【拡大する自然災害】 の記事一覧

2014年03月16日



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2014年 3月 15日に環太平洋火山帯で「同時多発的な連鎖発生」を起こした中規模地震群



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アメリカ地質調査所( USGS )より。この3月15日に、インドネシア、フィリピン、日本、イースター島、コロンビア、チリ、アフリカ大陸南部、西アフリカ、ギリシャ、アゼルバイジャン、インドなどでマグニチュード5程度の中規模地震が連続して発生しました。






太陽に現れた巨大な亀裂

本題とは関係ないですが、今、太陽に巨大な「フィラメント」が出現しています。

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▲ 2014年3月15日の Spaceweather DARK FILAMENTS ON THE SUN より。長さは 10万キロメートルから 25万キロメートル程度の間で変化しています。



このフィラメントは、磁気の帯のようなものですが、これまでも大きなフィラメントが出現した時にはご紹介していました。

その理由は、 NASA や NOAA (アメリカ海洋大気庁)によれば、巨大な磁気フィラメントには以下のような特性があり、「ハイダーフレア」と呼ばれる、一般の太陽フレアとは違った構造の巨大な「太陽の表面爆発」を発生させるのだそう。


磁気フィラメントが崩壊する場合、太陽の表面に衝突して「ハイダーフレア」と呼ばれる巨大フレアを作り出すことがある。磁気フィラメントの構造が不安定になり太陽の外側に噴出し、その後に太陽自身に向かっても衝突することがある。


2013年6月14日の過去記事「太陽の表面にこれまで見たことのないサーペント(蛇)のような磁気フィラメントが多数這い回っている」より。



要するに、フィラメントが崩壊する際に、崩壊したフィラメントが太陽の表面を「叩く」状態となり、それにより広範囲で非常に規模の大きなフレアが発生するということだそうです。

上の説明を載せた際の太陽のフィラメントは、下のようなもので、「太陽の表面のあちこちにフィラメントが突然現れる」という、一種不気味な現象を起こした時でした。

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過去記事より。



また、2012年 8月にも下のような非常に長いフィラメントが出現しました。

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▲ 2012年8月10日過去記事「太陽に突然現れて急速に拡大した『巨大な亀裂』」より。


このフィラメントの長さは大体、「地球から月までの距離」くらいでした。

この時は、ロシアの報道などでは下のように、「太陽に出現した亀裂」というような見出しで報じられました。

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▲ 2012年8月9日のロシア vesti より。


NASA は、「太陽のヘビ」( SUN SERPENT )というタイトルで報じていました。


これらの現象は、確かにハイダーフレアという巨大な太陽面爆発を起こす原因となり得るとされていますが、少なくとも、私がこのハイダーフレアという言葉を知った4年前からは、巨大なフィラメントは何度か出現していますが、ハイダーフレアは起きていません

なので、余計な心配をする必要はないとは思いますが、 NOAA (アメリカ海洋大気庁)の宇宙天気予報官は、巨大なフィラメントが出現するたびに、「ハイダーフレアと、巨大な太陽活動の発生の可能性と、その注意」に言及しますので、一応書いておきました。 NOAA は、今回も言及しています。






環太平洋火山帯で連鎖した地震

さて、今回の本題は、「地震」なんですが、昨日 3月 15日に「 24時間以内に環太平洋火山帯で一斉に、そして連鎖的に地震が起きた」ということについてです。

これも、だからといって何か大きな地震がありそうだとか、そういうことではないのですが、ちょうどその前日の 3月 14日に瀬戸内海の西部にある伊予灘という場所が震源のマグニチュード 6.2の強い地震が発生したばかりですので、何となく「連鎖しているなあ」と思った次第で、記事にしました。

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地震情報 - 2014年3月14日 2時19分 より。



3月 15日に起きた地震のうちで、比較的規模の強い地震の場所をすべて書き出していた米国のエクスティンクション・プロトコルの記事をご紹介します。




Planet shaken by spasm of moderate earthquakes over last 24 hours
Extinction Protocol 2014.03.15


地球はこの 24時間内での中規模地震の突発に揺さぶられる


過去24時間、環太平洋火山帯上(リング・オブ・ファイヤー)のすべてで起きた中程度の規模の一連の地震で、この地域が揺れている。

ここは、地球上で最も地質学的活動が大きな領域だ。

環太平洋火山帯は、馬蹄形のような形をし、長さは4万キロメートルある。この領域のほぼ連続した海溝、火山地帯、および、プレートの動きは関連があるとされている。

この場所には 452の火山があり、これは、世界の活火山および休火山の 75%以上を占める。

そして、環太平洋火山帯では世界の地震の約 90%が発生し、世界の歴史の中で最大規模の地震の 81%が発生している。

過去24時間では、インドネシアでマグニチュード 5.3とマグニチュード 5.6の中規模の地震が発生し、フィリピンのサン・イシドロでマグニチュード 5.4の地震が起きている。また、日本の硫黄島ではマグニチュード 5.3の地震が起きた。

ペルー中央南部は、マグニチュード 6.1の地震に見舞われた。

イースター島の南東ではマグニチュード 5.0の地震が起き、コロンビア南東部ではマグニチュード 5.4の地震が発生。チリのサンタクルスではマグニチュード 5.4の地震が起きた。

アフリカ大陸南部では、マグニチュード 5.4の地震が発生。また、西アフリカのオーウェン破砕帯では、マグニチュード 5.2と 5.0の地震が起きている。

ギリシャではマグニチュード 4.5の地震が発生し、アゼルバイジャンの北東部ではマグニチュード 4.0の地震。インドのモーヒーンではマグニチュード 4.8の地震が起きたことが報告された。

世界中のプレートの周囲では、毎年、春分のあたりに地震活動の発生がピークに達することが多い。該当する地帯にお住まいの方は、大地震の可能性について警戒していただきたいと思う。





というものですが、この最後の部分の、



毎年、春分のあたりにその地震活動の発生がピークに達することが多い



に関しては、そういうデータがあるのかどうかはよくわかりません。

ただ、昨年も2月頃から環太平洋火山帯で、比較的大きな地震が「連鎖的に」続いたことがあったことを思い出します。





2013年に環太平洋火山帯で連鎖した地震

環太平洋火山帯は、太平洋の周囲を取り巻く火山帯のことで、英語では、リング・オブ・ファイヤー(Ring of Fire / 火の輪地帯)という呼び方がされます。

トップに貼りました地図の上で示しますと、かなり大ざっぱですが、大体、下のピンクのあたりです。

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昨年 2013年 1月の下旬からの1週間の間に、この環太平洋火山帯で、マグニチュード6以上の地震が連鎖的に発生したことがあります。

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▲ 2013年2月18日の過去記事「極寒のカザフスタンで2月に咲いた日本の桜の報道を見て思う、新しい地球の時代」より。


その後も3月くらいまで、中規模以上の地震の発生が多く続きました。

ただ、「多い」といっても、過去のデータと照らし合わせたわけではないですので、「どの程度多いのかはわからない」というのが実際のところです。


それにしても、ある程度、時期的にまとまって地震が起きるという傾向はありますので、昨日 3月 15日のように1日の地震の数が妙に多い日が続く場合は、多少は、「起きる可能性もあるかもしれないな」という風に、何となく身の回りの防災チェックなどをしてみてもよろしいのかしれません。

これは、予知や予測ではないです。単に「時期的にまとまって発生する傾向が多少はある」というだけで、3月 15日の地震の集中が今後の何らかの大地震と関係するかどうかは当然わかりません。

それでもまあ・・・・・いろいろなことが起きている世の中ですから、いろいろと起きてもあせらない心の準備も必要なのかもしれないです。

ちなみに、「国家の全領域が環太平洋火山帯に入っている」という国はチリと日本ぐらいのものです。

私たち日本人は「地震が日常的に起きる」という土地を国土として、数万年・・・初めて文字としての文献〔魏志倭人伝〕に登場してからでも 1700年、この地で生きてきました。つまり、これからも、何が来ても「終わる」ということはないはずです。

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2014年02月15日



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もう関東はものすごい雪だったわけですが、海外でも報道されています。

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▲ 2014年2月14日の Extinction Protcol より。





B型インフルエンザに

子どもが、お腹の調子が悪くなってから2日目を過ぎてから 40度を越える高い発熱をしまして、病院につれていって検査をしましたら、インフルエンザでした。検査するまで気づかなかったのは、「B型」だったためです。B型は最初に熱が出ないことが多いそう。

B型については 今シーズンの流行が懸念される「B型インフルエンザ」というサイトによると、2013年では「A型が80.8%・B型が19.2%」ということですので、比率は少ないです。ちなみに、B型は「発祥が人間で、感染経路も人間だけのインフルエンザ」で、他の(鳥とか豚とかからの)感染経路はありません。


まあ、いずれにしても、A型もB型も治療薬は同じで悪名高き云々などもほぼ確実に処方されますので、インフルエンザの治療薬の性質などから考えると、しばらくつきっきりになっていた方がいいと思い、寝室のベッドの横で奥さんと交代で過ごしています。

なので、2、3日は更新は短めの記事となりそうです。


そして、やらなければならなかったのが雪かき。

今日はスゴかったです。
外に出てみると、自分の部屋の前の廊下が雪で歩けない状態。

雪かきをした後、階段を下りていくと、向かいの建物の広場が下の状態でした。
真ん中に埋まっているのはベンチで、大体の積雪がわかります。

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吹きだまりになっている部分では、50センチを越えています。


外に出ると、いつもの光景でありませんでした。
違う場所みたい。
人々が自宅の前などの雪かきを始めています。

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しかし、ここは雪国ではないので、商店などの人以外はスコップを持っていない人も多く、私同様に「100円ショップのちりとり」で雪かきをしている人もいます。

基本的に走る車の姿はありません。
あちこちで埋まっている。

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基本的に、町は完全に機能麻痺していました。
まあ、そのあたりを考えると、結構な自然災害だとは思いました。


