- なぜ、アメリカから超富裕層たちは逃げ出しているのか? そして、「破壊と創造の原理」から見る新しい暗黒時代の希望
- ロシアの地政学分析専門家が「米国イエローストーンとサンアンドレアス断層に核爆弾を打ち込む戦略」についてロシア紙に語る
- 感謝祭の血塗られた意味を知るうちに蘇った「ソルジャ・ーブルー」のトラウマ
- 「3000人のアメリカ人」を新たにエボラウイルスの最前線に向かわせるという行為の中で再び思い出す「生物兵器」というキーワード
- ファーガソン暴動で知った「アメリカの警察の軍隊化」と、冷静に着々と描き続けられ実行され続ける米国家の未来図
- 米国イエローストーンの道路が「地熱で溶けていく」中、デンバーでは男性が、非常に珍しい「空気感染の肺ペスト」に感染
- アーサー王の名を持つハリケーンの襲来と共に始まった 2014年のアメリカ独立記念日の中のアメリカ人たちの「自由の意味」はすでに昔とは違って
- アメリカが「国家機密扱いの人口衛星」を搭載したロケット「アトラス5」を宇宙に向けて発射
- アメリカ政府はイエローストーンが噴火した場合のために、南アフリカ、ブラジル、オーストラリアなどへの「米国人の数百万人規模の大量移住」を要請していた
- NASA の資料も混沌としてきた中、世界中に出現する「三角 UFO 」の正体
【アメリカの憂鬱】 の記事一覧
2015年06月26日

▲ 2015年01月26日の英国ミラーより。
世界に何が起ころうとしているのか
否定的ニュースには事欠かない最近ですが、そのような中で「気になるランク」が高いものとして、「アメリカから国外へスーパーリッチやエリートたちが逃げ出している」というものがあります。
これは今年に入ってから繰り返し語られているものではあり、たとえば冒頭の記事は、今年1月の英国の報道ですが、最近、「アメリカ発」のものとして多く見かけるようになりました。最近のヤスの備忘録の記事でも、このことにふれられていました。
冒頭の記事は新しいものではないですが、これらのことをリークしている人物の「国際社会での地位の高さ」もいろいろと気にさせるところでもあります。冒頭の記事の「インサイダー」は、ジョージ・ソロス氏が資金提供する「新経済思考研究所」(The Institute for New Economic Thinking)という経済研究所の所長であるロバート・ジョンソン氏という人でした。
新経済思考研究所は、リーマンショック後に設立されたもので、かなり大層な組織でもありそうです。
新経済思考研究所を創設 ノーベル賞受賞者らが発表
ビジネスEX 2009.10.28
経済危機が示す政策面の挑戦と経済理論への新鮮なアプローチを発展させる必要に応えて、学術、政策立案、民間分野のトップリーダーのグループが28日、新経済思考研究所(INET)の創立を発表した。
INETの創立諮問会議のメンバーにはノーベル賞受賞者のジョージ・アカロフ、ジェームズ・マーリーズ…(略)
この新経済思考研究所の現在の代表者が、ダボス会議(世界経済フォーラムが毎年1月にスイスのダボスで開催する年次総会)の場でのインタビューに対して、
「多くのヘッジファンドマネジャーたちが脱出を計画している」
という発言をしたのでした。

▲ 2015年ダボス会議。左が新経済思考研究所のロバート・ジョンソン所長。 YouTube
そ最近になり、いろいろと金融や経済について緊迫度が増しているようなものが増えてきました。
下はつい最近の英国テレグラフの記事ですが、「今は(銀行に預けたりではなく)現金を身近に持ちなさい」というファンド・マネージャーからの警告などが書かれています。

▲ 2015年06月20日の英国テレグラフより。
上の記事では、そのファンド・マネージャーは「起きる出来事は全世界的になる」ということも述べています。
さて、一体、今何が起きていて、これから何が起きる必要があるのか。
そして、どうしてアメリカのスーパーリッチたちは逃げているのか。
今回は、新しい記事ではないですが、アメリカの金融ブログ「ゼロヘッジ」の「彼らは何を知っているのか? なぜ、こんなに多くの超富裕層が逃げ出しているのか?」というタイトルの記事をご紹介したいと思います。

・Zero Hedge
ここに書かれてあることは、「アメリカの最近の富裕層の行動」というものがよくわかる興味深いものです。どうも、今のアメリカの富裕層は「サバイバル・モード」に突入しているようなのです。
ところで、このゼロヘッジというのは、人気のある金融系ブログですが、この作者の方は、男性か女性かはわからないですが、自分の名前を、
「タイラー・ダーデン( Tyler Durden )」
としていることに最近はじめて気づきました。
そして、ご自身の顔アイコンも、

を使っています。
「ああ、なるほど」
と思いました。
新しい暗黒時代を目指して
何が「ああ、なるほど」なのかと申しますと、この「タイラー・ダーデン」という名前を持つ人物は、20世紀を代表する恋愛映画のひとつで、エドワード・ノートン主演の『ファイト・クラブ』という映画で、ブラット・ピットが演じたキャラクターなのです。

・『ファイト・クラブ』
これを知った時に、
「ゼロヘッジを書いている人は、多分、金融も経済も全部壊れればいいと思っているんだ」
と思うに至ります。
というのも、この『ファイト・クラブ』には、小説の原作があるのですが、登場人物たちの目的は、
・消費社会を終わらせること
・金融システムを消滅させること
などを行うことにより、
「新しい暗黒時代」を作り出し、「人類の文明の歩みを遅くする」
ことなのです。
この目的を達成させるための計画名が「騒乱計画(メイヘム計画)」。
映画そのものは、そのような深い意味を越えて、ひたすら爽快な展開で最後まで楽しませてくれますが、原作では、そのような意志があったようです。
もう6年も前ですが、クレアなひとときの、
・都心で夢見たメイヘム計画による「歴史の消去」の日は来るか
2009年12月23日
という記事にそのことを書いたことがあります。
その記事にも書いていますが、この映画を見終えた時の快感というのは、
「もしかすると《家や車や家具を持っていないと、ちゃんとした社会的人間ではない、という強迫観念》から、自分たちも逃れられる日が来るのかもしれない」
という「感覚」を残してくれたことです。
金融崩壊も経済混乱も良いことではないです。
しかし、何らかの理由で、心から本気で「新しい世界」を目指したいと「考えて」いるのなら、この世は、創造と破壊の繰り返しである以上、
「創造と現状維持だけという世界はあり得ない」
ということは言えます。
それどころか、「創造のためには何よりも破壊が必要である」としているものも数多くあります。
破壊神
ヒンドゥー教の宗教的観念では宇宙は生成と消滅を繰り返すとされる。再生と消滅の循環において“死、破壊”こそが万物の支配者であり、消滅を経て宇宙は清らかで秩序ある姿に帰り、新たな創造が始まるのだ。破壊無くして創造はなく、破壊と共に再生を願う性格と機能を備えた存在こそが「破壊神」なのである。
これからどんなことが起きるのかは、スーパーリッチではない私たちにはわからないことですが、ゼロヘッジの記事には、多少の示唆があります。
どんな地球上のシステムにも「破壊」の日は来ます。
それならそれで、積極的な気持ちで立ち向かいたいところです。
というわけで、少しだけ話が逸れましたが、ゼロヘッジの記事です。
なお、現在のアメリカでは、ここに「戦争」というキーワードが含まれたり、いろいろな要素があるのかもしれないですが、どんな形式をとるにしても、「変化」は、おそらくは必ず訪れるということのようにも思います。
そして、その変化は将来的に考えれば好ましいものであるに違いないと確信しましょう。
What Do They Know? Why Are So Many Of The Super Wealthy Preparing Bug Out Locations?
Zero Hedge 2015.01.31
彼らは何を知っているのか? なぜ、こんなに多くの超富裕層が逃げ出しているのか?
その時に備えて、多くのスーパーリッチたちが静かに逃避する準備を進めている。
彼らは遠い国に農場を購入したり深い地下壕を購入したりすることによって、生存するための財産を蓄えている。
実際、ダボス会議で、世界経済フォーラムの著名なインサイダーは、「非常に権力のある人々が、彼らが非常に脅えていると私に話した」と言い、また、「世界中のヘッジファンド・マネージャーが、ニュージーランドのような場所に自家用の滑走路と農場を購入している」と語り、聴衆たちに衝撃を与えた。
彼らはいったい何を知っているのか。
なぜ、多くの超富裕層が突然、逃避の準備をしているのか。
世界のエリートたちが終末の日の準備を始めたとなると、非常に厄介なサインといえる。そして、今のエリートたちは、これまでにないような災害のための準備をしているように見えるのだ。
さきほど書いた新経済思考研究所のロバート・ジョンソンがダボス会議で聴衆に語ったこと・・・。
格差と不平等の拡大と、市民の不安などから、世界中のスーパーリッチは、すでにそれらの「結果」に対しての準備を進めている。世界中のヘッジファンド・マネージャーたちが、すでに逃走を計画していたことがダボスで明らかにされている。
彼らはニュージーランドなどに滑走路や農場を購入している。
ロバート・ジョンソンはさらに、「エリートたちが、ファーガソンなど、社会不安の増加や、暴力の増加の証拠を示し、彼らは非常に怖れている」ことを述べた。
エリートたちの一部が、ニュージーランドなど地球の反対側に行こうとしているのに対して、「地下へ逃避」することを計画しているエリートたちもいる。
例えば、カンザス州の地下にある退役したミサイルのサイロは、不動産開発業者が「高級サバイバル・コンドミニアム」に建て替えた。
ウォールストリート・ジャーナルによれば、そのコンドミニアムは「サバイバル・コンドミニアム・コンプレックス」と呼ばれ、価格は、150万ドル(1億8000万円)から 300万ドル(3億6000万円)までで、75名まで収容可能だ。
購入者には、医者、科学者や起業家なども含まれていると開発者のラリー・ホール氏は述べる。ホール氏は、2008年にカンザス州で最初のミサイル・サイロを購入し、2012年に竣工した。
その1年後には物件はすべて完売した。
ホール氏は現在、次のコンドミニアムに取り組む計画を立てており、テキサス州や、他の場所の建設も検討していると言う。
元核ミサイル地区は、アメリカ陸軍工兵隊の監督の下で構築されており、構造はもともと核爆弾の直撃に耐えられるように設計されている。
内部と地上は、 16000ポンド( 7257キログラム)の重量がある装甲ドアで密閉することができる。また、水の処理施設、空気処理施設、最先端のコンピュータ・ネットワークと、代替の発電能力を備えているという。
他の富裕層たちは、自宅を、ハイテク・セキュリティ要塞へと変えている。
これらのサービスを提供するアメリカのビジネスは、著しく高騰を続けている。
全米の富裕層たちが、侵入者などから自分の愛する家族を守るために、何百万ドル(数億円)かけ、黙示録的な自然災害から守るためのホーム・セキュリティはますますSF的になってきている。
懸念する住宅所有者たちに未来的な小道具、そして、金額では見積もることのできない安心を提供している企業の数々は、現在、高価な地下壕やパニックルーム、そして、個人認識ソフトウェアの需要が高まっていることを明らかにした。
ポラック+パートナーズ社の代表は、経済誌フォーブスに、「セキュリティは、常に富裕層の顧客には重要だったが、過去5年で、ホーム・セキュリティへの支出がさらに著しく成長している」と述べた。
では、なぜ、これらの裕福な人々のすべてはそのように心配しているのか。
真実は、彼らは何が起こるのかを見ることができるということだ。
彼らは、アメリカの何百万人もの人々が、中流階級より下のクラスに落ちることを見ることができる。アメリカ社会が何千もの異なった方法で破壊されることを彼らは見ることができる。
彼らは、アメリカの人々の怒りや不満が、かつてないレベルにまで上昇していることを見ることができる。
そして、彼らは次の経済危機の直撃が、怒りの爆発をおこさせる可能性があることを見ることができる。
経済は今のところ、しばらくの間かなり安定しているにもかかわらず、経済的な苦しみを経験する人々が増加する兆しにあふれている。
例えば、ロサンゼルスタイムズは、ロサンゼルス地域にホームレスの野営地が急速に拡大していることを報告している。
この2年間で、道路の野営地は、彼らの歴史的な境界だったロサンゼルスのダウンタウンから飛び出し、高速道路を抜け、南ロサンゼルスのエコーパークの地下通路まで埋まっている。
ロサンゼルス・ホームレス・サービス局( Los Angeles Homeless Services Authority )によると、ホームレスの道路の野営地は、2013年の 479地点から、2014年には 767地点と、60%上昇した。
私たちは今、エリートたち以外の多くの人々が少しずつ貧しくなっている時間の中を生きている。この世界は、上位1%の人々が、全世界の富の 50%近くを持っている。そして、その裕福層の富は毎年増え続ける構造だ。
エリートたちは、最終的にこれが「弾ける」ことを知っている。
それが起きた時に右往左往したくないのだ。
本当の危機が訪れたとき、何が起きるだろうか?
エリートたちが逃避の準備を進めていても、彼らを責めることは難しい。
誰も噴火の際に火口の真ん中にいたくはない気持ちはわかる。
私たちの人生は劇的に変化しようとしている。
そして、その嵐の徴候に満ち溢れている。
もし、あなたが、アメリカを直撃するかもしれない事態に対して、まだ何も準備をしていないのなら、今すぐ準備を始めることを望む。
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アメリカの憂鬱
2015年04月09日

▲ 2015年3月31日のシドニー・モーニング・ヘラルドより。
何となく奇妙な事件が続く中
4月7日に、アメリカの首都ワシントン D.C. で大停電が発生するという出来事がありました。

▲ 2015年04月08日の FNN「米・ワシントンで大規模停電 国務省定例会見も真っ暗に」より。
停電は、ワシントン近郊、メリーランド州の発電所での不具合が原因で、国土安全保障省は「テロとの関連はない」としている。
ということで、テロではないということですが、翌日、今度は、フランスのTV5モンドという国際テレビ局が、テレビ放送、ウェブサイトなどほとんどのメディアをハッキングされるという出来事が起きました。
ハッキングされたTV5モンドのウェブサイト

