2015年06月26日



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なぜ、アメリカから超富裕層たちは逃げ出しているのか? そして、「破壊と創造の原理」から見る新しい暗黒時代の希望



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▲ 2015年01月26日の英国ミラーより。






 


世界に何が起ころうとしているのか

否定的ニュースには事欠かない最近ですが、そのような中で「気になるランク」が高いものとして、「アメリカから国外へスーパーリッチやエリートたちが逃げ出している」というものがあります。

これは今年に入ってから繰り返し語られているものではあり、たとえば冒頭の記事は、今年1月の英国の報道ですが、最近、「アメリカ発」のものとして多く見かけるようになりました。最近のヤスの備忘録の記事でも、このことにふれられていました。

冒頭の記事は新しいものではないですが、これらのことをリークしている人物の「国際社会での地位の高さ」もいろいろと気にさせるところでもあります。冒頭の記事の「インサイダー」は、ジョージ・ソロス氏が資金提供する「新経済思考研究所」(The Institute for New Economic Thinking)という経済研究所の所長であるロバート・ジョンソン氏という人でした。

新経済思考研究所は、リーマンショック後に設立されたもので、かなり大層な組織でもありそうです。


新経済思考研究所を創設 ノーベル賞受賞者らが発表
ビジネスEX 2009.10.28

経済危機が示す政策面の挑戦と経済理論への新鮮なアプローチを発展させる必要に応えて、学術、政策立案、民間分野のトップリーダーのグループが28日、新経済思考研究所(INET)の創立を発表した。

INETの創立諮問会議のメンバーにはノーベル賞受賞者のジョージ・アカロフ、ジェームズ・マーリーズ…(略)



この新経済思考研究所の現在の代表者が、ダボス会議(世界経済フォーラムが毎年1月にスイスのダボスで開催する年次総会)の場でのインタビューに対して、

「多くのヘッジファンドマネジャーたちが脱出を計画している」

という発言をしたのでした。

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▲ 2015年ダボス会議。左が新経済思考研究所のロバート・ジョンソン所長。 YouTube


そ最近になり、いろいろと金融や経済について緊迫度が増しているようなものが増えてきました。

下はつい最近の英国テレグラフの記事ですが、「今は(銀行に預けたりではなく)現金を身近に持ちなさい」というファンド・マネージャーからの警告などが書かれています。

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▲ 2015年06月20日の英国テレグラフより。

上の記事では、そのファンド・マネージャーは「起きる出来事は全世界的になる」ということも述べています。

さて、一体、今何が起きていて、これから何が起きる必要があるのか。

そして、どうしてアメリカのスーパーリッチたちは逃げているのか。

今回は、新しい記事ではないですが、アメリカの金融ブログ「ゼロヘッジ」の「彼らは何を知っているのか? なぜ、こんなに多くの超富裕層が逃げ出しているのか?」というタイトルの記事をご紹介したいと思います。

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Zero Hedge


ここに書かれてあることは、「アメリカの最近の富裕層の行動」というものがよくわかる興味深いものです。どうも、今のアメリカの富裕層は「サバイバル・モード」に突入しているようなのです。

ところで、このゼロヘッジというのは、人気のある金融系ブログですが、この作者の方は、男性か女性かはわからないですが、自分の名前を、

「タイラー・ダーデン( Tyler Durden )」

としていることに最近はじめて気づきました。

そして、ご自身の顔アイコンも、

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を使っています。

「ああ、なるほど」

と思いました。



新しい暗黒時代を目指して

何が「ああ、なるほど」なのかと申しますと、この「タイラー・ダーデン」という名前を持つ人物は、20世紀を代表する恋愛映画のひとつで、エドワード・ノートン主演の『ファイト・クラブ』という映画で、ブラット・ピットが演じたキャラクターなのです。

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・『ファイト・クラブ』

これを知った時に、

「ゼロヘッジを書いている人は、多分、金融も経済も全部壊れればいいと思っているんだ」

と思うに至ります。

というのも、この『ファイト・クラブ』には、小説の原作があるのですが、登場人物たちの目的は、

・消費社会を終わらせること
・金融システムを消滅させること


などを行うことにより、

「新しい暗黒時代」を作り出し、「人類の文明の歩みを遅くする」

ことなのです。

この目的を達成させるための計画名が「騒乱計画(メイヘム計画)」。

映画そのものは、そのような深い意味を越えて、ひたすら爽快な展開で最後まで楽しませてくれますが、原作では、そのような意志があったようです。

もう6年も前ですが、クレアなひとときの、

都心で夢見たメイヘム計画による「歴史の消去」の日は来るか
 2009年12月23日

という記事にそのことを書いたことがあります。

その記事にも書いていますが、この映画を見終えた時の快感というのは、


「もしかすると《家や車や家具を持っていないと、ちゃんとした社会的人間ではない、という強迫観念》から、自分たちも逃れられる日が来るのかもしれない


という「感覚」を残してくれたことです。

金融崩壊も経済混乱も良いことではないです。

しかし、何らかの理由で、心から本気で「新しい世界」を目指したいと「考えて」いるのなら、この世は、創造と破壊の繰り返しである以上、

「創造と現状維持だけという世界はあり得ない」

ということは言えます。

それどころか、「創造のためには何よりも破壊が必要である」としているものも数多くあります。


破壊神

ヒンドゥー教の宗教的観念では宇宙は生成と消滅を繰り返すとされる。再生と消滅の循環において“死、破壊”こそが万物の支配者であり、消滅を経て宇宙は清らかで秩序ある姿に帰り、新たな創造が始まるのだ。破壊無くして創造はなく、破壊と共に再生を願う性格と機能を備えた存在こそが「破壊神」なのである。


これからどんなことが起きるのかは、スーパーリッチではない私たちにはわからないことですが、ゼロヘッジの記事には、多少の示唆があります。

どんな地球上のシステムにも「破壊」の日は来ます。
それならそれで、積極的な気持ちで立ち向かいたいところです。

というわけで、少しだけ話が逸れましたが、ゼロヘッジの記事です。

なお、現在のアメリカでは、ここに「戦争」というキーワードが含まれたり、いろいろな要素があるのかもしれないですが、どんな形式をとるにしても、「変化」は、おそらくは必ず訪れるということのようにも思います。

そして、その変化は将来的に考えれば好ましいものであるに違いないと確信しましょう。




What Do They Know? Why Are So Many Of The Super Wealthy Preparing Bug Out Locations?
Zero Hedge 2015.01.31


彼らは何を知っているのか? なぜ、こんなに多くの超富裕層が逃げ出しているのか?


その時に備えて、多くのスーパーリッチたちが静かに逃避する準備を進めている。

彼らは遠い国に農場を購入したり深い地下壕を購入したりすることによって、生存するための財産を蓄えている。

実際、ダボス会議で、世界経済フォーラムの著名なインサイダーは、「非常に権力のある人々が、彼らが非常に脅えていると私に話した」と言い、また、「世界中のヘッジファンド・マネージャーが、ニュージーランドのような場所に自家用の滑走路と農場を購入している」と語り、聴衆たちに衝撃を与えた。

彼らはいったい何を知っているのか。

なぜ、多くの超富裕層が突然、逃避の準備をしているのか。

世界のエリートたちが終末の日の準備を始めたとなると、非常に厄介なサインといえる。そして、今のエリートたちは、これまでにないような災害のための準備をしているように見えるのだ。

さきほど書いた新経済思考研究所のロバート・ジョンソンがダボス会議で聴衆に語ったこと・・・。

格差と不平等の拡大と、市民の不安などから、世界中のスーパーリッチは、すでにそれらの「結果」に対しての準備を進めている。世界中のヘッジファンド・マネージャーたちが、すでに逃走を計画していたことがダボスで明らかにされている。

彼らはニュージーランドなどに滑走路や農場を購入している。

ロバート・ジョンソンはさらに、「エリートたちが、ファーガソンなど、社会不安の増加や、暴力の増加の証拠を示し、彼らは非常に怖れている」ことを述べた。

エリートたちの一部が、ニュージーランドなど地球の反対側に行こうとしているのに対して、「地下へ逃避」することを計画しているエリートたちもいる。

例えば、カンザス州の地下にある退役したミサイルのサイロは、不動産開発業者が「高級サバイバル・コンドミニアム」に建て替えた。

ウォールストリート・ジャーナルによれば、そのコンドミニアムは「サバイバル・コンドミニアム・コンプレックス」と呼ばれ、価格は、150万ドル(1億8000万円)から 300万ドル(3億6000万円)までで、75名まで収容可能だ。

購入者には、医者、科学者や起業家なども含まれていると開発者のラリー・ホール氏は述べる。ホール氏は、2008年にカンザス州で最初のミサイル・サイロを購入し、2012年に竣工した。

その1年後には物件はすべて完売した。

ホール氏は現在、次のコンドミニアムに取り組む計画を立てており、テキサス州や、他の場所の建設も検討していると言う。

元核ミサイル地区は、アメリカ陸軍工兵隊の監督の下で構築されており、構造はもともと核爆弾の直撃に耐えられるように設計されている。

内部と地上は、 16000ポンド( 7257キログラム)の重量がある装甲ドアで密閉することができる。また、水の処理施設、空気処理施設、最先端のコンピュータ・ネットワークと、代替の発電能力を備えているという。

他の富裕層たちは、自宅を、ハイテク・セキュリティ要塞へと変えている。

これらのサービスを提供するアメリカのビジネスは、著しく高騰を続けている。

全米の富裕層たちが、侵入者などから自分の愛する家族を守るために、何百万ドル(数億円)かけ、黙示録的な自然災害から守るためのホーム・セキュリティはますますSF的になってきている。

懸念する住宅所有者たちに未来的な小道具、そして、金額では見積もることのできない安心を提供している企業の数々は、現在、高価な地下壕やパニックルーム、そして、個人認識ソフトウェアの需要が高まっていることを明らかにした。

ポラック+パートナーズ社の代表は、経済誌フォーブスに、「セキュリティは、常に富裕層の顧客には重要だったが、過去5年で、ホーム・セキュリティへの支出がさらに著しく成長している」と述べた。
 
では、なぜ、これらの裕福な人々のすべてはそのように心配しているのか。

真実は、彼らは何が起こるのかを見ることができるということだ。

彼らは、アメリカの何百万人もの人々が、中流階級より下のクラスに落ちることを見ることができる。アメリカ社会が何千もの異なった方法で破壊されることを彼らは見ることができる。

彼らは、アメリカの人々の怒りや不満が、かつてないレベルにまで上昇していることを見ることができる。

そして、彼らは次の経済危機の直撃が、怒りの爆発をおこさせる可能性があることを見ることができる。

経済は今のところ、しばらくの間かなり安定しているにもかかわらず、経済的な苦しみを経験する人々が増加する兆しにあふれている。

例えば、ロサンゼルスタイムズは、ロサンゼルス地域にホームレスの野営地が急速に拡大していることを報告している。

この2年間で、道路の野営地は、彼らの歴史的な境界だったロサンゼルスのダウンタウンから飛び出し、高速道路を抜け、南ロサンゼルスのエコーパークの地下通路まで埋まっている。

ロサンゼルス・ホームレス・サービス局( Los Angeles Homeless Services Authority )によると、ホームレスの道路の野営地は、2013年の 479地点から、2014年には 767地点と、60%上昇した。

私たちは今、エリートたち以外の多くの人々が少しずつ貧しくなっている時間の中を生きている。この世界は、上位1%の人々が、全世界の富の 50%近くを持っている。そして、その裕福層の富は毎年増え続ける構造だ。

エリートたちは、最終的にこれが「弾ける」ことを知っている。
それが起きた時に右往左往したくないのだ。

本当の危機が訪れたとき、何が起きるだろうか?

