳していてグッタリとしてしまいました。
今回はここまでとさせていただきたいと思います。
最近は「中国」という単語を見ますと、
・開きつつある「パンドラの箱 2015」の気配を放つ中国に対して2億年以上前から付随していた「崩壊」というキーワード
2015年08月23日
という記事でご紹介しました「崩壊」という言葉を連想してしまって、何だか疲れやすくなります。
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中国
2015年08月23日

▲ Epoch Times 2015.07.30(初出 2005.05.31)の Epoch Times より。
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「中国発パニック」の入口で
最近、ガンになることや、その自然退縮、あるいは、病気の原理を考えたりしているうちに、「すべては必然」という考えを強く思います。
この世の中に起きること、その存在。
そこに偶然はひとつもないと。
それならば、この世にあるすべてには、「この世に存在する必要がある」から存在しているということが言えると思ったりするのです。
今、世界では、金融や経済について、かなりの動揺が起きています。
その動揺は、今後の数日、あるいは数週間で1度は収まるものなのかもしれないですが、もう少し長いスパンで見れば、ことによれば、「何らかのシステムの崩壊」というキーワードを伴うものに次第に発展していく可能性もあるものかもしれません。
今起きている動揺には「明確な理由が見当たらない」というところに先行きがわからない凄みがあって、かつての「〇〇ショック」というものともまた違う「歪みの解放」的な意味合いも強いもののようにも思いますが、一般的には下のような報道をされることが多いです。

▲ 2015年08月22日の英国ガーディアン Global stocks in 'panic mode' as Chinese factory slump drags on markets より。
上のように、海外では多く、「中国発」というようなニュアンスの報道がなされています。
そして、上のガーディアンの報道の見出しのように、市場は「パニック・モード」に入りつつあるということのようですが、過去の「〇〇ショック」と比較すると、まだ現時点ではパニックでも何でもないと思いますが、歯止めが効かない場合、本格的なパニックの可能性もあるのかもしれません。
ところで、冒頭の「2億7千万年前の石に刻まれた言葉」という報道は、何となく不思議な響きのものだと思いますが、これは、もともとは今から 10年くらい前の報道なのですが、最近、エポック・タイムズで記事が更新されていました。
先にこの記事をご紹介しようと思います。
内容は、
・2億年以上前の岩石から「中国共産党亡」(中国共産党滅亡 / あるいは崩壊)という文字が刻まれているのが発見された
・科学者たちの調査の結果、人為的なものではなく、「自然現象」だと結論づけられた
というものです。
ここから記事です。
なお、中国語の「亡」という感じの意味は、日本語での意味とそれほど変わらないのですが、英語版の記事では Collapse (崩壊)となっていますので、ここではそちらを使わせていただきます。
270-Million-Year-Old Stone Bears Words: ‘Chinese Communist Party Collapses’
Epoch Times 2005.05.31
2億7千万年前の石に刻まれた言葉:「中国共産党の崩壊」
2002年6月、中国貴州で、「隠された言葉」が刻まれた2億7千万年前の石が発見された。
この石は、専門家の研究によると、500年ほど前に断崖から落下して二つの石に割れたとされる巨大な石だが、その断面に「中国共産党亡」(中国共産党崩壊)という文字が浮かび上がっているのだ。

「亡」の文字は特に大きく書かれている。
中国の主要メディアはこの現象を一斉に報道したが、「中国共産党」という文字だけを報道しており、どのメディアも「亡」という文字があることについては報道しなかった。
しかし、国営メディアの写真で「亡」という文字を読むことができる。
発見地は、中国南西部の貴州省の山奥の盆地に位置する景勝地で、神秘的な景観を持つ場所だが、交通が非常に不便なために、あまり知られていない場所だ。
この地の清掃中に、この「隠された文字を持つ石」が発見された。
この石は崖から落ちた後に、半分に割れたと見られるが、長さ3メートル、高さ7メートル、重さ約 100トンの大きさだ。
「中国共産党亡」の文字は約 30センチ四方の文字の大きさで均等に並んでいる。
中国科学院や中国地質大学の専門家などを含む 15人の研究チームの分析の結果、この石は二畳紀時代の2億7千万年前のものと見られ、また、この文字には人為的な加工は一切みとめられず、つまり、純粋な自然現象であると結論づけた。
文字のまわりの石の成分は、分析では今から2億7千万年ぐらい前に存在した岩石だという。また、文字が均等に配列されている点については、非常に珍しいことではあるが、地質学の理論によっての説明はできるとのことだ。
地質学的にも、非常に高い地質研究の価値があるという。
しかし、これだけ明瞭な文字の形が自然に形成されたとはやはり考えにくく、その起源には謎が残る。
この石について、中国では「亡」を隠した形で報道されたが、しかし、この6番目の文字「亡」を見た者は、誰でもその意味を理解するはずだ。
ここまでです。
この報道を今回思い出したのは、この現象の不思議さということよりも、「中国共産党亡」という文字列について、これまでは単に、
「中国共産党が滅びる」
という字面で考えていたのですが、日本語的に解釈して、「亡」という言葉を自動詞や他動詞でいろいろと考えてみると、
「中国共産党《が滅ぼす》」
という読み方もできるのかもなあという気がしまして、それでご紹介しました。
中国共産党が、「何か」を滅ぼす。
そして、それは、2億7千万年という比較的長いスパンで見ても、自然現象として記録に残されるほど壮大な「何か」を・・・という解釈は、まあ考えすぎなんですが、2億7千万年という時間軸はともかく、今は、その中国発で世界の大きな変化がもたらされている「途中」といえるのかもしれないなあとは思いました。
もしそうなら、中国共産党という存在の「必然性」が少しわかる気がします。
それは、彼らが今の世の中を破壊するために誕生したという推測です。
予告されていた「パニック」のキーワード
さきほどのガーディアンの報道には「中国発のパニック」というニュアンスが含まれていますが、今年1月に書きました記事、
・中東のカオスと英国エコノミスト誌の表紙を見て思う「地球の恐怖の支配の崩壊」は一体いつなされるのかという懸念
2015年01月24日
の中で、『エコノミスト 2015 世界はこうなる
いろいろなものが描かれているのですが、下のように、紙面のかなり多くの部分を「中国関係」が占めていたことがわかります。

・2015 世界はこうなる The World in 2015
その「中国関係コーナー」の一画には下のような表現がありました。

この絵が示唆している状況は、現在の現実に起きていることと、それなりに、似たようなことになってきているようには思います。
ちなみに、中国から連想する「崩壊」とか「パニック」のキーワードでは、最近の天津の爆発の前後から続いている爆発事故「のようなもの」がありますけれど、またも起きました。
中国山東省の化学工場で爆発1人死亡
NHK 2015.08.23
中国沿海部・山東省の化学工場で22日夜、大きな爆発と火災が起きて、これまでに工場従業員1人が死亡し、有毒な化学物質が爆発の原因とみられることから、工場から半径1キロの範囲に住む人たちが避難しています。
この爆発で工場から5キロほど離れた場所に住んでいる人が揺れを感じたほか、多くの住宅で窓ガラスが割れたということで、地元政府によりますと9人が病院に運ばれ手当てを受けているということで、その後工場従業員1人が死亡したことが確認されたということです。
これも天津の時と同様に、住民の人たちによって、動画が撮影されていますが、その爆発音がものすごいです。
ここまで続くと、どうなんだろうとも思いますが、まあ何はともあれ、
「何だかよくわからないけれど、いろいろと起きている」
という中に、今いるのかもしれません。
そして、少し前の、
・連続する中国の爆発と自然災害を見ながら、いろいろな「中国発」を感じて、2015年9月に終わりを向かえるテトラッドの「行く末」を考える
2015年08月17日
という記事のタイトルにもありますように、この「9月」というのは、いろいろと気になる月でもあります。
「よくはわからないけれど、いろいろと始まった」のか、市場にしても出来事にしても、単なる偶然の連なりなのかはわかりませんが、冒頭に書きましたように、「この世に偶然という概念はない」というような考えが今の私にはあります。
さて、これからの9月はどのような月となりますでしょうか。
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中国
2015年03月07日

▲ 2009年4月28日の英国テレグラフより。
年間100万人の先天障がいを持つ赤ちゃんが生まれる中国
早いもので、今年も3月を過ぎていることにようやく気づきましたが、1月の終わりの記事、
・日本の未来 : 子どもに関しての、そして、高齢者に関しての統計データから受けた衝撃
2015年01月28日
以来、身体的な健康も精神的な健康も含めて「健全性が損なわれつつある(かもしれない)今の社会」について書いたりすることが何度かありました。
そして、上の記事なども含めて、特に世界で最も少子化の著しい日本の将来に何となく悲観的になったりしていました。
世界191カ国の年齢の中央値(数値が高いほど高齢化の国家)