▲ 2015年4月9日のフランス 20minutes より。
下は CNN の記事です。
仏テレビ局、サイバー攻撃で放送不能に ISIS関与か
CNN 2015.04.09
フランスのテレビ放送網TV5モンドは8日夜、大規模なサイバー攻撃を受け、系列の11局で放送ができなくなったと明らかにした。
同局のフェイスブックに掲載されたディレクターのビデオメッセージよれば、系列の11局に加えてTV5モンドのソーシャルメディアとウェブサイトも一時的に制御できなくなった。
被害を免れたモバイル版のサイトで同局は、「イスラム系組織にハッキングされた」と説明している。TV5モンドの一部ソーシャルメディアページには、イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のロゴが掲載された。
これを本当に ISIS がおこなったかどうかはわからないですが、それより思ったのは、
「テレビ局ってのはそんなに簡単に乗っ取れるものなのか」
ということでした。
また、昨日は、イギリスで「史上最大の被害額」となる可能性のある強盗事件が起きています。
英国で最悪規模の盗難、360億円被害か 宝飾店街の貸金庫
日本経済新聞 2015.04.09
ロンドンの宝飾店街にある貸金庫で、約70の金庫が荒らされ、現金や宝石が大量に盗まれたことが発覚した。警察は被害額を発表していないが、英大衆紙サンは推定2億ポンド(約360億円)との関係者の情報を伝え、英国で最悪規模の盗難事件だと報じた。
この規模の犯罪となると、個人での犯罪というわけではないでしょうが、しかしまあ、360億円という金額は確かに大きいですが、過去に、
・カルバナクの衝撃 : サイバー攻撃での世界の金融システム崩壊が早いか、それとも「預金封鎖」がそれより早いのか
2015年02月19日
という記事でご紹介しました、数カ国のメンバーから構成される「カルバナク」( Carbanak )と呼ばれる集団によるサイバー銀行強盗の被害額は、判明しているものだけで 1200億円です(そして、おそらく、今現在も、国や地域を広げて被害は拡大している気がします)。

・IB Times
なんだかこう、今回のフランスのテレビ局のハッキングにしても、カルバナクの犯罪にしても、
サイバー犯罪で実行可能な事の数が広がっている気がする。
という気がします。
アメリカの大停電は「攻撃ではない」ということですが、少し前には、
・テトラッドの3回目の皆既月食がやってくる中で何だかいろいろとおかしい : トルコとオランダの大停電…
2015年04月01日
で取り上げましたように、トルコ全土で停電とか、オランダでも大停電が発生していたり、あまり停電とは縁のなさそうな場所で次々と大規模な停電が続いているというのは、「偶然」ということではあっても、考えるところはあります。
そういう中で、ロシアの地政学の専門家が、「アメリカのイエローストーンとサンアンドレアス断層に核爆弾を打ち込む」ことについて言及したというニュースを知りました。
イエローストーンの噴火と、サンアンドレアス断層での地震の「トリガー」として核兵器を使用する概念について述べたという、なかなか激しい内容です。
掲載されたのは、ロシアの VPK ニュースですが、それを冒頭のシドニー・モーニング・ヘラルドが取り上げたのでした。

・ロシア VPK ニュース
今回はシドニー・モーニング・ヘラルドの記事をご紹介します。
ところで、今回の、
・イエローストーン
・サンアンドレアス断層
は、共に In Deep の記事に何度も出てくるものでもあります。
少し振り返ってみたいと思います。
米国二大脅威のイエローストーンとサンアンドレアス断層
昨年 2014年は、イエローストーンに関する「うわさ」が何度も出た年でした。私もその度に記事にしていたような気がしますので、昨年はイエローストーンに関しての記事は多かったと思います。
・アメリカを駆け巡るイエローストーンの噴火に関するウワサを当局自らが打ち消した日に思う「世界中が重複災害の星の下にある」事実
2014年02月07日
・イエローストーン国立公園から動物たちが逃げ出している
2014年04月02日

・Epoch Times
上の記事は、アメリカのエポック・タイムズというメディアの 昨年 3月 31日の記事ですが、現在はこの記事は存在しません。
エポック・タイムズは、基本的には記事はかなりの長期間掲載され続けるメディアで、1年ほどで記事が消えるということは通常はありませんので、何らかの事情で削除したようです。
まあ、結果的には 2014年はイエローストーンは噴火しませんでしたが(そりゃそうだ)、ただ、アメリカ政府は「イエローストーンの近い噴火をまったく想定していないわけでもない」ということは言えそうで、それは、昨年の記事、
・アメリカ政府はイエローストーンが噴火した場合のために、南アフリカ、ブラジル、オーストラリアなどへの「米国人の数百万人規模の大量移住」を要請していた
2014年05月09日
という記事で、アメリカ政府は、
緊急時の「国外への国民大量移住計画」を策定していた
ことがわかったという記事をご紹介しました。

・Epoch Times
上の記事もエポック・タイムズのものですが、こちらは今も記事が残っています。
この記事の最初は、
超巨大火山イエローストーンが噴火した場合、アメリカ合衆国の市民数百万人は、ブラジル、オーストラリア、あるいはアルゼンチンでその人生を終えることになる可能性がある。
南アフリカのニューサイト Praag は、イエローストーン噴火の際に、南アフリカに米国人のための仮説住宅を建築するために、南アのアフリカ民族会議は、米国政府から10億ドル(約 1000億円)の資金提供を受けたと報じている。
というもので、仮に、イエローストーンが噴火した時には、被害を受けた地域の米国市民たちが、南アフリカに移住するということをアメリカ政府が政策としておこなっていることを報じたものでした。
イエローストーンは、「もし、噴火すればアメリカの3分の2の地域は人が住めなくなる」という推測もあり、移住計画にも整合性がなくはないです。
サンアンドレアス断層
いっぽうの、サンアンドレアス断層というのは、アメリカの下の部分を走る巨大な断層です。

この場所は、西暦 1700年に、アメリカ大陸の過去数百年の中で最大だと思われるマグニチュード 8.7から 9.2と推定される地震を起こしたと考えられています。
今後、もしこの断層で同じような地震が発生した場合、過去記事、
・想定よりはるかに巨大だったことがわかったイエローストーン。そして、サンアンドレアス断層での壊滅的な大地震の警告報道が相次ぐアメリカの未来
2013年12月13日
に、下のように記したような可能性になることはゼロではないかもしれません。
「もし」ですが、仮に現在、また、 1700年と同じようなサンアンドレアス断層の地震が起きた場合、それはもう CBS の報道にあるように「アメリカ西海岸の文明自体が消えてしまう」 というようなことになる可能性はあるようです。
建物が崩壊したり、津波での人的被害はもちろんなのですが、アメリカでは多くの主要なインフラが地下にあり、たとえば、 CBS の記事には、
・世界とアメリカの通信をつないでいる光ファイバーの3分の2はサンアンドレアス断層を横断している
・アメリカの天然ガスのパイプラインはサンアンドレアス断層を横断している
とあり、このようなことだけでも、「文明が消滅する」というような意味合いは少しわかるような気がします。
今読みますと、やや大げさな書き方かもしれないですが、光ファイバーや天然ガスのパイプラインのことなどを考えますと、ひどく大げさというほどではないかもしれません。
そして、今回の記事に出て来るロシアの地政学の分析官は、
「そこを狙いなさい」
と発言しているのでした。
いろいろな意味で「世も末」ということなのでしょうか。
しかし、私個人は、上のほうに少し出てきました、「サイバー攻撃の対象の可能性が拡大している」ということにも脅威を感じます。
・全世界で一斉に停電
だとか、
・世界の銀行が一斉シャットダウン
だとか、そういうシステム的なアルマゲドンも「意志」があれば可能な時代になってきているのだなあと感じます。
では、ここから、シドニー・モーニング・ヘラルドの記事をご紹介します。
Russian analyst urges nuclear attack on Yellowstone National Park and San Andreas fault line
Sydney Morning Herald 2015.03.31
ロシアのアナリストは、イエローストーン国立公園とサンアンドレアス断層線上に核攻撃することを促している
ロシアの地政学的アナリストは、米国を攻撃するための最良の方法は、イエローストーンを噴火させる、あるいは、カリフォルニアの海岸線にあるサンアンドレアス断層線での地震を誘発させるために、それらの場所で核兵器を爆発させることだと述べている。
モスクワに拠点を置く「地政学問題アカデミー( Academy of Geopolitical Problems )」の代表のコンスタンチン・シヴコフ( Konstantin Sivkov )氏は、ロシアの貿易新聞である VPK ニュースで、ロシアは軍事兵器を増加させる必要があり、また、ロシアの国境に移動している「西」に対して戦略的であるべきだと主張した。
シヴコフ氏は、米国や英国など多数による軍事同盟 NATO は、ロシアに対しての力を増強しており、その理由は唯一、ロシアと戦うことにあるという陰謀論を持っている。
その問題のために「敵の完全な破壊」を目指すべく、アメリカの脆弱な部分を攻撃することを言う。
「地質学者たちは、スーパーボルケーノであるイエローストーンはいつ噴火を起こしてもおかしくないと考えています。火山活動が増加している兆しがあるのです」
「したがって、イエローストーンの噴火を促すために、比較的小さな爆弾、それはメガトンクラスで十分でしょうが、それにより噴火を促すことができるはずです。イエローストーンの噴火は、米国を壊滅的に破壊するでしょう。それは米国という国が消滅することと同じようなことかもしれません」

▲ 地政学問題アカデミー代表のコンスタンチン・シヴコフ氏。
シヴコフ氏は、このように語り、続けて以下のように言う。
「地球物理学的な観点から見た米国のもうひとつの脆弱な地域に”サンアンドレアス断層”があります。これは太平洋と北米プレートの間に 1300キロメートルに渡り延びる断層で、この断層上で核兵器の爆発を起こした場合、海岸沿いに大規模な津波のような致命的事象を引き起こすトリガーとさせることができるのです」
そして、シヴコフ氏は、イエローストーンが噴火したり、巨大津波が発生しても、ロシアは、地理的にその影響はあまり受けないと言う。また、ロシアではシベリアなどの海岸沿いに住む人々もいるが、地質が玄武岩なので、同様の攻撃を受けても耐えられるだろうと述べる。
2013年のモスクワ経済フォーラムにおいて、シヴコフ氏は、2020年から 2025年には、ロシアは攻撃のための「不釣り合いな兵器」を備蓄しているかもしれないと述べている。
「こんにちのロシアの状況は、半世紀前よりも悪くなっています」と、シヴコフ氏は述べる。
「弱体化するロシアの経済的可能性と、共産主義思想の”精神的なコア”の喪失、そして、ワルシャワ条約機構(1955年から 1991年まであったソ連を中心とした軍事同盟)のようなヨーロッパの同盟国との大きな連合の欠如などにより、現在のロシアは NATO に完全に対抗することはできのません」
昨年 12月、ロシアの軍事戦略家は、新聞プラウダに対して「ロシアと西側諸国の間の距離の差は拡大している」として、アメリカの究極的な目標は「ロシアを破壊することだ」と述べている。
また、シヴコフ氏は、イラクで 120万人の死を引き起こすなど、さまざまな犯罪をおかしている米国の政治家とエリートたちを非難した。
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アメリカの憂鬱
2014年11月28日

▲ 2014年11月28日のイラン国営 Press TV より。11月第4木曜日の「感謝祭」と同じ日におこなわれる「全米哀悼の日」の行進をおこなう人たち。上の写真の旗には、「私たちは消滅していない。私たちは征服されていない。私たちはこれまでと同様に強い」と書かれてあります。
感謝祭は誰が何に感謝しているのか
アメリカのサイトでは、昨日あたりからやたらと「 Thanksgiving Day」という単語が出ていて、これは日本語では「感謝祭」ということになるのでしょうけれど、
「そもそも感謝祭って何だっけ? 何に感謝してるんだ?」
というように、アメリカの感謝祭について何も知らないことに気づきます。
私は「神とかそのあたりに感謝しているというような行事なのかな」というような曖昧なイメージしか持っていませんでした。感謝祭 -Wikipedia には、
感謝祭の起源として一般に信じられているのは、イギリスから現在のマサチューセッツ州のプリマスに宗教的自由を求めて移住して来たピルグリムと呼ばれる入植者の一団が、本国から持ってきた種子などで農耕を始めたところ、現地の土壌に合わず飢饉による餓死者まで出したところ、アメリカ先住民の助けにより危機を脱したので、その感謝を表す目的で1621年に先住民を招いて収穫を祝う宴会を開いたことである。
とあります。
要するに、現地のアメリカ先住民の助けで収穫ができたことを、白人と先住民が共に祝ったことが起源だと。
下の絵画のような 1621年のお祝いが起源だということのようです。