エリートたちが逃避の準備を進めていても、彼らを責めることは難しい。

誰も噴火の際に火口の真ん中にいたくはない気持ちはわかる。

私たちの人生は劇的に変化しようとしている。
そして、その嵐の徴候に満ち溢れている。

もし、あなたが、アメリカを直撃するかもしれない事態に対して、まだ何も準備をしていないのなら、今すぐ準備を始めることを望む。





  

2015年04月09日



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▲ 2015年3月31日のシドニー・モーニング・ヘラルドより。






 



何となく奇妙な事件が続く中

4月7日に、アメリカの首都ワシントン D.C. で大停電が発生するという出来事がありました。

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▲ 2015年04月08日の FNN「米・ワシントンで大規模停電 国務省定例会見も真っ暗に」より。

停電は、ワシントン近郊、メリーランド州の発電所での不具合が原因で、国土安全保障省は「テロとの関連はない」としている。

ということで、テロではないということですが、翌日、今度は、フランスのTV5モンドという国際テレビ局が、テレビ放送、ウェブサイトなどほとんどのメディアをハッキングされるという出来事が起きました。

ハッキングされたTV5モンドのウェブサイト
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▲ 2015年4月9日のフランス 20minutes より。


下は CNN の記事です。


仏テレビ局、サイバー攻撃で放送不能に ISIS関与か
CNN 2015.04.09

フランスのテレビ放送網TV5モンドは8日夜、大規模なサイバー攻撃を受け、系列の11局で放送ができなくなったと明らかにした。

同局のフェイスブックに掲載されたディレクターのビデオメッセージよれば、系列の11局に加えてTV5モンドのソーシャルメディアとウェブサイトも一時的に制御できなくなった。

被害を免れたモバイル版のサイトで同局は、「イスラム系組織にハッキングされた」と説明している。TV5モンドの一部ソーシャルメディアページには、イスラム過激派「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」のロゴが掲載された。



これを本当に ISIS がおこなったかどうかはわからないですが、それより思ったのは、

「テレビ局ってのはそんなに簡単に乗っ取れるものなのか」

ということでした。

また、昨日は、イギリスで「史上最大の被害額」となる可能性のある強盗事件が起きています。

英国で最悪規模の盗難、360億円被害か 宝飾店街の貸金庫
日本経済新聞 2015.04.09

ロンドンの宝飾店街にある貸金庫で、約70の金庫が荒らされ、現金や宝石が大量に盗まれたことが発覚した。警察は被害額を発表していないが、英大衆紙サンは推定2億ポンド(約360億円)との関係者の情報を伝え、英国で最悪規模の盗難事件だと報じた。

この規模の犯罪となると、個人での犯罪というわけではないでしょうが、しかしまあ、360億円という金額は確かに大きいですが、過去に、

カルバナクの衝撃 : サイバー攻撃での世界の金融システム崩壊が早いか、それとも「預金封鎖」がそれより早いのか
 2015年02月19日

という記事でご紹介しました、数カ国のメンバーから構成される「カルバナク」( Carbanak )と呼ばれる集団によるサイバー銀行強盗の被害額は、判明しているものだけで 1200億円です(そして、おそらく、今現在も、国や地域を広げて被害は拡大している気がします)。

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IB Times

なんだかこう、今回のフランスのテレビ局のハッキングにしても、カルバナクの犯罪にしても、

サイバー犯罪で実行可能な事の数が広がっている気がする。

という気がします。

アメリカの大停電は「攻撃ではない」ということですが、少し前には、

テトラッドの3回目の皆既月食がやってくる中で何だかいろいろとおかしい : トルコとオランダの大停電…
 2015年04月01日

で取り上げましたように、トルコ全土で停電とか、オランダでも大停電が発生していたり、あまり停電とは縁のなさそうな場所で次々と大規模な停電が続いているというのは、「偶然」ということではあっても、考えるところはあります。

そういう中で、ロシアの地政学の専門家が、「アメリカのイエローストーンとサンアンドレアス断層に核爆弾を打ち込む」ことについて言及したというニュースを知りました。

イエローストーンの噴火と、サンアンドレアス断層での地震の「トリガー」として核兵器を使用する概念について述べたという、なかなか激しい内容です。

掲載されたのは、ロシアの VPK ニュースですが、それを冒頭のシドニー・モーニング・ヘラルドが取り上げたのでした。

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ロシア VPK ニュース

今回はシドニー・モーニング・ヘラルドの記事をご紹介します。

ところで、今回の、

・イエローストーン
・サンアンドレアス断層


は、共に In Deep の記事に何度も出てくるものでもあります。
少し振り返ってみたいと思います。




米国二大脅威のイエローストーンとサンアンドレアス断層

昨年 2014年は、イエローストーンに関する「うわさ」が何度も出た年でした。私もその度に記事にしていたような気がしますので、昨年はイエローストーンに関しての記事は多かったと思います。

アメリカを駆け巡るイエローストーンの噴火に関するウワサを当局自らが打ち消した日に思う「世界中が重複災害の星の下にある」事実
 2014年02月07日

イエローストーン国立公園から動物たちが逃げ出している
 2014年04月02日

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Epoch Times

上の記事は、アメリカのエポック・タイムズというメディアの 昨年 3月 31日の記事ですが、現在はこの記事は存在しません。

エポック・タイムズは、基本的には記事はかなりの長期間掲載され続けるメディアで、1年ほどで記事が消えるということは通常はありませんので、何らかの事情で削除したようです。

まあ、結果的には 2014年はイエローストーンは噴火しませんでしたが(そりゃそうだ)、ただ、アメリカ政府は「イエローストーンの近い噴火をまったく想定していないわけでもない」ということは言えそうで、それは、昨年の記事、

アメリカ政府はイエローストーンが噴火した場合のために、南アフリカ、ブラジル、オーストラリアなどへの「米国人の数百万人規模の大量移住」を要請していた
 2014年05月09日

という記事で、アメリカ政府は、

緊急時の「国外への国民大量移住計画」を策定していた

ことがわかったという記事をご紹介しました。

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Epoch Times

上の記事もエポック・タイムズのものですが、こちらは今も記事が残っています。

この記事の最初は、

超巨大火山イエローストーンが噴火した場合、アメリカ合衆国の市民数百万人は、ブラジル、オーストラリア、あるいはアルゼンチンでその人生を終えることになる可能性がある。

南アフリカのニューサイト Praag は、イエローストーン噴火の際に、南アフリカに米国人のための仮説住宅を建築するために、南アのアフリカ民族会議は、米国政府から10億ドル(約 1000億円)の資金提供を受けたと報じている。

というもので、仮に、イエローストーンが噴火した時には、被害を受けた地域の米国市民たちが、南アフリカに移住するということをアメリカ政府が政策としておこなっていることを報じたものでした。

イエローストーンは、「もし、噴火すればアメリカの3分の2の地域は人が住めなくなる」という推測もあり、移住計画にも整合性がなくはないです。



サンアンドレアス断層

いっぽうの、サンアンドレアス断層というのは、アメリカの下の部分を走る巨大な断層です。

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この場所は、西暦 1700年に、アメリカ大陸の過去数百年の中で最大だと思われるマグニチュード 8.7から 9.2と推定される地震を起こしたと考えられています。

今後、もしこの断層で同じような地震が発生した場合、過去記事、

想定よりはるかに巨大だったことがわかったイエローストーン。そして、サンアンドレアス断層での壊滅的な大地震の警告報道が相次ぐアメリカの未来
 2013年12月13日

に、下のように記したような可能性になることはゼロではないかもしれません。


「もし」ですが、仮に現在、また、 1700年と同じようなサンアンドレアス断層の地震が起きた場合、それはもう CBS の報道にあるように「アメリカ西海岸の文明自体が消えてしまう」 というようなことになる可能性はあるようです。

建物が崩壊したり、津波での人的被害はもちろんなのですが、アメリカでは多くの主要なインフラが地下にあり、たとえば、 CBS の記事には、

世界とアメリカの通信をつないでいる光ファイバーの3分の2はサンアンドレアス断層を横断している

アメリカの天然ガスのパイプラインはサンアンドレアス断層を横断している

とあり、このようなことだけでも、「文明が消滅する」というような意味合いは少しわかるような気がします。



今読みますと、やや大げさな書き方かもしれないですが、光ファイバーや天然ガスのパイプラインのことなどを考えますと、ひどく大げさというほどではないかもしれません。

そして、今回の記事に出て来るロシアの地政学の分析官は、

「そこを狙いなさい」

と発言しているのでした。

いろいろな意味で「世も末」ということなのでしょうか。

しかし、私個人は、上のほうに少し出てきました、「サイバー攻撃の対象の可能性が拡大している」ということにも脅威を感じます。

全世界で一斉に停電

だとか、

世界の銀行が一斉シャットダウン

だとか、そういうシステム的なアルマゲドンも「意志」があれば可能な時代になってきているのだなあと感じます。

では、ここから、シドニー・モーニング・ヘラルドの記事をご紹介します。




Russian analyst urges nuclear attack on Yellowstone National Park and San Andreas fault line
Sydney Morning Herald 2015.03.31


ロシアのアナリストは、イエローストーン国立公園とサンアンドレアス断層線上に核攻撃することを促している


ロシアの地政学的アナリストは、米国を攻撃するための最良の方法は、イエローストーンを噴火させる、あるいは、カリフォルニアの海岸線にあるサンアンドレアス断層線での地震を誘発させるために、それらの場所で核兵器を爆発させることだと述べている。

モスクワに拠点を置く「地政学問題アカデミー( Academy of Geopolitical Problems )」の代表のコンスタンチン・シヴコフ( Konstantin Sivkov )氏は、ロシアの貿易新聞である VPK ニュースで、ロシアは軍事兵器を増加させる必要があり、また、ロシアの国境に移動している「西」に対して戦略的であるべきだと主張した。

