2013年04月15日



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21世紀のパンデミック(2): 中国当局がネット上での「噂」を厳しく取り締まる理由



関連記事:
21世紀のパンデミック: ウイルスが人を選ぶのか? 人がウイルスを選ぶのか?
21世紀のパンデミック(3): 次にヒトのインフルエンザ感染が発生するとしたらそれはどこか?
「インフルエンザウイルスはヒトからヒトへ感染していくものではなく、宇宙から個人に直接感染するものである」という説を今一度思い出し

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china-h7n9.jpeg

▲ 上海の小学校で、児童に H7N9 の予防などについて指導する保健委員。黒板には「 H7N9 鳥インフルエンザ」と明記されています。
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1918年の鳥インフルエンザのパンデミックの拡大のペースを振り返ってみると


中国の H7N9 の患者数は60人に、死者は13人に拡大(4月14日時点)

米国のフォーブスを見ましたら、患者数が60人に増えていて、中国での鳥インフルエンザのヒト感染が収まる方向ではなく、拡大する方向に進んでいることがわかります。

forbes-2013-0414.jpg

▲ 2013年4月14日のフォーブスより。



上のような「数」に関しての報道は今後、日々変動していくと思いますので、95年前の下のような決定的な報道となる場合までは特に訳してご紹介しようとも思っていません。

下のは 1918年、つまり今から95年前の 10月25日の読売新聞です。
1918年のスペイン風邪の流行についての記事です。



1918年の「死のインフルエンザ」へのケロッグ博士の対処法より。

上の新聞の読めるところだけを文字にしますと、以下のようになります。
適度に文字は現代語に置き換えています。


世界的感冒

◇ 至るところ猖獗を極む
◇ 罹病者続々と死に倒れ蔓延再現なし

学校を襲い、寄宿舎を襲い工場を襲い、家庭を襲い、今や東京市中を始め各府県にわたりて大猖獗を極めつつある悪性感冒は単に日本のみならず、実に世界的に蔓延しつつある大々的流行病にして、その病勢の猛烈なること、実にいまだかつて見ざるところなり、試みに、外務省海軍省内務省等集まれる海外の状況を見るにその惨禍は想いはからずに過ぐるものあり。

毎日七百名以上の死亡者

ケープタウンのコロニー半島は五千人の死亡者を出し未だ病勢衰退の模様見えず、欧人の死亡率もまた増加しつつあり同地は二、三千人の小都市であるが死亡者百人を越え人々戦々恐々たり。

肺炎心臓麻痺を伴う - 馬来半島(マレー半島)

悪性感冒は目下、彼南(ペナン)より馬来半島にわたりて、猖獗を極め肺炎心臓麻痺を発症して死亡する者多く



日本も含めて世界中に拡大していくスペイン風邪の当時の状況が上の短い抜粋だけでも、雰囲気的によくわかります。

記事中に「猖獗」という私には読めない漢字が出ていますが「しょうけつ」と読むようで、意味は Yahoo! 辞書によりますと、「(好ましくないものが)はびこって勢いが盛んであること」のことだそうです。


ところで、この1918年のスペイン風邪(強毒性の鳥インフルエンザ)について、 1990年代になってから、入手できる限りの記録を調べたルイ・ヴァインスタイン博士という科学者がいるのですが、ヴァインスタイン博士は調査の途中で、下のようなコメントを残しています。


「インフルエンザがヒトからヒトへ感染する病気であるのなら、最初に発生した場所に近いところからじわじわと広がっていくはずである。けれども、実際には、世界の遠く隔たった土地に同時に出現したり、ごく近くの土地に数日から数週間もの間隔をおいて出現したりしている。

ボストンとボンベイ(現ムンバイ)で同じ日に見つかる一方、ニューヨークで見つかったのはボストンの3週間後という調子なのだ。あんなに多くの人びとが二つの都市を行き来していたというのに! 

さらには、シカゴに出現した4週間後に、ようやくイリノイ州のジョリエットにも出現したという記録もあった。二つの都市の距離は、わずか38マイル(60キロ)である」。





スペイン風邪は資料に乏しく、うまり正確なデータは残っていないと思われますが、アメリカでは 1918年の 8月から 11月までの4ヶ月間で下のような感染拡大となりました。


1918年の米国のスペイン風邪の拡大

・ 1918年8月 ボストンで患者 60人

・ 1918年9月 ボストンで 63人死亡、ハーバード大学で 5000人が発症、マサチューセッツ州で非常事態宣言

・ 10月だけでアメリカでは 19万5000人がインフルエンザにかかったとされる。

・ 10月2日 ボストンで 202人死亡

・ 10月6日 フィラデルフィア市で 289人が死亡

・ 10月15日 ニューヨークで 851人死亡

・ 1918年11月21日までにサンフランシスコで 2,122人が死亡したと発表



結局、アメリカでは 85万人がスペイン風邪で亡くなりました。

参考までにアメリカの主要な都市の位置と合わせて、1918年のアメリカでの鳥インフルエンザの拡大の様子を記したのが下のものです。

1918-map-01.jpg

▲ オリジナルの地図は、Global Navi Timeより。


まあ、今回の記事では、水平感染がどうとかパンスペルミアとか、そういう話は取り上げません

いずれにしても、 1918年のパンデミックは上のように拡大していったということは事実であり、中国の国土面積と合わせると、仮に今後、同じような感染力のパンデミックになっていった場合の参考になると思われます。日本の流行分布の地図もありますので、それも今度載せます。