・MEMORVA
上の調査では、世界191カ国の中で「 15歳以下の人口比率が最も少ない」のも日本で、現在の日本の異常な少子化(世界で単独で一番ですので、「異常」と表現しても構わないと思います)は、そろそろ「国家の存続の限界値」ともいえそうですが、解消する目処もなさそうです。
そんなわけで、日本は日本で非常に将来の存続の展望が見えにくいことは確かなのですが、今や人口でも経済でも世界最大に迫ろうとしている中国に関して、下のような報道を見ました。
中国:「捨て子」が重大な社会問題に、毎年10万人=専門家
newsclip.be 2015.03.06
中国では「捨て子」が年間で10万人を数えるまでに増加し、すでに重大な社会問題となっている。
正確な統計はないものの、年間の「捨て子」人数は、1980年代が約5000人、90年代が5万人で推移していた。ただ、国の救済制度不備などを背景に、近年になって段階的に増加しつつあるという。
先天的な障害を持って生まれてくる赤ちゃんが捨てられる例が多い。先天的な障害を持った赤ちゃんの出生比率は、年を追うごとに増えてきた。
これに対処するために、中国では2011年6月に、河北省石家荘市に国内初の「赤ちゃんポスト」が設けられた。その後も、江蘇省、陝西省、貴州省、福建省、内モンゴル自治区、黒竜江省、広東省などに相次いで試行的に設置されている。
ただ、広東省広州市の「赤ちゃんポスト」では、運営わずか50日あまりで大量の嬰児を収容。保護スペースが限定されるなか、運営休止に追い込まれる異常事態も発生した。多くが「脳性マヒ」を抱えている。
「赤ちゃんポスト」に収容された嬰児、幼児は、全体の99%が身体や機能に障害を持っていたという。
というように、中国で「捨て子」が増えているという報道ですが、従来から理由として挙げられることのあった経済的な理由からなどではなく、「捨て子の 99パーセントが先天性の異常を持って生まれた赤ちゃん」だということが書かれています。
先天異常を持って生まれる子どもは、日本を含めて、世界的に増加傾向にあると思われます。
日本でも下のように、1996年頃から急激に増えています。

・先天異常モニタリング:わが国と 世界の取り組み
上のグラフは 2002年までのものですが、2014年4月の朝日新聞の報道などからみますと、全体の先天異常の数も 2002年以降も上昇し続けていると考えていいようにも思います。
しかし、中国はさらにその比率と増加ぶりが激しいようで、2013年9月19日のサーチナの「障害児の出生率が年々増加=50人に1人、多岐にわたる誘発原因―北京市」という記事には、
2012年に北京市で誕生した新生児は20万人以上だが、そのうちの4000人(50人に1人)以上が障害児である。
中国では障害児の誕生率が比較的高く、毎年80万〜120万人の障害児が誕生している。
とあり、毎年 100万人前後の障がいを持つ赤ちゃんが生まれている。
100万人というのは、当然ながら少ない数ではありません。
たとえば、比較として、日本の 2013年の総出生数は 102万 9816人でしたので、日本で1年間で生まれたすべての赤ちゃんと同じ程度か、あるいはそれより多くの障がいを持つ子どもが中国では1年間で生まれているということになります。
そして、その 100万人の赤ちゃんのうちの 10万人の赤ちゃんが「捨てられる」という社会。
中国の出産数のうち、障がいを持つ赤ちゃんが生まれる割合の推移は WHO によれば、
・1996年 0.87%
・2012年 5.6%
と、十数年で6倍以上になったそうですが、正確なデータはないながらも、これを 30〜 50年前からと比較すると、おそらくは大変な増加となっていると思います。その根拠は、ガンなど他の疾病も、中国では凄まじい増加を示しているからです。
こうなってきますと、いかな大国である中国とはいえ、次第に問題となっていくと思います。
何しろ、(日本もそうですが)国の基盤を作る労働力も、あるいは軍を担う兵士たちも、若者によって構成されるわけで、高齢者がそれに代わることは基本的にはできません。
そして実は、現在でも中国では、大都市で「労働力が足りていない」という現実があったりします。
すでに都市での労働力が不足
何となく、「人口の多い中国では労働力などいくらでもあるだろう」と考えてしまいがちですが、実際には、たとえば、首都北京では下のような状態のようです。
北京で人手不足深刻、建設作業員は月給18.3万円
newsclip.be 2015.03.05
北京市の人手不足は全国で最も深刻だという。北京などの大都市は家賃や物価の高騰など生活面のプレッシャーも大きいことから、地方からの出稼ぎ労働者が避ける傾向にあるためだ。
なかでもドライバー、建設、宅配、救命、メイク、チケット予約サービスといった業種で人手不足が顕在化しているという。うちドライバーの求職倍率はわずか0.22で推移している。
一方、供給不足の業種のうち、最も平均給与水準が高いのは建設作業員で、月額9621人民元(約18万3227円)となっている。同額は全国トップの上海市(5825人民元=約11万934円)など1線都市を上回っている。またホワイトカラーの平均も超えている。
ということで、労働力が足りていない上に、建設労働者が「月給 18万円」という給与水準であることにも驚きます。ちなみに、北京のホワイトカラーの月収は、こちらによれば、平均 5453元ということで、10万円くらいでしょうかね。
要するに、現在の北京では、若いエリート・サラリーマンの2倍ほどの月収を建設作業員が得ているという構造になっているようなのです。
しかも、「それでも人が集まらない」と。
理由は上にもありますように、中国の大都市は家賃や物価が高いということもあるのでしょうけれど、ホワイトカラーを上回る給料をもらっていれば、住めないということもなさそうです。
しかし、実際の理由はともかくとしても、都市部での労働力が不足しだしているのは事実のようで、今後もさらに激しい高齢化社会となっていく中国では、このような状態が続くのかもしれません。
ただ、少子化の問題は主要国ではどこも同じような問題ではあります。
1940年から 2013年までの7カ国の出生数の推移

・厚生労働省 人口動態統計
日本(黒い折れ線)は、1960年くらいからずっと出生数2くらいからそれ以下ですが、 1950年以前を見ますと、日本でも一人のお母さんが4人くらいの子どもを産んでいたというようなことが普通だったことがわかります。
韓国なんて「6」などという数字がありまして、どの国もこの数十年間で、いかに子どもの数が減ってきているかがよく現れています。
少子高齢化というのは主要国全体としての問題となりつつありますけれど、とりあえず、話を中国に戻しますと、先天異常などを抱えて生まれる赤ちゃんが劇的に増えているだけではなく、若者や成人で精神疾患を抱える人の数も飛躍的に増えています。
数億人の精神疾患予備軍を持つ中国
冒頭に載せました「中国では1億人が精神疾患を抱えている」という報道は、2009年のものですが、そのデータはかなり大ざっぱな統計をもとにしているとは思われます。なぜなら、 2014年の報道でも1億人という数が見出しで見られるからです。
下の記事は、2014年6月11日の日経ビジネスの記事からの抜粋です。
精神疾患1億人、心病む中国 本当の患者は病棟の中か外か
日経ビジネス 2014.06.11
13人に1人が心の病、2分に1人が自殺
中国には精神疾患者が1億人以上いるとわれている。13人に1人が心の病という計算になる。何をもって精神疾患というかはあいまいながら、これは中国衛生部疾病コントロールセンターの推計だ。
このうち重篤な精神疾患は1600万人をこえるという。また鬱病の生涯有病率は人口の4%で約5500万人。
自殺者は多い。自殺大国と言われている日本よりも、比率は若干高いだろう。推計には諸説あるが、世界自殺予防デーなどで繰り返し報道されているのは、「2分ごとに1人自殺、8人が自殺未遂、1人自殺するごとに平均6人の家族・友人を直接的間接的に被害に巻き込んでいる」。
というようなことで、実数は曖昧ですが、以前と比べて、どのくらい増えたかということについては、
「中国でのメンタル系の薬の売り上げ」
のグラフで推移を見るという方法があります。
下は 2010年11月の科学誌ネイチャーに掲載された「中国のメンタルヘルス薬剤市場の拡大」をグラフにしたものです。

・nature
1999年から 2010年の 10年間で、抗精神剤も抗うつ剤もどちらも十倍から十数倍という爆発的な伸びを見せていて、2010年には、
・抗精神薬剤の中国での売り上げ 約 360億円
・抗うつ剤の中国での売り上げ 約 240億円
と、ものすごい規模となっていて……まあ、これらの薬剤を作っているのは欧米の製薬会社だと思いますが、いずれにしても、とんでもない規模のマーケットになっていることがわかります。
ただ、上のグラフのうち、「抗うつ剤」に関しましては、過去記事、
・うつ病だらけの世界の中…
2014年10月01日
の中の、
うつ病が増えた本当の原因は「うつ病を治す薬」かもしれないという現実
というセクションに書きましたように、「うつ病と抗うつ剤の関係」には、いろいろなカラクリがある世界ではありまして、つまり、抗うつ剤に関しての事実として、
うつ病の薬が本当によく効くものであるならば、本来なら、うつ病の患者はどんどん減っていくのが正しいはずなのに、実際には薬の普及と共に、うつ病患者がどんどん増えている。
ということが、世界のいたるところで見られているということがあります。
ですので、うつ病患者の増加を、市場規模の拡大のグラフだけから見るわけにもいかないのですけれど、それでも、精神疾患と共に、10年で十数倍の増加というのは、ちょっと他の国では見ないです。
ところで、今回の記事のタイトルに、「集団的・無意識的に自殺を進めている大国」という言葉を入れているのですが、これは私が考えた言葉ではありません。
そのことを少し書いて締めたいと思います。
現在の中国人の資質
現在の中国に関しての「健康」に関して、他のいくつかのデータは、例えば、ほんの一部ですが、
・2010年に中国で大気汚染が原因で亡くなった人は約 120万人(Record China)
・中国の1歳未満の赤ちゃんの死亡数は1日平均 573人(Record China)
・中国では1日に 8550人の新しいガン患者が発生(Global Voice)
など、いろいろと壮絶な数字が並ぶわけですが、中国の「健全」が崩壊しつつある原因のひとつは、環境や食の安全などがあるでしょうけれど、それらすべてに通じる「現在の中国の人々の考え方」というものに本質がありそうです。
それを知ったのは中国人作家の方の書いた一冊の本によってでした。
中国の食の状況について書かれ、日本語でも出版された『中国の危ない食品―中国食品安全現状調査
中国の危ない食品 - 著者インタビューより
中国は、旧ソ連からプーチン政権下のロシアに代わったのと同じように、集権先制に資本が加わって闇社会化した典型です。すなわち、少数の利権利益配分グループが、言われているところの社会転換型の期間に、国家機構を利用して権力に変え、しかるのち、この権力を使ってブラックマネー資金を獲得し、この資金でもって絶対多数の民衆に対処、対応しているのです。
中国の食品汚染は人心の汚染から来ています。中国人のこの民族全体は知らず知らずのうちに、集団的に無意識的に自殺を進めているのです。
ですから私は、中国の悲惨さを増しつつある事態を救えるのは、国内にあっては中国人みずからしかいないと考えています。中国人自身が魂の救済運動を起こす。
というように、
> 集団的に無意識的に自殺を進めているのです。
とまで言っています。
作者ご本人も中国人ですから、中国人みずからが「心の汚染を排除する」ことに気づくことを願っているようですが、現状ではなかなか厳しいようです。
それにしても、日本、韓国、中国を含めた東アジアの 50年後の姿が想像しにくい世の中になってきています。どれかは消えて無くなっているかもしれないですね。
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中国
2015年01月19日
開戦報道が駆け巡った1月16日
今年になってからは、いろいろと物騒なことが続いていまして、 少し前の記事で、
・「第三次世界大戦が侮辱画から始まるとは誰が想像しえたか」
2015年01月14日
というような、物騒なタイトルの記事などを書いたりしていたのですが、2日ほど前に下のような報道が、アメリカの UPI 通信社のツイート・フィードに投稿されました。