シヴコフ氏は、米国や英国など多数による軍事同盟 NATO は、ロシアに対しての力を増強しており、その理由は唯一、ロシアと戦うことにあるという陰謀論を持っている。

その問題のために「敵の完全な破壊」を目指すべく、アメリカの脆弱な部分を攻撃することを言う。

「地質学者たちは、スーパーボルケーノであるイエローストーンはいつ噴火を起こしてもおかしくないと考えています。火山活動が増加している兆しがあるのです」

「したがって、イエローストーンの噴火を促すために、比較的小さな爆弾、それはメガトンクラスで十分でしょうが、それにより噴火を促すことができるはずです。イエローストーンの噴火は、米国を壊滅的に破壊するでしょう。それは米国という国が消滅することと同じようなことかもしれません」


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▲ 地政学問題アカデミー代表のコンスタンチン・シヴコフ氏。


シヴコフ氏は、このように語り、続けて以下のように言う。

「地球物理学的な観点から見た米国のもうひとつの脆弱な地域に”サンアンドレアス断層”があります。これは太平洋と北米プレートの間に 1300キロメートルに渡り延びる断層で、この断層上で核兵器の爆発を起こした場合、海岸沿いに大規模な津波のような致命的事象を引き起こすトリガーとさせることができるのです」

そして、シヴコフ氏は、イエローストーンが噴火したり、巨大津波が発生しても、ロシアは、地理的にその影響はあまり受けないと言う。また、ロシアではシベリアなどの海岸沿いに住む人々もいるが、地質が玄武岩なので、同様の攻撃を受けても耐えられるだろうと述べる。

2013年のモスクワ経済フォーラムにおいて、シヴコフ氏は、2020年から 2025年には、ロシアは攻撃のための「不釣り合いな兵器」を備蓄しているかもしれないと述べている。

「こんにちのロシアの状況は、半世紀前よりも悪くなっています」と、シヴコフ氏は述べる。

「弱体化するロシアの経済的可能性と、共産主義思想の”精神的なコア”の喪失、そして、ワルシャワ条約機構(1955年から 1991年まであったソ連を中心とした軍事同盟)のようなヨーロッパの同盟国との大きな連合の欠如などにより、現在のロシアは NATO に完全に対抗することはできのません」

昨年 12月、ロシアの軍事戦略家は、新聞プラウダに対して「ロシアと西側諸国の間の距離の差は拡大している」として、アメリカの究極的な目標は「ロシアを破壊することだ」と述べている。

また、シヴコフ氏は、イラクで 120万人の死を引き起こすなど、さまざまな犯罪をおかしている米国の政治家とエリートたちを非難した。




  

2014年11月28日



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▲ 2014年11月28日のイラン国営 Press TV より。11月第4木曜日の「感謝祭」と同じ日におこなわれる「全米哀悼の日」の行進をおこなう人たち。上の写真の旗には、「私たちは消滅していない。私たちは征服されていない。私たちはこれまでと同様に強い」と書かれてあります。






 


感謝祭は誰が何に感謝しているのか

アメリカのサイトでは、昨日あたりからやたらと「 Thanksgiving Day」という単語が出ていて、これは日本語では「感謝祭」ということになるのでしょうけれど、

「そもそも感謝祭って何だっけ? 何に感謝してるんだ?」

というように、アメリカの感謝祭について何も知らないことに気づきます。

私は「神とかそのあたりに感謝しているというような行事なのかな」というような曖昧なイメージしか持っていませんでした。感謝祭 -Wikipedia には、

感謝祭の起源として一般に信じられているのは、イギリスから現在のマサチューセッツ州のプリマスに宗教的自由を求めて移住して来たピルグリムと呼ばれる入植者の一団が、本国から持ってきた種子などで農耕を始めたところ、現地の土壌に合わず飢饉による餓死者まで出したところ、アメリカ先住民の助けにより危機を脱したので、その感謝を表す目的で1621年に先住民を招いて収穫を祝う宴会を開いたことである。

とあります。

要するに、現地のアメリカ先住民の助けで収穫ができたことを、白人と先住民が共に祝ったことが起源だと。

下の絵画のような 1621年のお祝いが起源だということのようです。

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▲ ジーン・レオン・ジェローム・フェリス( Jean Leon Gerome Ferris )という画家が 1899年に描いた『最初の感謝祭( The First Thanksgiving )』。白人と先住民が仲良く宴会をしています。


しかし、上の Wikipedia の表記の中に、感謝祭の起源として「一般的に信じられているのは」と書かれているということは、歴史的に確定した何らかの出来事を記念する行事ではないということを示している部分もありそうです。

そして、長い感謝祭の Wikipedia ページの下のほうには、以下のような項目があります。

インディアンにとっての感謝祭

一方、インディアン達は「感謝祭」は、この日を境に先祖達の知識や土地がヨーロッパからの移民達に奪われた、「大量虐殺の始まりの日」としている。

ニューイングランドのインディアン部族が結成する「ニューイングランド・アメリカインディアン連合」は、この「感謝祭」にぶつけて同じ日に、「全米哀悼の日」としてデモ抗議を毎年行い、喪服を着て虐殺された先祖達に祈りを捧げている。

とあり、どうやら、アメリカでの一般認識と、アメリカ先住民たちの間では、対極したとらえ方のある記念日でもあるようです。

ちなみに、インディアン部族の同盟であるユナイテッド・アメリカ・インディアン・オブ・ニューイングランド( UAINE ) - Wikipedia を見ますと、

1970年、彼らは、全米を挙げて11月に行われる、ニューイングランドのプリマスに上陸した白人たちの「上陸記念感謝祭」に対する抗議運動である、「全米哀悼の日」を行って注目された。

この抗議デモは今日まで毎年、「上陸記念感謝祭」の日にぶつけて行われている。

とありまして、ここに「上陸記念感謝祭」という言葉が出てきます。

どうやら、白人側から見ても、アメリカ先住民から見ても、この

「イギリス人清教徒がアメリカ大陸に上陸した日」

ということが感謝祭に直接結びつく歴史上の出来事だったように思えます。

そして、その白人側の主張(現在のアメリカの一般的認識)は、

現地のインディアンと神の助けによって、白人が最初の収穫を得た記念日。

であるのに対して、アメリカ先住民から見れば、

インディアンの伝統の地にイギリス人が入り、彼らによるインディアンの虐殺が始まった日。

という追悼の記念日というようになっているようです。

ちなみに、この「感謝祭の起源」となったピルグリム・ファーザーズという清教徒(ピューリタン)の「感謝の後の行動」は、ピルグリム・ファーザーズ - Wikipedia によりますと、以下の通りです。

ピルグリムはまず1630年にマサチューセッツ族の領土に進入。ピルグリムの白人が持ち込んだ天然痘により、天然痘に対して免疫力があまりなかったマサチューセッツ族の大半は病死した。

1636年には1人の白人がピクォート族に殺された事が切っ掛けでピクォート戦争が発生。ピルグリムは容疑者の引き渡しを要求したがピクォート族がそれに応じなかったため、ピクォート族の村を襲い、大量虐殺を行った。


このピクォート戦争 - Wikipedia よりは実質的に「民族浄化」(特定の民族集団を強制的にその地域から排除する方策)だったようで、

> 村は一方的に破壊され、400人から700人のピクォート族が殺された。その多くは女性や子供など非戦闘員だった。

とあり、そして、逃げたピクォート族もほぼすべて捕まり、

> 白人侵略者たちによって殺され、ニューイングランド周辺やバミューダ諸島に奴隷として売り飛ばされた。

という記述が続きます。

ううう……この、いわゆるインディアン戦争のことを書いていたら、気分が悪くなってきた……。これはあれだ……あのトラウマだ……。




9歳頃に見てしまった『ソルジャー・ブルー』に対してのトラウマ

この「インディアン戦争」に関して、強く記憶に残っているのは、小学生の時に『ソルジャーブルー』という 1970年公開のアメリカ映画がテレビで放映されているのを偶然見てしまったことです。

まだ小学3年か4年くらいだったと思うのですが、ラストのほうのシーンで、白人たちの騎兵隊がインディアンの村を襲い、人々を虐殺しまくり、女性は徹底的に陵辱されて殺される。

あの様子は今でも悪夢のように頭に焼き付いています。

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・ソルジャー・プルーのDVDジャケット。 IMDb より。


その頃、私はたまに「夜驚症」というものになっていて、これはメルクマニュアル医学百科の説明をお借りしますと、

夜驚症は眠りについてからあまり時間が経たないうちに、極度の不安から目覚めてしまうことですが、完全に覚醒しているわけではありません。夜驚症が起きるのはノンレム睡眠時で、3〜8歳に最も多く起こります。

小児は悲鳴を上げて怖がり、心拍数が上昇し呼吸も速まります。小児は親がいることに気づいていないようです。激しく転げ回ることもあり、なだめようとしても反応しません。小児がしゃべることもありますが、質問には答えられないでしょう。

というもので、上には「小児は親がいることに気づいていないようです」とありますが、「その空間にいながら、別の世界にいる」感じなのです。別の世界で恐怖によって、もがき苦しんでいる。

基本的にその間の記憶はないとされますので(ただ、私は結構覚えていました)、子どもの「夢遊病 + パニック障害」みたいな病気ですが、ソルジャー・ブルーを見てしまったことは……まあ関係ないでしょうけれど、同じような時期でした。

それにしても、いろんな病気をやってますね、私は。

夜驚症は、メルクマニュアルにもありますように、年齢と共に症状は消えましたけど、長い間あのシーンのトラウマがややこびりついていた部分もありますし、そのせいもあってか、大人になってからもこの映画は見直していないんですよね。今後も見ないと思います。

なので、詳しいストーリーとかはよくわからないのです。

この映画は、Wikipedia の説明では、1864年に起きた「サンドクリークの虐殺」という事実を描いたものだそうで、

米国史の暗部を提示することで、1960年代のベトナム戦争でのソンミ村事件へのアンチテーゼを掲げた映画だとも云われている。また、これ以降ネイティブ・アメリカンを単純な悪役として表現することがなくなった。

という映画だそう。

その虐殺がどんなものだったかというと、サンドクリークの虐殺 - Wikipedia の記述では、

サンドクリークの虐殺は、1864年11月29日にアメリカのコロラド地方で、米軍が無抵抗のシャイアン族とアラパホー族インディアンの村に対しておこなった無差別虐殺。

ということで、映画で小学生だった私が見た光景は、1864年12月8日のデンバーの地元新聞『ロッキー山脈ニュース』の以下の下りのようだったようです。

ロッキー山脈ニュースの記事より

インディアンとの大会戦! 野蛮人どもは追い散らされた! インディアンの死者500人、わが軍の損害は死者9人、負傷者38人!