ただし、現在の中国での鳥インフルエンザの毒性はスペイン風邪よりはるかに高いように見え、致死率がスペイン風邪の 10倍くらいあるように思います。今のところは、中国では感染した人の致死率が 20パーセント前後で、1918年の時は日本の資料ですと、最高時で致死率 5パーセント。平均すると、致死率は 2パーセント未満でした。


なので、今回のインフルエンザは拡大すると厳しいものとなると思います。


ちなみに、現在の中国は(世界中で報道されるニュースのため)国家の威信をかけて治療に当たっていると思いますので、「最高レベルの治療でこの致死率」だと思っていいと思われます。患者数が拡大していきますと、次第に最高レベルの治療は難しくなっていきますので、致死率も変化する可能性があります。


感染力の強さがわかるのはこれからですので、このインフルエンザが強い感染力でなければ、あるいは強い感染力を「変異によって獲得」しなければ、要するに中国に行かなければいいというだけの話で終わる可能性も僅かながらありますので、それだといいですけれど。


ただまあ、私は相変わらずインフルエンザは人との接触とはあまり関係なく拡大していくと考えていますが(もし日本に来るとしたら接触とは関係なくインフルエンザはやって来る)。


また、鳥インフルエンザも確かに脅威ではありますけれど、中国のニュースで「これはコワイ」と思わざるを得ない報道がありましたので、ご紹介しておきます。

狂犬病についての報道です。





中国の「もうひとつの恐怖のパンデミック」の実態


亜州IR という経済ニュース専門サイトに「中国の統計データ」があります。その産業ニュースを、タイの newsclip.be というメディアが引用していたもののひとつに下のニュースがありました。

抜粋します。


中国:狂犬病の年間死者数は 2400人超、インドに次ぐ世界2位
newsclip 2013.04.14

中国の狂犬病による死者数が年間で 2400人を超える実態が分かった。

衛生部の報告によると、中国の狂犬病死者数はインドに次ぐ世界 2位。都市部で飼われるペット犬の総数は、年率 8.2%のハイペースで増加しているものの、これは登録された件数ベースに過ぎないと指摘した。

未登録の犬は、野良犬を含めて登録分の約 810倍に上ると試算。向こう5年内に、犬の飼育数は都市部だけで数億匹に膨らむと予測した。犬の飼育は食料資源などの浪費にもつながると警戒。多くの部門が連携して疾病拡大の抑制、衛生環境の保持を図る必要があると総括した。

登録犬に対する狂犬病予防接種の接種率は80%前後にとどまっているという。国内で狂犬病が蔓延する背景には、こうした市民の狂犬病に対する問題意識の低さも背景にあるようだ。

狂犬病の潜伏期間は 1〜 3カ月。発病後の死亡率はほぼ 100%に達している。



このニュースのスゴさがどこにあるかおわかりでしょうか?

現時点で、年間 2400人の狂犬病の死者が出ているということもアレなんですが、実はその下のくだりが恐ろしいのです。


> 向こう5年内に、犬の飼育数は都市部だけで数億匹に膨らむと予測した。


というところです。
そして、ワクチンの摂取率は低い。

どこのどんな国でもそうですが、


「経済状態がいい時にはペットを飼う人が増え、経済状態が悪くなるとそれを捨てる」


という傾向があります。

最近の欧州の馬肉混入騒動の背景も、経済危機と関連しています。馬を手放す人が増えすぎた。他のあらゆるペットも同じ傾向にあります。


すなわち、仮に今後、中国の経済状態が悪くなったり、あるいは「中国経済の崩壊」というようなことになると、中国全土に「数億匹」単位での犬が野放しになるということもあり得ます。それと共に狂犬病が爆発的な拡大を見せる可能性があります。


中国は本当にいろいろなものを「周辺国や地域にばらまく」という傾向にある国ですが、病気も例外ではないかもしれません。連休なんかもありますけれど、いろいろな意味で、中国の都市圏(今は朝鮮半島も)へ旅行などを計画されている方は一考されるのもいいかとも思います。


今回の本題は、中国政府が現在、「鳥インフルエンザに関してのネット上での書き込みを検閲していて、罰則付きで取り締まっている」のですが、こういうことをやっているという現実だけでも、「見えてない地方の鳥インフルエンザの実情」を、むしろ想像してしまう部分があります。

そんなわけで、そのことに少しふれていた米国エポックタイムズの記事をご紹介しておきます。



中国版のツイッターには続々と各地から「患者発生」の書き込みがあるらしいのですが、現在、鳥インフルエンザ関連の書き込みに対しては、中国当局はこれを「悪質なウワサ」として記事を削除し、投稿者を取り締まっているようです。

では、ここからです。




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2012年10月27日



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(訳者注)

最近に限ったことではないかもしれないですが、「タイ」って変な事件が多いんですよ。

タイのバンコクにワットアルンという寺院があって、日本でも「暁の寺」の名称で観光地としても親しまれている寺院があるんですが、そこに「三体並ぶ鬼の像」というのが飾られているんです。先日、その中央の鬼の首が落雷で吹っ飛ばされる、という出来事がありました。

arn-01.jpg

▲ 吹き飛ばされた暁の寺の鬼の像の首。


吹き飛ばされた鬼の首は今は、神様の像の足下に転がっています。

arn-03.jpg

▲ 下の左側にあるのが落雷で切断した鬼の首。地元の人たちが、「鬼の怒りを静めよう」と、花などいろいろと添えています。


さらについ数日前には、タイ東部のラーチャカルン海岸というところに、大量のクラゲが押し寄せたのですが、それが「色さまざまなクラゲが一気に押し寄せてきた」ということで、今まで地元の人も誰も見たことがない光景が広がっているのだそうです。