▲ ジーン・レオン・ジェローム・フェリス( Jean Leon Gerome Ferris )という画家が 1899年に描いた『最初の感謝祭( The First Thanksgiving )』。白人と先住民が仲良く宴会をしています。
しかし、上の Wikipedia の表記の中に、感謝祭の起源として「一般的に信じられているのは」と書かれているということは、歴史的に確定した何らかの出来事を記念する行事ではないということを示している部分もありそうです。
そして、長い感謝祭の Wikipedia ページの下のほうには、以下のような項目があります。
インディアンにとっての感謝祭
一方、インディアン達は「感謝祭」は、この日を境に先祖達の知識や土地がヨーロッパからの移民達に奪われた、「大量虐殺の始まりの日」としている。
ニューイングランドのインディアン部族が結成する「ニューイングランド・アメリカインディアン連合」は、この「感謝祭」にぶつけて同じ日に、「全米哀悼の日」としてデモ抗議を毎年行い、喪服を着て虐殺された先祖達に祈りを捧げている。
とあり、どうやら、アメリカでの一般認識と、アメリカ先住民たちの間では、対極したとらえ方のある記念日でもあるようです。
ちなみに、インディアン部族の同盟であるユナイテッド・アメリカ・インディアン・オブ・ニューイングランド( UAINE ) - Wikipedia を見ますと、
1970年、彼らは、全米を挙げて11月に行われる、ニューイングランドのプリマスに上陸した白人たちの「上陸記念感謝祭」に対する抗議運動である、「全米哀悼の日」を行って注目された。
この抗議デモは今日まで毎年、「上陸記念感謝祭」の日にぶつけて行われている。
とありまして、ここに「上陸記念感謝祭」という言葉が出てきます。
どうやら、白人側から見ても、アメリカ先住民から見ても、この
「イギリス人清教徒がアメリカ大陸に上陸した日」
ということが感謝祭に直接結びつく歴史上の出来事だったように思えます。
そして、その白人側の主張(現在のアメリカの一般的認識)は、
現地のインディアンと神の助けによって、白人が最初の収穫を得た記念日。
であるのに対して、アメリカ先住民から見れば、
インディアンの伝統の地にイギリス人が入り、彼らによるインディアンの虐殺が始まった日。
という追悼の記念日というようになっているようです。
ちなみに、この「感謝祭の起源」となったピルグリム・ファーザーズという清教徒(ピューリタン)の「感謝の後の行動」は、ピルグリム・ファーザーズ - Wikipedia によりますと、以下の通りです。
ピルグリムはまず1630年にマサチューセッツ族の領土に進入。ピルグリムの白人が持ち込んだ天然痘により、天然痘に対して免疫力があまりなかったマサチューセッツ族の大半は病死した。
1636年には1人の白人がピクォート族に殺された事が切っ掛けでピクォート戦争が発生。ピルグリムは容疑者の引き渡しを要求したがピクォート族がそれに応じなかったため、ピクォート族の村を襲い、大量虐殺を行った。
このピクォート戦争 - Wikipedia よりは実質的に「民族浄化」(特定の民族集団を強制的にその地域から排除する方策)だったようで、
> 村は一方的に破壊され、400人から700人のピクォート族が殺された。その多くは女性や子供など非戦闘員だった。
とあり、そして、逃げたピクォート族もほぼすべて捕まり、
> 白人侵略者たちによって殺され、ニューイングランド周辺やバミューダ諸島に奴隷として売り飛ばされた。
という記述が続きます。
ううう……この、いわゆるインディアン戦争のことを書いていたら、気分が悪くなってきた……。これはあれだ……あのトラウマだ……。
9歳頃に見てしまった『ソルジャー・ブルー』に対してのトラウマ
この「インディアン戦争」に関して、強く記憶に残っているのは、小学生の時に『ソルジャーブルー』という 1970年公開のアメリカ映画がテレビで放映されているのを偶然見てしまったことです。
まだ小学3年か4年くらいだったと思うのですが、ラストのほうのシーンで、白人たちの騎兵隊がインディアンの村を襲い、人々を虐殺しまくり、女性は徹底的に陵辱されて殺される。
あの様子は今でも悪夢のように頭に焼き付いています。

・ソルジャー・プルーのDVDジャケット。 IMDb より。
その頃、私はたまに「夜驚症」というものになっていて、これはメルクマニュアル医学百科の説明をお借りしますと、
夜驚症は眠りについてからあまり時間が経たないうちに、極度の不安から目覚めてしまうことですが、完全に覚醒しているわけではありません。夜驚症が起きるのはノンレム睡眠時で、3〜8歳に最も多く起こります。
小児は悲鳴を上げて怖がり、心拍数が上昇し呼吸も速まります。小児は親がいることに気づいていないようです。激しく転げ回ることもあり、なだめようとしても反応しません。小児がしゃべることもありますが、質問には答えられないでしょう。
というもので、上には「小児は親がいることに気づいていないようです」とありますが、「その空間にいながら、別の世界にいる」感じなのです。別の世界で恐怖によって、もがき苦しんでいる。
基本的にその間の記憶はないとされますので(ただ、私は結構覚えていました)、子どもの「夢遊病 + パニック障害」みたいな病気ですが、ソルジャー・ブルーを見てしまったことは……まあ関係ないでしょうけれど、同じような時期でした。
それにしても、いろんな病気をやってますね、私は。
夜驚症は、メルクマニュアルにもありますように、年齢と共に症状は消えましたけど、長い間あのシーンのトラウマがややこびりついていた部分もありますし、そのせいもあってか、大人になってからもこの映画は見直していないんですよね。今後も見ないと思います。
なので、詳しいストーリーとかはよくわからないのです。
この映画は、Wikipedia の説明では、1864年に起きた「サンドクリークの虐殺」という事実を描いたものだそうで、
米国史の暗部を提示することで、1960年代のベトナム戦争でのソンミ村事件へのアンチテーゼを掲げた映画だとも云われている。また、これ以降ネイティブ・アメリカンを単純な悪役として表現することがなくなった。
という映画だそう。
その虐殺がどんなものだったかというと、サンドクリークの虐殺 - Wikipedia の記述では、
サンドクリークの虐殺は、1864年11月29日にアメリカのコロラド地方で、米軍が無抵抗のシャイアン族とアラパホー族インディアンの村に対しておこなった無差別虐殺。
ということで、映画で小学生だった私が見た光景は、1864年12月8日のデンバーの地元新聞『ロッキー山脈ニュース』の以下の下りのようだったようです。
ロッキー山脈ニュースの記事より
インディアンとの大会戦! 野蛮人どもは追い散らされた! インディアンの死者500人、わが軍の損害は死者9人、負傷者38人!
血も流さぬ第三連隊は、ミズーリ西で、野蛮人を相手にこの上ない大勝利をおさめた。わが軍はこの部族を完全粉砕したから、もう入植者が奴らに悩まされることは無いだろう。
ああダメだ。こんなのコピペしていたら吐き気がして具合悪くなってきた。『ソルジャー・ブルー』の記憶恐るべし。
それにしても、アメリカの祝日は「血と虐殺の祝日」が多いですね。
この「アメリカ先住民の虐殺のスタイル」を確立したのが、コロンブスで、そのことについては、過去記事の、
・虐殺の祝日コロンブス・デー:彼らは「理想的な人類像」を破壊し、そしてそれは「4回続く皆既月食」の渦中で起きた
2014年10月14日
の中に書いたことがあります。
それでも時は過ぎ、数百年後の今、感謝祭はアメリカの大きな祝日となっています。
そして、この感謝祭は別名「ターキー・デー」と言われるように、家族や知人と共に七面鳥を食べるということが習慣になっています。
それから400年後の感謝祭に消費される4千万羽の七面鳥

・Times Union
この感謝祭の「1日」だけで食べられる七面鳥の数をご存じでしょうか。
下は 2012年の記事ですが、今でもそれほど変わらないと思われます。
【ターキー】感謝祭に4,600万羽が消費!
激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ 2014.11.22
アメリカ農務省によると、昨年1年間にアメリカ国内で2.48億羽の七面鳥が飼育され、そのうち90%が国内で消費されている。消費量別にみると、イースターのターキー消費量は1,900万羽、クリスマスが2,200万羽、そしてダントツの消費量となるのが11月の第4木曜日の祝日「感謝祭」だ。
感謝祭の1日だけで全米の食卓に上がるターキーは約4,600万羽にもなる。感謝祭に向けて購入されるターキーの平均重量は16ポンド(約7.3キロ)にも及ぶのだ。
感謝祭の日だけで4千6百万羽!
1年の合計だとアメリカだけで2億羽以上の消費!
日本では七面鳥を食べる習慣がほとんどないので、私も食べたことがあるのかないのかわからないほど馴染みがないですが、習慣とはいえ、1日でのこの消費量はすごい。
肉……。
ちょっと気になって、「アメリカの肉の消費」を調べてみますと、アメリカ人はニワトリもよく食べますね。
下の表はアメリカ農務省のデータを元に作成したもので、1999年のものと古いですが、それほど変化しているわけでもないと思います。

・チキンQ&A
じゃあ、牛肉。
こちらもアメリカ農務省のデータです。
世界の牛肉消費量(単位は千トン)

・NOCS
これもダントツの1位ですね。
中国の倍の消費量で、EU 27カ国すべてを上回るというすごさで、日本の 10倍ほどあります。
しかし、人口差(中国約13億、アメリカ約3億、日本約1億2千万)を考えると、日本人は中国人より牛肉を食べているのかも。
世界の豚肉の消費量(単位は千トン)

・NOCS
豚肉は中国がすごいですね。日本の 20、30倍くらい豚肉を食べてる。
人口差を勘案しても、日本の数倍食べている感じですね。
つーか、なんかこう……国を問わず、何だかみんな肉食べすぎな感じが……。
ちょっと考えちゃう部分もありますね。
何だか話が変な方向にきてしまいましたが、「感謝祭」ということについて、はじめてその「始まりの意味」を知りました。そして、ついでに古いトラウマも刺激されてしまいました。
米軍憎し(何だよ突然)。
ま、それはともかく、今年の感謝祭の日、イランの国営放送プレスTVで「ネイティブ・アメリカンたちにとっての感謝祭の意味」についての記事が掲載されていましたので、ご紹介したいと思います。
Native Americans mourn Thanksgiving holiday
Press TV 2014.11.28
ネイティブアメリカンたちは感謝祭の祝日に哀悼を捧げる
11月27日の感謝祭の祝日の日、マサチューセッツ州のプリマスでは、多くのアメリカ人たちが、17世紀にヨーロッパから入植した白人たちにより虐殺され続けたネイティブ・アメリカンたちに哀しみの意を表した。
このイベントは、「全米哀悼の日」( National Day of Mourning )と呼ばれており、ヨーロッパからの侵略で犠牲となった多くのアメリカ先住民たちへの哀悼の意を示すために、毎年、感謝祭の日におこなわれる。
感謝祭の背後には血塗られた歴史がある。
この「全米哀悼の日」は、1970年にアメリカ先住民族ワンパノアグ族のワムスッタ・フランク・ジェームズ( Wamsutta Frank James )氏が始めたもので、感謝祭の背後にある恐ろしいストーリーだけではなく、現在の米国のネイティブ・アメリカンが直面している問題にも言及する。
現在、感謝祭が白人によるネイティブ・アメリカンに対しての征服と虐殺の祝日であることを認識し始めているアメリカ人たちが増えている。
公式的には、感謝祭は 1621年にプリムスに入植した白人たちの最初の収穫を祝った宴の日にちなんで行われているとされており、毎年、11月の第4木曜日をその国家的な祝日としている。
アメリカ・インディアン・オブ・ニューイングランド連合の前代表マートウィン・マンロー( Mahtowin Munro )氏は、以下のように述べる。
「これまで感謝祭が始まったエピソードは、アメリカで入植者たちとインディアンたちが仲良く宴会を開き、その後もいい友人として生活していった、というような神話が教えられ続けていました。しかし、それは真実ではありません。私たちは、現実には何があったのかを話して、それを伝えていくことが重要だと思っています」
スミソニアン国立博物館の歴史文化の専門家であるデニス・ツォティ( Dennis Zotigh )氏は、「子どもたちと私たちが共有している幸せな歴史認識の半分、あるいはそれ以上の真実を提示します」と言う。
ツォティ氏に「あなたは感謝祭のお祝いをしますか?」と質問すると、
「いえ、私は祝いません」
と答えた。
アメリカ保健福祉省の少数民族事務局によると、アメリカインディアンとアラスカ先住民の 28パーセントが貧困と直面している。また、アメリカインディアン政策研究国民会議( National Congress of American Indians Policy Research )によると 18歳未満のネイティブ・アメリカンの 32パーセントが貧困に苦しんでいる。
「全米哀悼の日」を始めたワムスッタ氏の息子のムーナヌム・ジェイムス( Moonanum James )氏はこう語る。
「私たちがこの日を全米哀悼の日と呼ぶ理由は、巡礼者たちとコロンブスがこの地に上陸した日が、私たちのそれまでの生活がすべて終わった日だからです。土地も何もかも彼らに盗まれた」
ファーガソンで十代の黒人青年を射殺した白人警官に対して大陪審が不起訴処分とした後にミズーリ州のアフリカ系アメリカ人がデモや暴動を繰り返しているが、この日のデモ参加者は彼らアフリカ系アメリカ人との連帯を表明した。
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アメリカの憂鬱
2014年09月17日
もうすぐ、ユダヤ教の新年祭( 2014年 9月 25日)で、その後、「仮庵の祭り」という、ユダヤ三大祭りのひとつが始まります。