血も流さぬ第三連隊は、ミズーリ西で、野蛮人を相手にこの上ない大勝利をおさめた。わが軍はこの部族を完全粉砕したから、もう入植者が奴らに悩まされることは無いだろう。

ああダメだ。こんなのコピペしていたら吐き気がして具合悪くなってきた。『ソルジャー・ブルー』の記憶恐るべし。


それにしても、アメリカの祝日は「血と虐殺の祝日」が多いですね。


この「アメリカ先住民の虐殺のスタイル」を確立したのが、コロンブスで、そのことについては、過去記事の、

虐殺の祝日コロンブス・デー:彼らは「理想的な人類像」を破壊し、そしてそれは「4回続く皆既月食」の渦中で起きた
 2014年10月14日

の中に書いたことがあります。

それでも時は過ぎ、数百年後の今、感謝祭はアメリカの大きな祝日となっています。

そして、この感謝祭は別名「ターキー・デー」と言われるように、家族や知人と共に七面鳥を食べるということが習慣になっています。




それから400年後の感謝祭に消費される4千万羽の七面鳥

turkey-pack.jpg
Times Union

この感謝祭の「1日」だけで食べられる七面鳥の数をご存じでしょうか。
下は 2012年の記事ですが、今でもそれほど変わらないと思われます。

【ターキー】感謝祭に4,600万羽が消費!
 激しくウォルマートなアメリカ小売業ブログ 2014.11.22

アメリカ農務省によると、昨年1年間にアメリカ国内で2.48億羽の七面鳥が飼育され、そのうち90%が国内で消費されている。消費量別にみると、イースターのターキー消費量は1,900万羽、クリスマスが2,200万羽、そしてダントツの消費量となるのが11月の第4木曜日の祝日「感謝祭」だ。

感謝祭の1日だけで全米の食卓に上がるターキーは約4,600万羽にもなる。感謝祭に向けて購入されるターキーの平均重量は16ポンド(約7.3キロ)にも及ぶのだ。

感謝祭の日だけで4千6百万羽!

1年の合計だとアメリカだけで2億羽以上の消費! 

日本では七面鳥を食べる習慣がほとんどないので、私も食べたことがあるのかないのかわからないほど馴染みがないですが、習慣とはいえ、1日でのこの消費量はすごい。

肉……。

ちょっと気になって、「アメリカの肉の消費」を調べてみますと、アメリカ人はニワトリもよく食べますね。

下の表はアメリカ農務省のデータを元に作成したもので、1999年のものと古いですが、それほど変化しているわけでもないと思います。

fas-1.gif
チキンQ&A

じゃあ、牛肉。
こちらもアメリカ農務省のデータです。

世界の牛肉消費量(単位は千トン)
beef-01.gif
NOCS

これもダントツの1位ですね。

中国の倍の消費量で、EU 27カ国すべてを上回るというすごさで、日本の 10倍ほどあります。

しかし、人口差(中国約13億、アメリカ約3億、日本約1億2千万)を考えると、日本人は中国人より牛肉を食べているのかも。

世界の豚肉の消費量(単位は千トン)
pork-1.gif
NOCS

豚肉は中国がすごいですね。日本の 20、30倍くらい豚肉を食べてる。
人口差を勘案しても、日本の数倍食べている感じですね。


つーか、なんかこう……国を問わず、何だかみんな肉食べすぎな感じが……。
ちょっと考えちゃう部分もありますね。


何だか話が変な方向にきてしまいましたが、「感謝祭」ということについて、はじめてその「始まりの意味」を知りました。そして、ついでに古いトラウマも刺激されてしまいました。

米軍憎し(何だよ突然)。

ま、それはともかく、今年の感謝祭の日、イランの国営放送プレスTVで「ネイティブ・アメリカンたちにとっての感謝祭の意味」についての記事が掲載されていましたので、ご紹介したいと思います。




Native Americans mourn Thanksgiving holiday
Press TV 2014.11.28


ネイティブアメリカンたちは感謝祭の祝日に哀悼を捧げる


11月27日の感謝祭の祝日の日、マサチューセッツ州のプリマスでは、多くのアメリカ人たちが、17世紀にヨーロッパから入植した白人たちにより虐殺され続けたネイティブ・アメリカンたちに哀しみの意を表した。

このイベントは、「全米哀悼の日」( National Day of Mourning )と呼ばれており、ヨーロッパからの侵略で犠牲となった多くのアメリカ先住民たちへの哀悼の意を示すために、毎年、感謝祭の日におこなわれる。

感謝祭の背後には血塗られた歴史がある。

この「全米哀悼の日」は、1970年にアメリカ先住民族ワンパノアグ族のワムスッタ・フランク・ジェームズ( Wamsutta Frank James )氏が始めたもので、感謝祭の背後にある恐ろしいストーリーだけではなく、現在の米国のネイティブ・アメリカンが直面している問題にも言及する。

現在、感謝祭が白人によるネイティブ・アメリカンに対しての征服と虐殺の祝日であることを認識し始めているアメリカ人たちが増えている。

公式的には、感謝祭は 1621年にプリムスに入植した白人たちの最初の収穫を祝った宴の日にちなんで行われているとされており、毎年、11月の第4木曜日をその国家的な祝日としている。

アメリカ・インディアン・オブ・ニューイングランド連合の前代表マートウィン・マンロー( Mahtowin Munro )氏は、以下のように述べる。

「これまで感謝祭が始まったエピソードは、アメリカで入植者たちとインディアンたちが仲良く宴会を開き、その後もいい友人として生活していった、というような神話が教えられ続けていました。しかし、それは真実ではありません。私たちは、現実には何があったのかを話して、それを伝えていくことが重要だと思っています」

スミソニアン国立博物館の歴史文化の専門家であるデニス・ツォティ( Dennis Zotigh )氏は、「子どもたちと私たちが共有している幸せな歴史認識の半分、あるいはそれ以上の真実を提示します」と言う。

ツォティ氏に「あなたは感謝祭のお祝いをしますか?」と質問すると、

「いえ、私は祝いません」

と答えた。

アメリカ保健福祉省の少数民族事務局によると、アメリカインディアンとアラスカ先住民の 28パーセントが貧困と直面している。また、アメリカインディアン政策研究国民会議( National Congress of American Indians Policy Research )によると 18歳未満のネイティブ・アメリカンの 32パーセントが貧困に苦しんでいる。

「全米哀悼の日」を始めたワムスッタ氏の息子のムーナヌム・ジェイムス( Moonanum James )氏はこう語る。

「私たちがこの日を全米哀悼の日と呼ぶ理由は、巡礼者たちとコロンブスがこの地に上陸した日が、私たちのそれまでの生活がすべて終わった日だからです。土地も何もかも彼らに盗まれた」

ファーガソンで十代の黒人青年を射殺した白人警官に対して大陪審が不起訴処分とした後にミズーリ州のアフリカ系アメリカ人がデモや暴動を繰り返しているが、この日のデモ参加者は彼らアフリカ系アメリカ人との連帯を表明した。



  

2014年04月02日



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epochtimes-eruption-top.gif

▲ 2014年3月31日の米国 Epoch Times Yellowstone Volcano Eruption in 2014? Are Animals Fleeing Park As ‘An Alert’? より。


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▲ イエローストーン国立公園から逃げ出すバッファローの大群。3月20日頃の撮影らしいです。この動画も載せます。







 


最近地震とイエローストーンの話題が多かった中で

どういうわけか、この1週間ほどの間にイエローストーンに関しての記事を2つも書いていました。今回も、本題はイエローストーンの話題ですので、この1週間で3回目ということになりそうです。

最近のイエローストーンの記事は、

イエローストーンについての奇妙な報道、西之島を侵略する新島、そして異常な回数の地震・・・。あちこちから伝わってくる「カタストロフ的」な気配
 2014年03月27日

「地質の憂鬱」の中にいるアメリカ : 全土で多発する地震の中、イエローストーン火山で過去 30年来で最大のマグニチュードの地震が発生した日
 2014年03月31日


そして、今度は「イエローストーン国立公園から動物たちが逃げ出している。あるいは姿が見えなくなっている」という報道なんです。


そういえば、今日( 4月2日)、チリでマグニチュード 8.3という、かなり大規模な地震がありました。それで思ったことを少しだけ書きます。





群発地震と巨大地震が関係するならば

チリの地震は被害は今のところは、それほど大きくなさそうなことは幸いですが、チリでは1週間ほど前まで、度を越えた群発地震が起きていて、それに続いて大地震が起きたということで、「群発地震と巨大地震の関係」ということを考えたりしました。

chile-quake-003.gif

▲ 2014年3月27日の地球の記録の「南米チリで現在起きている「1週間で 300回発生した地震」を現地の専門家たちは「破局的災害の予兆かもしれない」と考えている」より。


上の地図の色のついたドットが群発地震の起きていた場所ですが、今回のマグニチュード 8.3の地震の震源は下の赤い丸の場所で、群発地震の場所と比較的一致していることがわかります。

chile-83.jpg

▲ 2014年4月2日の CNN チリ沖でM8.2の地震、震源近くで2メートルの津波より。


それにしても、日本と同じ程度の地震大国であるチリだけあって、震度はわからないにしても、震源の深さ10キロメートルでのマグニチュード8の地震の直後でも、上の CNN の記事によれば、


現地のCNNは、イキケから南へ約300キロ離れた港湾都市アントファガスタの映像を伝えた。一部で道路が混雑しているものの、住民は落ち着いた様子を見せている。



ということで、世界最大規模の地震と直面し続けてきた国だなあと思います。チリと日本はあまり縁を感じないですが、何かどこかに深い縁があったりする部分もあるのではないかなあと最近思ったりします。


話がそれましたが、チリでは群発地震の後に巨大地震が発生したわけですが、今、もっとも群発地震が起きている国といえば、アメリカです。

顕著なのは、

・オクラホマ州
・オレゴン州
・カリフォルニア州


などです。

us-earthquake-2014-03-03.gif

過去記事より。


上の図とは別に、今度はオレゴン州で「 100回以上の地震」が起きています。

そのオレゴン州では、先週から下のようなことが起きています。

or-map2.gif

▲ 2014年4月2日の地球の記録「アメリカのオレゴン州で何が起きようとしているのか」より。


アメリカのいろいろなところで群発地震が起きているのですけれど、実は、これは北米も南米も共通していて、「アメリカ大陸全体が揺れ続けている」というような感じさえあります。

これが一時的なものなのか、今回のチリのような規模の地震がまだ続くのかはわからないですけれど、地震は、特に環太平洋火山帯では「同規模の地震が連動する傾向」もないとはいえないですので、全体的に不安定な感じはします。

実際、今年 3月 15日には、環太平洋火山帯を中心に、「一斉に地震が発生した」ということがありました。

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▲ 2014年3月16日の過去記事「2014年 3月 15日に環太平洋火山帯で「同時多発的な連鎖発生」を起こした中規模地震群」より。


さらに、昨年 2013年の1月には、10日くらいの間に環太平洋火山帯を「マグニチュード6以上の地震が一巡した」ということもありました。

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▲ 2013年2月18日の過去記事「極寒のカザフスタンで2月に咲いた日本の桜の報道を見て思う、新しい地球の時代」より。