thai-kurage.jpg

▲ タイ紙のタイラットより。クラゲの色は、白、青、茶色など。


そんなわけで、不思議な事件や出来事が多いタイでありまして、たまにタイのメディアを眺めたりします。タイ語が読めなくとも写真だけでも楽しめますので、写真中心に見るのですが、今日、下のようなページが。

giga-thai.jpg


上の写真を見た瞬間に「この表紙は・・・ギガス写本では?」と思い、過去記事を見直してみました。記事は、

「悪魔の聖書」ギガス写本の調査が本格化している
 2011年01月03日

という、もう2年近く前の記事です。これを見てみますと、まさに上の表紙はギガス写本。

ギガス写本というのは、「悪魔が修道士に書かせた聖書」というような伝説がある古い本のことで、どんなものなのかはよくわかっておらず、研究が続いています。

上の記事からの抜粋では、



悪魔のイメージと悪魔的な綴りに満ちている呪われたこのテキストは、伝説によれば、悲しい運命の修道士が悪魔と契約した中、悪魔の手助けで作成されたという。



というもので、ギガス写本には以下のような特徴があります。


・旧約聖書と新訳聖書を同時に扱う唯一の写本。

・この悪魔の聖書は非常に巨大で、運ぶのに最低でも2名の人物が必要。長さは 90センチ、重さが 80キログラムある。

・ギガス写本は、悪魔の肖像の反対側にそびえ立つ天国の存在の正当性を含んでいる。しかし、その望みと救済のシンボルである天国(それは、対立する悪魔との肖像とは正反対のもの)では誰とも会うことができない。誰もいない。

・ギガス写本には、病気の実際の治療法や、あるいは、泥棒を見つける方法といった、実際的な問題の解決方法の記述も含まれる。

・2008年に、この写本が1年がかりでプラハに移送された。移動の際には、写本に 12億円の保険がかけられている。

・悪魔の聖書は、600ページからなっており、それはすべてロバの皮からできている 310枚の革紙から作られている。


というようなものだそう。

そこには、こんな悪魔のイラストなんかも描かれてあるのです。

akuma-1.jpg

▲ ギガス写本にある悪魔の姿。

タイの上の記事そのものはギガス写本に関してのコラム的なものだったのですが、この記事のおかげで、久しぶりにギガス写本のことを思い出しました。そこで、英語の Codex Gigas という単語で最近のニュースを検索していました



タイからチェコへと続く「悪魔」ルートに巡り会い

Codex Gigas のキーワードでニュースを検索していると、今度は下のような写真の報道が。

gigas-02.jpg


この外国人の子どもたちと親らしき人々が見ているのは、まさに上の「悪魔の姿」が写っているページ。つまり、これはギガス写本だと思います。

「子どもたちがギガス写本を見ているって、どういうこった? 大体これは一般人が見られるものなの?」

と思って、この記事を読もうとして気づきましたが、このニュースの文字がわからない。

何語かわからない。

と、ここで、「インターネット上のページでそれが何語がわからない時の対応法」というのを書いておきます。私が実際に英語圏以外の国のニュースなどを読む時に使う方法です。Google 翻訳を使います。





何語かわからないページを読む方法

1. Google 翻訳に行きます。


2. 「元の言語」というところをクリックすると言語の一覧がでますので、その
先頭にある「言語を検出する」を選択します。

ggl-01.jpg

読みたいページの文章をコピーして、Google 翻訳の翻訳ウインドウにペースト(貼りつけ)して、「翻訳」ボタンを押す。

ggl-02.jpg


3. Google 翻訳が自動で、その言語を解析してくれます。下のは英語に変換したものです。

ggl-03.jpg




という手順で、「一応」、そのページの言語などがわかります。

「一応」と書いたのは、それでその文章の内容がわかるかどうかは何ともいえないからです。

機械やネットなどでの翻訳は、特に「日本語にする」ということにはあまり得意とはいえず、たとえば上の部分のチェコ語を直接、日本語に変換すると下の表現となります。

ggl-05.png


まあ、何となくわかるような、でもやっぱりわからないというような翻訳になることが多く、ネット翻訳は、実用的とはなかなか言い難い面もあります。ただ、ヨーロッパの言葉などは、英語に変換した場合はわりとわかりやすくなることが多いです。

また、Google 翻訳は英語ペースだと辞書としても使うこともできます。

翻訳した単語をクリックすると他の意味の候補が出ますので、前後の文脈から考えていくと、欧州語などに関してはわりと精度よく翻訳できるように思います。

ggl-06.jpg

▲ 今回の記事で、チェコ語でわからない部分を Google 翻訳で調べる作業。


いずれにしても、上の「親子で見ているギガス写本」のニュースがチェコ語だということがわかりましたので、翻訳をしてみました。やっぱり、「子どもたちがギガス写本を見ている」というのはどういうことなのかを知りたい気もしましたので。


そうしましたら、今、ギガス写本は、チェコ共和国からオーストリアなどを巡回していて、一般公開されているということのようです。

現在はギガス写本はプラハにあるものだと思いますので、周辺を周回しているというような感じのようです。

その記事をご紹介します。

ところで、このギガス写本を見ることのできた(10月18日まででしたので、もう終わっています)場所は、フランティシュコヴィ・ラーズニェという場所ですが、はじめて知った地名でしたので、チェコ共和国の公式ホームページを見てみましたら、日本語でも案内されていました。