▲ 2015年1月16日の米国 UPI 通信社のツイッターより。
そして、続けざまに、やはりアメリカのニューヨーク・ポストのツイート上に、下のように「アメリカの空母が中国からの対戦艦砲撃を受けた」という「開戦」報道がありました。

・Mashable
私はこれらを見て、「なるほど、第三次世界大戦が始まったのか」と思い、テレビなどをつけてみましたが、特にそのような報道があるわけではなく、食べ物につまようじがどうのこうのといった報道が流されていまして、
「なるほど、今は世界大戦より重要な報道がいろいろとあるらしい」
と妙に納得したりしていたのですが、その数時間後、先のアメリカの UPI 通信社のツイート上に以下のメッセージが投稿されました。

UPI 通信社のツイッターのアカウントがハッキングされてしまったようです。
そして、アメリカの空母が攻撃を受けたとする報道を流したニューヨーク・ポストのツイート・アカウントもハッキングされていたことが判明しました。
誰がやったのか、とか意図などはわからないですが、通信社や報道メディアのツイッター・アカウントが乗っ取られた場合は、上のような「物騒な報道」などが流されることがあることを知りました。
それにしても、何となく世界中で「サイバー聖戦」的なインターネットの混乱が続いています。
いずれにしましても、報道はハッカーによる投稿で、2015年1月16日には、第三次世界大戦は起きていなかったようです(あるいは起きて、その日に終戦していたか)。
今回の記事は、そういうこととはまったく関係ないですが、現実生活に直接関係することでもあり、人によっては気になるかもしれない報道をご紹介したいと思います。
それは、品質の安全基準の監査をおこなう企業による検査で、「中国の食品加工工場の半数が、国際安全基準をまるで満たしていない」ということが、初めてとなる大規模監査で判明したというものです。

▲ 2015年1月16日の米国 CNN より。
今回は最初にその報道の翻訳をご紹介します。
米国 CNN の記事です。
Why Chinese food safety is so bad
CNN 2015.01.16
中国の食品の安全性があまりにもひどい理由
最新の国際基準での検査での数値は、中国の食品加工工場のほぼ半分が国際的な基準に達していないことを示した。
品質検査専門企業アジアインスペクション( AsiaInspection )が、2014年に中国でおこなった「数千にのぼる工場」に対しての検査と監査によれば、中国国内の食品加工工場の中の 48パーセントが国際基準を満たしていなかった。
アジアインスペクションの副代表マシュー・ラバッセ( Mathieu Labasse )氏は、 CNN の電話取材に以下のように述べた。
「これは明らかにホラーストーリーと言っていいものです」
そして、このように続ける。
「私たちは、今回の監査の中で、衛生基準についての基本的な考えをまったく持たない多くの食品加工工場を発見しました。食品加工を行う作業員たちに食品衛生に関しての何の知識も装備もないのです。手袋さえもしていない。何もないのです」
マシュー氏は、中国の食品工場が国際基準に満たない理由はたくさんあると言う。
いくつかの工場では、消費者の体に危険が及ぶレベルの殺虫剤や抗生物質、重金属といったものが検出され、また、やはり人体に危険なレベルの細菌やウイルスなども検出された。
その他の例では、食品に色や匂いをつけた偽装バッケージや、魚介類の場合は重量を増やすために魚に水を加えて出荷したりしている件も見られた。
中国では近年、海外に輸出した食品に関しての食品スキャンダルが相次いでいる。
最もよく知られた最近のケースは、マクドナルドやスターバックス、そして、ケンタッキー・フライドチキンやピザハットチェーンを含むクライアントに消費期限切れの上に、汚染された肉を販売して非難を受けた出来事がある。
「(中国の食品工場の)意識は改善してきている気配は伺えるのですが、それが現実の改善としては現れていないのが現実です。いつかは改善するのだと思いますが」
マシュー氏は、中国の食品工場の特殊な事情、それは非常に分断された状態で中国全土に食品工場が広がっているのが問題だという。
中国国内には 食品加工工場が 500,000 以上もあり、その 70パーセントが従業員 10人以下の小さな工場だ。そのため、中国当局が食品工場全体をコントロールすることは極めて難しく、また、海外のバイヤーが中国の食品加工の現実を理解することも難しいという。
「マクドナルドのような大企業は、食品工場の裏で実際に何が起きているのかを知らないのです」と、マシュー氏は言う。
というものです。
アジアインスペクションは、国際的な品質基準監査の企業で、中国政府からも公的な認定機関とされていますので、もう少しよい報告書を発表したかったでしょうけれど、これ以上はどうしようもならなかったようです。
実は私は、というか、うちでは2〜3年くらい前から中国産の食材は買わないし、食べないようになっていまして、今もそのままなんです。
何か私的な話となってしまいそうですが、少し書かせていただきます。
回復不能の土地と水質の中で
もともと、中国産の食材を買わなくなっていったのは、食品衛生がどうだとか、中国に対してどうだとか、そういうことではなく、「味」だったんですね。
最初は「乾燥ワカメ」でした。
私はワカメが好きなのですが、生のものはともかく、乾燥ワカメに関しては、安価で売られているのはほとんど中国産です。
それで、以前は何も考えずに安い中国産の乾燥ワカメを買っていたのですが、震災以降、「東北のほうのワカメでも食べるようにしようかな」と思うようになりまして、国産のものを買おうとすると、これが量なども勘案してみますと、中国産の3倍〜5倍くらいの価格のわけです。
かなりひるみながらも買いまして、そして、「中国産と国内産の乾燥ワカメの味の差」というのを初めて知ることになったのです。
「ワカメごとき、どこの産地でも大した差はないだろう」
と思っていたのですが、結果を言いますと、これがもう全然違いました。
中国産のワカメの多くには「純粋なワカメとは別の何かの味と風味」があります。それが、食材そのものが原因なのか、加工の過程での問題なのかはわかりませんが、ワカメ本来の味ではない味を必ずといっていいほど感じます。
しかし、国内産のものには、それがまるでなかったのでした。
想像していた以上の味の差にややショックを受けまして、
「他の食べ物もこんな感じなんだろうか」
と思って、いろいろと食べ比べているうちに、自然と中国産を買わないようになっていった感じです。
ただ、一応書いておきますけれど、日本の輸入食材の検査の上では、中国産の食品の安全性が、他の国と比べて特に悪いわけではないです。
これは 2011年の統計ですが、厚生労働省医薬食品局食品安全部の「平成23年度 輸入食品監視統計」にある「生産・製造国別届出・検査・違反状況」という項目です。
生産・製造国別届出・検査・違反状況
国別の届出件数をみると、中国の 633,733 件(30.2%:総届出件数 に対する割合)が最も多く、次いでアメリカの 228,505 件(10.9%)、フランス 195,729 件(9.3%)、タイ 152,299 件(7.3%)、韓国 147,473 件(7.0%)、イタリア 93,757 件(4.5%) の順であった。
また、違反状況をみると、中国の 278 件(22.1%:総違反件数に対する割合)が最も多く、次いでアメリカの 174 件(13.8%)、ベトナム 166 件(13.2%)、タイ 93 件(7.4%)、 イタリア 50 件(4.0%)の順であった。
とあり、中国の 22.1%は他の国と比べると多いように見えますが、届け出件数が 60万以上あり、その中の 278件というのは、違反率そのものは 0.1%に近いような非常に低い数であることを示していて、全体の平均値よりも違反の率は少ないです(全体の違反率は 0.5パーセント程度)。
とはいいましても、私の中ではすでに厚生労働省の数値の話はあまり関係ないのですね。
人間はどうしても感覚的なものに左右されます。
「ショックを受けるほど味に差がある食べ物」がいくつかあったことによって、次第に感覚的に、どんどん中国産を受けつけなくなっていきました。
それに加えて、この「感覚的」という部分は最近の報道でも刺激されます。
たとえば、昨年から発表され始めた「中国の土壌や水の汚染」に関しての様々な報告やレポートなどもそうです。