買い物に行った後に、自分の建物の玄関前の雪かきをしました。これは、その日のうちにやっておかないと、凍ってしまった部分は長く残る上に、凍ってしまうと、人の手ではどうにもにならなくなるからです。

うちは集合住宅ですが、管理会社は東京の離れたところにあり、こういう場合は誰かやるしかないのですが、結局、私は雪かきとかを経験しているので、先週の雪の時もひとりでコツコツやっていました。




過去120年の積雪の記録を更新した地域も

ちなみに、トップに海外の報道を貼りましたけれど、東京そのものはともかく、今回の大雪では、2月14日と2月15日の2日間で、観測史上の記録を上回った降雪の地点は下ほどあります。

気象庁には「観測史上1位の値 更新状況」というページがあり、その日、観測記録を更新した分について、記されています。その1日での積雪量の記録です。

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▲ 気象庁「観測史上1位の値 日最深積雪」より。


上ではよくわからないと思いますので、書き写しますと、

宮城県・白石 積雪 38センチ 1984年の観測開始以来の新記録
栃木県・宇都宮 積雪 32センチ 1890年の観測開始以来の新記録
群馬県・前橋 積雪 73センチ 1896年の観測開始以来の新記録
埼玉県・熊谷 積雪 62センチ 1896年の観測開始以来の新記録
埼玉県・秩父 積雪 98センチ 1926年の観測開始以来の新記録
長野県・軽井沢 積雪 88センチ 1925年の観測開始以来の新記録
長野県・開田高原 積雪 115センチ 1991年の観測開始以来の新記録
長野県・飯田 積雪 78センチ 1897年の観測開始以来の新記録
山梨県・甲府 積雪 111センチ 1894年の観測開始以来の新記録
山梨県・河口湖 積雪 140センチ 1933年の観測開始以来の新記録
埼玉県・秩父 積雪 62センチ 1926年の観測開始以来の新記録
山梨県・甲府 積雪 85センチ 1894年の観測開始以来の新記録
山梨県・河口湖 積雪 106センチ 1993年の観測開始以来の新記録


のような記録でした。

1890年の観測開始以来の積雪記録というようなところもありますが、つまり、この 120年間で最高の積雪量だった場所も多くあるということになりそうです。

私のところは、地理的に、

埼玉県・熊谷 積雪 62センチ 1896年の観測開始以来の新記録
埼玉県・秩父 積雪 98センチ 1926年の観測開始以来の新記録

のあたりが目安になるのかも。



アメリカなんかも現在、暴風雪の真っ直中の地域があります。

最近は「スノーマゲドン」(スノー+アルマゲドン)というような見出しも目にしたりします。

アメリカ東部

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▲ 2014年2月10日の The Hill の Lost Capitol Hill: Snowmageddon より。


Capitol Hill (キャピトル・ヒル)というのは、米国の首都ワシントン東部の連邦議事堂がある小高い丘一帯を指すそうです。


英国はモンスター級の嵐に「またも」見舞われています。


イギリス

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▲ 英国東部のホートン・ル・スプリングという場所で、強風で倒された送電塔。 2月13日の英国 BBC より。


そんなわけで、いろいろと荒れている世界ですが、身近なところでは、インフルエンザを含めての病気にはご注意下さい。私は今回わりと執拗に病院に子どもを連れていったのですが、やはり、脳裏に常に「昨年あたりから世界は病気のアルマゲドン状態に突入している」と思っている部分があるからです。

そのあたりは、ちょうど1年ほど前に書いた記事の、


天体の接近と共に忍び寄るパンデミックの影: 全世界で一斉に拡大し始めた強毒性鳥インフルエンザ
 2013年02月19日


というものを書いた頃と心境的には同じです。

人間に感染する病気なら、人間なら誰でも感染して発症する可能性はあるわけで、誰が感染して誰が感染しないのかは基本的にわかりません。

なので、感染したり発症すること自体は仕方ないことですけれど、いつでも適切な医療体制があるかどうかもわかないですし、気候も、そして病気のことも、わりとよく考える最近です。

皆様もくれぐれもお気をつけて下さい。

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2014年02月06日



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▲ 2014年2月3日のロイターより。



今日は、「寒いニュース」となりますが、前例のない寒波と大雪がわりといろいろなところで続いています。






想像上の国の光景をかもし出す寒波と吹雪

スロベニアという国があるのですが、とんでもない吹雪と寒波に見舞われていて、あとで写真をいくつか載せようと思いますが、上のロイターの報道のように「何もかも凍りついた状態」となっているようです。

スロベニアは小国ですし、私たちには位置的に馴染みのない場所ですが、下の位置にあります。

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▲ 日経ビジネスオンライン「知られざる欧州の素顔」より。


イタリアやクロアチアなどと隣接している国で、位置だけを見ると、そんなすさまじい吹雪や寒波が訪れるような場所にも見えないですが、現在、国土の多くが「氷」と化していて、その光景は、下の記事のように、「氷の王国と似ている」というような書かれ方をしている記事もありました。

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▲ 2014年2月4日の Buzz Feed より。


上の Arendelle という単語がわからなかったのですが、調べてみると、ディズニーの『アナと雪の女王』という映画の中に出て来る「アレンデール王国」という氷の王国のことのようです。

その映画に出て来るどうやら下のような国のようです。

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Turn The Right Corner より。


しかし、これだと、実際のスロベニアの方が見た目に過酷かもしれません。
下が現在のスロベニアのボストイナという街などの様子です。

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Buzz Feed より。


吹雪そのものは雪の降るところでしたら、どこでも起きるでしょうけれど、このように、「そのまま何もかもがその表面に氷となって厚く付着してしまう」という光景はあまり見られるものではないです。

BBC の報道によりますと、今回の吹雪は欧州全域レベルで見ても、過去数十年で最悪のもので、現在、スロベニアでは国土の4の分の1が停電中。学校も半数近くが閉鎖されているそうです。

この吹雪では、クロアチアとセルビア、そして、ドイツの一部も激しい影響を受けた模様です。





イランも雪の王国へ変貌し

先日の、

久しぶりの雪の中で思う 21世紀の預金封鎖とか、気候の近い未来とかの「厄介で具体的な現実」のこと
 2014年02月04日

で、イラン全土での大雪について記したのですが、その後、さらに大変なことになってきているようです。

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▲ イランのメディア alalam より。


上の記事を概略を訳しますと、


イラン政府の危機管理組織の代表によると、現在、イランでは20の都市と、972の村が雪に包囲されている。このうち、312の村では雪による水や物資の不足などの問題の解決の目処が立っていない。

しかし、都市部においては、90パーセントで水や物資の不足は起きていない。

イラン北部の州での救援活動については、大雪の範囲が非常に広いことと、過去 60年で前例のない量であることから、厳しい状況にもなっている。

救援活動及び、物資の供給は、イラン軍の参謀総長と革命防衛隊と、その最高司令官と内務大臣が直接当たっているために、状況は改善している。

現在、北部のほとんどの都市での水、電気、ガスの不足は解消した。




というような感じのようです。

後半の、「状況は改善している」というあたりは、政権に対してのややヨイショ的な表現にも感じられますが。


そして、イランとその周辺は気温もなかなか激しいようで、下は気温の予測です。

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Temperature Outlook for Central Asia より、2014年2月5から14日までの中央アジアから中東エリアにかけての予想気温。


イラン、アフガニスタンからロシアの南部にいたるあたりは、大変に低い気温となっていることがわかります。

また、これを見て思うのことは、インドなどでも全土的にあまり気温が高くないように見えるということです。これは最低気温だと思うので、最高気温はそれなりに高いのでしょうけれど、全体的にアジアも冷え込んでいる感じがします。

今は日本の多くの場所の気温も似たようなものですけれど。






アメリカの2014年1月は歴史的な低温の記録更新ぶり

今年のアメリカは寒波の話題が多いですが、気温の「観測記録の更新」のデータを見ましても、東部などを中心に、1月はとても低い気温だったようです。

下は、今年1月3日から2月1日まで、アメリカで「観測史上の記録が更新されたポイント」を示しています。

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4406地点で低温の記録を更新したということになっています。

いろいろな色のドットがありますが、紫が低温の新記録が観測された地点です。
薄い水色は降雪記録を更新した地点です。


もっとも、西海岸のほうでは、赤いドットが目立ちますが、これは「高温の記録」もかなり破られていることを示しています。アメリカは広いですので、いろいろです。

このアメリカ西海岸の「赤いドット」、つまり異常な高温は、先日の、

地球の水をめぐる話題 : 過去 100年で最悪の干ばつにより「ついに水の供給が不可能」に至った米国カリフォルニア州と、過去 20年で最悪の洪水に見舞われ続ける英国
 2014年02月02日

とも直接関係することかもしれません。

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▲ 水が干上がったカリフォルニア州アルマデン貯水地。底に沈んでいた車が姿を現しています。 2014年2月1日の英国 BBC より。



あと、南極の氷も順調に過去最大レベルを更新し続けています

下は 2月 4日の時点の南極の氷の海氷の面積です。

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sunshine hours より。


あまり見やすい図ではなく、申し訳ないのですが、これは要するに「今年は観測史上のどの年よりも海氷の量が多い」ということを示しているようです。

この状態は昨年からずっと続いています。


まあ、このような例だけで、地球が寒冷化しているというようなことを言えるわけではないですが、北半球に限れば、現在は「雪と寒波の問題」が膨らんできている地域が圧倒的に多いはといえそうです。

昨日の記事の「地球の磁気圏が崩壊を始めた」のようなことが事実だとすれば、気候そのものや、そのサイクルも急激に、しかも極端に変化する可能性はあるかもしれないとは思います。

まだ春までは少しありますが、どのような春を迎えるのでしょうかね。

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2014年01月21日



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2014年1月31日の中国を注視せよとフォーブスは言う

米国のフォーブスは有数の経済誌であるわけですが、先日の、

「アメリカ国家はエイリアンの支配層にコントロールされている」と全世界で報道された 2014年 1月 14日に
 2014年01月15日

という記事では、経済とはまるで関係のない「アメリカはエイリアにコントロールされている」なんていうフォーブスの記事をご紹介したりしました。


しかし、昨日、目にしました記事は、下のようにちゃんとした経済の話です。

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▲ 2014年1月19日の米国 Forbes 「 Mega Default In China Scheduled For January 31 (中国で巨大な債務不履行が1月31日に予定されている)」より。


