2012年02月03日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。




米国メディアで相次ぐ「近く地球は小氷河期入りする」という記事



(訳者注) 私個人は気温が低いほうが実は調子がいいということがあるんですが、しかし、やはり世界的にみれば、現在の寒さは深刻かと思います。

欧州での大寒波は、今朝の NHK のサイトの報道では、死者が 120人を越えたようです


cold-uk-2012.jpg

▲ ウクライナでは氷点下30度まで下がり、1週間で 63人が死亡。フランスでも北部はマイナス 25度にまで下がったそうです。


下は NHK の報道からの抜粋です。


ヨーロッパでは、強い寒波の影響で、先週から東欧を中心に、所によっては氷点下30度を下回る厳しい寒さや大雪に見舞われています。このうち、ウクライナとポーランドでは2日、路上で生活する人たちなど合わせて29人が新たに死亡し、寒さで死亡した人は、この2か国だけで92人に上っています。

ヨーロッパでは比較的気候が温暖なイタリアやギリシャなどでも、記録的な寒さや積雪に見舞われており、寒波による死者はヨーロッパ全体で120人以上に上っています。

さらに、旧ユーゴスラビアのセルビアでは、南西部の山あいにある道路が大雪のため寸断され、住民ら1万1000人が孤立しているということです。




そして、寒波ではなく大雪ですが、日本でも死者は 50人を越えています。

今冬の死者、56人に=日本海側、大雪続く (時事通信 2012.02.02)


大雪に関しては、以前の記事の「岩見沢の大雪。そして、サハラ砂漠の雪」に書きましたが、以前に降り積もった雪の「下の層の部分が氷と化して」、その上にさらに新しい雪が積もっていく、これからが特に危険な時だと思います。

私も子どもの頃、落雪で何度か重傷を負いましたが、毎年雪には慣れていても、そういう事故は起きていましたので、近年、雪の少なかった地方ではご注意されてください。特に、子どもたちは危険が(どこにあって、何が起きるのかが)わからないかもしれませんので、親の方々はご注意なさって下さい。



Yahoo! に出現した「富士山を取り囲む 999」

ところで、毎日、Yahoo! 天気情報などで、明日の気温と天気をチェックするのですが、3日ほど前、関東の気温を見ましたらこんな表示でした。

weather-2012-01-31.jpg


へえ・・・明日は東京から前橋まで 999度かあ・・・」(笑)。

何かのエラーでしょうが、こういう表示エラーを見たのは初めてだったので、スクリーンショットに撮った次第です。しかし・・・ただ、上の感じって、「富士山をグルッと囲むように 999度になっている・・・」ような気もしたりしまして、私なんか、自分の子どもがその時、横にいたので、つい聴いてしまいました。


私 「ここから富士山見えるじゃん」
子 「うんうん」
私 「噴火するかな」
子 「ずっとしないんじゃない? (自分が)小学校にあがってからくらいだよ」
私 「あんたはこの4月から小学生だぞ」
子 「ああそうか」



というわけで、彼は自分が小学生になることにも気づいていないようでしたが、いずれにしましても、「 999度の表示」のことを書いてみたりいたしました。結構長い時間 Yahoo! 天気に表示されていましたので、ご覧になった方も多いのではないかと思います。


さて、無駄なことを書いてしまいましたが、いろいろと寒さや大雪がニュースとなり続けている中、米国などでは毎日のように、メディアで「地球が寒冷化に入るのではないか」という見出しが躍り続けています。

そして、これはいろいろな大学や研究機関、NASA や米国気象庁などから出されている発表見であるということから、「寒冷化の原因はさまざま」だということが挙げられます。

たとえば、 In Deep で昨年、シリーズとして書きました、

あらかじめ予測されていた小氷河期の到来

では、NASA の太陽物理学者のインタビューを軸として記事にしたのですが、その学者や NASA の一部の人々は、


「今の太陽活動(サイクル24)と、次の太陽活動(サイクル25)はここ百年で最も弱い太陽活動となると推測される」


という説をもとに予測を展開していて、すなわち、「過去の例から見ると、太陽活動の低下によって、地球の咽喉や気温も影響を受けるかもしれない」ということを言っています。

そして、もうひとつ懸念としては、上の「小氷河期」のシリーズで書いた「 「鎖国」と「富士山大噴火」を生み出した前回マウンダー極小期」という記事にある通り、「小氷河期には世界中で火山の噴火が頻発する」という歴史的なサイクルがあるようです。

その理由はわかっていませんが、ただ、私は個人はこの数年、「それは太陽活動と宇宙線の相互関係の何かなんだろうなあ」とは思い続けています。



太陽と宇宙線と火山活動と寒冷化の関係

東工大の地球惑星科学専攻の教授の丸山茂徳という人が、何年か前にテレビの深夜番組で語っていたという動画を持っていて、この丸山教授は「地震も火山も宇宙線が関係している」と言っています。