▲ 2014年04月06日の記事「赤い月と黒い太陽: 2014年から 2015年まで「4回連続する皆既月食」がすべてユダヤ教の重要宗教祭事の日とシンクロ。そして、過去の同じ現象の時に「イスラエルの建国」があった」より。
それらが近づくと、また人の命が……とふと思えてしまう昨今ですが、そんな中、アメリカは、2つの「強い国際政策」を発表しました。
エボラともイスラム国とも戦うとアメリカは言うけれど
今日、「エボラ出血熱感染拡大、米軍3000人を派遣へ」という報道を見ました。3000人のアメリカ兵をエボラの流行地の、主にリベリアに派遣して、水や交通手段などライフラインを確保したり、治療施設の設営などにあたるそうです。
3000人・・・。
今のリベリアの感染状況の中で、「果たして、この中のひとりも感染も保菌もせずに帰還できるのだろうか」と、ふと正直に思いました。
何しろ、西アフリカでは今でも「エボラという存在そのものがアメリカ人が作った陰謀だ」と本気で信じている人たちが少なからずいます。
そういう地域で、米兵に対して好意的かどうかは何ともいえない面もあるかもしれません。このあたりは、AFP 報道を引用したライブドアニュース「エボラ出血熱に渦巻く「不信感」→一部では存在自体否定する人々が増加」などをご参照いただければよろしいかと思います。
そして、同時に、数日前にあった下の事件を思い出します。
これは久しぶりに「ちょっとコワイかも」と感じたニュースでした。
アメリカ航空警察官、注射針で刺される ナイジェリアの空港
CNN 2014.09.09
米連邦捜査局(FBI)は、ナイジェリアの最大都市ラゴスの空港で米国の航空警察官が何者かに襲われ、「正体不明の物質」を注射されたと明らかにした。
刺されたのは7日。その後、航空警察官は帰国便に搭乗し、12時間後に米テキサス州ヒューストンに到着した。飛行中、体調に異変は起きなかった。
襲撃前に犯人との言葉のやり取りはなかった。捜査筋によると、当局は米国人に狙いを定めた犯行だったのかどうかを調べているが、今のところ大規模な攻撃の一環だったとは考えられていない。
注射での攻撃・・・。
これに何とも言えない恐さを感じるのは、かつて実際に「細菌注射を使った暗殺」という出来事が記録されているからです。
ジョン・ミネリー著『ザ・殺人術
マルコフ暗殺用装置 = ブルガリアのこうもり傘
1979年はじめ、ジョルジ・マルコフというブルガリアの亡命者が下の図に示したこうもり傘型の細菌接種器で暗殺された。鉄道の駅にいたマルコフが、大腿上部の裏側に突然、何か刺されたのを感じたのが事の起こりだ。
ふりむきざま、マルコフは傘をぶらぶらさせている暗殺者をにらんだ。暗殺者はマルコフに非礼を詫びた。約 24時間後、マルコフは死んだ。マルコフを殺した毒は、敗血症菌で、猛毒をもつ病原菌だった。
これは「傘」に仕込んだ注射による暗殺の事例ですが、今回のナイジェリアの事例は、こんなに凝った装置ではなく、単なる注射のようですけれど、実際にエボラの患者が発生しているナイジェリア( 9月 10日の時点で患者数 22人、死者 8人)で起きたというあたりに、何ともいえないものを感じます。
「真似する人たちが出てきませんように」と思った次第でした。
何しろ、この方法はウイルスを感染させる手段として簡単な上に有効ですしね。
リベリアの首都モンロビアなどでは、路上に多くのエボラ患者が倒れたままとなっているということがよく報じられますけれど、そのような状況下でのエボラウイルスの取得は(自分を防御する多少の知識があれば)かなり簡単だと思われ、そして、その単なる注射が、
「場合によっては最強レベルの兵器となる」
というあたりのコワさがあります。
さらに、ウイルスを冷凍保存や運搬できる技術があるのなら「汚染された注射を量産して他の地域に出荷する」ことも可能かもしれません。
これ以外にも、過去記事の、
・エボラ患者がアメリカへ搬送された理由。あるいは生物兵器として有効化し始めたかもしれないこと
2014年08月07日
の中でご紹介した記事の中で、英国ケンブリッジ大学の生物学的人類学者が、
テログループが粉末としてウイルスを管理し、それを使用した爆弾を人口密度の高い公共エリアで爆発させると、恐ろしい数の死者が発生する可能性がある。
と述べていたことが記されています。
こういう書き方は良くないかもしれないですけれど、「 3000人」もの(医者ではなく)兵士を、戦争目的ではないのに、治療法の曖昧な病気の流行地の最前線へと送るという話を聞いていますと、「アメリカにエボラを上陸でもさせたいのかねえ・・・」と、疑問に感じる部分もないではないです。
もうひとつの「アメリカの敵」のおこないそうなこと

▲ 2014年8月23日の Epoch Times より。
エボラの最前線に兵士を送るアメリカは、現在、エボラに対しての取り組み宣言と共に、
「イスラム国」にも事実上の「宣戦布告」をしている
という状態です。
今朝 9月 17日のウォールストリート・ジャーナルには、
・米軍首脳、対「イスラム国」で米地上軍投入の可能性示唆
というタイトルの記事まで踊っています。
文面だけ見れば、アメリカの勇ましさの漂う面もありますが、それでも私などは、
「イスラム国の幹部クラスは喜んでいるだろうなあ」
と感じます。
その理由については、私が書いても説得力がないですので、やはり今朝のウォールストリート・ジャーナルの他の記事、
・イスラム国との戦い、3つの隠れた不安
から部分的に抜粋します。
世界最強の(アメリカという)国に名指しされることは、思想的過激派の中では、名誉なことと思われるのかもしれない。今回のケースでは、イスラム国は自分たちがイスラム教過激派の中で最高の地位を獲得したしるしとして利用する可能性がある。
イスラム国はこの戦争を望んでいるとの見方は、2人の米国人ジャーナリストと1人の英国人支援者の首を切断して処刑するおぞましいビデオを公開したことによっても強まった。イスラム国の指導者らは多分、この恐怖が米国民を震え上がらせて逃げ腰にさせるとと考えたのだろう。しかし彼らは、これが米国世論をして政府に対応を迫らせる可能性のあることも知っていたはずだ。
反米的な感情を持っているイスラム教徒たちならば、同じ戦うのなら、他のイスラム教団体よりも、アメリカをして「本気で殲滅する」と言わせしめたイスラム国の戦闘員として戦いたいと思っても不思議ではない気もしますし、戦闘員は今後、ますます増えそうな勢いです。
そもそも、イスラム国は、もはや「過激派」というような単純な組織ではなく、簡単なレベルの「行政単位」を持つ非公認国家といえるシステムを構築しているようです。
下の図は 9月 15日の毎日新聞にあったもので、イスラム国の現在の構成を示しています。

・毎日新聞
記事は、
イラクとシリアで勢力を拡大するイスラム教過激派組織「イスラム国」が、イラクの旧フセイン政権の残党を取り込み、単なる過激派集団の枠を超え国家同様の統治を行っていることが、複数の対立組織のメンバーや研究者の証言で分かった。
という出だしで始まるもので、上の図が示すように、イスラム国の最高指導部は
・バグダディ指導者
・元イラクの将校
・元シリアの将校
からなり、その下に、
・評議会(10名前後)
があり、この評議会は、戦闘担当、勧誘担当、広報担当などに役割分担され、さらには支配地域に、
・その地区の知事
を置くという「小さな国家」としての機能を持つ上、構成員の中には、国家の軍隊の中で戦略計画作りの経験を持っている人物がいたり、イラクでの政治経験を持つ人物なども多いらしいのです。
メキシコにも拠点を作ろうとしているイスラム国

▲ 2014年9月6日の Permian Basin より。
メキシコに「フアレス」という、アメリカのテキサス州と国境を接している街があります。まあ、このフアレスは、「戦争地帯を除くと世界で最も危険な都市」と言われたりしている街ではあるのですけれど、上の記事は、このフアレスで、イスラム国のメンバーが活動している可能性について書かれてあるものです。
ただ、現時点では実態についてはほとんどわからないようです。
しかし、何にしてもこのフアレスは「アメリカの隣」。
このような場所に、「支部」を持つことがあるとすれば、イスラム国の脅威は、アメリカ人にとって、今よりも身近なものになる可能性もあります。
そんな感じで、最近の「エボラ」と「イスラム国」という二大脅威に立ち向かおうとしているアメリカですが、それぞれの戦いに勝てるのかどうなのか。
それとも、そもそも「勝つという目的ではない」のか。
そのあたりが気になるところではあります。
ところで、やや話題として外れるかもしれないですが、エボラ関係で、最近になって気になったことがありましたので、記しておきたいと思います。
なぜか曖昧にされていたブラントリー医師の本職
さきほどもリンクしましたが、過去記事の、
・エボラ患者がアメリカへ搬送された理由。あるいは生物兵器として有効化し始めたかもしれないこと
2014年08月07日
で記しましたが、8月の始めに、リベリアでエボラ出血熱に感染した「アメリカ人医師」ケント・ブラントリーさんが「ジーマップ( ZMapp )」という未承認薬での治療により(その薬のせいで助かったどうかは確定できていないながらも)元気に退院しました。

▲ 左の男性がケント・ブラントリーさん。
このケント・ブラントリーさんについて、当時の多くの報道で「ぼやかされていた」部分があります。
それは彼の職業です。
実は、ケント・ブラントリーさんは、「キリスト教の宣教師」として、リベリアに行っていたのでした。つまり医師「兼」宣教師というのが正確なところですが、この「宣教師」の方の肩書きを記した日本語報道は、まず見ませんでした。
ひとつを除いて。
それはクリスチャン向けのメディア「クリスチャン・トゥディ」でした。
クリスチャン・トゥディの 8月 28日の記事「エボラに感染したケント・ブラントリー医師が退院 「今日は奇跡の日」」には、下の記述があります。
ブラントリー医師は、米キリスト教団体「サマリタンズ・パース」の医師兼宣教師で、同僚の宣教師ナンシー・ライトボルさんと共に、リベリアで活動中にエボラウィルスに感染した。2人は今月早々アメリカに移され、米国内最高のエボラ治療施設の一つであるエモリー大学病院で特別治療を受けていた。2人は実験的治療薬ZMappによる治療を受け、常に水分補給を受けながらモニタリングされた。
ライトボルさんは夫と共に8月19日に退院しており、家族とプライベートの時間を持つため、家族のことはニュースに出さないようにとリクエストしている。
「神に栄光あれ」とライトボルさんが退院前に語っていたことを、ブラントリー医師は自身の記者会見で報告した。
このケント宣教師が所属していた「サマリタンズ・パース」という団体については、私はよく知らないですが、アメリカのクリスチャンによるチャリティ団体のようで、 CEO は、フランクリン・グラハムという人。この人は、 Wikipedia によりますと、
フランクリン・グラハムは、もっとも成功したNPO団体CEOとして広く認知されている。USA Today紙によると、2008年のフランクリン・グラハムの収入は、印税や講演等による収入を除くと、ビリー・グラハム伝道協会からの退職金36万6千ドルに加え、自身の団体であるサマリタンズ・パースの年収48万3千ドルを合わせた、63万3千722ドルであった。
というもので、まあ、いろいろといろいろな面はあるようです。

▲ キリスト教系チャリティ団体「サマリタンズ・パース」の CEO フランクリン・グラハム氏。
そして、このフランクリン・グラハムという人は、キリスト教原理主義的な発言もとても多いようで、イスラム教を「非常に邪悪で不道徳な宗教」とコメントしたことで批判を受けたり、「イスラムは憎悪の宗教であり、戦争の宗教である」と、 CNN の取材に対して答えていたりする人でした。
あるいは、アメリカ同時多発テロ後の「テロとの戦争」に関しての CNN の取材に対して、
われわれはこの敵を倒すために必要ならば、われわれが保持するあらゆる武器を用いなければならないのです。控えるべきだとは思いません。
この敵を倒すために、言いたくはありませんが、私たちは私たちの武器庫にある全ての、地獄のような武器を、必要ならば用いなければならないでしょう。もし必要ならばわれわれの持っている大量破壊兵器を使用して、敵を破壊しようではありませんか。
というようなことを言っていた人でもあるようです。
そのような人が代表にいるキリスト教系チャリティ団体の宣教師としてリベリアに派遣されていたのが、ケント・ブラットリー医師兼宣教師だった、と。
だからどうした、というような特別な意味はないのですけれど、ともかく、
ケントさんの「キリスト教の宣教師」という肩書きがほとんどの報道になかった
ということの意味は知りたいです。
宣教師という職業自体は秘密にするようなものではないはずですし。
それと共に、
・エボラウイルスが突然変異により空気感染する能力を獲得した場合「 120万人の死者が出る」と予測する計量経済学者
2014年09月16日
という記事にあるような懸念も出ている中、3000人のアメリカ兵がリベリアに向かってから数週間から数ヶ月のあいだくらいの動きには注意が必要かもしれません。
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アメリカの憂鬱
2014年08月17日

▲ 2014年8月16日のロサンゼルス・タイムズより。
エボラで思い出した「日本人とエイリアンの関係」
本題とは関係ないですが、昨日の、
・始まった「エボラ戦争」のこれから
2014年08月16日
という記事を読み直していました時、最後のほうに、時事通信の「エボラ熱拡大は「戦争」」という報道の中で、国境なき医師団の会長の話として、
「現地では(エボラへの)感染に対する恐怖心がまん延し、あいさつの握手をしなくなった」
という話を取り上げ、そして、ネットで見かけた現地の Facebook の下の写真を載せていました。

この「握手をしなくなった」という話や、あるいは上の写真を見ていた時に、ふと、5年前のウェブボットの記述を思い出しました。日本人に関しての珍しい記述が登場する下りでもあり、とても印象的な文章でしたので、今でも憶えています。
少し抜粋してみます。
ウェブボット 非対称型言語分析報告書 ALTA レボート
2009年9月15日配信より
・生物化学兵器の一環としてウィルスがばらまかれ病気が蔓延するが、これに伴い人々のあいさつの方法が根本的に変化する。ウィルスが人間との接触を媒介にして感染する可能性があるため、握手や抱擁、そしてキスといったような直接的な接触を避けるようになる。
・この結果、日本文化が世界中で取り入れられ、お辞儀があいさつの一般的なスタイルになる。
・日本では古代の日本文化のいわばルネッサンスのようなことが起こり、お身儀などの伝統的な風習に込められた深いニュアンスや、その象徴的な意味が再認識されるようになる。これは世界に広められる。
・「お辞儀」というキーワードは宇宙関連のカテゴリーでも出現する。それはエイリアンとのコンタクトが行われるとき、日本文化の礼儀作法を用いてコミュニケーションが行われるようになるからである。日本文化の礼儀作法を土台に、エイリアンとの間の相互理解が可能となる。
・この日本式礼儀作法とその思想は、今後100世代、2000年にわたって異なった種の間でコミュニケーションが行われるための基本的な方法となる。
今回のエボラのことで思い出したのは、上の中の、
> 握手や抱擁、そしてキスといったような直接的な接触を避けるようになる。
の部分だけなのですが、その他の部分も結構すごくないですか?
> 日本文化の礼儀作法を土台に、エイリアンとの間の相互理解が可能となる。
とか(笑)。
そんなこともあり、印象深い記述でした。
まだ、こんなことにはなってはいないですけれど(多分)。
ウェブボットの主催者クリフ・ハイは、アメリカ在住のアメリカ人ですが、合気道を日本人から学んでいるせいなのか、日本を悪く書くようなことはないですが、このような感じの取り上げられ方もまた珍しいです。
ところで、この 2009年のウェブボットの内容の中心となっているのは「アメリカでの革命について」でした。
2014年のファーガソン暴動と1992年のロサンゼルス暴動
2009年からの現在までの5年間のアメリカでは、散発的な暴動のようなものは起きていたかもしれないですが、「革命」と呼ぶことのできるようなことは何ひとつ起きなかったように思います。
しかし現在、アメリカでは、今から 20年以上前の 1992年に起きたロサンゼルス暴動と、もしかすると匹敵するかもしれないような規模になりかねない全国的な抗議運動が起きています。
ロサンゼルス暴動というのは、 ロドニー・キング事件という事件の首謀者の白人警察官への無罪評決に端を発して始まった黒人たちによる大規模な暴動事件でした。
ロドニー・キング事件というのは、 Wikipedia から抜粋しますと、
1991年3月3日、黒人男性ロドニー・キングがレイクビューテラス付近でスピード違反を犯し、LA市警によって逮捕された。
その際、20人にものぼる白人警察官が彼を車から引きずり出して、装備のトンファーバトンやマグライトで殴打、足蹴にするなどの暴行を加えた。
たまたま近隣住民が持っていたビデオカメラでこの様子を撮影しており、この映像が全米で報道され黒人たちの激しい憤りを招いた。
というものです。
この白人警官たちに無罪評決がくだされたことにより、暴動が始まりますが、この時のロサンゼルスにも、当時の市長は非常事態宣言を発令しました。
そして今、アメリカのミズーリ州にあるファガーソンという町でも、その時と同じように、「夜間外出禁止令」と「非常事態宣言」が発出されています。
アメリカで、自然災害ではなく、「市民暴動に対して非常事態が宣言される」というのは、多分、ロサンゼルス暴動以来なのではないでしょうか。あるいは、「夜間外出禁止令」というのも、アメリカの市政単位で発令されたことは、あまり耳にしたことはありません。
今回の事件の発端そのものは、日本語でも多く報道されています。
米中西部 黒人少年射殺でデモ 一部が暴徒化
NHK 2014.08.12
アメリカ中西部ミズーリ州のセントルイス近郊で、9日、18歳の黒人の少年が路上で警察官に射殺される事件が起きました。
警察は、警察官が少年から拳銃を奪われそうになって、もみ合いになり発砲したとしていますが、地元のメディアは、少年は一切、抵抗していなかったという目撃証言も伝えており、警察の対応は人種差別的だったのではないかとして反発が広がっています。
地元では、10日、警察に抗議するデモが行われ、およそ1000人が参加しましたが、夜にかけてデモ隊の一部が暴徒化し、商店を破壊したり略奪したりする事態となりました。
つまり、今回の暴動や、全米に拡大する抗議運動は、
黒人の少年が理由なく無抵抗の状態で射殺された(かもしれない)。
ということに端を発しているようです。
上の 8月 12日の報道では、地元の 1,000人規模の暴動が取り上げられていますが、情報はインターネットなどを通して、またたく間に広がり、多分、デモはおこさなくとも、何らかの抗議のアクションは全米規模に広がっていると思われます。
また、今年はアメリカの公民権法が制定してから、ちょうど 50年目なのだそうです。
下のようなツイートなども見られました。
投稿者は「何も変わっちゃいない」と言いたいようです。