この記事を訳してみようかとも思ったんですが、経済記事はやっぱり単語が全然わからなくて、しかも、経済の記事で間違った翻訳などをすると、何となくご迷惑をかけそうな感じもしないでもないので、記事の最初の部分だけを記しますと、下のような感じです。


1月 17日、中国の国営メディアは、中誠信託有限責任公司( China Credit Trust )が、そのウェルスマネジメント商品のひとつで、1月 31日に満期を迎える商品が返済されないかもしれないことを投資家に警告したことを報道した。



ということだそうです。

そして、実際、私の経済知識はこの最初の段落で挫折しているのでした。つまり、「ウェルスマネジメント商品?」という感じとなってしまうわけで、この単語はその後は WMP と略されて何度も出てくるのですが、聞いたこともないです。

まあ、こちらのサイトを見てみますと、ウェルス・マネジメントという言葉は要するに「プライベート・バンキング」のようなことらしいですが、何かそういうもののひとつが 1月 31日にかなり大きなデフォルトを起こす可能性が高いことを国営放送が報じたという記事のようです。

その影響はよくわからないですけれど、そのことが記事になっていますので、経済に詳しい方はオリジナル記事をお読み下されば幸いです。


ちなみに、中国のお金は「元」ですが、今や元は下の記事のように、世界の金融市場で使われる「世界第二位」の通貨になっていたりもします。

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▲ 2013年12月3日の英国インディペンデントより。


そして、さらにその 100元札は、

とても驚いた「中国の猫の王様」の事実。そして、そこから見える「私たちの毎日はとても馬鹿にされているのかもしれない」と思わせる今の世界
 2013年12月06日

という記事でご紹介しましたように、下のように、猫の王様の世界が描かれているという、ふざけた世界観に縁取られているものでもあります。

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▲ 上の記事より。


中国の何とか金融が超巨大デフォルトを起こしても、そこには常に上の「猫の王様」たちが潜んでいるというのも、何とも奇妙で、一方で何となく切ない話でもあります。






アメリカ国家安全保障局の極秘カタログに見るスパイ大作戦的世界

先週あたりは、ふたたび、アメリカ国家安全保障局( NSA )の報道がよくされていました。下の報道はそれぞれ、毎日新聞と AFP 通信の記事からの抜粋です。


NSA:世界10万台PC監視「クアンタム」作戦
毎日新聞 2014.01.15

米紙ニューヨーク・タイムズは14日、各国で極秘の情報収集活動を展開している米国家安全保障局(NSA)が、秘密裏にソフトウエアをインストールしたり、無線発信器を挿入したりする方法によって、世界中の10万台近くのコンピューターを監視していたと報じた。

この監視活動は「クアンタム」と呼ばれているといい、NSAの関連資料や政府高官らへの取材から判明したという。

同紙によると、ほとんどはネットワーク経由でコンピューターにソフトウエアを忍び込ませていたが、無線発信器を埋め込んだUSB機器をパソコンに挿入し、離れた場所から無線を傍受することによって、インターネット未接続の状態でも監視を行っていた。






NSA、1日2億件の携帯メッセージ収集か 英報道
AFP 2014.01.17

英紙ガーディアンと英テレビ「チャンネル4」は16日、米国家安全保障局(NSA)が、世界中から1日当たり2億件近くの携帯電話のテキストメッセージを収集していると報じた。

米中央情報局(CIA)元職員のエドワード・スノーデン(Edward Snowden)容疑者が暴露した機密情報に基づいた同報道によると、NSAは収集したメッセージを使用して、携帯電話利用者の位置情報、交流関係、クレジットカード情報などのデータを入手していたという。




というものですが、毎日新聞のほうに記されているニューヨーク・タイムズの記事には NSA のシークレット書類からの図などが掲載されています。

下のようなものです。
簡単な日本語を入れました。

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▲ 2014年1月14日のニューヨークタイムズの記事「N.S.A. Devises Radio Pathway Into Computers」より。


上の図に「ケーブル」が出てますが、たとえば、そのコードの内部の仕組みなどの写真があります。下の写真は USB ケーブルではなく、パソコンとモニターを接続するビデオケーブルのコードに受信機を仕込んでいる写真です。この場合は、「モニタに写る映像の内容がすべて送信される」ようです。

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これらは極秘書類だったもので、つまり今では極秘でも何でもなく、たとえば、ニューヨークタイムズに「 NSA 極秘カタログ」として紹介されている通り、今では誰でも見ることができるものです。

もともとは、ドイツのメディアの「スピーゲル」が報道したものだそうですが、カタログは、こちらにリンクがあります。

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▲ そのカタログより。


きちんと読むわけではないにしても、何となくこれらの膨大な書類を眺めたりしていますと、


「映画の世界だよなあ」


と思います。

映画というより、米国のテレビの「スパイ大作戦」とか、やや新しいところでは「ローン・ガンメン」とか、そういう感じの、男の子的に多少ワクワクするような仕掛けやマシンの写真やイラストが並んでいます。

そして、アメリカ国家安全保障局は、そういう装置も駆使などしつつ、上の毎日新聞とか AFP の記事にあるようないろいろなことをし続けていたようです。

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▲ 米国のテレビドラマ「ローン・ガンメン」(2001年)より。


ちなみに、「ローン・ガンメン」というドラマは、3人の中年パソコンオタクがアメリカの国家機密に挑むドラマで、ギャグテイストで実に面白いドラマだったんですが、なぜか DVD などにはなってないんですよね。

私は幸いにも日本で放映された時に全部見ていて、「また見たいなあ」と思うのですが、今では見ようがないドラマのひとつです。

まあ・・・このローン・ガンメンは、その第1話から、アメリカ政府の陰謀によって旅客機がツイン・タワーに突っ込むということを主人公たちが阻止する話で(ドラマは同時多発テロよりかなり前に作られています)、そのあたりも再放送できない理由かもしれないですが、単純に「オタク三馬鹿トリオ」の話として面白いのですが。

確か、 NSA だかペンタゴンだか、どちらか忘れましたが、主人公たちがアメリカの国家機関のコンピュータに侵入する話もありましたし、フリーエネルギー(エネルギーは水)で走る車が発明されていたのに、もみ消されていたことを発見するというストーリーもありました。

私が好きなアメリカのドラマの中では、事件記者コルチャック(1974年)と、このローン・ガンメンが二大トップなのですが、どちらも今では日本語版を見るのは大変です。






韓国では「人口の2倍の個人情報」が流出

上のような国家による情報の問題がある一方で、民間の問題も規模が大きくなりやすいです。現在、韓国では下のような問題でいろいろと大荒れとなっています。

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▲ 2014年1月20日の NHK の報道より。

下のような記事でした。


韓国では、人口の2倍に当たる延べ1億人分の個人情報が大手クレジットカード会社から流出していたことが分かり、カードの再発行を求める市民からの問い合わせがカード会社に殺到するなど混乱が広がっています。

流出したのは、カード番号や有効期間、それに加入者の氏名や電話番号などの個人情報で、3社合わせて延べ1億500万人分余りに上り、韓国の検察によりますと、外部の情報セキュリティー会社からカード会社に派遣されていた社員が、USBメモリーで情報を持ち出し売りさばいていたということです。

カード会社3社は、暗証番号やセキュリティーコードは流出していないため、被害が発生する可能性はないとしていますが、韓国の人口5000万人の2倍に当たる個人情報が流出したことになり、それぞれのカード会社にはカードの再発行などを求める市民からの問い合わせが殺到するなど混乱が広がっています。




というもの。

> USBメモリーで情報を持ち出し売りさばいていた

とありますが、文字のデータなどというものは、1億人分でも地球の全員分でも、 USB メモリの1本に入っちゃうんですよ。今の時代は。


NSA のカタログを見たり、あるいは韓国の報道など見たりしていると、


「現代文明もそろそろ潮時なのかな」


と、何となく思ってしまいます。

というか、「今の文明はそろそろ限界の状態」とでもいうのか。






2014年1月の地球の北半球

ところで、タイトルにした「荒れ狂う地球の姿」というのは、天候や環境のことなのですが、今回はここまでで何となく長くなりましたので、概要のご紹介ということになりますけれど、北半球だけに限っても、こんな(普通では洪水が起きるような時期ではない)季節なのに、フィリピンとインドネシアでは壊滅的な洪水に見舞われています。

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▲ 2014年1月20日の World Bulletin より。



フィリピンでは、昨年 11月の台風で 6000人以上が犠牲となっていますが、現在も壮絶な大雨が続いていて、すでに40名ほどの方が亡くなっています。

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▲ 2014年01月21日の TBS ニュースより。



フランスでも、冬だというのに、非常に大規模な洪水が起きています。

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▲ 2014年1月19日の英国テレグラフより。



日本は一部を除けば、比較的穏やかな気候となっている冬ですけれど、北半球全体としてみれば、荒れている地域が多いです。

南半球は猛暑で荒れていたりします。アルゼンチンなんて、この1ヶ月で3回、大規模なピラニアの襲撃のために人々が負傷したりしています。

ピラニアの襲撃が日常的になりつつある猛暑のアルゼンチンの夏
 地球の記録 2014年01月20日


なんというか、こう・・・人も地球も荒れている感じはします。

それと宇宙・・・。

宇宙? そういえば、周辺宇宙は今は比較的穏やかなような。

とか言っていると、ドカーンと頭の上から小惑星が落ちてきたりする昨今ですが、先ほども書きましたけれど、いろいろな意味で「そろそろ限界の状態」という部分は多少はありそうですので、「リセット局面」が各所に出現する時代のようにも感じます。