チェコ共和国へようこそ」より。

FRANTIŠKOVY LÁZNĚ(フランティシュコヴィ・ラーズニェ)は西ボヘミアの温泉三角地帯の中でも一番小規模ではありますが1793年から現在に至るまで温泉保養地として知られております。統一されたクラシカルな建造物で人々に親しまれており、過ごしやすい気候、町を囲む森林と手入れの行き届いた公園や果樹園が、弱酸性水の効力の源であり、滞在客に気持ちよく過ごしてもらえるようにサポートしているのであります。



地図では、下の「A」の場所です。

citymap-02.jpg


ドイツとの国境に近い町のようですが、上の「チェコ共和国へようこそ」にあったその町のきれいなこと!

city-01.jpg

▲ チェコ共和国のフランティシュコヴィ・ラーズニェ。


あからさまに素敵に見えるこの町にやってきたのは・・・天使ではなく、悪魔でした。

というわけで、ここから記事です。



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2012年09月06日



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(訳者注) 最近、ロシアのメディアの、いくつかの記事をご紹介しました。

ひとつは、

フリーメイソンと高知に導かれて Google Earthe 上で北緯 33度の旅をする
 In Deep 2012年08月29日

というもので、「数字の 33と米国の所業」について言及したロシアのプラウダの記事。
もうひとつは、ロシアのプッシーライオットという女性バンドによる騒動に関してのものです。

反プーチンではなく「反キリスト」としてのロシアでの象徴となりつつあるプッシーライオット
 In Deep 2012年09月01日

という記事。


今回の記事は上のどちらにも関係していると思われるもので、やはりロシアのプラウダの記事ですが、「西の文化が人々を怪物に仕立て上げる」というタイトルの記事で、西欧のポップカルチャー全般に対しての嫌悪を書き、記事の著者は「そこには国際社会の悪魔主義による陰謀の歴史が刻まれている」としている記事の内容です。

そうとう偏った記事ですが、興味深いのは「キリスト教を徹底的に擁護している」という点です。


上の過去記事のうちの、キリスト教会で逮捕されたプッシーライオットの記事に、私は「反キリストとしての」というタイトルをつけ、その時は自分でも「こんなタイトルつけていいのかな」と疑心暗鬼だったのですが、今回の記事を読んで、上のタイトルはそれほど的外れでもなかったことがわかりました。

つまり、多分、今のロシアでは「キリスト教と、そうでない宗教との大きな確執が政治レベルにまで拡大するほどに存在しているかも」ということです。


さらに興味深いのは、このロシアの記事の著者は以下の意味の主張をしていると思われます。

「ロシアこそがキリスト教の正当な継承国家であり、アメリカとそれに属する西欧諸国は反キリストの悪魔の手先だ」。


とこの記者は言いたいようなのです。

つまり、「アメリカがキリスト教を滅ぼそうとしている」と。


「へえ、そういう論調が存在するんだ」とやや驚くやら興味深いやら。

いずれにしても、最近のロシアのメディアの反米主義はかなりのものですが、今回のあからさまな西欧への敵対心にもやや苦笑してしまいました。

さらに文中には「ソ連時代の賞賛」が書かれていて、「戻ろう」というようなニュアンスさえ書かれています。

ところで、プッシーライオット騒動ですが、本人たちは逮捕されたり、国外逃亡しているわけですが、その後、ロシア国内のプッシーライオットのファンたちが起こしている様々な出来事、というのがあります。

英国のテレグラフに、その写真がまとめて紹介されていましたので、いくつかご紹介します。




記念十字架を切り倒すウクライナのプッシーライオットの女性ファン

pr-01.jpg



プッシーライオットファンにマスクをされた、モスクワ駅にある第二次大戦のソ連軍英雄像

pr-02.jpg



モスクワのカザフスタンを代表する民族詩人アバイ・クナンバエフの像にもマスクがかけられ


kaz.jpg




今回の記事を書いたような人たちである(多分保守的な)ロシア人の怒りというのも、上のような事態でさらに燃え上がっているのかもしれません。

というわけで、ここから記事の翻訳をご紹介しますが、この記事を書いた人は、いわゆるインテリなんでしょうけれど、私の知らない作家や音楽家などの名前がたくさん出てきます。

それぞれに説明がないので、そのたびに私は調べていたのですが、その数があまりに多く、その説明は文中にカコミで示しました。多くが Wikipedia の説明の冒頭の部分からです。

なお、文の冒頭に出てくる「ニコラ・ボナル」という人は、調べても誰だかわかりません。フランスのサッカー選手としての名前はありましたが、その人かどうかわからないです。

ではここからです。



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2012年06月30日



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batican.jpg


(訳者注) 映画みたいな話ってあるもんなんだなあと思います。

バチカン(ローマ法王庁)のことを日々報道する機関というのはキリスト教系を除けば、一般紙ではイタリアのメディアくらいしかないのですが、そのイタリアの新聞ラ・レプブリカの報道の内容が他の国でも報道されていて、それを読んで「映画みたい」と思った次第ですが、それがどういう内容かというと、まず前提として、

バチカンは世界で最高峰のセキュリティレベルを誇るコンピュータシステムを持ち、その中にありとあらゆるバチカンに関わるデータを保存している。

ということがあります。

バチカンのコンピュータシステムのセキュリティの高さは、アメリカの国防総省などよりレベルが高いといわれるほどで、そのセキュリティを破るのは、世界中のハッカーたちの「目標」のひとつですが今までそのような人物はいませんでした。・・・あるひとりを除いて

そのひとりとは、三十代の若きハッカーでした。
名前も国籍も性別もわかりませんが、ここでは「彼」としておきます。


彼は、歴史上で(多分)唯一、バチカンのセキュリティ・システムを破り、バチカンのコンピュータ・システムに侵入することに成功したのでした。


それがいつかは明らかにされていません。


つまり、その人物は「バチカンの極秘情報データにもアクセスした」ということになり、これらの情報にふれるのはバチカン内部のごく上層部の一部以外の人間では、歴史上で初めてのことだったと思われます。