最近では上のような「地震の連動」がよく見られます・・・とはいっても、連動性が見られない例もあるわけで、地震が起きるとか起こらないということを心配するより、大きな地震が起きた時に、上のチリの人たちのように「住民は落ち着いた様子を見せている」というように振る舞える気持ちだとか、多少の物質的な準備をしておくのも悪いことではないとも思います。

というわけで、イエローストーンの話に入ります。




日増しに増えるイエローストーンに関しての報道

先日の記事、「地質の憂鬱」の中にいるアメリカ : 全土で多発する地震の中、イエローストーン火山で過去 30年来で最大のマグニチュードの地震が発生した日では、イエローストーンで過去 30年間の中で最大の地震が発生したことなどについて記しました。

具体的には3月30日の1日に下のような地震が起きました。

2014年3月30日のイエローストーンを震源とするマグニチュード2.5以上の地震

マグニチュード 3.3 震源の深さ 6.0キロメートル
マグニチュード 3.1 震源の深さ 6.6キロメートル
マグニチュード 2.5 震源の深さ 7.7キロメートル
マグニチュード 3.1 震源の深さ 4.5キロメートル
マグニチュード 4.8 震源の深さ 6.8キロメートル
マグニチュード 3.0 震源の深さ 1.6キロメートル



そして、今度は「イエローストーン国立公園から動物たちが姿を消している」という報道が昨日のエポック・タイムズでなされていたのでした。


冒頭に貼った逃げるバッファローの動画はこちらです。

イエローストーンから逃げるバッファローの大群




ちなみに、この動画自体にはフェイクの可能性や、わかりやすい理由(ハンターなどから逃げている)がある可能性もあるとは思います。しかし、イエローストーンから野生動物自体が極端に姿を消していることはどうやら事実のようです。


今回のエポックタイムズの記事は、イエローストーンの歴史や構造なども記されている大変に長いもので、全部翻訳すると、むしろ要点がわからなくなりますので、動物についての記載を中心に、要所要所で抜粋します。

まずは、上のバッファローの光景を投稿した人物の部分です。


何人かのブロガーがアップした動画と記事に対して議論が続いている。イエローストーン国立公園からバッファローが集団で逃げる光景を撮影した人物は以下のように説明している。

「この話をどのような形で信じられるか私にもわからないですが、今朝( 3月20日)、道路でバッファローたちが移動している光景を見ました。その理由は私にはわかりません。密猟者などに追いかけられて、逃げているという可能性もあると思いますが、もしかすると、イエローストーンに何らかの活動のある兆候の警告かもしれないと思い、記事にしました」





次は動物レスキューの専門家であるトム・ルッシュ( Tom Lupshu )という人物に関しての部分。


オハイオ州のサバイバリストで、動物の捜索と救出の専門家であるトム・ルッシュさんは、今年の冬は、イエローストーン国立公園でのヘラジカの群れの数が平年の4分の1しか見当たらず、他は行方がわからないと述べる。

そして、以下のように語った。

「生物学者たちは、このヘラジカたちの劇的といってもいいほどの数の減少の理由をつかめていません。そして、現在、イエローストーンでは通常の 1,000倍のヘリウムが放出されています。これに関して、メディアは報道しません」

「バイソンたちの大群が山から下り、公道を走る姿も見ています。バイソンは大地の変化を検出します」

「イエローストーンが噴火することを予測できる科学者はいないですが、ただ、イエローストーンは休眠期から活動期に入った可能性があると私は考えます」




他にイエローストーンの噴火の歴史や、地震の歴史などについて書かれてあります。

それによりますと、イエローストーンでは 1959年にマグニチュード 7.3という大きな地震を起こしたことがあるそうで、それにより、28名が死亡し、経済的な被害学も、 1100万ドルに上ったのだそう。1100万ドルは、現在の円への換算だと 11億円でしかないですが、55年前の価値としては相当な被害だったことが伺えます。




動物たちはどこへ行く

そういえぱ・・・最近はいろんな動物が「逃げたり移動していたりしている」ということを思い出しました。

2013年の 2月には、「 10万頭のイルカがアメリカ西海岸沖をノンストップで泳ぎながらどこかに進んでいる」という出来事がありました。

dolphin-2013-03.jpg

▲ 2013年3月8日の過去記事「アメリカ大陸周辺で何が起きようとしているのか : ロサンゼルス沿岸のプレート境界の海底から大量に噴出するメタン」より。


昨日の 4月 1日には、日本でも「京都の沖合にイルカの大群」という報道がありました。

kyoto-dolphin.jpg

▲ 2014年4月1日の NHK 「京都府の沖合にイルカの大群」より。イルカの群の数は約 500頭ほどだったそうです。


しかし、どこへ進んでも逃げても、最適な行き場があるのかどうなのか。
動物だけではなく、私たち人間もそうですけれど。

あるとすれば・・・地球の中?



  

2014年01月15日



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下の記事はオカルト媒体からのものではなく、世界有数の経済誌フォーブスの昨日の記事です。


fbc-aliens.gif

▲ 2014年1月13日の米国フォーブスより。






 


陰謀論 vs アンチ陰謀論 vs ニュータイプの陰謀論

今日は、あまり余談なしでこの記事を翻訳したものをご紹介したいと思います。

というのも、私自身、いろいろと考えましたが、読まれた方々にも考えてみていただきたいと思う部分もあるからです。

フォーブスの記事の主旨は一言で書くと、

「これはイランとロシアが、元からあったアメリカ国内の陰謀サイトの記事を引用して作った記事で、それ自体が陰謀である」

というもののようです。


フォーブスの記事は、この情報が最初に発信されたイランの英字メディア「ファルス通信社」の報道を引用したものです。

ir-fars.jpg

▲ イランのファルス通信( Fars News Agency )のサイト。普通の英字ニュースサイトです。


正直、どの言い分が正しいのかはわからないですが、ここ数年、さまざまに繰り広げられてきた陰謀論の概要というのも多少知っていますし、また、それに対しての論争などが多く存在し続けながら 2014年に突入したという感じがあります。


私自身は、あまり陰謀論というのが好きではなく、また、最近では「宇宙からきたエイリアン」という存在への信念もゼロに近いほど消えています。

宇宙人といえば、グレイ(よく取り扱われる宇宙人のタイプのひとつ)と誰でも想像してしまう世の中ですけれど、私の子どもの頃には、もっともっと人々の考える宇宙人にはバラエティがありました。

グレイひとつをとっても、こちら方面でも「思考形式が全世界で統一化され始めた世界」ということを感じます。


(参考図)

いわゆるグレイといわれる異星人

gray-aliens.jpg

▲ 今はこの世のエイリアンの概念のほとんどをこれが占めています。始まりは『2001年宇宙の旅』、『未知との遭遇』などの映画の公開後あたりから。



tripod.jpg

▲ 今から 116年前の 1898年に書かれた H・G・ウェルズの小説『宇宙戦争』の挿絵の火星人。今見るとカワイイですね。




しかし、「エイリアン」という概念についてはともかくとしても、イランの報道の記事の中にある

「国を支配している《秘密の政権》の背の高い白いエイリアンは、全世界的な電子監視システムの構築を求めている」

という下りなどは、最近のアメリカ国家安全保障局が実際におこなっていることを考えますと、


    > 国を支配している《秘密の政権》の背の高い白いエイリアンは


という文脈と、


    > 全世界的な電子監視システムの構築を求めている


の文脈を分ければ、後者は現実というか、すでに実行されているわけで、これらのことも、上の上を辿り上れば何らかの人々なり機関なりは存在すると思われて、そういうものは一体何なのだろうと。


基本的に私自身は証拠のあるもの以外は信じることのできない人ですけれど、世界全体が「ヘンな方向に進んでいるように見える」のもまた事実。


あるいは、私は、逆に「証拠があるなら何でも信じる」ので、危うい人ではあります。


そういうこともあり、冒頭に、「考えてみていただければ」というようなことを記した次第です。


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ポール・ヘリヤーという人物

なお、記事に出て来るポール・ヘリヤーという人については、シチズンズ・ヒアリング・ディスクロージャー公聴会 という Wikipedia のページからの抜粋でわかるような気がしますので、抜粋しておきます。

Believer-Paul-Hellyer.jpg

▲ ポール・ヘリヤー元カナダ防衛大臣。ディスカバリー・チャンネルより。


このシチズンズ・ヒアリング・ディスクロージャー公聴会というのは、


概要

2013年4月29日から5月3日の5日間、ワシントンにあるナショナル・プレス・クラブにてリサーチャーや政府・軍のエージェントら40人によるUFO情報を暴露するための公聴会が執り行われた。

この会議のテーマは「「国会が情報公開をしないのであれば、国民が実行する」というものであった。退役した軍の要人や、アポロ計画に参加した宇宙飛行士、政府高官閣僚経験者などが参加しUFO情報を公開した。




というもので、その中に、


元カナダ防衛大臣ポール・ヘリヤーの証言

カナダ議会で23年余り議員を務めたポール・ヘリヤーは以下の証言を行った。

「少なくとも4種類のエイリアンが何千年もの間、地球に来ている」
「今いるエイリアンのうち5種類の名前は「ゼータ・レティクル、プレアデス、オリオン、アンドロメダ、わし座(アルタイル)である」
「少なくとも2人がアメリカ政府機関で働いている」
「その情報開示を阻む既得権を持つ「陰の政府」がアメリカには存在し、一方的に世界を支配しようとし、宗教の違い等から生じる様々な不和を引き起こしている」

この証言はアメリカのハフィントン・ポストなどで報じられた。




という記述があります。


それでは、ここからフォーブスの記事です。




Iran Says 'Tall, White' Space Aliens Control America
Forbes 2014.01.13


イランは「アメリカは背の高い白いスペースエイリアンに支配されている」と言う


NSA (アメリカ国家安全保障局)の内部告発者エドワード・スノーデンにより漏洩した文書で、アメリカは背の高い白いエイリアンにコントロールされているということが明らかになった。そしてまた、このエイリアンは 1930年代のナチスドイツとも関係があるという。

こんな話をきくと(米国人の)あなたは眠れなくなってしまうかもしれない。

しかし、注意すべき点は、この UFO とエイリアンのストーリーが、イランのファルス通信( Fars News Agency )の英字メディアで公開されたということだ。ご存じの通り、イランは核兵器の獲得に非常に近いところにいる。

これは、狂気的な陰謀論であると思われる。そして、自然に考えれば、その背後にはロシアが関与している。

というのも、このエイリアンの「アメリカ侵略」の疑惑は、ロシア連邦保安庁( FSB )の諜報機関の報告書によって明らかになっているのだ。

イランのニュースでは、「エイリアン/地球外知的生物の協議事項をアメリカ国内、そして国際的に推進していることの証拠に関しての余地を埋める部分がある。そして、これらは 1945年からおこなわれてきた」と報道されている。