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2014年01月02日



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▲ 海外のウワサの一例。 YouTube より。
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昨年の末頃から、海外で、「日本で1月10日前後に巨大な地震が起きる」ということに関して、 YouTube や、あるいはサイトなどで、やや「ウワサ」されています。


このことを書こうかどうかは迷っていました。


「どうせ当たらない」という理由ではなく、こういう災害予測系の話というのは、一部の人たちにとっては、非常にイヤなインパクトの記事になり得るからです。特に、地震の予測とか予知の話というものは、 2011年 3月 11日以降、日本と日本人にとっては非常にセンシティブな問題となっていると考えています。


なので、その日以来、基本的には一度も地震の予測や予知といったものに関係した記事は、それが海外の記事であっても取り上げなかったですし、何より、私自身が「地震の予測」という可能性に対して非常に懐疑的です。

科学的な側面からも、あるいはオカルトやスピリチュアルな面からも、地震の予知というものに対しては現段階では曖昧なものだと思っています。

それにも関わらず、今回はタイトルに記しましたように、「地震の予測」に関しての海外の記事をご紹介することにしました。東北の震災以来、こういう記事を書くのはこれが初めてです。


そして、これはその予測に信憑性があるとか、信頼できるとか、そういうことが理由ではありません地震の予測など私自身は信じません。それよりも、どちらかというと、「今年、氾濫するかもしれない災害の予測情報」への接し方というというようなものを考えたいと思ったのです。







漠然としていながらも、災害が増えると予測し得る 2014年に

上に、「今年、氾濫するかもしれない災害の予測情報」という書き方をしましたが、それでおわかりかとも思いますが、私自身は、確かに、今年 2014年は自然災害が昨年に続き多発して、それはさらに拡大すると思っています。

自然災害のなかでも、地質的なもの、つまり地震や火山の噴火に関しては、これはもうすでに、現実として活発です。

富士火山帯を中心として考えてみると、その東南には新しい島ができたり、あるいは、やはり富士火山帯の北方の彼方に位置する千島列島(クリル諸島)の火山活動の激しさは、過去数十年単位(あるいはもっと)でも最高のレベルに達しています。

下のは 2013年に「火山帯」とされる場所で起きたことの中で、パッと適当に思いだしたものを地図にしたものですが、このどれもが、決してよく起こるというものではなかったということは言えます。

2013-japan.gif

▲ 過去記事「大地を飲み込もうとしているかのような地球の上で: 世界中で頻発する巨大な地崩れ」。そして、過去記事「日本にも出現した新しい島に乗って「深海のトライポッド」が地上に姿を現す夢想の中で」などより。

上に、「関東での地震」の記述がありますが、この1ヶ月の関東でのマグニチュード 4.5以上の地震は以下のようになります。これだけで、多いとか少ないとかは言えないのですが、「少なくはない」と思います。

2013-2014-m4-5.gif

アメリカ地質調査所より。



仮に、このような地質活動の活発化が 2014年にさらに拡大していくということになった場合、特に懸念される日本での地質的災害の筆頭は、いわゆる「破局噴火」で、

・富士山のカルデラ噴火
・阿蘇山のカルデラ噴火
・姶良カルデラの噴火


などのように、地域を一掃してしまうような、死者数十万人から数百万人クラスの壊滅的な火山の噴火が最も凄まじいものだと思われます。これは大げさな表現ではなく、群馬大学の早川由紀夫教授の書かれた「現代都市を脅かすカルデラ破局噴火のリスク評価」には以下のようにあります。


都市の近くでカルデラ破局噴火が発生すると、数十万から数百万の人命が数時間で失われる。火砕流に飲み込まれた地域の住民はひとり残らず灼熱の風に焼かれるか、厚い砂礫の下に埋まる。これは、地域住民のふつう数%以下だけが犠牲になる地震災害と大きく異なる。




たとえば、私は現在、埼玉県に住んでいますが、富士山がカルデラ破局噴火を起こした場合は、直線距離で「山梨 - 東京 - 埼玉と3つの県をまたいでいる距離」があっても、過去の阿蘇山でのカルデラ噴火(下の図)から計算すると、富士山が破局噴火を起こした場合は、私は噴火の1時間後くらいに死ぬと思います。

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▲ 「日本の火山」(1987年)より。


さらに、カルデラ噴火での火砕流の速度は時速 100キロメートル以上で、高さも数十メートルから100メートル以上になると言われています。文字通り、「あっという間に半径数十キロを焼き尽くす」のです。そこには「文明」は何も残りません。


このようなカルデラ破局噴火は、上の早川教授によれば、


・全世界ではこの1万1700年の間に28回発生(数百年に一度)

・日本では、この12万年間に18回発生(数千年に一度)



という頻度で起きているもので、数千年に一度起きるという頻度から考えると、むしろ「いつ起きるか」という次元に現在あるという見方も存在します。

日本で最後に起きたのが、 7300年前に九州・屋久島の海中で起こったアカホヤ噴火という噴火だそうで、それから起きていません。ちなみに、その時の噴火で地表に出たマグマは「1兆3000億トン」と見積もられているのだとか。数値が大きくてよくわからないですが、大変なものだったということは言えます。


このカルデラ噴火と比べると、実は地震というものは規模の大きな災害ではないのですが、それでも、大きな地震での被害や、あるいは津波による被害の痛ましさは、私たちはほんの3年ほど前に目の当たりにしているわけで、やはり大きな自然災害だと思います。


気づくと、なんだか別の方向の話となっていました。

今回の本題に入ります。

とはいっても、それを詳細に書くということではなく、「こういうような理屈で、その日に地震が発生する」と述べているということを短く書こうと思います。さきほども書きましたが、私自身はこのような理論や予測を信じません。しかし、占星術などの関係の人などを含め、確信している人たちは多く、また、データ上でも「いくつかについては」確かに符号します。







惑星直列と地球の近日点

ここでは、比較的そのことを丁寧に説明している 12月28日に YouTube にアップされたひとつの動画をご紹介しておきます。

動画は、英語ですが、

Planetary Alignment/Earthquake Watch January 6-10, 2014


にあります。

そのページを最初に見て気になったのは、下の部分です。

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閲覧者数自体は 4800人と多くはないですけれど、指を上にあげる、いわゆる「イイネ」の数が 10パーセント近くに達しているのでした。

ご存じの方はご存じかと思いますが、一般的に、この「イイネ的」なものの率というものはかなり低いもので、また、特にこのような災害予測系、あるいはスピリチュアル系などには、大抵同じ数ほどの「悪い」ほうの評価もつくものなのです。

しかし、この場合は、ほとんど「良い」評価に行っている。
それだけ人を納得させられる内容だということは言えるのかもしれません。


内容は簡単に書きますと、昨日の記事、

スーパームーンで1年が始まる 2014年の最初のメモ
 2014年01月01日

の1月1日のスーパームーンの後、1月4日に地球が太陽の近日点(軌道上で最も太陽に近づく)に位置し、そして、続いて、


01月05日 太陽 - 地球 - 木星の直列
01月07日 太陽 - 金星 - 木星の直列
01月11日 地球 - 金星 - 太陽の直列



などがあり、この投稿者の主張では 1月 9日か 10日に日本の東北から千島列島で最大でマグニチュード8程度の大きな地震が起きるというものです。

動画の内容としては、下のような順番で説明されています。




1月4日から10日までに起きる惑星直列の解説

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太陽と地球の距離についての一般的解説

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過去の惑星の直列とその際の地震発生のデータ

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▲ これ以外にも事例が載せられています。




過去のデータから地球で影響を受ける地域の特定

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結果として予想日時と場所が導き出されています

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大まかにはそのようなものですが、基本的に現在の科学では、いかなる惑星の直列も、あるいはスーパームーンも地球の地質に影響を与えることはないとされています。

たとえば、「惑星直列」を Wikipedia で見ますと下のように書かれています。


惑星が一直線に並ぶと多くの惑星の総合された重力が太陽に異変を起こし、地球にもその影響が及ぶとの主張があり、オカルト雑誌などで取り上げられることがある。

しかし地球科学の立場からは、惑星直列による重力の変化は、月と太陽による潮汐の何十万分の一以下であるため、問題にならないとされる。




私もそのように思います。

従って、スーパームーンや惑星直列(だけの理由)で地震が発生するようなことは考えられないことだと思いますけれど、惑星直列はともかく、スーパームーンは潮位に関係するので、まったく関係ないことはないとも思います。

いずれにしても、上の動画の人は、相当時間をかけてこの作業をやっているようで、その労力に対しても、一言で「無意味なこと」と言うような失礼な気持ちもありません。

この人(たち)の考えが合っているのかもしれないですし、それは後のデータが揃うまではわからないです。





日本へのウワサの存在

繰り返しになりますけれど、今回、このようなものをご紹介した理由は、現在の海外では、他にも多くの「日本に関しての災害のウワサ」が存在するからです。

今でも「 Fukushima 」(フクシマ)という単語が英語サイトでは夥しく飛び交っているというような事情もあるのかもしれないですが、かつてに比べて、特に現在のアメリカの人々は、「日本での災害」に敏感になっているように感じます。

もちろん、「災害のウワサ」は、数だけでいえば、アメリカのものの方が圧倒的に多いですけれど(これもそのうちご紹介したいと思います)、日本に住んでいる日本人である私が、いくらウワサでも、そういうのを鼻で笑うというように割り切れないのは、最初のほうにも書きましたけれど、私の中に、「何らかの大きな変動は近いかもしれない」という思いが確かにあるからかもしれないとも思います。


ただし、また繰り返しになりますが、私自身はこのようなアプローチでの地震の「日付け指定の予測」は基本的にはできないと思っています。

それは、私が、地震の発生の「トリガー」を宇宙線(あるいは電離層を刺激させるほど強い宇宙からの影響を出しうるもの)に求めているからですが、それは別の話となりますので、過去記事をリンクしておくに留めます。

コラム・地震のトリガーについて
 2011年05月21日


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▲ 2011年3月08日の電離層の電子数の分布図。過去記事「衝撃のデータ: 3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量の急激な変化」より。