つまり、民間人が、キリスト教の真実の歴史から現在のバチカンの現実のすべての情報を入手したという、とんでもない事件が起きたのでした。


これが起きたのはいつかというと「それはわからない」のです。
そして、その人物は誰かというと・・・「それもわからない」のです。


どうしてその情報が外部に流出しなかったかというと・・・。


これがバチカンのすごいところですが、バチカンは大きな犯罪捜査網を持っており、それはネットワーク犯罪にも対応しています。なので、「犯人」が誰かはわりと早く判明したのです。

怒りのバチカンは重大な罰を彼に・・・と思いきや・・・なんと、バチカンはそのままそのハッカーをバチカンのコンピューターセキュリティのチーフエンジニアとして雇ったのです。

多分、そのせいで、その「ネタ」は流出しないで現在に至っているようです。


そのハッカーが盗み出したデータは、それはもう、巨人の原監督のネタどころではない「世界を揺るがす超特大ネタ」である可能性もあるわけです。もしかしたら、「キリスト教がこの世から消えるほど」のことがらも含まれているかも知れません。

ほんの少しでも、流出してはいけない。
そのためにバチカンはそのハッカーを「身内にした」のでした。

ところが、イタリアの新聞報道によりますと、


その元ハッカーが失踪した


らしいのです。

このことは、こちらのイタリア紙の報道では、バチカンの上層部(枢機卿)の人が直接述べていますので、ある程度信頼性は高いと思われます。


tarci.jpg

▲ 報道機関に元ハッカーの失踪について語ったバチカンのタルシーショ・ベルトネ枢機卿。


元ハッカーの彼は、「莫大な情報」へのアクセスコードを持ったままだと思われます。

さて・・・・・・。
さてさてさて。

どうなりますかね。

というわけで、そのことが書かれてある新聞記事をご紹介します。
イタリアの記事を短くまとめたロシアのニュースサイトのものをご紹介します。

ちなみに、下の記事にはありませんが、イタリアの新聞によれば、このハッカーは、元 CIA という経歴もあるようですので、米国人である可能性もあります。



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2012年06月25日



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(訳者注) タイトルにつけた「宗教戦争」というのは大げさなのかもしれないですが、今月に入ってからは宗教間での対立によっての悲惨な報道がわりと多いです。

最近おこったものとして代表的ものは、ビルマ(ミャンマー)での仏教徒とイスラム教徒の対立(というより戦争)です。

ビルマというと、スーチーさんのニュースばかり取り上げられますが、そんな国際的な人物の存在とは関係なく、ビルマ西部は非常に凄惨な状態に陥っています。

キッカケは、5月にビルマ西部のラカイン州で、仏教徒の女子学生がイスラム教徒の男たちに性的暴行を受ける事件が起きたことでした。

仏教徒たちはただちに報復としてイスラム教徒 10名を殺害。
それをキッカケとして一気に戦争状態に突入しました。

たった3週間ほどで現在までに 70名以上が死亡しています。

buddist.jpg

▲ 自家製の武器を手にして、燃え上がる家の前を歩くアラカン族の男性。アラカン族は基本的に仏教徒。米国タイムの記事より。


まあしかし、最も大きな問題は、戦っている男たちではなく、「逃げている女性や子どもたち」のほうなんです。

この紛争が起きて以来、10万人から数十万人の避難民が発生しているのですが、ビルマ西部に隣接するバングラディシュは「我が国とは関係ない」として、難民の受け入れを拒否。

このバングラディシュの主張も自国の安全の保護という点で、そんなに責められるものでもないのかもしれないですが、いずれにしても、このことにより、ビルマ西部の女性や子ども中心に数万人が行き場を失うことになっています。また、昨日のロシアの報道では、国連による食糧支援もうまくおこなわれていない模様。


ban-2012.jpg

▲ ビルマからバングラディシュに避難してきたイスラム教徒の女性と子どもたち。しかし、バングラディシュ外務省は、難民の受け入れを拒否し、国境を封鎖。これは6月13日の米国ロサンゼルスタイムスの記事で、その後、この子たちがどうなったかはわかりません。


map-burma.png

▲ ミャンマーの位置関係。紛争が起きているのは、バングラディシュとの国教に近い地域。


暴力紛争ですので、イスラム教徒と仏教徒のどちらがいいとか悪いとかを言えるわけではないですが、もともとが、仏教徒の女の子への暴行への、「イスラム教徒に対しての報復」がエスカレートしているものですので、破壊と殺りく行為は仏教徒側によるものが多いようです。

正直、仏教徒がこんな破壊を繰り返しているという絵柄はあまり見たことがないような気もしますが、そういう時代なのかもしれません。


しかし、今回の本題はあえて、その深刻な問題とはかなり離れた問題を取り上げてみたいと思います。それは、「タイの仏教寺院で仏教僧数十人が蜂に襲われ、数名が意識不明の重体」という報道です。

しかも、スズメバチとかではなく、報道ではミツバチなんです。

ミツバチが集団で人を襲って殺すというのは、少なくともあまりよく聞くフレーズではないということもあり、しかも、刺された僧侶たちは歴史あるチェンマイの仏教寺院の僧侶たちでした。

タイでは今朝、各紙で一斉に大きく報道されました。

wat-chen.jpeg

▲ ハチによる襲撃を受けて僧侶40名が倒れたチェンマイにあるワット・チェディ・ルアン。歴史のある寺院のひとつで、日本人観光客などにも人気がある寺院だと記憶しています。


キリスト教を含めて、世界中で「宗教」というものの「立ち位置」がおかしくなってきている中、仏教というものも例外ではないのかもしれないという思いにさせられる最近の一連の事件です。

「宗教が消える」というキーワードは、未来を語るような概念の中で何度も出てくるフレーズですが、しかし、単に消えるのならともかく、今はもう世界中で「宗教のせいで」グチャグチャになっているということがあり、しかも、たくさんの人たちが死んでいる。

宗教とそれに関わる人々ってなんのために存在するんだい?