その中の、火山の部分だけを抜粋します。



上の丸山教授の話には、実は専門的な用語がたくさん出ていて、意外とわかりにくいですので、文字として簡単におこしておきます。



「火山の噴火も、地震も、そして雷も、そういうのはすべて宇宙線がトリガー(引き金)になっている。それはどういうことかというと、高エネルギーの宇宙線というのは、ものすごくエネルギーが高いんです。

質量の大きいものは別にして、ミュー粒子(宇宙線の一種)のような、ほとんど質量のないような小さなものは我々の体を通り抜けていきます。地球も通り抜けていきます。

しかし、ニュートリノ(宇宙線の一種)もそうですが、小さくても、それが何のイタズラもしないかというと、そうではない。サイズの大きな宇宙線の粒子がどういうイタズラをするかというと、たとえば、火山の噴火にしてみますと、(コップのコーラを例えて)、触れずに宇宙線がマグマの中からガスを作ることが可能であるらしいんですね。」





ということで、今まで宇宙線のことにはずいぶんと気にかけて、また多く書いていましたが、昨日の「太陽嵐がヴァン・アレン帯から電子を消し去っていることが判明」という記事などを見ても思いますが、「太陽と宇宙の作用のハーモニー」が、ほぼすべての「地球の環境」というものを作り出しているのではないかと思わざるをえません。


さて、そんな感じで、前振りが長くなってしまいましたが、今回は今朝のニューヨーク・タイムズにあった「火山の噴火と小氷河期の関係について」の記事をご紹介します。

ちなみに、私個人はたとえば、今年ものすごく寒くなるとか、そういうようなことを思っているわけではありません。過去の小氷河期にしても、極端に気温が下がったというわけではないからです。

しかし、過去の小氷河期に「極端な気候」が多かったのはある程度事実で、飢饉などを含めて、厄介ごとは多かったようです。


それではここから記事です。

なお、ここでの小氷河期とは、14世紀から19世紀頃まで続いた寒冷な期間のことを言い、いわゆる「マウンダー極小期」という太陽活動が弱かった 1645年から1715年までの期間とは違います。



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タグ:氷河期

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2012年01月22日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) なんだか、毎晩毎晩、ものすごい量の夢を見続けていて、印象のいい夢もあれば、きわめて不安な感じの夢もどちらもあるとはいえ、どちらかというと後者の「悪夢」のほうがはるかに多いです。まあ、内容そのものよりも、夢自体の「圧倒的な量」に少し疲れます。

今回ご紹介する記事は、先日オーストラリアのメディアで大きく報道された「信じられないような量と光景の落雷」の様子のご紹介で、何とも「不安な感じ」のする光景でした。もちろん、夢の話はこのニュースとは関係ないのですが、最近、夢を見て、どうも不安な感じをおぼえることも多く、「不安つながり」ということで、ちょっと関係ない前振りを書きます。

ちなみに、本記事のオーストラリアでの落雷写真はこれです。


thunder-2012.jpg


目撃した人の話によると、「落雷の光はものすごいのに、落雷の数そのものは少なかった」とのこと。つまり、いちどの落雷で、大量の光が周囲に放出されたという感じのもののようです。

しかも、このようなものがオーストラリアの広い範囲で一晩中続き、その落雷の数は、下の地図の点のところ。どのくらいの数があるのかわからないですが、その落雷の多さがおわかりかと思います。しかも、その範囲。

wether-map.jpg


大体ですけど、上の地図の比率で日本列島の地図を置きますと下くらいで、北海道から九州あたりまでの全域よりも広い範囲での悪天候だったようです。その範囲のすごさがおわかりかと思います。

japan-2012.jpeg

非常に広い地域で壮絶な天候が続いた一晩だったようです。


で、ちょっと横道の夢の話です。


人が夢を見るいくつかの現実的な理由

最近の海外などの研究では、良く感じる夢と悪く感じる夢では、「悪い夢のほうが多い」ということがわかってきていて、ほぼすべての人でいわゆる「悪夢」のほうをよく見るようです。

In Deep の過去記事で、

「夢」についてほんの少しわかっていること (2011年09月22日)

という、夢についての科学研究についての記事をご紹介したことがありますが、その中にこういう下りがあります。



夢の内容のほぼ 75パーセントは「否定的なもの」

誰でも楽しい夢を見たいと思うだろうが、実際には、研究によると、夢のほぼ 75パーセントの内容は否定的であることが判明している。怒りも喜びも、そして恐れも幸せも夢の中で経験することができるが、しかし、最も夢で一般的な感情は「不安」だ。そして、夢全体を通してでは、否定的な感情のものがポジティブなものを上回る。