大地震の直前に、はるか高層圏の上空の電離層の電子数が急速な変化を見せているという事実は、地震の発生が何らかの「宇宙からの干渉」を受けているからであり、地球の地下だけでの事象として語ることのできるものではないとは思っています。

なんだか、新年2日目から物騒な記事ですみません。

しかし、予知や予測とは関係なく、予告なしに「いつか」は何らかの災害が起きるのが地球というものですので、ほんのささやかでも「備え」(物質面だけではなく、精神面でも)を考えることは悪いことではないのかもしれないとも思います。

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2013年12月08日



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▲ アメリカも各地で大変な天候となっているようです。12月6日の NBC より。




ヨーロッパの天候カオス


先日、欧州が歴史的な悪天候に見舞われる可能性について下の記事に書いたことがありました。

地球は黙示録モードに突入:ヨーロッパに「史上最大級の暴風雪」が近づく中で、各地に出現するVサインは何への勝利の意味か
 2013年12月04日

この嵐は、事前に各国の気象庁などからかなり厳重な警報が出ていたこともあり、人的被害は最小限に留まったということがメディアでは書かれていますが、それでも欧州全体ではかなりの被害規模となっているようです。

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▲ 12月6日の英国 CTV より。



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▲ 12月7日のロシアの声より。



災害の数日前のイギリスの港に現れた「光のクリーチャー」

今回のヨーロッパのストームでは、あまり経験がないような、とんでもない暴風が吹き荒れていたそうですが、英国やドイツ、フランスでは、10月の終わりにも、「セント・ジュード」と名付けられた暴風雨でも大きな被害に遭っています。最近は「桁外れの強風」が各国で本当に続きます。

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▲ 地球の記録「英国を襲ったハリケーン並みの暴風雨セント・ジュードの破壊力」より。


今回は、暴風に加えて、何より気温が大変に低かったことが特徴のようです。

ところで、その特大の嵐に見舞われる数日前の 12月3日に、イギリスの地元メディアでは、下のような「港に出現した不思議な生き物」の話題が各地で取り上げられていました。

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▲ 英国ブリストルポストより。


ブリストルというところの港に出現したものだそうで、光っている上に形が何となく神秘的なこともあり、「エイリアン」だとか「海の未知の生物」という話まで、いろいろと話題となっていたようです。

いろいろな人たちが携帯などで動画を撮影していて、下のもそれらの中のひとつを短くしたものです。

ブリストルの光る何か




実際のところ、海洋学者たちもまだこの生物が何かという具体的な結論は出ていないということで、推測としては、何らかのクラゲ類か、海洋被嚢類などのたぐいであろうと言っているという話です。「海洋被嚢類」などと書くと物々しいですが、これらの仲間には「海で光るものが多い」もので、下のように大変に美しい海の生き物たちのひとつです。

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▲ ナショナル・ジオグラフィック「海の発光生物:なぜ光る?」より。


この光るものが何かはまだわかっていないですが、嵐が近づいていることで、流されてきたのではないかと科学者たちは述べています。

その嵐は北極からきたものですので、「北極からの光る使者」という感じになりますかね。


ところで、その北極からの低気圧の影響も含めまして、カナダやアメリカなどの北米の多くの地域でも、現在、かなり厳しい気候と気温に見舞われているようです。





アメリカを包む異常な低温

今回の記事に最初に貼りましたアメリカ NBC の記事「凍りつく国家」などのフレーズからも、今のアメリカの寒さの雰囲気は感じられるのですが、この寒さは、11月くらいから始まっていて、先日「アメリカの低温の記録は拡大し続けている」という記事に、11月の最終週のアメリカで気温の「新しい記録を作った場所」を載せたのですが、

高温の記録更新 : 50地点

に対して、

低温の記録更新 : 1465地点

となっていました。

過去記事で、2013年のアメリカの夏が低温だったことを、

アメリカのこの夏は記録的な「低温」が圧倒していたことが判明
 2013年08月27日

という記事で書いたことがありまして、その時には、

暑さの記録を更新した観測地点が 667 か所
低温の記録を更新した観測地点は 2,899 か所

ということになっていて、夏も「低温」がアメリカを支配していました。


そして、現在のアメリカの気温の低さもかなりのもので、下の図は、日本時間で今日 12月 8日の米国の最低気温の予測です。アメリカは華氏ですので、最も気温の高いところと低いところ、そして、いくつかの華氏に摂氏で注記しました。大ざっぱにいえば、華氏0度は 日本で使われている摂氏では、マイナス18度になります。

frozen-us-12-07.gif

HAMweather より。


上の気温分布図は、要するに、黄色と緑色以外のところはすべて最低気温が氷点下ということになります。

カリフォルニアなどのある西海岸より、東海岸のほうがはるかに暖かいというのも印象的です。

この中には、「100年ぶりの記録」というようなことになっている場所もあり、コロラド州パラセイドという場所では、こちらの記事によりますと、 1912年に記録したマイナス 14.4度の低温記録を破るマイナス 15度を記録し、 100年ぶりの記録更新となったそうです。

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また、こちらの記事によりますと、カナダでも、サスカチュワン州のアシニボイアという場所で、 1915年に記録したマイナス 30.8℃の記録を破り、マイナス 32.5℃を記録したそうで、こちらでも、約 100年ぶりの低温の記録を作っています。

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そして、上のアメリカの気温図の中で「現在のアメリカで最も気温の高い地域」となっているフロリダ半島の南端では、クジラの大量死が起きています。





アメリカのクジラの異常はフロリダでも発生

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NBC マイアミより。


少し前の、

東ではイルカの大量死、西ではザトウクジラの狂乱の渦中にあるアメリカ
 2013年12月02日

という記事で、カリフォルニアのモントレー湾に押し寄せるザトウクジラの大群のことについてふれたことがありました。

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▲ 過去記事「東ではイルカの大量死、西ではザトウクジラの狂乱の渦中にあるアメリカ」の記事 より。



カリフォルニアの場合は大群の数が異常ということで、死亡したわけではないですが、フロリダでは、クジラの大量死が起きています。エバーグレーズ国立公園の海岸に次々と、ゴンドウクジラの死体が漂着していて、また、沖合ではその他に数十頭のクジラが座礁しているというものです。

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▲ 沖合で座礁して行き場を失っているクジラたち。


これが起きている「エバーグレーズ国立公園」というのは、上のほうの全米の気温の地図で、最も高い気温をマークしている場所がありますが、まさにその場所にあります。

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ゴンドウクジラはアメリカのメキシコ湾に多く棲息しているものだそうで、今回の座礁したクジラたちは、その本来の棲息的からあまりにも遠いところに来ていると専門家は報道で述べています。

また、負傷しているクジラもいなく、つまり、「今のところは原因不明」となっています。

これは、アメリカの東海岸でのイルカの大量死も同じで、「はしか」と報道されていたこともありますが、大量死の中の南東かがはしかにかかっていたことが確認されただけの話で、イルカの大量死全体に通じる話では全然ありません。




海に漂う「死の空気」

最近のアメリカの海には「死の空気」がやや漂っている感じがしないでもありません。

しかし、よく考えてみれば、それはアメリカに限ったことではないということにも気づきます。大量死には、異常なものとそうではないものも含まれますが、科学者がそれを正常だとしても、地元の人々が口々に、

「こんな光景は見たことがない」

という現象は、やはり「普通ではない」ということのようには思います。


12月4日には、「数万匹のイカが韓国の海岸に打ち上げられる」という出来事もありました。

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新華経済より。

江原道束草(カンウォンド・ソクチョ)の海水浴場で、2千メートルにおよぶ範囲に1万匹以上のイカの死骸が打ち上げられていたそう。

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▲ 韓国の江原道束草の位置。



最近の海では本当にいろいろなことが起きています。

今回は出来事の羅列だけとなってしまいましたが、「海での事変の意味」ということを考えることもありますので、いずれ書いてみたいとも思っています。





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2013年12月05日



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そして仮に太平洋でヒトデが「全滅」した場合、海の生態系は大きく破壊されると指摘する科学者たち


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▲ オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルドが、アメリカ周辺のヒトデの「大量消滅」の特集を組んだ記事より。
-





海が壊れ始めている

カナダからアメリカにかけての東海岸と、そして西海岸の一部で「ヒトデの大量死が発生している」ことを最初にふれたのは、11月7日の、

米国の海に広がる衝撃的な光景 : まるで絶滅に向かおうとしているような「ヒトデたちの自殺」
 2013年11月07日

という記事でした。

ここでは、「自分で手足を次々と落として死んでいくアメリカ沿岸のヒトデたち」という小見出しをつけて、この状態を、トカゲなどに見られる、尾を自ら切り捨てる自切(じせつ)という行動のようだとして以下のように書いています。


現在起きているアメリカでのヒトデの大量死では、まさにこの「自切」行為が発生しているのですが、しかし、普通の自切と違うのは、「自分を守らず死んでしまう」ところです。

つまり、ヒトデたちが自分の腕を自分で落としていってから死んでいっているということが、明らかになろうとしているのです。

なお、これらの現象は決してミステリーの類いではなく、このヒトデの大量死が「消耗性疾患」という名前の病気だということは判明しているのですが、過去にないほど拡大し続けていることと、こんな状態を「どんな科学者も今まで見たことがなかった」ということで、脅威を与えているようです。




というように私は書いていましたが、これは、まったく見当違いで、そして「現在起きている事態を甘く見た考え方だった」ことがわかってきました。

ヒトデたちは、今まで知られているタイプの「消耗性疾患」というようなものではなく、また、自分で手足を落としているのではなく、

「得体の知れない病気によってバラバラに崩壊した後に溶けていっている」

ということがわかってきたのです。

トップに貼った記事はオーストラリアのメディアなのですが、そのことについて、非常に詳しく伝えています。これは後でご紹介しますが、その状態。




ドロドロに溶けて海底に付着するヒトデたち

アメリカの KUOW というニュースメディアが、シアトルの海中の様子を撮影した動画を紹介しています。撮影したのは、20年間のダイバー歴のあるローラ・ジェームス( Laura James )さんという女性です。1年間のシアトルの海底の変化を追っています。

vimeo-01.gif

KUOW より。


彼女の撮影した動画は、米国の動画共有サイト Vimeo にありますが、下のような状態になっているようなんです。


・まず生きている状態から溶けていく

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・そのまま朽ちて海底に落ちていく

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・海底に落ちたヒトデは粘質の「物質」となり、その白い粘体がシアトルの海底に広がっている