という疑問を今回のミツバチたちの攻撃から改めて考えたりいたしました。


ハチは単なる昆虫とはいえ、ここ1〜2年の In Deep でも「ハチ」というキーワードは少なからず出てくるもので、いろいろと思うところもあります。

まあ、うまく説明できないの歯がゆいですが。

それでは、ここからタイの新聞「タイラット」のオンライン版からです。



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2011年11月29日



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季節と関係するわけではないでしょうけれど、年末やクリスマスが近づいてくると、エクソシズム(悪魔祓い)系の報道が出てきます。

昨年も、


などの記事をご紹介したことがありました。


今回はバチカン(ローマ法王庁)のエクソシズム部門の最高責任者(85)が、「ヨガもハリー・ポッターも悪魔の仕事だ」と語ったという話です。

同時にこの神父さんは、ヒンズー教や東洋の宗教を「間違った輪廻に基づいている」などと言ったりと、東洋の一部の宗教関係の人たちがきくと、やや怒りそうな感じのものなんですが、まあしかし、これは愚痴の一種かと。

死んだうちのジイサンなんかもそうでしたけど、男の人は老人になると、愚痴が多くなります。
最近の若いもんは」と。

そういうふうに読めば、それほど波風も立たないのではないでしょうか。

しかし、こういうちゃんとした地位にある人こそ「悪魔とは何か」ということをちゃんと追求してほしいですけど。


ともあれ、ご紹介します。
英国のデイリーメールの記事です。




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タグ:パチカン

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2011年08月17日



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先日、8月13日にアフリカのアンゴラという国で、学校で若者が次々と卒倒していくという出来事が起きていることをご紹介しましたが、事態がややオオゴトになっています。

記事は、

アンゴラ全土を襲う原因不明の「集団失神」症候群 ( In Deep 2011.08.13 )

です。

何がおおごとかというと、報道体制がおおごとになっています。
あの後、

8月15日に、世界保健機構 WHO が、グローバル・アラート・アンド・レスポンス( GAR/国際的警戒および対策ネットワーク )のリリースとして、

Outbreak of illness in schools in Angola
(アンゴラの学校で発生した病気に関して)

を発表。

同時に、8月15日には、国連も、

Angola: UN expert team sent to help probe outbreak of unknown illness
(国連はアンゴラでの謎の病気の発生の原因を突き止めるために専門家によるチームを派遣)

と発表して、オオゴトになっています。


angola-workers.jpg

▲ アンゴラで対処にあたる2人のヘルスワーカー。AFP通信より。


WHO と国連の報道の内容は大体同じですので、併せて要約しておきます。
このこと自体が本題というわけではないですが。



Outbreak of illness in schools in Angola ( WHO )
Angola: UN expert team sent to help probe outbreak of unknown illness (国連)


アンゴラで発生した謎の病気

アフリカ諸国で特に若者や子どもたちを悩ませている原因のわからない病気の原因を探るため、国連と WHO の専門家チームがアンゴラへ派遣された。

この病気は、アンゴラの首都ルアンダで報告された後、アンゴラ全土の広い地域で報告されるようになった。この症状では、まず嘔吐、頭痛、喉の痛み、目の痛み、などを感じた後に咳と呼吸困難に襲われる。

そして、場合によって、そのまま失神する。

死者は報告されていない。

WHO は声明で、「これらの発生原因はまだわかっていないが、刺激物質を含む化学製品の暴露にさらされている可能性がある」と述べている。





WHO の発想は基本的にはアンゴラでの噂話の延長にあって、前回の記事にあったように、アンゴラでは「毒ガスが理由では」というように、化学薬品などで起きたことが疑われました。

しかし、上の国連の記事には、「多くの場合、女性だけが症状に陥る」という記述が抜け落ちています。これは、現地のほとんどの報道に記されていたものですので、とりあえずある程度はそういう事実はあったのだと思われます。

これを国連が書かなかった理由はわかりませんが、まあ、なんだかオカルトくさい記事になってしまう感じもあり、それも困るのかもしれません。

また、世界の医療情報を発信する ProMED-mail でもこのニュースを扱っていますが、そこで、報告者はこのように書いています。


UNDIAGNOSED OUTBREAK, SCHOOLS - ANGOLA: WHO, REQUEST FOR INFORMATION
ProMED-mail 2011.08.16

「確かに、報告されるこの症状からは、化学製品などの刺激物との関係があると考えられる。しかし、非常に広範囲な地域の学校を巻き込んでいることから、これだけの範囲での影響を持つ性質を説明することは難しい。それぞれの地域の学校が影響を受けた時間的な関係を調べていくと、何かわかるかもしれない」。

とのこと。

アンゴラはアフリカでは大きな国ではないですが、日本と比較すれば、日本よりもかなり広い面積を持つ国です。

an-japan.jpg

▲ 日本とアンゴラを並べてみたもの。
アンゴラの面積 1,246,700平方キロメートル
  日本の面積  377,914平方キロメートル



こういう面積を全土的に影響を(しかも女子だけに)与えられる化学薬品にあるのだとしたら、何かものすごい物質が存在していることになりますが、そういう物質を特定できる可能性は難しいようにも思います。