ファルス通信は、このストーリーを非常に激しい米国の陰謀論サイトである whatdoesitmean.com から持ってきている。それは明白だ。 whatdoesitmean.com の記事の要点は以下の通りだと私は理解している。

ロシアで亡命生活中のスノーデンは、 「トールホワイト(Tall White / 背の高い白いエイリアンの意)は地球に到着した後、 1930年代にナチスドイツの先進的な潜水艦の艦隊を構築する手助けをした。その後、1954年にアメリカのドワイト・アイゼンハワー大統領大統領が、トールホワイトと会い、現在に続くアメリカを支配する《秘密の政権》が設立された」とリークしたというものだ。

そして、ニュースは以下のように続く。

「最も不安なことは、このロシア連邦保安庁の報告書は、米国を支配している《秘密の政権》のトールホワイトは、全世界的な電子監視システムの構築を求めており、それにより自分たちの真実の存在を隠してしまおうとしている。それは、彼らの世界征服のための最終段階だとスノーデンの文書が述べていることだ」。

さらに、

「一方、アメリカ政府はオバマ大統領との激しい闘争に巻き込まれている。オバマ大統領は、エイリアンの影の政府を主導しており、そして、そのアメリカ=エイリアン同盟に反対する未知の勢力がある。ロシア当局者たちが最も懸念していることは、ロシア連邦保安庁の報告書が結論として、この『トールホワイト』たちに対抗する秘密勢力が、別の地球外生命の力と結託し、オバマ大統領に対抗しようと団結していることである」

と記されている。

良く出来た陰謀論には納得性のある色つやのついた真実が必要だ。狂気の部分をカムフラージュするために知的な覆いが必要なのだ。

そこで、サイト whatdoesitmean.com は、カナダの元国防相であるポール・ヘリヤー( Paul Hellyer )を引用している。ヘリヤーは現在は熱烈な UFO 活動家だ。

ヘリヤーは、スノーデンの UFO リークの正確さを確認している。

今回の話は実に面白い。ご存じのように、イランは 7600万人の人口を持つ、適度にパワフルな国家であり、比較的大きな軍事力と、核兵器の保持が可能な技術力を持つ。そしてヒズボラなどの諜報機関を通してのテロ遂行力もある。

そして、イラン政府は原理主義政府だ。米国人の市民たちが陰謀論を唱えているならば、鼻で笑うことができるはずだ。

しかし、彼らは笑うのではなく、英字新聞でこの情報を流すことにより、米国民のエイリアン陰謀論の信者たちに対してネタを提供した。しかも価値のあるネタを。

イランのファルス通信社という報道機関は、伝えられるところによれば、イランの影響力のある革命防衛隊と提携している。これはイランが、どのような手段を使ってでもアメリカを叩きのめすことに必死なっているということを示唆している。

あるいは、イラン政府の最高レベルに、アメリカの政治に対して非常に特異な見解が存在しているということでもある。

まあしかし、イラン政府がアメリカ政府の最高意志決定は宇宙のエイリアンの力だと考えているのなら、それはそれで悪いことではないかもしれない。

高い場所の友人を持つことは良いことだ。
それがたとえ双頭でも。




  

2013年03月08日



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南北アメリカ大陸周辺の「あらゆる様子」がおかしい


fl-shark.jpg

▲ 英国デイリーメールの3月7日の記事より。フロリダの海岸に何万頭ものサメが集まっていることにより、海に入らないように警告が出されたという記事。






 

西海岸では10万頭のイルカがどこかに向かって泳ぎ、フロリダ沿岸には数万頭のサメが集まっている


今年に入って、数多くのことが起きますので、 In Deep でご紹介しきれないようなものや、小さな出来事などはメモ的な意味を兼ねて、「宇宙の中の地球と太陽系の記録(「地球の記録」から改題)」にはっているのですけれど、2月の中旬に、

100,000頭のイルカが米国西海岸沖をノンストップで泳ぎながらどこかに進んでいる
 宇宙の中の地球と太陽系の記録 2013年02月20日

dolphin-2013-01.jpg

という記事を上の写真と共にご紹介いたしました。


これは動画も撮影されていて、それを見ると、イルカの数の多さもですが、群れの泳ぎ方の激しさがおわかりかと思います。下が動画です。

サンディエゴの沖合のイルカの大集団





そして、今朝の英国デイリーメールには、最初に載せましたように、フロリダ沖に「数万頭」という数のサメが集まっているというニュース。沖というより海岸すぐ近くにまで来ているようで、同じデイリーメールの記事の写真を見ると、いかに海岸ギリギリまでサメが来ているかがおわかりかと思います。

shark-beaches.jpg

▲ 上と同じデイリーメールより。海の中の複数の影はすべてサメです。ややメタボな3人の地元住人がその光景を見て立ち尽くしています。


位置関係に関しては、下の地図のようになります。

fl-map-03.png

▲ 2013年2月のサンディエゴ沖でのイルカの大群と、3月のフロリダのサメの大群の位置関係。


10万頭のイルカが泳いでいる光景が見つけられたのが、サンディエゴという西海岸の街の沖で、今回のサメの大群はフロリダでの光景です。イルカにしてもサメにしても、数万頭だとか 10万頭とかの、その群れ方がすごいということもありますし、また、つい先日の記事、


ガザ地区に打ち上げられた無数のマンタと、エジプトに現れたイナゴの大群に思う「第6の太陽の時代」
 2013年03月02日


を書いた後に気づいたんですけれど、そもそも「エイって集団で生活するものなのだろうかな」という生態に関しての根本的な疑問もあります。何かの「変化」というようなことも関係していそうなのですが、そこは想像もつかないです。



▲ ガザ地区に打ち上げられた数百頭のエイ。


海洋生物が死んで打ち上げられる理由は探ればわかるものかもしれないですが、「普段あまり群を作らないものたちがどうして群をなすのか」ということに関してはわからない面もあります。


そして、今回の本題はここからです。




サンアンドレアス断層での異変


最近の北米も南米も含めて、アメリカ大陸全体の周辺は「何かおかしい」というような感じはあります。昨年の今頃は、南米で、イルカの死体が次々と打ち上げられていたこともありました(参考記事「政府により立ち入り禁止となったペルーのイルカ大量死現場周辺の海岸」)。


そんな中、先週、「サンアンドレアス断層のあるロサンゼルス沖から大量のメタンが噴出していることがわかった」ということが全米メディアで報道されました。

何かそれによって事故が起きたわけではないので、記事としては小さなものだったのですが、これまでの In Deep の記事などを辿っても、個人的にあまり無視できないものでもあります。

サンアンドレアス断層というのは、アメリカ西海岸に 1,300キロメートルにわたって続く巨大な断層のことで、下の2つの矢印の間のラインのあたりです。

san-andreas.png


この場所は数年前、まだ In Deep を始める前から気になっていた場所でもありまして、2008年のクレアなひとときの、

北米プレートでの地震について
 2008年12月10日

という記事などにわりと詳しく書いていますが、この場所はアメリカ大陸の過去数百年の中で最大の地震を起こしたと考えられている場所です。それは、西暦 1700年のことで、まだアメリカ合衆国がなかった時代のできごとです。

アメリカに文献が存在しないこの時代のことがわかったのは、実は日本の古文書からでした。

それについては、独立行政法人「産業技術総合研究所」の下のプレスリリースにありますので、興味のある方はそちらをご覧下さい。

北米西海岸で西暦1700年に発生した巨大地震の規模を日本の古文書から推定
 産業技術総合研究所  2003年11月21日発表


この1700年の地震は「アメリカで起きた地震なのに、日本の太平洋沿岸でも下のような高さの津波に襲われた」ほどの壮絶な地震だったと推測されています。

西暦 1700年にアメリカ西海岸で発生したマグニチュード 8.7から 9.2と推定される地震によって日本に到達した津波の高さ

1700-t.jpg



津波の伝わり方としては下のような感じだったと想定されています。

fig-1700.jpg



アメリカ西海岸のサンアンドレアス断層というのは、そういう過去を持つ場所でもあるのですが、とりあえず、その今回の「アメリカ西海岸でメタンが噴出している」という報道を先にご紹介しておきます。米国のロサンゼルスタイムスを引用した記事です。

注目していただきたいのは、後に書きますが、報道記事にある「悪臭」という単語です。


Methane from Ocean Blamed for SaMo Stench
KTLA 2013.03.04

サンタモニカの悪臭の原因は海底から噴出しているメタンが原因の可能性

samo-smell.jpg


ロサンゼルス当局は、サンタモニカに漂う悪臭の原因は、海からのメタンの大量放出によって引き起こされたと推定している。

サンタモニカの火災防護チームがサンビセンテ近くの沖で測定した結果、海中に大量のメタンを発見した。当局は、最近の水温の変化は、海面の下でメタンが放出されたことによってプランクトンや藻類の大量発生が引き起こされたものによるかもしれないと語った。

メタンガスは地殻プレートが移動したことによる地質現象によって噴出されている可能性も考えられるという。



わりと明確に「プレートが移動した現象によって」という可能性が書かれています。

現在、サンタモニカはこのメタンによる悪臭がするということなのですが、この「悪臭」で思い出すのが、昨年9月の下の2つの記事です。

カリフォルニアの周囲 100キロに漂う「 9月11日の腐臭」
 2012年09月12日

カリフォルニアの異臭は「アメリカのメッカ」から放たれたものか、あるいは違うのか」
 2012年09月13日


アメリカにとっては、ある程度の大きな意味を持つ日である 9月11日に、カリフォルニア全域で「腐臭」のような匂いが漂ったという出来事でした。下は当時の AFP の記事からの抜粋です。



地震の予兆? カリフォルニアの異臭騒ぎ、原因は…
AFP 2012.09.12

米カリフォルニア州で10日、卵の腐ったような臭いが約240キロメートルに及ぶ広い範囲で確認され、専門家による調査の結果、付近の湖で死んだ魚や藻類が原因であることが判明した。

10日に強烈な刺激臭を当局に通報した人は200人に上り、同州で長く発生が懸念されている巨大地震の予兆となる何らかの地熱現象ではないか、との憶測がインターネット上を駆け巡った。




結果として、匂いの原因はソルトン湖という湖が原因ということで収まったのですけれど、当時から不思議だったのは「ソルトン湖の位置からの風向きと、カリフォルニア州全域の位置」です。

下がソルトン湖で、赤いところがカリフォルニア州です。




当時、嵐やハリケーンなどが発生していなかった状況の中で、「偏西風と逆方向にへ数百キロも匂いが拡散する」というのはどうもおかしいと思っていました。


しかし、今回のロサンゼルス沖でのメタン噴出のニュースを見て、もちろん推測ですが、この時の匂いの原因も何となく理解できました。この昨年 9月11日のカリフォルニアの悪臭も海底の地殻異変に伴うメタンの噴出によるものだったと思います。位置関係として納得できるものです。