とあります。

では、どうして「不安な夢が量として先行するのか」というと、夢の研究の国際的組織である「国際夢研究協会」( IASD )の研究(英文)によると、



夢はストレス軽減の役に立っている

夢は、現実での情報を夢で処理することにより、実生活での活動を補助しており、それにより、現実生活でのストレス軽減に大きく役立っている。また、夢での示唆が日常での重要な示唆をあらわすことが認められている。




とのことでした。

要するに、実際のところはともかく、現在の「科学のほうでの解釈」(スピリチュアル的な解釈ではないということ)では「夢は日常の不安や精神のストレスを代償している」という役割が大きいようです。

それにくわえて、様々なスビリチュアルな解釈があるわけで、夢は確かにおもしろいものです。とはいえ、今の私のような毎晩「派手な夢」が続くと少し休ませてほしいです。


ところで、夢の分類は、古代の中国では非常に細分化されていたようで、以前、資料記事として、「古代中国の夢の分類」というものを載せたことがあります。下のような 15種類の夢に分類して分析していたのだそうです。


1、直夢
2、象夢
3、因夢
4、想夢
5、精夢
6、性夢
7、人夢
8、感夢
9、時夢
10、反夢
11、借夢
12、寄夢
13、転夢
14、病夢
15、鬼夢



だそう。

ちなみに、上の「14 病夢」にあたるのかどうかはわからないですが、先日、私が倒れて救急車で運ばれる前の2日間、私は「白い蛇の大群に追われて、最後は噛まれてしまう」という夢を見ました。

「何かに追われる夢」というのは、体調や精神を含めて追い詰められている時が多いようですので、次の日に倒れることを暗示していたというより、そのくらい疲れていたということもあるかもしれません。


でもまあ・・・個人の夢なら別にいいですけれど、最近見る夢は、社会全体を含めたものも多く、そのあたりも何となく少しだけ「微妙な不安」というのは確かにあります。

ただ、自分でもなるべく考えたいこととしては、不安な夢を見て、その不安に負けてしまうようなことがあると、夢の本来の役割のひとつであると考えられている「夢によって現実生活でのストレスを軽減している」ということの「夢の意味」がそがれてしまうわけで、せっかく夢を見ている理由(のうちのひとつ)が消えてしまうと考えます。

なので、その夢が仮に「現実生活での重要な示唆をあらわす」のなら、自分の日常の中で、何かできることをしてみる(考えや行動の改善など)、ということでいいのかなと思っています。それでダメなら仕方ない。

では、オーストラリアの天候のニュースです。



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2012年01月20日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) 私は北海道の岩見沢という町の出身で、高校を出る( 1981年頃)まで、そこで約 18年間過ごしました。大雪が続いていることは知っていましたが、震災以来テレビのニュースを見ていないので、連日、全国版のテレビニュースで紹介されているとまでは思いませんでした。

実家からの電話で聞く話もかなり深刻で、「まだ状況がよくわからない世帯も多い」ようです。つまり、一人暮らしのご老人などの場合、交通を断たれ、補給も断たれて、その状況がよくわからないという状態の世帯がかなりあるようです。


iwamizawa-snow-01.jpeg

▲ 朝日新聞の記事「史上最深の雪、生活混乱 岩見沢194cm」より、雪の重みで倒壊したプレハブ事務所。ちなみに、後で書きますが、この倒壊等は、これからが本番となってしまいます。


先日の実家からの電話では、「みんな、どうしてこんな状態なのに自衛隊が出動しないんだ」と怒っていると言っていました。昨日あたり出動したんようですが、この怒りというのは、普通の意味での自衛隊への感情と違うようには思います。

岩見沢という町、そして、そこで育った人たちは、ある意味「自衛隊と共に育ってきた」のでした。

昔と今では違うでしょうが、そのことを少し書いておきます。



子どもたちと「自衛隊のおっちゃん」たち

岩見沢には自衛隊の駐屯基地があって、自衛隊員がたくさんいました。今もたくさんいると思いますが、戦略拠点としての当時の北海道という意味で、当時のほうが今より多かったはずです。

私の子どものころは学校で「誰々くんのお父さんは自衛隊員なんだよ」というのは普通のことでした。

特に、私の生まれた家は自衛隊の演習地のある広大な森林のすぐ裏(本当に100メートル程度のすぐ裏でした)だったので、夏にはその森でクワガタを捕るのが当時の小学生の普通の行動でした。

当然、演習地の森になど入っていいわけはないのですが、森林の範囲はとなりの市に及ぶほど広く、森林の境界には有刺鉄線がある程度だったので、小学生でもいくらでも入れました。そして、そこは「昆虫の宝庫」でした。夏の日の出と当時くらいにいけば、誰でも何十匹もクワガタをとることができたのです(多くはミヤマクワガタ)。


miyama-02.jpeg

▲ ミヤマクワガタ。大きなクワガタで、いかにも強そうですが、実はアシの力が非常に弱く、木を蹴るだけでいくらでも木から落ちてきました。なので、クワガタの取り方は、子どもたち数人で木をドンドン蹴るという方法でした。