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南米からアフリカへ続くライン

実は、この「アンゴラ」の出来事にどうしてそんなに興味を持ったかというと、まあ、ここからは個人的な・・・あまり意味のない話となると思いますので、適当に読み飛ばされて下さい。

先月ご紹介しました「リオデジャネイロで次々と爆発するマンホール」という記事に、こういう
地図を作成して載せました。

south-america-timeline.gif


要するに、「これまで紹介したニュースの中で、地殻変動と「悪魔がらみ」があるライン上に沿って起きている」と思えて仕方ない という話なのですが、今回のアンゴラを含めて、こういうラインを引いてみました。

s-america.jpg



この北の起点となっているメキシコの今はひどいことになっていて、2006年からの麻薬戦争での死者が 50,000人に上ったことが正式に発表されています。これは戦争絡みではない死者数としては「突出して異常」で、近代史の最大の異常だと私は思います。


mexico-50000.jpg

▲ 先週、メキシコの麻薬戦争を伝えるアルジャジーラの報道。「死者 50.490」と書かれています。


このメキシコのあたりは、たとえば、マヤ文明とかインカ文明とか、ああいう今はむしろ現地の人たちより西洋の人が好んでいるような古代宗教が存在したメソアメリカと呼ばれる場所で、そういう「かつては最も神聖」だったかもしれない場所のひとつで、「現代、最も凄惨な殺戮が起きている」ということは、個人的にはとても非常に興味深いです。


このことに関しては、何もまとめたり調べているわけではないので、とりあえず「こういうことが気になり出してきた」という話で、あと、2011年02月の「最近の地質学的イベントの場所を確認してみました」という過去記事でも、様々な自然災害マップなどをまとめていますので、その図を載せておきます。




other-event2.gif

タグ:アンゴラ

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2011年08月13日



2015年10月7日に In Deep は http://indeep.jp に移転しました。よろしくお願いいたします。





アンゴラ政府による事実上の報道管制も敷かれ、原因はいまだ謎のまま

ひさしぶりの「原因不明の集団失神」関係の報道です。場所はアンゴラというアフリカの国で、このアンゴラ全土で発生しており、記事によると、警察から政府までが公式見解に乗り出し、報道規制まで敷かれ始めたという大騒動になっているようです。

当初は「毒ガスが原因」等として、逮捕者も出たようですが、状況から普通に考えてその可能性は低そうです(女子だけに症状が出て、アフリカ全土の学校で発生しているため)。

関連記事として、以前の In Deep の記事のリンクを最初に載せておきます。
古いものからの順です。




最近、それぞれ報道された上の出来事の共通項としては、


・ほぼ女性(女子学生)だけに発生する
・学校で発生する。
・突然、同時に奇妙な症状や行動をとりはじめる。
・卒倒、異常な怪力、謎の言語などが見られる。
・原因が特定されない。


といったものがあります。

また、これまでの事件の特徴としては、

・キリスト教と地元宗教(ブードゥー教や他の土着宗教)の信仰の数の勢力が拮抗しているような土地に起こっている。

ということがありました。

宗教に関して、 Wikipedia によると、こうあります。




宗教

アンゴラの宗教はキリスト教が最大で人口の53%を占め、そのうちの72%がカトリック、28%がバプティスト、プレスビテリアン、改革福音派、ペンテコステ派、メソジスト、キリスト教カルトなどである。残り内訳は土着宗教が47%である。




キリスト教53パーセント、土着宗教47パーセントと、このアンゴラもキリスト教と地元宗教が対立というか、同じような数として存在している国のようです。



東京より物価の高いアンゴラの首都

アンゴラの場所はアフリカ大陸の南で、下の地図の四角で囲んだところです。
上の過去記事の、ジャマイカと、トリニダード・トバコも星で表しました。

angola-1.png


アンゴラは、アフリカ大陸の中ではかなり発展している国で、次のような特徴があるようです。


・アフリカ最大のポルトガル語人口を擁する
・首都ルアンダの物価は世界一高い


などです。

物価は東京よりも高いそうで、東京より物価が高い国がアフリカに!世界一物価高の国アンゴラ (Techinsight 2009年06月12日)という記事も見つけました。この記事によると、「アパートは1ヶ月120万円、外食は一回1万円は当たり前」だとか。しかし、ほとんどの国民は一日 100円程度の生活費で生きているのが現状のようです。


報道は米国エポック・タイムスからです。

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2011年05月10日



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昨日書いた記ぼんやりと外を見ていて気付いた「宇宙の計画」、要するに「宇宙の意味とその計画」について書いたものを読み返してみて、最初は「これで書くことは終わりだなあ」という感じがしたのですね。

つまり、2009年頃からクレアなひとときというブログも含めて、感じていたことや生物や宇宙の不思議などの集結点というのは、昨日書いたような「それが宇宙そのもの」であって、そして、それが宇宙の計画そのものだったのかなあと。

ああ、終わった終わった」と肩の荷が下りたような、あるいは気が抜けたような気になって、寝ようとした時に、異常に重苦しい想いというのか、気配というのか、「異常に重苦しい気持ち」に包まれて眠れない。


そして、同時に、どうしようもない「ひとつの確信」が自分の中にあることを感じたのです。

その「ひとつの確信」とは何か。


私は宇宙の話というのは、宇宙の計画というものがわかれば、それで話は終わりだろうと思っていました。つまり、昨日の記事ですべて終わりだと。だって、普通に考えれば、「宇宙の計画」なんて気軽に書ける話じゃないじゃないですか。