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という感じのようで、ローラさんはコメントで、「 20年間のダイビング歴の中で、こんな光景は見たことがないのです。今まで水中で私が見た中で最も哀しい光景です」と述べています。

哀しいのも確かですが、原因がわからないということに生物学者たちが懸念を持っているということと、ヒトデの大量死の規模があまりにも大きく、海の生態系への影響も考えられているようです。


そして、ヒトデの大量死が起きている範囲もはるかに広くなっています。


カリフォルニア州の地元メディア KRCB の報道に、現在、カリフォルニア州の海で「ヒトデの消滅」が起きている場所が地図で示されています。下がその地図です。

sea-star-map_1.jpg

赤が「 yes 」、青が「 no 」とありますので、調査した地点でのこの赤の地点で、ヒトデの消滅が発生しているということだと思います。


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KRCBより。


ちなみに、この記事の冒頭は、このように記されています。


北はアラスカから、南はカリフォルニア・オレンジ郡まで、海の消耗性疾患とされている奇妙な病気によってヒトデが消滅していっている。この病気によりヒトデたちはたった数時間で、もがき苦しむように分解して、そして消滅してしまう。







そんなわけで、原因の知れない問題でありつつも、なんだかこう、とても深刻で、上のダイバーのローラさんの言っていたように悲しい感じも漂います。

「生物の消滅」には、これまでにもミツバチとか、いろいろとありますたけれど、今回のように「消滅していく過程」をあからさまに露呈したのはこのヒトデが最初のような気がします。


シドニー・モーニング・ヘラルドの記事をご紹介しておきます。

生物学者たちは、ヒトデの大量死の規模があまりにも大きいために、海の生態系そのものに影響を及ぼすのではないかと懸念しているようです。




Freakish disease is turning starfish into goo
SMH 2013.11.27


奇妙な病気がヒトデを粘体の物質にしてしまっている


北米の西海岸と東海岸で、見るに堪えない姿になるヒトデたちの大量死が発生している。

ヒトデたちのカラフルな手足は曲がり、まるでトカゲのように手足が体から切り落とされる。それだけではなく、ヒトデの内部から潰瘍のように組織に穴が開き、内臓が外部にしみ出るのだ。

その光景はまさに身の毛のよだつものだが、海洋科学者たちは、ヒトデたちは、知られていない何らかの消耗性疾患による攻撃を受けていると言う。

今回のヒトデの大量死の規模は、太平洋沿岸で記憶にないほどの大きなものとなっている。

太平洋沿岸だけではなく、大西洋に面するアメリカ東海岸のロードアイランド州とメイン州でもヒトデの大量死が発生していることが確認されている。

科学者たちは、ヒトデたちの大量死がもたらす生態系への影響についての意見の合意はいまだに得ていない。ヒトデは、イガイやムール貝、あるいは小魚等の相互関係の中での生態系に関与している。

カリフォルニア大学の生態学と進化生物学が専門のジョン・ピアーズ( John Pearse )名誉教授は、「この影響は考えられないほどですが、制御不能になる前に科学者たちはこの問題に対処できると確信しています」と語っている。

しかし、この病気を研究しているカリフォルニア大学の他の専門家は、その意見に同調していない。進化生物学のピート・ライモンディ( Pete Raimondi )教授は、「この病気の研究は始まったばかりなのです」と言う。

また、さらに重要なことは、これらの出来事は「変化の前哨であるにすぎない」と言う科学者がいることだ。コーネル大学の生態学者であるドリュー・ハーヴェル( Drew Harvell )教授はそのひとりだ。

「現在起きていることが極めて極端な出来事だということは科学者全員が考えていると思います。そして、まずは、いったい何が起きているのかを突き止めることが最も重要なことなのです」

とハーヴェル教授は言う。

ちなみに、彼らは、この原因を気候変動や海水の酸性化、あるいは地球温暖化と結びつけて考えることを完全に否定している。

ハーヴェル教授は以下のように述べた。

「何なのかわからないということが最も恐ろしいのです。細菌、ウイルス、寄生虫、あるいは外来種によってもたらされた病気。その見当さえつかないのです」。

そして、こう続けた。

「もし、同じようなことが人間に起きた場合なら、アメリカ疾病予防管理センター( CDC ) は、膨大な予算と、軍隊やあらゆる医者を動員して原因を究明しようとするでしょう。しかし、海洋生物の病気の解明のためには、そのような予算が用意されることはないというのが現実です」。




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2013年12月04日



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そして、その中で見つけたデータが示す「今の地球はこの数万年で最大の変動を見せた1万2千年前頃と同じ状態かもしれない」という示唆




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NoTrickZone より。


ふだんは、学術的な記事の多い NoTrickZone というサイトに、上のような記事が出ていました。ものすごいタイトルですが、ふだんはこんなタイトルをつけるようなところでもないので、実際にものすごい嵐が訪れる予測が出ているのでしょう。

実際、英国の報道では、今週末にかけての厳重な注意を呼びかける記事を多く目にします。

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▲ 英国 EXPRESS の12月3日の報道記事。


上の記事によりますと、今週の木曜から土曜あたりにかけて、ノルウェーから英国などのヨーロッパ北部の広い範囲で、極めて激しいブリザードが吹き荒れる予測が出ているということで、気温は英国でも地域によって、氷点下 10度以下まで下がるそう。

降雪量そのものは多いところで 20センチ程度とそれほどでもないのですが、風がすごいようです。なお、先日、非常に大きな被害を出しましたフィリピンの台風 30号ハイヤンの瞬間最大風速は毎時約 300キロ( 200マイル)という想像を絶するものでした。


それにしても、トップに貼った記事の見出しのように「黙示録的な」という形容のつく天候に関する報道が多いです。「黙示録」といえば、映画の『地獄の黙示録』(原題は Apocalypse Now / 黙示録はまさに今)とか、日本では漫画『カイジ』なんてもののサブタイトルも「賭博黙示録」となっていたりして、物々しく禍々しい雰囲気はあります。


まあ・・・私なども若い時・・・といっても、三十代くらいの時ですが、「賭博黙示録的な生き方」の真っ直中にいたりしたこともありましたけれど、そういう中にいると、何というかこう・・・モノの考え方が、「思考形式は極めて現実的なのに、自分のコアに形而上的な存在が住み着いてくる」というような面はあるようです。「形而上」というより、「神」というような表現の方が近いかもしれません。

計算尽くしのつもりでも、「そこに神の力がきっと・・・」みたいな、私のように何の宗教も信仰していないのに、そう思ったりしたりしますね。これは多くの人に見られることだと思います。

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▲ カイジの台詞。遊技機の画面です。


投資などでもそうかもしれないですが、心の中に「形而上的な奇跡」を願う心が生じる瞬間が必ずあるものだと思います。

しかし大抵は、そんな形而上の存在はまったく微笑んでくれないわけで、その中で討ち死にしていくのが常であるわけで、私もそうでした。しかし、そういう馬鹿みたいな毎日を送っていればいるほど、「神様的な存在」への精神的な依存と共存していたことを思い出します。


何だかわからない話になりましたが、タイトルの「あちこちに出現するVサイン」のほうの話に移ろうと思います。






太陽の暈やアイソン彗星やそして太陽活動の「V」

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▲ 12月3日にフロリダで撮影されたV形の太陽の暈(ハロー)。上の大きなV形のハローは大変に珍しいものだそう。スペースウェザーより。


上の写真は昨日のスペースウェザーの記事で、記事では「上と下にふたつのVのハローが出ている」ということですが、上の大きなVはわかるのですけれど、「下の小さなV」というのが私にはどれのことだかよくわからないのですが、いずれにしても、こういうハローは珍しいのだそう。

フロリダといえば、先日の記事の、

東の海でイルカの大量死、西の海ではザトウクジラの狂乱の渦中にあるアメリカ
 2013年12月02日

の中で取り上げた「イルカの大量死」が起きているアメリカ東海岸の9州のひとつですが、 アメリカ海洋大気庁のデータでは、フロリダ州では、 12月 1日までに 90頭ほどのイルカが打ち上げられていることが示されています。

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NOAA (アメリカ海洋大気庁)より。


それにしても、バージニア州( VA )の増え方は異常ですね。


まあ、いずれにしても、誰もそんなことに「勝利のV」を掲げるとも思えないですけれど、この「V」は、他のところにも現れています。

たとえば、消滅したと考えられているアイソン彗星。
下は、 11月 27日から 12月 1日までのアイソン彗星の軌跡です。


アイソン彗星の 2013年 11月27日-12月1日の軌跡

ison-2013-11-27-12-01.gif


太陽の横から飛び出した後からしばらくはアイソン彗星は「V形」の尾を棚引かせながら進み、次第に消滅に向かっています。

v-ison.jpg

▲ 太陽の横を飛び出した直後のアイソン彗星。動画は過去記事「私たちは今、完全な未知と対峙している : アイソン彗星は死の淵から蘇り、そしてふたたび増光を始めた」にあります。


そして、もうひとつの「V」は、実は一番最初に貼りました「黙示録的なスーパーストーム」の記事がありましたサイトの前日の記事にあった下の図の「ライン」でした。

オリジナルはドイツの科学者の解析によるもので、日本語はこちらで入れたものです。

sun-wavelet.gif

▲ NoTrickZone German Scientists Show Climate Driven By Natural Cycles – Global Temperature To Drop To 1870 Levels By 2100(気候変動は自然の中のサイクルであることを示したドイツの科学者。世界の気温は 2100年までに 1870年の水準にまで下がる)より。