本当にそうなのかどうかは今後を見ていかないとわからないかもしれないですが、今回の報道にもありますように、地殻の変動によって大規模なメタンの噴出が続いているのなら、今後、他にも現象が起きると思われます。

カリフォルニア沖のイルカの大群などもあるいは関係していたかもしれません。

何しろ、イルカは海に住んでいるのですから、さすがに大量のメタンが噴出している環境は耐えられるものではないと考えられるからです。


今回のタイトルには「アメリカ大陸周辺で何が起きようとしているのか(1)」と「1」をつけていますが、他にも深い記事を見つけまして、それを機会がある時にご紹介してみようと思っています。

それは「南米と北米の間のプレートが引き裂かれる」と主張しているものでした。

もちろん、正式な科学記事や報道ではありません。

下のようなことを主張しているようです。

plates-selectfew.png


むしろ宗教じみた関係の記事で、先日の「イスラエルのイナゴ」の関係の記事を探している中で、イスラエル関係の人のサイトがあり、そこで見たものですが、今回のメタンの報道を見て、少し気になりました。

かなり長い記事ですので、いつかご紹介できましたら記したいと思います。



  

2012年12月11日



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greek.jpg

▲ ギリシャ語と英語が混じったような文体で書かれた謎の図。正体不明ですが、下の割れているのが何だか地球に見えたので載せてみました。今回の記事とは関係ないです。







 


少し前に、下のニュースがありました。
毎日新聞の報道です。


米国:ネバダ州で臨界前核実験 オバマ政権4回目
毎日新聞 2012.12.07

米エネルギー省傘下の核安全保障局は6日、核爆発を伴わない臨界前核実験を5日に西部ネバダ州で実施したと発表した。

前回の臨界前核実験は11年2月で、オバマ政権下では今回が4回目となる。「核兵器なき世界」の追求を掲げながら、自国の核兵器を維持する姿勢をあらためて明確にした。



この記事を読んで、「ネバダ・・・」と、位置を頭に思い浮かべて、「あのあたりは・・・」と、米国の地図で、確かめてみました。下の赤い場所が今回の臨界前核実験がおこなわれたネバダの核実験場です。

nevadamap-1.jpg

Nevada National Security Site より。


「ははあ、やはりこの緯度上だったか」と、ある程度の納得を得たりしたのでありました。

何を納得したのかというと、上の地図に注釈を加えた下の地図でもおわかりかと思います。

300px-US_Locator_Blank.png


ネバダ核実験場も基本的にはも北緯33度線の近辺にあるようです。

この「 33度線」という意味がわからない方は、ご面倒でも下の過去記事などをご参照下さると幸いです。




私は北海道生まれですが、父方のジイサンは高知出身のヤクザで、大正に北海道に流れ込んできた(推定では)大悪人。多分、私は「隔世遺伝」によってさらなる悪人としてこの世に生を受けたと思っています。

ところで、その四国の高知なんですが、全世界にも珍しい、


 > 東経133度33分33秒、北緯33度33分33秒


という地点があるのです。

詳しくは、四国の高知のその公式サイト『地球33番地』をご覧下さい。

これだけ「33」が並ぶ地点は、基本的には全世界で高知だけなのだそうです。

さて、ここまでは前振りですが、最近の「アメリカの謎の振動と騒音」の話に入ります。
上の33度線の話とも多少関係があるかもしれない話です。

ここからです。





ふたたび始まった謎の「大地の振動と大音量」の地点を辿っていくと


今年2012年の春から夏頃に、「世界中で報告される謎の振動」の話題というものがありました。このブログでも何度か取り上げていますが、代表として下の記事をリンクしておきます。

世界中で響き渡る音から「ヨハネの黙示録」の天使のラッパを考える
 2012年02月21日


いろいろな場合があるようですが、下のような「音」です。



▲ ウクライナのキエフ市。真偽を含めて、当時、世界中で話題となった動画です。


真偽や正体というようなことはとりあえず、春から夏頃までに、ロシアから、ヨーロッパのほぼ全域、アメリカ、韓国、インド、など全世界から「謎の音」と「謎の振動」の報告がありました。

その後、この騒動は何となく収まっていた感じがあります。

ところが、10月以降くらいから、アメリカのローカルニュースなどで「謎の振動」の報道をちらほらと再び目にするようになりました。

下は最近の米国のローカルニュースなどのリンクです。
タイトルと、内容を1行程度で記しておきます。

注意してほしいのは、「すべて、ほぼ同じ日に関しての報道」だということです。北海道から九州までよりも広い範囲で同じ頃に報告があったということです。

A〜Fはニュースの下の地図と場所を照らし合わせるためのものです。




A. カリフォルニア州アルタデナ
Mysterious booms rock Verde Valley
(アリゾナ州ヴェルデバレーで謎の大きな音と振動)
CBS (米国) 2012.12.05


・アリゾナ州ヴァルデバレー周辺
Did You Hear ‘Frightening’ Loud Booms Tuesday Night?
(水曜の夜の恐ろしい轟音を聴きましたか?)
Altadena Patch (米国) 2012.12.05


・テキサス州とオクラホマ州にまたがる地区
Loud Booms Heard Across Texoma Has Confirmed Cause
(テクソマ地区の大きな轟音の原因は確認された)
KTEN (米国) 2012.12.06


・アラバマ州ゲンティリィパーク
Explosion investigation comes up empty
(爆発の調査は空振りに終わる)
Altadena Patch (米国) 2012.12.04


ジョージア州コロンビア
Mysterious loud noise baffles residents, police
(謎の爆発音が住民と警察を困惑させている)
THe Plains Man (米国) 2012.12.04






上のそれぞれの報道の場所を示した地図に作成してみました。

us33-map-1.png


上にも書きましたが、これはすべて12月4日から5日頃までの短期間の間に報告、あるいは、その頃に報道されたものです。すべてにおいて「振動の原因」はわかっていないと考えていいかと思います。

そして、「過去記事の 33度線の記事」などでも記した「アメリカ大陸の 北緯33度線」の位置は下のラインです。

33-usa-03.png


なお、この「33度線上での歴史」あるいは「今も含めて起きていること」

これはアメリカに留まらず、こちらの記事に書きましたように、世界中の北緯33度線上には、今回の上に載せたネバダの核実験場周辺もそうですが、他にも、

・トリポリ(リビア)
・ダマスカス(シリア)
・カシミール(インド)
・チベット
・原爆が落とされた長崎(日本)
・そしてその原爆を開発して実験した米国のロスアラモス核実験場
・アフガニスタン
・レバノン
・ヨルダン川西域
・ガザ
・イスラマバード
・イラン
・イラク
・チュニジア


などがあり、「血なまぐさいことが起きている大半の地域が北緯 33度線上にある」という現実があります。

これを「それは単なる偶然」と考えるのもひとつの考え方でしょうし、また、一方で、「意図がある」と考える人が多いことも事実です。


そして、米国の33度線上には、地底に巨大火山を携えている「ソルトン湖」があります。ソルトン湖は下のような湖で、魚の大量死が頻繁に起きており、生きた魚がいるのかどうかもよくわらない「巨大な」湖です。そして、この沿岸の33度線上には「メッカ」という町があります。

solton-02.jpg

▲ ソルトン湖での魚の大量死は日常の風景。hangyorehより。


33度線をめぐる話には、イルミナティなどを含めた「陰謀論」が付随するものです。しかし、今回、アメリカで起きている「地質的な異変」が、果たしてそのような人為的な行為が及ぶようなものなのかどうか、ということに関しては懐疑的です。

しかし、そのことは片手間で書くことではないですので、いずれ書けたら書きます。

また、今年になって知った、ヴァン・アレン帯といわれる地球をめくる磁場の領域が「太陽からの影響で常に変化している」というような事実を知ったりして、さらにその思いは強いです。

地球のあらゆる現象は、

・宇宙と太陽に起因するもの

・地球内部からの要因

・人間の内部(マインド)に起因するもの


がほとんどだと思っています。
このことは、いつか納得できるように書ける日がきたら書きたいとも思います。

上のヴァン・アレン帯についての過去記事は、

太陽嵐がヴァン・アレン帯から電子を消し去っていることが判明
 2012年02月02日

にあります。



▲ 上の図で地球の周囲を取り囲む赤い部分とグレーの領域がヴァン・アレン帯です。


イルミナティというものが仮にもあって、それが悪い人たちとしても、彼らにできることは、人民統制とか戦争とか、大量虐殺程度のもので、地球や宇宙や太陽の法則、あるいは「永遠」に干渉できるとは思いません。



  

2012年12月02日



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ふたたび何かに導かれて 33度線の旅へと


今回はもともと別の記事を書いていたんですけど、前回の記事、

インド軍が対峙するものは何か?: 印中国境の UFO 目撃地帯は「北緯 33度線上」だった
 2012年12月01日

の「 33度」のことも気になっていて、今日ちょくちょく Google Earth などを見ていたのですが、それでメモしていったことを積み上げると、ちょっと前振りとして書くには長いかもと思い、これはこれで記事として単独でアップすることにしました。

まあ、この「北緯 33度」という話自体が、ベースとなる概念がオカルトやら陰謀史観とかなので、娯楽的な意味合いで捕らえていただいたほうがよろしいかと思います。


まず、過去記事の「Google Earth 上で北緯 33度の旅をする」でもふれた、「北緯 33度線上にはどんな都市があるか」ということをもう一度振り返りたいと思います。

その前に、「そもそもどうして 33度なんてことに意味があるのか」ということなんですが、これはいわゆるイルミナティやフリーメーソンといったようなものと関係する陰謀史観の話で、私は詳しくないので、前述しましたロシアのプラウダの記事からその部分を抜粋しておきます。

ロシアのプラウダ紙は今は基本的に「反米」の姿勢を鮮明にしている感じがとても強いです。


神秘主義と、北緯33度上の災い
プラウダ (ロシア) 2012.08.27 より。

確かに北緯 33度は、現代の社会の中で非常に大きな役割を演じている。(中略)

この「 33」の数字の意味は、フリーメーソンの階級の中で最も高い階層を示す。

これは 11と 22を足したものであり、そして、宇宙とスピリチュアルの王が満たされている「ダンテの神曲」の数でもある。これらのすべては歴史の中の新しい世界秩序(New World Order)のキーナンバーだ。

アメリカの歴史の中でも非常に「神々しい大統領」として知られるジョージ・H・ブッシュが、石油メジャーと、フリーメーソンの上位階級にいたフランスのミッテラン元大統領が含まれるヨーロッパの社会党と協力するという意向を示した後、西側の勢力は、戦争、戦争、また戦争という状態へ突入していった。

それは、人権と民主主義という大きな大義名分の名のもとで、カダフィの処刑や、シリアの破壊、そしてバグダッドの占領も含まれる。さらには、イランも将来的に破壊される可能性もある。