▲ 2014年4月18日のウォール・ストリート・ジャーナルより。
上の記事には、
中国の土壌汚染の範囲は長らく国家秘密として守られてきた。しかし、最近明らかになった政府報告書は、同国の農地の汚染や食糧供給の実現性をめぐる根深い警戒感を裏付けるものとなった。
政府高官は報告書の中で、耕地の5分の1近くが汚染されていると指摘している。
とあり、これまでは、中国では「自国の土壌汚染のレベルについては国家機密」として、外部に発表されなかったのですが、最近になって次々と中国の土壌と水質汚染の報告書が出されています。
これらのことと関係するのかどうかはわからないですが、「多少は関係しているのかもしれない」と思うことに、この 30年ほどのあいだでの、「中国でのガンの発生率の飛躍的な増加」があります。
ガンの種類にもよりますが、中国でのガンの発生率が、この 30年間で 300バーセント増加だとか、400パーセント増加だとか、そういう指数関数的に増えている統計が最近相次いで発表されています。
その結果、現在、中国は世界で一番のガン大国となっています。
優れた東洋医学の発祥地なのに、及ばないようです。

▲ 2014年2月13日の日本経済新聞「がん発症、中国が突出 肺がんは世界の36%」より。
また、現在の中国には「ガン村」と呼ばれる、非常にガン患者の発生率が多い地域があります。このような場所は狭い特定の地域と思われるかもしれないですが、その点在地域は非常に広いです。
中国のガン村がある場所(2013年)

・Global Voices
こういうようなことが、荒れた環境と共に、あるいは「食品」と関係している部分が少しでもあるのだとすれば、非常に多くの食材や加工食品を中国からの輸入に依存している日本にも、「まったく関係がない」とは言えない面もあるのではないかと思ったりもするのです。
土壌だけではなく、中国では水質も全土にわたり汚染されていますが、中国の水質汚染が他の国と異なるのは、「薬物の汚染」が他の国と比較にならないほど高いレベルだということです。
中国の川や湖「158種の薬物汚染」、垂れ流し社会のツケは将来に
サーチナ 2014.05.08
華東理工大学と同済大学、清華大学の所属機関が共同で作成し、このほど発表した研究報告によると、中国各地の川や湖などの地表水を調べたところ、抗生物質やホルモン剤など医薬成分158種が検出された。
報告によると、検出された薬物のうち抗生物質は68種、非抗生物質類は90種だった。検出例の上位10位まではいずれも抗生物質だった。
先進国における検出濃度が水1リットル当たり20ナノグラムであるのに対し、1グラム当たり数百ナノグラムが検出されるなど、「けた違いの汚染状態」を示す抗生物質もあった。
中国の川や湖で抗生物質汚染が進んでいる原因のひとつとしては、同国が「世界最悪の乱用大国」であることが挙げられる。
西側国家では、抗生物質の生産量は薬品類の30%程度だが、中国の場合には70%に達するとされる。
中国では、淡水養殖において、魚、カニ、エビなどに大量の抗生物質やホルモン剤を投下しているのが現状で、そういうものを食べる人間にも、多少ではあっても「魚類と共にそれらの薬剤も体内に取り入れている」という可能性も強くなります。
そして、現状では、中国のこれらの「荒れた環境」と、先にご紹介しました「食品衛生へのずさんな取り組み」の傾向が急激に改善される見込みはなさそうです。
それはたとえば、中国人の作家が中国語で書いた著作で、中国本土では当局に販売が差し止められ、その後、日本語版が出た『中国の危ない食品―中国食品安全現状調査
この本の最大の指摘は、「中国で食品の偽装に手を染めている人は、全く罪悪感を持っていない」という点にあると思います。
というような記述でもわかるとおり、中国の人々の意識がそういうようなことである以上、状況が改善していくというようには思えないのです。
自分の国で作って自分の国で加工するという当たり前のことが薄れた国の行く末は
最近、いくつかの本などを読みまして、「食物と人体の関係の重要性」について、私自身は、以前よりも食物と人体の関係に意識的になっている部分がほんの少しあります。
それでもまあ、私らのような先のそれほどない年寄りはもうどうでもいいんですが、やはり、子どもとか若い人たちなんですよね。若いほうがさらに食べ物からの影響が大きいものでしょうし、現在の食品流通メカニズムを考えると、今後も含めて、何となく心配です。
かつては見られなかったほど多くの子どもたちが何らかのアレルギーを持ち、あるいは、かつてあまりなかったような子どもたちの疾患が、時に大流行したりしています。
もちろん、それらの要因は食べ物だけでないことは確かにしても、「自国で食べ物を収穫して、自国で食品加工する」という習慣を失う一方だったこの数十年間の我が国の状況とも時間軸で照らすと、一致している部分もあるように思います。
輸入だとか輸出だとかいうものは、世界が本格的に荒れてしまった場合は一瞬で消滅してしまう可能性のある仕組みでもあるわけですし、「日本産の食品を日本で加工する」という方向にもう少し向かえばいいかなとは、わりと本当に思います。
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中国
2014年05月16日

▲ 2014年5月15日のラジオ・フリーアジア・ベトナムより。
詩人シナたち
ベトナムでは、南シナ海での中国の石油掘削や、ベトナム船への攻撃などの出来事以来、「反中国」抗議デモが続いているのですが、次第に暴徒化しており、上のように、5月 14日には、20名以上が死亡しました。

▲ 放火された中国人経営の靴の工場。ベトナム字メディア RFI より。
死亡者の内訳は、中国人が 16名、ベトナム人が 5名とのこと。さらに、100人をこえる人々が病院に搬送されているとのことですが、状況が「本当に暴徒化」していることは、すでにベトナムの暴徒の人々が、「中国と台湾の見境もつかなくなっている」ことからもわかります。
台湾は今回のトラブルとはまったく関係ないのですが、ベトナム人から見れば、もはやどうでもいいようで、ベトナムの台湾の人々は中国の巻き添えをくってしまっているようです。
下は5月15日の newsclip.be からです。
ベトナム反中暴動、台湾企業の被害深刻
newsclip.be 2014.05.15
ベトナムで起きた反中デモがエスカレートした暴動は、ホーチミン市郊外のビンズオン省に続き、14日には隣接するドンナイ省にも拡大し、工業団地で放火や略奪の被害が相次いだ。特に台湾企業の深刻な被害が伝えられている。
台湾紙・聯合報(電子版)によると、現地進出の台湾企業団体は、ビンズオン省に進出している台湾企業約700社で被害に遭わなかったところはないとしている。台湾企業関係者は、ホーチミン市内に避難したり、台湾に一時帰国したりしている。
一方、ベトナム中部のハティン省にある台湾プラスチックの鉄鋼工場では、ベトナム人労働者による暴動が起き、90人がけがをした。
とあり、
> 台湾企業約700社で被害に遭わなかったところはない。
というあたりに、現在のベトナムの暴動が、規模も大きく、そして制御を失っていることを感じます。
このあたりは、2年くらい前に、中国で「反日運動」が起きていた頃に書きました過去記事の、
・殺され続ける詩人シナ
2012年09月12日
の中に書いた、山本七平さんの『ある異常体験者の偏見
ジュリアス・シーザーより
市民の一人 名前は? 正直に言え!
シナ シナだ。本名だ。
市民の一人 ブチ殺せ、八つ裂きにしろ、こいつはあの一味、徒党の一人だぞ。
シナ 私は詩人のシナだ、別人だ。
市民の一人 ヘボ詩人か、やっちまえ、ヘボ詩人を八つ裂きにしろ。
シナ ちがう。私はあの徒党のシナじゃない。
市民の一人 どうだっていい、名前がシナだ・・・やっちまえ、やっちまえ・・・
という台詞です。
これは暴動や興奮の中で、人々が、「そんなことはどうだっていい、同じ〇〇だ、やっちまえ」という状態になる様相が、昔から繰り返し続けられていたことをも示します。
そういや、全然関係ないですけど、シナって発音的には China (ドイツ語などでのシナ)と似ていることに気づいて苦笑しました。
ともあれ、ベトナムでの暴動の本来の当事者である中国で、全然上のニュースとは関係ないとはいえ、気になるニュースを見ました。
中国で急速に拡大しているスマホ盗聴ソフト

▲ 2014年5月14日の南方都市報より。
これはどういうものかというと、相手のスマートフォンにソフトをインストールするだけで、通話の盗聴はもちろん、メールなどの通信記録もすべて傍受可能で、しかも、盗聴されている本人はまったく気付きません。もし通話やメールに、何らかの暗誦番号やパスワード的なものがあれば、それもすべて「抜き取られる」というもの。
すごいのは、これが中国国内で「堂々と売られている」という点ですね。亜州IRの記事には以下のようにあります。
スマートフォンを瞬時に盗聴器に変身させる“盗聴ソフト”が、中国のインターネット上で堂々と売られている。
「盗聴、尾行、浮気調査、企業スパイまで何でもできます」。盗聴ソフトを売る各インターネットサイトのうたい文句だ。価格は日本円で約4万9000〜5万7000円。1日で100万〜1000万円を売り上げる“大盛況”のネットショップもある。
盗聴の方法は、ソフトをインストールしたスマホを相手に渡して盗聴するのが一番ポピュラー。相手がネットを立ち上げると通信内容やデータが、指定のメールボックスに自動的に送られてくる仕組みだ。盗聴画面上には何も表示されず、アンチウイルスソフトも機能しないため、相手にほとんど気付かれないという。
これはですね。
中国で今現在ここまで売れているということは、日本に来るのも時間の問題というか、もう「渡来」しているかもしれないです。
以前、
・入力情報を無断送信する中国発の日本語入力ソフト Baidu IME をパソコンから削除する方法
2013年12月27日
という記事を書いたことがありましたが、これは、中国最大手の検索サイト「百度(バイドゥ)」が提供する日本語の入力ソフトが、パソコンに打ち込まれたほぼすべての情報を、利用者に無断で外部に送信していたというものでした。