その記事のタイトルは「気候変動は自然の中のサイクルであることを示したドイツの科学者」というもので、ドイツでの発表記事を英語に翻訳した記事でした。

しかし、実はその記事の内容は専門すぎて私にはわからないのです。

たとえば、上の図のタイトルでもある「太陽活動のウェーブレット解析」の中にある「ウェーブレット解析」という言葉自体が何だかわかりません。ウェーブレット変換 - Wikipedia で調べてみますと、


周波数解析の手法の一つ。基底関数として、ウェーブレット関数を用いる。フーリエ変換によって周波数特性を求める際に失われる時間領域の情報を、この変換においては残すことが可能である。




と書かれてあり、これで理解しました。すなわち、「私には理解できないものだ」ということを理解したのです。

こういう解説を見て、スラスラと理解できる人たちもたくさんいるのでしょうが、私にはどうにもなりません。そんなわけで、上の図の意味は理解できないものの、ラインは「V字」を描いていました。


しかしですね。


実は、この「ウェーブレット変換(解析)」という言葉のお陰で、私は大変に素晴らしい資料を見つけることができたのです。それはウェーブレットを検索していた時に見つけた資料でした。






宇宙線研究所の研究者が記した資料が示す地球と太陽の関係

その資料とは、東京大学にある宇宙線研究所の宮原ひろ子さんという方が2008年に書かれた、「中世の温暖期と近世の小氷期における 太陽活動と気候変動」というものです。

これはその目次を見るだけで、人によって、非常にそそられるものではないでしょうか。下がその目次です。

intro-2008.gif


学術資料であるため、確かに難しい部分はたくさんあるのですけれど、しかし、とてもたくさんの図やグラフや写真を使われているので、私のような一般人にもとてもわかりやすいものでした。

例えば、下は「気候の十年変動を駆動しているものは何か?」というページからのものです。

svenmark-cosmicray-2007.gif


気候の十年変動(というものがあるらしい)に関係しているのは、宇宙線が 15パーセント、紫外線が 3パーセント、とあり、日射量はなんと 0.1パーセントの関与しかないことがわかります。

また、下にある「宇宙線の量と雲の量の相関グラフ」は、「地球の天候と宇宙線の関係がほぼ完全にリンクしている」ことを示唆しています。

この資料を記した方は科学者ですので、このような理由については、


大気をイオン化し、雲凝結核の生成を促進するという間接的な影響を持つと考えられているが、 詳細なメカニズムはまだ解明されていない。




と慎重に記されていますけれど、この資料では、文字ではなく、データそのものが「太陽と宇宙線と地球の気候の関係」が顕著に語られていて、久しぶりに興奮した資料でした。


この「宇宙線と雲」に関しては、過去記事で何度かふれたことかあります。

「宇宙線が雲を作るメカニズム」の一部を欧州原子核研究機構 CERN が解明
 2011年08月26日

「銀河からの宇宙線が直接地球の天候を変化させている」 : デンマーク工科大学での実験で確定しつつある宇宙線と雲の関係
 2013年09月05日

などを記したことがあります。


さらに、この数年前の東大宇宙線研究所員の方の研究資料では、「地球が太陽活動極小期に向かっている可能性」についても、その可能性についてかなりの示唆をみせているのでした。






異常だったかもしれない「 20世紀の太陽活動」

それにしても、この資料を見ていて思うのは、20世紀の太陽活動の異常性でした。

cycle-1100.gif


上のグラフは、過去 1,100年間の太陽活動周期の変遷なのですが、グラフの見方はともかくとしても、丸で囲んだ部分の「急激な変動」が目につきますが、ここが 20世紀なのですね。

この 1,100年間のあいだでは、このような急激なグラフを描いている時代は他に見当たらないです。

20世紀の、この太陽活動の異常については他の資料でも書かれてあり、下のような別のグラフでも、「 20世紀の太陽活動は異常?」というような、疑問符付きではありながら、極端な黒点数の変動を見せた 20世紀という時代を指摘しています。

過去1万2千年の炭素解析による太陽の黒点数の変動

sunspot-12000.gif


上のグラフを見ると、 20世紀ほど急激な変動を見せた時期というのは、1万1千年から1万2千年くらい前に遡らないと見当たらないほどです。


そして、この「1万2千年前」頃の地球というのは、大変動を見せていた頃でした。


過去記事の、

ポールシフト、巨大火山の噴火、そして大彗星の衝突のそれぞれが同時に起きる可能性を考えてみる(2)
 2012年10月20日

などでも記していますが、この頃から、地球の気温は急激に上昇を始め、「人間が文明を作るのに適した地球」となっていった時期です。

temp-23.jpg

▲ フレッド・ホイル博士の『生命はどこから来たか』より、1万4千年前から現在までのヨーロッパと北米における平均気温の変化。


そもそも、日本にしても、いろいろな時代区分の概念はありますけれど、縄文時代が始まったのが1万2千年前の前後あたり。つまり、日本もその頃から本格的な「文化」が始まった。

doki-02.gif

ようこそ 縄文の世界へより。


最初の話からどんどんと逸脱しましたけれど、「地球と太陽活動の関係でみる限り、地球は1万2千年前ほどの大きな激変期を迎えているのかもしれない」ということを書きたかったのだと思います。


とりあえず、今回のヨーロッパの予測のような「厳しい天候」が、この冬の日本にもやってくる可能性もかなり大きいように思います。そんなわけで、「厳しい冬となっても大丈夫なような準備」というのをしておくのも悪いことではないような気がします。


もしかすると、「今こそ黙示録」なのかもしれないのですから。




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2013年11月23日



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9000年ぶりに「この世の終わり」を見せつけた火山も再始動の兆し

この数年は、いわゆる「終末的な光景」いうものは、日本を含めて、世界のいろいろなところに出現していましたけれど、その中でも、人的な被害などの実質的なことではなく、視覚として「最も終末的な光景を出現させた自然現象」の中のひとつには、間違いなく、2008年のチリのチャイテン山の噴火があると思っています。

これは当時の報道によれば、約 9000年ぶりの噴火と考えられているようです。
下のような壮絶な光景が世界中で報じられました。

2008年のチャイテン山の噴火

chaiten-001.jpg

boston.com より。



chaiten6.jpg

Extinction Protocolより。



volc-light-2.jpg

Magnificient Displays: Volcanoes and Lightning より。


このチャイテン火山で、11月20日からまた火山性の地震が起きているということで、再度、噴火する可能性について、火山情報サイト「ボルケーノ・ディスカバリー」 が伝えています。


Chaiten volcano (Chile): increased seismic activity
Volcano Discovery 2013.11.22

チリのチャイテン火山:地震活動の増加

チャイテン山の地下での地震活動の増加が検出されたとチリの科学者たちによって報告されている。

2008年5月に壊滅的なプリニー式噴火を起こしたチャイテン山は、噴火により、数キロ南にある小さな町の全住民が避難するという事態となった。

そのチャイテン山の地下6キロで、11月20日午前8時7分(現地時間)に火山性のマグニチュード 2.4の地震が検出され、火山内部の流体(気体、水、そして恐らくマグマ)の動きの特徴を持っている。その後、80回を越える地震が検出された。





2008年のチャイテン山があのような「この世の終わり」的な光景を出現させた理由としては、ボルケーノ・ディスカバリーにもある「プリニー式噴火」という噴火のタイプが関係しているようです。 Wikipedia - プリニー式噴火には以下のようにあります。



プリニー式噴火とは、火山の噴火活動の形式の一つである。様々な火山の噴火形式の中で破局噴火やカルデラ形成に次いで膨大な噴出物やエネルギーを放出する。





下の噴火は1990年に噴火したアラスカのリダウト山の噴火の様子ですが、これも、プリニー式噴火ということです。

redoubt.jpg


プリニー式噴火というのは、とにかく噴火の規模がデカく見えるようで、そして、 Wikipedia にありますように、光景だけではなく、「破局噴火についで大きな噴火」となるもののよう。

この「破局噴火」というものについては、過去記事の、

世界の火山活動がマックスへと向かう気配を見せている中で知る「火山のマグマは噴火後たった数日で再充填される」という事実
 2013年08月19日

というものの中で記したことがありますが、破局噴火は「破局災害」といわれるカテゴリーに属しているようで、人類が経験する自然災害の中で、最も威力が大きく、そして、その影響が長く続く災害のひとつとされています。

catast-23.gif

▲ 静岡大学防災総合センター 小山真人研究室「現代社会は破局災害とどう向き合えばよいのか」より。


上の静岡大学防災総合センターの分類では、破局噴火は、「地球への彗星や小惑星の衝突」についでの地球的災害となるもののようです。







近隣宇宙で最大の火山を隣に持つ日本列島

突然、火山のことを書いているのは、最近、世界中で火山活動が活発になっていることもありますし、最近、太平洋上の日本近海に新しい島ができたという出来事もありましたが、そういえば、「その太平洋には太陽系で最大の火山があるのだった」と思い出したりしたこともあります。


ところで、小笠原諸島近くの新しい島は、すでに Yahoo! の地図に掲載されていまして、その仕事の速さに驚くというか何というか。

island-yahoomap.gif

▲ 早くも Yahoo ! 地図に掲載された小笠原諸島近くに誕生した島の位置。右下の青の矢印で示されているのが新島。


それはともかく、「太陽系で最大の海底火山の発見」の報道は、過去記事の、

「太陽系で最大の火山」が太平洋で発見される
 2013年09月06日

に書いたことがありますが、下の場所の太平洋のシャツキー海台という範囲の海底で見つかった火山が、火星にあるオリンポス火山を越えて、現在までに観測されている中で、「太陽系で最大の火山」だということがわかったというものです。

shatky1.jpg


火星のオリンポス火山とは下の図ほどの大きさがありますが、これよりデカイのが、太平洋の海底に眠っているのですね。

oly-eve-2.jpg

Daily Galaxy より。


その時にご紹介した AFP の記事の冒頭を抜粋しておきます。




太平洋海底に超巨大火山を発見、太陽系で最大級
AFP 2013.09.06

地球上で最大で、太陽系で最大の火山にも匹敵する超巨大火山を発見したとの論文が英科学誌ネイチャージオサイエンスで発表された。

論文によると、タム山塊と呼ばれるこの火山は、太平洋の海底にある台地、シャツキー海台の一部で、日本の東方約 1600キロに位置している。タム山塊は、約 1億 4400万年前の噴火で吹き出した溶岩が盾状に固まった単一の巨大な丸いドームから成っている。