森で自衛隊の人に見つかると怒られるので(そりゃそうだ)、自衛隊の演習が始まる時間の前に森を出ます。でも、何度も見つかったことがありますが、「こらー!」というだけで本気で怒ることはなかったです。


冬は冬で、自衛隊の敷地内にある訓練用のスキー場が日曜日には一般市民たち(小学生だけだったかも)にも開放されて、みんなそこにスキーをしに行くのでした。その時には、子どもは自衛隊の食堂で自衛隊員の人たちと一緒にご飯も食べられた。


今はどうだか知らないですが、その頃の岩見沢という町では、そのように生活の中に自衛隊が普通に溶け込んでいました。なので、「(そんなに近しい関係の自衛隊員たちが)どうして出動しないんだ」というようなニュアンスもあるような気がします(今の岩見沢市民の感情までわからないですが)。


それに、これはまあ私たちが小学生くらいの時に友達同士でそのように言っていただけのことで、実際にそうなのかどうかはわからないですが、

「うちらの町は戦争になったら真っ先にソ連の爆撃うけるよね」

と信じていました。

私の家など演習地に隣接していますから、「オカんちなんて、最初にやられるよ」と言われたりしていたものでした。

それに対しての感想は、

「ま、それならそれで仕方ないよね。この町に住んでるんだもん」

という感じでした。

ちなみに、当時(30年とか40年前)の日本の仮想敵国は当時のソ連でしたから、北海道の自衛隊の意味は大きかったと思います。


そんな町に住む小学生の私たちは、戦争が起きるとか起きないというように考えることはあまりなく、「いつ戦争が起きるんだろうね」と考えていました。「小林くんのお父さんはレーダーの監視をしているから、ソ連が攻めてきたら、すぐ知らせてくれるって」というようなことを言ったりしていた子どもいました。



なんだか個人的な思い出話になりましたが、最近は北海道でも雪が少ない傾向が続いていたので、特に若い方などでは、「雪でよくわからない危険」がいくつかありますので、ちょっと書いておきます。

お子さんのいる方などでは知っていたほうがいいことがあります。



大雪での子どもさんへの注意点

岩見沢では 40年前くらいに前にも大変な大雪がありましたが、それを含めて、私は子どもの頃に何度も大雪を経験していて、その中で最も危険なのは、「屋根から落ちる雪」なのですが、これが最も危険となるのは、雪の降っている時ではなく、雪がやんで、「暖かくなりだした後の日々」なんです。

理由は、暖かさで屋根から雪が落ちやすくなるということもあるのですが、

・雪が解けて「氷」と化していく

のがこわいのです。

そして、北海道は日中は暖かい日でも夜はまた氷点下になり、水は凍りますので、「昼間とけて、また夜凍って」という繰り返しの中で、高いところにある雪が「岩」のようになっていきます。

そして、それが「いつか落ちてくる」ことになります。ここまでになると、もう除雪はできずに、ただの「きわめて重い氷のかたまり」が屋根の上にあることになり、これは落下の危険と共に、「建物の倒壊」にも結びつきます。

雪での家の倒壊は昔からあることで、それ自体は珍しいことではないですが、しかし今年の雪の量と、そして「雪の本番はこれからである」ことを考えると、かなり厳しい問題かと思われます。


倒壊のほうはともかく、屋根の雪ですが、たとえば、下の写真は YouTube に投稿された 1月17日の岩見沢の様子の写真ですが、丸で囲んだところは、いつかは必ず落ちてくるのですが、それは見てもわかると思います。

snow-d1.jpg


これ自体も当たると大変ですが、しかし、暖かい時にはその部分が崩れて、連動して、「後ろの雪も一気に落ちてくる」ことがあるのです。

これがこわい。

私は小学生の時に屋根からの雪で生き埋めになったことがありますが、その場合は「同時に怪我も必ずします」。つまり、打撲や骨折などです。毎年のように、それで死者も出ます。

特に、「ひとけのないところの落雪」では、埋もれたことに気づかれないこともあります。私が埋もれた時は、友達の家の庭で遊んでいたのですが、子どもがいないことに気づいたその家の人が気づいて掘り出してくれたのですが、人が周囲にいない場合は気づかれないこともありえます。


そして、大雪だと家の屋根の形状がわからなくなることが多いということもあります。どこから落ちてくるよくわからない。

特に子どもにはわからない。
見えていない方向から雪が落ちてくることもある。「きっと、このあたりに雪が落ちてくるから、このあたりは大丈夫だろう」と歩いていると、「そうではないところに雪が落ちてくる」わけです。