▲ 2013年12月26日の NHKの報道より。
この時は、「自分はそんなものをインストールしたことないので関係ない」と思われていた方も、調べてみると自分のパソコンにもインストールされていたという方もあるのではないでしょうか。
その理由は、この中国発の日本語入力ソフトが、「こっそりと、そして、いつのまにか、パソコンの中に入り込むことが多かった」ことが理由で、そして、パソコンを使っている本人が知らないうちに、そのパソコンの中の情報を外部にどんどんと送るというわけでした。
中国の人々は、このテの盗聴系の技術・・・というか、「それを拡大させる手段」に長けているようで、今回のスマートフォンの盗聴ソフトも、本土でこれだけ売れていて、日本を商売のターゲットにしないとは考えられないです。
中国でもこのソフトはインターネットでの販売ですので、国境は関係ないですし。
今では、スマートフォンで通話やメールをするのはもちろん、プライベートの写真などを含めて、自分に関する多くの情報をスマートフォンに保存している人は多いと思います。その通話内容もメールの文章も「すべて筒抜け」となり、スマートフォンの中の写真も情報も「一気に流出する」という可能性を秘めているということになります。
そのうち、メールか何かに添付して「クリックすれば即感染(インストール)」というようなものになっていくと、「スマホの世界からプライバシーが消えていく」というようなことにもなっていくのかもしれません。
何だかすごいです(感心してどうする)。
上の記事だとウィルスソフトも効かないようですし、何より、パソコンと違って、携帯やスマートフォンのプログラムは私たちが何かすることができないものなので、プログラムに何かされてしまったらそれまで、という感じもします。
そんな偉そうなこと言っている私は、いまだに携帯(いわゆるガラパゴスケータイ)のままの人で、スマホのことはよくわからないのですが。
中国のもうひとつの話題。
これは、いわゆる「影の銀行」の話なんですけど、その額が報道されていました。
中国で「影の銀行」プレゼンス増大、総額442兆円に
newsclip 2014.05.14
「理財商品」に代表される「シャドーバンキング(影の銀行)」のプレゼンスが中国で増大している。
社会科学院(中国政府系シンクタンク)金融所がこのほど発表した「中国金融監管報告2014年」によると、影の銀行の規模は足元で27兆人民元(約442兆円)に膨らんだ。これは、銀行業界の総資産の19%に相当するという。
400兆円以上の「影の金融」・・・。
巷では盛んにこれが弾けるというようなことも言われていますけれど・・・こんなの全部弾けたら、そりゃいろいろとムチャクチャですね。本当の実態はさらに多いというようなことも言われているそうですし。
蛇から始まった中国という国で
上のような最近の出来事を読んだりしていて、なんとなく、
「中国ねえ・・・」
とぼんやり考えていましたら、下のような記事を見つけました。
ややスピリチュアル系のサイトのようです。

▲ Truth Control The origins of the masonic compass and square, Fu xi and Nuwa and more より。
この「蛇の下半身をした男女が絡まっている」絵の左側の人は、中国の古代神話の人命創造神で、日本語では「女媧(じょか)」とい読みますが、私はカタカナで「ヌーワ」と表記していました。その人類創造の様子は、クレアなひとときの「中国の天地創造神話 - 女媧(Nüwa)」にあります。
右側は、やはり中国の古代神話の「伏羲」という人。
それぞれ Wikipedia の説明から抜粋しますと、
というもので、ここでいろいろと調べてみて、気づくのは、古代の絵では、伏羲もヌーワもどちらも、「蛇」として描かれていることです。
その「蛇の王と蛇の女神」が、
現在の中国では中華民族人文の始祖として崇拝されている。
ということになるようです。
上の記事を要約しますと、以下のようなものです。
女媧は以下、ヌーワと表記します。
フリーメーソンのコンパスと直角定規の起源、伏羲とヌーワとその他
中国の神話では、 世界は伏羲とヌーワから始まったとされており、このふたりは宇宙の二重性を表している。彼らは聖書のアルファとオメガと同じであり、陰と陽を表している。
彼らは一種の二元的な神である。
絵に示される宇宙船のようにも見えるシンボルには多くの意味がありそうだが、この神々を崇拝していた古代の人々と共に失われた。
伏羲とヌーワ、伏羲はコンパスを持ち、ヌーワは直角定規を持っているこの図は山東省に紀元2世紀から存在する。
コンパスも直角定規も、円天の象徴と、地球を象徴するシンボルで、すべてが陰と陽としての意味でもある。男性(陽)としての伏羲、女性としてのヌーワ(陰)。
そして、天体(陽)と地球(陰)。
これがフリーメーソンのシンボルであるコンパスと直角定規の起源だ。
これらはエジプトやヨーロッパの神話とも関係しており、ゲブ(エジプト神話の大地の神)とヌト(エジプト神話の天空神)が共存して天と大地が創造されたという概念とも共通している。

▲ 古代エジプト神話の天空の神ヌト(上)大地の神ゲブ(下)。
ゲブは上のように蛇として描かれる。
ギリシャ神話で青年神ヘルメスがもつヘルメスの杖(カドゥケウス)も雌雄の蛇が対をなして巻きついている構図だ。

▲ ヘルメスの杖。
この構図は、人類の遺伝子としての DNA の象徴のシンボルでもある。

▲ DNA の構造。
というようなことが書かれていて、その後も多くの解説が続くきます。
書いてあることの信憑性はわかりようがないですが、この作者は、
・フリーメーソンのシンボルの起源は中国
・その神は蛇
というようなことを述べているようです。
以前、
・とても驚いた「中国の猫の王様」の事実。そして、そこから見える「私たちの毎日はとても馬鹿にされているのかもしれない」と思わせる今の世界
2013年12月06日
という記事で、中国のブログ作者が、下の中国の記念金貨に対して以下のようなことを記していたことをご紹介したことがありました。

中国人民銀行は 2000年に、目のマークが刻印されている一連の記念コインを発行した。この目は、ラーの目、あるいは、ホルスの目と呼ばれるものと似たデザインで、フリーメーソンの光る目としての象徴でもある。
まあ・・・・・。
どうなんでしょうかね。
何もかも漠然としていて、わかりにくいですが、最初のベトナムの件ににしても、スマートフォンの件にしても、シャドーバンキングの件にしても、そもそも、日本と中国の紛争みたいなことにしても、多少厄介に見えてもきている隣人の中国。
その中国の「本当の起源」、そして、日本人の「本当の起源」ということを知りたいような気もいたします。
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中国
2013年08月02日
昨日の記事の、
・過去数百年の記録を塗り替える気候 : 中国では気象局が「千年に一度」の猛暑と発表、シベリアでもかつてない記録的な猛暑
2013年08月01日
の最後のほうに「中国がコスタリカを 1500億円で購入」というタイトルのコスタリカのメディアの記事の翻訳をご紹介すると書きましたので、その記事を書きます。
ところで、コスタリカという国について少し。
中南米の楽園に巨大な石油精製所ができるまで
場所は下の位置で、ほぼ完全に北米と南米の中間に位置する国で、コスタリカその国の規模や影響力はともかくとしても、このアメリカに近い場所に興味がある国はありそうです。

そこへ 2013年 6月に公式訪問したのが中国の主席。
このコスタリカという国と中国の経済的な差は、Wikipedia によりますと、やや古いものですが、大体において下のような数値の差のようです。
コスタリカ
GDP 298億ドル (約 3兆円)
中国
GDP 7.32 兆ドル (約 730兆円)
GDP 298億ドル (約 3兆円)
中国
GDP 7.32 兆ドル (約 730兆円)
今回の公式訪問ではは、おおまかに、
・コスタリカ沿岸に大規模な石油精製所を建設する
・コスタリカにソーラーパネルを建築する
・コスタリカのインフラ整備の
・コスタリカの豚肉を中国に輸出する
・中国人観光客のコスタリカへの入国ビザの発行を甘くする
などが合意されたようで、これらによって、コスタリカの(政府は)潤い、中国も観光客の送り先や食糧獲得の目処を立てられるということのようです。
まあ・・・・・・・・コスタリカに中国企業の石油精製所・・・。
コスタリカっていうのは下みたいな海を持つ国でして・・・。

▲ フォーシーズンズリゾート コスタリカより。
ここに石油精製所。
リゾートで原油が流出した場合、どのようなことになるかというのは、この数年何度も見てきていますけれど、最近も、タイのサメット島という非常にきれいな海を持つリゾートのビーチが原油流出で「崩壊」しています。
タイ東部でパイプライン事故、サメット島の海岸に大量の原油
newsclip 2013.07.30
タイ湾で起きた原油流出事故で、タイ東部の観光地であるサメット島に大量の原油が漂着した。
7月27日朝、タイ東部ラヨン市沖約20キロで、タイ国営石油会社PTTの石油パイプラインが破損し、原油約50トンが海中に流出した。流出した原油は28日、約30キロ離れたサメット島の海岸に漂着し、浜辺が黒い原油で覆われた。
事故はつい数日前のことですけれど、それまでのサメット島のビーチは下のような光景でした。

そして、ビーチに原油が到達した 7月 30日のサメット島の光景が下です。
原油流出後

私は上で「崩壊」という言葉を使いましたが、写真を見ると、それが大げさな表現ではないことがおわかりになるかと思います。
小さなリゾートですし、何年も先までサメット島は観光地としては再生しにくい気はします。
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米国メキシコ湾のデッドゾーンは拡大し続けている
2010年にアメリカのメキシコ湾で起きた大規模な原油流出はご記憶の方もあるかと思います。
あれから3年経ちますけど、今になって、メキシコ湾はデッドゾーン(生き物が住んでいない)がさらに拡大しているというような報道も最近ありました。