面積は約 31万平方キロで、英国とアイルランドを合わせた面積に相当する。海底から頂上までの高さは約 3500メートルに達する。研究チームは論文の中で「タム山塊は、世界で知られている中で最大の単一の中央火山だ」と報告している。





そういう中、世界の火山活動がさらに活発になっています。






短期間に激増し始めた火山活動

volcano-001.gif

▲ 最近噴火を始めたインドネシアのシナブン山の噴火。NewScientist より。



最近、米国のサイトで「異なる6カ国で数時間のあいだに7つの火山が噴火を開始した」というようなタイトルの記事がありました。


実際にはそれ以前から噴火していたものもあり、やや大げさな表現ではありますが、しかし、そこにピックアップされていた7つの火山、

・海底火山による新島(日本)
・コリマ山(メキシコ)
・フエゴ山(グアテマラ)
・ヤスール山(バヌアツ)
・エトナ山(イタリア)
・シナブン山(インドネシア)
・メラピ山(インドネシア)


が、11月17日から20日の短いあいだに次々と大きな噴火を起こしていたことは事実のようです。


volcano-002.gif

▲ エトナ山の噴火。 Voice of Russia より。



火山活動は、海底火山を含めて、この数年とても活発でしたが、今後さらに大きくなる可能性もあると個人的には思っています。

その理由は、「太陽活動が縮小していく」という可能性が大きいからです。太陽活動と火山噴火などの関係について、ここで詳しく書くスペースはないですけれど、これについては古い記事ですが、

太陽活動と地震・噴火の活動に関しての2つの考え方
 2011年02月17日

などに東京工業大学の丸山茂徳教授の「宇宙線が火山噴火のトリガーとなる」という主張などを載せたことがありますので、ご参考下されば幸いです。


しかし、太陽活動と火山の噴火に関係がないとしても、太陽活動が弱くなると、地球への宇宙線の到達量は増えるということは確かであって、それらの宇宙線の多くは地球を突き抜けていきます。

つまり、「宇宙線が地球内部に通常より多く干渉する」ことになります。宇宙線というのは非常に高エネルギーの物質で、それが地球内部に何の影響も与えないということは考えにくいようにも思います。


しかし、原因が何であるとしても、地質活動は現実に激しくなっていて、今後もそれは続いていくという可能性は強いと思っています。





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2013年11月20日



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ひたすら荒れくるう「風」と「雨」

もう、なんだか天候がひたすらにものすごいです。

フィリピンの台風被害からのこの 10日くらいの間だけで、「その地では経験したことのないような荒れた気候」に見舞われるケースがどれだけ続いていることか。

少し羅列してみます。


・ソマリア

フィリピンの台風のすぐ後には、アフリカのソマリアにあるプントランド自治政府地域で、サイクロンで数百名が死亡。

punt-land.gif

ソマリア自治政府地域「プントランド」でサイクロンにより非常事態宣言より。



・北欧からロシア

その翌日には、フィンランドやノルウェーからロシアまでにかけて、「エイノ ( Eino )」と命名された暴風雨が吹き荒れました。

eino-01.gif

▲ フィンランドの yle より。


この「エイノ」は、ロシアの声では下のように報じられていました。


フィンランド、ノルウェー、エストニア、カレリア 暴風で停電
VOR 2013.11.17

フィンランド、ノルウェー、エストニア、そしてロシアのカレリア地方では暴風の影響で、数十万棟が停電している。風速は秒速30メートルにまで達している。

フィンランドでは12万棟が停電したままとなっている。
特に中央部において被害が大きいという。

ノルウェー沿岸では、波の高さは13メートルから15メートルに及び、風速は秒速50メートルに達している。電信柱などが倒れており、4万棟以上が停電している。

カレリアではラフデンポヒヤが停電し、8000人が影響を受けている。





かなりの広範囲を襲った暴風だったようです。

そして、昨日、イタリアの地中海にあるサルデーニャが暴風雨による壊滅的な洪水に見舞われました。多くの報道で「黙示録的な( apocalyptic )」という文字が報道タイトルに使われています。


・イタリア/サルデーニャ地方

sardinia.gif

▲ 米国 msn より。



このイタリアでの豪雨のすごさは雨量が示しておりまして、英国の BBC の記事には、ちょっと考えられない数字が書かれています。

文字だけで書くと何だかウソっぽいですので、その BBC の記事の部分を載せておきます。

bbc-sardinia.gif

▲ 11月19日の BBC の記事より抜粋。


他の記事などでは、 24時間の総雨量が 440ミリに達したと記されているものもありますので何となく混乱している模様です。しかし、 440ミリの雨というのは、24時間の雨量としても十分にものすごいものです。

たとえば、10月 16日に壊滅的な被害を受けました大島の豪雨の 24時間の降水量が 824ミリだったということなどが比較になるのではないでしょうか。ちなみに、この10月の大島集中豪雨は、こちらによりますと、「6時間雨量の日本記録」なのだそうです。


なので、もし仮に、 BBC にあるように、サルデーニャで 90分の間に 440ミリの雨が降ったようなことがあったとしましたら、ちょっと想像のつく状態の雨ではないです。





アイソン彗星もさらに無軌道な状態に

ムチャクチャなのは風や雨だけではなく、天体などのほうもそのような感じでして、先日まで、

アイソン彗星の「爆発」は続く。そして、珍しい現象でもある「水星と彗星のクロス」を目撃することになる2013年の地球の人類
 2013年11月16日

などで、アイソン彗星のことについて書いていましたが、その爆発はそれ以降も続き、そして「尾」がどんどん長くなっています。スペースウェザーでは、「スーパーテール( SUPER TAIL )」と呼んでいます。

isons-supertale.jpg

▲ スペースウェザーの記事 COMET ISON'S SUPER TAIL より 11月17日のアイソン彗星の様子。


尾の長さは 1500万キロメートル以上とのことですけれど、地球の直径が約 1万2700キロ程度ですので、地球の直径の 1000倍以上の長さの尾をなびかせて移動しているようです。


なんだかもう、いろいろと混沌としてきているんですが、今回のタイトルにした「世界最大の白いナマズの死」について少し書いておきたいと思います。こちらも混沌とした話ですが、最近のシンクロ関係の範疇に入る話でもあります。







ベトナムでは「地下のクジラ」が捕らえられ、世界最大の白ナマズと白いクジラが死亡した

もともとは、YouTube で「ベトナムで、土の中から現れた巨大なモンスターが捕まえられた」という何だかよくわからない動画が話題となっていまして、それを調べている中で見つけたことでした。そのよくわからない動画は下のようなものです。

viet-whale-01.jpg


viet-whale-02.jpg

▲ 動画は YouTube にあります。



現地で大騒ぎになっていることは確かなようなのですが、動画を見るとモンスターというより、「クジラ」に見えるのですね。

しかし、「土の中からクジラが現れた」というのなら、そのほうが異常なニュースとなるわけで、このニュースソースを探そうと、ベトナム語でいろいろと検索していましたところ、意外な報道を目にしました。

上のモンスターの動画に関しての出来事はついにベトナム語でのニュースソースは見つかりませんでしたが、かわりに出てきたのが、下のふたつのニュースでした。

namazu-vietnam.gif

▲ ベトナム VTC より。


先日の、

太陽の磁場のポールシフトが数週間後に迫る中、神の魂を運んでいたと囁かれる白いカラスはグリーンランドで殺された
 2013年11月18日

という記事で、グリーンランドで、アルビノではない白いカラスが殺されたことをご紹介しました。

“images”

▲ 上の記事より。


そんな記事を書いて、すぐに今度は「白いナマズの死」。

記事のタイトルは「捕獲」ですが、まあ、殺されているという意味では白いカラス同じです。


それにしても、ふだんはベトナム語の報道というものを見ることはないですので、こういうニュースを偶然見つけたということに関して、妙な連続というか偶然だなあとは思います。

ちなみに、記事によりますと、この白いナマズは、体長は 2.5メートルで重量は 95キロ。捕獲した人はギネスに申請すると言っていますので、白ナマズとしては記録的な大きさであるようです。

ただ、記事では「アルビノ(白変種)ナマズ」と記されているのですが、先日のカラスが茶色い羽を持っていたことと同様に、このナマズも頭部は茶色いのですよね。

普通、動物の白変種のアルビノでは全身が純白になると思われますので、このナマズもいわゆる一般的な意味でのアルビノではないと思いますが、白いナマズは総称して、そのように呼ぶものなのかもしれません。



そして、さらに、ベトナムの下の報道も見つけたのでした。

タインホア省のハイフォンという海岸に、クジラの死体が打ち上げられたという報道です。

whale-vietnam.gif

Giaoduc より。


記事から推測しますと、打ち上げられた場所は大体、下のあたりだと思います。

whale-vietnam-map-01.gif


大きさは正確に測定はされていないようですが、写真の人物との比較で大体おわかりかと思います。


そして、記事によりますと、「タインホア省に巨大なクジラが打ち上げられたことは記録になく、これが初めてのこと」だということだそうです。


記事にはクジラの種類は出ていないのですが、私にはこのクジラもどうも白く見えます。


クジラにしてもナマズにしても、いろいろと伝説を持っていそうな生き物ですけれど、世界最大級の白ナマズと、珍しいベトナムに打ち上げられたクジラは死んでしまいました。


白い生き物がどんどん死んでいきます。


それにしても、世界がまさにグチャグチャであるせいなのか、このブログの記事もどうもグチャグチャになりやすい傾向にあります。


世界が落ち着く時は来ますでしょうかね。





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