それをあんな気楽に書いてる。
自分で読み返しても、多分、(私のいる宇宙に関しては)ほぼ間違いない。

もうこれでいいと。
満足満足と。

あとはもう、今後 In Deep は恋とグルメとナチュラルメイクのブログにでもすればいいと。


しかし、「それで終わりではない」という強烈な思いで一晩中眠れません。


そして、昨晩、自分の頭の中を巣くっていたものの輪郭が朝になるにつれてハッキリとしてきたのです。

それは何か。

まあ、重い話なんですが、昨日の自分の書いたことを丁寧に読み返してみると、宇宙はその「宇宙の計画の始まり」の中に、


・宇宙は自殺のプログラムを自分の計画そのものに組み入れている


ことに気付いてしまったのです。

宇宙は生を持っていないと思いますので、宇宙の自殺とは、「宇宙の消滅」のことです。


そして、このブログでは以前、何度か、私が「23」という数字の呪縛に包まれた、つまり私自身が、「人間よりも獣や悪魔に近い存在かもしれない」ということを書いたことがあります。

その「獣のような私」にどうしてそんなことを気付かせたのかということが意味がわからず、大変に心苦しいことで、昨日も結局、朝方まで布団の中でぐったりとしていました。

「オレはもういいよ」と。
正直、もう、宇宙から解放されたい。


結局、早朝まで眠れず、納豆と目玉焼きと昨日のあまりもののパスタを炒め直したものをおかずにした、ごはんを食べながら考えていました。

「このまま何もせずにいれば、いつかはその宇宙の自殺プログラムというものは多分、作動するんだろうなあ」。

そうは思います。
その場合、どうするか。
まず、

「宇宙の自殺は、人類存在にとっては、さほど脅威なわけではないはずで、放っておくという選択がひとつ」。

つまり、「勝手に消滅しろ」という選択
なんとなく「宇宙の消滅」というのは人類にとっても一大事に思えるかもしれないですが、「そうでもない」ということは理詰めで説明できるはずです。なので、放っておく(消滅するままにしておく)という選択も一応成り立つように思います。


もうひとつが、「それ(宇宙の消滅)を止めてみる」という選択


しかし、私は考えたんですが、私には「そのプログラムを止めてみる」気が今はあまりないのですよ。以前何度か書いていますが、私は若い頃に神経症とパニック障害に苦しむだけ苦しんでいる中で、宇宙を模した紙に、

「殺せるものなら殺してみやがれ」

と書いて、生き方を決意したことがあります。
つまり、いまだに宇宙とは対立関係が続いている・・・と、自分では思っていたのですよ。

しかし、今となってみると、どうも「自分と宇宙の立場は思ってきたものとは違うのかも」と今、感じます。


「宇宙の計画に消滅ブログラムが含まれている」というのは何とも悲しい話で、誰もが「万能の宇宙」と呼んでいる存在そのものが、最初から自分の計画とプログラムに疑心暗鬼だったのか自信がなかったのかはわからないですが、「最初から」自分が消滅するための自殺プログラムも同時に埋め込んでいる。この存在に関しては多くの方々にもわかっていただきたいと思います。宇宙は相当に悲しい気持ちを併せ持つ存在として誕生した可能性を感じます。


それも、その消滅プログラムは「人間」の中に入っているはず。



さて・・・。

どうしたらいいのですかね。
こちらから「殺せるものなら殺してみやがれ」と宣言した宇宙と差し違えるのはどうもおかしい。

しかも、全体的に結構重苦しい話なのですよ。

昨日の宇宙の仕組みの話も基本的にそうだったと思いましたけど、基本的に、曖昧な理念とか思想などが入らないもので、科学的というか「理詰め」の話なので、どうにもならないのです(他の書きようがないという意味です)。

あんまり重い問題は好きではないので、どうしようかなと。

なので、2、3日休んで考えます。

リニューアルして、 In Deep が「お酒とグルメのブログ」になっていたら、私は宇宙の悲しみへの対処を放棄した、あるいはどうしていいのかわからなかったと思って下されば幸いです。

ちなみに、宇宙の消滅プログラムというのは、実は人類の存在には影響しないはずですので、こわいとかこわくないとかいう話ではないです。本来的に宇宙は十分に他人です。他人への愛や憐れみをどう捉えるかということかもしれません。

私は隣人をちゃんと助けられるほど人間ができていないような気がします。


ではまたお会いできると幸いです。

タグ:宇宙

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2011年03月11日



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五芒星についてはいろいろとまとめたり調べているうちに、混乱するやら、いろいろな事件は起こるわで、どうにも大変なんですが、よくわからないままに、いろいろなメールをいただいたりしたものの中などをたまに整理しておかないと、さらによくわからなくなるので、メモ程度のものですが、記しておこうと思います。


ところで、全然関係ないですが、太陽活動の活発さはスゴイです。Xくらいのフレアが連日発生しているということもありますが、すごいのは地球に向いていないところで日々発生している CME で、いくつか教えていただいたので写真を載せておきます。最近では 3月8日の CME の規模がすごい。

白い丸が太陽がある場所、太陽の大きさとなります。( NASA SOHO DATA

1-20110308_2225_c2_512.jpg


これはこれで、十分に、2つの太陽っぽい・・・。

参考記事:ペアの太陽 - 「2012年ベテルギウス超新星爆発の予測」に関しての大騒動 (2011年01月22日)



さて、ここから本題の五芒星です。
今回は、特に「逆五芒星」について、いくつか印象的なものを、載せておきます。



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タグ:五芒星

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