たとえば、下のような構造だとすると、矢印のすべての方向に雪が落ちる可能性がありますが、しかし、それは「勢い」によって、また距離が違ってきたりする。


house-s01.png


そして、「1カ所が落雪すると、連動して全部一気に落ちてくることがある」ということもあります。


なので、とにかく「建物の近くを歩く時は注意する」としか言いようがないのですが、実際はこの何年もずっと雪がそれほど多くない状態が多かったときいていますので、気をつけていただきたいと思います。

それと、子どもの場合、道路で、道の横に積もった「除雪した雪の山」から道路まで滑っていってしまうことがあります。
冗談のようですが、これもかなり危険です。

大雪の場合には、多くの道路が下の写真のような状態になり、基本的に「歩道が消える」ので、慣れていないと危ないです。

road.jpeg

そこに車が来た場合、小さな子どもだと危ない。寒い日は道路が凍結していて滑るので、道路に滑り出すと、子どもだと自力で止まることができません



なお、今回、屋根の雪が厄介になっているのは理由としては、雪が多いことも原因ですが、それと別の理由は、屋根が平面の建物や、あるいはビルなどには屋上に雪を溶かす装置がついているのですが、写真や動画を見る限り、「雪解け装置の機能の限界を越えた雪が降った」と思われます。

ビルの上の雪が解けていない。

実家の電話で言っていたのですが、あちこちの建物の上に大量の雪が積もっており、除雪の人手が足りてもいないようで、建物の倒壊が相次ぐことも心配だと言っていました。


iwamizawa-snow-02.jpg

▲ 町の様子を見ても、ほとんどの建物の上の雪が解けていません。


実家の母親は、あまりの惨状に、「ここまでなったら、もうどうしようもない」と、もはや苦笑していましたが、でもまだ終わっていないですからね。本格的な雪のシーズンはこれからです。

ちなみに、上の YouTube 動画の説明にありましたが、岩見沢市というのは平均海抜が 18メートルしかないところで、この低さでは過去に例がない積雪数値となっているのだそう。

同じ海抜の地域での雪の量では「世界記録」のようです。


そんなわけで、実家の町のことを少し書きましたが、ちなみに、「雪」では興味深いニュースが海外であり、「サハラ砂漠が雪が降っている」のだそうです。

米国のテレビニュースで紹介されたもので、短いものですので、ご紹介します。



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2011年12月13日



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(訳者注) さきほど知ったニュースですが、米国のテレビニュースで、「原因のわからない大爆発」に関しての報道がなされているようです。

最近、In Deep でも、

・地球上空での隕石の衝突(記事
・全世界での謎の振動(記事


のことを取り上げたりしていまして、それと関連があるとは思いませんが、非常に緊迫した感じの報道となっているようですので、ご紹介いたします。

米国の地方テレビ局 WYMT からです。



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タグ:未確認

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2011年12月12日



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(訳者注) 以前書きました、「[世界環境の異変 1] かつてない異常な強風が吹き荒れる世界 」という記事で、2011年の世界の自然現象で個人的に気になっているものとして、

・世界中で発生している地面の震動
・これまで記録したことのないような強風が世界中で吹き荒れている


を挙げました。

で、その記事の際には強風のことを書いたのですが、「震動」のニュースが、先日、また米国などで報じられていたので、それをご紹介します。「少しまとめてから」とは思ったんですが、この「地震ではない振動」の報道は、次々と出てくるので、出てきた時点で少しずつ紹介したいと思います。

ちなみに、今年の過去の報道で、代表的な「地震ではない振動」のニュースとしては、以下のようなものがあります。

すべて英語などの報道ですが、タイトルを日本語にしています。




世界各地での「謎の振動」報道

激しい振動を記録したが、地震ではないこれは何? (米国サウスカロライナ / 2011.09.30)
('Pretty good shake' hits area, but what was it?)


ルイビルで謎の振動 (米国テネシー / 2011.09.30)
(Ground-shaking booms puzzle Louisville neighborhood)


ウインザーで発生する謎の振動と隆起 (カナダ / 2011.08.19)
(Windsor shaken and stirred by rumbling)


マニプールで1日に23回の振動を感じる (インド / 2011.11.23)
(Manipur experiences 23 tremors in a day)


ナルゴンダ村で振動 (インド / 2011.10.21)
(Mild tremors felt in Nalgonda villages)




などです。

「全世界で」と書きましたが、米国中央部とインド東部が特に多いです。

なお、7月5日に韓国のソウルで「高層ビルで謎の振動」ということがあり、これは日本でも報道されましたが、後に原因はジムの運動という発表がなされています。

ただ、個人的にはその発表の時にやや苦笑しましたが。
何しろ、この時は数百人がビルから一目散に避難するという騒ぎになっていて、それが「ビル内のジムでのエクササイズ」というのは、仮に本当でも本当でなくても、苦笑を誘う話ではあります。


というわけで、今回は米国のニュージャー州から「謎の振動」のニュースです。



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2011年12月05日



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自然災害や環境の変化に類する現象は日々たくさんあります。その中でも、「地震や台風や噴火」といった出来事自体が大きな目立つイベントとは違って、長期にわたり続くことが気になる現象がわりとあります。