▲ Connecticut-sized dead zone found in Gulf of Mexico より。
原油流出はなかなか根が深いようなのですよ。
というわけで、中南米の楽園コスタリカが楽園でいられるのはいつまでか・・・。
ちなみに、コスタリカと中国政府の合意では、将来的に「毎年 50万人の中国人観光客をコスタリカに呼び入れる」つもりだそうで、この小さい国に対して、その計画を実行すると、将来的には観光客はほとんどが中国人ということになりそうです。
ところで・・・昔の話ですが・・・。
東京の西荻窪という街に住んでいた時に、そこで料理屋をやっていた夫婦がいて、ふたりは「コスタリカに1度行って気に入って」、そのままコスタリカに移住してしまいました。
そのくらい素敵な国だったようです。
まあ、過去形は変ですが。
西荻の料理屋のご夫婦は今もいるのかなあ。
というわけで、ここから翻訳記事です。
昨日も書きましたが、コスタリカは大統領が女性である他、閣僚も9名が女性です。

▲ コスタリカのラウラ・チンチージャ大統領。
では、ここからです。
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中国
2013年08月01日

▲ 多くの中国の報道が「1000年に1度の熱波」と報じている中、「 2000年に1度」という専門家の言葉をタイトルにした報道。 東方網 より。
--

▲ これは現在のシベリアの風景。北極圏シベリアでもかつてない暑い日々が続いていて、常夏のリゾートのような光景が広がっているのだとか。女性たちは「まさかこの地でビキニが着られる日が来るなんて!」と喜んでいるそう。 msn より。
--
ところで現在のわたくし、ひょっとした原因で「角膜びらん」というものになっていまして、右眼の角膜がうまく働いていません。右目が少し見えにくいため、誤字などありましたらお許し下さい。
目って大事ですね(そりゃそうだ)。
「地獄の灼熱のような」と表現され始める各地の熱波
まあ、「熱波」に関しては海外がどうしたこうした、というより、まず日本が暑いのですよね。
しかし、私は関東の所沢というあたりに住んでいて・・・・・この連日の猛暑報道の中、書くのが申し訳ない気もするのですけれど、実はこのあたり、この半月ほどそんなに暑くないのです。
夏ですので、確かに日中はそれなりに暑いのですけれど、たとえば、「今年まだ一度も熱帯夜になっていない」というあたりにも昨年との違いを感じます。明日 8月 2日の天気予報など下のような感じにさえなっていたりします。

ただ、半月くらい前まではこのあたりも非常に暑かったのです。
うちの子どもの誕生日が七夕の 7月 7日なので、よく覚えているのですが、その7月の上旬あたりは毎日 35度前後を記録する地獄の灼熱の中にいました。下のがその7月の上旬から中旬当時の私の住んでいるあたりの地域予報です(実際には 37度などにはならなかったですし、熱帯夜にもなりませんでした)。

▲ 過去記事「銀河系外の宇宙から 10秒周期に発信されている電波信号の存在の探査が始まる」より。
いずれにしましても、現在の猛暑は西日本に集中しているようで、特に九州の7月の暑さは観測史上の記録を更新したようです。
下は気象庁のサイトの昨日の記事からの抜粋です。
九州は7月は歴史的猛暑に
tenki.jp 2013.07.31
7月ラストの今日も東海から西は猛暑となりましたが、特に九州では7月は歴史的猛暑になりそうです。
福岡はこの7月の気温が1994年7月の29度6分を抜いて、今のところ統計開始以来、最も高くなっています。
このままいけば記録更新ということになる見込みです。
そのほか宮崎や鹿児島でも記録を更新しそうです。
とのこと。
無軌道になり始めた中国の熱波
しかし、海外もかなりすごいことになっていて、タイトルにしましたように、中国では「 1000年に1度」という見だしのつく報道が並んでいます。

▲ 上海で、暑さから逃れるため、地下鉄の駅構内で過ごす住民たち。 解放網 より。
この中国の猛暑は日本でも報道されています。
NHK の報道から抜粋しておきます。
中国で記録的猛暑 上海で10人死亡
NHK 2013.07.31
中国では東部から内陸部にかけて日中の気温が40度を超える記録的な猛暑が続いていて、上海ではこれまでに少なくとも10人が熱中症で死亡しています。
中国では浙江省杭州で先週、気温が40度を超えて統計を取り始めてから最高となったほか、上海でも8日連続で38度を超えるなど、東部から内陸部にかけて記録的な猛暑が続いています。
天気予報によりますと、これから数日間は一部の地域で雨が降るとみられていますが、気温はあまり下がらず、猛暑が続きそうだということです。
中国の国土は広いですが、ほぼ全土に渡って通常より暑くなっているようです。
下の図は、 7月 31日に中国気象台が発表した 8月 1日までの各地の予想最高気温。

熱波の地域がかなりの広範囲に渡っていることがおわかりかと思います。
中国の国土面積を考えると、かなりの範囲。
中国のメディアに上海の7月の連日の最高気温が載せられていました。

▲ ifengより。
上の気温の推移を見ますと、7月 1日の 34.5度から始まって、7月 30日の 39.4度の日まで、30度を下回った日が一度もないという以上に、
・ 35度以上の日が 23日間
・ 38度以上の日も 8日間
もあるというもので、かなりものだと思います。
中国気象台によれば、「暑さは今後もしばらく続く」と。
そりゃまあ、これから8月ということで、北半球はどこでもこれから夏本番ですからね。
(ということは、日本も・・・?)

しかし、この暑さの問題は他の、たとえば「食糧問題」などとも直結してくる可能性もあります。
そのことを少し書かせていただこうかと思います。
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中国
2013年01月17日
なんとなく不安な 2013年は、もしかすると、やはり不安に過ぎていくのかもしれないと思ったり
ちょっと今日は雑記になりそうです。
中国なども関連しますが、全体的には雑記だけで終わりそうです。
偏西風から見れば「永遠に続く」北京の大気汚染と日本の付き合い

▲ 中国の大気汚染を取り扱った今日の英国のガーディアン紙の「今日の1枚」より。マスクをする北京の人々。しかし、下に書きますが、通常のマスクは「 PM2.5 」という物質には何の役にも立ちません。しなくても同じです。ちなみに、右端の上から二番目のガスマスクの人は後でも登場する現代芸術家の艾未未さん。
--
北京の大気汚染のニュースはご存じかと思います。
偏西風を考えれば、日本到達は時間の問題だったとはいえ、今日(1月17日)あたりからすでに、西日本のほうに達し始めているようです。
・中国“最悪”の大気汚染、西日本に飛来か
TBS (日本) 2013.01.17
には、
中国・北京の「過去最悪」と言われる大気汚染。この汚染物質が専門家の研究によりますと、16日夜から17日にかけて西日本に流れてくる可能性が出てきました。
とありますが、大気予測図を見てみますと、風の流れから考えてすでに達しているようです。下の図は 1月17日からの大気の流れの予測図です。赤色が強いほど粒子の量が多いところとなります。

これを見ると、九州から日本海側の地域の西あたりまでは、中国本土でもっともひどい汚染のあたりとそれほどかわらない濃度の粒子に覆われてきているようです。
厄介なのは、これには「 PM2.5」と呼ばれる極めて小さな粒子が含まれていて、これは花粉なんかよりも小さいので、普通のマスクをしても意味がないのです。
EIC 用語集 / PM2.5から抜粋します。
PM2.5
直径が2.5μm以下の超微粒子。微小粒子状物質という呼び方もある。
PM2.5はぜんそくや気管支炎を引き起こす。それは大きな粒子より小さな粒子の方が気管を通過しやすく、肺胞など気道より奥に付着するため、人体への影響が大きいと考えられている。
と、「肺胞など気道より奥に付着するため」とあるほど、とにかく「微細な物質」で、人体の(肺の)奥まで達する物質ですので、防御が大変なもののようです。
中国ではマスクが大売れのようですが、通常のマスクでは、高度な医療用でも効果はないはずで、下のような「工業用防塵マスク」しか有効じゃないと考えられます。

上のはマスクのパッケージの写真をネットからもらってきたものですが、この男性のように、目、耳、頭と完全な防御をしないと防げないみたいです。
アイ・ウェイウェイさんの抗議の方法
ところで、上で抜粋した TBS の報道の中に、
ガスマスクをつけ、抗議の声を上げたのは、「現代中国で最も刺激的」といわれる芸術家アイ・ウェイウェイ氏です。
「1つは北京の実情、いかにひどいかを伝えること。もう1つは自分で身を守るための方法を伝える」(芸術家 アイ・ウェイウェイ氏)
という記述がありましたが、そのアイ・ウェイウェイ(艾未未)さんの「ガスマスク姿」が掲載されている中国の新聞が下です。

▲ 艾未未戴防毒面具抵御北京污染(北京の公害に抗議しガスマスクをつける艾未未)より。
拡大すると、下の感じです。

この艾未未さんは、日本語読みでは「がい・みみ」と読み、いわゆる反体制系の現代美術家で、Wikipedia などに詳しくありますが、私は現代美術はよく知らないので、それについては何も言えないですが、問題は体型がやや私と似ていること・・・(泣)。