というようなことで、北緯33度線上ではいろいろな「災いが起きた」ということをプラウダの記者は書いています。この記者の書いた「災いの起きた地名」は、

・トリポリ(リビア)
・ダマスカス(シリア)
・カシミール(インド)
・チベット
・長崎(日本)
・アフガニスタン

というような地名を上げていますが、他に、イラン、ヨルダン川西域、ベイルート、エルサレム、イラクのバグダッド、チュニジアやカサブランカも 33度線上にあります。

下にそれらの場所を Google Earth の表示で示しておきます。
「 N 33°」とあるところの線が北緯 33度線です。

w-33map-01.png

w-33-map-02.png


というように、確かにここ数年、非常に「いろいろなことが起きた場所」が多く含まれます。世界の戦争紛争の報道のかなりの多くの部分がこの地域でのものだったのではないでしょうか。

ロシアのプラウダの記者は「これらは陰謀と関係している」と言いたいようです。まあ、実際のところはどうなのか私は知らないですけれど。




ソルトン湖とメッカと高知


さて、Goole Earth で他の北緯33度線上を見ていましたら、下の地図の場所に行き当たりました。

solton-33.jpg


この「ソルトン湖」というのが何かというと、アメリカのカリフォルニア州にあるいわくのある湖なんです。

今年の夏以降の記事で何度かご紹介したことがあります。

もともとは、「カリフォルニア州の広範囲で異臭(腐臭)がする」という報道が大々的になされ、その原因はソルトン湖ではないのかというようなものから始まった話でした。

過去記事では下の3つの順番で登場します。






▲ ソルトン湖の位置。


このことで知ったことで面白いと思ったのは、このアメリカの湖沿いには「メッカ」という名前の町があるのです。その米国のメッカは、Google Earth で見てみると、「ほぼ北緯 33.33度」という場所にあるのでした。

mecca-33.jpg


日本の高知市には、「北緯33度33分33秒」の場所があり、そのウェブサイトもありますが、緯度ではそれとほぼ同じ位置にあるようです。


まあ・・・どうでもいいことですが、私の父方の祖父は四国の高知の出身なんですね。その高知でヤクザ(テキヤ)でした。そして昭和か大正の時代に流れ流れて最果ての北海道に行き着いたわけですが、その「素行の悪い血」も私は隔世遺伝で正確に受け継ぎつつ、同時に「高知の血」というものも私には流れているんです。

いずれにしても、33度なんていう大した意味のなさそうになことにこんなに取り憑かれているのも、「33度の土地である高知」の血というようなものが私を突き動かしているのかもしれません。


ちなみに、このソルトン湖というのは、その領域の中に「超巨大な火山」を持っています。「メッカのソルトン湖に地下に眠る巨大火山に関しての追記」という記事から抜粋します。


ソルトンの火山は約 40万年前に噴火し、その後、 1万 8千年前まで小康状態だったと考えられている。最も最近の噴火は約 9,000年前。

ソルトン山の噴火の予測を立てるためのデータは現在のところはまだ不十分だ。しかし、この地域の高い熱放出と、このソルトン山の比較的若い年齢から見て、将来的な噴火が予測されている。



ということで、古代の巨大火山のある場所であると同時に、このソルトン湖の周辺もまた「いつか劇的な地殻変動を起こす場所」でもあると思われます。もちろん、「いつか」であり、何万年後かもしれませんし、来月かもしれませんし、それはわかりません。

最近、かつて巨大噴火を起こしたと考えられている下の「7つの超巨大火山」の場所の「位置関係」などに興味があります。それぞれの後ろに関係記事のリンクをつけました。


7つの超巨大火山

1.イタリア・セージア渓谷 (リンク
2.米国イエローストーン (リンク
3.薩摩硫黄島 (リンク
4.インドネシア・トバ火山 (リンク
5.ニュージーランド北島のカルデラ群 (リンク
6.シャツキー海台 (リンク
7.オントンジャワ海台 (リンク


ところで、上のソルトン湖が出てきた最初の記事は「赤く染まるユーラシア大陸最大の川」というもので、そこでは「赤く染まった中国の長江」のニュースがメインでした。

この「赤い川」や「赤い雨」は繰り返しこのブログに出ているのですが、最初に記事にしたのは、今思い出すと「北緯33度線上」での出来事だったこと今になって知ります。


今年の2月に「血の川の出現:原因不明の理由で真っ赤に染まったベイルートの川」という記事をご紹介しましたが、その場所は今見てみると、33度上です。



▲ 2012年2月に赤く染まったベイルートの川。

下の地図がその周辺と「33度」の位置関係で、ほとんどすべて33度上です。

b-33.png


その記事では、、旧約聖書の「出エジプト記」の以下の部分を抜粋しました。


モーセとアロンは、十の災いを示した。

杖でナイルの川の水を打つと川は、血の色に染まり飲めなくなった。
次に蛙の大群が押し寄せ エジプト人の体と家を覆い しらみとアブが大発生して 家畜や人を襲い疫病が蔓延した。

人と獣に膿をもつ腫れ物ができ 空からは雷鳴と供に激しく雹が降り 畑の作物と木々を打ち砕いた。イナゴの猛威は、全てを食いつくし 最後は、伝染病により ファラオから奴隷、家畜に至るまでその初子は全て死に絶えたのであった。



確かに川や海の水が赤くなる場合は、藻や、あるいは藻以外の微生物などが大繁殖している場合が多く、毒性のあるないは別としても「赤い水は飲めない」ということにはなると思います。

あと、まあ・・・虫。

これもいろいろと書きたいことはあるのですが、どんどん話が逸脱しますので、今回は「赤まで」ということにしておきたいと思います。



空の雲の形もどうなっちゃってるんだか

ところで、最近、空にいわゆる「短い飛行機雲みたいに見えるけど、やっぱり冷静に見れば変な形の雲」がたくさん蝟集しているのを見ます。中には飛行機雲なのに、渦巻いたりしているのもあったり。

下のは今日ベランダから撮ったものですが、こんなタツノコみたいな雲が毎日空のあちこちでユラユラしてる。下の時も、他の場所で何カ所かキノコみたいに漂っていました。

cloud-12-02.jpg


夕焼けの時はこれらが赤く染まって、いろいろなところで飛び回っている感じで。
昨年まではそんなに見なかったですけどね。

原理としては理由はあるのだろうから、上空の大気の流れも何か違うことになっているのかも。

あるいは、このあたりは軍事基地が多いから、そういうのも関係あるのかも。ここはすぐ裏が米軍の所沢通信基地で、少し先には自衛隊の入間基地があり、軍用機が低空を飛ぶ頻繁さでは、日本でも上位だと思います。



  

2012年09月13日



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mecca.jpg

▲ 米国カリフォルニア州メッカ。今回の異臭騒動の元と報道されるソルトン湖があります。写真は「メッカへようこそ」の看板。
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昨日の、

赤く染まるユーラシア大陸最大の川とカリフォルニアの周囲 100キロに漂う9月11日の腐臭
 In Deep 2012年09月12日

という記事の中で、カリフォルニアの広範囲で「異臭」が漂っているというようなニュースを取り上げたのですが、今朝になり、いろいろとわかってきました。興味深い部分もありますので、何かの推定や結論を出すという意味ではなく、いくつか知り得たことをご紹介しておきます。

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2012年04月05日



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本当は、最近調べていたことを少し書こうと思っていたのですが、今朝、とても面白い写真を発見したので、今回はそちらをご紹介します。

ちなみに、「最近、調べていたこと」というのは、「宇宙は二次元に投影されるホログラフかもしれない」という最近よく話題に出る物理学の話と関係したことです。

ちょうど数日前の日本経済新聞サイエンス欄で、

時空は粒々からできているのか? 米国で進む検証実験計画

という報道があり、「そういう報道が出る時代なんだなあ」と感慨深く思い、少し調べていた時でした。

日経の記事では、「時空は粒々なのか」というように書かれていますが、これは辿れば「この世は実質的に存在しない」とほぼ同義になる可能性も含まれています。


日経の記事に出てくるアメリカのフェルミ加速器研究所の素粒子天体物理学センターの主任であるクレイグ・ホーガン博士という人は 2009年に「実験での仮説の通りなら、我々はすべて巨大な宇宙のホログラムに生きていることになる」と言っています。

とはいえ、この人も、宇宙は球体というように言っていて、現在の「有限宇宙論」と根本的には差はなく、ジョルダーノ・ブルーノや埴谷雄高さんやブッダ、それにフレッド・ホイル博士などが言っていた「無限の宇宙」という概念とは、ほど遠いものでありますが、それでも、現在の宇宙モデルの概念のチェンジの中のひとつとしては興味深いものです。


しかし、これらはとにかく難しいことなので、わかりやすく書くにはもう少し時間がかかるかもしれません。あるいは、あまりにもわからないなら書かないかもしれません。


でも、今回の記事の話はわかりやすい話です。
アポロ11号の月面着陸の話です。

ちなみに、私は「アポロは月には行っていない」というような、いわゆるアポロ陰謀論とかに関しては「どちらでもいい」という人ですので、そういう話とは違う単純に「面白い話」です。

過去記事でも月面着陸に関しては何度かふれたことがあります。

2年くらい前には、

キューブリックの亡霊: 2001年宇宙の旅とアポロ11号の月面着陸
 2010年12月05日

という記事で、2002年にいわゆる「アポロ計画陰謀論」の先駆けとなったフランスのテレビ番組のことをご紹介したことがあります。

内容は記事を読んでいただくとおわかりかと思いますが、そのフランスのテレビ番組の中では、映画監督のスタンリー・キューブリックの 1968年の映画『2001年 宇宙の旅』についてふれられています。

この映画は、アポロ8号が初めて月の裏側を回って写真を撮影する前に作られた映画で、つまり、「まだ人類が誰も月から見た地球の光景を知らなかった時」の映画でした。まして、アポロ11号が実際に月面に着陸して、月の上の様子が実際にわかったのは映画の翌年の1969年でした。

その「誰もまだ月から地球を見たことがない時」に映画で描かれたその様子が下のシーンでした。



▲ 1965年から1968年にかけて撮影、特撮が続いた『2001年宇宙の旅』より


その後、アポロ8号が撮影した月面から入りこんだ地球の光景の写真は、まさに上の映画のシーンとそっくりだったのです。

apollo-8.jpg

▲ 1968年12月24日にアポロ8号が撮影した月面から見た地球。


しかし、これらのことは陰謀論というより、私は人間の想像力の感動をむしろ考えます。

スタンリー・キューブリックの想像力と科学検証ワークなら、十分になし得るだろうことは、他のキューブリックの映画を見ていればわかります。もし仮に、キューブリックが「月面着陸の映像を作ってくれ」と米国政府から頼まれたとしたら、それをできる想像力と検証力がキューブリックにはあったと思いますけれど・・・。


大きく話が逸れてしまって、すみません。
ここから本題に入ります。



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