・RYOT
ところで、今回の暴動で改めて気づいたことがあります。
それは「アメリカの警察が軍隊化している」ということです。
上のほうの NHK の画像に映っている警官は「いかにも昔ながらの警官」というような警官の人々が映っていますが、実際は、今のアメリカり警察・・・いや、アメリカ全体のことはわかりませんが、少なくとも、このミズーリ州のファーガソンというところの警察は、今回の暴動鎮圧に対して、下のような現実を見せていました。
どれも、今回のファーガソンにおいて撮影されたものです。
狙撃銃と装甲車で住民の鎮圧に当たる「群警察」

・Reuter
戦闘用狙撃銃でデモ隊に照準を合わせる警官

・AFP
ガスマスクを装着し自動小銃でデモ参加者を威圧する警察

・RYOT
どこからどう見ても「軍隊」としか思えない、この武装状態の警官たちは、特殊部隊の警察ではなく、通常の警察官たちです。
このことについては、 AFP などでも記事になっていました。
アサルトライフルを持つ警官、米警察の過剰な軍事化
AFP 2014.08.16
殺傷能力の高いアサルトライフル、装甲車の上から警備にあたる迷彩服の警察官──。米中西部ミズーリ州セントルイス郡ファーガソンで起きた騒乱は、必要以上に軍事化しつつある米国の警察機関の問題を浮き彫りにした。
丸腰の黒人青年マイケル・ブラウンさん(18)が郡の警察官に射殺されたのは今月9日。警察に抗議するデモが爆発的に広がり、事態は悪化の一途をたどった。
今回、国民の多くを不安にさせているのは警察の過剰反応だ。
ファーガソンの暴動では、これまでも使われてきた催涙ガスが使われただけでなく、警察は防弾チョッキを着用し、M4カービンとスタングレネード(殺傷力のない手投げ弾)を手にした部隊を配置した。
ある写真は、戦闘服を着た警察官が、装甲車の上に座って狙撃銃に指をかけている様子を写している。この写真はインターネット上で爆発的に広まった。
この文章の中の、
> 戦闘服を着た警察官が、装甲車の上に座って狙撃銃に指をかけている
というのは、ここがすでに「戦場である」ことを意味しますが、今回の暴動は、上の AFP の記事にもありますように、
必要以上に軍事化しつつある米国の警察機関
ということを改めて明らかにした形となっています。
このことは実は以前から進んでいたことではあるのですが、それについては、適当に書きますと、ややこしい話ともなりますので、正確な資料などが用意できます時に、ご紹介できたらと思います。
それにしましても、アメリカという国家は、
「警察という組織をどのような組織としたいと思っているのか」
ということについて、感情的な陰謀論で言われるようなことではなく、何らかの目的や「到達点」のために、「冷静に着々と」警察のような組織も変革させていっているようにも見えます。
そういう意味では、「革命」は、
・民衆サイドではなく、むしろ国家組織の中で淡々と進んでいる
というイメージさえあります。
アメリカで「監視対象」となっているのは、主にテロ集団と関係ない人たち

▲ 2014年8月5日の Earthfiles より。
上の記事は、今年の7月にメディア「インターセプト」で公開された「アメリカ国家テロ対策センターにより監視の対象となっている人の正確な割合と人数のグラフ」についての記事です。
国家テロ対策センター( NCTC )というのは Wikipedia の説明では、
国家テロ対策センターとは、9/11委員会の勧告に従い2004年にジョージ・ブッシュ大統領が創設したアメリカのテロ対策機関。合衆国の対テロ機関の筆頭機関として、テロ情報の分析、対テロ活動の計画、作戦支援を行う。センター長は、国家情報長官に従属する。
という部署だそうですが、下のグラフがインターセプトに掲載されたものです。

・Intercept
ウォッチリストになっている人々の中で最も高い割合の人々が、「テロ集団に属していないとされている人々」で、それが 28万人いるのです。
上の Earthfiles の記事は、このことに対して文字通り「なぜ?」としているもので、理由も憶測も書かれてはいないですが、確かに不思議な感じはします。
しかしまあ・・・たとえば、集団には属していなくとも、インターネットで情報を発信したりしている個人の人たちも、あるいは、ブログやソーシャルネットで複数の人々に対して影響のある人は、「予備軍とされている」という可能性もあるのかもしれません。私みたいな変なブログを書くような人も、アメリカではもしかしたら「監視対象」になってしまうのかもしれません。
そんなわけで、まあ、「闇」とまではいいませんが、今のアメリカの「変化」は、「オモテ」からはよくわからない部分も確かに多いのは事実かもしれません。
そういえば、先日、アメリカの俳優のロビン・ウィリアムさんが自殺しましたが、私は彼の主演した映画の中で『グッド・モーニング・ベトナム』という映画が好きでした。ビデオを持っているので、ニュースを知った晩は夜中それをひとり見ていました。
アメリカも自殺する人の数はわりと多いですからね。

・AFP
自殺よりも薬物中毒で死亡する人の方が多いというあたりはすごいですが。
いずれにしても、少しずつ「(多くは)見えないところで」変貌を遂げているアメリカという国。そして、そのアメリカという国の「予測される正確な未来像」を持っているのは、現時点では、大衆のほうではないようです。
今回のファガーソンの暴動がこのまま収まるのか、そうでないのかはわかりませんが、もはや、かつての意味での警察ではなく、軍隊のごとき戦闘能力を持つ彼らの姿そのものが「抑止」となっているのかもしれません。
しかし、それにも関わらず暴動が拡大していった場合は、凄惨なカオスが出現するかもしれないということについては避けられなさそうな感じです。
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アメリカの憂鬱
2014年07月12日

▲ 2014年7月10日の AP通信 より。
イエローストーン周辺の道路を次々と溶かしている原因は気温か地熱の移動か
7月10日に、上のように、イエローストーン国立公園の観光スポットへ到る道路の各地で、「熱でアスファルトが溶け、道路が通行不可に」ということが報じられています。

▲ イエローストーン国立公園の他の道路。2014年7月10日の Traveler より。
道路のアスファルトがどうして溶けたのかということについては、記事には「最近の気温の高さ」ということと共に「地熱」という言葉も出てきます。
上の AP 通信の記事を要約します。
New hot spot in Yellowstone melts asphalt road, closes popular geysers, thermal features
イエローストーンの新しいホットスポットがアスファルトを溶かし、間欠泉や地熱の人気観光地点への道路が閉鎖
イエローストーン国立公園で刻々と変化する地熱がアスファルトを溶解し、人気の観光スポットへの道路を閉鎖したことを、公園当局は 7月10日に発表した。
また、その地帯は土壌に熱湯を含んでいる可能性があり、立ち入ることは危険で、観光客などに対して閉鎖しているエリアに入らないように呼びかけている。
地熱でアスファルトが溶けている様子には興味を抱くかもしれないが、今回の道路のダメージは深刻で、回復にまで日数がかると思われる。そのため、観光スポットへの訪問は先になるかもしれない。
1980年代の中頃、イエローストーンでは異常に暖かい天候と高い気温のために、道路が粘質の状態となってしまったことがある。
というようなものなんですが、確かに、あまりにも暑さが続いてアスファルトが溶けるというのは、ここ数年の中国などではよく見かけた光景です。
2010年7月の中国・上海 / 暑さで溶けたアスファルト

▲ 2010年7月10日の英国テレグラフより。
でも、これらの中国の夏の場合、「気温 40度近くが何日も続く」というような形での出来事で、最近のイエローストーン周辺の気温はどうだったのか調べて見ました。
こちらは、報道のあった 7月10日のアメリカの最高気温です。

・ Weather Underground
これを見ますと、(夏だから当たり前といえば当たり前でしょうけれど)アメリカは現在は、全体的に暑いようです。それでも、イエローストーンの周辺の最高気温は濃いピンクで、気温としては、32℃〜34℃くらいのあいだくらいのようです。
アスファルトが溶け出すほどの高温とはなっていないように思います。
それだと、気温 50℃とかになるラスベガスとかフェニックスなんかは夏はいつも道路が溶けていることになりそうですし。

▲ アリゾナ州フェニックスの今日( 7月12日)の気温。 tenki.jp より。
全然関係ないんですが、下のは昨日の天気予報ですので、今日実際にここまで上がっているかどうかはわからないですが、私の住んでいるところと比較的近い場所の 7月 12日の予想最高気温です。

このあたりのことを一連として考えますと、最近のイエローストーン周辺の程度の生ぬるい気温だけでは、道路のアスファルトは溶けないと思われます。
噴火と結びつけるつもりはないにしても、結局、普通の話として、
・イエローストーンの地熱の位置が変化している
ということは言えそうです。
地熱の位置には、東西南北も、深さの問題もあるのでしょうけれど、それが変化していると。
上の AP 通信の記事に、
「イエローストーン国立公園で刻々と変化する地熱」
とありますように、もともと、イエローストーンの地熱の場所というのは変化していくもののようですので、これが何か(たとえば噴火とか)と結びつくようなものではないのでしょうけれど、でも、ふと思い出しますと、過去記事、
・「地質の憂鬱」の中にいるアメリカ : 全土で多発する地震の中、イエローストーン火山で過去 30年来で最大のマグニチュードの地震が発生した日
2014年03月31日
でご紹介しましたように、今年、イエローストーンで過去 30年ほどで最大の地震が起きていることは事実ですし、あるいは、
・イエローストーン国立公園から動物たちが逃げ出している
2014年04月02日
というような記事を書いたこともありましたが、
「動物も地面が熱くなったら逃げたくもなるかも」
と非常に当たり前のことも思ったりした次第であります。

▲ イエローストーン国立公園を走るバッファローの大群。3月20日頃の撮影。これが、単に走っているのか、あるいは、逃げているのか、はわからないままです。
なお、今年になってからイエローストーンの話題がアメリカにおいて多くなっているのは、地震や今回のような出来事があるからというだけではなく、昨年になってわかった、「イエローストーンは想定されていたよりはるかに巨大な火山だった」ということも関係しているかもしれません。
下のように、過去に噴火した際の影響範囲もとんでもなく大きなことが最近になってわかっています。

過去記事の、
・想定よりはるかに巨大だったことがわかったイエローストーン
2013年12月13日
に、英国インターナショナル・ビジネスタイムズの記事を翻訳して載せたものから抜粋しておきます。
Yellowstone: The Super-Volcano that Could Blow up America
IBT 2013.12.10
イエローストーン:この超巨大火山はアメリカを吹き飛ばしてしまうかもしれない
ワイオミング州のイエローストーン国立公園の超巨大火山は、科学者たちがこれまで考えていたよりも、さらに大きな米国への脅威になる事実が発見された。
ユタ大学の研究者たちは、イエローストーン国立公園の下の火山のマグマ溜まりが、これまで考えられていた推定値より 2.5倍大きなものであることを突き止めたのだ。
今の時代にこの火山が噴火した場合、火山灰の雲はイエローストーンから 1600キロメートル離れた範囲内の全体に影響を及ぼし、結果としてアメリカの3分の2は人が住めない状態となると科学者たちは予測した。
ちなみに、今、アメリカは、上のほうに載せました気温分布のように、暑いようですけれど、あと数日もすれば、「ものすごく気温が下がる」ことが予測されています。そのあたりは、
・「寒い夏」:北米大陸で「北極からの旋風の到来」により7月中旬から異常な寒波に見舞われる予測
2014年07月11日
をご覧下されば幸いです。

・Extinction Protocol
というわけで、久しぶりにイエローストーンの話題だったのですけれど、アメリカでは、もうひとつわりと広く報道されている「国内の報道」があります。
空気感染型の肺ペストの発生