昔、「地球の記録」というブログを書いていた時から思っていたのですが、それが大きな災害や環境異変に結びつくかどうかということとは別に「長期に渡って発生し続けるいろいろな現象」というものは常にこの世に存在しています。


昨年ですと、 In Deep でもずいぶん取り上げた「世界各地で地面に開く穴」のことがありました。

過去記事として、

などがあります。

ちなみに、「穴」は今でもいろいろなところで開いていて、先日も、米国のオクラホマ州で「一夜にして開いた巨大な地面の穴」のことが地元メディアで報道されていました。

sinhole-usa-2011-11-29.jpg

巨大な穴が一晩で開いた( KFOR 2011.11.29)より。


そして、 今年 2011年の夏頃から、個人的に顕著に感じる自然の異変のようなものの中で、最も強く印象に残るニュースは次のふたつの関連でした。


・世界中で発生している地面の震動

・これまで記録したことのないような強風が世界中で吹き荒れている



のふたつです。

最初の「地面の震動」に関しては、「地震ではなく、地面が振動する」という現象のことで、理由が明らかでなく大地揺れるというものです。

これは、夏頃から、アメリカ、中東、韓国、インドなど全世界で報告されていますが、範囲が広くてまとめるのに時間がかかりそうで、今すぐには書けないですが、いつかご紹介したいと思っています。個人的に気になっている最近の地球の出来事の中で最大のものです。


今回は「」のことについて書いてみます。

「なんだ、風かあ」と思われる方もいらっしゃるかもしれないですが、今、「強風」のニュースがものすごいのです。少なくともこの数年の世界の災害関係の報道で、こんなに風に関する報道を多く目にしたことはないような気もします。

この半月くらいに絞って、代表的な報道を「国別」にいくつかご紹介します。
いろいろな国でこの「強風」が災害に結びついていることがわかります。

内容は要約です。



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2011年11月18日



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yellowstone-2011-2012.jpg

ナショナルジオグラフィックに掲載されたイエローストーンが噴火した時の地球内部の想像図。
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(訳者注) 先日の「「地球外生命の存在の証拠はない」: ホワイトハウス掲載文の全訳」という記事で、ご紹介するとしていた記事です。そこでは、「2012年にイエローストーンは噴火しない」というものだとしましたが、読んでみると、イエローストーン個別のことではなく、「世界のスーパー火山すべて」というようなことのようです。

記事の冒頭にイエローストーンの写真が掲載されていたので、イエローストーンの記事と思い込んでいました。

それはともかく、この NASA の記事も、エイリアンの記事同様、「何のために発表しているのか」わからないものです。


今回の翻訳記事を一言で要約するとこうなります。


「地球でかつてスーパー火山が数多く噴火したが、現在の科学ではその時期を予測することはできない」


と。

なので、記事の要旨が「何も予測できないのだから、2012年の噴火の可能性も予測できない」というような感じさえして、何となく自信なさげな記事なのですが、スーパー火山の噴火を予測できないのは誰でもわかっていることで、それなら、どうしてこんな記事をわざわざ、 NASA のニュースリリースとして出す必要があるのかなとは思います。

なんとなく、最近、NASA は不思議な感じのニュースが増えているような気がします。
あんまり不思議になってくると、「本当は噴火すんじゃないのか?」とかいろいろ勘ぐられそう。



いくつかの超巨大火山

なお、参考までに、「世界の7つの超巨大火山」というものがあって、それは以下のようになるようです(地球の記録より)。


1.イタリア・セージア渓谷 (最後の大噴火:約2億8000万年前)
2.米国イエローストーン (最後の大噴火:64万年前)
3.薩摩硫黄島 (最後の大噴火:約7300年前)
4.インドネシア・トバ火山 (最後の大噴火:約7万4000年前)
5.ニュージーランド北島のカルデラ群 (最後の大噴火:西暦150年頃)
6.シャツキー海台 (最後の大噴火:不明)
7.オントンジャワ海台 (最後の大噴火:1億2000万年前)



となります。
新しい発見によってかわるでしょうけれど。

上の7つの中には日本の薩摩硫黄島が入っています。
日本に大きな影響のある火山としては、他に、

・富士山
・白頭山


があります。


なお、私個人としては、先週書きました「「鎖国」と「富士山大噴火」を生み出した前回マウンダー極小期」という記事で書きましたように、


・噴火は地球内部から地上へ向けて物質が大放出され、「地下から表に出なければならない何か」を噴出する大きなイベント



だと考えていて、地球の自然と生命のサイクルのために意味があるものなのだろうと考えています。

toba.jpg

▲ 7万5千年前のトバ火山の噴火の想像図。このトバ火山の噴火は、気候の変化などにより、その後の人類の進化に大きな影響を与えたのではないかとする学説があります(トバ・カタストロフ理論といわれています)。「人類の進化」というキーワードさえ出てくる噴火。