▲ 自分の写真に「行方不明」と「発見」の文字を入れた自分Tシャツを着る艾未未さん。私は放置すると同じタイプの体型に進むので、気をつけたいところです。いや・・・もうすでに、この冬で進んだかも。
ちなみに、私は若い時に、ガスマスクに興味があって、ガスマスクをたくさん使う公演をしたこともあります。
下の写真は、18年くらい前だと思いますが、東京の麻布だったかにあったギーガーバーというカフェがあった場所でおこなった公演の写真です。左側が私(笑)。

▲ 『ガスマスク男爵』(self23 / 1996年)より。昭和19年にアジアの各国の指導者が集まり、晩餐会をしつつ、最後は集団自殺するというストーリーでした。左の私の役柄は、北朝鮮の金日成。
まあ、なんか変な話の逸れ方をしましたが、この北京の大気汚染の話は日本で報道されているものなのに、どうしていろいろと書いたのかというと、それは「一過性とは思えない」からです。
Im Deep の昨年の記事に、
・「暮らすことのできない都市の群れ」: 米国人記者が綴る中国の今
2012年08月25日
という中国に7年間住んで、ほぼすべての省と自治区を訪れたイサーク・ストーン・フィッシュ( Isaac Stone Fish )という人が「暮らすことのできない都市の群れ」というタイトルで書いた文章を翻訳したものをご紹介しました。
そこにこのような記述があります。
昨年(2011年)の終わりまで、中国で7年間過ごした。22の省と、すべての省以外の地区も訪問した。
武漢の中心都市の交通渋滞の中で、そのクラクションの音のすさまじさに、私は耳に損傷を受けて、聴覚障害者となった。
南京では、ミルク色のスモッグが立ちこめていて、街の風景自体がよくわからないほどだった。1976年の大地震で有名な唐山の有名ホテルで窓を開けると、四方が工場の煙突で囲まれていた。
つまり、「もうずっと中国はこの調子」なのです。
今回の大気汚染の問題と、そして日本への汚染大気の流入も「一過性の出来事」と考えるには無理があると感じざるをえません。

▲ 1月14日。朝もやとスモッグが混じった混沌とした空気の中で太極拳をおこなう女性たち。erald Sunより。
今朝の大紀元に下のような記事がありました。
中国の大気、危機的 世界のワースト10に7つ占め 室内空気も危ない
大紀元 2013.01.17
大気汚染が深刻な都市ワースト10のうち、中国の7都市が占めている。また、中国の規模の大きい500都市中、WHO世界保健機関の推奨する大気基準に適合しているのは1%にも満たないという。
これらは14日に発表された『中華人民共和国国家環境分析』が明らかにしたもの。ワースト10にランクインした7都市は、北京市、重慶市、太原市、済南市、石家庄市、蘭州市、ウルムチ市となっている。
室内空気も脅かされている。持続的な観測は行われていないが、消費者協会の、ある研究調査によれば、北京と杭州の室内空気のホルムアルデヒド濃度は基準値の1.7倍を上回っており、ベンゼンの濃度は安全基準値の11倍にも達している。新築家屋の90%がホルムアルデヒド濃度の基準値を超えていることが明らかになった。
このブログでは、昔からよく「偏西風」や「ジェット気流」のことについてふれることがありますが、「世界(北半球)の大気の流れの基本」は下のようなものです。

偏西風の位置は日々変わりますが、大体の位置は上のようなもので、東日本から西日本までのどこかを通過していきます。この偏西風は基本的には今の地球の状態となってからは永遠に流れ続けていて、今後もそうだと思います。
なので、大気汚染だけではないですが、「流れてくるもの」で、仮にいろいろな問題が起き始めたのなら、それは「ずっと継続していくこと」だと思います。つまり、テレビなどでニュースが流れなくなったとしても、何も終わってはいないということだと。
それを書きたかっただけなのですが、長々となってしまいました。
そういえば、中国の話題が出たのでもうひとつ。
昨年の冒頭にふれた「風水」の話です。
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中国
2013年01月14日
他に最近紹介しきれなかったいくつかの写真など

▲ 今回の記事とは関係ないですが、最近、「中国は最終戦争を起こそうとしているのでは?」という論調の記事をよく見かけます。専門家によると、食糧を含めた備蓄量や、国内の防衛体制が異常なのだそう。上は「Is China preparing for war or catastrophe? Mysteriously stockpiles rice and other commodities」(「中国が戦争か壊滅的な災害のための準備をしている?」)より。
--
爆発的な噴出するニュースの数々
今日(1月14日)、関東地方の内陸部のこちらではこの冬最初の大雪となりました。
今回はタイトルにした「中国の砂漠で発見された建造物のミステリー」の写真をご紹介しようと思うのですが、写真が多いついでといっては何ですが、最近ご紹介できなかった他のニュースなどのいくつかの写真を載せておこうと思います。
先日の記事、
・2月15日に地球の軌道圏内に突入してくる小惑星が重力の影響でどんどんコースが地球寄りに
2013年01月12日
の最初のほうに書きましたけれど、本当にいろいろな出来事が多くて、上の記事で、「次回ご紹介します」などと書いている間にもどんどんいろいろな出来事が起きます。
そんな中でも衝撃的なニュースとして、実は、ドイツの海に突然、新しい島が浮上する(リンク(英語))というニュースがありまして、今、位置関係などを含めて調べています。
場所によっては、最近の地殻変動関係の記事、
・インド・オーストラリアプレートの境界で急速な「海底隆起」が起きているかもしれない
2012年12月05日
・地図から消滅した南太平洋のサンディ島: 古代の超大陸が分裂したと考えられる海域での異変
2012年11月23日
などとの関連で地図などを眺めると興味深いことがわかるかもしれません。
これはぜひ記事にしようと思います。
ちなみに、ちょっとおかしかったのは、上の「ドイツの新しい島」は、現在「サンディ島」と呼ばれています。もちろん消えたサンディ島と関係があるわけではなく、意味ではなく、「砂だらけの島( Sandy Island )」という程度の意味ですが、なんとなくその関連性が面白かったです。
「あっちで消えて、こっちで出てくる」というような感じというのか。
というわけで、ここからいくつか最近の出来事の写真をご紹介した後、中国の砂漠で発見された巨大な建物群の写真も載せます。
中国の謎の建造物に関しては、ずいぶんと前の記事ですが、
・グーグルアースで見つかった中国ゴビ砂漠の正体不明の巨大な建造物
2011年11月16日

などもありました。中国はとにかく広い国なので、いろいろな「知られていないもの」が存在しているようで、次々とグーグルアースなどで見つかっているという状態です。
それでは、ますがはそれとは別の最近の出来事を。
オーストラリアの「赤い波」
下の写真はオーストラリアで数日前に起きたことですが、どういう状況か、おわかりになりますか?


これは、実は「砂嵐」なんです。
・巨大な「赤い波」がオーストラリアを包み込む
Digital Journal (オーストラリア) 2013.01.12
オーストラリアは3年ほど前にも「赤い朝」というのを経験していて、また同じような状況となったようですが、今回は、その嵐が海のほうでも立ち上がったために、地元の人たちの BBS などでも、
「なんだか聖書っぽいなあ」
というような書き込みも見られるものすごい風景でした。
YouTube にもいくつかアップされています。


これは、実は「砂嵐」なんです。
・巨大な「赤い波」がオーストラリアを包み込む
Digital Journal (オーストラリア) 2013.01.12
オーストラリアは3年ほど前にも「赤い朝」というのを経験していて、また同じような状況となったようですが、今回は、その嵐が海のほうでも立ち上がったために、地元の人たちの BBS などでも、
「なんだか聖書っぽいなあ」
というような書き込みも見られるものすごい風景でした。
YouTube にもいくつかアップされています。
イスラエルの二重の虹
次はこちらです。

見た通りの二重の虹なんですが、場所が問題で、先日の、
・「一線」を越え始めた世界の気候: オーストラリアでは摂氏 50度を見据え、中東では過去最大級のスーパーストーム
2013年01月10日
という記事で、イスラエルを含めた中東全域が激しい嵐に見舞われたことを記させていただいたのですが、上の虹は「その嵐の後」あたりにイスラエルで撮影されたものです。現地の方が送って下さいました。
きれいといえば、きれいですけれど、「虹という「地獄の門」の彼方に」という過去記事に書きました「虹の下には地獄の釜が開いているというイスラエルの伝説」を思い出すと、単純に「きれいだねえ」とも言えない面もないではないかもしれません。
ちなみに、二重の虹の現象そのものはものすごく珍しいというものでもなく、出る時には出るもののようです。
次はまた毛色の違うものです。
見た通りの二重の虹なんですが、場所が問題で、先日の、
・「一線」を越え始めた世界の気候: オーストラリアでは摂氏 50度を見据え、中東では過去最大級のスーパーストーム
2013年01月10日
という記事で、イスラエルを含めた中東全域が激しい嵐に見舞われたことを記させていただいたのですが、上の虹は「その嵐の後」あたりにイスラエルで撮影されたものです。現地の方が送って下さいました。
きれいといえば、きれいですけれど、「虹という「地獄の門」の彼方に」という過去記事に書きました「虹の下には地獄の釜が開いているというイスラエルの伝説」を思い出すと、単純に「きれいだねえ」とも言えない面もないではないかもしれません。
ちなみに、二重の虹の現象そのものはものすごく珍しいというものでもなく、出る時には出るもののようです。
次はまた毛色の違うものです。
月にもいろいろな事情がある
米国の「月惑星研究所(LPI)」という NASA 関係などの資料を管理、研究して、そして公開している部署があります。