・ ペスト患者が発生したことを報じるテレビニュース。YouTubeより。
それは、コロラド州で「肺ペスト」に感染した男性がいることが明らかになったというニュースですが、このペストが、大変珍しい「空気感染(飛沫感染)」するタイプのものだとわかったため、感染拡大が起きる可能性はないのかどうかということが報じられています。

▲ 2014年7月11日の米国ブルームバーグより。
今回は、ブルームバーグの記事を翻訳したものをご紹介しておくにとどめますが、なぜ、大騒ぎとなっているかというと、ペストはネズミから「ノミ」などを介して人間に感染するのが一般的で、空気感染(飛沫感染と同じ意味で使っています)は、少なくともアメリカでは「極めて珍しいペスト」だからということのようです。
下の図は、横浜市衛生研究所の「ペストについて」というサイトにあるものですが、一般的には、ペストというものは、

というように、ノミが媒介して流行する場合が多いのですが、今回のアメリカの肺ペストの場合は、

ということで、(今回はペットの犬から飛沫感染した可能性が高いとのこと)そうなってくると、周囲の人間、動物などから「ペストが広がっていくことはないのか」ということでの懸念が報道されているということのようです。
ちなみに、上記、横浜市衛生研究所のページには、1947年から1996年までのアメリカでのペストの発生状況が記されています。そこには、
1947-1996年にアメリカ合衆国では、390人のペスト患者の発生が報告されています。そのうち、84%が腺ペスト、13%が敗血症ペスト、2%が肺ペストです。致死率は、腺ペストが14%、敗血症ペストが22%、肺ペストが57%でした。ペストが散発の状況では、肺ペストは少ないですが、ペストの流行時には、肺ペストの割合が高いです。
とあり、肺ペストの致死率は 57パーセントもあり、肺ペストは現代医療をもってしても、致死率のかなり高いものだということがわかります。
ここから、ブルームバーグの記事です。
Deadliest, Rarest Form of Plague Contracted Near Denver
Bloomberg 2014.07.11
最悪に致命的で、かつ非常に珍しい種のペストにデンバー近郊の男性が感染
コロラド州の男性が、咳やくしゃみを介して広がる可能性を持つ空気感染するタイプの、最も珍しく、かつ最も致命的な種のペストを発病した。
肺ペストの発生はアメリカでは 2004年以来のケースだとコロラド州環境保健省の広報担当者は語る。
感染した男性の名前は公表されていない。男性はデンバーに近いアダムス郡でペスト菌に暴露した可能性が高いことを保健当局は声明で述べている。
当局は、男性は入院しており、治療中であると述べたが、男性の現在の状況や、その他の詳細についてはコメントしないとしている。
男性は、ペットの犬から感染した可能性があるという。その犬は突然死亡したが、そこから菌が運ばれた可能性があるという。
(訳者注)なお、今回、アメリカで患者が出ました「肺ペスト」は、横浜市衛生研究所のページによりますと、ペストの中でもっと生物テロと関係が深いそうです。
また、現在はいまだに黒点の数は多いですが、黒点数と感染症の関係なども、
・「真実の太陽の時代」がやってくる:私たち人類は何もかも太陽活動に牛耳られている
2013年07月11日
をはじめ、よくふれることがありますが、「黒点の多い時に感染症が増える」という理屈は多分、磁場によって変化する人間の白血球の数とも関係する「人間の感染抵抗力」の問題と関係あるのだと思っていますが、それはともかくとしても、たとえば、西アフリカのエボラ出血熱も、いよいよ死亡数が 500人をはるかに越えてきまして、すでに「制御不能」に陥っているようですし、世界中での「病気の話題」のほうも、まだ少し続くかもしれません。
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アメリカの憂鬱
2014年07月04日

▲ 2014年7月4日のジ・エンド・オブ・アメリカン・ドリームより。
すさまじい雹の連続が世界中で止まらない
最初に全然関係ない話題で申し訳ないのですけど、「雹(ひょう)」のことなんです。先日は東京で大量に降ったりしたことがありましたが、今も世界中で雹や雪が降っていて、特に、7月に入ってからのスペインの光景と、先日のルーマニアの雹がすごいのです。
下の風景はスペインのアルマサンという街なんですけど、7月2日の光景ですよ。

▲ 2014年7月3日のスペイン NOS より。
上の映像があるのですが、「夏なのか冬なのかわからない光景」となっているのです。
そして、もうひとつは、6月の終わり頃、ルーマニアで「最大で野球のボールの大きさ」の雹が降ったんですが、それを車の中から撮影した動画があるのです。フロントガラスにビシビシとひびが入っていく。最初は笑い声も入っていたんですが、撮影者も次第に何も言わなくなっていきます。
その2つの動画を貼っておきます。
その後に、本題というか、本日 7月 4日はアメリカの独立記念日ですので、その関連の話を少し書かせていただこうかと思っています。
スペインを襲った「7月の雪と雹」
ルーマニアで降った殺人的な雹
もう、なんか、本当に世界中すごいなあと思います。
「記録の上では」とか、そういう文字や数字などの客観的な比較を別として、感性や感覚として「自然に圧倒される」という状態の光景が次々と現れる感じです。
もちろん、ここにはテクノロジーの発達のお陰ということもあるんですけれど。つまり、たとえば、携帯もスマホもパソコンもインターネットも動画サイトもないような時代に、スペインの田舎で雹が降っても、それが即座に遠い日本で見ることができるということもないわけで、
・次々と起きる
という感覚よりは、正確には、
・起きていることを次々と知ることができる
ということにより、私たちのほうの「世界に対しての認識」に変化が出ているということなのかもしれません。
それにしても、最近の雪や雹の様子は、日月神示にある、
「冬の次が春とは限らんと申してあろが。夏雪降ることもあるのざぞ」
という現象そのもののように見えたりします。
アメリカという国の7月4日に
毎年 7月 4日はアメリカの最大クラスの祝日である「独立記念日」だということは何となく知って生きてきましたが、「いつからやっているんだろう」とか、そういうことをまったく知りませんでした。アメリカ独立宣言 - Wikipedia によりますと、「 1776年にイギリスによって統治されていた13の植民地が独立を宣言」した翌年から、毎年、この日がアメリカの最大クラスの祝日となっているようです。つまり、1777年から続いている祝日のようです。
それでも、時代は移り変わり、現代のような時代の中での独立記念日に、冒頭のように米国のブログの作者は、「独立記念日?」と疑問符をタイトルに綴り、続けて、先日、調査会社ギャロップ社によって 120カ国で行われた、
あなたは自分の国の自由度に満足していますか?
という問いに対して、「満足している」という答えが、アメリカでは「 79パーセントあった」ということについてタイトルに記しているのでした。作者としては「こんなアメリカでも我々は自由だと満足しているわけかい?」というニュアンスのようです。
ところで、
「その国の約 80パーセントの人が自分の国の自由度に満足しているというのは、かなり高い数値なのではないか」
と思われる方もあるかもしれないですが、調査したギャロップ社の資料を見ますと、実は「自分の国の自由度に満足しているか」という問いに対しての、「満足している」という割合の「 79パーセント」は、調査開始の2006年以来、アメリカでの最低の数値なのです。
下はギャロップ社のその調査結果のうち、アメリカに関してのページです。

▲ 2014年7月1日のギャロップ社 Americans Less Satisfied With Freedom (アメリカ人は自由度にあまり満足していない)より。
上の表を見ますと 2006年度の調査では、実に「アメリカ人の 91パーセントが自分の国の自由度について満足している」と回答していたのです。その数は年々減っていって、そして一方では、「満足していない」と回答した人の数が増えていることがわかります。
ちなみに、調査した 120カ国においての、この「 79パーセント」は、上から何位くらいか想像できますでしょうか。
下は同じギャロップ社のサイトからのものです。

上の表の内容は、調査した 120カ国中の上位 10カ国が、上から、
1位 ニュージーランド
2位 オーストラリア
2位 カンボジア(カンボジアが!)
2位 スウェーデン
5位 アラブ首長国連邦
5位 オーストリア
5位 オランダ
5位 ウズベキスタン
9位 カナダ
9位 アイスランド
9位 フィンランド
9位 デンマーク
.
.
.
36位 アメリカ合衆国
となっています。
アメリカ合衆国は、上位の国から大きく順位の低い 36位でした。
上位4分の1からも外れた形となっています。
それにしても、上の2位のカンボジアは意外な感じです。
カンボジア以外は、アジアの国は上位10位に入っていません。
いずれにしても、アメリカはいろいろな意味で「中途な感じ」となっているのかもしれないですし、あるいは、そういうわけではないかもしれないですが。
「アーサー」の名を持つハリケーンと共に始まる独立記念日
ところで、アメリカの大きな祝日である独立記念日ですが、今年は、熱帯低気圧から発達したハリケーンが、アメリカの東海岸を直撃しています。被害や最終的なハリケーンの規模が明らかになってくるのは今後ですので、今は一応、「ハリケーンと共に始まった祝日となった」ということをお伝えできるだけですが。

▲ 2014年7月4日の米国 NBC News より。
このハリケーンは、「アーサー( Arthur )」という名前がつけられ、綴りから見ると、アーサー王にちなんでいるような感じもするのですけれど、あまり偉大な伝説の人物の名前をつけるのも、仮に被害が「伝説的なもの」になったような場合に、どうなんでしょうかね。
いずれにしても、「自由」とか、あるいは「自然の猛威」のほうでも、アメリカだけではないですが、世界は次第に荒れてきている様相もないではない中での独立記念日。
今回は冒頭にご紹介した「ジ・エンド・オブ・アメリカンドリーム」の記事の最後のほうをご紹介したいと思います。記事の最初のほうは、上に書いたギャロップ社の調査のことなどがメインです。
現在のアメリカ人で「自由を感じている人の割合である 79パーセント」は、アメリカの過去の同じ調査と比較すると低い数値であるとはいえ、「ジ・エンド・オブ・アメリカンドリーム」の作者は、「それでもまだアメリカ人は呑気すぎる」として、書き立てています。
文中にあるリンク先はすべて英語の報道記事です。
それでは、ここからです。
Independence Day? 79 Percent Of Americans Are Completely Okay With The Current Level Of Tyranny
The End of the American Dream 2014.07.02
独立記念日だ? 79パーセントのアメリカ人が現在の専制的政治に完全に満足している
ギャロップの調査では、確かにわれわれアメリカ人は少しずつ目覚めている徴候はある。しかし、それでも多くのアメリカ人にはまだまだ多くなすべきこと、考えるべきことがある。
ほとんどのアメリカ人は「深く眠ったまま」だ。
その間に、アメリカと私たちの自由は日を追うごとに浸食されている。
そして、ほとんどのアメリカ人はそのことを気にしていない。
ほとんどのアメリカ人は、TSA (国土安全保障省の運輸保安庁)が毎日、全国の空港で女性や子供の数千人の体をなで回していることを気にしていないように見える。
ほとんどのアメリカ人は、NSA (アメリカ国家安全保障局)が私たちの電話やメールの数十億を記録していることをさほど気にしていないように見える。
ほとんどのアメリカ人は我々の警察がますます軍隊的になってきていることを気にしていないように見える。1980年には、アメリカの SWAT (特殊火器戦術部隊)の出動はわずかに約3,000 件であった。しかし、今日、この国では、年間 80,000件以上の SWAT による出動があるのだ。
ほとんどのアメリカ人は、新しいカリフォルニア州法が、告発だけで銃を没収することを可能にする権限を警察に与えていることを気にしていないようだ。
ほとんどのアメリカ人は、アメリカの公立学校が《ビッグブラザーのための教化センター》に転換されていることを気にしていないようだ。
ほとんどのアメリカ人は、アメリカの国境は「憲法のフリーゾーン」と考えられていて、自由にあなたがたのコンピュータとハードディスクの内容をコピーすることができることを気にしていないようだ。
ほとんどのアメリカ人は、人々が自分の雨水を自分のために集めるだけで刑務所に送られることを気にしていないようだ。
ほとんどのアメリカ人は、顔認識技術がアメリカ全国に設置されていることを気にしていないようだ。
ほとんどのアメリカ人は、オバマ政権が、アメリカ国民すべての DNA のデータベースを構築したいと表明していることを気にしていないようだ。
ほとんどのアメリカ人は、私たちの携帯電話やスマートフォンが、基本的にハイテク監視装置であることを気にしていないようだ。
ほとんどのアメリカ人は、あなたが検索エンジンに間違ったことを入力した場合、警察がやって来る可能性があることを気にしていないようだ。
ほとんどのアメリカ人は、聖書を信じているクリスチャンたちはアメリカ政府によって「宗教的過激派」として識別されていることを気にしていないようだ。
私たちから自由がなくなった場合、それを再び取得することは非常に困難なことになる。
もう時間はない。
(訳者注) 作者はやや悲観的すぎる部分もあるような気もしますが、ここに書かれてあることのは事実として確認されていることでもあります。
そして、アメリカだけではなく、私たちも含めて、いろいろな国の人たちが「自分たちはどこへ向かっているのだろう」と考えながら生きる道を模索し続けているのが現状のようです。
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アメリカの憂鬱
2014年05月29日

▲ 2014年5月22日の The Wire より。
メディアを閉め出しておこなわれた機密のロケット発射
アメリカが、1週間ほど前、上のタイトルにあるように「機密の任務」、つまり、その目的が明らかにされていないロケットを宇宙空間に向けて発射したことが、ロイターをはじめ、米国のメディアで伝えられました。
「国家機密扱いの人工衛星」が載せられているとみられていて、その人工衛星を軌道に乗せるのが目的のようなのですが、しかし、完全にメディアをシャットアウトして、説明もないので、正確な目的はわかりません。
主導していたのはアメリカ国家偵察局というアメリカ空軍直轄の諜報機関だそうです。しかも、文脈から見ると「この2ヶ月ほどで4度のロケット発射をしている」というようにも見え、やや奇妙な感じもして、ご紹介しようと思いました。
X-37の時には
アメリカが「謎の目的」で、空に何かを飛ばせるのは、これが初めてではなく、2010年から、ボーイング社製の「 X-37 」という宇宙飛行艇をやはり宇宙空間に向けて「複数回」飛ばせています。
目的はいまだに謎のままです。
この X-37 は、NASA、アメリカ国防高等研究計画局 、そして、アメリカ空軍が共同で取り組み、ボーイング社が開発したものですが、 Wikipedia によると、現在は国防高等研究計画局主導のプロジェクトであるようです。