また、本当にマウンダー極小期のような太陽活動の縮小期が来るなら「長期にわたる宇宙線の地球への到達の低下」があるはずで、噴火(のトリガーに宇宙線が関与しているのなら)は今後数十年間、頻発するという可能性はあるようにも思います。




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2011年10月31日



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「地震の予測や予知」といったものに関しては、過去に記事をたまに載せていましたが、2011年3月11日の震災以降、私自身は予知や予測には興味を失っています。それよりも、起きた時にどう対処するかということが大事だと考えています。しかし、一方では、地震の予知や予測は今でも多くの人々の大きな関心事であることもまた事実だと思います。

先日、日本の地震学会がこのような談話を発表していました。

大震災「想定できず反省」 日本地震学会出直し宣言
日本経済新聞 2011年10月15日

日本の地震学者2000人以上が参加する日本地震学会は15日、東日本大震災後に初めて開いた全国大会(静岡市)で、東北での巨大地震を想定できず反省するとの異例の見解を表明した。


私は反省とか批判とかいう概念が好きではないですので、そのあたりはどうでもよくて、それより今、必要なことは(他の多くの科学と同様に)とにかく前に進むことであり、そして、あるいは今回の学会の「出直し」というような言葉が、「根本的な地震発生原理の追求」というものへ足がかりとなればいいなとは思います。

ちなみに、現在の新しい地震の原理に関しての専門家たちの目線は「下ではなく、上」に行っています。地震の発生の前に上空の電離層が乱れる記録が次第にハッキリとしてきて、「地面の下」ではなく、「「空の上」を観察する方向となっています。

ヘルメスのエメラルド版ではないですが、「最初に下を注目した場合は、真実は上にある」ことが多く、その逆も言えるということはあるようです。

今回紹介する USAトゥディの記事もその関係のものです。


なお、 In Deep でも 3月11日以来、いくつか「電離層関係」の記事は載せたことがありますので、リンクをしておきます。



上の記事に出てくるデータや観測結果などは、確かに地震発生と関係があるデータではあるでしょうが、予測などできる段階のものではないです。場所も時間も特定することはできず、あるいは「起きることさえ」実際に地震が発生しなければわかりません。

なので、今の時点では、「地震はどこでもいつでも起きて、その予測は(私たち一般人には)難しい」という一般論で何の問題もないと私自身は考えています。



奇跡の位置で文明を築いて存続している「日本」という国

人類に地震の発生を防ぐことはできない以上、「全世界のプレートの頂点」という地球上でも珍しい「日本列島」に住んでいる私たちは、地震は「いつでも起きる」と考えて生活したほうがいいかと思います。


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▲ 日本では地震は毎日毎日、無数に起きています。これは2009年の地球の記録の記事にある図。2011年3月11日の地震発生以前のもので、2009年9月の1ヶ月に発生した地震。今も昔も日本列島は毎日地震だらけです。


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▲ 同じ記事にある「日本列島とプレートの関係」の図。日本、特に関東近辺は、太平洋プレート、フィリピン海プレート、北アメリカプレート、ユーラシアプレートの複数のプレートの影響を受けている世界的に見ても希な位置にあって、私は昔から「こんな場所に国や首都や文明が存在していることが奇跡」だと思っています。

日本列島は「その位置自体が紛れもない奇跡」です。




完全に地震と離れたいのなら、地球上にも歴史上で地震が発生した記録のない場所もありますので、そういう場所を探して暮らされるのもいいことだと思います。

そのあたりは「個人の生き方の選択」ですので、誰に言われることでもなく、各自が決めていって、そして、各自のそれぞれの人たちがなるべく気楽に生きられる環境が手に入ればそれでいいのではないでしょうか。

「生き方に決まった正解はない」と私は思っています。

このことについては別に書くかもしれないですが、「人類全体が安全を求めると、人類全体の存亡に関わる」というジレンマを多分、人類は持っているはずです。


今回はタイトル通りの、米国の最大手新聞 USAトゥディのオンライン版の記事をご紹介します。
新しい地震研究について、日本の日置幸介さんという人が紹介されています。
読み方は英語で「Heki」となっていますので、ヘキさんと読むようです。



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2011年10月22日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) ハワイのテレビ局 KITV が「日本の津波の瓦礫がもうじきハワイに押し寄せる」ということを発表したという報道特集をやっていました。この「津波の瓦礫」というのは、3月11日の東北の大震災の津波をさしています。

今は 2011年10月のものですから、あの大震災から半年以上経っての「直接的な津波の被害の予測のニュース」が海外で流れていることに、あの大震災はそう簡単に(世界中の多くの人たちの)記憶からは消えないものだと実感いたします。