そこには、アポロなどを含めて、NASA などが撮影してきた夥しい数の写真がありますが、たまに「奇妙な写真」が見つかります。
たとえば、下のような写真。

月の表面です。
こちらで丸で赤く囲んだ部分はそれぞれ下のようになっています。


まあ、それぞれ何らかの月での自然現象なんでしょうけれど、あまり見たことのない現象でしたので、ご紹介してみたりしました。現物の写真は、LPI の写真番号 3213 にあります。

そこには、アポロなどを含めて、NASA などが撮影してきた夥しい数の写真がありますが、たまに「奇妙な写真」が見つかります。
たとえば、下のような写真。

月の表面です。
こちらで丸で赤く囲んだ部分はそれぞれ下のようになっています。


まあ、それぞれ何らかの月での自然現象なんでしょうけれど、あまり見たことのない現象でしたので、ご紹介してみたりしました。現物の写真は、LPI の写真番号 3213 にあります。
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というわけで、ここから中国の施設関連の記事です。
最初にこのことを報道したのは米国の WIRED やライブサイエンスといった科学メディアでした。
見つけたのは CIA の元アナリストで、衛星写真の分析の相当なスペシャリストだということですが、彼にも「これが何かわからない」ということです。
場所は中国のカシュガルというところにある砂漠ですが、この「カシュガル」というのは、国家区分としては確かに中国とはいえ、新疆ウイグル自治区のさらに欧州よりの下の地図の「A」のあたりの場所で、かなりの辺境地区といえます。

なお、ロシアの声の報道によりますと、このあたりは、
米国の一部の専門家らは、これらは中国が太陽系をより深く研究するための準備であると考えている。その目的のために中国ではすでにいくつかの戦略施設および基地が設けられており、カシュガルの北西部には直径35メートルのアンテナが建設されることになっているという。
とありますが、これも推測であり、本当なのかどうかはわかりません。
では、本記事はここからです。
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中国
2012年09月11日
(訳者注) 実は今日のニュースを見るまで、中国の次の最高指導者に内定しているような人が誰かとか知らなかったんですよ。あまり興味ないですし。
今朝、その次の中国のトップになるだろう人が「公の場からしばらく姿を消してしまっている」ということがロイターなどで報じられていたのです。これに関しての一般的なニュースは日本語でも報じられています。
中国の習近平国家副主席は療養中、水泳中に背中を負傷か=関係筋
ロイター 2012年09月11日
複数の関係筋が明らかにしたところによると、中国の次期最高指導者に内定している習近平国家副主席が療養中であることが分かった。水泳中に背中を負傷した可能性が高いとみられる。
副主席は先週から、クリントン米国務長官やシンガポール、デンマークの首相など外国要人との会談をキャンセルしている。副主席の姿が見えないことについて公式説明がないことから、インターネットではさまざまな憶測が広がっている。
(以下略)
というようなニュースなんですが、「習近平」も読めないし。英語では Xi Jinping の表記でしたので、シー・ジンピンさんということになりますかね。
でまあ、こういうニュースの時はアンチ中共の筆頭メディアである米国エポックタイムスを見たりします。過去にエポックタイムスの報道を翻訳してご紹介した過去記事として、
・今世紀最大の中国の干ばつで枯れ上がる揚子江と中国最大の淡水湖
In Deep 2011年05月27日
があります。
それと、私が昨年、中国の古代神話の人類の創造女神ヌーワ(Nuwa/女媧)を知ったのも、エポックタイムスのコラム「中国の文化」の記事からでした。
昨年の私のヌーワの存在との出会いは、「この世」に対しての考え方を一変させたものです。
DNA を基幹として存在している私たち人類は、その根本的な存在が「実は危うい(文字通りに私たちは存在していないかもしれないという意味)」ということを知るに至ったのもヌーワを知ったおかげではあります。そして、少なくとも中国古代神話では女性が人類の創造神として描かれているということから調べるうちに、人間のミトコンドリア DNA に見る「消滅する男性の未来」と、そこにある他の可能性を見たり、いろいろなことを知りました。
昨年ヌーワを知り得なかったら、私の思考は止まっていました。
なので、彼女は人類の創造神という以上の意味が私個人にはあります。
それはともかく、エポックタイムスは、一般のニュースに対しては冷静で公平な感じですが、中国共産党に対してはかなりヒステリックな報道となります。今回はその記事のご紹介なのですが、しかし、実は今回のエポックタイムスの記事を紹介しようとした意味は他にあるのです。
それはもう何だか宿命の世界の話でした。
どういうことかというと、今日のエポックタイムスのその記事の冒頭は下の文章ではじまるものだったのです。
赤線を引いたところが記事の冒頭です。

この記事の冒頭は、「 Nature abhors a vacuum」で始まっていたのでした。
これは、「自然は真空を嫌う」というアリストテレスの言葉なんです。どうして私がそんな言葉を知っているかというと、ちょうど先週の日曜日に書いた、
・大出血のような太陽フレアと真っ赤な富士山上空を眺めながら「物質は永遠」という法則を子ども科学本で知った日
In Deep 2012年09月03日
という記事に書きました、図書館の子どもコーナーで見かけた「ちくま少年図書 原子の発見」という本にアリストテレスとデモクリトスの論争のことが書かれてあったのです。
そこでは、アリストテレスから続く『物質不滅の法則』(質量保存の法則)と共に、アリストテレスの「自然は真空を嫌う」の記載があるのでした。
もっとも、自分のこのブログを検索してみますと、過去記事にもこの言葉が出ていたことに気づきました。昨年11月に書きました、
・バチカンの希望の砦は「宇宙人という神」の登場(1)
In Deep 2011年11月01日
では、 Wikipedia のジョルダーノ・ブルーノの宇宙観を抜粋していますが、そこに出ていました。
そこから再度抜粋します。
太字は私によります。
ブルーノはアリストテレス以来、伝統的に信じられてきた「自然は真空を嫌う」ことを信じていたため、宇宙にある無数の太陽系の間はエーテルによって満たされていると考えていた。彗星は神の意志を伝える役割をもって天界から到達するというのもブルーノのアイデアであった。
ブルーノにとって宇宙とは数学的計算によって分析できるものでなく、星たちの意志によって運行しているものであった。このようなアニミズム的宇宙観は現在のわれわれから見れば突拍子もないものに見えるが、ブルーノの宇宙論のポイントの一つである。
ちなみに、ここにある、
> 宇宙とは数学的計算によって分析できるものでなく、星たちの意志によって運行している
という考えは私の考えそのものでもあります。
ただし、この「意志」というのは一般的に使う意味での「意志」とは違うような感じです。
最近思う「事実」と「判断」と「客観」のこと
ところで、中国と日本、といえば、最近の韓国と日本なんかともそうですけど、いつも領土問題が起きたりするわけですけど、そのたびに私は、高校時代に読んだ山本七平さんの『ある異常体験者の偏見』で七平さんが繰り返して私たちに「注意」していたことを思い出します。
『ある異常体験者の偏見』は 1973年に文藝春秋に連載されたもので、異常体験というのは、第二次大戦から終戦、戦争犯罪裁判所から帰国というようなことを含めての意味ですが、山本さんの戦争裁判所での経験が、シェイクスピアの芝居「ジュリアス・シーザー」に出てくる場面とそっくりであることに驚いたことが書かれてあります。

▲ 『ある異常体験者の偏見』(1974年)。本が嫌いだった私が十代で全部読破した5冊のうちのひとつ。その後も何度も読んでいます。今でも Amazon
私はシェイクスピアとか読んだことも、芝居をみたこともないですが、それは「シーザー」の中に出てくるアントニーという人による市民の扇動の「結末」がそっくりであることでした。「ジュリアス・シーザー」の下の部分です。
市民の一人 名前は? 正直に言え!
シナ シナだ。本名だ。
市民の一人 ブチ殺せ、八つ裂きにしろ、こいつはあの一味、徒党の一人だぞ。
シナ 私は詩人のシナだ、別人だ。
市民の一人 ヘボ詩人か、やっちまえ、ヘボ詩人を八つ裂きにしろ。
シナ ちがう。私はあの徒党のシナじゃない。
市民の一人 どうだっていい、名前がシナだ・・・
シナ やっちまえ、やっちまえ・・・
シナ シナだ。本名だ。
市民の一人 ブチ殺せ、八つ裂きにしろ、こいつはあの一味、徒党の一人だぞ。
シナ 私は詩人のシナだ、別人だ。
市民の一人 ヘボ詩人か、やっちまえ、ヘボ詩人を八つ裂きにしろ。
シナ ちがう。私はあの徒党のシナじゃない。
市民の一人 どうだっていい、名前がシナだ・・・
シナ やっちまえ、やっちまえ・・・
しかし、このことはうまく紹介するのは、私には無理ですので、明日にでもその部分を抜粋してみます。
いずれにしても、私は十代の時にこの「ある異常体験者の偏見」と、同じ山本七平さんの「私の中の日本軍」を読んで以来、常に自分に言い聞かせていることがあって、それは、
「そのことを自分で考えたか。そして、自分で計算したか」
ということです。
これは「客観的に」という意味でのことです。
それ以来、国際的な報道などに関して、どんなことでも感情的になったことがほとんどありません。自分で考えて計算してみると「ほぼすべて扇動」であることが見えてしまうからです。
今もです。
実は「世界の全員」が冷静に計算して、客観的に判断できる社会が成立した瞬間に、すべての争いは消えるはずです。しかし、残念ながら、今の世の中を見ていると、多分そういう世の中も来るとは思えないです。それが人間の宿命のようです。山本さんが言ったすべてのことは消えていったように思います。
でも、こういう残念なことも、また冷静に吸収していくことも大事かも。
というわけで、中国の次期最高指導者のシー・ジンビンさんの近況の推測についての記事です。
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中国
2018年05月11日更新