▲ X-37の飛行イメージ。Wikipedia より。
X-37 は、スペースプレーンと呼ばれるもので、つまり、スペースシャトルのように自力で飛ぶことのできる飛行機タイプのものですが、今回、アメリカが打ち上げたものはロケットであり、それを宇宙のどこに向けて飛ばしているのかを含めて、一切明らかにされていません。
なお、2012年の X-37 の打ち上げの際には、アメリカ空軍は以下の曖昧な発言だけをしたことが Wired の 2012年 12月 20日の記事「アメリカ空軍の極秘作戦:謎の「X-37B」3度目の飛行へ」に記されています。
その Wired の記事から一部抜粋します。
2012年12月11日、アメリカ空軍のスペースプレーンX-37Bの打ち上げが行われた。しかし、その実態は謎に包まれている。目的は何なのか、軌道上で何をするのかは誰も知らない。
「わたしたちは実験機X-37Bで、信頼性があり再利用可能な宇宙プラットフォームのための新しい技術的ソリューションを試験します。そして、軌道上での実験を行い、データを地球へ持ち帰りたいと思います。」
これは、12月11日にフロリダ州のケープ・カナベラルで行われたスペースプレーン「X-37B」の打ち上げに対してアメリカ空軍が提示した説明である。これでは不明瞭な説明ではないだろうか。正確には何が行われるのだろうか? 問題は答えを誰も知らないことだ。
そして、いまだに目的については明らかにされていないままです。
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最近よくその名が出るアメリカ国防高等研究計画局
まあしかし、 X-37 の場合は、主導しているのが、アメリカ国防高等研究計画局である以上は、何らかの防衛目的が大きいようには思います。
その頭文字からダーパ ( DARPA )とも呼ばれる、この国防高等研究計画局というのは、わりとすごい部署で、 Wikipedia によりますと、過去に、
・インターネットの原型
・全地球測位システム( GPS )
を開発したことで知られる部署です。
人数の規模は小さな部署ですが、
大統領と国防長官の直轄の組織でありアメリカ軍から直接的な干渉を受けない組織
ということで、つまり、軍の命令体系下にはなく、政府の直轄機関のようです。
また、この国防高等研究計画局は、 In Deep にもよく出てきた部署でもあります。
最近では、
・エドワード・スノーデン氏かく語りき : 「地球の地下マントルには現生人類よりさらに知的な生命が存在している」
2013年07月10日
という記事の中で、エドワード。スノーデンさんが以下のように証言していたことにふれています。
「 DARPA (アメリカ国防高等研究計画局)の関係者たちのほとんどは、地球のマントルに、ホモ・サピエンス(現生人類)よりもさらに知的な人類種が存在していることを確信しています」。
なんかこう、いろいろと知っている人たちがいるような、そんな感じもさせてくれる国防高等研究計画局ではあります。
あるいは、
・アメリカ国防総省が『時間を止める装置』を開発
2012年01月06日
という記事では、2012年の AFP 通信の記事をご紹介していますが、その冒頭は、
ペンタゴン(アメリカ国防総省)の支援を受けている科学者たちが、1月4日、ある装置を発明したと発表した。その装置は、「少しの間、起こっている出来事を感知されなくなる」というもので、『タイム・クローク』(時間を隠すもの)と呼んでいる。
科学誌『ネイチャー』に発表された論文によると、研究所で開発された装置は、光の流れを操作し、わずかなの間、起きていることを見えなくさせるものだ。
というもので、この研究は、国防高等研究計画局の支援を受けておこなわれたことが書かれています。

▲ 時間を感知させなくする装置の原理。どの部分もひとつも私には理解できないですが。
また、「サイバー戦争への自動応戦システム」も国防高等研究計画局によって練られています。
サイバー戦争版の「世界全滅マシン」
過去記事の、
・アメリカ国防総省の機関がサイバー戦争での自動対応プロジェクト「プランX」構想を発表
2012年08月23日
にも、国防高等研究計画局が出てきます。
この記事では、米国 WIERD の「国防高等研究計画局が極秘プロジェクト『X計画』でサイバー戦争のルーチンを構築する」という記事をご紹介しました。
この『X計画』とは、
・サイバー戦争を仕掛けられたら自動応戦する
というもので、このあたりは、スタンリー・キューブリック監督の 1963年の映画『博士の異常な愛情』の中に出てくるソビエト連邦の最終兵器『世界全滅マシン』( Doomsday Device )と似たコンセプトにも思えます。
博士の異常な愛情の『世界全滅マシン』は、核爆発を検知した場合、完全に自動で作動するもので、「地球上のありとあらゆる場所に死の灰が降る」という自動応酬が起きる装置の話でした。

▲ 映画『博士の異常な愛情』(1963年)より。B-52爆撃機で、無線で受け取った暗号「プランR」(R作戦)の内容を、機密書類で確かめる搭乗員たち。そこに記載されているのは「ソ連への核攻撃命令」。
この『世界全滅マシン』は、いったん作動すると、誰にも止めることはできず、そして、映画のラストの方ではそれが作動してしまいます。
そんなわけで、「自動応戦システム」というのは、サイバー戦争であっても危険な部分を感じるわけで、まして、過去記事などで何度か出てきた、 Wikipedia では、アメリカの NSA(国家安全保障局)とイスラエル軍の情報機関 Unit 8200 がイラン攻撃用に作ったとされる産業機械破壊プログラム(ウイルス)の「スタックスネット」や、過去記事、
・地球文明を破壊する威力を持つウイルス「フレーム」が歩き始めた
2012年06月10日
でご紹介したフレームというウイルスなど、サイバー戦争によっての被害は想定される以上である可能性があるのが現代社会でもあります。記事でも、ロシアのセキュリティ会社カペルスキー社の社長は、フレームと同様のウイルスでの攻撃によって起き得ることとして、
・全面的なインターネットのブラックアウト(インターネットの停止)
・重要なインフラ施設への攻撃
を挙げています。
まあ・・・いろいろと不安の多い世の中でもありますけれど、最近、たまにその名前を口にするルドルフ・シュタイナーさんですが、彼の言葉で最も気にとめていることとして、
あなたが霊的に見たものについて沈黙することができるようになりなさい。
と
たとえば危険と向き合ったときには、次のような感情を抱くようにします。「あらゆる観点から見て、私が不安を抱いても、何の役にも立たない。私は一切不安を抱いてはいけない。私は、自分は何をするべきなのか、ということだけを考えなくてはならない」
そして、
人間の本質のなかには、破壊的な力と建設的な力がともに存在しています。
などがあります。
建設し、そして破壊するのが人間の本質だとしたら、それは「本質」なのですから、本質というものは「そのもの」である以上、建設に対しても破壊に対しても、不安を感じたり、怒ったりするべきものではないのかもしれません。
それでも、確かに今進行しているいろいろな国の「宇宙に向けての謎の秘密のミッション」には不安「的」なものも感じないではないです。
というわけで、冒頭に貼りました記事をご紹介させていただきます。
America Just Launched a Rocket on a Secret Mission Into Space
Thw Wire 2014.05.22
アメリカはまさに今、機密のミッションのためのロケットを宇宙に向けて発射した
少し前、アメリカ国家偵察局によって、この国から宇宙空間に向けて、軌道上にスパイ衛星を載せるためとみられるロケットが打ち上げられた。
ロイターの報道によると、「国家機密扱いとされた人工衛星」を搭載した無人ロケット「アトラス5」( Atlas 5 )が、今朝、フロリダ州ケープカナベラルから離陸したことが報じられた。
打ち上げは、 5月 22日 9時 9分(現地時間)に、ロケット製造会社ユナイテッド・ローンチ・アライアンス( ULA ) とロッキード・マーティン、そして、ボーイング社の共同でおこなわれた。
米軍により報道管制下に敷かれ、発射場からのライブ中継をシャットダウンした中での発射だった。
ユナイテッド・ローンチ・アライアンスの副社長ジム・スポニック氏は、プレスリリースで、打ち上げは順調にいったことを述べ、下のように語った。
「今回の NROL - 33 ミッションに参加したパートナーのすべての皆様に成功おめでとうと言わせていただきます。ユナイテッド・ローンチ・アライアンスのチームは、国家のための重要な安全保障の資産を、アメリカ国家偵察局と米軍に提供できたことを光栄に思っています」。
スポニック氏は、最近のたった7週間うちに、4度のロケット打ち上げに成功したことを付け加えた。
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アメリカの憂鬱
2014年05月09日
米国での報道

▲ 2014年5月9日の Epoch Times Yellowstone Volcano Eruption: Report Claims That US Has Contingency Deal With Brazil, Australia より。
南アフリカでの報道

▲ 2014年4月1日の南アフリカ praag.co.za ANC says no to R1000 billion in fear for too many whites' より。
緊急時の「国外への国民大量移住計画」を策定していたアメリカ政府
今回の話の要点を最初に書いておきますと、
アメリカ政府は、イエローストーンが噴火した際には、被災地域のアメリカ国民をブラジル、オーストラリア、アルゼンチンなどの南半球に移住させる計画を策定している。
というものですが、今年 2014年に入ってから、イエローストーンの話題をかなり多く記したように思います。
最近では、
・イエローストーン国立公園から動物たちが逃げ出している
2014年04月02日
という記事では、2014年3月にイエローストーンで多くの群発地震が起きていること。
2014年3月30日のイエローストーンを震源とするマグニチュード2.5以上の地震
マグニチュード 3.3 震源の深さ 6.0キロメートル
マグニチュード 3.1 震源の深さ 6.6キロメートル
マグニチュード 2.5 震源の深さ 7.7キロメートル
マグニチュード 3.1 震源の深さ 4.5キロメートル
マグニチュード 4.8 震源の深さ 6.8キロメートル
マグニチュード 3.0 震源の深さ 1.6キロメートル
そして、動物たちの姿が消えている「ように見える」という地元の専門家の話などをご紹介しました。上の記事に出てきた、動物レスキューの専門家であるトム・ルッシュ( Tom Lupshu )さんという人の話です。
オハイオ州のサバイバリストで、動物の捜索と救出の専門家であるトム・ルッシュさんは、今年の冬は、イエローストーン国立公園でのヘラジカの群れの数が平年の4分の1しか見当たらず、他は行方がわからないと述べる。
そして、以下のように語った。
「生物学者たちは、このヘラジカたちの劇的といってもいいほどの数の減少の理由をつかめていません。そして、現在、イエローストーンでは通常の 1,000倍のヘリウムが放出されています。これに関して、メディアは報道しません。バイソンたちの大群が山から下り、公道を走る姿も見ています。バイソンは大地の変化を検出します。」

▲ YouTube にアップされたイエローストーン国立公園の様子。バイソンが狩猟者などから逃げているか、単に走っているだけという指摘が多いです。
また、
・米国のイエローストーンがどうなろうと、ロシアのウラジーミルさんは帝政復活の序章として「フィンランド併合」まで突き進む心づもりであるらしい
2014年04月05日
という記事では、アメリカでイエローストーンに関しての議論が活発になっていることをご紹介しました。

▲ 2014年4月3日の米国 TIME オンライン版 No, A Super Volcano Is Not About To Erupt In Yellowstone より。
上のタイムの記事は、
イエローストーン国立公園からバイソンたちが逃げていく光景の動画がウイルスのように世界中に拡散しているが、国立公園の関係者は、この超巨大火山が噴火する兆候はないと語る。「どれも普通の自然現象で、噴火の兆候などではありません」と公園の広報担当者は言う。
という出だしで始まり、イエローストーンの噴火が近いというウワサをきっぱりと否定しています。
しかし、その一方で、「ロシアの声」の日本版は、4月 3日に下のようなタイトルの記事を載せる始末だったり(これは煽りすぎ)。

▲ 2014年4月3日の VOR「 2014年、超火山イエローストーン噴火で世界崩壊」より。
しかし、イエローストーンの噴火が近いとか近くないとかという話とは別に、冒頭に貼りました記事のように、アメリカ政府は、
・噴火した際に、大量の米国民を他の国へ移住させる
という計画の策定を進めているようです。
このことにアメリカのメディアが気づいたのは、冒頭の2番目に貼った南アフリカの政府系だと思われる南アのメディアの報道でした。
ここには、
「アフリカ民族会議が、移住のための建設資金等、約 10億ドル( 1000億円)の資金提供の話を、アメリカ政府から持ちかけられていた」
ということと、しかし、
「何十万、何百万人のアメリカの白人たちが南アフリカにやってきた場合に、また、アパルトヘイトのような問題が起きないとも言えない」
というような理由で、拒否する意向についての内容などが書かれてあります。
ただ、本当に完全に拒否したのかどうかについては、今ひとつわからないです。
この「アフリカ民族会議」というのは、南アフリカの与党で、 アフリカ民族会議 - Wikipedia によりますと、
アパルトヘイトの期間は、獄中のネルソン・マンデラをシンボルに白人政権に対して果敢な闘争を繰り広げた。黒人の参加による民主的な全人種参加選挙による国会が召集された1994年5月以降、同国の与党である。
ということです。
今回は、エポックタイムズの記事をご紹介しますが、要は、アメリカ政府は、イエローストーンが噴火した際には、被災地域のアメリカ国民を南半球などに移住させる計画を策定しているということのようです。
アメリカ政府は、イエローストーンが噴火した場合は、何十年、あるいは何百年もその地での生活はできないと考えているのかもしれません。
なお、イエローストーンが噴火した場合の被害想定図は下のようなものです。

▲ 2014年5月8日の Extinction Protocol より。
ちなみに、噴火が仮に「カルデラ(破局)噴火」だった場合、その地がどのような状況になるかということは、日本の過去の例が教えてくれます。
縄文文化を千年間途絶えさせた鬼界カルデラの噴火
過去記事の、
・サイキック・マネーの彼岸に見切りをつけ、しかし改めて日本の「破局災害」の可能性を思う
2013年07月20日
にの中に、東大名誉教授で、火山噴火予知連絡会会長の藤井敏嗣さんという方が書かれた「カルデラ噴火! 生き延びるすべはあるか?」( NHK そなえる防災)というサイトがあり、そこに、今から 7200年前に起きた、現在の鹿児島沖にある「鬼界カルデラの噴火」のことが書かれてあります。