実際の津波の被害がこれからハワイや米国を襲う「かもしれない」という予測が出ていることにその思いを強くします。


今回の「瓦礫」は、あの震災での巨大な津波によって飲まれた膨大な破片(500万トンから2000万トンと考えられている)が海流に乗って移動しているもので、「ハワイ到着」の予測に関しては、最近のロシア船が目撃した「Fukushima (福島)」と船体に書かれた船の破片などの大量のガレキが海面を漂う光景の位置から、コンピュータでのシミュレーションで出されたものだそう。


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▲ロシアの船舶が 9月22日にミッドウェー諸島で確認した船体の破片。


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▲ ハワイ大学コンピュータプログラムの専門家が計算した、日本からの瓦礫の漂流の様子。★印のミッドウェー諸島には当初は来年の春に到達すると考えられていたのですが、9月にここに日本の瓦礫が大量に押し寄せていることが確認されたのだそう。



海は、その存在そのものが止まっていることはなく、海流により動き続けていて、「海流」とはいっても、最終的に同じ場所に戻ってくるもので、つまり「ひとつ」です。なので、「海自身が常に動いているだけ」という考え方もできます。




▲ 地球の記録にある海流のイラスト。このように海流は地球の海のほぼ全域を回っています。


そして、その海流というのはものすごくパワフルなものでもあります。
物体も大型生物も、微生物も、有機物も無機物も何もかも世界を回ります。

いわゆる放射性物質なども回ります。
そして、半減期の長いもの(なかなか消えないもの)は、何千年も何万年も、あるいはそれ以上、地球を回り続けます。

これが決められた自然現象です。
そうやって地球はこの数十億年やっているものだと思われます。

海流は誰にも(少なくとも人間には)止められませんし、止まったら動かすとこもできないはずです。

このあたりは人間とはまた別の「地球の(宇宙の)システム」というものなのだと思います。
人間に利用はできても介入は難しい。


さて、話が逸れる前に、このニュースを翻訳してご紹介します。

これがハワイに実際的にどういう状況をもたらすのかはちょっとわからないですが、実際に押し寄せる可能性は高いそうです。その瓦礫の量は、推定で 1000万トン〜2000万トンだとか。



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2011年10月13日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





(訳者注) タイ自体は例年洪水被害がある国ですが、今年は異例です。

現在のタイの洪水は7月頃から続いているものですが、この2週間くらいで次第に大災害の様相を見せてきており、特にアユタヤなどのあるタイ東北部がひどいことになっています。

アユタヤは世界遺産や古代寺院などで有名ですが、現在までに数多くの寺院が水没しています。


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▲ 水没した世界遺産のワット・チャイワタナーラーム。


また、アユタヤは日本をはじめとした各国の工場やハイテク団地が立ち並ぶ場所でもあり、観光地である同時に、タイでの海外企業所在地の代表でもあります。

そんな中で、アユタヤを中心として、10月12日現在、900の企業の工場、支社、団地、そして日本人学校などが閉鎖、あるいは退避となっています。また、最新のニュースでは、ついにアユタヤのハイテク団地に川の水がなだれ込み、浸水が始まった模様。

アユタヤのハイテク工業団地、洪水で浸水始まるより。

タイ工業団地公社によると、タイ中部・北部を襲った大規模な洪水で、13日朝、中部アユタヤ県のバンワー(ハイテク)工業団地で堤防の一部が崩れ、敷地内に水が流れ込み始めた。ハイテク工業団地にはHOYA、味の素、キヤノンなどの工場がある。


日系企業では以下のような企業の工場が閉鎖、あるいは浸水で操業できない状態となっているようです。いわゆる大企業だけでも、

・住友金属工業
・味の素
・HOYA
・日本ハム
・住友倉庫
・日本電産
・沖電気
・ローム
・トヨタ
・ホンダ
・マツダ
・ニコン
・芝浦電子

などの工場が閉鎖されており、ほとんどが「再開の見通しが立っていない」という状態です(news.cli.pbeより)。


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▲ 水没したホンダの工場。バンコクポストより。


さらに、タイは世界で最大のコメ輸出国のひとつですが、この洪水で影響がないというわけにはいかないようで、コメ輸出と価格に関するニュースも見られます。


現在の問題としては、「これでもまだ洪水被害のマックスではない」ということです。

今後、明日からの高潮や雷雨の予想が重なり、この大洪水が首都バンコクに迫る可能性がとても大きくなっています。その首都バンコクで、洪水に備えての準備が進められており、タイのメディアも「政府は周囲の意見を受け入れ、バンコクを洪水から死守せよ」という論調になっています。

今回は、そのような「バンコクの状況」を記したロイターの記事をご紹介します。


タイは、実際に周辺諸国に対して非常に存在の大きな国で、東南アジアでの実際的な影響は計り知れないものがあります。それだけに、今後のタイの洪水がどうなっていくのかをアジア全域が見つめている感じのようです。



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