▲ そのページより、鬼界カルデラから噴出した火砕流の範囲(オレンジ色)と、この噴火で降り積もった火山灰の厚さの分布。
四国あたりまで「20〜30センチの火山灰」が積もっていたことがわかります。
また、鬼界カルデラは海中でしたが、これが内陸部の人が住んでいる範囲で起きた場合は・・・と考えると、上の「オレンジの範囲」は恐怖を覚えるほどです。関東全域、四国、九州などの面積に相当する部分が火砕流に見舞われてしまうほどのものだったことがわかります。
7200年前は日本は縄文時代でしたが、この噴火の結果、この地域はどうなったかというと、上のサイトから抜粋させていただきますと、下のようになりました。
活火山のない四国も厚い火山灰で覆われ、南九州から四国にかけて生活していた縄文人は死滅するか、食料を求めて火山灰のない地域に移動し、1,000年近く無人の地となったようです。
というのも、この火山灰層の上下から発見される縄文遺跡の土器の様式が全く異なっているからです。
それまで豊かな縄文文化を築き上げてきた場所が「 1,000年間、無人になった」のでした。
このような例を見ましても、超巨大火山が噴火した場合、あるいは、超巨大火山ではなくとも、「破局噴火」が起きた場合、どれだけ現代の文明の力を使っても、その土地を復興させるには大変な時間がかかるということがおわかりかと思います。
それなら、他の土地へ行けばいい、とアメリカ政府は考えているようです。
ここからエポックタイムズの記事です。
Yellowstone Volcano Eruption: Report Claims That US Has Contingency Deal With Brazil, Australia
Epoch Times 2014.05.09
イエローストーンの噴火:米国がブラジル、オーストラリアと緊急時の取引をしていることを示す報告
超巨大火山イエローストーンが噴火した場合、アメリカ合衆国の市民数百万人は、ブラジル、オーストラリア、あるいはアルゼンチンでその人生を終えることになる可能性がある。
南アフリカのニューサイト Praag は、イエローストーン噴火の際に、南アフリカに米国人のための仮説住宅を建築するために、南アのアフリカ民族会議は、米国政府から10億ドル(約 1000億円)の資金提供を受けたと報じている。
最近、米国では、イエローストーンから動物が逃げているといった話題や、群発地震が続いていることなどから、それぞれ信憑性のバックはないものの、特にインターネット上ではイエローストーンに関しての関心は高い。
また、最近ではネット上で、イエローストーンのカルデラの監視を続けるアメリカ地質調査所( USGS )が、データを隠匿しているという理論も展開されている。
なお、南アフリカ政府は、その申し出に対して、南アフリカに何百万人もの米国人がやってくることを懸念しており、それによって、南アフリカの国家体制が劇的に変化してしまうのではないかと恐れていることが Praag の報道に書かれてある。
南ア外務省スポークスマンのシフ・マテテ博士( Dr. Siph Matwetwe )は以下のように語る。
「南アフリカは米国の計画の一部ではないでしょう。なぜなら、何百万人もの白人が南アフリカに送られてきた場合のリスクが大きすぎる。黒人国家としての文化のアイデンティティの消失の危機さえあるかもしれない。」
「我々が十分な住宅やインフラを用意できたとしても、それは南アフリカを不安定にさせ、さらにはアパルトヘイト時代に逆戻りしてしまう懸念もある。」
イエローストーンは、過去の 200万年で3度噴火している。仮に、噴火した場合、米国の 17の州が影響を受ける。その中には完全に破壊される州も、部分的に影響を受ける州もある。カナダ南部や、メキシコ北部も影響を受けると考えられる。
科学者たちは、次のイエローストーンの噴火がいつになるのかの予測を持ってはいない。多くの科学者の意見は、噴火はずっと未来の話だというものだが、しかし、現実としては、あらゆる火山はいつでも噴火する可能性を持っている。
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アメリカの憂鬱
2014年04月24日

▲ 米国カンサス州ウィチタで撮影された飛行物体。 2014年4月17日の The Blaze Photographer, Aviation Experts Stunned by Mysterious Unidentified Flying Object より。
アポロの周囲
先日、棚の引き出しから下のような「絵はがきセット」が出てきました。

裏を見ますと、アメリカにあるアポロの記念館のもので、1993年とありました。
奥さんに、
「これきみの?」
と聞くと、
「アメリカに行った時にそこに行ったの。そのおみやげ」
とのこと。
うちの奥さんは若い頃、前衛系の芸術集団でかなり世界中を回っていた時期があったのでした。その中で、アメリカに行った時のものとのこと。
私 「それにしても、どうしてこの写真を表紙にしたんだろうね」
奥 「どうして?」
私 「旗の影だけないじゃん」
奥 「ほんとだ」
左にあるアポロの着陸船の影が大きく右に向かって伸びているのですが、アメリカ国旗のポールのほうには影がないです。
私 「ま、いいか」
といいつつ、最近またいろいろと発見されているアポロの写真などのことも思い出しました。
アポロ16号に関しては NASA が、「アポロ16号 月面ジャーナル」というサイトを特設していまして、そこに多くの写真が掲載されています。

▲ NASA Apollo16 Lunar Surface Journal より。
私のような暇な人たちなんかは、こういうところもたまにボーッと眺めたりするのですが、最近、このサイトの中に「明らかに加工してある」ものを世界中のいろいろな人が見つけています。
たとえば、下の写真。

▲ 写真番号 AS16-118-18894HR より。
着陸船が着陸するために月面へ降りていくときのもののような感じですが、背景は一見、真っ黒の宇宙空間に見えます。
しかし、これを、単に「露出を上げる」、つまり「明るくする」だけで、周囲がかなり雑に黒塗りされていることがわかるのです。
上の写真の露出を上げたもの

この「 NASA と写真修正」というのは、今では世界的に大きく知られていることのひとつで、そろそろ小学校の理科の教科書にも載るとか載らないとか(載らないだろ)。
まあしかし、それを見つけて個人的に楽しんでいるうちはよかったのですが、過去記事の、
・米国議会に「エイリアンの月面基地の存在」議題が提出され、同時に中国は「月面の真実の写真」を順次公開すると発表
2013年01月15日
などで取り上げましたように、ベテランズ・トゥディ( Veterans Today )というアメリカ退役軍人向けの政治系ウェブサイトで、
NASA や防衛宇宙プロジェクトは、過去 30年間にわたって、継続的に月の写真を修正・改ざんしてきたという調査が最近の米国議会で開示された。
という内容の報道がされていたことをご紹介したこともあり、次第に政治レベルでの話にもなってきている部分もあります。

▲ 2013年1月9日の Veterans Today Congressionial Disclosure Studies Alien Moon Bases の写真より。月のクレーター中に写るカギ十字型。
まあ、個人的にも4年ほど前のクレアなひとときの時代に、
・何かが太陽を周回? (2010年1月28日)
・太陽を周回するもの - エピソード2 (2010年2月1月)
・太陽騒動は続く (2010年3月22日)
などの記事で、 NASA の写真修正とのリアルタイムでの格闘などを経験していて、「さきほど写っていたものが数時間後には消されている」ということを毎日のように目にしていました。

▲ 2010年3月22日のクレアなひととき「太陽騒動は続く」より。
上のようなこともありまして、そのようなことをする理由はわからないですけれど、理由はともかく、 NASA が継続的に写真に修正をおこなってきたことは事実だという確証はあります。
特別、悪意でやっているというようには今では思ってはいませんが、そのまま見せてくれてもいいじゃないか、という気持ちも多少あります。
アポロは、少なくとも 15号に関してはその「機体」に関しては、月に着陸したことは事実です(日本の月周回衛星「かぐや」が確認しています)。それなのに、こんなに月面着陸に対して、怪しい感情を抱いてしまうというのも、 NASA が写真修正をおこなっているという事実を考えてしまうところもあるのかもしれません。
このあたりは、比較的最近の記事、
・スタンリー・キューブリックとT氏のふたりの亡霊に私はまたも月の世界へ引き戻される
2014年02月23日
でも、月面の様子の具体的な撮影方法について少し書いています。
しかし、いずれにしても、アポロの公式資料も月の石なども、
アポロ計画のオリジナル資料をNASAが紛失
国立国会図書館 カレントアウェネス・ポータル 2006年8月16日
NASAが保管していたアポロ計画の通信記録テープが紛失し、約1年間にわたる調査が行われたものの、いまだ発見に至っていないことが明らかになりました。
紛失したテープは約700本におよび、ニール・アームストロング船長の有名な「これは一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である」を記録したオリジナルテープも、目下、紛失状態にあるとのことです。
NASAずさん管理 月の石など大量紛失
共同通信 2011.12.12
アポロ宇宙船が持ち帰った月の石など貴重な地球外物質の試料517点を、米航空宇宙局(NASA)が紛失していたことが9日までに分かった。8日付の監察官の報告書によると、517点は月の石や土壌のほか、隕石や彗星のちりなど。1970〜2010年の間に紛失した。
のようにすでにオリジナルは存在しないのです。
現在は、「厳選された写真」のみがインターネット上で閲覧することができるだけです。
仮に紛失が意図的ではなくとも、アームストロング船長の「これはひとりの人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては偉大な飛躍である。」が収録されたテープさえ紛失するような、そんなずさんな科学団体というのも、また、どうも今ひとつ信用の面で心許ない面もあります。
世界中に出現する「三角 UFO 」
最近、世界中で「三角形の飛行物体」が相次いで目撃されています。
トップに貼った写真の全景は以下のような写真です。

▲ 2014年4月17日の The Blaze Photographer, Aviation Experts Stunned by Mysterious Unidentified Flying Object より。
記事のタイトルは「謎の未確認飛行物体に驚きを隠さない写真家や航空専門家」でした。
上の写真は、アマチュア写真家が野生動物の写真を撮影している時、空にこの物体が横切るのを見つけ、撮影したものが、地元のテレビ局で紹介されたものです。
航空専門家は新型の軍用機ではないかという意見がある一方で、そうではないという意見などもあり、結局、何かわからないままなのですが、問題は、いろいろなところで、似たような「三角の飛行物体」が目撃されていることです。
その前には米国テキサス州で。
米国テキサス州 3月27日

▲ 2014年3月28日の Openminds.tv より。
さらに同じころにオハイオ州で。
米国オハイオ州 3月27日

▲ 2014年3月27日の examiner Triangle UFO hovers 300 feet over Ohio family より。
この「高度 90メートル」という時点で、ちょっと爆撃機の線は薄いかとも思います。
そして、その少し前にはカリフォルニアで。
米国カリフォルニア 3月24日

▲ 2014年4月25日の Ufo Digest TRIANGLE UFO MOVES SLOWLY OVER CALIFORNIA ROOFTOP より。
そして、数日前には、オーストラリアのメディアで以下のようなものがありましたが、その形はやはり三角のように見えます。
オーストラリア・カラウンドラ 4月20日

▲ 2014年4月21日のオーストラリアの The Chronicle より。
この写真を撮影した人は 30年以上の商用パイロット経験のある人物で、これは、飛行機のコックピットから撮影したものだそう。また、この撮影者は UFO などを一切信じない人物で、メディアのインタビューにも匿名で応えています。
撮影者の話によれば、
最初、2色の光を発していて、それは次第にオレンジ色の輝きに変化した。飛行機だと識別できるビーコンやストロボなどの点滅信号を探したが、その飛行物体にはいずれもなかった。
というものだったそう。
通常の飛行機ならば、夜間は必ず「点滅信号」がどこかにつきますが、それがなかったと。
もちろん、軍用機、まして偵察機なら点滅信号などはつかないでしょうけれど。
どうして、最近の三角 UFO 報道に関心をもったのかというと、過去記事、
・ミスター・スノーデンが示唆する米英政府機関の「 UFO での大衆マインドコントロール作戦」
2014年03月19日
で、英国政府通信本部( GCHQ )や米国は UFO を使っての大衆マインドコントロールの試みをおこなっていることを知り、「 UFO の出現は多くなるのかもしれないな」と思っていたこともあります。
実際、そういうことと関係あるかどうかは別として、カナダでは、ここ数年、 UFO の目撃報告が飛躍的に増えています。

▲ 2014年3月12日のカナダの報道メディア Global News UFO Sightings in Canada Continue to Increase - March 12, 2014 より。カナダで UFO 目撃が劇的に増えています。
また、最近、 UFO 目撃報道に関して、いくつか興味深いことも発見しておりまして、一気には無理でも、機会があれば、少しずつご紹介したいと思います。
ちなみに、上の三角 UFO について、「米軍の軍用機」という意見が出る背景として、最新型のものを含めて、アメリカの爆撃機や偵察機には三角形をしたものが多いからのようです。
アメリカの三角爆撃機と三角偵察機
米国の新型軍用機にもいろいろとあるようですが、爆撃機では、三角のものは一般的には、長距離打撃爆撃機( LRS-B )と呼ばれているもののようで、偵察機のほうでは、新型無人ステルス偵察機RQ-180というものがあるようです。
長距離打撃爆撃機( LRS-B )のひとつ

▲ Future Strike Aircraft より。
新型無人ステルス偵察機 RQ-180

▲ Aviationist より。
この新型無人ステルス偵察機 RQ-180 は、CNN の記事によりますと、
・長距離飛行、24時間の長時間飛行可能
・高度約 17キロメートルを飛行
・エリア 51の格納庫にあるとみられる
というもののようです。
そこを考えると、上のほうのニュースでの、
・家の屋根の数十メートル上空をゆっくりと移動していった
ということができるのかどうかは疑問です。
仮に、そういう低空飛行をした場合、「騒音」のほうがものすごいような気もして、まずは「謎の騒音騒動」のニュースになりそうですが、それとも、最新の偵察機は、そんなに音がしないのかもしれないですが。
いずれにしても、飛ばしているのが、エイリアンであろうと、人間であろうと、あるいは地底人であろうと、何であろうとも、今後、さらに UFO の報道は増えるようには思っています。
地底人に一票・・・としたいところですが、人間もかなり飛ばしてそう。
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アメリカの憂鬱
2018年05月11日更新











